東京の片隅から
目次|きのう|あした
| 2010年09月25日(土) |
いつもの土曜日(5 years after) |
朝起きたら雨が降っていた。そうはいってもタオル類は限界。洗った後乾燥機を回す。せっかく乾燥機機能が付いているんだし、時々は回さないとね。10年目に入って50回も使っていない気がするけど。
昼前に雨が上がったので、乾燥機を途中で止めて、天日干しに切り替える。洗うつもりじゃなかった夏掛けを洗濯。
夕方、親子3人で散歩に出る。公園には沢山の人。
夜、毛布を出したら埃臭かった。洗うべきは夏掛けではなく、毛布だったらしい。タオルケットだけでは寒いので、仕方なく埃臭い毛布を掛けて寝る。
もう5年、まだ5年。今年は子どものことに忙殺されてわりと平静だったが、ふとした拍子に、あの子だったらどういう表情をしただろうかと考えてしまう。 まだ手放したくなくて手元に置いているけど、でも、もうそろそろお墓を作らなきゃな。
雨は朝には上がる。また降るのかと思っていたのだが、そのまま一日が過ぎる。イチかバチかで干した洗濯物が乾き、ちょっと拍子抜け。
午後、子どもを連れて30分ほど散歩に出る。蝉の姿はすっかりなく、地面に開いた穴と枝の先に残った抜け殻だけが残っている。
さすがに足下が寒かろうと思い、靴下をはかせたのだが、帰宅してから義母が「靴下が食い込むと足が腐る」と言う。 義母は東北地方の出身なのだが、彼の地では寒さのため一日中靴下をはかせており、しかも昔は風呂に毎日入らなかったため、靴下が食い込んで足が壊死したことに何日も気づかないということがあったらしいのだが、どんだけきつい靴下をはかせたんだよ、とちょっとつっこみを入れたい気分。
朝から雨。雷も鳴っている。 季節がいきなり秋になったようで、北京の秋を思い出す。あれは晴れだったが。 衣替えをしなければ、と思いつつ、一日だらだらと過ごす。
河瀬直美監督の最新作は『玄牝−げんぴん−』らしい。「自然なお産」についての作品になるとのこと。 映像作品としての出来と「自然なお産」の賛否は分けて考えたいのだが・・・。 「自然なお産」を賞賛するのはいいんだけど、じゃあ自分を含めて帝王切開などの「不自然なお産」にせざるを得なかった人たちはこういう報道の度に複雑な気持ちなわけで。 以前「エチカの鏡」でこの病院を取り上げていたときにも思ったけど、「じゃあ経膣分娩が出来なかった自分はオンナとして欠陥品なのか?」っていう気持ちが湧くのだな。いや私の場合ICUに入ったからそもそも人間として欠陥品なのかもしれないが。 次はそういう「不自然なお産」についての作品も撮ってもらいたいなぁと思うのは私のワガママか。
そもそも「自然なお産」だけしかない病院って、途中で逆子とわかったり胎児に異常がわかった場合って、どうなるんだろうか。強制転院で周辺地域の病院がそのリスクを押しつけられたりするんだろうか。そう思うと一概に「自然なお産」を神聖視できないよなぁと考えてしまうのは私の思考回路がゆがんでいるのだろうか。 「自然なお産」にこだわって結果的に子どもを亡くした場合、それはただの親の自己満足なのではないだろうか。昔みたいに「自然なお産」しかなかった場合は母子の死亡率が高かったわけだし、ロハスとかのブームと一緒で、ちょっとうさんくさい。
9/24補足。 河瀬監督の作品はデビュー作から(全部ではないものの)見ている。作品としての力は強く感じるし、日本人監督の中ではわりと好きなタイプでもある。 彼女は以前自分の出産についての映像作品も撮っている。 そこから感じるのは、もし彼女自身が「不自然なお産」を体験したならそれをも作品化したであろうという強さだ。 だからこそ、「陰」(あえて「陰」と書きます)も見てほしいと思ってしまうわけで。 テレビのバラエティ番組で取り上げるときにはスルーできても今回引っかかってしまったわけは、たぶん、私が彼女の映像力からこれまでいろいろ感じてきたから、彼女ならどう見るのか、ある意味期待してしまっていたのかもしれない。
実際にこの映画をみたらまた感想が変わるのかもしれないんだけど、彼女の作品は一般受けしないので上映期間が短いんだよね。こういう作品だとレイトショーでせいぜい2週間なのかな。見に行けなさそうなのが残念。
あ、「残念」と今書いたが、私自身実際に映画を見て今のこの自分の感想が変わることを期待しているのだなぁと思った。 自然分娩、母乳育児、それができればベストなわけだ。 普段は「帝王切開だから保険が利いてお得だったわ」とか「ミルク(混合)だからおばあちゃんに預けられてちょっと楽できるの」とか笑って言うけど、そこで笑い飛ばさないと自分が保たないんだなぁ。
実際現代医学のおかげで私も子どもも今何とか生きているわけで、医学的なお産を否定する気は毛頭ないんだけど、やっぱりどこかで、普通に産みたかったな、と引っかかっているのだな。
| 2010年09月21日(火) |
夏の終わりを実感するとき |
あちこちのスーパーマーケットでかき氷シロップを探したのだが、さすがにもうどこにも置いていない。店側も結構問い合わせがあって困ったんだろうなと思われる証拠に、ここらへんにあっただろう売り場にカルピスのパックやフルーツソースが置いてあったりする。 今週後半からは涼しくなると聞いてはいるものの、やはり何かが欲しくて、カルピスのマンゴー味を購入。 試してみる。 うーん、美味しいのは美味しいんだけど、やっぱりあのストレートな色と甘さがかき氷たる所以な訳で、ちょっと決め手に欠けるかなぁ。
昨日は終始にこにこor睡眠、妙に外面が良かった子どもだが、さすがに疲れたらしく、今日は一日中寝ていた。 親も疲れたので呆然。 とりあえず、喪服をクリーニングに出しに行く。こういうものはしょっちゅう着るものではないし、着る機会がないほうがいいのだけど、着るときは急に必要になるからなぁ。
祖母の四十九日と納骨が終わった。 渋滞に嵌って大遅刻。まさか3連休に道路工事をしているとは思わない!(というかそもそも家を出る時間が高速使ってもギリギリなのはどうかと・・・) 四十九日法要に間に合わないという大失態をしでかして平謝りだったのだがなんとか納骨には間に合ったのでヨシとしよう・・・ でもおそらく法要前にあったと思われる顔合わせに欠席したので、親戚の顔が一部わからない。
しかし結婚してからだんだんダンナの時間にルーズなところが伝染っているような気がしてならない。人間としての危機だ・・・。
ところで、祖母の兄弟はみな長生きで、まだ全員元気である。さすがに高齢なので(一番若くても80オーバー)葬儀に来てもらうと今年の暑さでは危険だという判断で家族葬にしたのだが、実際会ってみるとみんな予想以上に元気で(杖はついてるけどすたすた歩く90歳とか)、多分大丈夫だったんだろうとは思うんだけど(笑)、さすがに年が年だし、祖母が亡くなって家に集まる理由もなくなってしまった以上、これからはあまり会う機会もなくなっていくんだろうなぁと思ったりする。 ま、会食の席で昔話に花が咲いていたみたいなんで、親戚孝行にはなったのかなと。
しかし喪服買い直さないとぱつぱつだよ・・・まーさん曰く「肩がたくましくなった」そう。やはりダイエットか?
食べるラー油を買ってみたのだが、あまり美味しいと思えなかった。巷で言われているようなご飯が進むというものでもなかった。ちなみに、私は豆板醤で酒が飲める。
ブームを作り出した桃屋のはもっと味が違うのかも、と思ったが、また外すとどうにも悔しいのでたぶん買わないと思う。 そういえば、石垣島ラー油、以前住んでいたところの近所の高級スーパーには山積みになっていたが、今はどうなのかな。あれも値段が値段だけに買わなかったが。
昨日の雨で空気がすがすがしい。 朝から洗濯。2日分の洗濯物、タオル、洗い終わったと思ったら子どもがベッドシーツに吐き戻してそれも洗濯。マットレスに染みた分はファブリーズ。
一応子どもを医者に連れて行く。熱もないし、機嫌もいいし、吐いたりもしていないし、鼻水も咳もない。ただ下痢が続いていたのだが、それもだんだん良くなってきた感じ。 同じ整腸剤を処方されて、良くなったら中止して良いとのこと。 帰りしな、来月の予防接種の手順について再確認する。
気がつけば、蝉の声から虫の声。
今通っている整体で、先生に「軸がしっかりしているねぇ」と言われる。体の軸ではなく、精神的な軸らしい。 施術中、世間話やらなんやらを話していたのだが、その話のどこからかで判断されたのだろう。 まぁなるようにしかならないし、とか言った記憶はあるので、そのあたりかな(笑)だって本当になるようにしかならないしなぁ。 30半ばを過ぎるまでにはいろいろなことがあったわけで、今年は一度三途の川(?)のほとりにも立ったし、腹も据わるわけだ。 いや、他人のことは気になるよ?隣の芝生はいつでも青いし。でもそれはあくまでも隣だからよく見えるんじゃないのかな。実は草刈りが大変で隣はうちのコンクリートのタタキを羨ましく思っているかもしれないわけだ。
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