ここしばらく、リファラを見ていると、1日1回以上の割で「親知らず子知らず」関連の検索に モノの見事にひっかかり、1年位前、「ここに歌詞の解釈はありませんよ~」と書き、 更に、誤解されないように、それ以前、このことについて書いた記事がうちの日記の どこにあるのかというのも付記しておいた。
・・・・にもかかわらず、どうやら歌い継がれているかのような、この不朽の名曲(笑)。 あの暗い合唱曲を、平成のこの世、一体、どのようなシチュエイションで歌うのか、 俄然そっちのほうに興味が湧くのですが、嗚呼・・・・そうか、地震の影響でその土地の人たちの郷愁の歌 なんてふうにも解釈できるんだなぁ・・・・などと、いきなり意見が180度コロッと変わり、 なんとかこの曲に関する情報を提供できないものかと考えたりもしたんだけど・・・・。
如何せん、あの音楽教育洗脳推進校を卒業したからといって、うちのクラスには あのスコアは配られてないので、詳細をきちんと教えてあげようと思ってもできないんです。 隣のクラスの自由曲だったんですよ。 歌い方からして「すすり泣き」に近い、ピアニッシモのパートが非常に印象的でした。 今は、そんな指導をする人は少ないんですかね? あたくしは、「それ」しか知らない故、 この曲を持ち出されると、「腹筋、お大事に・・・・」としかコメントしようがないんですわ。
その2。 コレも同じく合唱曲。再びブーム到来なんでしょうか? 「みんなひとつの命だから」 コレをめがけて検索で飛んでくる人も、最近物凄く増えました。 こっちのほうは、あたくしが指揮したし、今でも実家にスコアは残っているので、 幾らかのコメントはできると思うのですが、如何せん、もう15年以上前の出来事(笑)。 でもねぇ・・・・当時の曲をMDに落としたヤツがあって、それをたまに聴くと、 どうやって音を引き出していたかっていうのが克明に思いだせるっていうところが、 日に2回以上、1日4曲以上を3年間歌い続けた賜物かも・・・・なんて思うわけでして。 当時のスコアに、様々な書き込みがしてあると思うので、興味のある人は、 そういう旨を明記の上、こちらにご連絡ください。わかる限りのことはお答えしますんで。
時期的に、合唱コンクールとか、文化祭の支度に入るんでしょうね。 ・・・・てのも、前に「親知らず子知らず」で検索が物凄い勢いでヒットした時に書いた気がする。 今でも歌い継がれている難度の高い不朽の名曲に携わる、中学・高校生たち、ホント頑張れ!! 当方の日記に辿りついてしまった人たちでも、「もくじ」のページから検索をかけると、 より詳しいことが出てくるはず・・・・とはいえ、うちには専門ページを設けてないので、 単なる思い出話にすぎませんが、それでも参考になれば。
指揮者が泣きそうな顔になると、効果更に倍増(笑)。 いや、真面目な話をしてるんですが、ハタから見てるとふざけてるようにしか見えないんですよね。 「お前が泣いたら終わりだ、いいか、泣くなよ!!」 という緊張感で以って歌うと、難度が一気に跳ね上がること請け合い(笑)。 指揮者には陶酔系の役者を一人立てるといいでしょう♪ よく、「行間を読め」ということを国語の授業でいわれることと思いますが、 音楽は、ブレスとブレスの間を先読みするにつきます。なんなら、指導者に仰いで、 ブレスの位置を各パートごとに変えてしまうのもアリアリなんです。 「親知らず子知らず」はユニゾンが命なので、そこに入魂するのもよろしいかと。
合唱なんてかったりぃ~(-。-) ぼそっ と思っている人々よ・・・・。 かったりぃ~(-。-) ぼそっ と思う前に、面白ポイントを探して、それを楽しむんだよ♪ 歌うだけが「合唱」と違うからね。 大きな声を出せるか、音程を間違えないかなんていうのは二の次三の次。 自分の中だけに発生する面白ポイントをグワッと伸ばすと、それが周囲に派生して、 とっても面白いことになるから、試してみてね♪
あたくしのところへ来る、とあるメルマガ。 クイズ系のメルマガなんだけど、たまに本当にわからないことがある。 8割・・・・とまではいかないけれど、ほとんどがすぐに直感で分かるんだけど、 この日届いたメルマガにあった出題に、あたくしは暫し、考え込んでしまった。
【問題】
下記の文はある場面を表している。
・全裸の泣いている女が一人 ・半裸の幸せな顔をしている女が一人 ・服を着た男が二人、一人は手にビデオを持っている ・服を着た女が数人 どんな場面を表しているのだろう?
いやぁ・・・・もんすごくいかがわしい場面を想像してしまったのは、何も隠すべきことではないから書くけど、 コレを読んだ、4割近くはあたくしと同じ方向へといざなわれていったと思う(笑)。 それともう1つ。 ここは文芸ジャンルであって、自由表現でも成人ジャンルでもないので、 いかがわしい方へいざなわれていった人たちがある程度納得するような、解答もここに載せますが、 「どんな場面?」と問われて、即答できなかったという人は、 恐らくあたくしと同じ仲間かと思われます(苦笑)。
ちなみに。 付記してあった難易度は、5段階で以下の通り。
難易度:★★★★☆ 言語力:★★★★☆ 数学力:★☆☆☆☆ 論理力:★★★☆☆ 直観力:★★★★★
ついこの間、数学力のなさを露呈して、散々恥をかいたその上塗りをするかのように、 「数学力」は全く必要がないというようなこのクイズ(爆)。 言語力と直観力を試されるというタイプだそうだ。 ヒントは2つありましたが、もう少し出し惜しみしたいと思います(笑)。
加えて、状況説明文を1つ1つ検証していきたいと思います。それも大きなヒントになると思います。 答えから直結させて、矛盾点がないかどうかということなんかも同時に検証しておきます。
・半裸の幸せな顔をしている女が一人 色々と個人差はありますが、大半はこうだそうです。
・全裸の泣いている女が一人 この場合、この泣いている彼女がいないと、半裸の女は幸せな顔をできないとか。 泣いて初めて、半裸の女性が幸せそうな顔をするとかしないとか・・・・。
・服を着た男が二人、一人は手にビデオを持っている いや、「二人」とは限らないと思う。「一人」の場合も結構な割合で多いんじゃないでしょうか? でも、最近の傾向として、ビデオを持った男は洋服を着用したままこの場面にいたりしますね。 物凄く好奇心旺盛なタイプの人もいますし、逆にとても嫌がる人もいるとかいないとか。
・服を着た女が数人 いてもいなくてもいいんですが、最低一人はいた方がいいかと思われます。 全裸の女をあれこれ調べたり、半裸の女にあれこれ報告したりと、役割的には重要な人たちなんです。
さぁ、そろそろ「わかった!!」という方々も現れたことでしょう♪
ボタンを押さずに、まだ暫し粘っている人のために、メルマガにあったヒントを1つ。
・感動的な場面です
上記で検証済みですので、もうここまででいいでしょう(笑)。 わかんない人は、答えを見て、大いに納得してください。
しかし、モノは言いようとは正にこのこと。 しかも、自分が置かれている立場で、すぐに正解に対して反応できるか否かが測れるという かなりひねくれた問題ではあるけれど(笑)、それでも、いかがわしい方向へ進んでしまったあたくしに きちんとストップをかけてくれる「ことば」が問題文のどこかにきちんと隠されているわけで、 経験の有無に関らず、確かに「言語力」「直感力(直観力)」がハイレベルに設定されているのにも 頷ける。 それよりも、出題者の意図の通りに最初の一歩を踏み出してしまった、オノレの愚かさの方が 素直で可愛いと思わねばやっていられないんですが( ̄∇ ̄;) どんな世間ズレの仕方だよ、自分(笑)。
いや、経験者の話を沢山聞いていると、本当に十人十色で、 「半裸の女」がどうだったか、「全裸の女」がどうだったか、その時々によって全く違うらしい。 「全裸の男」の場合も半分くらいの割合であるようだし(笑)。 なので、同じ「女」の目線で言わせてもらうと、幸せな表情をしている人たち100%ではないし、 泣くのも100%ではない。 男が同室に居合わせることも100%ではないし・・・・と、色々とそれぞれに事情はあるのだ。
あんまり揚げ足を取るとキリがないし、つまらないのでそれはここらで切り上げることとしよう。 これは、この世で一番の歓び、感動・・・・という人がいる反面で、 そうなるはずがそうでなくなってしまった人もいる・・・・という悲しい現状すらも背後に見え隠れする。 ただ、救いとなる最後のヒントはこれ。
童謡「しゃぼん玉」を思い出した。 婦人科外来にいるとき、丁度、新生児と思しき保育器形状のストレッチャーが、 大急ぎで搬送されるのを見て、「しゃぼん玉」の歌詞のように「風、風、吹くな・・・・」・・・・そう願った。
朝からジメジメ感がなく、カラッとしていたこの日。早朝は爽やかで涼しいくらいだった。 こんな日くらいは、きちんとしたい(笑)!!と思って、怠くない代わりに午前中はちゃんと働く。 が、日中、陽がどんどん高くなるにつれて、屋外は灼熱地獄になっていった。 それなのに、湿度が低いせいか、あまり不快な感はせず、朝から出しておいた洗濯物が たった2時間程度ですっかり乾いてしまうのに気をよくして、庭に出たり入ったりしていた。
嗚呼・・・・きっとあたくしみたいなヤツのために「お調子者」という言葉が存在するんですね。 非常にありがたい(爆)。 今の自分の状況を端的に表す言葉が日本語に存在してくれたことに、素直に感謝しよう。 金曜、土曜と病院巡りなので、少々体力を温存しておかなければ・・・・。 病院に行ってはいるものの、昔に比べて明らかに穏やかな暮らしが出来ているので、 それはそれで、非常にありがたい。
そうそう♪ 昨日のミュージカルバトンの件ですが、早速、鉄兵さまにリアクションあり♪ しかも「RED」にまつわる思い出もそれとなく触れてくれてたり・・・・(笑)。 あれを書いている時、「RED」を聴こうとして、やっぱやめて、 あたくしはユーロを聴いてましたよ。1個、ウソ書いちゃいましたね(笑)。 あそこの相川七瀬関連をそっくりそのまま、ユーロにしちゃってください。 手に持ってたのは、確かに相川七瀬の「RED」だったんですが、 聴こうと思った瞬間、電話(爆)。テーブルの上においてそのまま忘れる(アホ)。 PCに戻ってきて、話題を次にした瞬間、「RED」飛ぶ・・・・とこういう経緯でして。 「RED」は「RED」でも「RED SUNS」になっちゃいましたよ、音楽だけ(爆)。 また今度、改めて聴こう・・・・(そうしよう)。
お調子者のあたくしは、次の人にとても律儀につないでしまいましたが、 今度、似たようなことが起こったら、自分は好きなので自分はとりあえず楽しんでおいて、 ここで止めちゃうことも考えておこう。 いや、学校の連絡網じゃないんだから、誰も怒らないと思うし(爆)。
2005年07月27日(水)
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はりきっていってみよう♪/めちゃくちゃ個人的な業務連絡アリ |
新婚さんの「エンピツ」作家さんから回ってまいりましたよ、噂の「ミュージカルバトン」。 我が身には無縁・・・・と思ってただけに、ちょいとばかしビックリしましたが、 んでも面白そうなので、早速挑戦したいと思います┐( ̄∇ ̄)┌オホホ 100質に比べれば問も少ないしね(爆)。つうか、100質に答えすぎなんだよ、自分(自爆)。 1つやり遂げては「もうやるまい!」と思うのに、ガツリと趣味のあったのを見つけると、 ホイホイ答えてしまうこの自分の愚かしさ・・・・( ̄∇ ̄;) お医者でも草津の湯でも、このアホさ加減だけは治るまい・・・・。
んでは、早速♪
【1.コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量】
むむむ・・・・どのくらいだろう?? 昔、まだJAS●ACが激甘だった頃に、あちこちでMIDIやMP3を拾ってきては それを楽しんでたわけなんだけど、最近は、ねぇ・・・・? メディアにとりあえず避難させて、 以来そっちは聴いてない。 今、ちゃんとしたCDから落として、このヴィヴィアンちゃんに入っているのっていえば、 ホレ・・・・「大映シリーズ」だよ(爆)。(よりにもよって、こんなところで吐露する羽目になろうとは) コレの他にも、別の拡張子でいくつか入ってて、たまぁ~に聴いたりもするんで、 そうだなぁ・・・・大体30MBくらいで足りてるんだと思う。 原盤あるヤツばっかだから、消えても問題ないし(笑)。
【2.今聞いている曲】
正に「今、この現在」、コレ書いてる途中に、無性に昔のが聴きたくなって、 相川七瀬を手にしているあたくし。ここに相川七瀬と書いてしまおうか、非常に迷っている。 仮面ライダー以来、お姿を見かけませんが、あたくし、只今、彼女のアルバム『RED』の時のような もんすごい赤い髪を目指しておりまして、常日頃、丁度7~8年位前の曲が 頭ん中をグルグルしてるんですよ・・・・えぇ、ここ2、3日のことですけどね(笑)。 ・「Sweet emotion」 ・「Bad girl」 ・「Cat on the street」 ここらへんのヤツとか。(綴り間違えてたらゴミン) カラオケ行くと、思いついたように唄うよ。 キーが原曲でスコンと合うので、気持ちいいのら(笑)。
【3.最後に買ったCD】
普通は「最初」を聞くよね(笑)。それだとインパクトあるよ、あたくしの場合は(爆)。 だけど「最後」ってことなので、『LOVE for NANA ~Only 1 Trebute~』 コレだって、相当な偏りだと思うんですけどね。最近、特定アーティストのCD、全然買ってないもん。 このCDの中で、相当気に入ってるのは、アルフィー・たかみ~の作曲した、ドアタマのインスト。 やっぱあの人、そのうち日本の音楽の教科書に載るかもしれんわ(大爆笑)。 バッハとかシューベルトとかと一緒に。可能性としてなくはない(爆)。
【4.よく聞く、または特別な思い入れのある5曲】
よく聴くのは、勿論(何がモチロンなんだろう?)「大映主題歌シリーズ」ですよ。 もうしょっちゅう聴いてる。でも、こん中から全部5曲を出すのは、いくらなんでも・・・・と 自分でも思うので、切り込み角度を変えて、大映の主題歌が好きなの♪とアピールしておいてから 別のをご紹介しましょう♪ 特別に思いいれのあるヤツを。
●ガールズ・ナイト(PRINCESS PRINCESS) コレについて語らせると、コレだけで終わってしまうので(笑)、詳しくはこちら♪ あたくしが執念深いほどに思い入れのある名曲。リリースされて17年経ってますが、 PRI2カラーが全然出てない、異色の名曲!! もうこのくらいにしておこう・・・・語りすぎる自分が怖い。
●1974(TM NETWORK) アルバム『Gift for Fanks』にももっと良かろう曲満載だろ?? と不思議に思われる人たちが ウザウザいることと思いますが、あえてコレを列挙しておきます。 そうなのよ・・・・今聴くと、他にもいい曲いっぱい♪ってことはわかってんだけど、 このアルバムに最初に出会った時に貫かれたのがコレだったので、コレにしとく。 弟のリョウヘイちゃんと、TMについて語る時に欠かせないのは『8月の長い夜』なんだけど。 なんで、数あるアルバム曲の中、コレにしたかっていうと、単にあたくしの生まれ年だから(笑)。 自分の生まれた年に、この人たちがこんな思いを抱えて、こんな気持ちで、こんな曲を作ったのか・・・・ なんて考え出した日にゃ、ちょいと目頭が熱くなる。
●Living For Tomorrow(COSA NOSTRA) 忘れ去られてやしないかね、彼女たちのこと(苦笑)。最近見ないから、ちょっと心配。 この曲は、CXがまだ深夜にオムニバス系のドラマを試験的にバンバン流してた頃の主題歌で、 そのドラマのタイトルもズバリ「東京SEX」・・・・何考えてんだ?(爆) んでも、独特のいいリズムに伸びのある彼女たちの声に魅了されて、あたしゃ、サントラ買ったよ! この当時、自分の感性がすごくぴしぴしとした、いいハリを持っていたので、 そのアンテナにひっかかるものは片っ端から掻き集めてた気がする。大学3、4年くらいの頃かしら。
●ONE NIGHT IN ARABIA(GO GO GIRLS) 来たよ、来ましたよ、ユーロですよ(爆)。「頭文字D」のアニメの出来にめちゃハマリして、 片っ端からサントラを買いあさってた時に、一番良く聴いた曲です。 知ってる人は知っているでしょうけれど、コレ、「SMA×SMA」の1コーナーであった 「キング・ヨーヨーヨー」のテーマ曲。バッキー木村、初登場の曲なんですよ。 あれから、「NIGHT OF FIRE」とかが再び大流行しましたけれど、 あたくしは断然、あっちよりもこっちです( ̄^ ̄) あ、付記しときますと、「キング・ヨーヨーヨー」のコーナーは、木村拓哉のコーナーではなく、 あくまでも、そうあくまでも草彅剛のコーナーだったんですよ(笑)。 ユーロの波が一旦終息してた頃に、あたくしは好んでユーロを聴いていたのですが、 その静かな凪の状態の時に、「頭文字D」が時代遅れともいえるユーロをバンバン出したので、 あたくしの脳みそにも火がついて、またバンバンユーロを聴くようになった。 そういえば、あの有名な「サンタマリア」のパラパラがもう東京では完全に消え去った2年後、 まだ岐阜で踊っている人が見たときは本当にビックリしたよ( ̄∇ ̄;)
●GLASS HEAVEN(PRINCESS PRINCESS) オチで、アニソンでも・・・・と思ってたんですが、まぁ、あたくしらしく、PRI2で始まり PRI2で終わる形の方が「らしい」かな・・・・と思い、この曲を持ってきました。 1曲目に挙げた「ガールズ・ナイト」がデビュー間もない頃の曲であるのに対し、 こっちは、随分後年になってからの作品。 何がすごかったかって、この曲を聴いた時に、1個の映像がぶわっと噴出しましてね。 その思いの丈を、あたくしの元祖・心の姉であるアーティストに託したところ、 「赤い天使」が本当に出来上がった。詳しくはこちら♪ この「赤い天使」が出来上がるまでに、この曲が絡んでいる。モロ、あたくしの主観なんだけど、 彼女はきっとその主観すらも乗り越えて、カタチにしてくれる。何でかあたくしには絶対的な自信があった。 新宿の副都心のビル街が、あの頃あたくしには「廃墟」に見えて、 高く聳え立つ安田ビルでさえ、人間のためではなく、何かもっと強大なもののためにあるような気がして、 「そこに天使が、物凄い急降下で舞い降りてくるはずだ!!」 と、姉に自信満々にそう伝えたのだった。妄想とか、空想とかではなく、 あたくしが思い描ける、最大級のフィクションで、実写を求めてならない1シーンでもあり。 色々なアーティストの曲のイメージを参考に、読みきりの短編を書くこともあるけれど、 この曲から拾った作品は、とうとう短編にならなかった。でも、完結しただけでも偉いと思う(爆)。 オマケに、ねーちゃんが目に見える「カタチ」として、既成概念をぶち破った新しい天使まで創ったので 記念の1曲・・・・そんなふうになるのかもしれないな。
【5.バトンを渡す5人】
人選、結構、気ぃ使いますね(笑)。 ここを見ているかどうか不明ですが、ブログを持っている、ひが嬢、とき殿、 どうかこのテーマをトラックバック・・・・ではないけれど、ネタとして書いてみてください♪ 少なからずとも、音楽に何かしらの縁があるキミたちならばと思って、野ザル代表2名に託します。
あと3名ですね。 またもや、ここを見ているかどうか不明ですが、「エンピツ」のsenzaki氏。 あたくし、彼の嗜好はとても面白いと思うので、個人的にちょいとばかし新しい動向を探りたいんです。 senzakiさん・・・・音楽ネタを書いた直後で億劫かと思いますが(苦笑)、ご面倒でなければよろしく♪ 同じ「エンピツ」内で申し訳ありませんが、お目に留まることを願って、鉄兵さま、水無月水姫さま、 よろしかったら、話のネタにm(_ _)m ご迷惑でしたら、完全無視で結構です。 ( ̄□ ̄;)!! でもこの人たち、もうこのバトンに関ってたりして(自爆)。 ま、それならその時だわ♪ スルーだ、スルー♪ 気にしない♪
ただ、あたくしが列挙したこの5名様は、ちょっと面白そうなことを書いてくれそうなので、 そういう意味でご指名させていただきました。まぁ、ホント、話のタネになれば・・・・程度で 全く問題ないんで、ここで途切れたからって、あたくしも全然関与しないし~┐( ̄∇ ̄)┌オホホ
だからといって書くわけじゃないんだけど、この間、カラオケに行った時にね、 必死に探してみたの。「スワンの涙」の主題歌を(爆笑)。 いつも、JOYの部屋に入るので、たまにはDAM(勿論、両者とも最新機種なんですが)でもやろうかと。 JOY2の中をどんだけひっくり返しても出てこなかったあの曲が、CyberDAMにあるんなら!! と思ってたんですが、やっぱりなかったです(涙)。 あの頃の宮沢りえが好きだぁ~!!という、未だに好みの趣向がよくわからないぷよ2なんですが、 あんなマイナーなドラマを、宮沢めがけて毎週視聴してたらしいんですわ(* ̄m ̄) ププッ 大映の中でも、更にマイナーなあの番組を知ってて、しかもその主題歌が好き♪ とかいう 珍しい巡りあわせなのに、未だ、あの曲がカラオケに入っているのを見かけたことがありません。
どうでしょう? 「この機種にはあったぞ!!」という情報を随時お待ちしてますので、 「ひとりぼっちには帰らない ~I THINK WE’RE ALONE NOW~」(仲村知夏) を見つけたお人は、どうか当方までご連絡くださいませませm(_ _)m だからといって、何も出ませんが、メチャクチャ感謝します(笑)。
やっぱり、大映を語らないうちは終われねぇということが、本日付で白日の下に晒された、 不甲斐ないアサミンジャーなのであった(●⌒∇⌒●)
2005年07月26日(火)
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嵐の日のスーパーサイヤ人/7月26日あれこれ |
台風接近!! ・・・・が、いつもは大騒ぎのこの地方、ちっとも雨が降ってない気がするんですが。 どうも軌道がずれて、東に直進そして北上ということで、 東海地方は沿岸部に被害が出ましたが、こちら平野部の端っこ、大した被害もなく、 当然、川が決壊するほどの雨量もなく、とにかく、やれやれです。
もっと降ると思ったので、ここぞと思って美容院を予約。 かなりのプリンちゃんになってきていて、見た目「なりそこないスーパーサイヤ人」なあたくし( ̄∇ ̄;) 似合う似合わないは、二の次ということで、黒染めを何度も何度も繰り返すいたちごっこが 本当にイヤになってきたので、今年2度目の完全ブリーチをしに、いきなりこの日の朝、予約を入れ、 午後、美容院に突撃するという相変わらずな行動ですよ♪┐( ̄∇ ̄)┌オホホ しかも、この間見つけたとこじゃなくて、今日オープンのところ(爆)。 そんなとこで、いきなりブリーチってんだから、あたくしもある意味「勇者」の殿堂入りかも。
大垣市民には、苦情と期待を同じくらい集められているロックシティ内の美容院ですよ~(笑)。 ロックシティの中はまだそんなに観察してないので、後日改めて視察にいった折にでも書くとして、 台風来てるっていうから足を運んだあたくしを裏切るように、混んでた( ̄∇ ̄;) んでも、美容院そのものは、値段も良心的、わりと手早い作業(・・・・とはいえ、この日も3時間)、 とだけ言っておこう。 入り口近くは、すぐ近くにある小店舗のシュークリームの甘い匂いと、美容院独特の匂いが織り交ざって 長期戦になる人には不向きですから、なるべくお気をつけて~。
髪を切ってくれた人は、何だか松本伊代に似てるお姉ちゃんで、年齢はこっちといい勝負かなぁ。 声まで松本伊代にそっくりで、一瞬、笑いそうになったけど、そこは堪える(* ̄m ̄) ププッ よそ見しながら切ってたのですげぇ不安だった(爆)。 まぁ、今日オープンで、色々とバタバタしてるだろうから仕方ないけど、 鏡越しに、こっちじゃなくてまるであさっての方向を気にして指示を出してる、このお姉ちゃんに 殺意の前にまず恐怖を覚えました(爆)。次回、ちょっと考えねばならん。 腕は確かだと思うのね。物凄く量の多いこの髪を、あんだけの短時間で何とかしてくれたんだから。 この擬似「松本伊代」はこの日、本当に忙しかったらしくあっちこっちへと店内を駆け巡っていたので、 フォローとして、ブローだけ、別の人(女性)が来てくれた。ちょっとポジション上っぽい人。 言うなら店長クラスかしら・・・・? 恐らく年齢はあたくしよりも上かも。 またこの女性が、雰囲気「RIKACO」っぽい(爆)。声がまずそれっぽくて、 多分よく見ると他人の空似レベルなんだろうけど、色が普通に浅黒くて、顔立ちもハッキリしてるから 余計にそう見えたのかも。
ブリーチの薬剤塗布は、下っ端の役目で、「松本伊代」も「RIKACO」も来なかったんだけど、 もんすごく手際が良いのは気に入った。 毛量が多いので、長さに関係なく、想定の範囲以上の薬剤が必要となるので、 いつもここで、別料金が発生するんだけど(笑)、今日は、全部想定の範囲内で済んだのが凄かった。 加えて、あたくしの頭皮&毛髪はとっても丈夫らしく、 以前色を抜いた時は、さすがに気分が悪くなるくらいにヒリヒリしたんだけど、 今回は、何をされても刺激のひとつもなかった(笑)。ホント丈夫だな・・・・美容師一同ビビってたよ。
本当は、1万円でお釣りがちょっと来るくらいの予算立てで、どこにいってもそのくらいはかかるだろうと こっちも予想してたので、別に価格には文句はないのだけど、会計の時に嬉しい誤算が♪ ブリーチには3段階の行程があって、恐らく2段階目までやらないとうまく抜けないだろうってんで、 薬剤を2度塗布したんだけど、それが1回分の料金になってて、 そのまま会計をスルーしちゃったんだわ。うん・・・・恐らく「松本伊代」の気転だろう。 2000円ちょっと安くなっちゃったので、こっちとしては大助かり。 このくらいなら、3時間コースでもいいかもな♪
今週末、また病院巡りが待っているので、その前にどうしても美容院だけには行きたくて、 何となく行ってみた店だったけれど、オープンから落ち着いて、改めて行ってみれば、 また違った良さが見えてくるかもしれないな。 シャンプー係の左手の甘さとか、そういうのはとりあえず許容範囲としておこう。 今日は、何だか物凄かったもん・・・・ロックシティそのものが(笑)。
あの狭い道幅の交差点が、コレから毎日のように大渋滞をするかと思うと眩暈がしそうなんですが、 あたくしはそこまで近隣に住んでいるというわけでもないので、利用する時にうんざりするくらいだろう。 このオープンには間に合わなかったけれど、やっと大垣市内にも映画館が復活するらしく、 車でほんの5分の距離に、シネコンスタイル(だと思うよ・・・・裏切らないでね?)の映画館ができるのは やっぱありがたいかも。 今まで、郊外まで出なくちゃならなかったから、どうしても出不精に拍車がかかってたというか。 採算取れずに、数年で取り壊しとかいうのだけはやめてね>イ●ングループ
あとね、眉毛カラーもやってくれるって♪ 市内にはなかなかなくてさぁ。 カラーやカットの腕前がいいところに限って、やってないのよ。 眉毛だけのために別んとこ探すのは面倒だから、金髪になっても諦めてたんだけどね。 オープン記念から落ち着いたら、ためしにお願いしてみようかな♪
【個人的な報告 1】
えーっと、「咲良」様の日記を拝見しました。 どうやら、あたくしのところにも、噂の「ミュージカルバトン」というのが回ってきたようです。 チェーンメールみたいなのは好きじゃないんだけど、お題に困った時には便利なので、 「100質」のようなノリで近日中に挑戦したいと思います♪ どうやって次に回そうかなぁ・・・・あんまり他の人たちの負担になってもいけないし、 「エンピツ」の中でごちゃごちゃしないように、身内で済ませられるように考えときます^^
【個人的な報告 2】
今日は、リョウヘイちゃんの誕生日だったのねん♪ にょほほほ♪ みそじリーチ記念に一応、擬似祝いメールを送っとく。 そしたら・・・・多分あれは、ぽわぽわリエちゃんの手作りなんやろうなぁ・・・・。 携帯で画像が届いたんですけどね。ミルフィーユですって(きゃー(笑))。 (言われんかったら、ミルフィーユなのか何なのか、多分さっぱりわからんかったと思う。) そのミルフィーユについて、このようなコメントが・・・・。
「ミルフィーユって、ゴムのような食感やったのね( ̄∇ ̄;) 包丁が入らんし、口の中でクチャクチャといつまでも! 散々な誕生日やったわ!!」
ご・・・・ご愁傷様(爆笑)。 あたくしも知らなかったよ。ゴム食感のミルフィーユなんて、初めて聞いたよ(爆)。 サクッとしてるやつとか、クレープ生地のヤツとかなら食べたことあるんですがね・・・・。 コレばっかりはぽわぽわリエちゃんのフォローに回れないよ、あたくしも。 何を入れたらゴムのようになるのか、非常に興味がわきます(爆)。 そして、どうしてミルフィーユに辿りついたのか、そこの発想についても聞いてみたい限りです(笑)。 彼女なりに一所懸命考えたんだろうなぁ・・・・。 結果、失敗することが多いんだけど、やることや考えることは可愛いもの。 間近でその失敗につき合わされている、リョウヘイちゃんは確かに気の毒だけど、 こんなにパンチの効いた誕生日は、近年稀ではなかろうか・・・・? とさえ思う。 自分が巻き込まれてないだけに、彼の誕生日は非常に楽しそうな1日であった(* ̄m ̄) ププッ
2005年07月25日(月)
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モットーは「普通科から」・・・・ |
あうぅ・・・・わが母校、やっぱり古豪相手に見事な惨敗。 しかし、0点だったわけじゃなく、中盤まで相手のこともきっちり抑え、 加えて、2点入れたんですから、決して悪いゲーム展開ではなかったわけですよ。 ただ、古豪は容赦なく3ランホームランとか、3ベースヒットとかを絡めて、 7点も入れちゃっただけで(爆)。4対2の時に何とか挽回をしてグワッといってほしかったんですが、 叶いませんでした。・・・・彼らの熱い夏は今日で終わり。 ちょっぴり寂しいですが、でも、本当にお疲れ様でした。
今、準決勝を控えている県内の全ての高校は、実は県立です。 有力と目されていた私立は、全て、様々な番狂わせ、微妙な対戦相手、そもそもの実力から 16強に入るまでにほとんどが散っていってしまいました。 元々強いといわれている私立も、今年はよく奮わないまま夏を終えた・・・・そんな印象です。
この日の実況を聴いていて思ったのですが、今や、全国的に単位制、総合学科等が増える中、 学校そのものも公立が合併したり様々な変貌が見られる中、 うちの母校のような「県立普通科」というのは、だんだん存在が怪しくなってきつつあります。 同じ県立でも、「国際ナントカ科」とか「総合ナントカ科」に名前を変更したりして、 普通科がどんどん消えていっているのです。
そもそも。 うちの県では、野球が強いのは商業科かもしくは私立。そんな定説がありました。 実際、西宮に集う球児たちを見ていてもそうですが、商業科、工業科というのは多い気がします。 今その波を掻い潜るように、あちこちの私立がメキメキと力をつけているわけで、 古くは大阪、PL学園なんかがパッと思いつく代表例。 イチローを輩出した、愛工大名電もあぁ・・・・私立ですなぁ。
まぁ、このような環境下、「県立普通科」というのはレベルが上がれば上がるほど 学年が上がれば上がるほど、「大学受験」を意識せねばならず、バレーボールじゃあるまいし、 酷いとこだと、2年生主体のチームなんてのもあったりする。 学業と部の両立というのは、青春時代のほろ苦い思い出だったりするわけですが、 やってる方は、結構しんどいです(笑)。 我が家では、山賊が工業科、サヨコ&リョウヘイちゃんが商業科の高校に行っているので 実際問題として、普通科で何をやっているのかっていうのをあんまりわかってもらえなかった気がする。 加えて、ぷよ2も商業科出身だし(野球がめちゃ強いとこだった)、 確かママさんは私立大学の付属高校出身だと聞いた。 ますます「県立普通科」の中身を知っている人が周囲にいなくなっていきますよ・・・・(笑)。
そうそう。実況でこんなことを言っていたのでした。
「この高校のモットーは『普通科から甲子園』だそうです。」
・・・・確かに。 今更、「県立普通科」から甲子園に行けると本気で信じている人なんて、あんまりいないだろうな。 でもうちの高校は、平成に入ってから、特にカリキュラムをバカみたいに変更したとかいう理由でなく、 野球部が2回も、そのチャンスに足をひっかけて、そして敗退しているんす。 要は、この試合さえ勝てば、後は西宮~!!!という状況に平成になってから2度遭遇しているのです。 1度目は、92年。まだあたくしがあの県立普通科に在籍していた頃のこと。 2度目は、99年。まさか世紀末にこんなことが起こるとはと、2度目の奇跡にビックリした。
そして、今年は2005年。初戦から波に乗ったいいゲームメイクをしてきたから、 きっと今年も、せめて4強くらいに食い込みたい・・・・そんな願いがあったんだろうなぁ。 「普通科から甲子園」・・・・頭のお堅い高●連の人たちが喜びそうな殺し文句だよ(笑)。
でもね・・・・昭和に生まれて、昭和が終わるまできちんと全うしたあたくしたちにとっても、 こういう感覚というのは、実現すればきっと清々しいのかもしれないなぁ・・・・なんて思うわけ。 ここら「県立普通科」の宿命といえば、まず中学よりも発展した高い学力を身につけて、 どこでどう倒錯したかは知らないけれど、国公立のいい大学には入れたらいいね・・・・みたいなもんで、 部活=趣味の延長で、なかなか身になるようなものがないのが現状。 帰宅部も大勢いたし、それを責められることもなかったし、 何よりも、通学時間に死ぬほど時間をかけてまで学校に来る輩もいて、 寮もそして学食さえない「全日制普通科」って、そんなに学業が大事なのかしら?と 一時期不安に思ったこともある・・・・3年間全うしたらしたで、すごく楽しい場所だったんだけど。
そんな「県立全日制普通科」が高校野球の全国大会への足がかりを作ったから、さぁ大変。 懐かしい母校を訪ねて、職員室でかつての恩師と閑談でも・・・・と思い、校舎を訪れたら、まず、
●野球部専用トレーニング施設が、うちら演劇部の溜まり場だった僅かな隙間に設立! ●野球部専用クラブハウスが「いつの間にか」ガッツリ完成!
と、立て続けに腰抜かすほどの野球部優遇振りに、開いた口が塞がらなかった(笑)。 昨日の時点での部員数を聞いたらば、そこらへんの小さな商業高校と同じくらいいるじゃんね!? 十分に、「脱・普通科」してる気がする、うちの野球部・・・・( ̄∇ ̄;)
でも、よく考えたら、定期考査や全国模試等々、普通科ならではの嫌な年中行事も 球児たちの頭上にも平等に降り注ぐわけで、スポーツ特進科とかを持っている学校では 免除されるであろうこれら行事も掻い潜っての、「夏の高校野球」なわけなんだなぁ。
ちなみにうちの高校は、学業以外のものにもきちんと力を入れ、学校内での評定平均がAクラス入りすると まぁ、他人様に言っても恥ずかしくない程度の大学に指定校推薦してもらえる。 今でもその制度がきちんと続いているかどうかはわからないけれど、結構な数の枠があった。 地元の大学が多かったけれど、関東や関西の大学にもその制度を使って、 上手に大学受験をクリアした世渡り上手な輩も、うちらの時からかなりいた。
はぁ・・・・あたくしはその評定平均が全然満たないために、あれこれ苦労したクチなんですけど(苦笑)。
まだ、叶ってはいないけれども、近い将来、「普通科から甲子園」というのも、 努力次第で何とかなる日が来るのかもしれない。 文・武・芸の3つを両立させてよしとする(ようになった)わが母校のモットーに 最も近いところにいるのが、この野球部かもしれないから。 ・・・・それにしても、欲張りなモットーを掲げてるよなぁ(笑)。<学校自体が
2005年07月24日(日)
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ナツオトコ・ナツオンナ |
毎日のように見てます。高校野球地区予選。 いよいよわが母校は明日(25日)の第1試合、古豪、県立岐阜商業とぶつかります。 勝算は神頼みが必要かと思われます(苦笑)。しかし、何が起こってもおかしくないのが地区予選。 92年、決勝で奇しくも同じ相手に大差をつけられて負けたあの青春の感動が甦ります(笑)。 しかし、勢いに乗っている時というのは、何でか気分が大きくなるもので、当時も
「ひょっとしたら勝てるんじゃないだろうか・・・・?」
などと、淡い期待を寄せていたものでした。 物凄い勢いで負けたんですが(笑)。 チアたちは、この時ばかりの寄せ集め・・・・とはいえ、1ヶ月近く練習に練習を重ね、 振り付けは、玄人はだしのバレエ経験者。 部を持っている高校の隊列に負けじと、9人分の個人曲とヒットパターン2曲を完璧に叩き込み、 勝ち進むごとに、振り付けがどんどん派手になっていきました(爆)。 衣裳は自前の白いTシャツに、テニススコート。
「可愛くない~!!」
と、これまた物凄い勢いで、準決勝を勝ったあたりで愚痴をこぼしたのですが、 リーダー的存在の子の一言で、展望が一気に明るくなった。
うちらが卒業して数年後、吹奏楽部ができて、それなりの実績を残しているらしい。 応援も年々、古豪に負けないくらいに派手になってきている。 うちらの時代は、個人的に音楽や楽器を習っている子&楽器を保有している子を 学校中から探し集め、音楽室にかる~く軟禁(爆)。 大太鼓は市内の中学から借りてきて、それは応援団員が叩くことにして、 一朝一夕に演奏が可能になるものではない金管楽器などは、経験者たち有志によって、 様々なアレンジが加えられ、小編成といえども、球場いっぱいに広がる演奏を繰り広げてくれたのだった。
特に、トランペットを吹いていてくれた、当時1年だか2年だったかの男の子は、 とてもサービス精神が旺盛な少年で、出塁後にクリーンアップに打席が回ってくると、 ドラクエのファンファーレをソロで吹き鳴らしたり、必殺仕事人のテーマのイントロを カッコよく吹いてくれて、それでスタンドが大盛り上がりになったことがあった。 現在は大編成になっていることだろうから、そんなスタンドプレイは許されないとは思うんだけど、 小編成だから、誰かがひじで小突いて「おい、やれよ(-。-) ぼそっ」と言えば、 何でも叶ったのはすごいなと思う(笑)。
炎天下、金管楽器は手で持つのさえ憚られるほどに熱を帯びるらしい。 演奏しなくてもいい守備の回は、全員、楽器にタオルをかけ、マウスピースに氷を宛がっていた。 そうしないと、唇もやけどして大変なことになるんだそうだ。 出発点が「かる~い軟禁」だったりしたので(爆)、うちらも奏者にはかなり気を使った。 「やりたくない!!( ̄^ ̄)」と言われたら終わりなので、演奏そのものを褒めちぎって、 さっきのファンファーレとかも、うちらが
「カッコよかったから、またやってね♪」
と、それとなく耳打ちしといたりしたのだ(笑)。
準決勝に進出すると、面白いように地元が動きます。 どっからそんなお金が出てくるのかわかんないんだけど、母校を卒業した有志一同から 寄付がどんどん集まって、あっという間にすごい金額になり、 スタンドで無料の飲料が配られたり、応援用のスカーフチーフが登場したり、 決勝ともなると、学校から送迎バスが出たりと、ビックリするほどに対応がコロッと一変(笑)。 そしてうちらチアは、思うのであった。
「そんなに金があるんなら、うちらの衣裳を・・・・」
寂しいことに、決勝に行ってもコレだけは叶わなかった(爆)。
恐ろしいことに、チアを編成しない共学の学校(応援団女子)から因縁をつけられたりしたこともあり、 挙句の果てには、両校応援部の顔合わせの時に、団長同士が一触即発・・・・という すごい場面にも遭遇することがあった。(それぞれ別の高校。後者は男ばっかの工業高校) (この時は、団員・チア・教頭一丸となって、総出で止めた。) そう。グランドではグランドの、スタンドではスタンドの熱い闘いがあるのである。 挨拶ひとつのあるなしで、物凄く離れたところからわざわざ因縁をつけに来る学校もあるというので、 応援部が足を引っぱらないように、勝っても負けても、スタンド裏の挨拶というのは必須なのだ。
いつどこが発祥かはわからないのだけど、試合の開始直前、直後に両校のエール交換、 7回攻撃中に校歌の演奏、何でかこの2つはお約束で、 5回コールドで初戦敗退した学校は、球場で校歌を歌えないという何とも重苦しい重圧もあった。 ほら、どんな試合でも、勝つと校歌は歌わせてくれるじゃない? たとえ負けても、7回コールドの学校まではちゃんと演奏はされるわけ。 それが5回コールドともなると惨憺たる有様で、まずは、1回目の校歌を目指して、こっちも必死だ。
ぷよ2の母校、16強までは行ったのですが、辛くも今日付けで惨敗。 昨年優勝していただけに、非常に残念な結果となってしまった。 愛知は岐阜と違って、そもそもの試合数からして多いので、決勝に残るまでの道のりが長い。 神奈川並に長い(苦笑)。 並み居る強豪と目されていただけに、あの「なかやまきんに君」にそっくりなピッチャーの故障が 懸念されますが、絶対的にうち(の母校)が負けてから結果が出る・・・・と思っていただけに、 意外な顛末でした。 こうなると、俄然、愛工大名電より東邦より、「杜若」を応援したくなるんですが、 今日の結果をまずチェックしないとな。 母校が負けると地元、地元が負けると同県、西宮へ行って同県が負けると隣県と、 随時応援の幅が広がる高校野球。 こういうことをしていると、決勝までには体力を使い果たし、 お盆の頃にはもうどうでもよくなってるもんなのである( ̄∇ ̄;)
今年こそ・・・・そう、今年こそ、あの古豪の高き厚き壁を突破できるように、母校の球児たちを応援します。
やりましたよ♪ 母校、大垣勢たったひとつの8強に進出です!! おめでとう♪ 昨日までの日記には、がっつり4校が残っていたことを書いたのに、 明けてみれば、ダークホースと目されていた大垣日大も負けてしまい、残すところ 古豪&ホントに強いとこだけになってしまったよ・・・・(苦笑)。 どことあたっても、次は必ずや苦戦を強いられることとは思いますが、 それでも精一杯のプレイ、期待してます♪
そんなことはさておき。 この日、サボっていた食料品の買出しに出向き、例のワンフロアマートを隈なく歩きつくし、 水も20ℓくらい確保して、ヘトヘトに午前中を追われて帰還。 少しお昼寝休憩が取れたけれども、泥のように疲れてしまい、何となく25時間テレビを見ながら ダラダラしてたんですけどね・・・・。
FNSの毎年夏のこの意味のない企画において、落語家・笑福亭鶴瓶という人は、 ありとあらゆる放送事故を起こしてきた、テレビ業界のパトリオットミサイルみたいな人なんですが、 あえてその彼を総合司会に据え置き、今年の番組をやろうってんだから、 そもそも上の人たちも何を考えているのやら・・・・( ̄∇ ̄;) まぁ、それがFNSといわれれば それまでなんですが、視聴者に見え見えのヤラセだけはそろそろ控えたほうがよろしいかと・・・・と 控えめにそんなことを思っていた。
そんなことを思っていた矢先にですよ。 鶴瓶逃亡(大爆笑)。 まるで、構成作家のデビュー作より酷い脚本がそこにあるかのように、彼が脱走した。
でも、あたくしは別のことを思っていました。 彼が逃亡するに至った経緯は、簡単に言うと、こうです。
●フジテレビ社員の企画書の中に、大人が嫌いなものを食べて見せて、 ↓ 好き嫌いを克服するというものがあり、それが採用された(っぽい)。 ↓ ●高島彩、青木さやかがそれぞれに苦手な食材を食べて「おいしい~」と言ったりしていた。 ↓ ↓ ●そんな折、鶴瓶の前には、鬼門のサバ寿司!! ↓ ↓ ●男性スタッフ(企画を出したと思われる人)に羽交い絞めされて、口に詰め込まれそうになったその瞬間 ↓ ↓ ●逃走!!
普通なら、「仕事なんだし、サバ寿司1個くらいとりあえず食っとけよ・・・・」と思うんですが、 あたくし、少しばかり、彼に同情してしまいました。
なぜなら、以前に似たようなことをこの局でやらされているんですわ、彼。 「食わず嫌い王」を抱える番組内で、サバ寿司を食べたところ、捌けてしばらくするや、 体中が腫れ上がり、心臓があぶって、本当に死にそうな目に遭ったらしい。 これは、好きか嫌いかの問題ではなく、明かなるアレルギー。 体が受け付けず、拒否反応を起こしているので、コレは生命の危機にかかわる。 無理強いをするポイントではない。 ましてや今回、彼は、総合司会を全うするに当たって、 25時間、きちんと仕事をしなければならない立場にあり、今までは休ませてもらえたかもしれないが 今回ばかりはそうもいかないだろう。
番組途中で、何とか面白おかしくアクシデントを引き起こさせて、 彼が掲げた「公約」をダメにしてやろうという画策があったにせよ、だ。 酷いアレルギーを引き起こすであろう食品を、無理矢理食べさせるのはいかがなもの?? と、逃亡に至るまでの演出に、「悪意」を感じてしまったのだ。
まぁ・・・・。 その後の逃亡劇から察するに、あれも台本の一部っぽいところもチラチラ垣間見えるのですが、 あたくしが言いたいのは、総合司会が逃げるとか、ヤラセ満載の番組だとか、 そういう小さいことを言いたいんではない。 彼にサバ寿司を食べさせようとした理由が、あんまりにもお粗末すぎたのである。
青木さやかや高島彩が
「子どもたちも見てるんですから!」
「嫌いなものを食べて克服する姿を見せてください!」
と連呼するのが、単なる「嫌がらせ」にしか映らなかった。
恐らく、台本に「逃走」という流れがなかったら、 彼は自分がサバを食べるとどういうふうになってしまうかというのを、きちんとカメラの前で 釈明するのも許されただろうが、そうじゃないのが災いしてしまったのかもしれない。 本当にお気の毒。
あたくしにはそんなに大したアレルギーはないけれど、周囲には、ある特定のものが本当にダメ!! という人がいたりする。 生卵、蕎麦、ピーナッツ、小麦粉、ほんの少量でもダメだ・・・・という人は結構いる。 既に国民病になった花粉症でも、アナフラキシーショックを引き起こす原因になっていたりするので、 甘やかしとかではなく、それぞれにあった食品を選択するのは、既に「権利」として確立されている。 学校給食ですら、アレルギーの児童専用の献立が組まれる時代に、 いくら「逃走」の理由が欲しいからといって、あのやり方は決してスマートではない。
実際、サバ寿司1個くらいの摂取で、大したことにならなかったとしても、 今回の場合、番組は25時間連続で続くわけで、休息を許されない体力勝負の状況。 著しく消耗した状態で、元々のアレルギー物質を体内に取り込むというのは大変に危険な行為である。 お笑い芸人が熱湯風呂に入って、リアクションをするのとは根本的にわけが違うのである。 いくら仕事、企画、台本にある内容とはいえ、こんなお粗末な演出を大義名分にしなければならないほど FNS各局は、企画そのものに困っているんでしょうか? よっぽど「放送事故」のほうが笑って済ますことができるんですがね・・・・。
彼が逃げた後、さすがにその後を追おうという興味がなくなって、どうせ番組終了の頃には ちゃっかり戻ってきてるだろうから、どうでもいいや・・・・と思い、 その中継が終わってしばらくしてから寝ちゃったんだけど、 この企画に乗らざるをえなかった、鶴瓶氏が非常に気の毒です。 サバ寿司を食べさせられるからとかではなく、それを理由に逃げなければならないからです。 せめて、サバを食べられない本当の理由を、あの場所で釈明できていれば、 企画としてきちんと成り立っていたのになぁ・・・・と非常に残念でなりません。
2005年07月22日(金)
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熱い夏が今年も来る! |
まずは母校よ、16強進出おめでとう♪ 紛いなりにも一応進学校、一介の県立高校なのに、ここんとこ毎年よく頑張ってると思うよ。
1992年、あの夏も本当に熱かった。暑くて熱い夏だった。
水をかぶりながら、一切日よけのないスタンドで、試合が終わるまで踊り続けた 18歳乙女の無尽蔵の体力を、今更ながらに褒め称えたくなったわ(笑)。 水かぶりが生徒指導部に禁止され(Tシャツに下着が透けるというのが原因( ̄∇ ̄;)) からっからに乾いて、絶対に熱中症で倒れるぞ!? という状況下でも、 誰一人倒れずに、皆元気に決勝までを迎えたあの快挙・・・・そっちを褒めたいよ、ホント。 だって、地元戦だと終わったらヘトヘトのはずなのに、その後に電車に乗って塾に通ったりしてたんだよ? あたくしよりも完璧なお祭オンナが、よく20人も集まったもんだと思う。
今年はまだ、長良川球場での試合がかかっていないので、母校の勇姿は見てないのだけど、 このまま、8強、4強と駒を進めていただきたい。
あの頃のチアたちは皆、揃いも揃ってみそじ越え。 高校最後の夏。試合が進めば進むほどに結束力が強くなり、気付くと、古豪相手の決勝だった。
あれから何度もそこまでいっても西宮への道程は遠く、 在校生やOBたち、そして実際にプレイしている本人たちも「ひょっとしたら・・・・」と思うのに、 創立そろそろ60年、未だ1度もあの土を踏んだ「少年」はうちの母校にはいないことになる。
リョウヘイちゃんの母校も、トモくんの母校も今年は揃って残っている。 今年の大垣勢は生きがいい。 今年こそ、うちの母校が・・・・とはいわないが、何とかこの土地から更に高みへと上れる少年たちが 出てくれることを祈ろう。
うん・・・・どうしてこんなにも高校野球に肩入れするかっていうとね。 忌々しき高●連という、遺跡のような団体からかかる圧力に屈しないにはどうすればいいかっていうのを 色んな方法で掻い潜ってきた人間を間近で見たり、自分がそうだったりしたことで、 無論、青春懐古の意味もあるんだけど、そういう大人の圧力に負けないでほしいという気持ちが やっぱり強いからだと思うんだ。
踊るのが好きだから、チアたちが一瞬だけでも放送で抜かれるのも見ていて楽しいし、 音楽も好きだから、各校オリジナルのコンバットマーチにセンスが光っていると、 それだけで「いいな♪」と思ってしまうのもある。 最近また、チアリーディングにブームの波が押し寄せてきているので、 今年の夏、グランドでもスタンドでも、熱い戦いが繰り広げられそうだ。
ぷよ2の母校も、愛知県大会で順調に残っている模様。 昨年、甲子園までいっただけに、今年こそ!!という思いも強かろう。
うちの地元の付属校も16強に残ってんだけど、地元には他に肩入れしている学校が沢山あるので、 パワーアップしたこの高校が決勝まで残らないことを祈るのみ(笑)。 でもきっと、本選が始まってしまえば、郷土の誇りとばかりに応援しちゃうんだろうな。 やっぱりあたくしも生粋の昭和生まれだわ(笑)。
2005年07月21日(木)
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ネタでもガチでもどっちでもいいの |
6月第1週から、物凄い勢いで動員数を稼いでいる、映画「電車男」。 当初、4週限り・・・・テレビでドラマが始まるのとスライドするように上映は終わるはずだったのに、 そんな予定は正に未定・・・・まだ今週、人気映画ランキングの上位に顔を出すほどに、 衰えを見せない「電車男」の勢い。
某大手掲示板発の「純愛物語」と銘打たれて、書籍も出版され、今月末には舞台化も予定されている。 掲示板内でやりとりされていたリアルタイムのことを全然知らないので、 これが、匿名性を利用したネット世界の「常識」を盾にした完全な作り話なのか はたまた、正真正銘の困ったアキバチャンが、藁にも縋るような思いで書き込みをした実話なのか それは今でもハッキリとした答えが「コレ」と出ていなく、未だに諸説紛々。 関連書籍も多く出ていて、「ネタ派」「ガチ派」に完全に別れているといってもいい。
どっちを信じるか、どっちだと思うか、それは見る人それぞれに委ねればいいと思うのだけど、 それにしても、こんなにも話が膨らんでいくとはそっちの方が驚きで、 もしコレが「ネタ」だとしても、時系列その他をきちんと計算して創りこまないと、 あぁもきちんと完結した物語にはならんだろうなぁ・・・・とあたくしはどっちの擁護もしないつもりなんだけど そのポイントでは、すっごく感心する。
wwwの匿名性をまだあんまりよく理解していない、うちの母・サヨコ。 ドラマ版「電車男」の第2話の途中からしか見ていないのに、「面白い!」とのたまった(笑)。 彼女は、もっぱら2時間ドラマ専門で、というのも、連続ドラマを見出してしまうと、 来週もまた同じ時間に見なきゃ、見逃したら話がわかんなくなっちゃう、面倒臭い・・・・等々、 彼女なりのポリシーがあるのだけど、そんな彼女が、話の途中で正味30分程度しか見ていないのに 「面白い!」とのたまってしまったのである。「面倒だけど、次が気になる、面白そう♪」とまで。
コレって一体、どういうことなんだろう?と、あたくしは素直に疑問に思った。 今時のドラマをあんまり見ず、もう流れや登場人物までが固定化された2時間ドラマしか見ないような人に 「面白い!」と言わしめる魅力って何なんだろう・・・・? と。
1つ目に考えついたのは、「話の流れが単純で、テンポがいい」ということ。 特にドラマ版は、実際に掲示板でやりとりされた会話(?)がわりと忠実に登場し、 名前もないような人々が沢山登場するわりには、ドラマの主軸が「電車男&エルメス」という たった二人に集約されていて、この二人の動きさえ見ていれば、話の筋がわかるというのが 最重要ポイントのような気がしてきた。
2つ目に考えついたのが、「主人公にあんまりにも主体性がない」ということ。 いや、あるのかもしれないけれど、ドラマ仕様に極限までデフォルメして、 外野の声にあっちこっちに振り回されるのが、結構日常的でリアル。そしてコミカルである。 気の毒なくらいの小さな不幸が日常的に彼ばかりをめがけて降り注ぐように構成されているところなんか、 わかっていても同情したくなってしまう。 そして、主人公が主体性を持つと必ずといっていいほど、小さなトラブルが頻発し、 見ている側をハラハラさせる(笑)。確かにコレは魅力的だ。 だって、そういう小さな不幸というのは、人間誰しも日常的に経験するけれど、 1つの小さな不幸でへこんでいた人間を、5つも6つもバカバカしいこまめな失敗をする人間が 見事に救済しているのである。・・・・コイツよりは何とかなってる、かもしれない。って(笑)。
そして3つ目。「そういう危なっかしい人が無器用に恋愛をしようとしている」 「それを見ていると、何となく助けてあげたいような気分になる」決定打はコレかなぁ。 逆上がりの練習を必死で毎日やっている子どもを、近くで見守っているような そんな気持ちにさせられるのである。 手を貸してあげたいけれど、助けすぎてもダメ。 お手本を見せてあげたいけれど、それがその人にあったやり方なのかはわからない。 とにかく本人が、きちんとその気になって必死に努力するのを、握りこぶしを作って、 「そこだ! もうちょっと! 頑張れ~!!」 と応援するしか術はなく、うまくいったりすると、本人以上に嬉しいものだったりして、 そういう、優越感と爽快感が得られるんじゃないかと思った。
映画を見た時は、この3つをほとんど感じなかったんですよ、実は。 ただ、エルメス=中谷美紀というキャスティングだけが花マルで(爆)、その他は ちょっと端折りすぎたかなぁ・・・・という感が否めなかった。 そう・・・・登場した、山田版「電車男」が、あんまり不幸そうに見えなかったのである(笑)。
その点、テレビ版の伊藤「電車男」は、気の毒なくらいに「毒男」という表現がピッタリで、 やりすぎなんじゃないかと思われる、緊張のどもりや、携帯を持つ手の震えなんかも、 妙にリアルで、愛しい。 今時、20歳過ぎのいい成人男性が、中学生でも経験するような淡い恋心に体当たり♪ というのが、 古典的なわりには目新しく見えて、それがすごく好印象なのかもしれないなぁ。
恐らく、リアルタイムでやりとりしていた人たちも、同じことを思ったんじゃないかなぁ。 一応、映画版を見に行く前に、書籍ではなく、まとめサイトなるものでまだ消されてないスレッドを 全部読んでみたんだけど、その中でも、おふざけ半分でも中には真剣にレスをつけている人たちがいて、 加えて「ネタでも妄想でもいい、ここまできたら最後までやってくれ!!」みたいなことを 言い出す人たちも現れ、記事そのものがお祭騒ぎになっていたもんなぁ。
で、今、フィクションとはいえ、テレビで同じことを再現しているわけで。 話の顛末を知っていても、主人公が変わっていくその行程や、名もない人々の何気ない一言が いちいち面白おかしい上、インターネット上で起こった1つの出来事を実写にしただけなのに、 行き着く先がわかっていても尚、ちょっぴりドキドキする。 あたくしは、映画でもドラマでも恋愛モノってあんまり好きじゃなくて、 でも、コメディは大好き。 生まれも育ちも容姿も住む世界も違う男女の恋愛は、どれをとってもコメディだと思う。 美男美女の恋愛が成就しても、悲恋で終わっても、それはあんまり興味がないというか、 作り話なんだから、もうちょこっとスパイスを効かせればいいのに・・・・と思うので。 「プリティ・ウーマン」というこれまた古典的な美男美女の恋愛ストーリーがあるけれど、 あれは、美女でも、学のないストリートガールという背景が、物語をコミカルにしているから好き。
これから「電車男」がどうなっていくのか、一応は知っているのだけど、 それでも、ちょっと楽しみなところではある。だって、ドラマはあくまでフィクションだから。 あたくしはこの物語、とても面白いと思う。 発祥が、ネタだろうがガチだろうが、そんなことはどっちでもいい。 無器用な男性というのは、時に、女性の母性本能を物凄く刺激することがある。 「電車男」って、極端な例かもしれないけれど、あながち、その説に反することなく、 王道をいっているような気がする。
原作に忠実か否かは置いといて、脚本は非常にうまく書けていると思う。 章立ては細かいけれど、日常とネットの世界を面白おかしく上手につなげているので、 見ている方の切り替え速度を裏切らないし、先述したとおり、テンポがいいので見やすい。 サンボマスターのPVもよく撮れていると思う。 この勢いで、最終回まで思い切りよく走りきって欲しいと思う、伊藤「電車男」。 そして、実生活でもきちんと恋愛しているはずの、本物の「電車男」よ・・・・ネタでもガチでもいい、 幸せな毎日を願います。
本選につきまとうドラマは、テレビが必要以上に追っかけるので、どうでもよくなってきてるんだけど、 未だに、高校野球の地区予選っつうのは、バカにできない面白さがある。 この日、たまさか中継を見ていた岐阜長良川球場での第3試合。岐山高校対岐阜清翔高校。 清翔の前身、岐阜南高校はわりと野球が強かった高校で、とはいえ、古豪県岐商や市岐商よりは ここ最近奮わない・・・・そんな感じの高校。 一方、岐山はそこまで強くないけれど、2回戦3回戦まで普通に残る・・・・そんな感じの高校。
何となく見てて、加えて出かける予定をしてたので、支度をしている間くらい見ておこうか・・・・ なんてノリで見出したら、コレがねぇ・・・・。 8回終了時点で、13対8。清翔リードの5点差。 あぁ、こりゃ、清翔が勝つだろうなぁ・・・・ご愁傷様(なむなむ)なんて見てたら、 たまげたね!! 9回表、容赦なく清翔、更に3点追加( ̄∇ ̄;) 岐山にとっては絶望的な9回裏。 大体、8点も差がついてたら、士気にかかわるっつうの。 でも、9回裏。そこからがすごかったの。 打者一巡の猛攻、気付いたら、一気に7点を返し、土壇場に来てあと1点で同点!!というところまで 岐山が攻め寄っているのだ。 出かけるのを一旦遅らせて(爆)「この試合だけ、見ていこうぜ♪」とぷよ2もノリノリ(笑)。
いや、さぁ。最近、プロ野球でもこういう面白い試合が少なくて、野球全体に覇気がないというか。 昭和の遺物、高●連は未だにあれこれと喧しいけれど、それでもそういう規制がある中、 この炎天下、頑張っちゃってる球児のそれぞれに、色んな思いがあるだろうと そういうのを勘ぐりながら見ると、頭の中にひとつのドラマさえ出来上がって、なかなかいいもんだ。
同県人というだけで、他にゆかりのない両校なんだけど、どっちの応援もしたくなり、 岐山が攻めている間中、あわよくば、ここで逆転サヨナラ・・・・なんていう可能性もあったりしたので、 余計に力が入ってしまった(笑)。 結局、物凄い追い上げを見せていた岐山は最後の1点の追いすがりも虚しく、 それでも16対15というスコアは快挙だと思う。 だって、9回表が終わった時点で、そこにいる誰もがもう「負け」を確信したくらいだったし。 最後の最後に、8点差を1点差までに詰めたあの選手たち・・・・本当にすごかった。 「負けて悔いなし」とは外野の意見で、選手たちはそりゃ、悔いだらけだろうと思うけれど、 あの物凄い追い上げの「記憶」を次世代につなぐことで、いい仕事ができたんじゃないかな。
ちなみに、大垣勢は順調にいくつか勝ち残っており、西濃勢も合わせると相当数が残っている今年の夏。 あたくしの母校は、金曜に、海津明誠高校とあたります。 この高校は、商業高校だった海津北高校と普通科だった海津高校が合併して、今年から新しい名前に。 うちの母校の初戦は富田高校で、一瞬「え?相手、女子高だったのに??」と思ったんですが、 市町村だけでなく学校も合併するんですよ・・・・トーナメント表を見たら、知らない高校が盛りだくさん。 富田も、岐阜東も同じ系列の高校で、それぞれ前者が女子高、後者が男子校だったのに、 いつの間にか両方とも共学になっちゃってて、そんなら1つにまとめりゃいいのに(-。-) ぼそっ と思ったことは、まぁその辺に置いといて(笑)。 岐阜からも、女子高はかなり減ったのですが、まだまだ私立に対する風当たりは強く・・・・。 田舎なんで、まず、公立(県立)ありきの風潮なんですよね。
おぉ、そうだ。野球の話をしてたんだった。 母校がぶち当たり予定の相手校を見てたら、知らないところがいっぱいあったので、 どういう事情なのかと色々みていたら、校名変更、近隣との合併、共学化と色々な流れがあるようで、 わが母校がいつ取り潰しに遭うのか・・・・みたいな心配が俄かに( ̄∇ ̄;) 学校の名前を背負ってやっている子たちを見ていると、いきなり校名が変わるのって どうなんだろう・・・・?などと思いながら、この日はやっぱり、勝者よりも敗者の方が 俄然頑張ってた気がして、新聞にも、勝った清翔よりも負けた岐山の方が大々的に取り上げられていた。 (日本人が好きそうな展開だものね( ̄∇ ̄;))
一体どんな試合展開だったのか、非常に気になるんですが、双方気まずいんじゃないかと( ̄∇ ̄;) まぁ、こういうのも全国探せばいくらでも出てくる例で、 地方大会第1回戦というのは、とんでもない乱打戦が全国各地で巻き起こり、 今年もその中から、たった1校だけが優勝するんですね・・・・。 あたくしにとっては、西宮にいった後よりも、その前の戦いっぷりの方がすごく好きだな♪ (高●連さえ絡んでこなきゃの話なんだけど・・・・(-。-) ぼそっ)
2005年07月19日(火)
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心やさしき理系人間、参上 |
この間、書いた「さんすう」の日記。オノレのアホさ加減を大いに露呈してしまったあの一件( ̄∇ ̄;) そんなあたくしを救済しようとしてくれてか、とある心やさしき理系人間が 模範解答を送ってくれた!!(嗚呼・・・・求めよさらば云々って本当なんだなぁ(爆))
トモくんである。
( ̄□ ̄;)!! すっかり、サッパリ忘れていたけれど、そういや、彼は地元きっての進学校の 理系にいたんだった・・・・中学の頃の印象しかないもんだから、理系とか文系とか、 そういうのを意識して彼の事を見たことは此の方なかったんだけど、遠い記憶の彼方に、 彼が大学で原子力とかそういうのの勉強をしていたことを聞いたことがあるようなないような・・・・。 うん、とにかく、ちゃんとした理系人間なのだったわ♪ 自分の周囲は文系ばっかり・・・・と思い込んでいたのはどうやら錯覚のようで、 あんなにきちんとした理系人間の存在を忘れるなんて。。。。罰当たりも甚だしい(苦笑)。
そんな彼が、自信満々に享受してくれた模範解答メイルがこちら♪ あたくしと同等レベルで悶々としている人がいるといけないので、ここに転載しちまおうと思います。 ただ、最初に断っておきますが、彼はきちんとした理系人間なので、解説そのものが 我々文系人間の常軌を遥かに逸したものなので、答えが出るまでの行程で卒倒、失神その他に関する 責任は負いかねます(笑)。 あたくしなんか、とりあえず、答えだけ見てそれで安心しちゃって、後から読み返したとこで、 食べた夕飯が消化不良になるかと思ったもんね( ̄^ ̄) それでは、こちらが模範解答です♪
【THE 模範解答】(トモくんの憐れみ&疑問コメント入り)
おい。おい・・・・やばいって・・・・ これは数学じゃなくて、やっぱ算数だよ・・・・(ぼそ) とうわけで、回答致します。 設問01 大人の人数をX(エックス) 子供の人数をY(ワイ)として
・X+Y= ・190X+100Y=12800
といった方程式(・・という。)にする。 ↓ 190(92-Y)+100Y=12800 ↓ 17480-190Y+100Y=12800 ↓ -190Y+100Y=12800-17480 ↓ 90Y=4680 ↓ Y=52 ↓ ・このY=52を上の式に代入して ↓ X+52=92 ↓ X=40 〔あんさぁ〕 子供の数・・・・52人 大人の数・・・・40人 となる!
設問02 まずどの様に考えるか?ですが、電車の「渡り始め」と「渡り終わり」の関係と鉄橋。
■■■ ・・・・電車 ▲▲▲▲▲▲・・・・鉄橋 とすると。
渡り始め ■■■▲▲▲▲▲▲ 渡り終わり ▲▲▲▲▲▲■■■
ここで、注目するのは先頭車両の位置。・・・・つまり「鉄橋の長さ」+「電車の長さ」ってのが 渡るのにかかった時間・・・・51(s)
でぇ~設問01と同様に、電車の長さを・・・・X とします。 ここで暗唱公式です。「道のり」=「速さ」×「時間」 さらに、単位の統一 時速90km→90000m/3600秒→25m/秒 900(m)+X(m)=25(m/s)×51(s) X=1275-900 X=375(m) えぇぇ~!! 375メートル!!新幹線かよぉぉ!!
と、思ったら、別の手法で検算しましょう。
電車を点で考えると、時速90kmの物体が900mで何秒かかるかを考えて、 また更に検算という意味も含めて、単位も変える。 900m⇒0.9km ええ~っと「道のり」=「速さ」×「時間」でぇ、Y時間かかるとするとぉぉ 0.9(km)=90(km/h)×Y(h) Y=0.01 ・・・・つまりこれは 時速90kmで900m進むのに、0.01時間かかる。という事。0.01時間は36秒 でぇ~、ホントにかかった時間が51秒だったから・・・・15秒多い。 ええっと・・・・15秒⇒0.00416666...(時間) 「道のり」=「速さ」×「時間」 X (m)=90(km/h)×0.0041666...(h) X=0.375(km)⇒375m
やっぱり新幹線なのかぁぁ??でも、時速90kmで走る新幹線なんか有るのか??!!
・・・・という君のために、もう一度考え直してみよう
今度は純粋に、時速90kmで51秒走ると何(Z)メートル 進むのかを考える。 「道のり」=「速さ」×「時間」・・・・また出た Z =90(km/h)×51(s) =4590(km/h)・(s) この際、単位は後で変換するとして、橋の長さは900mだから Z-900=a(aは仮に) つまりa分だけ電車は余分に進んだ事になります。 でぇぇ~。何でα余分に進んでしまうのかというと、「渡り終わり」の位置関係の為。 ってことは、つまり、a=電車の長さだから
α=4590(km/h)・(s)-900(m) =4590*(1.0km/1.0h)・(1.0s)-900(m) =4590*(1000m/3600s)・(1.0s)-900(m) =4590*1000/3600(m)-900(m) =1275(m)-900(m) =375(m)
おおおぉぉぉ~やっぱ、あってんだ~
〔あんさぁ〕 375m
ちなみに、新幹線の一両が約25mだから15両編成ってことかなぁ・・・・ありえねぇぇ そういえば、ストーカー犯罪なんかの判決で400m以内に近づくなってやつは、 日本一長い移動手段である「新幹線」の標準編成の16両(25×16=400m)の端と端に 乗り合わせても駄目。つまり、一緒に行動できません。ってことらしいね。
というわけで、設問01・02共に、答えを出すには問題無いんだけど、新たな疑問が・・・・
設問01 92人は一度に入ったのか?だったら、団体割引は利かなかったのか?? 解釈の相違でこれは単に入場者数とあるので、単位が一日の・・・・だったとか? であれば、なんて儲からないプールなんだろうか?? もう少し入場料を上げてもいいのではないだろうか??
設問02 上記の様に、15両編成の新幹線ってなに??
うぅぅぅぅ~ん 謎は深まるばかりだ・・・・
と、こぉんなにも丁寧な・・・・っつうか疑り深い検証をガッツシやってくれちゃって、 あぁ、そうか・・・・疑問を持つポイントは文系も理系も関係ないのね♪と思っちゃったよ。 秋田新幹線とか山形新幹線とかMAXとかでも、基本は16両なんでしょうか? 誰か、彼が悶々としている疑問を代わりに解いてあげて頂戴よ・・・・(笑)。 あたくし自身も、「375m」という答えが出た時、大木こだま・ひびきの如く、
「そんな電車、あれへんやろぉ~~~っ!」
と、一応叫んでおいた(笑)。だから「貨物にしては長すぎ、新幹線にしては短すぎ」と 書き換えようとしたくらいだったのね。 加えて、プールの動員人数にもこのような疑問を持つとは・・・・( ̄∇ ̄;) あたくしなんか、解答出すのでいっぱいいっぱい。プールの経営状況なんか頭になかったもんね。 ありがと、トモくん。設問1の人数、それぞれ正解してたので 今、ホッと胸を撫で下ろしているところです(笑)。 と、このように、あんまりにもあんまりな答えが出てしまったので、 ここは、叔父の揚げ足を取るべく、解答用紙に疑問の丈をギッシリとぶちまけて返却してやるのも、 それはそれで面白いかなぁ・・・・とアコギなことを考えている始末であります。 トモくんみたいな天の助けが現れなかったら、そんな計画、立てるに立てられなかったわ。 嗚呼、感謝、感謝(笑)。
しかし「375m」という答えを見ただけで、あんなにもありとあらゆる疑問が噴出して、 いくら「さんすう」の範疇とはいえ、超算数的・・・・所謂「数学」の見地からも立証してみせるなんて さすが理系(爆)・・・・いや、コレもきっと「さんすう」の範囲なんだろうけれど、 あたくしなぞは、とりあえず、模範解答の文面全部を見たところで 「こんなん、算数じゃねぇ!!」とすぐさま思った。うん・・・・吐き気をもよおしながら(爆)。 まぁ、とにかく「短い新幹線が、速度規制をかけられながら、900mの鉄橋を渡る」とかいう、 そういうシチュエイションがそもそも存在するのか、出題した会社の社長である叔父に とりあえず、「素直な疑問」としてぶつけるところから始めてみよう。 こんなにも丁寧に解説をしてくれたトモくんの溜飲が下がる回答が得られますように(爆)。
しかしながら、根本的な疑問は残る。。。。
同じような教育を同じように受けてきたにもかかわらず、この有様っていうのは、 やっぱり個々人の努力の問題であるとか、嗜好の向きを抜きにしては考えにくいところではあるけれど、 持って生まれた能力に、そもそもの差が生じているのだとしたら、あたくしは彼より約1年早く生まれた 甲斐がないというもの( ̄∇ ̄;) さんすうが苦手なこと、僻んでますよ、正直(笑)。隠し立てしませんよ、紛いようのない事実だもの。 でも、同時に思うのは、こうやって心やさしく指南してくれる友人に恵まれたこと自体が、 自分にとっての幸運で、できないことを何とか補填していくための、生きる「術」なのかも・・・・ そんなふうにも思う。
ちなみにぷよ2は設問1を全く違うやり方でといてみせて、あたくしを驚かせた。 あたくしは、トモくんのやり方とほぼ同じだったので逆に新鮮だった。 ただ・・・・やっぱり文系人間には限界があって、「時速」という言葉を文章題に発見した時点で、 ぷよ2は設問2をとくことすら諦めてしまったのである(苦笑)。 気持ちは分からなくもない。あたくしだって、意地だけで解いたようなものだから(自爆)。 「時速」「何分かかった」という言葉を文章題に発見した時点で、あたくしも既に萎えた(笑)。
なんか、無茶苦茶な道理に聞こえるかもしれないけれど、あたくしは、数字に強い人間を 無差別、無条件で尊敬してしまう。 もう、あたくしには「皆無」の能力だから(笑)。もう、こういうのはできる人に頼るしかないんだわ。 何でも1人でやりたがるクセの強いあたくしでも、数学(さんすうも)に関しては、もたれっぱなし。 これからもこうして、他人様を巻き込みつつ生きていくんだろうと思うけれど、 享受されたら、きちんと礼ができるくらいの、他の知識やコワザを蓄えておこうと思う。 やっぱ、人間、持ちつ持たれつですよ。
こんなあたくしですが、すぐに人に聞いちゃうんじゃなくて、自分でもがき苦しむようになっただけでも、 随分な進歩だと思う(笑)。 学生時代は、考査だとか入試だとかで、納期が迫った中でとっ散らかっていたので、 すぐに他人を当てにしようとしてたんだけど、今はそういう環境ではないし、時間もいっぱいある。 後から教えてもらうのを前提にしたとしても、やっぱり脳みそがとろけだすのは非常に困るので、 これからも最低限の努力だけは忘れずにやっていこうと考えているから、 ねぇお願い・・・・m(_ _)m これからもこんなあたくしに協力したってください(苦笑)。
トモくん、今回は、本当にどうもありがとう!!
ずっと停滞中だった色紙の製作を再開した。 きちんと自分を上昇気流に乗せられたようなので、苦手な図案を考えたりするのも苦痛ではなく、 歌のタームも思いつきやすいので、この日は1日、アナログ作業に傾倒していた。
体調が思わしくなかったりすると、贈り物にするにはホントに申し訳ないものしか出来上がらないので、 この日が来るのを待っていたのだ。 完璧の状況を待っていたわけではなくて、せめて、誰かが満足してくれるものを1つでも作ることができる そんな状況を、見極めていた。しかし如何せん、休戦状態が長すぎたように思う。
自分のカンと勢いを取り戻すべく、ノートにペン、筆、辞書、そんなものを傍らにおいて、 湧き上がってくる何かを逃がさないように、上手に掬い上げられるように、 時間を贅沢に使った、そんな気分になった。・・・・コレは自己満足の世界なんだけど(苦笑)。 アナログの作業は、デジタルのようにはいかないとわかっているけれど、 それでも、切り離してしまうことはできないもので。 「何か」を作ろうとしている限り、できるだけ丁寧な分析をするための「手作業」というのは やっぱり必要だなぁ・・・・そんなことを思いながら、漢和辞典を見つめていた。
新しい歌は20首以上出来た。ちょっとここには発表できないけれど、この中からきっと 「いのちのうた」がまた新たに誕生することを願って。
2005年07月17日(日)
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さんすうだいすき!? |
噂には聞いていたが、うちの叔父の会社が近年になって、「入社試験」なるものを 雇用者採用の際に執り行っているらしい。 社員数もそんなに多くはないベンダーの会社なので、新規雇用・・・・といっても大手企業がやるような 分厚い壁を乗り越えなくてはならないというわけではなく、 ただ、社員の常識レベルが著しく低いのを危惧して(苦笑)、事務だろうと現場だろうと、 とにかく、最低限の常識を問おうという目的で、設問は作られている。
結構難しくて面白いぞ♪・・・・と山賊もかねがね言っていたその問題が、 遂に実家に届いてしまい(爆)、あたくし、サヨコ、リョウヘイちゃん、煽りを食ったぽわぽわリエちゃんが この問題にチャレンジすることになってしまった( ̄□ ̄;)!! 制限時間・・・・30分(爆)。
漢字の読み書き、四則計算の基礎、発展した文章題、簡単な英会話的語彙、英文和訳、 政治の基礎知識、文学作品とその作者に関する設問というふうに分かれていて、 英文和訳以外は、中学を卒業していれば何とかなるであろうレベルなんだけど・・・・ 算数、数学についてはてんで駄目なアサミンジャー( ̄∇ ̄;)
過去に輝かしき実績があることは、折に触れてここにも書いてきたけれど、 数学の授業が全部カットになるからという短絡的な理由で、高校は私立文系コースを選択するくらいに 数学はからっきしの状況だった。 だって、200点満点の実力テストで、結構必死になって空欄もなるべく埋めて、 せめて部分点がもらえればと体当たりで勝負した考査で、たった「4点」しか取れない実力なんて、 既に、「実りある力」とは呼べない気すらする(遠い目)。 頑張って、頑張って、必死になって、その結果がコレという屈辱を16で味わい、 嗚呼、あたくしにはホントに数学的才能が足りない・・・・いや、欠落しすぎてんだなと もう、できない言い訳を考えるのすらやめて開き直ったくらいだった(笑)。 それまで優等生をやってきたけれど、さすがに限界。無理なもんは無理だと、親にもそう告げた(笑)。
16の時にそれをやってしまって、以後、建て直し作業をしないまま今に至る・・・・ そんな感じですんで、いくら基礎の基礎とはいえ、例えば四則計算までは何とか理解の範疇であっても、 文章題となると、どう式を組み立てていいのか途端にわからなくなったりする(情けねぇ・・・・)。 xとかyとかのレベルで既に怪しさ満点( ̄∇ ̄;) で、話題の「入社試験」の内容なんですが、いうなら中学生レベル、2問のうち1問は小学生レベル。 えぇ・・・・「数学」なんて御大層なものではなくて、「さんすう」ですね。 できなかったら、恐らくあと10年以上は一家の笑い者にされるとわかっていたので(笑)、 とにかく死ぬ気で解いてみる。 その根性を、どうして高校時代に発揮できなかったのか、自分を呪うよ、ホント( ̄∇ ̄;)
【設問1】 あるプールの入園料は、おとな1人190円、子ども1人100円です。 入園者数が合わせて92人、入園料の合計が12,800円の時の おとなと子どもの入園者数はそれぞれ何人ですか。
知らんよ、そんなん。入場する時に数えときゃいいじゃん。 つか、半券で数えちまえばいいじゃん♪ と、日常密着的なあたくしはホントに数学に向いてないですね。 はぁ・・・・問題を見た途端に、あたくしの大嫌いな「つるかめ算」だということはわかったんですけどね。 この手の問題が苦手で、嫌いで、できることなら人生史上にあるこの手の問題は 全部避けて通りたいという願望さえあるあたくし・・・・何とかなるんでしょうか。 何とかするしかないですね(トホホホホ)。 真剣に考え、とりあえず立てた式に間違いはないようで、答えらしいものには辿りついたんですけどね。 ここにあたくしが導き出した答えなんか書けないっすよ!! 最終的には1人1人整列させて数えりゃいいじゃん( ̄^ ̄)とか最初に思ったことは内緒ですよ。 だ、誰か!! 模範解答教えて(苦笑)。こっそり答え合わせしたいの(自爆)。
【設問2】 時速90kmで走っている電車が、長さ900mの鉄橋を渡るのに51秒かかりました。 この電車の長さは何mですか。
メジャーで計ればいいじゃん( ̄^ ̄)とかすぐさま思ったことは内緒ですよ。 そんな・・・・ストップウォッチを持って51秒とか計ってるくせに、メジャーもないわけ?? 加えて、今正に通過した電車の長さを求める必要性がどこにあんのよ!? 停車した駅で、迅速に測定すりゃいいじゃん( ̄^ ̄)等々、文章題に逆切れしたことも内緒ですよ。 そして導き出した答えを見て、「貨物にしては長すぎ、新幹線にしては短すぎ( ̄ー ̄)ニヤリッ」と 改めて答えを書き直そうとしたあたくしは、あはは、自棄になってましたよ、えぇ、なってましたとも。 小学生の頃に習った「は・じ・き」の法則の問題ですよ・・・・懐かしすぎ。 そして、あたくしが更に落ち込んだのは、その法則を思い出せても使いこなせないということだったり。 時速を分速に直して、所要時間を秒から分表示にして、単位を全部そろえて・・・・ え~っと、え~っと・・・・( ̄∇ ̄;) あぁだこうだやっていると、「375メートル」という答えに辿りついたんですが、 普通にそんな長さの電車って走ってんのかなぁ・・・・と、解き終った時点で日常に戻ってきちゃって、 果たして、この解答が本当に正解してんのかどうかは不明。 ただ、リョウヘイちゃんと立てた式は微妙に違うのに、たまたま同じ答えになったので ここにも書いてみた。プリーズ、模範解答♪(For 天の神様)
ちなみに、うちら一族とはちょいと離れたところにいるポジションのぽわぽわリエちゃんですが、 この文章題の前にあった四則演算のうちの初問、 「帯分数の通分」の時点で物凄い異彩を放っておりました!(さすが♪) でも、漢字の読み書きは最低半分はできていたようなので、そんなに打ちひしがれる状況でもなく、 意外と常識が通用するようなので安心しましたが(笑)、 普通は「三人寄れば文殊の知恵」と言うもの・・・・殊、数字に関することに際しては、 うちら3人が寄り添っても、文殊どころかモンチッチにすら遠く及ばないことが判明する始末。 どこにも模範解答がないまま、自分の解答用紙を手に、途方に暮れる愛しきアンポンタンたち・・・・。
つか、あたくし、身を以って警告しますけど、脳みそって使わないとホントに衰えますよ!! 足し算でも引き算でも、毎日やらないと、忘れちゃいますよ!! 自分の手で漢字を書かないと、ど忘れしますよ!! 目の前のモノの重さとか値段とか、そういうのをきちんと計算できないとダメ人間になりますよ!! 小学生の時の計算ドリルとかが死ぬほど嫌いで、中学の時も素因数分解から既にこけ始め、 高校に入ったは良かったけれど、「4点」(しかも200点満点)とかだし、 すっぱり、数学とか算数とかが自分の生活に入り込まないように、逃げ回っていたんですけどね・・・・ いつかはこうして捕まっちゃうんですね・・・・( ̄∇ ̄;) はぁ・・・・自分の不甲斐なさを思い知った上、正解とされる模範解答が届かないので、 余計に変な汗かくわ(爆)。
理系の人から見ると、「バッカじゃねぇの~(* ̄m ̄) ププッ」といった感じだと思います。 理系でなくとも、きちんと算数と数学をやってきた人たちは、深刻にならずに解けると思うの。 でも、ホントに本気出しても、あたくしたるや、この程度なんです(トホホホホホ)。 冗談抜きで、本腰入れて脳みそを鍛えないと、今に耳からこぼれ落ちてくんじゃないかと心配で(笑)。
とはいうものの、努力したところで、あたくしの口から「算数大好き♪」なんて言葉は、 1世紀先まで聞けないと、自分でもそう思う。 せめて伴侶は理系の人がいいな・・・・♪と、婚前は淡く憧れていたのだけれど、 何の因果か、ガッツリ文系の人としか縁がなく、今に至るわけで・・・・。 将来、子供の計算ドリルとかを見ても眩暈を起こさないように、今から「耐性」だけでもつけられるよう 善処したいと思います!!
2005年07月16日(土)
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クマの仔、トラの仔、人の子 |
病院へ行ったら、丁度、双子用ベビーカーに乗せられた赤ちゃんに遭遇した。 ぷよ2と2人で、
「あぁいうのは、直列型と並列型があるけれど、どっちがいいんだろうね?」
なんていう話をしていた。 親類縁者、知人友人に近く双子が生まれたという話を聞かないので、 本当は本人たちに乗り心地を聞いた方がいいんだろうけれど、本人どころかその親にさえ 赤の他人だと聞くのを憚られる(笑)。 6~7年前に、中学の時の同級生が双子を産んだという話を風の噂に聞いたんだけど、 彼女とはもう疎遠になってしまっていたので、今はどうしているのかも・・・・。 多胎児は、産むのも育てるのも一気に済むが、やっぱり大変!! なんていう話を聞いたけれど、 奇蹟の授かりもの(特に一卵性)には違いないので、競いながらもすくすく育て~♪と エールを送りたい気持ちでいっぱいになります^^ それにしても、直列型と並列型・・・・どのようなメリット&デメリットがあるのかしら? ちょっと気になってました(苦笑)。
その翌日に「アンビリーバボー」の再放送を見ていたら、シロクマ(ホッキョクグマ?)の 人工哺育奮闘記なるものがやっていて、こっちも興味深かった。 人間の赤ちゃんになら、母乳が出ずとも市場に色んな人工乳が出回っているから、 多少のリスクはあれど、極限の栄養不足には陥らないけれど、 これまで、ホッキョクグマの人工哺育の限界は2ヶ月半くらいで、 大人にならずに死んでいってしまう例ばかりだったんだそうだ。 そのクマが、今や5歳。立派な大人に成長するまでの生育記録を追ったものだった。 元々、極寒の地で生まれ育つのが本当なので、初乳さえ飲んでおけばある程度の免疫力がつくし、 ウィルスそのものがあまりいない環境で暮らしていくので問題はないそうなんだけど、 初乳も飲めず、育児を放棄してしまった野生ではない母熊の近くで育てることも不可能で、 そんな中、ありとあらゆる手段を模索して、クマと24時間一緒に生活した飼育員の話だった。
黒目がちの愛らしい姿が、後に体重300kg級にまで成長するという現実は、 人間といつまでも始終一緒・・・・という生活に無理が生じる予感すら残酷に思えたりする。 動物園という場所は、元々、人間のエゴだったり、自然界で淘汰されてしまった動物たちの集まりなので、 どこからどこまでが慈善、ここからはエゴというふうな線引きも難しいのだけど、 いずれ、じゃれているうちに、クマの本領(本能)を発揮する時が来て、 まだ力の弱い人間(=子供)が、一緒に暮らす中で物理的に傷ついたら本末転倒だ。 元来の生活区域が違うもの同士が、一緒に暮らすということの難しさをひしひしと感じた。
そんな流れで、地上波で放送された映画「トゥー・ブラザーズ」。トラの兄弟の話だ。 人間も含めそうだけれど、どうして動物の赤ちゃんはあんなにも黒目がちで可愛らしいのかなぁ。 物語の流れは、そう取り立ててすごくいい!と絶賛するには至らないのだけど、 事情はともあれ、別々の人間のところにやってきてしまったトラの赤ちゃんがそれぞれの成長を遂げ、 クライマックスのピンチで、野生の本能だけでは切り抜けられないところを、 人間が教えた曲芸の応用で、命をつないでいくところなんかは、なかなかいいと思った。 獰猛な動物には違いないけれど、仔トラがじゃれる姿はなごませてくれる。
今まで生息していた場所から、無理矢理に人間の世界にやってきても適応しようとする 彼らの姿がいじらしい。 恐らく、半分以上がフィクションで、多少CGも使われているだろうから、 あれがトラの生態ですと言い切るには厳しいだろうけれど、 それでも、目を奪われるのは、仔トラが無器用に親の後を追っかけたり、動く何かに具に反応したりと、 人間とそう変わらない「本能」を遺憾なく発揮しているところかもしれない。
前に何かで聞いた。 動物の赤ちゃんが黒目がちなのは、他の動物の攻撃から身を守るためでもあり、 また親の母性本能をきちんと刺激して、ある程度まで大きくなるための指針のようなものである、と。 人間もそれに当てはまると聞いたことがある。人間も同じ哺乳類だから。 それに、稀なことではあるけれども、産みの親と育ての親が違う場合が、人間にも少なからずある。 赤ちゃんは、生き抜くためにあのような姿で未熟な状態で生まれてきて、 誰かの手を借りながら、人間にいたっては身振り手振りから言葉までを模写して習得し、 意思の疎通を確立してようやく生きていける。
以前、オオカミに育てられた少女というのが話題になっていたことがあったけれど、 彼女にあらゆる生きるすべを教えたオオカミは、立派な親で、 詰め込むように人間の常識を後から与えたとしても、それが彼女にとって幸せかどうか、 恐らく、オオカミとの意思の疎通の方が容易かったであろう彼女は、 「親」と引き離された後、数年後に亡くなったらしいことを聞いた。
何が是で何が否であるかというのは、コレも人間の勝手なエゴが表出しやすいところなので 本当にどういうふうにも言えないところなんだけれど、 ひとつの命が潰えようとしている時、人間だろうがトラだろうがクマだろうが、 手を差し伸べようとするのは同じなんだなということ。 強いものが弱いものの餌食になるというのは自然界の知られきった定石だろうけれど、 反面、強いものが弱いものを守ってやるというのも、自然界においては極々当たり前の 本能の領域なんだなぁと思った。 人間にはコレに加工された「知恵」や「情報」がつきまとうけれど、 とにかく「オノレの仔を守ろうとする」という本能に、種族同士の線引きはないんだなぁ・・・・。 そんなことを思った。
そういえば最近、動物園などに行ってないなぁ。 昔は大学の課題もあったので、動物園に入り浸り、炎天下、カンガルーの檻の前で5時間以上も 粘って観察したこともあったけれど(苦笑)。 あんな狭い敷地の中では、お得意の跳躍も封じ込められて、イライラするだろうなぁ・・・・と、 昼寝するカンガルーのなまめかしいウェストラインに魅了されつつ、半ば同情していた。 この時、あまりにもカンガルーの前に陣取りすぎたため、飼育係の人に変な目で見られた(笑)。 あたくしが見ている中、カンガルーたちは2度の食事を終え、本当は夜行性に近いのに 夕方近く閉園の時間が近づくと、中の檻へとわらわらと帰っていくのでありました。 カンガルーの全てを知りたかったので、1日だけでも寝食を共にしたいとまで考えたのは 単なる若気のいたりですが(笑 当時19歳)、それは彼らの生態を良く知るという意味だけでなく、 檻の中での生活が如何なるものかというのを、身を以って体験したいというのもあった。 まぁ・・・・如何せん、好奇心旺盛な年頃でしたから( ̄∇ ̄;)
その反動でか、あれ以来、動物園には行っていない。 他の動物よりも、カンガルーが気になって仕方なくなるだろうから(苦笑)。 動物園の動物が、せめて、きちんと人に愛されているということを願って・・・・。
2005年07月15日(金)
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あ、そういえばちゃんと歩けてる |
日付を見て思ったのだけど、ここ数年の丁度今時期というのは、何が理由か まっすぐ歩くことさえ叶わなくて、参っちゃってたのだった。 昨年は結婚式の準備で追われていて、気がそっちにいっていた分、幾分マシ、 一昨年はミュージカルの稽古で、1週間に1度はガッツリと稽古があったから、 フラフラしているとダンスの先生に怒られちまうんで、気合でしゃんとしてた(笑)。 今年はというと、別段何か大きなイヴェントが待っているわけでもなく、正に日常生活なんだけど 今のところ、何とかなっている。梅雨明けは来週に持ち越しのようだけれど、気に食わないわけでもない。
MAXに到達!? 絶好調!! いよいよメーターも振り切れるか!? という感ではなく、 ゼロよりちょい上、いいラインのところに毎日があるように思える。
この日。ちょっと日があいたけれど、婦人科での処置、通算4回目。 痛いのはわかっているし、憂鬱だけど、それでも前々に比べたら、自分自身がかなりマシになっている。 そりゃぁね、歯医者だって怖いよ(笑)。同じように婦人科の処置も怖い。 でも、サヨコ&ママさんが口を揃えて同じことを言ったのもあって、 あぁ、そうか♪ と半分は投槍なんだけど(爆)、そんでも半分は前向きになれて、 ダークブルーの世界とは、しばらく絶縁状態で過ごしている気がする。
「まぁ、放っておいてもしゃぁないし、治るで治しにいくんやん♪」
「そう焦らんでも、治るものなんだから気長にやりなさいよ~♪」
2人に増えた「母親」は、さすが既に子供を産んで育て上げただけあって、いつでも胆が据わっていて、 どちらも底抜けに明るく(笑)、そうかと思えば変に現実的だったりして、 現実的というのは「治らないものは医者もサジを投げる」というところにきちんと集約されていることで 異口同音にほぼ同じことを言うので、そのシンクロニシティにビックリしてしまって、 純粋に2倍になったパワーで助けられている(笑)。母親は強いよな・・・・ホントにそう思う。
この日、歯を食いしばって耐えた処置・・・・ではあったんだけど、前3回分より物凄く痛くて、 帰ってきてからも、「痛みで涙が出る」くらいだった。 そんなで涙が出るだなんて、小学生の時に歯列矯正をしたとき以来かも(苦笑)。 泣いたところで鎮痛効果が出るわけじゃないんだけど、痛いのは嫌いだし(笑)、 ストレスの塊が涙になって出てきたくらいに思ってんだけど・・・・悔しいとか悲しいとか、そういう 心理的精神的なものではなくて、ホント、ただただ痛かった(苦笑)。
ぷよ2もきちんとフォローしてくれて、お腹が空いても起き上がれないあたくしのために、 ベッドサイドまで、バナナと懐かしのナタデココを持ってきてくれた。 精神的には以前よりグッと安定しているんだけど、如何せん、動けないくらい・座ってられないくらい痛い っていうのは、涙とともに笑いさえこみ上げてくる「肉体」の物理的問題なので、仕方ない。
「そんなに痛いんなら、絞め落とすけどどうする?」
「真剣に聞くなよ! 絶対イヤ( ̄^ ̄)」
あたくしは、彼の最後の砦ともいえる申し出を丁重にお断りした。 気絶しないと耐えることもできないなんて、そういう情けないのはもっとヤだ(笑)。 ご飯を作ってあげられない情けなさ・・・・がこみ上げてきたけれど、今日だけはそういう自分も 甘んじて許すことにした。自分ひとりで追い詰まってても仕方ねぇや。
夜中にはある程度痛みも引いて、涙が出るレベルからは脱却し、我慢しながらでも座って 何かを食すところにまで来たので、どうにかこうにか・・・・(苦笑)。 心がポッキリ折れていると、きっとこの痛みも2倍3倍になっていただろうから、 今、心根だけはまっすぐになりつつある・・・・そういうふうになってきたのだろう。 だって、この痛みさえなければ、普通にまっすぐ歩けるもの♪ あと少し休ませてもらって、できることはそれからやることに決めた。
ぷよ2が電車の中刷り広告に「326」の詩を見つけてきたことを話してくれた。 きちんと全部を覚えてきたわけじゃないので、どんな内容だったのかだけを聞いたのだけど、 ちょっと興味深かった。
「『大変』っていうのは、ものごとが『大きく変わること』だから、 あなたが今『大変!』って感じているのならば、それは今、何かが大きく変わろうとしている証拠なんだ」
ちゃんと歩けるようになるのにも、「大変」がつきまとった。 今の病を治しきるにも、きっと「大変」がつきまとう。 脱皮のチャンスを与えてもらっているんだから、あたくしはきちんとそれを堪能して、 チャンスをくれた誰かに「結果」を披露しなくてはならない。 「大変」っていうのもいいものだなぁ・・・・「326」の詩のことを聞いて、そう思った。
2005年07月14日(木)
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暑い1日 名古屋にて |
本日は久々に、名古屋の実家へ。 実家と書いてはいるものの、まだまだ慣れない場所ではある(苦笑)。 それに、いつも向こうへ帰ると、家の中にいる時間より、外を出歩いている時間のほうがうんと長いので ただ単に「名古屋に行ってきた」と表現する方が、未だにしっくり来る気もする。
とはいえ。 自分の実家にも、結婚して以来「泊まったこと」は1回しかなくて、 しかもそれは、体調が著しく悪かった日、たまさかぷよ2も夜勤で、 彼の方から「できることなら実家に行っとけ」とのお達しで、昨年の年末に1回泊まったきり。 この調子でいくと、例えば、出産の里帰りとかそういうのも全部なくなって、 両家の親がフットワークが軽いのをいいことに、今の住いに関係者全員集合・・・・なんてことにも なりそう(笑)。だって、産婦人科は今の住いの目の前だし(爆)。 あぁ、いや、懐妊報告はまだです。いずれそうなったら・・・・って時の話^^
本日も恒例となった、「命と体力の限りの買い物」をママさんと勤しみ、 我が家分の保存食あれこれも買っていただく(なむなむ)。 我が家のエンゲル係数が一時的に下がるのには、こういった理由があるんだけど(笑)。 遠慮一切ご無用( ̄^ ̄)という、いつでもこの姿勢を切り崩さないママさんに いつでも甘えっぱなしだ(苦笑)。 息子1人だと、この「思いきった買い物」というのもなかなかできなくてつまんないらしく、 いつの間にか、ひょっこりヨメになったあたくしが付き合うと、非常に喜んでくれるので、 こっちはこっちで非常に嬉しい。
世間では、ダンナの実家に帰ると寛げるばかりか逆にストレス( ̄∇ ̄;) 微妙な距離なので交通費ばっかりがかさむ( ̄∇ ̄;) 知らない台所であれこれと手伝いをするのがとにかく苦痛( ̄∇ ̄;) という、別居型長男ヨメの悲痛な叫びがまかりとおっていて、あたくしもそうなる可能性だけは 誰よりもバリバリなんですが、そうなっていないのは、ママさんの気質のおかげかと。 あんたたちが帰ってきた時くらいは外で美味しいものが食べたい( ̄^ ̄) おぅ♪ハイウェイカードくらいあげるよ♪( ̄^ ̄) とにかく向こうで座ってなさいよ♪( ̄^ ̄) 向こうの実家で、未だヨメらしいことをなぁんもしていないあたくしは、そろそろ潮時かしら? と自分で勝手に考えて、アクションを起こすタイミングなんかを見計らっているのですが、 どうもそのタイミングが、つかめない・・・・っつうか、ない(爆)。 まぁ、無理して向こうのお勝手で何かを作るっていうのも妙な話だし、 せめて、こっちに遊びにきてもらった折には・・・・と考えているんだけど。 済し崩しに誤魔化したまま、1年以上が経って、まだ我が家には子供もいないから フットワークもわりと軽めなんだけど、これが、いざ「できた!」なんてことになったら 名古屋→こっちというコースの方が増えそうで(笑)。
今回、ちょっとサボりがちだったので日が空いたけれど、月に1回くらいは顔を出しときたいところだ。
ママさん自身も、自分の実家と自分の住いがわりと近い環境なので、 あたくしの今の環境のことをとっても理解してくれることそのものが、非常に大きな助けになっている。 あたくしとサヨコが日常的に近いところにいるというのを、特に嫌がることもなく、 逆に、自分も自分の親(おじいちゃんたち)に対してそうしてるからと、推奨している。 前に、「こっちに遠慮すんじゃないよ?」と言われたことがあったけれど、 それは、ただ単に「こっちに甘えてきなさいよ」という意味ではなくて、 「こっちに気を使うことなく、近くに住んでいるお母さんにも十分甘えなさいよ。」ということだった。 それがやっぱり、結婚をするにあたっての大きな決定打だったかもしれないなぁと思う。 そりゃ、両親がもう一組増えるということは、単純にその人たちのことを大事にしていかなければならない ということを意味しているのだけど、 「ヨメにきたんだから」 「家を出たんだから」 というのは一切言わずに、サヨコがあたくしのことを気にかけたり、一緒に出かけたりというのも、 一切否定せず、僻みみたいなものも見せず、とても温和にあたっていてくれるので、 それが何よりもありがたいなぁと思う。
何か1つでも軋轢があると、たかだか名古屋までの道程も重苦しいものになるんだけど、 今のところそういったものが皆無に等しいので、恵まれている。 既婚の友人に話を聞くと、やっぱりちょっとした生まれ育ちの違いが積もり積もって、 爆発したことがある・・・・なんていうのもよくある話みたいなんだけど、 それもそれ、コレもコレ。。。。色々とある事情の中で新しい世帯を持つっていうのは 今まで自分にはなかった人間関係が生まれるっていうことなんだと、改めて気付かされる。
この日の名古屋は、全く風がなく、非常に蒸し暑かったのだけど、 どうやら、あたくしだけがこの暑気にやられるというシステムではなく、皆平等にウザいらしい(笑)。 なぁんだ♪と思うと、やっぱり少しは気が楽で、この日はいつもよりちょっと余計に食べられました♪
名古屋にしろ、こっちにしろ、今年も暑くなりそうだわ・・・・。
本日、ぷよ2は夜勤明け。同僚(・・・・というか大先輩?)の人たちとコーヒーを飲んでから帰ってきた。 あたくしが昼寝をする時間帯にかけて、彼奴も今夜のバレーボールのために仮眠をすると言うので、 2人で寝室でゴロゴロしていた。
が、夜ならともかく、昼寝となるといつも1人で寝ているので、眠いような気がしてもちっとも寝付けず、 あたくしは、1時間くらいしてからまた再びリビングに戻ってきて、あれやこれややっつけ、 するとちょっとエアコンなしでは暑いものだから、避難を兼ねてまた寝室へ。 まぁ、30分くらいでも夢の世界に行っとくと、夜がラクなので横になっとくことにする。 と、しばらくして突然、ぷよ2が唸りだした(笑)。 苦しそうというよりも、ただムニャムニャとやってるだけだったので、放っておいて、 あたくしはいつも通り、名探偵コナンの映画のビデオなんかをかけながら、 ただ何となく、横になっていたんだけど。 次の瞬間、とんでもないことが起きた。
「その若さでかっ!?」
・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・。 ( ̄∇ ̄;)( ̄∇ ̄;)( ̄∇ ̄;) も・・・・もんすごくハッキリした口調( ̄∇ ̄;) 起きてんのか? そのわりには、このせりふ、何の脈略もなさそうな気がするんですが???(爆)
あ、あたくしに言ってるの???
会話の発端が「その若さでかっ!?」というのは、非常に珍しい例なんですが(爆笑)。 あたくしは、てっきり目を覚ましたものと思い、声をかけた。
「起きてんの?(笑)」
「※▲$○@・・・・」
「え? 何?」
「あぁ・・・・うぅ・・・・」
「(な・・・・なんだよ、寝てんじゃん!)」
寝てるとわかったら、何だか急に可笑しくなってきて、堪えきれずに大爆笑してしまった。 その声で今度こそは一時的に本当に目を覚ましたのか、
「夕雅先生の声と夢の会話が重なったんやて・・・・。」
とだけ言い残し、また寝てしまったので、あたくしは更に可笑しくなってしまい、 加えて笑いも止まらなくて、しばらくコナンほったらかしで1人で笑っていた。 確かに、夢の続きだということだけはきちんと推測できるものの、肝心の夢の内容が(爆)。 きちんと起きてきてから、どんな夢を見たかっていうのを聞いてはみたんだけど、 本人はどうもよく覚えてないらしく、しかも、あの謎の発言内容もすっかり忘れていて、 あたくしがツボにハマって1人で笑い転げていたことだけをうっすら覚えていたらしい。
まぁ、寝言を言っている人に対して話しかけちゃいけない・・・・みたいな どんな根拠だったか忘れてしまったけれど、そういう「ルール」があることくらいは あたくしも知っているから、その時点ではあんまり深く追究しなかったものの、 本人が忘れてしまったので、夢の内容は謎のまま・・・・(爆)。
ただ、「その若さでかっ!?」というこれだけでは読解不能な一言は罪作り( ̄∇ ̄;) せめて、どんな内容の夢だったかくらいは覚えといてくれるとよかったんだが・・・・。 無駄な馬鹿笑いをしてしまったが、そんだけ平和ってことなんだよな(笑)。
夢の話というのは、他人が聞いてもそんなに面白いものではないと思うんだけど、 たまに、物凄い設定、とてつもない登場人物、ありえない競演というのを全部覚えてたりすると、 ツボにハマって記憶にも残り、ついつい他の人にも話したくなる。 ただ、寝言目撃(「聴」撃か? 「耳」撃か?)談というのは、2~3人起きてる輩がそこに居合わせると 異様に盛り上がる(笑)。 「コイツ、どんな夢見てんだよ・・・・(爆)」 と、当事者以外が大爆笑・・・・なんてのに、あたくしも昔はわりと多く遭遇した。
寝てた人間は全然覚えてないんだけど、それを聞いていた人間たちは、 この超常現象をしばらく語り継いだ。そんくらい面白かった。 今日は1人だったので、笑いを共有できなくて残念だ(苦笑)。
旅支度に時間がかかったのか、こっちの予定よりも随分遅くに現れた月の使者。 前回の来訪から数えると、やっぱり少し遅めなんだけれど、それでも遡って見てみると 想定の範囲内だったので、ま、コレも年間のうちたまにある気まぐれとかいうヤツだな・・・・ということで 溜飲を下げるも何も、元に戻っただけだったという顛末。そんなふうで2~3日をやり過ごした。 そういえば、PMSらしいPMSが随分緩和されたような。確かに少々怠かったけれど、 言うほどではなかったかも。(めでたし、めでたし^^)
まだ梅雨明けしていなくて、天のご機嫌も不安定で、そんな中、あっち出かけたりこっち出かけたりして それで疲れてんのかなぁ・・・・と思ったりもしたんだけど、 そういう日は、一緒に同行した人間も普通に疲れてるようなので、なぁんだ♪と これまた胸を撫で下ろす。どんよりと蒸し暑い日は、皆、嫌なんだなぁ。
振り幅が小さい中なので、体調ひとつに全部持ってかれることもなく、 こういう天気だもの・・・・と冷静に思うと、人並みの生活(笑)に近づきつつあり、 それは誠に以って嬉しいこと。不安発作が出ないだけでかなりラクかもしれない。
今日は、溜め込んでいたDVD(録画したヤツ)をちょっとずつやっつけて、 ようやく、前のクールの連続ドラマを全部見た(笑)。んで、まず「海猿」にまで辿りつく(爆)。 家の中はやっぱり一向に片付かないのだけど、今週は立て続けに分別ゴミの日が日替わりで来るので、 そういうのだけはとりあえずきちんとしとこうと思って、そういうのだけやる。 甦った右手が非常に便利だ(笑)。結束した新聞も結構ラクに運べる。 「日常生活にまったく支障なし」というのは、どんなに些細なことでも 結構、大きな変化をもたらしてくれるんだということに気付く。
そして、庭の金木犀。 葉が一気に枯れたので、根腐りしてるんじゃないかと一時期心配したのだけど、 目にまぶしい若葉が枝のあちこちから新しく出てきた。 とことん丈夫な木だなぁ・・・・限界に挑戦しているような生命力に脱帽! 余分だと思った葉っぱを潔く落としただけだったのかなぁ? だとしたら、ちょっと神秘的。
また週末にかけてバタバタしそうなので、のんびりいける時はのんびりと♪ かといって、自分の作ったペースでがんじがらめにならないように、 時に、やろうと思っていたことを「吉日!」と思い込んで無理せずに諦めることも、 先の長い人生、重要ポイントかも・・・・なぁんて思いつつ、オノレを甘やかして過ぎ行く今日のような一日。
只今、バレーボールのWGはちとお休み中。決勝の仙台ラウンドが楽しみなところでもありますが、 水曜から始まるそのラウンドを前に、今までちっとも知らなかった意外な事実が 野ザル軍団のおかげで明らかになった。
リベロの櫻井選手が、地元出身というのが判明し、 加えて、あのサナエなんかと、普通にご近所だったらしい(笑)。 「青木、青木、がんばれ~♪」と吼える彼女に過剰反応するよりも、この事実に過剰反応してしまうのは、 単にあたくしやその周辺なんかがミーハーなだけなんですけどね♪ まぁ、地元といってもこの街ではなく、ここら全部をひっくるめた田舎地域一体のことなんだけど 中心部も田舎なので、周囲での出来事も我が事のよう・・・・ってのは、まぁ日常茶飯事でして。
サナエにいたっては
「小学校の頃から『全日本に入る!』って公言して、実現して、涙が出そう。」
と、ご近所で就学年齢くらいからずっと一緒だった彼女を、素直に「すごい」とコメント。 桜井選手は以前にも全日本のメンバーだったこともあるけれど、こういうフィーバーではなかったので、 余計に今大会で目立つし、何より彼女自身が楽しそうなので、そういうのはすごくいいなと思う。
うちの県は全国的に見ても、バレーボールがそんなに強い高校というのはなくて、 櫻井選手が卒業した高校のように、地元にはちゃんと春高常連の高校もあるんだけど、 「優勝した~~っ!!」という話はあんまり聞かない。 でも、そういう場所でも地道に努力して、前だけ見てて、人生の半分以上をそれだけに捧げて、 齢、うちらと一緒・・・・っていうのは、やっぱり素直に尊敬できるよ、うん。かっちょええ♪
えらっそうにバレーボールのことをあれこれ言っているあたくしだけれども、 実は、小学5~6年と弱小少年団にいたこともあり(;⌒▽⌒A) しかも弱小の中でも補欠も補欠(爆)。 サウスポーだったので、きちんと練習を遂げて決定率が上がった頃に、ピンチサーバーとして 妙なコースを攻める妙な役を言い渡されて、それ以外はもっぱらベンチウォーマーだった(笑)。 左利きがチームに1人しかいなかったのが良かったのか悪かったのか・・・・まぁ、一度も試合に出れぬまま バレーボールの世界とおさらば・・・・という一番悲しい幕切れではなかったので、 まだ良かったのかもしれないけれど( ̄∇ ̄;) 元々運動オンチだったから、強豪チームだったら恐らくついていけなかっただろうな┐( ̄∇ ̄)┌オホホ
実際、中学に進学していざ部活を決めるとなった段で、サラッとバレーボールをやめちゃって別の部・・・・ って普通に考えてたし、仮入部した女子ハンドボール部はあまりにきつくてついてけなかったし(笑)。 結局、あたくしがいつも落ち着くのは、運動部に限っては弱小であることが条件だったのだ(爆)。 負けず嫌いだけど、スポーツに関しては身の程を知っているというか、 「勝ちに拘る執念」みたいなものが見事に欠落していたので、致命的だったんだろうなぁ。 なので、日々きちんと練習に練習を重ねて、強くなろうとしているアスリートたちっつうのは、 何かそれだけで、ただただすごいと思っちゃうのである。
環境に恵まれるか否か・・・・というのもきっとアスリートたちには大きな分岐点でもあるだろうけれど、 そんなに特別恵まれているとは思えないこの土地で頑張りとおして、世界の舞台に立っている人がいる というのは、その人自身がメチャクチャ頑張った証なんだろうなぁ。 なんか、目線が違いすぎてよくわかんなくなってきちゃったよ(笑)。
と、このように新たな事実が浮上してきても尚、全国レベルの勘違いを貫き通したまま、 我が家でも、今WGに食いついている人たちも皆、
「青木~!! がんばれ~~!!」
のままかもしれない(笑)。 あんまり可愛らしいとはいえないキャッチフレーズも、彼女を端的に表しているので、 この大会、燃え尽きてもいいから是非是非、更なる活躍を期待してます♪
2005年07月10日(日)
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スーパーエキセントリックじいさん |
うちの父方のじいちゃんは、普通に偉大である(笑)。 父の養父・・・・という間柄なので、実際に血は繋がっていないけれど、山賊を山賊たらしめる 後天的な凡その影響は、このじいちゃんを含めたあの家の環境がそうさせているんだと 改めて感じたのである(苦笑)。 「時代」というものも関係しているだろうが、そういうのを取っ払ったとしても、 あのじいちゃんは、やっぱり普遍的でない。ある種、奇抜なじいさんである。
ここに本名を書くと(そんなことは絶対にしないけれど)、県民からのアクセス激増・・・・?みたいな そういう現象も起きそうな予感すらする。 上京前、地元にいた頃は、「彼の孫」というだけで、非常に得をしたというのもホントの話。 とある温泉郷の村長を長期に渡って歴任してきた間に、 じいちゃんは、国の大臣を相手に仕事をしていたりして、知事レベルは「●●ちゃん」呼ばわり(爆)、 首都からあの山村へのアクセスを4時間半という、当時としては有り得ないようなルートを確保、 「安房トンネル」を掘る計画を立案し、掘り始めたところで引退した。 いざ出来上がったら、長野県から物凄く風当たりが強くなったらしいけれど(笑)、 その頃、じいちゃんは既に村長ではなくなったもんだから、普通に仙人みたいな暮らしをしていた。 その村も、平成の大合併の波に乗り、今や日本一広い市の中の一部として残ってはいるけれど、 じいちゃんは、その合併の影響なのかそうではないのか、その村を出て、 今ではあたくしの叔父一家と同じ敷地内に家を建ててそこでのんびりと余生を過ごしている。
今年、82歳。実は、あたくしと同じ誕生日なのである(爆)。 82になっても尚、この人はいっつも、物々しい生命力で普通に生きている。ので、面白い。
そんなじいちゃんだったのだが、正に「鬼の霍乱」という言葉がピッタリの病魔に襲われる。 大腸ガンが発覚し、先月の22日にようやく腹を切って腫瘍を取り除いたばかりなのだ。 医者に脅され賺され、それでも頑として腹を切ることを拒否し続けていたのだけど、 「6日後に死ぬ!」という、メチャクチャなことを言った医者がいたらしく(爆笑)、 「さすがに、6日後に死ぬのはちと困る・・・・」という顛末で、ようやく本人が手術を承諾して、 やっと切った・・・・こういう流れらしい。 その手術の影響でか、しばらくボケてしまって、周囲はおおわらわ・・・・というのは先日の日記にも 少し触れたのだが、この日、見舞いに行ったら、入院どころか普通に家にいて(笑)、 寝ているかと思いきや、優雅にマッサージチェアに座ってあちこちを揉み解し、 悠然と座卓のところにやってきて、タバコを吸う・・・・ガン患者らしくない暮らしっぷりを見せ付けた。 あたくしらが見舞いに行く2~3日前に、どうやら正気を取り戻したらしく、 このまま普通に暮らしていけば、恐らくあと10年、15年は普通に持つだろうと、 医者にも太鼓判を押されたらしいので、冗談抜きでこの人は軽く100まで生きそうな勢いだ。
いや、切った直後、麻酔が切れるや否や暴れだし、点滴やその他の管を無理矢理抜いたり、 看護婦や医者を脅してまわるので(笑)、病院側が無理を承知で退院させたらしい。 腹を切ったばかりの82歳の老人らしからぬ、物凄い暴君ぶりで、 帰ってきてからもしばらくは、そういうのが続いたらしい。 大体、病院の院長を捕まえて、 「厚生(労働)大臣に掛け合って、オマエなんぞすぐに飛ばしてくれよるわっ!!」 などと、叫びまくる患者を病院側もそうそう長くはおいとけなかったらしく(笑)、 実際、その大臣と懇意でなくとも懇意っぽい人脈を持っている人だから、扱いづらかったろうと思う。 嗚呼・・・・お気の毒なその病院( ̄∇ ̄;) 恐らく、うちのじいちゃんはおたくが医療ミスをしても、そう簡単に死ぬ人じゃないです、きっと。 元々気位が高く、正に「鬼」のような人だったから、万が一そんな状況になったら、 彼本人がグワっと訴えて、死ぬまでにきちんとケリをつけるでしょう(笑)。いや、マジで(爆)。 しかし実際問題、ちょっとやそっとのミスくらいでは、あの人に限り、ビクともしなさそうなので、 メスを入れた病院の皆様、ご安心ください♪ 恐らく、予想以上に長生きします、彼は♪
そんなこんなで、少し痩せたりはしましたが、恐らくそれは所謂「検査疲れ」とかいうヤツで、 根本的には全く変わることなく、まるで不死鳥のように復活を遂げたじいちゃん。 まだ抜糸から10日しか経っていないというのに、普通に何でも食っちゃうらしい。 移動にもそれほど支障はないみたいだし、「何、明後日くらいからは飲めるじゃろ♪」と 酒飲む気マンマンのところを見ると、100といわず200まで生きちゃいそうな感じ。 あの生命力こそ、見習って奪い取ってきたいもんだと思う。
病を病とも思わぬ根性と、引退しても尚衰えを見せぬ凛としたプライド、 男なら一度は経験してみたかろう大判チェスの経験者でもあるじいちゃんは、 本当の意味での「鬼才」で、筋金入りの「頑固者」である。 だけど、時代の流れとその向きをきちんと把握していて、「今時の若い者は・・・・」みたいなことを 絶対に言わない。 女性が働くことや、結婚の形式に関しても、彼は元々とっても現代的な感覚で、 それが昭和の時代、特に田舎の山村においては「型破り」的人間として見做されていたらしい。 彼があの村のトップに立って、あれこれと新しいことを導入し、そして村民から慕われていたには それなりの理由があり、その理由を裏付けているのは、彼の気質そのもののような気がする。
周囲の人間は、彼が引退したことにより、少しは大人しくなる・・・・とは思っていなくて、 今回のこの騒動も、「ボケ」以外は予想の範囲内の出来事だったらしく、 唯一驚いたのは、「他人に腹を切らせたこと」に集約できるみたい(笑)。 こうやって書いていると、非常に無茶苦茶なじいさんのように思えちゃうのですが、 あたくしらにしてみれば、あぁ、そうか(やっぱり(-。-) ぼそっ)程度のことというのが、 既に、エキセントリックなのかも。 すげぇよ、じいちゃん・・・・長生き確定、死ぬまでエキセントリック、最高♪
この日、あたくしらが訪ねていった間に、立て続けに見舞い客が来訪。 皆、彼の霍乱を心底心配していたのだ。 病床に臥せっているというタマではないので、余計に親戚連中や彼を知る人たちは心配なのだ。 が、その心配を綺麗に裏切って、昔と変わらない状態で立っているじいちゃんの背中は、 確かに老いているんだけど、「これぞ、男の背中!!」という空気が漂っていて、 素直に「すげぇな・・・・」と思わせてくれるのである。 あの山賊が普通に怯む・・・・と書いておけば、どんな「鬼才」かはお分かりいただけるかと。
老いて尚、侮りがたし、この男・・・・。 豪快な山賊の元祖、ここに在り。 どうして血が繋がっていないのかが逆に不思議でもあり・・・・(爆笑)。 スーパーエキセントリックじいさん、万歳だ!!!
2005年07月09日(土)
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これまでもこれからも、このままだと思っていた |
この齢になるまでに、「患部」と呼ばれる、ダメにした箇所が数多あるあたくしは、 きっと、この先もこの体と根気よく付き合いながら生きていく・・・・そういうふうに考えていた。 目に見えるものもそうでないものも、傷として残り、まだ膿を出し切れないものもあり、 でも、すぐにこの命が潰えるとも思えないから、鬱陶しいと思いつつも、反面、愛しいとも思い、 だからこそ、また今日も・・・・明日だって、生きるのをやめない・・・・そういった具合で 毎日をやっつけていこう、楽しんでいこう・・・・そういうスタンスでしかいられなかった。
もう1つ、2つ上の段階に、あたくしでも立てそうなスタンスというのはあるにはあるだろうけれど、 まるっきり元通りにまで回復するというのは、例えば、怪我をするそれ以前にまで時間を巻き戻すような そういう次元の話になってしまうから、「あぁなればいいな」=「あぁすればよかった」という 後ろ向きな感覚になってしまうので、なるべく目を向けないようにもしてきた。
1つ例を挙げるとするならば。 右ひじの古傷。これは5歳の頃からの付き合いなので、もうこれ以上はどうしようもないと思っていた。 単なる複雑骨折だったのだけど、術後に関節を支えていた極太ワイヤーがずれ込んでしまい、 数日のうちに同じ箇所を2度切開したというのもあり、普通の手術跡とは違って、 範囲は小さいのだけど、ガッツリとケロイド痕として痕が残ってしまっている。 加えて、ギプスでの固定期間で、本来小学生がつけるはずの最低の筋肉を鍛える時期を逸してしまい、 他はすくすくと健康そうに育っていったけれど、右ひじだけはそうはいかなくて、 1年に最低1回は、肉離れ、捻挫を繰り返して、再三再四の固定期間を余儀なくされたものだから、 本当に最低限の筋肉しかつかないまま、今に至るという感じ。 蝶番状になっているはずの関節の周囲にきちんと筋肉がついていれば、問題のない話だったのだけど、 一旦故障した蝶番を補強するには全く足らなくて、今でもちょっと手を突く時に ものすごく遠慮をして、右手をかばうので、とうとう左右のバランスまでおかしくなってしまった。
こんな状態でも、四半世紀以上、コレが当たり前の生活をしていると、こうしていくしかないんだな、と 半ば、諦めの状態になり、逆に左手が随分逞しくなっちゃって(笑)、 無理なことは左が肩代わり・・・・お箸と鉛筆も、左で済ませたいところであったが、 そう都合よく物事は運ばなくて(爆)、でも、「不随」というわけではないから、 今までも元気よく生きてきた。
さぁ。話はここからなんですが(爆)。←前置き長すぎ( ̄∇ ̄;) もしも、この爆弾が設置されたままの右ひじが、他の人と同じように、普通に機能するようになったら それは凄く素敵なことなんじゃないの?? ほんの数秒の出来事で、微塵の痛みも感じることなく、そんなことが可能ならば ちょっと人生の色が変わるわ~!! と思った。 それができるという人が、目の前に現れた。「コーフィ」だ。胡散臭いができるという(爆笑)。 だから、やってもらった(超短絡的)(笑)。
結果から書きます。
X線で確認したわけではないので、骨の状態がどうなっているかというのは、実際全くわからないのですが 感覚だけで申し述べますと、肘から手首にかけての骨が、少し垂直に下がった感じがしましてね。 関節のくぼみは、指でちょっと押しただけでビリビリと痺れて機能不全になってしまっていたのが、 そのビリビリもなくなり、この人生、何度となく上手に誤魔化して通り抜けてきた「腕立て伏せ」も きちんとできるようになったんですよ!!! 本当に、今の今まで、「腕立て伏せ」をする状況は、学生時代なんかに腐るほどあったんですが、 その度に誤魔化してきたあの感覚がウソのよう♪ 楽しいですね♪ 腕立て伏せ(爆)。 いや・・・・この歳になっても、今までできなかったことが初めてできるようになるっていう感覚は 本当に清々しくて、嬉しくて、感無量・・・・というか、どうして今までできなかったのかが 急に不思議に思えたりもして。
あたくしは、右の肘関節の複雑骨折の他にも、右肩の脱臼歴があり、 右腕で体を支える全ての動きを、ほとんど封じ込められて今まで生きてきた。 右肩の脱臼は遡ること30年( ̄∇ ̄;) トテトテと歩き始めて間もない頃にやっているので、 それゆえに、転び方が下手、転ぶと手をつく前に顔を打つ( ̄□ ̄;)!! なんてことを 繰り返して、それが「日常」になったまま大きくなった。 さすがに現在、走っていて転ぶ・・・・という状況こそが激減したので、どうなのかはわからないけれど、 本能的に、手をつくとまた封印のスパンがやってくると思い込んでしまっているので、 何かに突っ込む時は(笑)、絶対に一番丈夫にできている左肩、左肘を支点にして突っ込む。 (加えて、顔も強打しないように(笑)、上手に体を回転させて転ぶように心がけてんだけど。)
ためしに、ぷよ2とも、右手で腕相撲をしてみたんです。 まぁそもそも、相手は今や十分すぎるくらいの重量級なので、あたくしの全体重を腕にかけたとしても 勝てる見込みはないわけなんですが、それでも進歩、変化はあったんですよ。 今まではというと、握った途端にもう全力を使い果たしてしまった感があり、 とてもじゃないけれど、相手側に押す、押されたのを堪えるなんていうのができなかったのですが、 手ごたえみたいなものを感じ、きちんと押していけるだけの力が出せるんです。 勿論、勝てやしないですよ(笑)。相手は紛いなりにも、元柔道家だから(爆)。 (勝ってしまったら、それはそれでまた別な問題が( ̄∇ ̄;))
・・・・妙な話でしょう?
コレは8日にあった出来事なんですが、何となく勿体無いような気がして、 その日のうちに書けませんでしたわ(爆)。 だって、新品じゃないかもしれないけれど、新しい腕をプレゼントしてもらった感じでね。 あたくし、生まれて初めて、自分の右の二の腕にきちんと筋肉が隆起している状態をこの目で見ました。
自分ひとりで、「ワー♪キャー♪」言ってても、あんまり信じてもらえないので、 ためしに、左手首に脱臼グセのあって、はずすも戻すも自由自在のぷよ2にも 同じように、施術してもらう。
結果から書きます。
はずれなくなったんです(爆)。 はずしたりするのをウリにしているので、すぐに元に戻してもらったのですが、 それでもいつも通りにはずれない自分の手首に、非常に驚いておりました。 ・・・・ホントに妙な話でしょう?
見える部位での施術だったりするので、コレはわかりやすい例なんですが、 この日だけで、自分が不調に思う部分、全部をクリーニングしてもらってきたんです。 自覚に乏しい部分もあるにはあるし、もう少し時間を置いてみないとわからないこともあったりするので どこがどうなった・・・・というのを今すべて書けないのが非常に残念なのですが、 とりあえず、あたくしの体は明らかに進化を遂げていて・・・・というよりは、 憧れだった「変身!」ですね(笑)。非常に気分がいいです(●⌒∇⌒●)
右ひじの結果論は、あくまでひとつの例なので、また今後、折に触れて別の例を挙げていくことにしますが 事実、あたくしは、もう自分の右ひじに関しては、随分昔にすっかり諦めきっていたんです。 大人になるまでに、あんなにも同じ箇所ばかりをぶっ壊して、治ってというのを繰り返してきて、 時間が経てば経つほど、左右の差が顕著に表れだしてきて、 爆発的瞬発力を持っている左手と同じように使うのは、もう無理だ・・・・と思っていたのです。 伸ばしきると実際痛いし、関節が逆にいこうとするのを、筋肉や腱だけでは支えきれていない現状で しかし、甘んじていれば生活するには支障はないので、このまま放置しても問題はなかったのです。 今になって整形外科にかかり、また骨を元の位置に戻し・・・・なんていうまどろっこしいことをやっていたら 生活が破綻してしまうし、お箸もペンも持てなくなるスパンが再度やってくるのはもう懲り懲り。
でも。 これまでも、そしてこれからもずっとこのままだと思っていたことでも、変わる。 「障害」というほどのものではないけれど、明らかに不便さを感じていた四半世紀がリセットされた。 あたくしはアスリートでもないし、ダンサーでもないから、故障がつきものという暮らしではない。 そして、故障がきっかけで、始めようと思っていた習い事を全部封印されたので、 身につけられた「何か」は最初っからない。 習おうと思っていたピアノも、右の故障で諦めなくてはならなかった。 それが、まぁ自分にとっては普通の出来事で、あんな小さい時に「諦める」という現実を受け止めちゃった あたくしは、きっとどこかで歪んでしまっているのかもしれないけれど、 それでもこの日、わかったことがある。
十分に使いこなしていなかった右手がかなり使えるようになったことで、 他の可能性もまだまだ、捨てたもんじゃなく、まだ色んなことが「どうにかなる」ところにあるってこと。 このままではいられない!! 第二第三の「変身」を、自ら行なわなくっちゃ!! 医学で治せるところはきちんと治し、しゃかりきに頑張らずともできることはあるし、 よく考えたら、まだあたくしの予定では30年以上は生きるつもりでいるから(笑)、 今まで生きてきた分のことを考えれば、別に今日、生まれたことにしてしまってもいいわけだし(笑)。
全部ひっくるめて、「このまま」でこれからも生きていくんだと漠然と考えていたから、 変身は不思議体験だった。子供ができたら生き直しできるかも・・・・とこれまた漠然と考えていたから、 今すぐに、実行に移せる「現実」も不思議な感覚だった。 「このまま」でいい人もいるし、「このまま」だと生き難い人もいる。 あたくしは、もうオノレで前者だの後者だのと区分するのもアホらしくなってしまい、 でも、改善を前提とした「欲」みたいなもんが満ち充ちてきて、 変わる楽しさみたいなものが、自分に降りてきてくれた。同時に、変わらない楽しさみたいなのも。
変わる楽しさは、流動的であるべくところで発揮し、 変わらない楽しさは、「あたくしらしさ」を追究すべくところで発揮していく。 あたくしのキャパシティは意外と小さいが(笑)、間口を広げられないのであれば、掘り下げて 見えないところで容量を増加させればいいんだな( ̄ー ̄)ニヤリッ アリの巣のように・・・・。 「コーフィ」がニヤニヤと笑うのを見て、あたくしはニヤニヤと笑い返し、 無言でそんなことを思った。見透かされてもいいや、と、思い(笑)。
洗濯物を干していたら、蟷螂と出会った。 巨大なヤツではなく、見るからにまだまだ子供のミニサイズ。 目に鮮やかな黄緑色で、コイツが鎌でしっかと捕まっている場所が、庭に置いてあるライトでなかったら 恐らく、見つけられなかったかもしれない。
ギンとしている一人前の目ん玉が、明らかにこっちを睨みつけている。 が・・・・柔らかそうでしなやかな体躯や鎌を見ていたら、愛らしく思えた。 この夏を乗り切って、どんどん大きくなり、その体躯が茶色になって枯れ草と同じ色になってしまっても、 コイツはやっぱり、こういう目で人間を見据えているのかもしれない。
本日はぷよ2の誕生日だったのですが、特にこれといったアレもなく、 今まで、29と名乗り通してきた彼奴がようやく30になることで、 見た目と年齢のバランスが取れるような気がして、それがちょっとした安心(爆)。 明らかに20代の体型ではないよ・・・・というのも、24時間またいだだけで許せてしまう、 満年齢というのは、げに恐ろしい錯覚を時に起こすもの(笑)。
この日、あたくしはとってもイライラしていて、彼奴の一挙手一投足、発言全部が癪に触るような そんな感じだった。 彼奴の生誕祝いより、庭の蟷螂に心を奪われるなんて、どうなんよ? と思われるかもしれませんが イライラしている時なんて、常々そんなもんだと思う。 花とか、虫とか、雲の流れとか、風の向きとか、陽の加減の方が癒してくれちゃったりする。 結局昼寝もできず、夜も疲れ果てているはずなのにちっとも寝付かれず、 オマケにたった3時間で目が覚めてしまい、今も何ともいえない気分。
2005年07月06日(水)
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渡る世間に鬼はいるのか、いないのか |
あたくしがよく閲覧している掲示板のとあるカテゴリの中で、季節はずれというか、 今はこっちの地方局ですら、朝にしか再放送をやっていない「渡る世間は鬼ばかり」についての質問が 掲げてあった。
「(題名そのものの)言葉の意味がよくわかりません」
とのことで、この質問に対し、既に1名の回答者が常識に則った回答を出しているんだけど、 どうやら質問者は日本人ではないということが、この回答へのコメントで明らかになった。 あたくしは、前に回答しているもので十分に質問の答えになっていると思っていたんだけど、 それは「日本人にとっての常識」で、質問者には通用しないようだった。
文脈から察するに、この質問者は中国語圏の人らしいことは何となくわかったけれど、 漢字の本場・中国の人に、漢字のことや日本古来ことわざや格言についてを説明するのって、 非常に難しいですね(;⌒▽⌒A) 今更ながらに気付いたよ(笑)。 オマケに、日本で使われている大まかな意味と、あちらで使われている大まかな意味とでは、 少しズレというか違いがあって、翻訳する時に一番難しいポイントがここらしい。
この質問の補足としてついてきたのが、
「渡る世間に鬼はなし(ない)」と「渡る世間は鬼ばかり」の意味を教えてください
テレビドラマとは全く関係のない国語的なもの(笑)であった。 たまたま通りすがっただけだけど、あたくし自身がいつも、国語の方も覗いているので ここは何かの縁だと思い、思い切りつきあってみることにした。
幾つ目のシリーズからだったか、あたくしもこの番組は何となく見ている。 何となくだったから気付かなかったけれど、元々の格言・ことわざでは「渡る世間に鬼はなし(ない)」 なのに、今や「渡鬼」といえば「渡る世間は鬼ばかり」と誰もが変換してしまうほどに 浸透してしまった言葉ではある。まだ辞書に載るほどではないけれど。 橋田壽賀子氏が作った造語であることはあまりにも有名だけれど、このドラマの内容が ズバリとそのタイトルをそのまま言い得ているものだから、今更ながらクスリとしてしまった。
これを日本語圏外の人に上手に説明するにはどうしたらいいかしら? と、 いらんとこで頭を使おうとするアサミンジャー( ̄∇ ̄;)(爆)。 質問文を見る限り、何だかまだまだ日本語が怪しそう(苦笑)。 でも、言わんとしていることは理解できるみたいで。
実は、この掲示板の国語(日本語)を扱っているカテゴリにはこういった外国人の方々が、 文法や言葉の意味などを質問しに来る場面が本当に沢山あって、 聞かれた日本人がたまに戸惑ってしまうことがあるくらいなんだけど、 常連質問者がメキメキと上達していく姿を見て、嬉しいのか、回答者たちも良心的で協力的だ。 今回はカテ違いのところにこの質問が投げかけてあったので、国語板ならドドッと回答が殺到するところ、 あたくしがこの質問に出会うまでに、たった1人の回答者しか答えを置いていなかった。
我々も外国に行けば「コレは何?」「どういう意味?」「どうして?」等の言葉を連発するはずだ。 長期滞在ともなれば、専門的にその国の言葉を覚えなくちゃならないし、 様々なメディアから流れてくる情報にも耳を傾け、興味を持ったもの片っ端から辞書で調べるしかない。 しかし、口語(スラングとまではいかなくとも)、方言、後々作られた造語、流行語などは 辞書で調べようにも全く手がかりがないに等しい。 一番生活に密着している言葉なのにもかかわらず、定義づけることが難しいから、 頼みの綱は、やっぱり周囲にいる人たちに直接聞く・・・・なんてことになる。
日常生活で、外国人に日本語のことを聞かれて、困ったことはないだろうか?
あたくしは何度もある。 感覚では理解できても、それを別のわかりやすい言葉に転換して、説明する段になると 日本語というのは非常に難しいものなのである。 大学時代、韓国からの留学生によく言葉の意味を説明してあげていたのだけれど、 日常生活に不便のない程度に日本語が上達してくると、今度はこの文献にあった言葉なんだけど、とか 辞書を引いてもわからない言葉があったの、とか、いきなりパワーアップするのである(笑)。 しかし、そういう向学心というのは本当に見ていて気持ちがいいというか、 こっちも一緒に勉強させてもらえるいい機会なのだ。・・・・う~ん、異文化交流(笑)。
「鬼」の話に戻ろうか(笑)。 一通り、格言・ことわざの方の意味を説明したところで、橋田氏の造語がどんな意味なのかという 説明に入る。・・・・どんな言葉を使えばわかってもらえるのかと、非常に慎重になる。 「渡鬼」のテーマソングが頭の中をグルグルする(爆)。 ドラマの内容に則って、「鬼」=「(自分にとって)嫌な人」としておいた。 辞書における、第1の意味としては「想像上の怪物」なんだけど、要は「鬼のような人」を 端的に表す言葉が上手に見つからなくて、結句、「嫌な人」というのが一番しっくりくるかと思い、 そう書いておいた。 長々しい説明になってしまい、この質問者が本当に理解したかどうかが心配なところではあったけれど まぁ、何らかの手がかりになるかもしれないし、 あのドラマを見ていると文語的な科白が幾つも出てくるので、日本語を知るにはいい教材かな・・・・ とも思い、最後に、広辞苑、大辞林等の大きな辞書で、格言・ことわざの方を調べるようにと 付記して閉じておいた。
そうしたら、そんなに時間が経たないうちにコメントがついた。 この人は台湾人だったらしい。なので、やっぱり中国語圏というのに間違いはなかった。 拙い日本語ではあったが、要約すると
「『鬼』という単語を調べてみたら『冷酷な人』という意味も持っているということがわかりました。 回答文の中の『鬼』を中国語に翻訳したらとても面白いと思いました。 このドラマは見たことがなくて、友達から聞きました。 文の意味がわかったら興味がわいたので、見てみようと思います。」
まぁ、本当に言いたかったことがこういうことなのかどうかはわからないけれど、 一所懸命にお礼のコメントをつけていてくれているところを見ると、まだ語学の点では駆け出しで、 これから頑張っていく人なんだなぁ・・・・なんていうふうに思えた。 つっけんどんな文面も、ネット上では時に、無愛想で失礼なヤツだというふうにも取られがちだけれど、 この人は恐らく、自分でもきちんと辞書を片手に、本来の言葉の意味をちゃんと調べていて、 日本で勝手に作られてしまった造語のことがわからなくて、モヤモヤしていたはずなのだ。 まだまだ不自由な日本語ではあったけれど、自分の意思を伝えようと必死になっているところに 向学心の光が見えた気がした。
現実、「渡る世間は鬼ばかり」だったりするかもしれないけれど、 日本の美徳として伝承された方のことわざ、「渡る世間に鬼はない」の方を ちゃんと覚えて、お国へ持って帰ってくれるといいな・・・・そんなことを思いました♪
2005年07月05日(火)
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悪夢から引き上げられて |
大病院への通院が長期化しそうです。 電メス・・・・いや、いっそのこと普通のメスでスッパリと切除・・・・(書いてるだけで腰が浮く) なんていう提案を出されて、不安で揺れ動きっぱなしのあたくしでしたが、 本日、訪れた外来で診てくれたのは、この外来で一番偉いセンセー。 医長の上にいる、「ぶちょ~」である。
ぶちょ~には1回だけ視診してもらったことがあるんだけど、3回の処置でも 一向に回復の兆しがないことを知ると、正に唸った( ̄∇ ̄;)
「電メスで焦がして潰していくのが、そりゃ一番手っ取り早くて確実だけどね。 痛いよ~? やってみます??」
「( ̄□ ̄;)!! ま・・・・麻酔とかはないんですか??」
「できないことはないけれど、局部麻酔・・・・だなぁ。(看護婦に)効くやろか?」
看護婦、苦笑い(えぇ~っ?)。
「コレはやっぱり少々長期戦になるかもしれないけれど、液体窒素でまめにやった方が無難かなぁ。」
「は・・・・はぁ・・・・。」
「ウィルスが大人しくなってくれるのを待ったほうがいいかもしれないね。 だって、痛いんだよ、電メス・・・・。」
そんな、「痛い、痛い」と再三再四言われて、「じゃあ、電メスでお願いします」なんて この口から出てくるわけもなく(笑)、以前、ここにも宣言したとおり、 液体窒素なら、5回でも10回でも耐えてみせるさ!!と腹も決まっていたことだし、 このまま同じ治療で、何とか根治に近づけるように頑張ることにする。
処置は、ぶちょ~自らではないらしい(笑)。 ・・・・うん。でもその方が実はありがたい。 今まで3回やった処置のうちの1回は、このぶちょ~がやってくれたんだけど、 如何せん、物凄く痛かったのだ。そのぶちょ~に電メス握らせるのは危険(爆)とも思っていた。 フツーのセンセー(「医員」と呼ばれる人たち)の方が上手で優しくて、痛がりのあたくしにも耐えられた。
と、ここで、あんまり聞きたくない、ぶちょ~と看護士さんのやりとりが 聞きたくもないのに聞こえてきてしまった。
あたくしが腹を決めていた範囲内のことではあるけれど、いきなり6回のコースを組まれる。 でもね、実は回を重ねるごとに治療費はだんだん安くなってきてて、3回目は確か220円だったの(爆)。 今日は診てもらっただけなので、勿論220円だったんだけど、 このくらいならば、継続して続けられそうだし、痛くないというとウソになるけれど とにかく、3回は耐えられた痛みだし、どんなふうにされるのかという不安もなくなっているので、 既に決まってしまった6回のコースも、甘んじて受けることにした。 医療というのは「どんなことをされるのよ!?」「どうなっていくのよ!?」という不安が凡そだけど かつて為された処置、とりあえず6回で区切られた期間・・・・と、今回だけはやけに良心的だと思った。 最後の2回分に関しては、再発してなかったらもう取り止めというふうにも決まっていて、 実質、真剣勝負の新しい4回戦。
免疫力アップのためではないが、昼食は実家に寄って、うなぎを頂いてまいりました(●⌒∇⌒●)
別に山賊に直接リクエストしたわけじゃないんだけど、実家へ寄ってみたら あたくしの食べたいものが何でか勢揃いして待っていた(笑)。 う~ん・・・・粋なシンクロニシティ( ̄¬ ̄*)♪ 食べたいものがある時は、コレからはとりあえず念じておく・・・・という方向で。 普段は財布の紐を難くしているあたくしも、実家の生業から派生して届く物品に関しては、 とりあえず飛びつくぜっ♪ ・・・・お恥ずかしい話、普段、牛肉を買うのは差し控えてるんですの(笑)。 上記のようなことがあると、買った物がもったいないので(爆)。
今度は、まぐろの赤身(漬け)が食べたいであります(祈祷)♪ (できれば、漬けの汁ごと(こらこら))
2005年07月04日(月)
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独立宣言にはまだ早い |
「7月4日に生まれて」という映画があるがために、何となくインプットされてしまったこの日。 GRAND PRIXと勝手に呼称している、あすぱら会のお誕生日カウントダウンにおいて、 この日は、ようやく着順らしきものが見えてくる・・・・そんな季節でもある。 多分今後も、それといった「変化」を来さないまま、あと3~4年は普通におたべは年齢を重ね、 そんなことを言っているあたくしも、すぐに何がある予感もないので、35・・・・40・・・・と このデキレースを走りきっているかもしれない。
んなことを言っていると、3日後にぷよ2がやっとみそじの大台に乗るんですが、 ここはやっぱり、派手派手しくお祝いすべき?? 今や、家計のやりくりを全て任されているあたくしが、何か用意するってなると・・・・(―‘`―;) ウーン 微妙です( ̄∇ ̄;) 甘い物大好きな彼のために、ここは奮発して、ケーキでも用意しようかしら。 普段制限を徹底しているので、甘いものを与えただけで、至福の表情をする彼が 最近では、少々痛々しくもあるので(爆)。
ふと、昨年の今頃のことを思った。 挙式会場を抑え、ドレスを抑えと東奔西走の毎日。 招待状と、暑中見舞い(納期が間に合わず残暑見舞いに・・・・)、そして自分の原稿の締め切りの3つを 持て余して、完全にキレていた(苦笑)。 あぅ・・・・俗にいう、「マリッジブルー」に明かな他人の悪意みたいなものを感じる更なる負荷で 上を下への大騒ぎ。。。。非常に忙しかったのである。
そんな忙殺の7月からおよそ1年。 さらっと1年が過ぎた。何と、1年とな?? あの騒ぎから(笑)。 入籍したのは3月で、挙式したのは10月で、間のこの7月というのはラヴな雰囲気・・・・なんていうのは ウソ、ウソ( ̄^ ̄) 戻るならこの時しかない!!みたいなことも同時に考えてたりした(苦笑)。 結句、戻らなかったんだけど(爆)、戻っていたら、今より更に怠惰でどうしようもない生活をしてたかも。 最低限、人間らしい生活ができて、あたくしは幸せですわ。
あと1ヶ月で、指輪に刻印された日付からちょうど5年。ぷよ2との交際が始まった日。 夏の出会いは、今まで1年ともたないのが定石だったこのあたくしに、 色々と世話を焼きつつ、きちんと面倒を見てくれているぷよ2はホントに偉いと思う。 秋が来ても、冬になっても、何でかいつも傍にいて、次の夏が来た時に 「あれっ?」 と思ったくらい(笑)。
独立宣言にはまだ早い未熟者ですが、事実上は独立しているわけで、 でも、甘えることも時には必要だから、色んな人たちが指し示してくれる方向をきちんと見て、 教えてくれる人たちには感謝しながら、また1歩ずつ踏み出していかなきゃな・・・・。 ・・・・と、考えることは一人前ですが、雨雲の重さに圧されて、 本日、ほとんど働かぬまま、一日が過ぎていったという現実もきちんと見ておかなければ( ̄∇ ̄;)
2005年07月03日(日)
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飴色のタマネギ、アメリカ戦、雨の音 |
サラッと、昨日付けで90000HIT出ちゃったようです(笑)。 どうしましょう? まぁ・・・・いいか( ̄∇ ̄;) 粗品といわず、格別の・・・・と考えていたのですが、そのプレゼントはまた別の機会にでも。
本日は何となく、タマネギを刻むところから始まって、お豆腐を水抜きし、 パテの下ごしらえを朝っぱらから始める始末で。 肉はたったの300gしかありませんが、土曜日に1丁10円で買えた300gの豆腐が3パック、 冷蔵庫で心強いスタンバイ(笑)。 そう。我が家のパテの肉含有量は、非常に少ない( ̄^ ̄) 申し訳程度にしか入っていない。 が!! 肉の味を極限にまで引き出すために、あれこれ必死なのです。 動物性油脂、動物性タンパク質をまるっきりカットしてしまっては、ちょっと可哀想なので 7割カットの方向で。 これで、あの大きなパテを3つ食べたとしても、実際、肉は100g食ったか? という程度なので あたくしのぷよ2に対する安心料理なんです(苦笑)。心置きなくいってくれ・・・・という唯一の(笑)。
夕飯が始まるまで、ちょこっとずつ、このパテとお付き合いしていたので、 WGアメリカ戦も、その延長で視聴しました。 粘ってましたが、負けてしまいましたね・・・・。でも2m級ではなく、実際2mある選手を相手に、 よく頑張ってる!!と感じました。 そうそう!! 見ました!!「郎平」!!(元・中国代表選手 現・アメリカ代表監督) さすがに20年の月日が経過しているとあって、現役時代の美貌はなかったのですが、 鋭い眼差しがそのまま千里眼になっているような、やっぱり素敵な女性でした。 一方、全日本の監督、柳本のおとっつぁんは本当に「お父ちゃん♪」みたいな感じで、 いつ見ても、頼りになる安心感たっぷりのあの風貌は、やっぱり素敵。 選手層も凄く興味があるのですが、この二人の監督の凄腕というのがぶつかり合っている、 そういうゲームで、負け戦でも、かなりとりこになってしまいました。
降り出してしまった雨の音を聞きながら、横たわり、いつもどおり憂鬱な気分は払拭できなくても、 嗚呼・・・・コレがあたくしが生まれて育ってきた日本の風土なんだと思うと、少々落ち着く。 嫌だ、嫌いだで押し通すことを少し緩和させれば、見えるものや聞こえるものも違うようで。 列島は今、渇水状態らしいのですが、どこまでが恵みとなるのか、判断に厳しいこの雨。 貯水率がゼロに近い各地のダムに、一旦戻ってくれたら、皆が幸せになるのに・・・・ そんなことを思っていました。
ヤ●ダのポイントカードを侮っちゃいけません( ̄^ ̄) ということは 前にもここに書きましたが、本当に侮れません!! 本当は全部をポイントで買うこともできたのですが、いくらか貯めておこうという方向になり、 端数だけ現金で支払ったけれど、1回の食品買出しくらいの料金で、言うほどの散財はしてない。 オマケに今、ヤ●ダデンキでは来店するだけで、最低100ポイント(=100円分)がつく そんなサービスを展開中で、最高だと4000ポイントつくこともあるんだって♪ (↑ 4000・・・・っていうのはあんまり信じてない(笑)) でも、買い物しなくても、行くだけで100円もらえるっていうのは、こっちにしてみれば 非常にありがたく、後々、たまったポイントの端数で電池や電球、蛍光灯のストックでも買うか・・・・ となった時、非常に便利なことに変わりはないのである。 しかも、最寄の大きな国道沿いに新たな支店ができたので、お散歩感覚で来店できる~♪ 前は、用事のないコースをわざわざ狙って、岐阜の店に行ってたからなぁ・・・・便利になったよ^^
この日、随分たまってしまった、古新聞の結束もやっておく。 ホントに、部屋が片付かない( ̄∇ ̄;) 家じゃなくて「巣」になってる気が・・・・(トホホホ)
2005年07月02日(土)
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そりゃ、嘆息もこぼれる美しさ |
何よ!? 対韓国戦、このWG通算6タテってどういう道理?? みたいな感覚で、見てましたよ、ワールドグランプリ。 ここに「菅山かおる」と書けば、物凄いヒット率になるってことを知ってて敢えて書くけれど(笑) 本当に、ため息が出るほど、美しく、ビックリするようなプレイをしますね、彼女。
迷宮みたいな、膨大なキーワードを含む当方の日記に、そんな「カオル姫」を求めて来訪して下さっても 「ちっ!( ̄― ̄メ)」とかならないように、一応、無許可ではありますが、 JTマーヴェラスの彼女のページにも行けるように、(あわよくば、そんな一見さんをとりこにするために) リンクをしておきましょう♪(こういうのは、トラックバックの範疇だと思いましたので)
JTマーヴェラス 菅山かおる ←クリックすると別窓でご覧いただけます♪
期待を込めて書きますが、ちょっと巷の噂に翻弄されて真実がよくわからないのですが、 彼女が結婚しているって本当ですか? 誰だか忘れてしまったのですが、リポートでそんな言葉を小耳に挟んで以来、気になっております。 もし、本当だったらそれでいいんですが、ぷよ2と2人して
「もし、コレをダンナが見ていて『姫!』『姫!』って言われている自分のヨメは どんなふうに見えるんだろうね・・・・こっぱずかしいよね(笑)。」
なんてふうにも話してましたので、真偽のほどがわかるぜ♪というお方は、それとなく どっかで教えてくださいm(_ _)m
この大会が始まった時の彼女のキャッチフレーズは、今大会出られなかった栗原恵とかぶらないように、 そして、彼女の持ち前の肌の白さをアピールしたかったのか、「白い妖精」だったのに、 気付いてみれば「カオル姫」( ̄∇ ̄;)(笑)。 相手チームにしてみたら、「白い悪魔」みたいなもんですが、 妖精・・・・なんて可愛らしい存在ではないと、日本国中が認識してしまった今となっては ある意味、「姫」なんていうのも可愛らしすぎて、あたくしの中では「職人」「仕事師」(爆)。 まぁ、彼女の美貌とバレーセンスの良さ、そして、整ったプロポーションから 「姫」と呼ぶに相応しいと誰もが思っているからなんだろうけれど、Vリーグに戻ったら、 歳も歳だし、是非とも「白い職人」と呼んでほしい(爆)。
今大会、もう定着しきってしまった「プリンセスメグ」が同じコートにいたら、 全日本・・・・「東洋の魔女」と謳われた昭和の時代を脱却し、新生柳本王国「東洋の王女たち」確立 間違いナシだわよ・・・・なんて思ったのは、もはやここに書かずともあのゲームを見てりゃ 誰だって想像に難くない。コートの中、ベンチまでもが姫だらけ( ̄∇ ̄;) そんな全日本が近々できそうな予感(爆)。 NECを抜けても、パイオニアでがんばりゃいいさ♪ メグ♪ 北京の時にお会いしましょう♪
こっちの「姫」・・・・菅山かおる嬢も物凄い勢いですよね。 滞空時間が異様に長いと感じるのはあたくしだけ? 同じように飛んだ、宝来や大友が既に着地していても、まだ空中にいる彼女を見ていると、 本当に最高到達点が3mに満たないのか、不思議です。 いや、実際、チーム内ではリベロなんで、最高到達点も何もあったもんじゃありませんが、 オフィシャルで公表されているものより、明らかに高く飛んでいるような気がするんです(笑)。 大昔、佐藤伊知子という選手がいたんですが、この人もよく飛んでた記憶があるけれど、 その更に上をいく飛び方(爆)。 佐藤選手もそんなにデカくなかったはずで、菅山と同サイズくらいの身長だったはず。 最高到達点312cmの宝来は、身長が187cmありますが、 菅山に比べると、全然飛んでない事になります。小さかったら飛べっ!!なんですなぁ・・・・(しみじみ)
ちなみに、あのちびっこい竹下佳江キャプテンですが・・・・そう、宝来や大友と並ぶと、 完全にカメラが追っかけきれない身長の彼女なんですが、あたくしよりも小さいんですよ。 159cm。 なのに!! 最高到達点は280cmって、どうなのコレ!? 昨日のドミニカ戦でも、1枚ブロックで跳ね返し、ポイントにしてましたが、 2m級の人間がいる中で、きちんとブロックに参戦している彼女を見ていると、健気で健気で・・・・。 中継カメラに対してまでフェイントをかます(爆)彼女のトスワークのおかげで、 今日だって、見逃したスペシャルシーンがいくつもあった(爆)。 (中継見ている人、全員が見られないんだけど( ̄∇ ̄;)(爆)) コートの外からは、本当に誰が打つかわからない、正に、キーパーソン。 ちっちゃくてもそこまで飛んで、しかも、中継カメラマンまで翻弄するそのトスワークは天才かも。 オマケに、昨日のドミニカ戦で、【実写版:三位一体攻撃】を見た気がするんですが(爆笑)。 竹下の上げるトスに、ライトからレフトへ、レフトからライトへクロスしながら、 オマケにバックアタック狙って飛んでる選手までいて、 リベロ・青木さやか(我が家だけがそう思っているんじゃないらしい・・・・結構全国規模の勘違い(爆)) 以外の全員が、彼女のトスめがけて飛んでいる・・・・なんてシーンもありました。 打った選手よりも、後ろに目がついているかのようなトスワークをする彼女の方が数段凄いです!
確かに、リベロやセッターは目立てませんよ。本来、地味です。 しかし、この新生柳本JAPANは恐ろしいですね。 「吼える青木」こと櫻井選手・・・・手じゃなくて、胸やら顔やら使って受けてますよ・・・・最強レシーバー。 そして、ポイントが決まった時は誰よりも吼えている(笑)。素晴らしい! 美しい!
んとね・・・・。 そりゃ、菅山とか杉山とか、大友とか宝来とか、まぁ・・・・高橋まで入れとくか。。。。 本来顔立ちの美しい選手が、コートの中に多すぎるんですよ。 プレイにも華があるし、実際、綺麗。 大友や杉山の、華麗なるスパイクが決まった時は、観客も総立ちで、我が家でも歓声上げたりしますが、 本当に嘆息のこぼれるようなプレイをしているのって、実は櫻井であり、竹下である。 惚れ惚れする。 一番低いボールを一番高くまで上げているのは何を隠そう竹下だし、 一番速いボールをド正面で跳ね返しているのは、根性がウリの櫻井である。 (菅山は何でもできすぎ(笑)。何においても粘りがハンパじゃないので。) 花形のスパイカーと違って、整えて、上げての作業が本当に丁寧で、 この人たちがいるから、チームが回っていくんだろうなぁ・・・・と、また嘆息。 彼女たちが今大会、本当にキラキラ輝いて見える。
そして本来ならば、自分こそが打つ!!とばかりに張り切るはずのスパイカーたちが、 体勢を省みず、とにかく拾えるものは全部拾わんばかりのレシーブ強化で、 韓国戦に限らず、面白いラリーが見られるのも、新しい全日本の特徴かもしれない。 花形のスパイカーたちが揃っているはずなのに、バックアタックを看板にしている選手も多いはずなのに 今、全日本は、レシーブ力が凄い!! 巷では、ブロックポイントの多さから分析して、コレで世界に対抗できるチームになった・・・・という 見解が主流らしいけれど、高さがウリの国は他にいくらでもある。 日本は、どんな鋭角的なスパイクを叩き込まれても、誰かが拾い、誰かが上げて、誰かが打つ。 完全分業制でない、この姿があたくしに「芸術的な美」を思わせるんだ。
確かに、菅山かおるはプレイもマルチで、オマケに美人だ。 日本人好みの、「柔よく剛を制す」を地でいっているような、健気さもある。 ほら、角界でもあったように、現役時代の舞の海が、小兵ゆえにあの手この手を使って 大人と子供の対格差のような相手を封じ込め、喝采を浴びていたのによく似ている。 日本人は、こういうのが好きなんだ。
日曜のアメリカ戦・・・・。非常に危険な核弾頭がいるようです(苦笑)。 ある意味、ブラジルやドミニカ、ペルーよりも怖い相手かも。 如何せん、監督があの中国のスーパースター「郎平」ですからねっ!! 知らなかったんですよ・・・・あの、あの「郎平」が渡米して、ちゃっかり監督なんかやってるだなんて!! 現役時代の「郎平」を知っている我々は、正に、直撃世代で、あの分厚くて高い壁を 何度「脅威」と思ったことか・・・・。 手脚が長くて、高身長。当時の中国の見た目パッとしない選手の中で、ずば抜けて華があった。 彼女が引退した頃、「中国に勝つんなら今だ!!」みたいなことをよく思った。 そのくらい、彼女のカリスマは凄くて、機動力も抜群だった。 当時・・・・20年前くらい。日本にはまだこれといったブロッカーがいなかったのもあり、 中国に打たれると、後はレシーバーの根性1つ・・・・みたいなところがあったんだけど、 今の日本ならば、そういう高さにも対応していけるのかなぁ。 「郎平」が監督ってだけで、アメリカがドリームチームに見えてくる、そういう威圧感に負けずに(苦笑) 頑張れ♪ 全日本♪(女子)
※ちなみに、女子はこんなに注目を浴びているのに、男子はというと惨憺たる結果でさっぱりだったらしい( ̄∇ ̄;) 12チームが参加しているはずの、このワールドグランプリ。 1勝10敗という成績は、あんまり報じられても嬉しくはないだろう。 女子の大会にはジャニーズからも応援団が駆けつけ、物凄い盛り上がりを見せている上、 テレビで中継すれば、今や巨人戦よりも視聴率が取れるらしい。 恐らく、皆が輝いて美しいからだろう。 あたくしは、ベンチや相手コートにまで飛び込んで何とかつなごうとする彼女たちを見ていると、 「勝ち」にこだわるというよりも「バレーボール」に対するこだわりが垣間見えて、 だからそれが、嘆息がこぼれるような美しさに見えるのかもしれないと思った。
そんな彼女も美しいと思う。
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