へろへろ雑記
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ついさっき「発送したよーん」メールが来ました。 イギリス人のくせに・・・イギリス人のくせに・・・仕事が早い!(爆)
週末の日記に書き忘れましたが、偶然名古屋の丸善で「装飾写本の世界」(うろ覚え)をやっているのに出くわしたので行ってきました。入るとどーんと、いかにもアンティークらしい写本とファクシミリ版の本が展示してありまして、すんばらしい値段(6桁から7桁)に恐れをなして中身を見られずにいたのですが、ケースに入ったままじゃ中身がわからんと、係員のおねーさんに「あのー展示の本は触れてもいいんですか?」と訊いたらあっさりOK。んで素手で本を開けようとしたら、ものすごい勢いですべての展示写本のページを繰っていたおばさんに「手袋あるわよ!」とちょっと批難めいた声で注意されました。よく見ると入り口のケース上に無造作に手袋が置いてありました。 (だったら手袋着用と入り口に書いておいて欲しかった・・・)
今回の売りはリンディスファーンの書のファクシミリ版のヴィクトリア朝装丁版(確かウィリアム・モリスのデザイン)だったのですが、はっきりいってこんなん庶民には買える値段ではありません! ファクシミリ版は裏写りした羊皮紙まで忠実に再現してましたが、やっぱり実物の迫力には敵わないなぁと思いました。
2003年02月10日(月) |
歴史物語としての『指輪物語』 |
いつまでたってもThe Return of the Kingの感想を書かないので、あのヘタレめ途中で投げ出したか?と思われた方が殆どだと思いますが、無事(追補編まで)読了して今ニ巡目読んでます。ニ巡目は、筋を追うので精一杯だった一巡目に比べると、あちらこちらに散りばめられたさりげない表現にあらためて「そうだったのか」と思うことばかりです。The Return of the Kingの灰色港のシーンからThe Fellowship of the Ringのシャイアの平凡で穏やかな風景に戻ると、たった二年の間に起きた出来事の重さに沈黙するばかりです。
以前の日記で作者と作中人物との距離感ということを書きましたが、ファンタジーの形態を取っているもののトールキンの一連の作品は中つ国という架空の――しかしトロイの木馬の伝承のように真実に近い――国の歴史だったのだなぁと思いました。『指輪物語』の舞台は太陽の第三紀の終わり、そして指輪所持者たちが西の海の向こうヘ渡ったところで終わりを告げます。エルフやドワーフ、ホビットや魔法使いの時代は終わり、第四紀は人間の時代です。そして私たちの生きている現代は太陽の第五紀だか第六紀だかに当たるんだそうです。
第四紀も最後の方になれば、指輪戦争は遠い昔の災いの記憶でしかなく、ゴンドールもローハンもすでに無くなっているかもしれないのです。ちょうど第三紀に生きた人々にとって第二紀のサウロンの災いが過去のものでしかなかったように。しかしどの時代にも確かに人々は生きていたのです。
* * *
アマゾンUKで未訳のUnfinished TalesとThe History of Middle Earthから『指輪物語』に関係ある3冊を注文しました。まだThe Silmarillionも読んでないので上古の時代に関連するとこは後回し。本音はお金がないんですが^^;
今日もはよから電気屋さん→医者→友達と待ち合わせとフルコースの一日。半月以上前に買ったポータブルCDプレーヤーが雑音に非常に弱いことが判明し、一度は初期不良を疑って交換してもらったのですが問題が解決せず、実験の結果少なくともこのCDプレーヤーは携帯の電波により雑音が発生することがわかり、交渉の結果MDプレーヤーと交換してもらうことにしたのでした。差額はもちろん払いますよん。うちのCD/MDコンポはMDLP対応してないので一番安いやつに決定。その後DVDレコーダーのコーナーや液晶テレビのコーナーをふらふらする。去年の夏買ったDVDレコーダー(RD-X2)は我が家の1階にあり、スカパーのチューナーに接続してあります。前々からもう一台DVDレコーダーを買いたいな〜と思ってたんですがいかんせん高い。私はDVD-RAMしかも殻つきを愛用しているのでこれに対応しているDVDプレーヤーは無きに等しい状態です。一番安いのはDMR-E30なんですが、編集のためにはHDDは必須。どうせなら操作設計が同じ東芝を買おうと思ってました。たまたまDVDコーナーを覗いたら、XS-30が84,000円で売ってました。だいたいどこも94,000円くらいなのでこれは安い!といきなり衝動買い。HDDも保証に入るというので5年間保証もつけてもらい、税込みで約91,000円。衝動買いもここに極まれりですわ、はっはっは。
前からおかしかった腰と背中が一気に悪化し会社をお休み。体調不良で有休なんて悲しい・・・。整体というところに初めて行きました。本当なら30分2,500円なんだけど50分くらいやってくれました。骨には問題ないということでほっと安心。ただし腰の筋膜が断裂してギックリ腰になるかもしれないので気をつけるようにと言われました。座ってばかりで一見楽に見えるデスクワークも実はものすごい負担がかかっているんだそうです。
2003年01月26日(日) |
週末お出かけ記 その3 |
前日の夜更かしもあってお昼過ぎまでぐぅぐぅ寝て、午後から大阪に来たもう一つの目的である難波のサッカーショップへ。私はRさんについていく〜♪だけなので次にひとりで行けと言われてもできません^^;。以前Rさんにお願いしてこのお店でアイルランドのユニを買ってマーキングも入れていただいたのです。全然サッカーに興味がないのに無理矢理お願いしてその節は本当にありがとうございました。しかも入れる名前が長いし。さすがに店員さんはすぐわかってくれたらしいです。
このお店、以前からユーズドやデッドストックも扱っていたのですが、去年の暮くらいにユーズド&デッドストック専門のフロアができたので是非行ってみたかったのです。ユーズドやデッドストックは実際に見て買い手が納得してないとトラブルの元なので通販はしてません。
ウキウキとビルの2階に上がると、Rさんが言ってたとおりびちーっとユニが吊り下げられてました。気に入ったのがあればスコットランドかアイルランドの代表ユニを買うつもりだったのですが、懐かしいユニがいっぱいで一時は両手に8枚くらい持っていたような。しかしそこは理性で押しとどめ、スコットランド代表ユーロ96モデルとレンジャーズの92-94モデル(これはもう持ってるけど自分が着られる大きさが欲しかったので)をお買い上げ。やぱりスコットランド代表ユニはUMBROがイイ! レジのお兄さんが「よろしければそこのカレンダー(注:ちゃんと売り物です)のお好きなのを持っていってください」と親切に言ってくれたんですが、カレンダーはイングランド代表とマンUとベッカムだったのでもらいませんでした。これがドイツ代表かカーンのだったら引き手数多だったんですけど(笑)。その後1階のお店でやっと今シーズンのスコットランド代表ユニのSサイズを発見! うぉ〜、お店のHPにちゃんと載っけてくれよぉう。今シーズンはFILAだけど割と気に入ってます。街中でも着られそうです。なんだかんだで2時間くらいは店にいたような・・・。Rさん、辛抱強く買い物に付き合ってくれてありがとうございました。
2003年01月25日(土) |
週末お出かけ記 その2 |
大阪のRさんと一緒に京都見物〜。行ったことのない(あるいは記憶が無い)ところに行ってみようということで、北野天満宮→竜安寺→仁和寺へ。大阪と京都って本当に近いんですねー。奈良にも近いしうらやましいなぁ。朝10時に梅田で待ち合わせて1時間足らずで京都市内へ。途中で乗り換え、嵐山で下車。嵐山には大昔修学旅行で来たことはあるけどそれだけ。やっぱり大人になってからの方が理解が深くなりますね。渡月橋からてろてろと歩き、京福電鉄(だっけ)で北野天満宮方面へ。京福電鉄はところどころすれ違いのために複線になっているけど基本的に単線。路面電車の風情もあって、路面電車好きな私はウキョウキョ喜びました。死ぬまでにサンフランシスコの路面電車に乗りたいなぁ。
お昼になったもののどこもかしこも当然のことながら混み混みで、名物のお豆腐やさんに行ったらものすごい行列ですすごすごと引き返し、ぐるっと歩いて結局北野天満宮近くのお蕎麦屋さんで山かけそばを食しました。
北野天満宮はひとひとひとの激流でした。何でかな〜確かに観光名所だけど〜受験シーズンだけど〜と呆然としていたら、Rさんから「今日は初天神じゃん」とご指摘が。そういや歩いているのは年配の方が多い。やっとの思いで入り口まで辿り着いたら混んでる理由がわかりました。参道の左右にびっちりと、縁日のように屋台が建ち並んでいました。きょろきょろしたり立ち止まったりする人が多いから前に進まないのね^^;。ぜーぜー言いながら歩いて(私は人ごみが苦手)本殿あたりまで行くと人ごみも普通程度になり、あちこちで咲いている白梅、紅梅、蝋梅を楽しむことができました。蝋梅って不思議な色合いですね。 そしてまた歩きながら金閣寺(鹿苑寺)に行ったらメンテナンス中で全部見られないということがわかり、じゃあ見るのやめようということで竜安寺に向かいました。竜安寺はお庭は広いけどお寺自体は意外と狭く感じました。そして有名な枯山水を見ながらまったり。 そしてまたまた歩いて仁和寺へ。仁和寺は人が少なくてゆっくり見られて良かったです。造られたのは室町時代くらいなんでしょうが、平安時代そのままに蔀があり、それが上げてあるのに大喜びして写真を撮りまくってたのは私です。ちゃんと妻戸もあったよーん。庇が無い建物もあったけど、母屋−庇−濡れ縁と、平安時代の建築そのままの建物を歩くことができて感動でした。さすがに室内は暗かったよー。
2003年01月24日(金) |
週末お出かけ記 その1 |
1月19日から放置してあった日記ですが、諸般の理由(主に体調)によりサボってました。すんません。ということでここからずらっとおさらいに入ります。
午後半休をとって大阪に。お気に入りのNeal's Yard(アロマテラピーとは無関係)のケーキをお土産に持っていく。私もずっとこの店はアロマテラピーの某ショップの関連店かと思ってたんですが、どうやら名古屋ローカルのお店らしいということで。ちなみにグラマシー・ニューヨークも同系列です。グラマシー・ニューヨークは名古屋JR高島屋地下に、Neal's Yardは、えー何と説明してよいのやら、名鉄メルサの地下あたりにあります。レアチーズケーキやタルト系がお奨め。レアチーズはホールよりカットしてある方がこってりしていておいしいです。チーズケーキ大好きなKちゃんにも満足していただけたようで何よりでした。
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