東京の片隅から
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森博嗣版「トーマの心臓」読了。 感傷を廃した極めて硬質な男性的な文章。現在の萩尾望都が好きなら、これは受け入れられるのだろうけど、原作ファンにはつまらないかもしれない。 舞台を日本に移したのはともかく、舞台がおそらく大学であり、登場人物の年齢を上げてしまったことで、思春期の不安定さ・揺れがかき消されてしまったように思う。 2次創作というかパロディというか、これはこれ、それはそれとして、とにかく別物として考えた方が精神的にいいようだ。
足立区に引っ越して半年。最近気づいたのだが、新聞の折り込み広告にデパートが入らない。アリオ西新井とかは入るんだけど、私の中ではあれは「ショッピングセンター」であって「デパート」ではない。足立区民はデパートに行かないのか。それとももっと発行部数の多い他紙にはチラシが入るのか。
チラシに入ってくるのはスーパーマーケットと不動産(建て売り)、ロードサイドの家電量販店、これはまぁよくある話で、割と近所にあるパチンコ屋のチラシ、ちょっと遠いけどホームセンター、これもわからなくはない。何故かやたらと多いのがドラッグストア。ここから思うに、ここら辺の住民の行動パターンとして、 専業主婦が多い→時間がある→チラシを比較する→自転車や自動車でどこまでも買い物に行く なのかな、と。
でも、デパートの催事も東急ハンズのチラシも入らないというのはなんだか味気ないなぁと思う。 あの「ちょっと背伸び」に対するワクワク感や憧れって、大切だと思うんだけど。
冬瓜を煮た。 好きな食べ物ではあるのだが、今年は何となく時機を逸し、涼しくなってくるとあまり作りたいものでもなくなってしまうので、たぶん今年はこれっきりだろうな、と思う。
新型インフルエンザがまた流行してきたらしい。 電車の中で咳をしている人がいて、たぶん冷房風邪なのだろうけど、ちょっとどきっとする。 まーさんが「風邪っぽい気がする」と言っているが、これはたぶん夜おやすみモードで冷房をかけている中、腹を出して寝ているからではないかと思う。
まーさんは小学生対象の科学講座の手伝いをしたらしい。「賢い子と馬鹿な子というのはいるものだなぁ」というような話をしている。話を聞いてみると、それは、勉強が出来る子とできない子の区別ではなく、どうもきちんと人の話を聞いて理解できる子どもとそうでない子どもの差であるらしい。つまり、危ないからさわっちゃダメ、といわれて触らない子と触ってしまう子の差のようなものだろう。また、それは、どうも、教える本人もかつては頭のいい子で、現在も頭のいい子ばかりを相手にしていて、おそらく「馬鹿な子」にもわかるような説明が出来ていない、そういう教える側への批判が込められているようにも思えた。 私も教員免許は持っているが、学校の先生って大変だと思う。偉いわ。
| 2009年08月20日(木) |
ケンタッキーフライドチキン |
帰宅したらなぜかケンタッキーフライドチキンが。 まーさんが買ってきたらしい。 これは、とてもめずらしいことだ。何か買ってくるにしてもスーパーのお総菜売り場で鶏の唐揚げとか、刺身の盛り合わせとか、魚肉ソーセージとか(笑)そういうものがほとんどだからだ。 ケンタッキーフライドチキンを買ったことに深い理由はなかったらしいが、「半年にいっぺんくらい食べたくなるよね」と言ったのを覚えていたのかもしれない。
でも、ごはんにはあいそうもないなと思ったので、今日は白ごはんはなしにした。
レタスが298円。確か月曜日はまだ198円だったはず。 だいたい夏の終わりには野菜が高くなるものだけど、それにしてもコレでは買わない。 こういう時の強い味方はキノコともやし、それに安かったピーマンを大量買い。 19時過ぎたスーパーで2割引の新サンマ。1匹150円ならいいかな。
家に帰るともう19時半過ぎなので、出来合いのお総菜でも買ってちゃっちゃとすませればいいのだけど、あまり食べたいものがなく、今住んでいる地域はなぜか揚げ物が多く、食指が動かない。魚なら買って帰って塩をふってグリルに放り込めばいいし、その合間にもう1品2品作れる。
今日の晩御飯は、サンマの塩焼き、ゆでた枝豆、ミョウガとわかめときゅうりとシラスの酢の物。西瓜食べ忘れた。
まーさんが会社の人からスズムシをもらった。 リクエストした義父は「庭に放したら風流だろう」と言ったが、そんなものは翌朝にはすっかり逃げ出しているだろうし、そもそも日当たり云々を主張して1階を拒否した人に言われたくないなぁと心の中では思うのであった。だいたい寝るときには窓もシャッターも閉めてるんだから聞こえないだろう。 連れて帰ってきたまーさんは「見ているうちにゴキブリに見えてきた」と言い出す始末。なんだかなぁ。
結局、居間に置くことにした。今のところまだ慣れていないらしく、鳴き声がしょぼい。
東京ビッグサイト(東京都江東区)で開幕された日本最大のマンガの祭典「コミックマーケット(コミケ)76」で、現金を引き出すために「ゆうちょ銀行」のATMに来場者が殺到して、ATMの残金が一時、無くなる「珍事」が起きた。(J-CASTニュース)
だそうだが、都市銀行のATMは現金切れにならなかったそうで、地方から上京する人が多いんだろうなぁ。自分自身旅行に行くと郵便局ネットワークのありがたさを痛感するので、気持ちはわからなくもない。手数料もかからないし。 でも、どうせ東京駅の中央郵便局前からバスが出るんだから、下ろしてから行けばいいのに。
半日ほどスクラップの整理。なんとかゴールにたどり着くも、最後の最後でファイルが足りなくなるという詰めの甘さ。無印のファイルなので、今度会社帰りにでも買ってこよう。 時系列をまるきり無視して綴じ込んだので、「IN MY HOUSE」のチラシの隣がワンモアとか(爆)こうして見ると相当別人。和解し細いし表情がもっと神経質そうな20代のヤマはなかなか見ていて面白いのであった。変わったといえば髪型といい帽子からサングラスへの転換といいシカオちゃんのほうが変化しているか(笑)
でもやっぱりふとした表紙に、この人今どうしてるかなぁと思ってしまったりする自分がいるわけだ。アーティストに限らず、当時知り合った人とか、携帯電話やパソコンに電話やアドレスだけ残っていて、今はこの番号やアドレスじゃないのかもしれないけど、なんとなく消せない。
姉一家の引っ越しの手伝い。 とはいっても100mばかりの近距離のうえ、事前に自分たちでちょこちょこ運んだらしく、ドラム式洗濯乾燥機を除けばさほど困難なものはなく、夕方にはあらかた形になった。 しかし台所行きの段ボールの中からジャムなんかの空き瓶が山ほど出てくるあたりがさすが血のつながりを感じさせる(笑)
お盆のわりには道路は空いている。普段の土日の方がよほど車が多い。みんな遠出をしているのか、それともうんと近場で過ごしているのか。
昨日にもまして仕事は開店休業。電車の中もさらにガラガラ。通勤中、感じるのは優越感か敗北感か。
今週一週間田舎に帰っていた義父母が予定を繰り上げて帰宅した。渋滞を避けたようだが、今日が土曜日だと勘違いしていて話がかみ合わない。本当に大丈夫なのかという感がなくもない。
森博嗣「トーマの心臓」購入。萩尾望都の同名漫画のノベライズ、という枠組みになるのだが、最初の十数ページを読んだ印象ではどちらかというと原作と言うよりも原案っぽい。叙情性を廃した硬質な文章からそう感じるのかもしれない。オスカーの一人称だからかもしれない。別物だと考えた方が良さそうだ。
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