東京の片隅から
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NICUでうちの子を今日担当する看護師さんとなぜか鉄道話で盛り上がる。 保育器の子どもそっちのけで500系新幹線とサンライズ出雲について熱く語る女子2名。いいのか。まぁいいか。
| 2010年05月19日(水) |
組織に所属することの利点 |
今お世話になっている病院は、NICUがある自宅から一番近い病院であり、通勤ルートの途中にある。 出産までは何も考えずに定期券で通っていたのだが、定期券が切れてしまった今になると、交通費がバカにならない。電車賃が高いのである(苦笑) で、電車よりも安いバスに切り替えて通っている。
何も考えずに気軽に途中下車をしていたが、会社で定期代を持ってくれるって有り難いことだったんだなぁと実感。
毎日こつこつと洗濯。衣替えの準備である。 マタニティウェアをどうしようか、と思い、とりあえず洗濯とアイロンがけ。周囲に譲る相手もいないので、オークションにでも出すかと、携帯で写真を撮ってみる。ついでにmixiで関連トピを検索。あまりアクティブでなさそう。
毎日、午前中は家のことをやって、昼過ぎから病院に行き夕方帰宅、夕食を作るという生活が始まった。 腎機能が低下したままなので、ムリをしないように、休息を取るように医師から指導されている。 家事の合間に仮眠を取ろうと思うのだが、なかなかそう時間も取れない。しかし子どもが入院している内に自分の体力を回復させなければならない。
自分がかかったHELLP(ヘルプ)症候群なるものを検索してみたのだが、1万人に1人か2人の結構レアな病気みたいだ。 そして次回妊娠した場合に2割くらいの率で再発するらしい。もう妊娠するなとは言われなかったが、まぁ年齢的にもリスク的にも避けた方が無難なのかな、という感じか。子どもが女の子なのでほとぼりが冷めた頃に「跡継ぎ」とか言われそうな感じだがそこはスルーする方向。 子どもは今のところ元気で、このまま上手く何事もなく成長できればいいなと思う。
「自宅療養」とはいっても帰宅すれば家の中を片づけなければならないし、毎日3〜4時間ごと(まぁ夜はうっかり寝ちゃって5時間くらい空いたりするけど)に搾乳して冷凍してそれを病院に届けなければならないし、それなりにやることはいろいろあって、なにかとばたばたしている。 衣替えとかタンスの整理とかホットカーペットを片づけるとか掃除とか弁当のストックづくりとか。 やらなければならないことはまだまだありそうだが、毎日ちょっとずつやろうかと。
とりあえず今日は部屋に掃除機をかけた。一月ぶりらしい。
毎日少しずつ片づけ。軌道に乗るのは一週間くらいかかるだろう。 とりあえず、冷蔵庫の中身を充実させるべく、スーパーマーケットへ出かける。 あまりにものがありすぎて何を買ったらいいかわからない状態。
ついに退院。 5人部屋にいたのだが、うち4人がこの日退院、残り1人も月曜日には退院らしい。ここまでそっくり入れ替わるのも珍しいと看護師さんも笑う。 しばらくは面会に毎日通うことになるが、長かったような短かったような。
退院していきなりラーメンを食べたら、腹を壊した。味覚も変わったようだ。
退院前の医師説明。 手術の状況、入院中に投与した薬の説明等。 今回発症したHELLP症候群についても説明を受ける。次回妊娠時の再発率は20%。これを多いと見るか少ないと見るか。 それ以前に自分に「次」はあるか。妊娠するなとは言われていないが、年齢とリスクを考えて、「次」はないだろうな、なくてもいいな、と今のところは思う。
腎機能の検査結果が出る。 入院時の値近くまで戻ってきたのだが、それでもまだ正常値よりも一桁多い、とのこと。一時は100倍近くまで上昇したのでまぁ良くはなってるけどね、とのコメントをもらう。 血圧も一時は最高値200を超えていたのだが、このところは100くらいで、むしろ普段よりも低いくらい。こちらは問題なし。
腎臓内科の診察を受ける。今すぐ服薬が必要な状況ではないが、継続して見ていく必要があり、将来的には薬が必要になる可能性もあるとのこと。来月の予約を取る。
毎日病室からNICUへ面会に通う。 子どもは空腹になると保育器の中で大騒ぎし、ミルクを飲み終わると爆睡する、というサイクル。 食欲があるのはいいことだが、このメリハリの利きすぎはどちらに似たのやら。 少なくとも、顔は、自分の遺伝子が入っていないのではないかと思うほど、私に全く似ていない(苦笑) まーさんの顔というよりも、義父そっくりの顔。女児なので相当微妙。 自分の子どもが美人になるとは思っていないので、せめて自立して一人でも生きていかれるように育てようと思う。
何週間も入院していると、出産というのは毎日同じペースで生まれてくるわけではないのだなぁと思う。 予定帝王切開の場合は手術日が決まっているからともかくとして、普通分娩の場合、面会室で何家族もが出産を待っている日もあれば、一日何も起きず分娩室の明かりが真っ暗な日もある。日々それぞれ。 助産師さんによると、満月の日は出産が多いような気がする、らしい。
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