東京の片隅から
目次|きのう|あした
一日洗濯とベランダの片づけ。鉢植えを異動する。 去年買ったポインセチアはすっかり青々としていたのだが、やっと赤くなってきた。遅いって。 いい天気なのだが、空気が乾燥しているので、肌にはちょっとつらい。保湿クリームやらなんやら全身に塗っているが、それでもぴりぴりする。
今年最後の着付け教室。2月に形見分けで貰ったウールの仕立てができあがってきたので、それで練習する。朱色、錆朱とでもいうのだろうか、横糸に黒が入っているのでやや落ち着いた色。全身赤なんて洋服を入れても七五三以来である。そのときは朱の総絞り、当時は赤が大嫌いだったので来ていても憂鬱だったのだが、今は気恥ずかしさはあるものの、まぁこんなもんかな、という感じ。大人になったのか老けたのか。 年始の挨拶に着て行きなさいということで、実家から羽織を借りる。白地に青と赤の花柄。
そのあと練馬で新年会。日本酒とデパ地下で買ったじゃこ天を手みやげにする。二日酔い一歩手前まで飲み、終電ぎりぎりで帰宅。
朝、出かけるときに鍵をかけた記憶がなくて、一日中落ち着かなかった。鍵穴に鍵がささったままでなければ案外気づかれないものなのだろうし、先月からマンションの入り口がオートロックになったから大丈夫、と自分に言い聞かせるのだが、やっぱり気持ち悪いものは気持ち悪い。 そもそも鍵をかける習慣は結婚するまでなかった。実家は常に誰かが在宅しているという家、そもそも普通の家にあるような玄関がなく、天井までの素通しアクリルガラスの引き戸にシャッターといういかにも「昔は店やってました」という構えなので、鍵穴はシャッターにしかない。だからわりとほったらかしで平気だったのだが、それは慣れというもので、だんだん気になるようになってきた。 結局、定時に帰って玄関を確認。鍵はかかっていた。なぁんだと拍子抜けする。そんなものなのだろう。
夜、テレビ東京の家づくりの番組を見ていた。娘2人は結婚し、息子は独立、夫は死別。そういう女性が家を建て直す話。彼女は息子に帰ってきて欲しいのだが、芝居だか音楽だかをやっている息子はなかなか意地を張って帰らない。結局、最後には一緒に住むことになるのだが、その息子の舞台を見に行く、といって出たポスターが「渋さ知らズ」。爆笑してしまった。っていうか、そういえばこの人見たことある(笑)。ははは。 ここで笑ってしまうのはフジロッカーなはずで、全国に何人いたかは微妙。
| 2003年12月18日(木) |
静かな待降節(アドヴェント) |
会社帰りに思い立って新橋で降りる。ぶらぶらと銀座方面へ。着物を着たバーのママさんらしき人が歩いていたり、そういうところはさすがに華やかであるが、不景気だからか、流行じゃないのか、ツリーを飾ったりクリスマスソングを流したり電飾で飾ったりというクリスマスな雰囲気はあまりない。感じるとしたらむしろ年の瀬である。 ABCマートでニューバランスのスニーカーを買う。2種類のうちで迷ったのだが、履いてみたら本命の方は案外白っぽく目立つ。足のサイズが小さいので(22.0、スニーカーは23.0)白いスニーカーはゴツくなりすぎる。対抗のネイビー方へ変更。 そのあと本屋を覗いたりデパートでまーさんのプレゼントを買ったりしながらぶらぶらと帰ってきた。
年末だからか、電車にJTの「タバコの吸い方」みたいな吊り広告が出ている。 私が見たのは「カラオケ篇」。「上司のオハコは遠慮すべし」みたいなことがイラストと一緒に書いてある。 で、去年と違うなと思ったのが、「時にはアニソンで盛り上げるべし、ただし、好きな声優の曲で自分だけ萌えないこと」みたいなことが書いてあったこと。「萌え」という言葉はついにここまで市民権を得たのか。 そして、さらにイラストが凄い。いわゆるアニメ絵ではない。どっちかというと太田垣晴子みたいな絵。で、眼鏡、猫耳、メイドエプロンのおねーちゃんの絵が描いてある。個人的に「眼鏡、猫耳、メイド」というのは萌え3大アイテムだと思っているのだが、こうはっきり書かれてしまうと「おぬしやるな」という感想にならざるを得ないのであった。
朝、いつものように川崎駅で南武線に乗り換える。南武線というのは川崎と立川の間を多摩川に沿っててくてくと走るローカル電車だ。車体も総武線のお下がりだったりする。鶴見線ほどのマニア人気はない。 今日も普段通りの電車に乗った。ほどほどに混んでいる電車の中に、背の高い人がいる。ときどき見かける人だ。 私もその人も同じ駅で降りるのだが、その人は何を思ったか、いきなり出口で扉の上(あれも鴨居と呼ぶのだろうか)に頭を思いっきりぶつけた。電車の中にごぉんと凄い音が響き渡る。彼はそのままふらふらしながら降りていったのだが、果たして頭は大丈夫だったのだろうか。 っていうより、普段から乗ってんだから気づけよと思わないでもない・・・。
何かに頭をぶつけるというのは背の低い私には滅多にないことなので、背の高い後輩K君(といっても院卒の彼は私より年上だ)に聞いてみたら、「うーん・・・ときどき」と言っていた。案外そういうことはあるらしい。
昨日の夜遅くに飛び込んできたニュース速報。 あいにく今日は休刊日だったのだが、東京駅での乗り換えの時に号外を貰う。 もう朝のニュースで繰り返し流れている情報だが、活字で確認すると信憑性が高まるのはなぜか。 しかし、年末まであと2週間、クリスマスまで1週間。うまいタイミングを狙ったものだ。
久しぶりにスカパーを見ている。 日曜日はどの音楽チャンネルでもランキングをやっているのだが、それがなかなか面白い。 つんく♂の作る曲はどれも似ているがそのレベルの同じちょっとずつ違う曲を量産するのは昔の小室みたいだなぁとか、ミスチルは最近アナザーストーリーで最後にちょっとだけ桜井が出るのがお気に入りとか、ケミストリーはなぜかいつも小汚い格好で薄暗いところで歌うとか、女性アーティストがストーリー性のない本人が出てくる凝ったPVを作るとみんな椎名林檎調になるとか、ポルノグラフィティは中世っぽい丈の長い上着が好きだとか、そんなことをつらつらと考えながら見ている。 ただ、あまりにも作り手が緻密に作り込みすぎて、見ていると疲れるものも多い。自分で考えられる余地のある、隙間の空いているような(手を抜いているのとは違う)もののほうが私は好きらしい。 そういうものは時間が経ってからもふと思い出したりする。
昼近くまでのんびりする。外はいい天気。洗濯をして、布団を干したら、ベランダが一杯になってしまった。 午後、近所の図書館へ。年賀状のネタを仕込む。それから、ハナマサに寄って鶏もも肉とドラムスティックを買って帰る。ドラムスティックは醤油と酢で煮込むと身離れがよくて美味い。 帰りにコンビニでキリンの新製品?「ラテスタウト」を買ったら大きなコップをくれた。豪華景品。黒ビールなんだけど苦みが濃すぎず、ほのかに酸味が利いた不思議な味。エビスとかああいう濃い黒ビールが苦手な人はいいかも。良くも悪くもキリンっぽい。 夜はカレー。久しぶりにまじめに作る。といってもタマネギをきちんと炒めて、鶏も外側をさっと焼いてダシを閉じこめる、それだけのこと。それだけの手間なのだが、普段は結構さぼったりする。まじめに作ったカレーはまぁまぁの出来。なにか1ポイント足りない気がするが、よくわからない。
この街は歩道が狭いわりに自転車が多い。気づいて端に寄るようにはしているが、気づかずベルを鳴らされることも。それは仕方ないかな、と思うのだけど、やたらとベルを鳴らしまくり我が物顔で走るのはだいたい初老の男性である。しかも遅い(苦笑)。ちゃんと歳を取ることは難しい、と思う。 大げさな話だけど、学があるとかないとかじゃなくて、理性と哲学を持ったちゃんとした大人になること、そういうことを怠って来たのが今の日本なんじゃないかと思う。今の会社で学だけある人をたくさん見ているから余計そう思うのかな。
会社の忘年会。インストアあったのになぁ・・・と思うが私の都合なんてお構いなし。強く主張しなかったこちらも悪い。 とある事情で普段より資金が潤沢なので、ちょっといい店で飲む。もともと次長と主任が行っていた店の店長が新店オープンでこの店に異動したらしい。 まったり飲んでいると店長が顔を出して久保田百寿の一升瓶を置いていく。いいんすか?結構いいお値段だと思うのだが。しかし8人もいれば一升瓶はコップ酒になりあっという間になくなってしまうのだった。
混んでいることもあり2時間で退席。帰りたかったのだがずるずるとそのまま近くの居酒屋で飲む。これが余計だった。カルピスサワー1杯で頭痛。 次長は「やっぱ焼酎だよね」とご満悦だったが、いい日本酒といい肴のあとにタバコ臭い居酒屋はどうもなぁ・・・。せっかくの余韻がだいなし。
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