東京の片隅から
目次|きのう|あした
窓から見える向こうの木立ちが朝からにぎやかである。 シルエットから察するに、オナガの群れ。 一家族ぐらいか、と思っていたら、30羽ほどで大騒ぎしていたらしい。 夕方、雨が降り始めたら、どこかへ帰っていった。
子どもの頃、一番好きな色は水色。それも色鉛筆のようなきれいな水色ではなくて、ちょっとグレーがかったくすんだ色。 一番嫌いな色はピンク。赤もオレンジも嫌い。 幼稚園の通園バッグ、女子はサーモンピンクで、毎日が憂鬱。男子の水色のバッグが羨ましい、そんな日々。 小学校のランドセル、なぜ女子は赤なんだろう。男子の黒が格好いい。時々見かける私立に通っているこの焦茶もいい感じ。 お気に入りのジャンパースカート、赤のトリミングがなければもっと好きなのに。
と思っていたのだが。
実際自分に娘が生まれてみると、買う洋服はピンクばかりなのだな。
友人と子連れで会う。 友人も妊婦なので、サイゼリヤで軽く食事をとりながらおしゃべり→ぶらぶらちょっと散歩→サンマルクカフェでおしゃべり。 サイゼリヤでの隣席の母子×2、お母さんが昼間っからジョッキ2杯空けてメートル上がりっぱなし。子どもはそのうちどっかに行っちゃうし。お父さんは家で羽を伸ばしているのだろうか。 友人からおもちゃの鍵盤をもらう。子どもの目の前で鳴らしてみせるも、??な表情。ピアノチックな音を聞くのは生まれて初めてだからそもそもよくわかっていないし、目の前にあるものから音が出ているのもわからないらしい。そのうち面白がるのだろう。
本屋に寄ったが、何が欲しかったのかを忘れてしまい、手ぶらで帰ってきた。
以下備忘録。 ・川上弘美の新刊。 ・「河童が覗いた」シリーズ、文庫所有状況の確認。 ・「火星年代記」の新訳は買うかどうか。
雨が降っていない限りは、毎日子どもを連れて散歩している。 東京の辺境だからか、このあたりは老人ホームが多い。天気のいい日にはみんなで散歩に来ている。 そんなだから、歩いていると声をかけられる。私は妙に話しかけられやすい。 「あら〜赤ちゃん、かわいいわねぇ」から始まり、「母乳?」か「ミルク?」と聞かれる。 最初のうちはきちんと回答していたのだが、相手が聞いてきたことに対して「そうなんです」と肯定すればいいのだと次第にわかってきた。 なぜなら、どう答えてもその次の会話は同じ内容だからだ。 「あぁやっぱりねぇ。だからこんなにまるまるしているのねぇ、子どもは罪がなくていいわねぇ」 彼女らは、自分の問いが肯定され、その次の会話がしたいのだなぁと思う。 手を伸ばして子どもに触れ、まだ人見知りをしない子どもは誰にでもにっこりする。
毎日繰り返される挨拶。でもそれもたぶん幸福なんだろうな。
ポリオ集団接種。 近所の小学校でも接種日はあるのだが、とにかく日程を詰めたいので保健センターへ行く。子どもだらけである。ポリオは後回しにする親が多いのか、幼稚園児くらいの子どもも結構いる。 ワクチンを飲ませた直後よだれがだらり。看護師さんに見せるが、たれた箇所をアルコールで拭いておしまい。本当に飲めているのか。プロが再度飲ませないのだから、何とかなるのだろうとは思うが。
帰ってきたら、肺炎球菌ワクチン入荷の連絡があったという。間が悪すぎる。 これから4週間は予防接種ができない。 4週間経っても、もう接種を始めている三種混合とヒブを優先しないと、接種間隔が開きすぎてしまう。 そのあとだと、肺炎球菌の接種開始は7ヶ月。1回分接種が少なくてすむことになる。のだが、予約はそれ以前だから、ワクチン1回分がまるまる無駄になる。その分もお金を払わなければいけないんだろうなぁ。がっくり。
保育園の開放日に行ってみた。 基本的には1歳以上4歳未満、要するに立てるようになってから幼稚園に行くまでの子どもへの開放という感じらしく、近所の保育ママが子どもを連れてきて遊ばせていたりする。 全くの一般人は3歳くらいと乳児(5ヶ月らしい)を連れた若いお母さん。上の子は教室を走り回って遊んでいる。確かに乳児を抱えていたら上の子に手が回らないだろう。 たくさん子どもがいるし、見慣れないおもちゃはあるし、先生たちはかまってくれるしで、うちの子どももなんだか楽しそうであった。なにより。
建物は古いが雰囲気は良かったので、ここに預けられたらなぁと思うのだが、保育園は激戦なのでどうなることやら。
開放時間は1時間ほどだったのだが、疲れたらしく、午後はひたすら昼寝。
夕方、これ以上寝ると夜寝なくなると思い起こす。 洗濯物を取り込むためにちょっと目を離したすきに大人用のベッドから落下。 真ん中あたりに置いておいたのだが、寝返りとずりばいで移動したらしい。 落ちた姿勢から考えると頭からではないようで、その後も様子を見ていたが、吐くでもなく熱が出るでもないので、なんとか大丈夫なよう。 自業自得なのだが、えらく凹む。
GREEはいつからゲームサイトになったんだろう。
いい天気だ。舎人公園はバーベキューの人で溢れている。 物件探しをしているときは、大きな公園の横はいいだろうなぁと思ったが、バーベキューコーナーの隣はたまらないだろうと今は思う。匂いだけでおなか一杯だ。そんな落語もあったっけ。
気がつくと、ピラカンサが赤く色づき、紫式部の実が道路にこぼれ、ハナミズキの葉も紅葉を始めている。テレビではお歳暮やクリスマスケーキやおせち料理の話題が流れている。 もう10月も中旬だから当たり前なのだけど、こう暑い日が続くと、まだ9月くらいに錯覚してしまう。まだ家の中では半袖だし。
子どもを義母に預けて秋葉原へ買い物。 電材屋でコンデンサを覗き、パーツ屋でなにやらパソコンの部品を買い、モニターの値段をチェックし、ジャンク屋でマイクロキーボードを物色。 アキバ第3世代の正しい買い物風景なのであった。ちなみに第1世代の正しい買い物は真空管、第2世代は家電らしい。しかし今は第4世代に席巻されてしまい、町中が萌えに溢れている。しかし、あまりに萌えが氾濫してしまい、かえって拡散・希釈した感が否めない。そのうちまた新たな何かが出現するのだろう。それもまたアキバかな。
会社で契約社員の人が辞めるということで、帰りにプレゼントを買う。冷え性な人だそうなので、ルピシアの「ぽかぽかセット」という柚子風味の紅茶と生姜の砂糖漬けのセット。
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