東京の片隅から
目次|きのう|あした
祖母の使っていた介護用ベッドや医療器具などのリース品の引き取り。部屋がガランとする。
いなくなってしまった実感がまだない。
身支度を整えて、出棺。しばらく葬儀所に預かってもらうことになる。
まーさんに持ってきてもらった喪服を着てみるが、ギリギリである(苦笑)1週間ダイエットするか?
朝、祖母死去。 いつも通りうとうとしていて、母に起こされる。 あわてて身支度をして階下に降りる。 母が朝食の準備をしている5分くらいの間に亡くなったらしい。 まだ温かいのに、呼吸も脈も止まっている。 とりあえず往診してくれていた医師と、叔母たちと孫に連絡する。
午前中葬儀社と打ち合わせ。六曜と仕事の関係で葬儀日程は1週間後となり、少々の余裕が出来る。 いろいろな作業を手分けして進める。 葬儀関連は両親や叔母に任せ、孫は食事の支度など裏方作業。
一日バタバタ。
別冊文芸の萩尾望都特集を購入。母の誕生日だったのでついでにケーキを買って帰る。 外は暑いが、木陰に入ると意外なほど涼しい。
萩尾本はなかなか読み応えがある。他の漫画家からのコメントコーナーで何人もが神仏に例えていたのは笑ったが、あの風貌が確かにそう思わせるのも事実である。うちの会社にも同じところにほくろのある人がいるんだけど、なんか有り難いんだよなぁ(笑)
祖母の具合が急に悪化し、酸素吸入に入る。昨日はまだ普通に生活していたのに。
朝起きたら髪が爆発。ジェイムズくんみたいになってる。 まぁ、外出しないからいいんだけど。
とかいいつつ、買い物で近くのスーパーマーケットに出かける。 再開発で近所のスーパーマーケットが軒並み閉店してしまいなかなか不自由していたのだが、最近再開発なった億ションの1階にスーパーマーケットが開店したのだ。 上層階のお洒落な住人や近所のオフィス街のサラリーマンに混じって、突っかけサンダル寝癖頭スッピンの自分。 どうなのよ、と言われても、これがデフォルトだからなぁ。もともとビーチサンダルで紀伊国屋へ「基礎英語」を買いに行っていたから、別にどうってことない。 この億ションが建つ前はトイレ共同風呂なし木造アパートとかが並んでいたり、下手すると路地は舗装されていなかったりしたから、そのときの風景と今の風景とを並べると隔世の感があるが。
あまりに暑いので、髪を切った。 もともとかなり癖が強く、パーマも微妙に残っているので、切ったら爆発するだろうなぁと思いつつ、でも切らずにいられなかった。
とりあえず、乾燥時間が短縮できるのと、夜寝るときに髪を縛らなくていいのは、とても楽。 見た目はナンですが、そんなことを言っている場合じゃない。
自分に「とびひ」ができた。あまりにかゆく、かゆみ止めを買いに行く。 毎年できるものではあるが、とりあえず子どもにうつさないようにせねば。
子どもは毎日ご機嫌。近所のおばあちゃんたちにもニコニコ(または爆睡)。助かる。
さすがに暑い。1階に避難する。 なぜかというと、実家の中で、1階の祖母の部屋とその続き間にしかエアコンがないからである。 病人の横に夜中騒ぐかもしれない赤ん坊を寝かせるのは心苦しいのだが、さすがに限界。
まーさんが遊びに来る。 「この辺は歌を歌ったり口笛を吹いたりしながら歩く人が多いねぇ」と言われる。 ・・・ただヨッパライが多いだけです。
子どもの頃からそういう環境だったので気にもとめなかったのだが、実家は新宿から住宅街へ抜けるルート上にあるので、夜中でもおしゃべりしながら通る人、ご機嫌で歌を歌っている人、そんな人が家の前を通るのである。中にはドイツ歌曲を朗々と歌いながら(しかも上手い)通るおっちゃんもいて、家族であだ名を付けた人もいる。 まーさんの実家は普通の住宅街だから、あまりそういうのはないらしい。
叔母が「もやしもん」をくれる。なぜか4巻と5巻だけ。 袋がキッコーマンだったのは受けを狙ったわけではないらしい。
文学部の日常はマンガにならないが、理系の日常はマンガになるのだな。
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