東京の片隅から
目次|きのう|あした
ぐりとぐらの切手シートを買った。 最近はめっきり手紙を出さなくなったので、この切手も使う機会なく死蔵されるのが目に見えているのだが、それでも魅力的。 贅沢を言うならば、これからの季節に合わせた冬の絵柄だけではなく、一年中使える柄も混ぜて欲しかったなぁと・・・。
郵便局には新幹線や在来線の柄の切手シートも売っていて、こちらも大層魅力的だったのだが、前述の事情により見送り。
年賀状は枚数がかたまってから買いに来よう。
小川洋子「博士の愛した数式」読了。 なぜか未読で(たぶん読もうと思っていたら映画化されてしまい何となく読む機会を失った)今更ではあるが。 この地味な佳作を選ぶなんて「本屋大賞」なかなかやるじゃん、と思った当時の記憶が蘇る。今じゃずいぶん遠くに来たなぁと遠い目。
短いこと、文章が静かで心に入りやすいこと、章立てが電車の中で読むペースに丁度良く、3日ほどで読み終わった。 「わたし」と「ルート」と「博士」と「未亡人」と、固有名詞が出てこないが故のイメージの豊かさ。 しかし30手前でこの「私」の心の強さ静かさはどうだ。いろいろな人生経験を経てきているからだけではない、最初から人生の夕方にいるような雰囲気に、この作品はフィクションなのだと強く感じる。
余談。 「あのころ」に小学生だったルートは私よりちょっと下なわけで、あの頃教員採用試験は全国どこでもとんでもない倍率だった。(ちなみに私が受験した年は、東京都の公立高校地理歴史の倍率は250倍以上。採用予定数1人だった記憶がある。)そんななか新卒で採用試験に合格するって、ルート君はかなり優秀なんじゃないかと!
晴れているのに洗濯物が乾きにくくなったことに、冬が近づいていることを感じる。
連休最終日はデッキの片付け、買い出し、ちょっと早いけどクリスマスツリーの飾り付け、公園へお出かけ。
一昨日の晩の長野県の地震、どうも地名に記憶があって脳内を検索。大学時代に部活の合宿をした場所だった。細かい地名までは覚えていなかったので宿の名前で検索、さらに出てきた住所を地図で検索。被災地のど真ん中だった。 ホームページがあって、それによると、家族は無事ではあるが建物全壊とのこと。当時でも建物がだいぶ古かったからなぁ・・・。 宿の思い出としては、稽古よりも食事が衝撃で(苦笑)体育会系の合宿だから当たり前なんだけど、たぶん量が男子基準。夕食はご飯、味噌汁、お漬け物、煮物、肉(生姜焼きやとんかつなど)、魚(焼き魚など)、付け合わせの野菜山盛り。お残し不可(爆) 一年生のうちは稽古よりもご飯がきつくて毎食胃薬を飲みながら喉までご飯を詰め込む一週間だったのだが、二年生になるとなぜか楽勝になるという・・・どんだけ胃袋膨らんだんだ・・・「食べたくなくても、食べろと言われれば喉元まで詰め込める」というスキルが身についたのはここ。(そんなスキル身につけなくていい!) 寝ていても部活の夢を見て夜中に飛び起きたり、そんな思い出のあるところが全壊状態になっているという衝撃の写真を見てしまうと、なんだかざわざわする。 自分の学年は同期がいないので(みんな途中で辞めた)この気持ちを分かち合う相手がいないので、何だかもやもやした気持ちをもてあましている。
朝からマザー牧場へ。この前来たときに2年間パスを買ってしまったので、3回行かないと元が取れない、なら早いうちに行ってしまおう、ということらしい。 この前は平日だったので割りと空いていたが、連休の中日ということで朝イチからかなりの混雑。年賀状用に羊との撮影をもくろんでいる親子連れも多いと思われる。 ショーの中で子ども参加コーナーがあり、うちの子どもも張り切って手を上げるも今回も撃沈、しょんぼり。今回はお兄さんと目が合っていたから当たると思ったんだけどなぁ。元気よくアピールしていたんだけどなぁ。なにか指名してもらえるコツがあるのだろうか。こういうものには絶対手を上げなかった子どもだった母には指名のツボが全くわからないのであった。 夕方からイルミネーションもあるらしいのだが、そこまで興味がないので、その前に帰宅。でもイルミネーションを目当てに来ている人は結構いるようで、駐車場は入場待ちとなっていた。 帰路はアウトレット渋滞に巻き込まれながらもそこそこの時間に帰宅。今度暖かくなったらまた行こうね。
洗面器って割れるんだ…知らなかったよ…
ヒートテックの首回りがどうもおさまりが悪くてセーターから出ると思ったら、前後逆に着ていた。 疲れてるな…
今まで他の人のところで滞留していた仕事が一気に動き出していきなり忙しくなった。 うん、まぁ、そういうときってあるよね。
| 2014年11月19日(水) |
Best Of World |
映画配給会社のフランス映画社が倒産した。 フランスに限らず作家性の強いいわゆるミニシアター作品を配給していて、ミニシアター系ばかり行く自分にとっては毎回映画本編の前に出る「BOW」という文字はおなじみであった。 結婚してからなかなか映画に行く機会がなく、全く見ない年もあって、そうこうしているうちにぴあが廃刊になりミニシアターも閉館しそういったところに配給していたプレノンアッシュやシネカノンが潰れ、そういう映画が好きな人間にとっては冬の時代が近づいてきているのだと感じていたが、ここにきてフランス映画社までもなくなってしまうとのこと。 川喜多さんがなくなってずいぶん経つから会社を畳むことになるのもむべなるかな、という気持ちもあるが、このあと誰がこの映画たちを引き継いでくれるのだろうと途方に暮れる、そんな年の暮れ。
| 2014年11月18日(火) |
「グレン・グールド 未来のピアニスト」 |
青山いづみこ「グレン・グールド 未来のピアニスト」読了。 ずいぶん時間がかかった。1カ月くらい鞄の中に入っていたように思う。 職場の移転などで疲労が溜まっていて、電車の中で本を読める状態ではなく(なんせ普通にしていても電車に酔う状況)、途中自宅で半分くらい読んだ。もちろんBGMはYouTubeのグールド。 中学生あたりからのグールド好きなので、彼に関する文章などはいろいろ読んでいるし、映画も2本見に行っている。写真集だって持っている。なんたるミーハー(笑) しかし、実際にピアノを弾くことを職業にしている人としての視点はこれまでに読んだあれこれとはかなり異なっていて、あぁなるほどそういう風に捉えるのか、と新しく目を開かれる感じがあった。 下手なりに10年習っていたので書いてある文章にいちいち考え込んでしまったり、読んでいる最中も頭の中では彼のバッハやベートーヴェンが鳴り響く。そんなところも時間がかかった原因か。 一度では理解しきれなかったので、またしばらくしてから読み返すと思う。
新聞で、女性のビジネスウェアのマナーについてのコラム。テーマは冬の上着。 ・紺、黒、グレーなどが正式 ・白系はビジネスマナーとしては× ・形もステンカラーなど基本の形 ・マフラーの色も同様 ・ブーツは不可 内勤の場合は履き替える ブーツはそのとおりだと思うけど、コートの色や形はそこまでがちがちに考えなくてもいいんじゃないかなぁと思った。勿論、あまりにも派手なものやカジュアルなものはふさわしくないと思うけど。マフラーなんてもっとそう。 こういうコラム書いてる人たちって人に地味色を勧めておいてファッション誌なんかだと返す刀で「マフラーくらい綺麗な色にしないと女性らしくない」なんて言うんだよ(笑) コラムの読者として想定しているのは「外勤があって毎日スーツを着る総合職女性」なんだと思うけど、自分が通勤電車の中から見る景色としてはワーキングウーマンとしてはその人たちはむしろ少数派なんだよな、ということ。 丸の内や霞ヶ関でもスーツを着た女性が乗り降りすることって、本当に少ない。下手するとゼロ。 そもそも内勤で制服があったらスーツを着ることすらないし、販売職などの人も多い。 もちろん冠婚葬祭対策に地味色のコートやマフラーは常備しておくべきだと思うけど、男性陣の地味地味集団に女性まで引き込んでどうするの、そこまで男社会に合わせて男おばさんを大量生産しなくてもいいんじゃないの、と思う。
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