東京の片隅から
目次|きのう|あした
私は帰省しないので関係ない。家は「新」でやってしまうし。そういえばうちの菩提寺は「新」の時期には地方から人を呼んで、「旧」の時にはこっちが助っ人に行くらしい。助け合いなのね。今年の坊さんは祖母によると「今年から人が変わってしかも若いからあっちこっちで話し相手につかまって来るのが半日遅れた」らしい。うちは一日暇だからいいけど、かわりに誰かが回ったところもあったとか(苦笑)。路地が多いから道に迷うし、若いと話の切り上げどころも見つけにくいんだろうなぁ。ってこれ、新任教師の家庭訪問と一緒じゃん。
お盆と言うことで靖国。やっちまった小泉という感がしなくもない。「行きたいから行く」では子供と一緒だ。彼が靖国に行きたがるのは知覧に行ったからだと新聞で読んだが、そこまでエモーショナルな人ならば、北京やソウルの抗日記念館に行ったらどういう反応をするのだろうか。死んだ人を悼むのは当然の反応だと思うが、靖国にいるのは一兵卒だけではないのが問題なのだ。行くということは、自分の歴史認識が問われることで、そこまで踏まえての 「行く」発言だったかは謎である。 ロマンチストであることと論理的な人物であることは両立できると思う。人の上に立つからには是非お願いしたい。欧米に留学したからにはそういう論理的思考は仕込まれていると思ったんだけど。
というか、ワールドカップがどうにかなったら責任とってくれんだろうなぁおい!
人の買い物につきあった。自分の時よりも疲れた。所詮他人事ということか。
急に雨が降った。梅雨時のような雨だ。雨粒はずっと見ていても飽きないのだが、そのうち眠ってしまう。 湿度が高いからか、皮膚炎は今日はおとなしい。ステロイドがきいてきたのかな。
腕の湿疹がまだおさまらないので、やっと皮膚科に行った。出てきた結果は「多分日光性皮膚炎じゃないかなぁ」。「多分」ってなんだよ、と突っ込みたかったが、やめた。私はどうも体質が人と微妙にずれているらしく、特にアレルギー性のジンマシンは人と出方が違う。今回のもそうで、「普通はこういう(小さな水泡ができて痒い)んじゃなくてべったり赤く腫れるんだけどねぇ」だそうだ。できてしまったものはしょうがないじゃないか。とりあえずステロイド軟膏を貰った。ステロイドは塗り薬ならば大丈夫だ。噴霧薬だとものすごい副作用が出る。去年それでえらいメにあった。これで痒くなくなればいいのだが。
ところで、教科書問題の話。 扶桑社版を採択するかであちこちで問題になっているが、いわゆる「採択推進派」の人たちについて、今日経歴を新聞で見て気がついたことがある。現在の職業に関係なく、大きく2タイプに別れるのだ。 1. 職業軍人であった人。士官学校生も含む。国内で敗戦を迎えた人がほとんどである。 2. 子供、それも小学校(国民学校)高学年〜中学生であった人。 どちらも当時の記憶はあるが加害現場を見ていない人たちだ。特に職業軍人であれば当時少なからず美味しい思いをしているわけだし、小学校高学年〜中学生くらいは「なぜ悪かったのか」を納得しても理解はしていない(うちの伯父がそうだ)。 結局、今国内が行き詰まっているから、どこかに責任をなすりつけて、自分達のせいじゃないことにしたいだけだと私は思っている。 今の教育がいいとは思わないけど、物事は絶対に裏表があるし、その境界線もはっきりしないのだ。「誇り」を持たせたければ、その裏の陰の部分も教えるべきだし、表面的な光が強ければ陰も濃い。
| 2001年08月10日(金) |
山崎まさよし放送無しに異議あり! |
ROCK IN JAPAN FESTIVALのWOWOW放送で、山崎まさよしとラブ・サイケデリコの放送がなくなるらしい。山崎に関しては「事務所の意向」とのこと。 オーガスタのHPを覗いてみた。ファンからの質問はやはり来ていて、マネージャーからの返答によると、 ・ツアー前なので一種のネタバラシになるということ、 ・音源のトラックダウンが自分達でできないので納得のいく音で放送できないこと、 ・そもそもライヴの放送はあまりしたくないこと らしい。
今まではそれなりに納得はしていたのだが(せざるを得なかったのだが)、今回は納得行かない。私はWOWOWに入っていないが。
そもそもイヴェントというものは時間の制約もあって、本来のツアーとは違うセットメニューを組むアーティストがほとんどだ。一緒だったら怠慢である。しかも有料放送、自分がツアーを観るまで見たくないのならば、ビデオに取っておくこともできる。 そして、音質の問題。音質が悪いのはどのアーティストも同じ条件で、観ている方も音が悪いのは納得していると思う。 そしてライヴ放送の是非について。生のほうが断然良いのは、一度ライヴを観たものならば誰でもわかる事実だ。しかし、TVがあるからと諦めたファンがいたこと、ライヴに行きたくても行けないファンがいること、そもそも86本のツアー(これはまだアリーナクラスの追加があると私は踏んでいる)を組んで、すべてがSOLD OUTになってしまうこと、発売日を過ぎて観たくなっても観られない、それが現状だ。東京ではファンクラブに入っていてもチケットを取りづらいアーティストに山崎がなってしまったこと、そういうことを忘れてほしくない。 音質にこだわりがあるのはいいことだと思う。去年出たライヴ盤は素晴らしい。でも音質に目をつぶって「山崎まさよしのライヴはどんな感じか」をファンでない人に知らせることも必要だと思う。そうでなければいつまでも「人の良さそうなギターが上手いらしい『セロリ』とドラマの人」で終わってしまうのではないか。少なくとも私の周りではいまだにこの認識だ。NHKのドキュメンタリーの山崎は、それも彼の一面だが、作り過ぎていて面白くない。 もし山崎がグラスステージでなく、レイクステージに出られるかどうかという売り出し中の時期だったら、多少の音質の悪さには目をつぶって放送しただろう。
私は幸いあの場に居合わせたが、初めて山崎を観たと思しきカップルが隣にいて(CDもほとんど知らないようだった)、観終わったあと「山崎まさよしってすごいね、歌がいいね、面白いね、バックのベースとドラムすごかったね」と二人で話していた。だから余計残念だ。
晴れたし、昨日マッサージにいって足の疲れも取れてきたので、久しぶりにサンダルを履いた。 サンダルといっても、今年買ったのはヒールがほとんどないもので、足首も固定できるから、かなり歩くのは楽なはずなんだけど、逆に自分の歩き癖が分かって面白い。学生時代合気道をやっていたせいで、股関節を左だけ鳴らしてしまい、うつ伏せになると左足はまっすぐ伸びるのに、右足はO脚のままだ。そのせいで、右爪先を引きずるような歩き方をしている。右の爪先だけ減るのだ。いっそ学生時代に右股関節も鳴らしておけば良かったなぁと時々思うのだけど、あれは物凄い音がするので私よりも周りが凍る(笑)。 てくてくてくてく。やっぱりスニーカーよりも疲れるが、これはコンバースといい勝負かも。
しかし他人にマッサージをやってもらうのはたいそう快適だ。 しかしやった人は大変だったらしい。えええ??という感じだった。運動しなさい、とも言われた。そりゃあ肩凝り歴は小学生からだから。ランドセル背負って肩が凝る、どんな小学生だかという感じもするが・・・。
| 2001年08月08日(水) |
バンド考:此岸と彼岸の間 |
ライヴを見ていて思うことがある。実力や運や場数以前にプロデビュー(メジャーデビュー)できるアーティストとそうでないアーティストは、何かが違うのだ。 それは「絶対プロで喰っていく」という気構えなのか、それだけではないと思うのだけど、とにかく本人の内面的な、メンタル的なものだと思う。 その境界はやっぱりはっきりとある。なかなか彼岸には渡れない。船が出るのを待っているようなアーティストはダメだ。自分で船を作ったり買ったりするような人でないと。
そんなことを考えるのも、フェスに行ってしまったからだ。メジャー/インディーズに関わりなく、あの場は「プロ」の集団だった。普段ライヴハウスで聴いていて気付かないものを、野外で聴くことで気付かされてしまった。いや、ライヴハウスでは見ないようにしていたのかもしれない。普段凄く好きなアーティストでも「あぁ、この人たちはまだまだだなぁ」と思ったりした。別にフェスに出なくてもいい。こちらが身動きできないくらい、瞳孔開きっぱなしになるくらいのライヴを、いつか、見せてほしい。
そしてまた毒吐きに拍車がかかってしまうんだなぁ。
休みボケというかフェスボケである。 今日から仕事に復帰したのだが、なかなかエンジンがかからない。結局午前中一杯は仕事にならなかった。午後もあまり差し障りのない仕事をして一日乗り切る。 今週中にはきっちり復帰できるといいんだけど、なかなか難しいだろうなぁ。昨日も実際には出かけてばたばたしていたので、ゆっくり休むという感じではなかった。本当は一日休んでゆっくりした方が良かったのだと思う。 明日はマッサージに行ってこよう。今日マッサージに行った妹(フジに2日、ひたちなかに1日参加)は「こんなに足が張っている人は珍しいなぁ」と言われ、「沢山歩いたんで」とごまかしたものの「それだけじゃこんなにならないなぁ」と突っ込まれたそうだ(笑)。多分私も同じレベルだろう。
ひたちなかでかなり日焼けした。 一応日焼け止め(SPF40)を塗って、途中で塗り直しもしたのだけど、結局丸三日野外にいたことになるため、焼けない方がおかしい。最終日には色の黒白と靴の汚れ具合で何日いたかがわかる、というかなり面白い結果になっていた(笑)。 腕は、一応保湿して、冷えピタで冷やしたのだけど、やはり乾燥していたらしい。今日は湿疹があちこちにできている。痒い。 顔も頬の高いところと鼻の頭が焼けて、鼻の頭は皮が剥けてしまった。日焼け止めが毛穴に詰まって修正液で書いたように点々と白くなり、鼻パックをしたのがまずかった。いや、わかってはいるんだが、でもやらずにはいられなかった。赤鼻のトナカイである。ファンデーションを塗るとなおさら目立つので、しらばっくれてノーメイク(粉は叩くけど)。
足も、靴を履きっぱなしだったので、湿疹ができた。座ってだらだら見ている時は靴を脱いでいたのだけど、踊っている時の方が長いので効果がなかった。 今年は予備にサブリナパンツを持っていって、一日はそれに履き替えたので、脚の湿疹はできなかった。同じパンツを履き続けると、湿疹ができてしまうのだ。ジーンズを履き続けて色を自然に落とす、なんていうのが以前流行ったが、あれは皮膚が強くないと不可能だ。
筋肉痛が思ったよりはなかったのだが、やはり歩くと足が重い。頭も働かない。「フェスぼけ」なんて言葉はあるんだろうか。
地下道を物凄い勢いでミュールで歩いていく女性がいた。別のミューズを履いた女性とすれ違った。その女の子はゆっくり歩いているせいもあって、あまり足音がしなかった。すれ違った後、足音が少し静かになった。
フェスティバルから帰ってきた。1年間、無事終わる瞬間を待っていた。無事終わった。見たかった人も見た。泣くかもしれないと思っていたけど、でも実際は泣くわけでもなく、ただ幸福感で一杯だった。
花火が綺麗だった。 音楽は花火と同じだ。一瞬のもので、そのものはすぐに消えてしまうけど、でもなくなるわけではない。
座ってステージを見ながらふと空を見上げたら、雲がなびいていた。空って丸いんだなぁと思った。芝生で昼寝したのは何年ぶりだろうか。いい気分だった。
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