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あなたが居てくれる世界 - 2001年01月31日(水)
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午前中、バイト。 午後、読書。 夜、太鼓。
どんなにコミュニケーションメディアが発達して、多様化しても、 結局のところ対面コミュニケーションに勝るものはありません。 ほんとうに大切な人とは、いつも会っていたいものです。
無心/カメラ付きケータイ/やわらか/霞み ポテトチップ 140円 切手 80円
エーリッヒ・フロム 『自由からの逃走』 西尾勝 『行政の活動』 薄井ゆうじ 『狩人たち』
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perception <n.> 知覚、認識、理解 - 2001年01月30日(火)
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午前中、読書。 昼間ちょっと学校。 夕方、読書。 夜、読書。
学校に行く途中、川沿いのサイクリングロードでふと見上げた飛行機と飛行機雲が、 目を離した一瞬のすきに消えていて、僕は 自分の「知覚の不確かさ」が急激に不安になってフラフラしてしまいました。 そもそも僕らが「この世界を知覚している」というのは、 本人たちの思いこみというか信念というかそういうものに(意識的にも無意識的にも)支えられていて、 飛行機雲が見えることも飛行機雲が見えた気がすることも飛行機雲の幻覚を見ることも、 「思いこみ」の相対的なスペクトルの中にあるものなのではないか? つまり僕らはどちらにせよ思いこみでしか飛行機雲を見ることはできないのではないか? だけど、もしそうなのなら、 自分の知覚は所詮思いこみにすぎない、正しいものではないと悲観するのではなく、 自分の知覚は100%信じることはできないけれども、 それは間違いなく自分だけのものだから、大切にしようという姿勢が多分いいのです。 そういうわけで、 「知覚の不確かさにフラフラしてしまった僕」は15分ほどの思索で消え去りました。
月と踏切とヒコーキ雲/マフラー/それぞれの人生/消失する雲/つがいインコ 薄井ゆうじ『狩人たち』 840円 つぶあんぱん 100円
エーリッヒ・フロム 『自由からの逃走』 薄井ゆうじ 『狩人たち』
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引き合う地球と月のように - 2001年01月29日(月)
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午前中、バイト。 午後、パソコン。 帰宅。
「ミニモニ」があんなに売れるのだけは納得がいかない。
三日月が金星を切りつけて、高くヘ昇っていきました。 夢に出てきそうな、恐ろしくて美しい風景でした。
刃物/伝染/意識の混濁 サッポロポテト 100円
西尾勝 『行政の活動』 エーリッヒ・フロム 『自由からの逃走』
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それだけの週末 - 2001年01月28日(日)
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朝から晩まで太鼓。
夜は寒くて、とてもステキ。
きらめくアスファルト/地球照/千切れる指先/遠くへ round table「feelin' groovy」1500円 Mint After Dinner「Cloudy Sky」1800円
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雪がかき消す風景、雪が浮かび上がらせる世界 - 2001年01月27日(土)
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豪雪。 でも朝から太鼓。 ずっと太鼓。
嘘みたいな雪が世界に積もって、空の色まで変えてゆく。
屈折率の空/雪世界/チェーンの振動/見たことのない青 バス 210円×2 調布−京王多摩川 120円
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ゆるい一日 - 2001年01月26日(金)
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午前中、バイト。 午後、読書。 帰宅。 夜ビール。しあわせ。
ポケットティッシュ 15円×2 サッポロポテト 100円
ドワイト・ワルドー 『行政学入門』 現代思想1997年3月 「フーコーからフーコーへ」 天沢退二郎編 『新版 宮沢賢治詩集』
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MZ−E700が教えてくれたこと - 2001年01月25日(木)
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昼間から学校、ちょっと太鼓を叩く。 そしてすぐ帰宅。 今日のメインイベント、携帯MD再生機購入ツアー@新宿! さくらや→ヨドバシ→ さくらや→・・・→ヨドバシ→ さくらや→ヨドバシ→ さくらや (およそ2時間半) そして地元のラオックスで購入。 ソニーのMZーE700。メタリックなピンクです。かわいい。
<驚き1> 最初に行ったさくらやで、22800円だったMZ−E700が、 30分後に行ったら、24800円になっていた。 <驚き2> そこで、店員さんにぼそっと「これ、さっきまで22800円でしたよね・・・」と言ったら、 「えっ?ばれちゃいましたか。じゃあ仕方ない。ここだけの話、22800円でいいですよ」と言われた。
そのお兄さんの言うことには、こまめに本部から値上げ・値下げ指令がかかるらしい。 それにしても値上げを目の当たりにしたのは衝撃的。 おまけに言いようによっちゃ簡単に2000円引きになるのも驚き。 結局欲しい色がなかったからやめたんだけど。
<驚き3> 新宿では30分で2000円アップのMZ−E700が、 地元のラオックスでは「さらにお求めやすくなりました」の札とともに2000円引き。 しかも、さくらやでは青(変な青)しかなかったのに、地元では青だけが売り切れ。
消費行動というのは場所によってずいぶん変わるものなのですね。
というわけで手に入れたMZ−E700。 とてもかわいいやつです。今度ぜひ見てあげてください。
ふたりの障害者/思い出横町/赤ひげ薬局/黙殺/携帯メイル MZ−E700 22800円 新宿−調布 230円×2
ミシェル・フーコー 『狂気の歴史』
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激しく、優しい揺らぎ - 2001年01月24日(水)
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午前中、バイト。 午後、昼寝とパソコン。 夜、太鼓。
++++++ 僕は、借り物の地図を持って、誰かの船に乗って、たからものを探しに出かけた。 小さな無人島の、小さな洞穴の中で、僕は小さなたからものを見つけた。 それで僕は歓声を上げて、たからものを抱えて意気揚々と港へ戻った。 ある人は、そのたからものを見て僕と同じように歓声を上げ、 ある人は、よくがんばったねと僕をねぎらい、 ある人は、今度はいっしょに探しに行きたいと笑った。 だから、そのたからものは、小さかったけど、僕にとっては大きなものになった。 だけど、 ある人が僕に言った。 この世界にはもっと大きなたからものがあるんだよ。 そう。僕だって本当は気付いていた。 あの小さな無人島の向こう。恐ろしい荒波と果てしない霧を越えたところ。 大きな無人島があって、大きな洞穴があって、大きなたからものが眠っていること。 その人は続けた。 あなたはもう、どうしたらそれが見つけられるか、解っているはずです。さあ!
そこで目が醒めた。 頬がすこし乾いていた。 現実に引き戻される感覚の中、 右手に新しい地図が握られていることに気付く。 僕の地図。借り物でない、他ならぬ僕だけの、地図。
しなくてはならないことはまだたくさんある。 それがすこし恐くて、すこし嬉しかった。
とりあえず、あさごはん。
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信じること/「ドアをノックするのは誰だ?」/新しい地図
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爆発するアムール! - 2001年01月23日(火)
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朝、証明写真撮影。
中学生のサイフ(中に入ってた塾の学生証から判明)を拾って交番に届ける。 おまわりさんが仕事増やしやがってみたいな顔をしていた気がするけど、 僕の個人的感情がそうさせたに違いない。 僕は警察が好きではない。
9:30、府中の運転免許試験場で免許更新。 もっと時間かかると思っていたところ、 10:40にあっけなく交付され、一気に暇になる。
仕方ないので学校の図書館に行って読書。
13:30、先生に卒論提出の報告。 45分もいろいろと話す。 話の流れで、フランスの行政システムに興味がありますと漏らしたところ ちょうどよかった、日本の行政学会にはフランスの行政を研究する人がもっと必要だよと言われ、 フランス語を勉強する決意が完全に固まる。 ボンジュール!
ところで先生は日本の行政学の大家で、 そんな人と僕が一対一で話し合っていることが信じられない。 身に余る幸せ。
そして一瞬の雨の隙間を縫って帰宅。
夜、ドライヴデイト。 ヨコハマの夜景はウソみたいだった。
殲滅/形骸化/青い灰色/水蒸気 証明写真 700円 免許更新料 2950円 カルビクッパ(冷凍)450円 Fran森いちご 148円
現代思想1998年2月号 「身体障害者」 ミシェル・フーコー 『狂気の歴史』
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消費されていく世界 - 2001年01月22日(月)
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午前中、バイト。 午後、読書。 目がチカチカします。 夜爆走して帰宅、野菜炒めをもりもり食す。
MDウォークマンのリモコンがいかれたので、 新しいのを買おうといろいろ回ったのですが、 僕の5年前の機種に適合するリモコンが売っていませんでした。 仕方ないので今のは車用にして、新しいのを買おうかと思っています。 なんだか虚しいです。ものを大事に使うほどに裏切られる社会。
++++++ 細分化されていくこの世界で、「自分」を解体されない自信はあるか? ++++++
encode-decode/霞む視界/技術革新と無常観/目の奥のひかり 使い捨てカメラ 650円
現代のエスプリ367 「 『精神障害』を生きる」 美術手帖 1997年6月 「セクシュアリティとジェンダー」 美術手帖 1997年11月 「インスタレーション」 美術手帖 2000年11月 「アート・IT・革命」 現代思想 1998年2月 「身体障害者」
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彼女の過去、僕の過去、ふたりの過去 - 2001年01月21日(日)
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一日中太鼓打ってました。
友人が誕生日でした。年女。 あらためておめでとう。
夜、ちょっとデイト。 パルコ閉店で追い出され。
++++++ 過去にとりつかれた人は不幸になる。 いくら振り返ってみたところで、ぼくたちは他でもない現在を生きているのだから。 過去を大切にしない人も不幸になる。 いくら否定したところで、ぼくたちは悲しいくらい過去の上に立っているのだから。 ++++++
人工満月/下降するキモチ/雪の溶けるスピード/磁石 マクドナルド(友人誕生日会用)808円 ポカリスエット 110円
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雪 。 - 2001年01月20日(土)
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太鼓。 叩きまくりでした。
卒論提出。 なんだかとてもあっけなかった。
大雪。 傘さして、片手運転で帰りました。
++++++++++ 歩き続けていたら、見逃してしまうものがあるから、 ときにはつまずいてみるのも悪いことではない。 ++++++++++
グレーの幻/音のない現実/白/融けていく体温/ カロリーメイト(フルーツ味)200円 ポカリスエット 110円
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表出、膨張する感情 - 2001年01月19日(金)
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午前中、バイト。 午後、読書。 夜、すきやき。
卒論がとりあえず終わったので、 読みたい本が読めるしやりたいことができる。 こういうことを幸せと感じられるようなヒトでありたいと思います。
午前中から夕方にかけて大恐慌が訪れましたが、あっけなく回復しました。 ぼくは元気です。
リセットボタン/抑圧/劣等感/憎しみと虚脱/セルフ・コントロール 現代思想 1998年2月号 「身体障害者」 現代思想 1999年2月号 「部落民とは誰か」 美術手帳 2000年10月号 「岡本太郎と万博」
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切られた髪は何処へ? - 2001年01月18日(木)
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午前中、卒論プリントアウト。 昼、ちょっとだけ学校。 すぐに家に帰ってビビンバチャーハン(冷凍食品)をつくって食べる。 15:30に表参道の美容院。 終了後、表参道→明治通りと歩いて渋谷へ。 レコファンでCDを2枚購入。 満員電車にゆられて18:30帰宅。
井の頭線で、ちょっと面白いふたりを見た。 男、40代前半、女、20代半ば。 カップルと言うには微妙、友達と言うにも微妙、親子という可能性は多分ない。 会話をずっと聞いていたんだけど(すいません)、 女は男の部屋に入ったらしい。男は女の部屋に行ったことはない。 女は彼氏(?)より実家が大事だと男に言い、男は中途半端に笑う。 女は男をしっかりしていると誉め、男は中途半端に笑う。 女は右手薬指と左手中指に指輪。男は指輪無し。 結論 「年上好みの女の子が、バイト先の店長(独身)に積極アプローチ中」
渋谷の中心街は、あんなに人がいるのに、さびしくなります。 ヒトをヒトとして感じられなくなっている自分に気付くのです。
特急のつくりだす風圧/愛想の悪い店員/紙の重さ/歩行ゲーム bridge2タイトル 3300円 卒論製本用品(自分用) 800円
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ありふれた、大切な日々 - 2001年01月17日(水)
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朝、30分寝坊。コントのようにあわてふためいてバイトへ。 午前中バイト。 午後図書館で卒論。 夕方、外で茫然と空を見つめる。 夜太鼓。喉がカラカラ。 寒いと空が綺麗なのは、ココロが研ぎ澄まされるからです。
惑星のまたたき/吸いこまれる青/ふいご/大好きな笑顔 ポテトチップ 140円
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卒論完成間近 か? - 2001年01月16日(火)
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午前中、ずっと家で卒論執筆。完成間近。 体裁を整えてみたら総ページ数が100ページを越える。我ながら感心。 午後、すこしだけ学校に顔を出すも、すぐに帰宅。 そしてまた卒論執筆。 夜、アブストラクト完成。
++++++++++ 自分がいなくたって、世界は回っていくと悲しくなったら、 自分がいることで、回る世界のことを思い出せ。 ++++++++++
西行き/直面する太陽/夕空の層/竹刀が響く音
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ダイアリ開始 - 2001年01月15日(月)
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午前中は図書館でバイト。 午後は図書館で卒論。 夜は寒すぎて薄れてしまいました。
++++++++++ だれもしらないちいさなさかみちをくだってひだりにおれると きゅうにしかいがひらける。 めにとびこんでくるのはまちのひかりのつぶ。 ここはきみとぼくのばしょ。ふたりだけのばしょ。
連なる氷点下、15年ぶりの厳しい冬。
6さいのふたりはここで、えいえんのあいをちかった。 いつまでもつづくものをこれっぽっちもうたがわず。 たあいのないキスをくりかえして、あかるいみらいをしんじていた あのふゆも、たぶんこんなにさむかったんだ。
今日、君は大人になっていた。 その時僕は忘れていた。 僕ももうあの時の僕ではないことに。 君が悪戯っぽく「身勝手ね」って笑って、僕は目覚めた。 君の左手の指輪が眩しかった。
だれもしらないちいさなさかみちをくだってひだりにおれると きゅうにしかいがひらける。 ひかりのまちをみおろすたかだいは、しんじられないくらいちいさくて 21さいのぼくにははいることができなかった。 ++++++++++
風化する感覚/青のカンバス、金星/低温注意報/やさしすぎるためいき
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