東京の片隅から
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| 2009年03月06日(金) |
映画の主役のあり方について |
帰りの電車の中、私の前に立った二人組のサラリーマン。 アカデミー賞の話から始まり、「おくりびと」監督の次回作が「釣りキチ三平」であることに話が及び、そこから話が妙に盛り上がる。一人が原作に異様に詳しい。
彼らの論点は、 ・魚紳さんはどうやって生活しているのか、バスプロみたいなもの? ・映画「釣りキチ三平」で重要なのは釣りのディティール ・よって主役(人間)の顔はブサイクでも可 ・影の主役は魚 ・シリーズ化して主役の子が成長したらどんどんすげ替えればいいんじゃないか ・釣り上げるシーンはCGフル活用でヨロシク ・釣った魚が某映画みたいに「いかにも最初から針に掛かっていた感じ」なのは哀しい
相当面白くて顔を上げたら笑ってしまいそうで、ずっと寝たふり。もっと聞きたかったんだけど、彼らは途中で降りてしまい、最後まで話を聞けなかったのは残念。
引っ越して思うのだが、こちらの方は空が広い。 20数年新宿で暮らしてきたので、空と言えばビルの隙間に縦長に伸びてその上にちょっとだけ広がるものであったし、新都心のビル群でない方に目をやってもマンションやら何やらでそれなりに地面と空の境界線がでこぼこしていたので、マンションなどが建ち始めてはいるものの、基本的に住宅地で建物の高さが揃っており、地面と空との境界線の「ラインが低い」のはなんだか新鮮な感じだ。 「ドラえもん」でのび太たちが暮らす町はこんな感じなのだろうかと思ったりもする。
35歳になった。四捨五入すれば40歳である。 だからといって何が変わることもないのだが、体力の減退と白髪の増加は如実に表れている。筋肉痛はまだ翌日に来るが、回復が遅い。体は正直だ。
東京中央郵便局の保存問題、何故今更なのか。そして何故中央郵便局だけなのか。 建築文化財の保護を訴えるなら、丸ビル再開発の時にも一言あってしかるべきだった。 突然降ってわいたような批判は、文句を言いやすいところへのただの八つ当たりに過ぎない。 あれだけビルが建ち並んでしまった以上、それだけ残しても意味がないような気がする。 私も古い建物は好きだが、そういう意味ではドライかも。
新居の周囲を縄張りにしているらしき野良猫がいるのだが、ヤツは信号のない横断歩道で左右確認してから渡る。小学生より賢いかも。
ハエトリグモを見る。旧居から連れてきてしまったらしい。そっと外に逃がす。頑張って餌を探してくれ。
今日も引っ越し。残りの食卓、本棚などを搬出。 食卓のテーブルは分解し、納戸に収納。椅子は3階に。必要な人もいなさそうなので、頃合いを見て処分する予定。 もう一度小石川に戻り、ベランダの木材、その他雑多なものを全部搬出し、ベランダと部屋の清掃。私はひたすら食器を洗う。
あとでマンションの下の家に挨拶。これで旧居の方は終了。 がらんとなった部屋が意外と広いのに笑い、ちょっとしんみりする。
7年間、いろいろあった。
引っ越し。会社の同僚に手伝ってもらい、冷蔵庫、洗濯乾燥機、私の箪笥、食器棚、テレビ、オーディオ、パソコン、布団等を搬出。食器や家具など諸々のものを一気に運び出す。軽トラックで2往復。 手伝ってくれた同僚たち曰く「良くこの部屋の中にこれだけものが入ってるなぁ」・・・すみません、本人たちでもそう思います。
ところで、リビングダイニングセットが手伝いに来てくれた会社同僚宅とお揃いであることが判明(笑)椅子の種類はちょっと違ったりするのだが、色も同じ。当然購入元も同じ。似たもの同士ということか。
引っ越しに当たり、この際だからいろいろ処分しようと思っていたのだが、結局時間切れ。全部持って行くことにする。とにかく分類する時間すら惜しい。
会社に届いた宅配便、「ガラス注意」のシールが一部破損していて、「カラス注意」になっていた。 確かにそれはそれで危険ではある。
今年初めての蛙を見た。もう春だな。
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