東京の片隅から
目次|きのう|あした
フェリーで四国に行った。 夕方、有明のフェリー埠頭へ向かう。時間が妙に余ってしまったので、ららぽーと豊洲を覗く。作り手の自己満足感溢れるわかりにくい建物をある意味満喫。親子連れが溢れていたのでなんだろうと思ったのだが、キッザニアの入場待ちの列だったらしい。まだそんなに人気があるのか。
有明のフェリーターミナルは国際展示場のすぐそばで、ただ、倉庫街の奥なので用事がある人以外は来ない。私たちが利用する船会社以外は撤退してしまったので、まだそれほど古くない建物の中は薄暗く閑散としている。わびしい感じが漂う。 それでも、集合時間近くになると人が集まり始め、どうやら今日は東京まで遠征に来ていたらしい体育会の学生集団もいるようで、それなりににぎやかに。
客船とはいっても、主役は貨物であって、私たちはおまけのようなもの。船倉に車を入れて降りてみたら、小倉まで運ぶらしきローバーミニの集団がこっちを見ている。スバル360も。
デッキに上がるまでにいきなり転び、腿に大きな青あざが。腫れた。
船というのは以外と早く進むものだなぁと思う。海はべたなぎ。陸の明かりが遠くに見えていたが、外洋に出るとそれも見えなくなる。代わりに行き交う貨物船の明かり。
船には風呂がある。結構深いが、真水だ。ちょっとした贅沢。 食事は時間を決めて讃岐うどんのコーナーが開設される。素うどん200円、かきあげうどんときつねうどんは300円。安いし、旨い。そのほかの冷凍食品やラーメンも、コンビニで買うのと同じくらいか、もしくはそれよりも安い。カップヌードル100円は今時貴重だ。1000円高速に押されて経営が厳しいらしいご時世、なんだか申し訳ない感じがする。
早々に就寝。
家の車を改造する。 もともと中に棚を作るつもりだったのだが、まーさんが親にその計画を漏らしたところ、後部座席を勝手に外してしまった。いや、それは違法だから、と注意して、元に戻してもらう。ところが、こんどは勝手に棚を作った。しかも合板の切り口をガムテープでマスキングしてある。 あんまりな出来だがやたら丈夫に作ってあるので解体もしづらく、クッションシートを買ってきて覆えばそれなりの見てくれになるので、コレはこのまま使うこととなった。
トラックの運転手を長いことしていた割には、車検のこととか全く理解していないのはなぜだろう。というか、そもそも自分名義でないものをそこまでいじくり回せる無神経さに唖然とする。溜息が出る。
私が義父にいらつくのは、自分は専門だから詳しいのだと言い張る事柄に対して実は詳しくないこと、善意でやっているのだがそれが余計なお節介というかむしろ妨害にしかなっていないこと、あり合わせのものでやろうとした結果できあがりがみすぼらしくなってしまう美的感覚のなさ、精神領域や物理的領域を含めて自分と他人との区別がついていないこと、そういうところにあるのだと言うことがだんだんわかってきた。 そういうことに対して五月蠅くて面倒くさいからとスルーして30年修正しなかった義母も一心同体なのか。
栗ごはんを炊く。今年もこんな季節になったんだなぁと思うが、栗が出回るのがやや早い感じもする。 水加減を失敗して、餅米を入れて炊いたにも関わらず、なんだかちょっと固めのできあがりになってしまった。年に1度くらいしか作らないものだから仕方ないのだと自分に言い訳をする。 うーんでも反省。もう一回作ってしまうかも。
秋の味覚といえば、サバなのだが、近所のスーパーにはサバが入らない。鮮度が悪いなら諦めもつくが、そもそも入荷しないのである。それとも昼間には入っていて、私が寄るような19時過ぎには売り切れているのかもしれない。 こうなると、以前の住所の近所にいい魚屋があったのはつくづく恵まれていたのだと思う。自分でシメサバを作れない生活なんて、なぁ。
洗濯とか掃除とか、旅行前に家のことを片づける。冷蔵庫の中が意外と片づかなさそうで、これは義父母にヘルプを頼むかも。
同時進行で、薫製づくり。外にスモーク缶を出して、豚もも肉ブロックとゆで卵、6Pチーズ、魚肉ソーセージを薫製。前回はバラブロックだったのと時間をかけ過ぎてクドくなったので、時間も短めにしてみた。 バラだとくどいので、モモくらいの方が自分にはちょうどいい。 できあがったものを持って台所に置いておいたら、犬が周りをうろうろしていた。ニオイが気になるらしい。塩分が濃いので、これは人間専用である。
部署の暑気払い。今回は幹事。なぜすっかり秋になった今頃か、というと、この日しかメンツが揃わなかったからである。出張や外勤が多い部署でさらに入院が重なり、もうこの日しか開いていない状況となった次第。本当は今晩のフェリーに乗りたかったなぁ、とちょっと思うのであった。
魚ものを謳った店だが、なぜかコースメニューにサンマの姿はなく、コレはコースにしたのは失敗だったかも、とちょっと思う。メニューの順番も後半焼酎やら日本酒やらになってからくどいものが出てくる。出る順番が逆でも良かったなぁ。 なぜか日本酒1合で頭痛になり、あまり飲まなかった。調子が悪いらしい。
紅白まんじゅうをもらった。 お祝いのお裾分けなのだが、イマドキ紅白まんじゅうというベタなものをくれるところもそうそうないだろうとなんだか可笑しい。甘いものを食べなさそうなひとり暮らしの後輩なんかは困るだろうなぁとちょっと思う。 週末にでも食べることにしよう。
会社帰りにライヴ。 渋谷は相変わらず人だらけだが、今までそういうものがなかった場所に風俗店の無料紹介所や客引きなどが増えた印象。道玄坂の表通りにそういうものができるとは。歌舞伎町化している。いや、靖国通りで区切られている分、歌舞伎町の方がまだマシだ。そういう店舗でしかテナントを埋められないと言うことは、不景気なのだなぁと思う。
ライヴはとても良かった。自分のコンディションに一番合ったキーで歌うというのは、歌い手にもストレスが溜まらないのかもしれないな、と思う。キーは年齢によって変化するものだし、発表当時の形にこだわるのも酷なのかもしれない。キャリアの長い他のバンドや個人はどうなのだろうか。最初から無理のないキーで作っているのか。 少し低くなったキーは、エレキ弾き語りというこの日のスタイルにも合っていたし、曲の別の顔が見えて、新鮮だった。
インスタントコーヒー、詰め替えパック+空瓶のほうが、詰め替えパック単品より安いのはどういう訳だ。キャンペーンだったら詰め替えパックの方が安くなるはず。 「瓶はいらないんだよなー」と言いながらセットを片手に売り場で独り言。 「そうよねぇ、空き瓶ばっかり溜まっちゃって困るのよねぇ」 まさか独り言に返事があるとは思ってもいなかったので相当吃驚したのだが、返事の主は60前くらいのおばちゃんで、二人して瓶はいらないんだけど、とこぼしあう。 結局二人とも買わずにその場を離れた。
近くで別のものを見ていたまーさんに「なんで普通に会話してるの?」とあとで訊かれたのだが、・・・慣れですよ慣れ。こちとら商店街育ちですから。
香山リカ「しがみつかない生き方」を本屋でざっと立ち読み。エッセイをまとめたような雰囲気で、一つの章が短いので読みやすい。 内容は至極まっとうなことで、10代から20代の初めまでにさんざんじたばたして自分が導き出した結論とあまり違わないように思った。 理想は理想、現実は現実。
昨日の影響で、一日足が腫れている。水ぶくれが一つ。一つで済んだのは幸運。
昨日パーティーに出て、そのあとコムサカフェで後輩とお茶して、ライヴまでの時間をデパート(といってもほとんど新宿のジュンク堂なんだけどさ←本屋じゃん)で暇つぶしして、何年かぶりに伊勢丹を覗いて、なんかなぁ、ファッション欲がちょっと出てきた。 いつまでもバンドTシャツ+半袖シャツ羽織って+チノパン+スニーカーじゃ良くないな、もう30過ぎだし。
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