東京の片隅から
目次|きのう|あした
| 2007年05月04日(金) |
こころを休ませること |
一日鬱状態。昼まで布団でごろごろ。 ベランダから檸檬の花の匂いが香る。花盛りだ。 小川洋子「ブラフマンの埋葬」梨木香歩「家守奇譚」読了。グールドの「ゴルドベルグ変奏曲」をステレオでかける。もっと大音響で聴きたいのだが、それは現状では無理。私を魅了してやまない音楽や小説や映画は、どこか死の匂いがする。それは現実逃避傾向のある私には、甘い誘惑だ。耽溺してしまえばその間だけでも現実を忘れられる。
夕方、スーパーに買い物に出かける。ピーマンの肉詰め、空豆。空豆は莢ごと魚焼き網で焼いたのと普通に莢から出して茹でたのと、二通り作る。食べるのに楽なのは後者。アクが残って面白い味になるのが前者。 怪我している右手をかばって、左手だけで挽き肉をまとめるのが難しかった。そもそもそういうときに作ってはいけない。
クリーニングに出したコートが行方不明。もし発見されるとしたら秋だろう。金銭補償という話になったときのために、値段を調べるが、いかんせん6年以上前のことで、タグもとっておいていないし、そもそも買ったのは社販の会場。ただ、なんとなくわかったのは、定価だと相当に高い、らしい。そうだったのか。
呼び出されたので実家に顔を出す。昼過ぎに行ったのだが、どうやらみんなで食事会だったらしい。姉夫婦も顔を出していて、出産が9月とのこと。お祝い事のせいか、家族みんなのテンションが高い。つきあって話すものの、実家を出るとともに精神的な疲労がどっと来る。
夕食の準備で、スライサーで指の腹を切る。気分を切り替えたつもりだったが、ぼんやりしていたらしい。結構傷が深く、夕食後貧血で倒れた。明日釣りに行く予定だったが、中止。準備していたまーさんに申し訳ない。
京セラのスライサーはセラミック製で錆びる心配はないのだが、切れすぎる。危険だ。
会社。こんな連休の谷間、現場は半分くらい休みなのだが、なぜカウチの部署は全員出勤。なぜだ(笑)。電話がないので仕事はさくさく進む。
薬を買う必要があって、会社帰りに薬局に寄る。普段よく使っている薬局チェーンの別の支店だったのだが、なぜか置いている薬が微妙に違う。確かにあまり売れ筋の製品ではないのだが、店の広さもほぼ同じ、客層もほぼ同じような店同士で、置いている商品が若干違うというのは、客の取り合いにならないように配慮しているのか。真相はわからないが、やや使い勝手が悪かったのは事実。
今日は会社の創立記念日で休み。平日で天気もいいのだが特に用事もなく、いつものようにだらだら。映画でも見に行けば良かったか? スニーカーを探しに出かけるも、プーマもアディダスもホーキンスも私の足形(幅広甲高小足)には合わず、結局いつものニューバランスになりそうなのだが、色が気に入らず、保留。
魚屋は平日だからまぁまぁの品揃え。初鰹。
休みなので普段とは違うスタイル、眼鏡(これは最近多いのだが)&ダウンスタイル(要するに髪の毛洗いっぱなし)なのだが、普段ぎちぎちに結っている髪の毛を下ろしている自分の姿は、かなり見慣れない。というか、うっとうしい。 いつの間にこんなに枝毛が増えたんだ、とか、半年経っても意外とパーマっ気がとれていないんだなぁ、とか(半分天パのようなものだが)、いつの間にか背中の半分ほどまで伸びた髪を見ながら、次はどのスタイルにしようか、考えている。 結局これからしたい髪型も思いつかないので、いつもどおり傷んだ部分だけ切ってパーマをかけ直すだけになりそう。
今日も別件で新宿へ。精神的に疲れる用件。 たまには贅沢を、とデパ地下の魚屋で寿司を買って帰る。
ここ5年ほど空き家だったマンションの隣室をに新しい住人が入居したらしい。「らしい」というのは換気扇が回り部屋の明かりはつきベランダに洗濯物が干してあるにもかかわらず、表札も出さず、挨拶もないからだ。洗濯物から察するにどうやら男性の一人暮らしらしい。まだ顔を合わせたことはないが、社会常識のあるまっとうな人であることを望む。あまり期待出来そうにないが。
午後から新宿へ。用事を何件かすませる。 新宿タワーレコードで斉藤和義「紅盤」、100S「ももとせ」、バッハ「ゴルドベルク変奏曲:グールド(1981年盤」)、フォーレ「レクイエム(バトル盤)」を購入。他に何かあったような気もしたのだが、店内を1時間うろうろしていても思い出せず、今回は見送り。 タワーレコードはゴールデンウィーク中はダブルポイントである。買うべし。
明治通りはデモ行進で大渋滞が発生している。デモ行進している人々よりも、周囲を警備している警官の方が多い。このご時世、デモをやっても意味があるのだろうか、誰かの耳に届くのだろうか。他にもっと有効な手段があるのではないか。そう思いつつも、他の有効な手段を思いつかない自分がいる。
夕方からライヴ。新宿を歩いているうちに、貧血もしくは低血糖でまっすぐ歩けない状態になる。とりあえずミスタードーナツに入ってカフェオレとドーナツで糖分及び熱量の補給。久しぶりの感覚。最近胃が悪いのでそのせいか。ライヴハウスについてから黒糖焼酎を飲み、酔いでふらつきを中和する。正しくない方法だということはわかっているが、このとき思いつくのはこのくらいだった。
一つ、淋しいニュースを聴いた。 Daily-Echoが7/4で解散する。 覚悟はしていた。でも、改めて宣言されると、とても淋しい。 本当に好きだった。
| 2007年04月26日(木) |
東京の街に出てきましたと歌う |
今週ずっと頭の中ではくるりの「東京」が流れていて、今日になって久しぶりにCDを出して聴いてみる。 もう10年近くも前の曲なのだが、このCDを買ったのは、ずいぶん前のような、つい最近のことのような気がする。
久しぶりにCDで聴いた「東京」はずいぶんおとなしい曲だと思った。私にとってのこの曲は「ライブビートイチオシ祭」で岸田がメガネを吹っ飛ばしながら絶叫するように歌うイメージが強い。だから、もっと激しく心情をぶつけるような曲だと思っていたのだが、それは結構な勘違いで、「君に会えない気持ち」は結構抑制された調子で歌われていた。
人の記憶は当てにならない。
高校野球、特待生制度で揉めているが、私立なら多かれ少なかれ心当たりがあるだろうし、公立だってスポーツ特別コースがあるところはザラだ。 そもそも、勉強の成績による特待生が認められて、スポーツ(特に野球)の特待生が認められない、というのは不公平感がある。 そろそろタテマエや理想論だけで語るのはやめて、現実を見たらどうか。やましいところがないなら公表しても何ら後ろめたくないのではないかと思うのだが、そう出来ないところを見ると、やはり裏で何らかの金が動いている、と思わざるを得ない。 そもそも、高校進学で推薦があること自体がカモフラージュになっているのではないか?内申書による推薦があるのなら、「優秀な者」の中には「一般教科が優秀な者」も「身体能力が優秀な者」も含まれるはずだ。一般教科が優秀でありかつ身体能力に秀でた者は、そう多くはない。 スポーツ特待生を認めないのは、勉強が出来ない者は部活をやるべきではない、という雰囲気が漂っていて、なんだか鼻につく。
話がずれるが、正月の箱根駅伝だって、極論すればただの関東ローカルの陸上競技会なのだ。だが、正月の2日間テレビで延々と放送されることによって、出場校の名前は全国に宣伝され続ける。時期もちょうど願書出願直前。当然志望者が増え、倍率は跳ね上がる。高校野球だって同じことだ。学校の宣伝費と思えば安いのだろう。東大京大進学者ランキングで名をあげるか、甲子園で名をあげるか、その違いだけだ。
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