東京の片隅から
目次|きのう|あした
台風が近づいてきていて、夕方の雲行きが怪しい。空に線を引いたように片側は雲、片側は空。雲は蒼く水分を含み、街も暗い。向こうの晴れた空は薄いバラ色に光っている。そのうち全部雲の下に入ってしまうんだろう。 雨が近いからか、普段ならあれだけうろうろしている猫も見ない。
保険外交員の人から「話梅(わーむい)」を貰った。彼女は中国出身の人なのでときどき懐かしいというか面白いものをくれる。これもその一つ。 「話梅」は甘い梅干しを干したような感じで、一番近いのは「都こんぶ」の親戚みたいな梅干しの菓子でコンビニで赤い箱で売っているやつ。でももっと甘い。向こうではお茶請けに食べるので「話梅」。 美味しいんだかまずいんだか微妙な味なのだが、口を動かしているのでお茶を飲みながらの眠気覚ましにはちょうどいい。 昼過ぎの眠気覚ましにウーロン茶と一緒にもぐもぐやっている。
朝から暑い。湿度も低く、絶好の洗濯日和。洗濯物を干して、次の洗濯が終わることにはもう乾きかけている。 前の家は昨日飲み会をやったらしい。遅くまでにぎやかだった。今朝は廊下で瓶を片づけるかちゃかちゃという音が聞こえる。 会社用の鞄を革から麻に入れ替えた。
| 2002年07月06日(土) |
ケンタッキー食べ放題 |
街を歩いていたらケンタッキーフライドチキンが「ただいま食べ放題をやっております」と言っていた。恐るべし。時々あのハーブ味が無性に食べたくなることはあるんだけど(昔あったバジルチキンサンドは旨かった)、でもあれだけを食べ続けるのは無理だ。なによりも参加したら明日は絶食と胸焼けだ。
旅に出たくなった。遠くに行ってみたかったので、九州のガイドブックを買ってきた。ガイドブックもいろいろあって、まだ九州の中でもどこへ行こうか迷っているミニは、全体のガイドブックがいいんだけど、結構細分化されていて、探すのに苦労した。夏シーズンだからと言うこともあるんだけど、北海道や信州が多いし、そもそも旅行ガイドのコーナー自体が書店で縮小傾向にあるのではないかと思う。グルメ、特にB級グルメコーナーは充実してきているが(笑)。 ローカル線好きの私、今回も本当は電車で動きたいんだけど、行きたいところが不便なところだったりするので、今回は自動車で動こうかと思う。 そういえば、日本国内は、沖縄(宮古・石垣)には行ったことがあるんだけど、本州から出たことはなかった。沖縄もいずれ与那国リベンジ(石垣で倒れてキャンセルした)を果たしたい。
会社帰り、スーパーマーケットの前を通る。ドアが開く瞬間、ふっと冷気が流れ出てきて、思わず中に入りそうになる。 ちょうどそのとき散歩で前を通りかかったトイプードル。いわゆる「プードル」風のカットではなくて全体的にむくむくなカットなので、いかにも暑そう。そこへ冷風が吹いたものだから犬の頭の中は「涼しい」で一杯。何とか中へ入ろうとじたばたしていた。
そういえば会社のNさんの家ではゴールデンレトリバーのために一日冷房を入れっぱなしにしているそうだ。お犬様である。
朝警察署の前に笹が飾ってあるのを見る。近所の幼稚園児かなんかが作ったものだろうけど、短冊に「検挙率UP」とか書いてあったら嫌だなぁと思う。 願いはいつもない。ないと言ったら語弊があるのか。願い事は自分の中だけにしまっておくもの。短冊に書いたり絵馬に書いたりして人前にさらすものではない。運もあるけど、最終的にその運も自分の実力だ。 小学生の頃、学校行事として七夕があって、小さな学校だから全員が短冊を書かされる。飾りを作るのは好きなんだけど、短冊を書くのはどうにも気に入らなかった。運が悪いと全校集会で読まされたりするんだよ。それって暴力じゃないか。先生は子供が純粋だと信じていたいのかもしれないが、子供が純粋じゃないのは子供自身が一番よく知っている。
スーパーでも七夕の笹や盆支度が売られるこのごろ、相変わらず蒸し暑い。 東京は新暦の盆なので、もう来週はお盆にはいるのだが、迎え火又は送り火のどちらかが必ず雨になる。計ったかのようだ。それでも最近東京でも火をたく家は少なくて(実家の近所ではうちくらいだろう)、年輩の人に話しかけられたり、不思議な顔をされることがある。生きていた頃は苦手だった祖父だが、亡くなってからの年数分、いろいろな感情が濾過されて最後には懐かしい思いだけが残るのだろう。
ワールドカップが終わってしまった。普段なら長くてしょうがない6月が今年はあっという間に終わってしまったのはもちろんワールドカップのせい(笑)だって家にいるときはほとんどサッカーしか見ていない(爆)。 今年後半は長そうだなぁ。でもやっぱり自分はサッカーが好きなんだと言うことを確認した。
朝布団の中でぐずぐずしていたら、不意に思い出したことがある。中学生くらいの頃だったか、精神状態がすごく不安定で、夜普通だと眠れなくて、布団をぐるぐるドーナツ型に積んで、その「巣」の中で丸くなって寝ていたこと。思い返すとどう考えてもヘンだが、そのときは真剣だった。 今でもあの不安感は消えない。耳がちょっと悪いせいか、時々世界中の音が消えてしまう感覚にとらわれてしまうときがある。この前それは本屋でやってきた。文庫本の棚を見ていたら急に音が消えて、そのとき私は確かに世界中でたった一人だった。10秒くらいで元に戻ったけれど。
ふと思ったんだけど、恋愛感情に限らず、人を好きになること、人から好かれることって、もちろん苦しい時もあるのだけど、本当は涙が出るほど幸せなことじゃないんだろうか。だから私は惚れっぽいのかな(笑)
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