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2004年06月30日(水)
あたくしのネジを返して!
多分、っつうか恐らく、いや絶対・・・・あたくしは世でいう「おバカちゃん」なんでしょう( ̄∇ ̄;) 連日、物凄い蒸し暑さで、そうじゃなくてもこの土地は、元々こういう気候だっつうのに、 輪をかけたような不快指数・・・・当然、やむにやまれずエアコンを使用・・・・という運びになる。 聞くところによると、夏風邪はバカがひくものらしい・・・・┐( ̄∇ ̄)┌オホホ どうも最近、ネジのゆるんだ・・・・いや、ともすれば2、3個どっかに落としてきたかのような発言が 多いし(爆)、思い当たるフシだらけ。 今朝、起きたことは起きたけど、弁当サボりました。 で、どうしてこんな早朝に日記かというと、ぷよ2 も無事送り出したことだし、 これから、じっくり休んで養生するつもり。 最近、あちこちに出かけるにあたって、物凄く温度差があったもんなぁ・・・・。 外気温、32℃・・・・室内25℃以下。 そんな状況下で、汗が引いてもそのまま放置・・・・そりゃ、状態悪くなるわな。 ここ1週間、また微熱再発で、ロキソニンを少しだけ復活させたんだった。 タバコが不味くなったらいよいよ( ̄∇ ̄;) 薬もリンゴ酢もガツリと飲んだので、2度寝してきますわ。 その前に、あたくしのネジを見かけた方は、ご一報願います。 このアホさ加減を、早く修復したいんで(苦笑)。 そんなわけで、アサミンジャー は、しばらく修理工場で錆びついた身体を 磨きなおしてまいります・・・・└(―_―;)_―;)―;);))┐
2004年06月29日(火)
気が早い2人( ̄∇ ̄;)/そろそろです、60000!
ここ1週間くらい前から、脳裏にこびりついて離れない2文字の漢字があった。 2、3日すれば、遥か彼方に吹っ飛ぶかなぁ・・・・と思っていたんだけど、吹っ飛ぶどころか ず~っと焼きついたままでいるので、試しにぷよ2 に話してみた。 以下、超・バカップルな会話です・・・・( ̄∇ ̄;)<ヤベぇ・・・・こっ恥ずかしい(爆)。「あのね、あのね・・・・ここ1週間くらい、ず~っと忘れられんキーワードがあるんやて。」 「おぉ。何や?」 「●●●っていうの。」 (まだまだ明かせないことなので、ひとつ御勘弁を・・・・)「ほほぉ♪ 今まで聞いた中ではなかなかいい感じやなぁ♪」 「漢字ではね、▲▲って書くの。」 「おぉ・・・・なるほど。いいじゃん♪」 「音がね、何となく柔らかくて・・・・ほら、うちって苗字が硬い感じがするでしょ? だからね、そんなことを考えてたら、そういうのが浮かんでね・・・・以来離れへん( ̄∇ ̄;)」 このテの話は、実は入籍直後から予定もないのに、あれこれ話題に上ってはいて、 あぁしたい、こうしたいという、2人の欲求や希望が重なり合ったところで決めたいねぇ・・・・ なんて常々話していたりはしたんだけど、如何せん、ぷよ2 のヤロウは占い等は一切信じない。 なので、漢字の話・・・・特に画数の話になると、引いてしまう(苦笑)。 あたくしは、その手の占いも「ない話ではないな」と思っていて、きちんと引用すべきところはして 将来、少なからずとも困らないように、生きていく指針になればと参考にしたいとは思っていた。 だって、自分のことを占ってみたら、まるで見透かされているようにどの流派でも同じようなことを言われ、 そもそも、形成する文字の意味合いや画数で、運命なんか決まってたまるか・・・・と思いたい その気持ちもわからないわけではないんだけど、実際に、そういうふうに事が運ぶのを見ると 黙ってもいられなくて、ありとあらゆる手法で、統計的に提示されたあらゆる漢字を分析して 自分なりに、傾向と対策みたいなものをぶち立てたりしたのだ。 これにぷよ2 は真っ向反対(爆)。 そもそも漢字の画数なんかに意味なんかない。音や意味を重視すべきだ( ̄^ ̄) ふ~ん( ̄。 ̄) じゃぁ、世で改名して成功した人は、やっぱり気の持ちようってわけ? 夫婦別姓論がここまで過熱するのは、どういう経緯ですか? 音の陰陽を重視してるのは、画数重視とは違うわけ?? そもそも、最近の流行は、あんたの嫌う『占い』にもなっている、その音の陰陽なんですけど?? ・・・・そんな、ムキになって真っ向否定するほどの主張でもないじゃん(-。-) ぼそっ 長いものには巻かれろって、昔から言うでしょう。 良き方向へ進めるのならば、それに倣うのもまた良しってもんでしょう。 凶画だと最初からわかっているのに、それを無視するのも、どうかと思うよ? あたくしは。 その上で、だ。 今回、感覚的にあたくしの脳裏に浮かんだ、漢字2文字なんだけど、 読み方・漢字の意味それぞれ色々鑑みた結果、あの頑固者ぷよ2 まで納得させた、 珠玉のお告げだったというわけ(爆)。 上記の会話をしている時に、2度目のお告げがあった(爆笑)。「あ・・・・あのね、どうしてもこの字がいいんだ。だから男の子だったら○○○。」 「どう書くの??」 「○○。ベタだけどね。」 「う~ん♪ なかなかいいんじゃない? 今までの中では一番のヒットだよ♪」 「コレは今、思いついた♪」 「( ̄∇ ̄;)」 既にここまで煮詰めて考えてあるので、いざという時も慌てなくて済みそうだ(苦笑)。 紛いナリにも、色紙製作に携わってあれこれと薀蓄を詰め込んだ甲斐があるというもの。 それはそうと、そろそろ記念すべき60000HITが目前に迫ってまいりました♪ 来月の頭あたりには出るかと思うんですが、メールにて申請してくだされば、 粗品(色紙)でもお送りしたいと、また考えてるんですけどね。 前回、前々回と、この企画は見事に倒れまして、前後賞のお申し出はあったものの、 当の御本人が行方不明という、実に情けない結果に終わっております(苦笑)。 まぁ、何のお構いも出来ませんが、遊びに来たついでに、そっとカウンタを覗いて、 もしキリ番だったら、お知らせくださいね♪・・・・粗品辞退も受け付けますんで( ̄∇ ̄;) そんなあたくし・・・・今の自宅の出窓スペースを使って、ご近所さんたちをターゲットに、 新たな色紙販売網を開拓しようかと画策中。 多いんですよ・・・・同じ敷地内は右も左も赤ちゃんだらけ!! 1階に住んでいるのも何かの縁だと思い、出窓側の通路を通る人々にそれとなく サンプル・・・・っつうか、限りなく本物の商品に近いものなんだけど・・・・それを展示して、 四季の折々、少しずつイメージチェンジして、挙句には、個展でも開けたら最高だなぁ・・・・( ̄¬ ̄*)♪ と、あらぬ方向へも思考が向く今日この頃・・・・。 創作意欲がわいているので、多分、そろそろ月例行事が始まるんだと思います。 我ながら、物凄くわかりやすい感性の持ち主だよなぁ・・・・と己を呪う(爆)。 まぁ、来ないなら来ないで、しばらくこの感覚相手に、『雑』の締め切りも来月末だし、 原稿でも書いて過ごすのもいいかしら♪ と、めちゃくちゃマイペースでいるあたくし。 普通だったら、書けるものも書けなくて、もう大変っっ!!っていうのが定石だけど、 この周期、こうまったりとなるのも稀で珍しいので、利用しない手はないな・・・・と、 確実なるイマジナリーコンパニオン・朝美が企んでいるわけです。 ま、そのうち、激しい痛みと倦怠感で、またどうしようもないことをここにも書くかもしれませんが、 優しいダンナ・ぷよ2 が、あたくしの浮腫んだ脚をせっせと揉んでくれているので、 今月のPMSの症状は半減している模様♪ 薬も、梅雨時期にしては減ってるし、夏日がガンガン続いているわりに体温もそこまで上がってないので このまま、夏に突入するのも悪くないな・・・・なんて思うわけでして(笑)。 あれやこれや、忙しい感じではございますが、とにかく、10月までは妊娠は避けるの方向で どうかひとつ・・・・まぁ、そんな感じです(爆)。
2004年06月28日(月)
リスペクトみそひともじ give it up Yo!⑪/この日のこの色
梅雨時期に電車に乗ってあちこちへ出かけるのはマジ危険! というのがここ数年の定石だったのだが、 最近は、気にさえしなければ、そして電車が空いてさえいれば平気になった。 どこかへ出かけるといっても、所詮、名古屋あたりが関の山で、電車に乗っている時間も、 都合30分くらいにしかならないし。 電車に乗っている間、音楽を聴くもよし、本を読むのもよし、なんだけど、 あたくしは、常々メモ帳を片時も離さず持っているので、電車に乗っている間、 果たして何首の歌が詠めるか!?という、限界に挑戦したりする。 コレをやっていると、大垣-名古屋間が非常に短く感じられ、本当はもっと詠めたかもしれないのに といった、未練みたいなのも残るので、この方法があたくしを電車のある生活に戻してくれる 引鉄になったのかもしれない。 今ではたった30分間とはいえ、電車が動き出してから徐にメモ帳を取り出し、 さぁ~て・・・・といったタイムロスを含め、10首以上詠める時もあるのだ。 それでもって今回は、ただ闇雲に詠むのではなく、兼題を意識して詠むように心がける。 中途半端だけど、名古屋に到着するまでに9首出来上がった。 それを載せようと思う。 兼題は、「この日の色」 褪せすぎたセピアのスティール日に翳し明るいあなたを取り戻してみよう まめしぼり粋に肩先ぶら下げて藍染浴衣のよく似合う背よ 薔薇のあか纏う潔さの上に素直のベールを纏う覚悟を 太腿にぎゅっと力を込めて立つ黒髪なびくおんなは侍 大空をひたすら目指す向日葵の逞しい幹あざやかなる黄 道すがら赤い電車が走る街そこでわたしは育ちました この緑くれてやるぞと山がいふ葉緑素のない人はかなしい すれちがう人の手にあるバッグには薄紫の淡いコサージュ 情熱の茶碗に見合う炉の湯から生まれる翡翠の薫り高さよ 車窓からは、本当にカラフルで色んな色が目に飛び込んでくる。 その色をヒントに、車内にはない風景をワンクッションおいたところで詠みこんでみた。 茶室の様子など、電車の中から見えるわけでもなく、況してやまだ浴衣を着ている人などはなく、 向日葵だって、まだまだ成長期で花をつけているものはない。 けれど、それによく似た色というのは、流れる景色のほんの一瞬につかみとることができるのだ。 この日。名古屋の繁華街ド真ん中にあるショップで、ドレスの試着をした。 奇しくも、色をあれこれ意識した歌を何首も詠んだ後で、そこには登場しない色が 自分の真髄にあったということが凄く新鮮だった。 式場と日取りを決めた。 これから忙しくなるなぁ・・・・。(歌なんか悠長に詠んでられるかしら?(苦笑))
2004年06月27日(日)
OH MY BROTHER!
御存知の方もおられましょうが、アサミンジャー には1匹の弟がおります。 その昔は、女の子によく間違われ、ポチャッとして、身内のあたくしが言うのもアレですが 相当可愛いお子様でした。 今でこそ、そんなことが言えるのですが、幼少時代・・・・ この弟の存在がどんなにあたくしを苦しめたか、メジャーがあったら計ってやりたい気分です。 思春期というものを迎え、我々も徐々に、肉体的にも精神的にも幼少時代とは違う一面を垣間見せ始めて やっと、あたくしと弟は仲良くなれたもので、 それまでは、真剣勝負!血みどろのケンカ、恨み辛みを込めて階段から突き落としたり、 果てはあたくし、この弟に木刀で以って眼球をヤられ、以来、右目の白目の部分が 一部、今でもずっと充血した状態になるなど、身内だからこその骨肉の争いが続きまくり。 両者とも、今現在、生きているのが不思議なくらいのやりあいを 何年もの間、ずっと毎日のように続けていたわけです。 両者共々負けず嫌いだったので、あれやこれやと真っ向勝負をすることも多く、 周囲から「ケンカするほど仲がいい」 などと気休めを言われたりしていましたが、 恋人同士ならまだしも、兄弟たるや他人の始まり。 憎しみあえば、他人以上に憎たらしく思えるのも常というもので(苦笑)。 アイツのせいで、あたくしの右目眼球と右肘には、今でも生々しい傷跡が残っていて、 よくこんな状態でヨメにもらってくれる人がいたもんだ・・・・としみじみしてしまう。 そんな新居に、入籍してもう3ヶ月が経とうとしている本日、やっと弟・リョウヘイ が顔を出した。 あのヤロウ、可愛く、ドーナツ持参で来やがって・・・・手土産があるのか( ̄ー ̄)ニヤリッ 中に入れないわけにはいかないぢゃないか(爆)。 大人になってからというものの、リョウヘイ ちゃんとは結構仲良しになって、 まるで昔のケンカを帳消しにするかのように、わりと何でも話せる間柄になってしまいました。 あたくしが高校に入学したくらいからかなぁ・・・・。 学校での出来事を、サヨコ には反抗期の中学生らしくそっけなく応答するだけの ごく普通の中学生だったのだけど、親より先にあたくしにあれこれと相談事を持ちかけてくるので 急に可愛くなった(爆笑)。 生徒会の選挙に立候補するんだけどどう思うか? とか、 あの子のことが好きなんだけど、どうしたらいい? とか、 とりあえず、このことはオカンに内緒で頼むんやけど・・・・とか、 まぁ色々(笑)。 それも、ヤツが高校に進学して、やがて働き出すようになり、 こっちはまだ学生なのに、リョウヘイ ちゃんの方が先に社会人になっちゃった時は、 本当に驚かされましてね・・・・。リョウヘイ ちゃんは、初任給からあたくしに小遣いを送ってくれたんです・・・・まだ大学生のあたくしに。 手紙が添えてありました。 今読んでも、泣けてきてしまうので、実家の机の奥の方にしまってありますが、 まさか、血みどろになるまで殴りあった弟から、こんな形で送金されてくるとは 夢にだに思っていなかったので、あたくしの驚きようもハンパでなかったというわけです。 後に、このネタを扶桑社の手紙エッセイコンクールに応募したら、見事入選して、 作品がハードカバーに収録されました。┐( ̄∇ ̄)┌オホホ この姉・・・・転んでもタダじゃ起きないところは子供の時から一切変わってません( ̄^ ̄) まぁ、そんなこんなで、他人の褌で相撲をとるような小ずるい真似をしつつも、 我々兄弟は、そこそこ仲良くやってきたわけで。 あたくしの結婚に際しても、ぷよ2パパ&ママ のウケも良くて、 こっちもホッと一安心。「そうかぁ・・・・コレを機に、俺にも義理とはいえ、両親と呼べる人が増えたっちゅうことか。」 なんて感慨深げに言ってくれたもんだから、どこにも角が立たず、今でも円満に暮らすことが叶っている。ぷよ2 は一人っ子なので、あたくしに新たな兄弟は増えなかったものの、ぷよ2 には新しく弟が出来たわけで、常々「リョウヘイくんも、大垣に寄るんだったら遊びに来ればいいのに・・・・」 と溢していたり(笑)。 そんな今夜は、ぷよ2 は夜勤だったので、お目通りは叶わず(爆)。 とりあえず、住んでいる部屋を案内したり、新生活で新たにゲットした品々を見せびらかしたり、 今、進行中の挙式計画についてあれこれ話したりしていた。 で、そんな中・・・・。 やっぱり目を引くのは、あの高機能体重計、KARADA SCAN !!「やってみる?」 「おぉ! コレかぁ♪ やる、やる!!」 「んじゃ、身長と性別をセットして・・・・コレでいいよ。」 「普通に乗るんやな?」 「普通でない乗り方を披露してくれるのなら是非・・・・( ̄∇ ̄;)」 「んで? んで?」 「体重が出たら、コイツを持ってしばらく待つ。・・・・っつうか、軽いな、アンタ。」 「ぷよ2ちゃんと比べたらアカンて・・・・。」 「見慣れた数字とちゃうわ( ̄∇ ̄;)」 「お♪ なんか出たぞ♪」 「どれどれ~?」 体重・・・・ぷよ2 よりおよそ25kgは軽く。 基礎代謝率・・・・ぷよ2 よりおよそ300kcal低く。 筋肉率・・・・ぷよ2 よりおよそ6%多く。 体脂肪率・・・・あぁ、もう書きたくない( ̄∇ ̄;) ぷよ2 と比べるまでもなく6.1% はハンパじゃねぇ!! BMIは身長と体重比なので、あたくしよりもちょいと多いくらい。 内臓脂肪数値も、1~15の中の「4」なので問題なし。(あたくしはここ1ヵ月半、ずっと「2」) さぁ、いよいよ、クライマックス!! 体年齢 の表示です。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。18歳!! 「( ̄□ ̄;)!! な・・・・何ですとぉ~~~っっ???」 「お♪ 俺って案外イケてる??」 「イケてるも何も、初めて見たわっっ!! こんな数値!! まさか、身内にこんな隠れ若僧がいようとは・・・・(-。-) ぼそっ」 「姉ちゃん、いくつくらい?」 「あたしは、常々23、4のあたりをウロウロ。調子がいいと21とか?」 「それもまた、どうだか・・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ」 「殺すよ?」 「ぷよ2ちゃんは?」 「それがさぁっっ!!!」 あたくしは、わが実弟に、日常の思いの丈をぶつけてしまった(爆)。「徐々に改善されてるとはいえ、43、4はないと思わん??」 「ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん!」 「仮にもあたし、1つ年下の人と結婚したのよ?? 詐欺だぁっっ!!」 大人げない心の叫びを、弟に宥められ(爆)、しかし43はないよなとか言われ、救いようのない新妻・・・・ ここに1人・・・・( ̄∇ ̄;)( ̄∇ ̄;)( ̄∇ ̄;) あたくし、ぷよ2 、リョウヘイ ちゃんの順で、年齢は1つずつ下になっていくのに、 体年齢は、24、43、18・・・・って、コレはコレでどうなわけ?? 特に、リョウヘイ ちゃんもぷよ2 も共に7月生まれなので、月齢でいっても1年しか違わないのに、 体年齢差・・・・実に25歳。たった1年の歳の差に四半世紀の時の流れを垣間見る、 異次元体験をさせていただき、もう、どうコメントしたものかわかりませんわ(トホホ)。 互いに、相方の腹の肉が悩みの種とかいう、我々兄弟( ̄∇ ̄;) さすがに、同じ腹から生まれてきただけのコトはあるわ(爆)。 すごいよ、サヨコ 。サヨコ の携帯もあたくしの携帯も、リョウヘイ ちゃんから着信があると「勝手にしやがれ」 (原曲:沢田研二 DL:ユニット名は違うけどB'zの皆様) が流れる仕組みになっている。 曲タイトルにしっかりと思い入れを込める我々母娘は、弟にとっては意外と脅威なのかも(笑)。 ちなみに、サヨコ の携帯に山賊 から着信があると「異邦人」 (原曲:久保田早紀 DL:松本とZARD) がかかる仕組みになってます(* ̄m ̄) ププッ「そうよねぇ~♪ あの人こそ、『異邦人』よね~♪ 前は『暴れん坊将軍』にしといたけど、こっちの方が合うわ(爆)。」 連れ添って30猶余年も経つと、伴侶が「異邦人」に見えたり、「暴れん坊将軍」に見えたり、 そんなことも頻繁なようです(苦笑)。リョウヘイ ちゃんが持ってきてくれたドーナツの中にはぷよ2 がいつも注文する好物のヤツがあったので、残しといてやろうと思った。 ふっふっふ・・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ 愛情たっぷり?? い~や、違うね♪ あたくしもチョコファッションは大好きだけど、残しておけばヤツが絶対食うだろうという、 悪魔の微笑みの権化なのだ~♪ ←最悪、鬼嫁( ̄+ー ̄)キラーン
2004年06月26日(土)
かえるの先生/ストップ中の連載
昼間の庭の片隅に座り込むと ぐわぁぐわぁとひっきりなしに そこに川が流れているように かはずは友と歌を謡う 夜半のガラス戸を少し開けても やっぱりかはずは ぐわぁぐわぁと休むことなく謡い続ける 億倍はあろう人間の動かすくるまの脅威に 生命の危機を感じても かはずは動じず謡い続ける 醜悪な姿を厭がられても 水辺で謡い続ける音楽家たちよ そんなに一所懸命で疲れやしないかい 息継ぎが苦しかったりしないかい 嗚呼、でも心配は無用だったね きみたち音楽家に残された時間は我々よりも短く そして今しかできない演奏を精一杯やっていることに意味があるんだ わたしに残された時間はたぶん長い 少なくともきみたちよりは長い だから戸惑う きみたちのようにひたすらに 生きる力で詠うことが わたしにはとても難しいんだ 四季折々の花々に 空のご機嫌 風の流れ 欲張りに全部を感じようとするのが わたしの悪癖 ただひたすらに生きる力を見つめれば きみたちの仲間になれる気もするが しばらくわたしの先生として その姿をしっかと記憶に残させておくれ 嗚呼、珍しく、自由律散文詩なんかをおもむろに書いてしまったわ(苦笑)。 「朝美」が舞い降りてきているに違いない(確信)。 んっとね、たまぁになんだけど、「THE文芸」みたいなことがしたくなるの(爆)。 この日。 あたくしは寄稿をお休みさせていただいたのだけど、『雑』の105号が手元に届いた。 本当に息の長い文芸誌だ。 季刊誌・・・・年4回の発行で、105号目、ということは創刊から26年とちょっとが経って、 まるでそれは、あたくしの文芸人生の軌跡と同じくらいの長さで、 おいおい、ちょっと待てよ、引き算するとその年齢では文字も書けなかったんじゃ? と仰る方もおられましょうが、実は4~5歳の頃には既に創作童話を作って、 妄想の世界に自分を飛ばしていたりしたので、そのように考えていただいて結構。 ここに寄稿を始めて5年くらいが経ったけれど、次の締め切りに間に合うように、 連載中の小説と、ちょっとしたエッセイの原稿でも用意しようかと考えている。 小説だけにしておけばいいのに、何でエッセイにまで手を伸ばそうと考えているかというと、 実は、105号の編集後記に、あたくしが結婚したということが律儀にも触れられていたので、 その感謝の意をきちんと、原稿の文面で皆様にお伝えしなければと思ったのだ。 100号創刊記念パーティの時に、あたくしの想像以上に『雑』の読者が多いということに気付かされ、 最近、1号おきにお休みを頂いていたことに関しては、本当に気が引けて申し訳なくて。 そろそろ、お金も貯まってきたし、負担金は何とかなりそうだし、 ここは思い切って、いつもより沢山のページを占領してみるか(笑)。 そういや、今回、うちの大学の伊東先生が、いつもの落語じゃなくて戯曲を載せてたなぁ・・・・。 あぁいうのを見ると、すんごく触発される。 得意分野だけじゃなくて、色んな分野に手を伸ばして、でもきちんと成功を納める。 伊達に古希を迎えた古典落語作家じゃないな・・・・(-。-) ぼそっ そこにある研鑽が、ズガン!!と作品に開花しているようで、若きあたくしにもいい刺激になった。
何かを「決める」「選び取る」のがとっても苦手なあたくし。 人生の岐路には、必ずそういうのが待っていて、できることなら人任せにしたり、 最後までべったりと相談したりしたいのだけど、それまでに気丈に頑張りすぎていたあたくしに そのようなイメージを親すら抱いていなくて、いつも何かを決める時はひとりぼっち・・・・。 きっと、彼らには剃刀のような決断力があたくしにあるとでも思っているのだろう。 ・・・・いいや、そんなものは欠片もない。 直感任せ・・・・な時はいくらでもある。 で、その直感が結果的に大成功を収めたことも少なからずある。 正念場、ここが人生にとってきっと幾つめかの岐路で、ここで慎重にならなければ きっといつか後悔することになる・・・・そういうプレッシャーを与えられれば与えられるほど、 あたくしは自らの「直感」 だけを頼みの綱にした。 高校を選ぶ時も、大学を選ぶ時も、実は「て・ん・の・か・み・さ・ま・の・い・う・と・お・り」 にしただけで 本人はあんまり考えてなかったりした( ̄∇ ̄;) いやいや、お前さん。 それだけ選択肢があったというのは、幸せなことなんだよ・・・・と苦言を頂戴するかもしれないけれど 選択肢が多ければ多いほど、困ってしまうのは自分自身で、こんな時でもなければ「直感」 も働かないものだから、併用させていただいていただけ(苦笑)。 そんなあたくしが、よく結婚できたなぁ・・・・と今でも凄く不思議なんだけど、 これも「直感」 勝負・・・・ウェディングの語源は「賭け」 だと聞いたが、 要するに「ベッティング」する時に、直感を使うのと一緒で、勢いとビッグウェーブが あたくしを後押ししてくれていたから、署名捺印できたんだと思う(苦笑)。 コレで終わり。しばらくは新しく始まった生活をこのカラダに慣れさせて、ぬくぬくと暮らしてればいい・・・・ そうとばかり思っていた。 だって、いつも大きな賭けの後は、そうやって自分を無理矢理「環境適応型のいい子ちゃん」にして、 大人しく周囲を見渡さなければ、誰かに攻撃される可能性を秘めていたし、 自分が動ける範囲、自分を守れる範囲、それをきちんと把握して、要領よく立ち回ることが 主原則だったから、今回もてっきりそうかと思っていたんだけど、あたくしはいつまでもガキではなく、「結婚」 に限っていうなら、コレは大人の儀式なんだから、そういうのも通用しないってことが 身に沁みてわかってきた。 これから果てしなく続く、数々の「選択」の始まりのゴングが鳴ったに過ぎない。 もう、これからは、誰も手を差し伸べてくれやしない・・・・必ず、ひとり。 「結婚」ってのは、意外とガキにとっては冷たい感覚だわ。 あたくしが「決める」「選び取る」 というのを嫌うのには、きっと理由がある。 凡そ、その理由について、自分でも薄々感づいているんだ。 自分で決めたら、大きな勢力が立ちはだからない限り、自分でその決定項を覆すのは「恥」だ。 間違いを正す・・・・のではなく、それまでに間違いを正すチャンスが幾つもあったというのに、 それをランスルーして決めたことに関して言うなら、決めてしまってから、 その決定に間違いや取りこぼしがあると、あたくしは自分を責めてしまう。 言い訳をするのも見苦しいし、間違った選択をそのまま続行するのも、自分にとっては苦悶だ。 そんなあたくしに、事務処理とはいえ、ぷよ2 は気軽にとんでもない電話連絡を任せたまま、 会社へ行ってしまった。 あたくしは何回も聞き質した。「本当にコレでいいのね?」 「ここに決めるのね?」 自分だけのことじゃなくて、ぷよ2 の選択肢も一緒に背負い込んでしまったあたくしは、 いきなり苦手項目が倍になってしまった感じがして、気が重かった。 いくつかの挙式予定地を巡回し、やっと最終候補地が見つかった。 それまでに仮押さえをしていたところにキャンセルの電話を入れ、同時にお詫びも入れる。 まだ、最終決定項ではないので、幾分、気は重くはないものの、この調子で秋口までに あと何回、同じような、取り消し・変更のやりとりをしなければならないのかと思うと、 それはかなり気が重くて、オマケに天気までこんなに重いものだから、あたくしは一気にダウンした。 高校時代の友人・・・・わりといつも一緒にいた6人の中で、2人が結婚して出産も果たした。 あとの4人は、あたくしが入籍しただけで、残りは戸籍に関しては綺麗なもんだ。 ひとりめの寿、ヒサエ ちゃんの2次会に出席した時、もうミユキ の結婚が決まっていて、 あれこれと動き出したところだったんだけど、見送りの時にヒサエ ちゃんは新郎からスッと離れて、ミユキ やあたくしらに、見たこともないような真剣な表情で、こんなことを言ったのだった。「み~ちゃんも結婚が決まったんでしょ?」 「あぁ、うん・・・・」 「本当に大変だからね。覚悟して支度してったほうがいいよ! このあたしですら、眠れなくなっちゃったんだからねっっ!!」 「えぇ~?? ヒサエが??」 「本当に、それくらい大変なんだから!! 決められることは早めに決めちゃって、 あとはウロウロしないこと!! とにかく大変だから、後回しにしてるとえらい目に遭うよ!!」 「う・・・・うん・・・・わかった・・・・」 いつも一緒にいたわりには、ヒサエ ちゃんはわりとオクテで、おっとりとしていて、 でも勉強はアヤコ の次くらいには出来て、基本的に真面目な子だったんだけど、いつも笑顔で あんまり深刻そうに物事を捉えず、明るく笑って何事もこなすイメージが強かった・・・・。 それだけに、この真剣な忠告は、当事者のミユキ だけではなく、まだまだ予定のなかった我々にも 恐ろしいほどによく響いてしまった( ̄∇ ̄;)「ヒサエちゃんが眠れんくなるって、相当なもんよねぇ・・・・?」 「やだ・・・・あたし、急に自信がなくなってきた( ̄∇ ̄;)」 「予定のある人がそんなことでどうするのよ、今更やめるわけにはいかんのでしょ?」 「そうだけどさぁ・・・・。」 「あぁ、でも、あたしも自信ないかも。ヒサエちゃんですらあぁだもん。 あたしだったら、もっと悲惨な目に遭うかも。」 「うちも・・・・。抱え込んだら最後って感じする( ̄∇ ̄;)」 「だ~いじょうぶっ♪ 日野はそもそもしばらくないでしょうが?」 「あ、そうか♪」 「あはははは♪ あはははは♪」 この会話は、我々が23だか24だかの頃の話で、確かに俄かに結婚話が・・・・なんてことは 現実起こらなかったわけだけど、あたくしだけでなく、その当時決まっていなかった残り3名も 今の今まで、結婚するわ♪なんて話が出なかったから、この当時の実況中継に近い教訓はミユキ にしか確実に伝わらなかったものと思われる(苦笑)。 あの、「あはははは♪ あはははは♪」 って、何だったんだろう・・・・? と、今になって思うが、「あはははは♪ あはははは♪」 と笑ったことを後悔しているのは、 何を隠そう、このあたくしだけだったりする(爆)。 丁度、ヒサエ ちゃんの結婚から3ヵ月後、今度はミユキ が嫁に行くことになったわけだが、 この現場でも、ゲッソリと痩せて、あんまり栄養状態&顔色のよろしくない花嫁になってしまったミユキ ・・・・( ̄∇ ̄;)「大丈夫???」 「あぁ・・・・ホントにヒサエちゃんの言っとったこと、マジやったわ。 ナメとった・・・・かなりヤヴァいよ、結婚は( ̄∇ ̄;)」 本当に吐きそうになりながら、そんなことを呟くミユキ 。 今でこそ笑い話になったのだが、この日、数年に1度降るか降らないかの大雪で、 列席者全員が、ホテルからの退路を断たれるという恐ろしい事態になったことの方が 鮮烈な記憶となっていて、彼女の大変だった話より、自らが大変だったことの方が記憶に焼きついて、 参考になりやしない( ̄∇ ̄;) そんな本日。 あたくしたちは、式場となるレストランを決めた。まだ仮押さえの状態で本契約をしていないけれど 他の仮押さえを全て解除してしまったので、ここでやるしかなくなってしまった。 退路は断たれた。後は進むのみ。 1つ決まれば、随分と楽になるが、これから決めていかなければならないことが多すぎて、 あたくしは更なる頭痛を催すことになりそう。 あたくしは、挙式に関してはどっちでもよくて、寧ろ、新郎側の意向で、何らかの形でお披露目を・・・・ というのを汲んだら、このようになった・・・・というのが真相で、 ドレスも、あれだけ試着を重ねれば、もう自分では満足だったりも(爆)。 まぁ、このお披露目を約束事項に、入籍だけ早めてした・・・・というのがあるので、 どの道、挙式・披露宴は避けては通れないのだけど、 沢山の「決める」 作業が秋口まで続くことに、あたくしはもう既に自信を失いかけている。 昨年、ミュージカルの稽古がそうだったように、「何か」没頭できるものがあれば、 今年の熱波も乗り越えられる気がする。そう思い込むことにした(爆)。 この日、クリニックにも行ってきた。 飲む薬の量は、かなり減ったが、梅雨独特の空気の流れに、また押し潰されそうで、 気分は陰鬱だ。 そういえば、もう何ヶ月もオーアエ と話をしていない。 早く大学病院へも顔を出さねばならないなぁ・・・・。 行くだけで疲れそう・・・・(-。-) ぼそっ(笑)。
2004年06月24日(木)
「あなた色に染め上げて♪」と口が裂けても言わない可愛げのなさ
先週。 某日本人有名ウェディングドレスデザイナーのショップに行って、たった2時間で6着ものドレスを着て、 悦に浸っていたアサミンジャー 。そう、こういうものは着るだけで楽しい。 あたくしの上得意様である、山下実桜ちゃんのママに「結婚式の時、どうだったか?」と、 前にメールで訪ねたことがあったんだけど、彼女のバイタリティは本当に相当なもので、 お勤めをする傍ら、毎週末になるとドレスの試着をしに行って、あぁでもない、こうでもないと 相当の回数をこなした結果、結局、一番最初に袖を通したものに決めた(笑)なんてふうだったらしい。 お写真で拝見する限り、めっちゃ美人なので、きっと何を着ても似合うんだろうけれど、 やっぱり「花嫁」という立場になると、奇妙なほどに舞い上がるのが普通なんでしょうかねぇ? (>某G嬢(爆) ねぇねぇ、ドレス決まったん??( ̄ー ̄)ニヤリッ) まぁ、結婚する予定がなくても、例えばカクテルドレスなんかは着る機会もあるだろうから、 あぁいう専門店に行って、袖を通してみるのも悪くはない。 しかし、あたくしがチョイスをする傍ら、レイシーで、カラフルで、まるで和紙を重ね合わせたかのように 派手で、造りが凝っている、そんなドレスを着ている人がいたりすると、 ・・・・あ、あたくしには真似できないわ、こんなチョイス( ̄∇ ̄;) と、すすす・・・・と引いてしまう(苦笑)。 片や、何色もの色使いで彩り鮮やか・加えて形も女の子らしく可愛い♪ 片や、単色・しかもドメスティックな赤! ワンショルダーに共布の大輪の薔薇の付く 勢いと主張の強さで勝負!! ワンフロアで、こんな目まぐるしい戦いが繰り広げられる、 そして、とても同じデザイナーがデザインしたとは思えない豊富なデザインに惹かれ、 あたくしは本日も、今度はぷよ2 を伴って、この店に来店した。 先週は、サヨコ と見事に意見が決裂してしまい、両者の間を取って 第二候補のドレスを仮押さえしてきたのだけど、昨日の式場視察で、何となく、 あたくしが一番気に入ったドレスの方が、あの雰囲気に合うんじゃないか・・・・なんてことが ふっと頭を過ったのと、もうひとつの心配の種・・・・そう・・・・文字通りぷよぷよ のぷよ2 が タキシード仮面様・・・・否、きちんとタキシードという礼服を着こなせるかが本当に不安で、 昨日あれだけの啖呵を切ってしまったものの、本当に及第点以上の新郎に仕立て上げることが出来るか 俄かに自信がなくなってしまったのが、主な来店理由である。 まぁ、あたくしは自分で、「あ、コレなんかがいいな♪」と思えるものに既に出会っているので、 あとは、それを見る人の評判や、横いるはずのぷよ2 が嫌な顔をしなければ それでいいとすら思っている。 ただ、前述した、レイシーでカラフルで、ヒラヒラ~、フリフリ~♪というのだけは避けて!という 最低限の条件付ではあるが(笑)。 本当は、某G嬢くらいに、このスペースで惚気られるといいんだけど、本人たちは切羽詰っていて、 結構それどころじゃなかったりして(笑)、デジカメで撮ってきた写真を今日こそここにアップしよう♪ なんてことも考えたんだけど、恐ろしいのでやめにしときます・・・・( ̄∇ ̄;) 何にせよ、あたくしの力の入れ所でもあり、こだわりでもあるぷよ2 の仕上がりがまだ完璧ではないし、 仮押さえも出来ていない状況なので、 本日、試着の際に、気を利かせて、担当の人が2人のツーショットなどを色んな衣裳の組み合わせで 沢山撮影してくれたんだけど、自分で自分がイタい・・・・(爆)というのもあり、 載せるに足りない、そう思った次第でして(苦笑)。 これが、2人ともの衣裳がほぼ本決まりになった際には、ネット上の「名広め」ではないですが、 ネットで出会った仲・・・・の証をここに残すべく、その時は潔く、あれやこれや載せますね♪※長期御愛読の方々は御存知かと思いますが、実は我々、ネットで出会って、今はリアルに同居する不思議ちゃんです。 ※「出会い系」ではございませんが、事を順序だてて整理していくと「出会ってしまった」系ですわ( ̄∇ ̄;) そんな、「現・ダンナ様」 を確実に痩せさせる使命を担ってしまったアサミンジャー 。 かなり厄介な使命なんだけど、日々努力はしているつもり・・・・。 悲しきかな、彼の内臓脂肪指数はちっとも落ちていかないものの、体重はちょこっとずつ減り、 そして筋肉率はアップしつつ、体脂肪率は減ったり増えたりの繰り返しなんだけど、 何とか、カラダ改造計画は着々と進行中。 着々と・・・・といっても、腹の肉をどう隠し切ったものか??というコワザに関しては、 あたくしもプロではないのでお手上げ・・・・最終的なコーディネートについては どうなるかも予見できないまま、ぷよ2 に人生初のタキシードを着てもらった。「心配なんですよねぇ・・・・ホント、どうなることやら。 私のドレスはさておき、彼のタキシードの方を慎重に選びたいんですよ。」 「あら♪ でも、もっと大きな方を想像していたんですけど、 意外とスマートですよ♪ あのサイズでしたら、いくらでもありますから きちんと調度出来ると思いますよ。そうご心配なさらずに^^」 「そうは言っても・・・・(;¬ ¬)」 「本当に大丈夫ですって(笑)」 「世の男性って、そんなにサイズが大きいものなんですか?」 「スポーツをやってらした方なんかは、もっとごつくて体格のいい方がいますので、 御主人はまだまだ普通サイズで十分です♪」 「あ・・・・アレが普通サイズ・・・・?(-。-) ぼそっ」 自分も試着室に駆け込んで、ドレスを着付けてもらいながら、担当の人とそんな話をしていた。 あたくしはまず、今仮押さえをしている、生成りのウェディングドレスを着てみた。 試着室から外に出てみると・・・・。「お・・・・お・・・・?? おぉ~~~っっ!!」 「どう、これ。似合ってるかなぁ?」 「あれ? 意外とイケてるんじゃ??」 「だろっ? だろっ?? 俺もそう思って~っっ(満面の笑み)」 彼が最初に着ていたのは、スタンダードな黒とか白ではなく、明るいブルーグレーのタキシードで、 昨今、着丈が長いジャケットが流行の中、短めのジャケットで、生地がカッチリとしているせいか 胸板のラインはしっかりと出ているものの、一番心配だった腹のラインがきちんと隠れていることに あたくしはまず何よりも仰天した! そう、そう!! これだよ、こういうの!! 胸板は厚め、お尻はコンパクトに、そして腹が出ているなんてもってのほかっっ!!( ̄^ ̄) へぇ・・・・礼服って案外、着痩せして見えるもんなんだな(8へぇくらい)。 女性の場合は、結構肌の露出やボディラインのハッキリしたものが多いので、 体型のごまかしはかなり難しいのだけど、男性の場合って、結構中にも着込むし、 オマケに最終的にはジャケットで全ての調整が効くから、便利なんだぁ♪ぷよ2 の着付を担当していてくれた人がこんなことを言った。「コレはですねぇ・・・・ベストのところにほらっ♪『秘密のファスナー』が付いてて、 アジャストできるんですよ~♪ ご希望の衣裳が決まったところで、お直しとして、 どのタイプにもつけられますから、安心してお選びください♪」 「おぉ~っっ!! コレはすごい~~っっ♪♪」 「ジャケットを着てしまわれれば、全くわかりませんし、 お食事をされている最中に苦しくならないように、色々と工夫がされてるんですよ♪」 「すごい・・・・『秘密のファスナー』万歳だわ・・・・。 ねぇねぇ、ぷよ2先生、苦しくない??」 「案外平気♪ ほれほれ、8cm底上げの靴も平気だぜぃ♪」 「あ、そういえば、目線が高いような(苦笑)」 「走り回れないけどね、普通に歩くくらいだったら全然大丈夫だ♪ 良かった、良かった♪」 実はぷよ2 、あたくしがヒールを履くと、身長が並ぶか、 もしくはあたくしの方が高くなってしまうことを懸念していて、 いとこ(♀)の結婚式の時、新郎がそこの衣装屋で一番高い底上げ靴を履いているというのを知り、 自分もそういうのを履かなくちゃいけないのかぁ・・・・自信ねぇなぁ・・・・みたいなことを 来店する直前まで吐いていたのである(笑)。 いつもは猫背のクセして、礼服を着た途端に背筋が伸びちゃったもんだから、見映えはする(苦笑)。 それに新たな発見だったのだが、結構、意外性のある色でもいけるのかもしれない・・・・ということ。 黒とか白とか、結構、「着られてる」感を醸し出すかもしれないので、大人しめなグレーあたりをと あたくしなりに考えていたんだけど、一番最初に袖を通した明るめで落ち着いた感じの このブルーのタキシード・・・・案外イケるかもしれない。 一応、黒やちょっと変わった感じの紺色、そして、白いタキシードも着てもらった。 黒も意外と悪くなかった。 がっっ!! 一番笑えたのは、やっぱり「白」 タキシードを目撃した時であった。 あたくしはこの時、カクテルドレスを見てもらおうと思って、前に着たドメスティックレッドの 薔薇薔薇薔薇のドレスを着てから表に出たんだけど・・・・。「( ̄□ ̄;)!!」 「いかがですか? 私なんかは結構、アリだと思うんですけどね♪」 「・・・・。・・・・・・・・ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん!」 「あぁ、やっぱり予想通りの反応( ̄∇ ̄;)」 「ど・・・・どこの国のインチキ皇太子ですかっっ!?(爆笑)」 「ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん!」 担当さんにはあたくしのせりふの方がバカウケだったようです( ̄∇ ̄;) しかもこっち赤だし、向こうは白だし・・・・二人並んで、「紅白まんじゅう」ですかっ? みたいな勢いを醸し出してしまった我々( ̄∇ ̄;) この後、あたくしが別の白いドレスに着替えて、それで写真を撮ったところ、 両方とも白なら、ありえなくはないな・・・・とは思ったものの、お色直しでこっちの色変更が発生するなら、 この人に白を着せちゃいけない、そう絶対にっっ!! という確信めいたものが閃いただけでも 大収穫であった。 オマケに、最初に着たあのブルーはなかなか渋くていい感じだったし、 ゲストが大人しめのスーツで列席することを考慮に入れると、あのくらいの色目を着ていた方が、 逆に新郎の存在感としてはバッチリのような気もした。 サイズもきちんとできるみたいだし、ここで決めてもよかったんだけど、 来週、別の店でもう1回、試着をすることが決まっていたので、 見積もりと今回着た衣裳の品番だけ控えてもらって、今日はそれで帰ってきた。ぷよ2 はぷよ2 で得るものが多かったらしく、何より初めての主役格礼服ということで、 幾分緊張していたみたいなんだけど、意外と似合うデザインや色がつつがなく見つかったので、 とにかく2人揃っての初回の衣裳試着は、平和的に済んでいったのでした。 ハコ共々、衣装の方も平和的に解決していってくれると何よりありがたいんだけどなぁ・・・・。 ハコは今月中、衣裳も8月末には結論を出さねばならない。 おやまぁ・・・・意外と忙しいこと( ̄∇ ̄;) そんなアサミンジャー は、明日も弁当を作るという使命の為、早起きを余儀なくされるのであった(苦笑)。
2004年06月23日(水)
式場視察/名古屋大学付近・Lスース・いずみの場合
わぁいヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノわぁい♪ 挙式だ~♪パーティだ~♪ ・・・・などと、本人らは浮かれている場合ではなくて、寧ろ、かなり神妙かつ真剣ですわ。 今日の視察で凡そのハコを決めねばならず、 見積もり如何では招待客をまたかなり絞り込む必要性も生まれる。 嗚呼・・・・世の中全て、金、金、金( ̄∇ ̄;) 金のないうちらには、「予算」 という大きな課題がどの式場に行っても壁となり、 これといった解決策を見出せぬまま、3件目の視察と相成った。 本日見に行ったのは、八事と本山、入中の丁度中間地点にあり、 新しく開通した名古屋地下鉄の新しい駅「名古屋大学」が最寄・・・・という、 これまた閑静な住宅街に突如、どどーんっと出現してしまった、言うならば場違いチックなスペース。 普通、雑誌に外観の写真を掲載している場合、実際に見にいくと、「なぁんだ・・・・こんなもんか。」 とガッカリする場合が多いのだけど、 そのガッカリ指数を計算に入れて、その広い広い庭を見渡した。「うぉっ♪ なかなかいいじゃん、ココ♪」 「本で見たのと遜色ないね・・・・ちょっとビックリだわ。」 店舗周辺では、ひそひそ話をするクセがついてしまった我々(爆)。 内容がシビアなものになりがちなので、店の関係者の人に聞かれては困る場合が多いので、 褒める時は大々的に、何か落とし穴がありそうな時はニッコリ笑顔で、先方が退席している間に アイコンタクト、もしくは首が縦に振られるか横に振られるかになってきた。 場慣れしてきたな、うちらも(爆)。 1時間近くも予約の時間より早く着いたというのに、担当の人が早速その庭に現れて、 にこやかに挨拶をする。 ・・・・・・・・。 ・・・・・・・・・・・・・・・・。 誰かに似てる・・・・(-。-) ぼそっ 思い出せやしねぇ(笑)。 まぁ、そんなことはおいといて、この店の方針やら何やらの説明、 ここでかつて挙式した人たちの写真を見せてもらったり、 本当は料理の試食もすると良かったのかもしれないけれど、予算の都合上、説明だけを聞くことに。 コーヒーに、引き菓子として出しているとかいう、店オリジナルの黒糖パウンドケーキが出された。・・・・美味い(-。-) ぼそっ 黙々と食べるぷよ2 。黙々と食べるアサミンジャー 。 料理の味見をせずとも、引き菓子の焼き菓子がここまで美味けりゃ、上等でしょうってなことで、 後は、概算的見積もりをあれこれ出してもらう。 その間、店の人が一瞬退席したので、我々のひそひそ討論会が始まる。「美味いな、コレ。」 「ね♪ しつこくなくて、甘すぎなくて、おいしいね。」 「スペースも広いし・・・・何だかなぁ、店の人の雰囲気もいいしなぁ。 あと、当日の天気さえいうことなかったら最高だな、この店は♪」 「それはそうとさぁ、あの担当のKさん、誰かに似てると思わない??」 「俺もそう思ってたんだよ!」 「誰だろう・・・・?」 「誰だったかなぁ・・・・?」 「う~ん・・・・」 瞬間、閃いた!!「ダ・・・・ダンディだ( ̄∇ ̄;)(爆)」 (指はもちろん「ゲッツ」)「うっわ~!!! そうや、ダンディや( ̄∇ ̄;) めちゃくちゃ人当たりいいし、接客が丁寧だから、今ひとつイメージに結びつかなかったが、 確かに、ダンディや・・・・( ̄∇ ̄;) くっそ~・・・・俺の中では『これぞギャルソン!』って 感じやったのに・・・・イメージぶち壊しやぁ。」 「ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん!」 ダンディ(げっつ)が現れたので、笑いを引っ込める(爆)。 見積もりを出してもらったら、この間の、C・ピアーヌとそう変わらない値段が出た。ぷよ2 のこだわりでもあった写真のサービスも、選択肢が広く、 多少値段は張るものの、それでも良心的な範囲内であるということは、 市場価格をあれこれ調査済みだったので、きちんと理解できた。 どうも、ぷよ2 の様子を見ていると、この間の八事のレストランの時よりも ずっと感触がいい。 この間は雨だったが、今日だってそんなにいい天気ではなく、蒸し暑くて空は分厚い雲に覆われていたが 名古屋って、こんなに空が広かったかしら・・・・?と錯覚するくらいに、贅沢にスペースが作ってあるので、 かなりの高級感を演出することは出来る。 そもそも、C・ピアーヌの方は、まずレストランありき。 料理は美味しいし、それに見合う空間もきちんと提供できている。 サーヴァメントの人たちもとても丁寧で、アットホームな雰囲気。 ただ、元大使の邸宅を改造したというだけあり、庭の造りが個性的で、レストランと呼ぶには 少し違和感があった。そういう意味での贅沢さがあったのだ。 で、ここに、A社という会社が代理店として入り、ウェディングプランを土台から創りあげ、 このレストランの料理や雰囲気をぶち壊さないように演出を仕掛ける・・・・なんていうのが 初歩のアプローチの仕方だったのだが、ここは根本から違う。 まず、『結婚式』ありき!! コレを前提に、レストラン、貸衣装、美容院、花屋、引き出物等、 ほぼ、結婚式や披露宴に必要と思われる全ての分野をひとつの会社が経営。 無論レストランの質を落とすわけにはいかないから、きちんと修行を積んだ実績あるシェフを ハンティングしてきて厨房に入れている。 サーヴァメントも全て「店員」ではなく「社員」で、きちんとした接客はホテル並だ。 ひとつの会社の一端としてレストランが存在するわけで、丸の内にはドレスのショップも構えている。 こりゃ、何はなくとも、余計な人間を間に挟まないので、ラクだなぁ・・・・と感じたのが、 あたくしの最大のメリットだった。 全てをお任せにしても、200万程度。 料理のランクをもう少し落としてくれだの、コレは自分たちで持ち込むだの、 そういう注文をつければ、あと1割強安く済む。 普段、暗算とか計算とか、めちゃくちゃ苦手なクセして、こういうときの計算は滅法強いアサミンジャー 。 一生に一度のことですからね(基本的には(爆))、黄金の計算機が脳裏に出現するわけです。 この物理的な金銭にプラスαされてくるのが、新郎・ぷよ2 の意向と好み。 結婚式なんて花嫁のためにするもんだ・・・・なぁんて考えでいたんであれば、 あたくしはハナっから、こんな鬱陶しい儀式をするなんて真っ平御免だった。 確かに、ウェディングドレスの試着なんかは凄くワクワクするけれど、 それにしたって、新郎の着るものひとつによっては、空間の雰囲気が台無しになる事だってあるのである。 まぁ、ここからは勝手な話になるけれど、あたくしは自分自身、そんな空間にいたくもないのである。 例えば。 舞台で共演する人の衣裳やメイクが、どうしても腑に落ちない・・・・なんてこともコレまでに何度かあったが そういう時って、こっちも一気に興ざめしてしまい、それまで高めに保ってきたはずのテンションが 一気に萎えてしまうのである。 嗚呼・・・・できることなら、この人と一緒の舞台なんかに立ちたくねぇ・・・・(-。-) ぼそっ 総合芸術ですからね、あれらは。 で、思うわけ。 結婚式の演出その他も、やっぱり総合芸術なわけで、いくら新郎がその手のシチュエイションに弱いから といって、あたくしが甘やかしていては、あたくしの今後にも関るのだ。 なので、あたくしは自分の衣裳もさることながら、ぷよ2 の衣裳には、 普通の新郎の2~3倍は時間と気を使って、できることなら完璧に、 悪くても及第点以上には仕上げたいと思っているのです。 衣裳屋やプランナーが「花嫁さえきちんと作ってあげれば・・・・」なんて思っているようじゃ 話が始まらないので、そこにこだわりを見せたいと思っているわけです。 そんなわけで、帰ってくる頃には7割がた、今日のところかなぁ・・・・なんて話にもなりましたが、 翌日、もう一度、あの某有名日本人デザイナーのショップに行くことになっているので、 そこの出方次第で、ハコを決めたいと思います。 やっぱり、ハコも大事ですが衣裳も大事です。芝居もそうです。 野外でもボロッちい小屋でも、きちんとした演出、きちんとした芝居、きちんとした管理の メイクと衣裳さえ揃っていれば、オーディエンスは納得するのです。 自分たちはもちろんですが、ゲストたちを納得させるくらいの面白い宴にしたいという 妙な使命感に駆られていますので、向こう1ヶ月くらいは忙殺覚悟・・・・。ぷよ2 にも、ある程度の・・・・っつうか、かなりの根性を据えてもらうつもりですわ┐( ̄∇ ̄)┌オホホ この日また、ぷよ2パパ&ママ に甘えて、ご飯とガソリン代を持ってもらい、 オマケに10kgもの米をゲットするなどなど・・・・ もう、誰かれなく依存しまくっている我々なのであった( ̄∇ ̄;)
2004年06月22日(火)
ハリケーンでサイクロンなブリザードっぽい人たち
世の中、広いんだか狭いんだか、さっぱりわかりませんが、どういう巡りあわせなんだか、 あたくしの周囲には、ハリケーン・・・・というか、サイクロン・・・・というか、はたまたブリザード・・・・ そんな様相の人たちが結構いる(苦笑)。 瞬発力が人並みはずれていて、そういうときに起こす行動は必ず極端のきわみ。 普段は、日常生活を無難に大人しく過ごしているはずなのに、ここぞっ!という時になると、 俄然その威力を発揮するので、昨日通り抜けていった台風のような、「情熱・熱風せれな~で」 (古っっ!!)なのである。※これだけで、様子の全てがわかる人は、一緒に「みそじ~ず」に入会しましょう♪ 普段、何ら問題や摩擦を抱えずに暮らしている人たちなので、「普通の人」に比べりゃ よっぽど害なんてものはないんだけど、あたくし自身も、実は台風の目の素質があるらしく(爆) 要はこういった人々と同類なので、特に害と感じないだけかもしれない。 実はすんごい迷惑だったりしたら、許してちょうだいねっっ♪ 先日、いきなりな結婚報告をしてきたリョウジ くん、そのことを報告してやろうとおじょ~ に電話すると、 こっちも、水面下で何やら画策中なんだけど話が進まない・・・・なんてところだった。 友達なら、事後承諾はないだろう??とお思いの方々も多くいらっしゃると思いますが、 うちら、そんなことにかまってられません( ̄^ ̄) 自分、超・大事ですから(爆)。 嫌いなことは「失速」(爆笑)。一旦加速したら、足を引っ張られるのが何よりも鬱陶しいのである。 で、加速も十分につき、助走としても十分な距離をとって、上昇気流に乗って楽して進める・・・・ と思った瞬間に、ドッカンとあちこちに触れまわる。 こういうスタイルをとっているので、例えば、入籍して数ヶ月経ってから、 何となく連絡してみたおじょ~ に、実は報告がまだだった・・・・とか、 街でバッタリ出くわさなければ、あのトモ くんにも内緒のまま話が進んでいってた・・・・とか、 てめ、コノヤロ、そういう話は早く言えよな( ̄― ̄メ)とリョウジ くんにはキレたものの、 実は自分もやってることは彼とそう大差なかったり、 そうかと思えば、これはまたかなり前の話なんだけど、何となくあづみ に連絡を入れた時も、 彼女は既に入籍してから数ヶ月が経っており、挙式してないからあんまり誰にも言ってない( ̄∇ ̄;) なぁんていう、お茶目な顛末になってたりも・・・・( ̄∇ ̄;) 要はうちら周辺、結構、面倒臭がりなヤツが多いのな(爆)。 そんなヤツらが、年に数回、何らかの形で定期的に連絡を取り合い続けているのが不思議なくらいで、 をゐをゐ・・・・そんなことでいいんかいな?? と思われるでしょうが、 このくらい付かず離れずの方が、互いにとってはラクなんだなぁ。 そもそも、互いに「台風の目」的素質を持っているんだから、合体して勢力を増し、 街や人々を破壊し、傷つけたりしてはならない・・・・(笑)なぁんてことを、無意識に理解してるのかも。 尤もらしく言ってみたけれど、今更、自分の始末だけでも大変なのに、 コイツらと合体してしまったら、ホント、糸の切れた凧・・・・自分でもどっちに飛んでくかわかんない。 オマケに、我ら「強風チーム」はそうやって明後日の方向に自分が飛んでっても、 テンションの高い時は、ホントにおかまいなしで、周囲の迷惑を省みるなんてしおらしいことは 一切しないので、余計始末が悪いのだ。若い時は良かったが、いよいよ順にみそじに突入し、 ただ単に、そうも言ってられなくなったってわけ。 まだ1人、別ルートの悪友で、片付いていない男性がいるんだけど、コイツこそっっ!! 早く片付いた方がいいと思う・・・・(-。-) ぼそっ そろそろ、有害光線が出始めた(爆)。 まだしばらく、暴れまわるつもりでいるんだろう・・・・。誰が止めたって聞きやしないから放っとこ。 仕事が出来るだけに、遊びのパワーも別ベクトルで同じくらいに噴射しておかないと、 きっとバランスが取れないに違いない。・・・・彼に幸多からんことを願おう。こっそりと(笑)。 んで・・・・。 あたくしが草葉の陰から(爆)こっそりと崇拝していた、ここのサーバーでも息の長い とある日記書きの女性も、遂にそのお支度を始めたようだ♪ いや、ホントめでたい♪♪ 彼女も決して有害ではないものの、「強風チーム」っぽいその風格であれやこれやと 苦難があったものと思われるけれど、機は熟してから到来するもんなんだな・・・・と 日記の片隅で汲みとれた現状に、何だかとっても嬉しいものを感じた。ぷよ2 共々、世話になった人でもあるんで、かなりな勢いで応援しています、我が家は。 せ~の!と息を合わせたわけでは決してないんだけど、男友達も女友達も、コアなところは いよいよこれから・・・・って感じがする。サナエ にしても、リエ にしても、何だかまだ仕事が忙しそうだし、おじょ~ も環境がアゲインスト。 片付いたといっても、あづみ のとこは挙式より先に出産だし、小忙しそうだ。 我が家も挙式がまだで、明日、明後日とまたその支度のためにあちこち飛び回るんだけど、 実は思ったことがあるんだなぁ・・・・。 一見、同類に見えないこともないんだけど、どっか、冷めてんだよなぁ・・・・(爆)。 ま、過去のワルサの量は、相方の方が上なので、何とも言えないんだけど、 共学時代が3年長い(あぁ、実質5年か・・・・なんやかんやあって)あたくしの方が、 小さなイタズラに根性が入っていた気もしないでもない(爆)。 体育会系の熱血とは違う土壌なので、比べるまでもないんだけど、 昔、一緒に跳ね回った連中というのは、どうして皆、あぁなんだろう・・・・?と、 今でも不思議でたまらない(苦笑)。 まぁ、そういう畑を選んで、生きてきてしまったツケで、残った人脈もそんな感じ♪というわけなんだけど、ぷよ2 の人脈に比べ、こっちは言うに及ばぬ不健康さ加減を呈していて たまに、健康な友人が遊びに来てくれたりすると、見せびらかしたくなるのはそのせいかもな(爆)。 芝居やってるヤツなんて、どこかしら不健康だから仕方ないんだけど(苦笑)。 だったら、それ以外の人脈くらい健やかに保てよ(-。-) ぼそっ・・・・と自分にも言いたいが、 如何せん、そんな調節が自らできるんだったら、こうまでにはなってないんじゃ・・・・?と 思うところも多々あるんで、あんまり掘り下げるのはよして、 頭の上を、ハリケーンでもサイクロンでもブリザードでも、何でも通っていくがいいさ( ̄^ ̄)と 極論、自分が一番脳天気なアサミンジャー なのでありましたとさ♪
雨ニモマケズ 風ニモマケズ 雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ 慾ハナク 決シテ瞋ラズ イツモシヅカニワラツテイル 一日ニ玄米四合ト 味噌ト少シノ野菜ヲタベ アラユルコトヲ ジブンヲカンジョウニ入レズニ ヨクミキキシワカリ ソシテワスレズ 野原ノ松ノ林ノ蔭ノ 小サナ萱ブキ小屋ニイテ 東ニ病気ノ子供アレバ 行ツテ看病シテヤリ 西ニ疲レタ母アレバ 行ツテソノ稲ノ束ヲ負ヒ 南ニ死ニソウナ人アレバ 行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ 北ニケンクワヤソシヨウガアレバ ツマラナイカラヤメロトイヒ ヒデリノトキハナミダヲナガシ サムサノナツハオロオロアルキ ミンナニデクノボートヨバレ ホメラレモセズ クニモサレズ サウイウモノニ ワタシハナリタイ 小学4年だったか5年だったか・・・・あたくしの暗記力が絶好調だったのは丁度その時期で、 百人一首の百首全てを覚えたのもこの時期。コレは小学5年の時の担任の先生に勧められたのだった。 そして、確か山賊 に宮沢賢治 の伝記を読んでいるところを目撃され、その流れから この上の詩を暗誦できるようになっておけ・・・・なんていうお達しが出た。 負けず嫌いのあたくしは、1週間とかけずに、この詩をしっかりと頭に叩き込んだ。 以来、今でも一言一句、違えることなく、暗誦が叶う。 暗誦は叶うが、こんな生き方、出来ようはずもなく、あたくしはいつだって自分を責めるのだ。 大学に入ってから、文芸学科の宮沢賢治研究の授業を選択して、あれこれと食い下がって学んだ。 その中で知ったことだが、この詩は、賢治の遺書みたいなものらしい。 原稿用紙ではなく、手帳のメモの部分に走り書きのように書かれており、 これ以降、一切の作品は残されていない・・・・遺作だ。 この詩を書いた直後、事故で死んだ・・・・そういうふうにも伝えられている。 あたくしの場合は・・・・まぁこんな感じだ。雨にも負けて 風にも負けて 雪にも夏の暑さにも勝てぬ どうしようもなさ 貪欲で 怒りは押し殺すもの 静かに笑う振りだけはできる 1日に食パン1枚と 薬だけは欠かさず摂取 あらゆることを 自分を地軸に考えて よく見聞きしわかるが すぐに忘れる インターネットの小波の隅の 小さなレンタルサーバにいて 東に病気の子供あれば 見守ることも儘ならず 西に疲れた母あれば 行かずとも電話くらいはしてやり 南に死にそうな人あれば 行かずとも手を合わせる準備だけはし 北にケンカや訴訟があれば 面白いから火に油を注ぎ 男旱でも泣くようなことはなく 冷夏が来ればはしゃいでみたり 皆に「根無し草」と呼ばれちゃったり 褒められるけど 鬱陶しがられたり・・・・ そういう者にだけは なりたくなかったのになぁ 賢治の研究をしているうちに、あの詩の内容が「そういうふうに生きてこられなかった自責」であると知り、 彼の恐ろしいほどのポエジーの力強さが、途端脅威に思われて、しばらく宮沢賢治から離れた。 あたくしは、現在進行形で生きているので、まだこの詩の内容はいくらでも書き換えることができるが、 理想としては、謙っても遜っても、賢治未満の自尊心が保てればいいなぁ・・・・それだけ。 ここ、岐阜県西濃地方は、本日の台風の影響をモロに受けまして、 とんでもない状態になっています。明日の朝までに400ミリは降るそうな・・・・くわばらくわばら。 こんな日に限ってぷよ2 は何と、夜勤で、さっき出て行ったものの、 駅に到着した途端、東海道本線がストップしてしまったらしく、今、大垣駅で足止めを喰らっている。 多分・・・・名古屋まで出るのに、あと2時間はかかるだろう。 夕方、4時を過ぎれば、何とかこの暴風も治まると思うのだが、大垣駅は人でごった返しているらしい。 あんな小さくて狭い駅なのに、機能が止まると結構、不便なのね・・・・。 気圧の変化が目まぐるしい時は、どうしようもないので、布団をかぶって大人しくしているしかないのです。 さっきからテレビを某国営放送にして、ずっと情報を追っているのですが、 中心気圧978hPaって・・・・( ̄∇ ̄;) 生きていけない、あたくし( ̄∇ ̄;) そんな弱音を、あの詩に込められなかった後悔ごと、風が全てを吹き飛ばしてくれますように。 どっどど どどうど どどうど どうど・・・・。
2004年06月20日(日)
高口を読むっっ!!!
「っっ!!!」とつけたのは、そんくらい、気合が要るってことで 普段、絶対に嘔吐できない体になっているのに、こう、内側からジワジワと嫌なものがこみあげてくるのを グッと堪えながら読む、いうなら、嫌な種類の漫画・・・・「花のあすか組 外伝」 。。。。 本編の方は別にどうってことないの。 少し枠からはみ出て生きることを選んだ、普通の中学生が、 あんまり世間では吐かないようなせりふを吐きながら、わざと「争いごと」の中に飛び込んで、 自分を磨くために、強くなるために、「命」と「力」の本当の意味を見出すために、 小さな街の片隅で、日々抗争に明け暮れする・・・・まぁ如何にもあたくしの好きそうな話なんだけど コレが外伝となると、ちょいと話は別で、いい大人が、「生の命題」を突きつけられているようで、 しかも、自分がもう少しどちらかの方向にずれ込んでいたら、確実にここら登場人物のようになる、 そんな確信が心のどっかにあって、コレを読むと、主人公が嘔吐する瞬間に自分までもが 本当に吐きたい気持ちになる。 主人公は中学1年の少女・・・・後に、2年3年と進級して物語は進むのだが、 外伝では、13歳にまで遡ったところに焦点を当て、後に世間でも頻発することになるであろう ODやリストカット、不登校の本当の理由、「いい子」から脱却するために背負わなければならない負荷、 痛いと「感じる」ということ、本当の意味での裏切り、大人への不信感・・・・ そんなことが、びっしりと描いてある。 まだ、それらが社会現象になっていなかった頃の作品だというのに、本当によく描けている。 主人公は、本編では「あすか」だけだが、外伝では様々な人物に焦点が当てられている。 少女特有の悩みが羅列してある。 しかしそれは本当に、少女期だけのものだろうか・・・・?と、疑問に思うことがある。 少女特有の世渡りの仕方や規律なども羅列してある。 しかしそれも本当に、少女期だけのものだろうか・・・・?と、これもまた疑問なところだ。 13歳の脆さは、言い換えれば、そのまま13歳の本能であり能力。 クレバーな頭の回転は見せないが、妙に勘が鋭い・・・・時に真実を見抜く。 脆さと紙一重のところに残虐性があって、その両方を自覚すると、滅法強くなる。 オンナはみんな通ってきた道だから、改めてその通過儀礼的なことを思い出すと、吐き気がするのかも。 あたくしの13歳は・・・・今から思うと、その吐き気をどんなに上手く誤魔化したか、 それの凝縮版の気がする。 コイツを読んでいると、確かに吐き気がするんだけど、少女時代なりの真実がズバリと描いてあるから、 何度も読んでしまうのかもしれない。 読んでも何も感じない人もいるだろうが、あたくしにとっては、未だかつてこの作品が 色々な意味で以って「グロテスク」なのだ。 過ぎたバイオレンスシーンより、サイコ的怖さより、現実味があるから「グロテスク」。 このテの作品を読んでいれば少なくとも、人に殴られれば痛い、殴った方も痛い、 況してや、刃物で切りつけた時どんな痛みや苦しみがあるのか、 或いはそれを他人に向かってしてもいい行為なのか否か、一発で理解できると思う。 リストカット、アームカットなどで自傷行為をしている人たちの傷は痛々しいが、 いずれその傷から流れる血は止まると知っていて切る。そういう保険を知っているから切ることが出来る。 ただ、本当に苦しくて、息をしているのも嫌で、絶とう・・・・そういう気持ちで切った時、 血が止まってしまうのは、本当に気が狂いそうになるほどに、恐ろしいことなんだ。 13歳の少女は、死ねると思って切ってしまうわけだが、血は結局止まってしまう。 無器用に正義を見出そうとすると、アウトサイダーになる。 人も殴らねばならない。 自分も殴らねばならない。 拒否反応で吐く。 そこから自立していく様は美しいが、同時に物理的な痛みを伴う。 少女時代特有の社会の構図は、今や、そのまま大人の世界でも通用すると思う。 ただ・・・・。 今や、本当に自立した美しい大人が少ないので、彼女たちの抗争がキラキラして見える。 あたくしも自立したい・・・・そう願い続けて、もう20年以上経ってしまった。 無器用なアウトサイダーでもいいから、自立を自覚できたら、 生き難いかもしれないけれど、自分を許せそうな気がする・・・・。 台風が近づいております。 あたくしの顔は土色です( ̄∇ ̄;)
2004年06月19日(土)
大好きなあの人のイラスト集/懐かしい匂いのする新刊
この間、美容院でカラーを済ませた後、少しだけ本屋を覗いた。 図書券があったので、衝動買いで、矢沢あい大先生の「NANA」 のイラスト集を 何の迷いもなく買ってしまった( ̄∇ ̄;) 熱狂的矢沢教信者(永ちゃんの方ではない(爆))としては、もっと昔の・・・・線が物凄く繊細で 主人公の涙が痛々しいくらいの描写をしている頃の作品が好きだったりするんだけど、 あんまり深く語ると、本当に年齢詐称と思われてしまうので、やめとく(笑)。 ただ、今、「NANA」 「パラキス」 にどっぷりの若者たちよ・・・・一度でいいから、「エスケープ」 あたりの話を読んでみるべし( ̄^ ̄) 多分、あなた方の感覚では、謎めいた部分も多かろうと思うのですが、主人公たちの真髄は、 ナナもハチも紫も実和子も、みんな昔のキャラクターとそう変わんないですから。 ただ、時代とともに、表出する何かが違ってくる・・・・というだけで、絶対に楽しめると思うから。 そんなこんなで、日に日に矢沢ワールドが少女世代の中に浸透しつつある今日この頃・・・・。 矢沢で育ったあたくしは、今尚連載中の作品のイラスト集なんか買ってしまったわけだけど これは、何かの「証」みたいなもので、例えば最初のコミック、「15年目」 を読んで育った年代も 今連載中のものをリアルタイムで読んでいる年代も、違うのはファッションと携帯の有無くらいで それらを取り払った、核の部分ってあんまり変わらないと信じているんだ。 高校時代、丁度「マリンブルーの風に抱かれて」 の連載真っ只中で、 よく、授業中に回し読みしたものだ(爆)。 矢沢コミックの提供者はあたくしで、この他に同時巡回していたのは、「B.B.B」 (ばっくれ・・・・)とか「ナチュラル」 とか「ロンタイ・ベイベー」 などなど 嗜好の違う作品が、それぞれの提供者の手から離れて、教室のあちこちで、 特に数学や生物の時間に読まれていた(爆笑)。 高口作品(あすか組とかロンタイとか)は直撃世代ではないものの、あの世代の丁度末端にいる・・・・ ということで、うちらの間では何気に人気があった。 まだ、制服のスカートをどれだけ長く出来るか!? というのに挑戦していた最後の時代、というわけ。 で、だ。 今でこそ、矢沢作品にはそれら、昔の名残の改造制服モノは出てこないものの、 昔は作者自身が制服改造派で頑張った口らしく(どこで仕入れてきたんだ、そんなネタ) 当初の登場人物たちは、どんなにいい子ちゃんでも、結構頑張った格好をしていた。 今、制服といえば、どの学校もスカートが短くて、ブレザー形式が多いけれど 15~20年前といえば、くるぶし丈のスカートは当たり前(苦笑)。 ボックスプリーツの学校の子なんか、プリーツを半分くらいまで縫い付けて、 プリーツスカートをタイトスカートに改造するという、手の込んだ荒業を披露する輩もいたほどだ(爆)。 今の矢沢作品を見ていると、どの子もみんな可愛くてお洒落な格好をしているけれど、 風刺というか、コレが現代の事情なんだな・・・・と容易に汲み取れる。 矢沢大先生は、世に流出すべき影響と実情の狭間を描くのが本当に上手い。 こんな格好をしている子がその辺にゴロゴロいるとは思えないけれど、いずれ、 コレとよく似た格好をした子が田舎にも現れるに違いない・・・・都会では当たり前・・・・ みたいな微妙な狭間だ。 最近では、めっきり「りぼん」で作品を発表しなくなってしまったけれど、 ま、これは「りぼん」に限って言えた話ではなく、「ジャンプ」もまた然りで、 要するに「S英社」の少年・少女誌の編集部が少しずつえげつなくなってきた・・・・ってことで。 残念なことだが、これも読者の需要と編集部からの供給のバランスを俯瞰視すれば 仕方のないことなのかもしれない。 作品や作者が流動的であるのは極々当然なことなのかもしれないが、 「大家」と呼ばれし漫画家たちが、古巣に見切りをつけて、どんどん離れるあの有様は、 我々に夢を与え続けてくれた人々が、奇妙なほどに人間臭く見えてしまう瞬間でもあり、 移籍後、きちんとした作品を発表しているのを垣間見たりすると、 驕りとかそういうのではなくて、結局、住みにくくなった川から離れる魚と一緒だった・・・・ という、あんまり信じたくない「現実」がそこにあるだけ。 出版界が荒波に揉まれているのは先刻承知だが、「温故知新」 の「温故」の部分が 欠落したばっかりに起きた結果・・・・のような気がして、気分は複雑だ。 まぁ、あたくしなどにしてみれば、住み心地のいい場所で、安定した作品提供が出来るのであれば、 プロとして、こんなにいいことはない♪ と反面では思っているのではあるが・・・・(苦笑)。 そもそも、この「昔」って、いつ時代だよっ??という突っ込みはナシで( ̄∇ ̄;) 実際、あたくしはその値段で買ってましたから(爆)。 コミック1冊買うにも、子供たちのお小遣い事情を考えると、結構大変よね・・・・ なぁんて、アサミンジャー は思いつつ、BOOK ●FFをオススメします(爆笑)♪ さて・・・・。漫画の話はさておき。 このイラスト集をレジに持っていくその道中で、物凄く主張の強い、熱いタイトルの新刊を発見。 その名も、「二時間目 国語」 。 何で二時間目やねん!? 「国語」だけでは確かにパンチがないけれども、 「二時間目」をつけるだけで、こんなにイメージが変わるのか!? そいで、内容はっ!? と、ついつい、そのタイトルに負けて、その本を手にとってしまった(笑)。 目次の羅列を見て、新刊だというのにこの懐かしさは一体何なんだ・・・・?「スーホの白い馬」 「スイミー」 「注文の多い料理店」 「ごん狐」 「こころ」 「高瀬舟」 「月に吠える」 「檸檬」 「大造じいさんとガン」 エトセトラエトセトラ・・・・ ぜ~んぶ、昔、教科書で見た作品ばっかり!!(「盆土産」がないのが非常に惜しい(爆)) 最近、教科書掲載作品については、この日記にも少しずつ書いてきて、 新聞にもその傾向等が分析発表されていたので、それについては触れていきたいと思っていたけれど、 この「二時間目 国語」 ・・・・正に他人の褌で相撲をとる著書で(爆) これほどに、大人たちの心をくすぐるものはなく、またこれほどに編纂がラクな書籍はない。 少し前、「声に出して読みたい日本語」 という本が空前の大ヒットになったけれど、 あれを編纂した、明治大学の先生は、あれこれと試行錯誤の上、本当に音として響きのいい日本語、 流れとして美しい日本語、また、文字から伝わってくる何かがある日本語を随分と研究されて、 抜粋編纂にかなりの時間をおかけになり、実際、子供たちに寿限無を暗誦させたり 声を出すことにどれだけの効果があるかをじっくりと現場に出て研究なさった上で あの本の刊行に至った。 そうしたら物凄い反響があって「パート2」、三色ボールペンを使った読み下す力を育むバージョン、等々 次々と新しいものが出ては、飛ぶように売れた。 また、コレに便乗するように、民話を方言のまま読み下すものや、 斉藤先生の手柄を横取りするように、「懐かしい物語」系を滅多やたらにかき集めて作った本などが 次々と出て、遂には書店に「国語コーナー」なる一角を作り上げるほどの新ジャンルとして ガッツリと定着してしまった。 あたくしは、斉藤先生の成果はとっても認めているけれど、コレに便乗してしまった その他の朗読系書籍には見向きもしていない。 が・・・・。「二時間目 国語」 にだけはやられてしまった(苦笑)。 巻頭は、あの大詩人・谷川俊太郎氏の「朝のリレー」 であった。 実は、谷川俊太郎氏の詩は、あちこちで触れる機会があり、かの大学受験でも、 即興演技の下りで、谷川氏の詩を渡され、それを読んで想像されるシーンを2人で作れ・・・・という 大学受験にしては異色の課題が実技試験で出されたのであった。 確か・・・・題名は「瀬戸大橋に寄せる」 だったかなぁ・・・・。 試験でどんなことをやったかというのは刻銘に覚えているのだけど、詩の事細かな内容は 本当に印象が薄くなってしまって・・・・作者先生には申し訳ないが、夕暮れ時の母と子のやりとりが 目に浮かんだ・・・・以外、何も覚えていない。どんな言葉が使ってあったか、 どんな表現がその時、胸を貫いたか、そういう肝心な部分が全く思い出せない。 ただ、瀬戸大橋という自分の地元ではない「場所」というのを的確に表現することに 頭も体も傾けすぎてしまったこと、そして、あたくしと一緒に組んだ子は、 この試験で落とされてしまったこと、このことくらいしか甦ってこないのであった。 コレとは逆に、「朝のリレー」 は題名そのものを忘れていたのだが、 その冒頭を見た瞬間に、それこそ暗誦も叶うほどに「あっっ!!!」 と電光石火に思い出した。 カムチャツカの若者が きりんの夢を見ているとき メキシコの娘は 朝もやの中でバスを待っている ニューヨークの少女が ほほえみながら寝がえりをうつとき ローマの少年は 柱頭を染める朝陽にウインクする この地球では いつもどこかで朝がはじまっている ぼくらは朝をリレーするのだ 経度から経度へと そうしていわば交替で地球を守る 眠る前のひととき耳をすますと どこか遠くで目覚時計のベルが鳴ってる それはあなたの送った朝を 誰かがしっかりと受けとめた証拠なのだ 中学1年生の国語の授業、最初にやったのは、この谷川俊太郎氏の「朝のリレー」 に間違いない。 メキシコやニューヨーク、ローマが大体どんなところなのか・・・・というのは 発想が貧困でもそのお国柄から何となく想像がついたが、 詩の冒頭、「カムチャツカ」が一体どんなところで、どうしてそこに住んでいる若者が 「きりんの夢」を見ているのか、それを学ぶ行程で、そうか・・・・カムチャツカというのは寒い処で きりんなどには会えない環境なんだな・・・・などということや、国語の時間なのに 大きな大きな世界地図を持参でやってきた先生が、「ここがカムチャッカ半島です。」 と説明してくれた そんな細かいことまで全て思い出した。 国語の授業の間は、この詩の本当の意味なんてわからなかったけれども、 今読んでみると、実にスケールが大きくて、雄大で、温かい詩だよなぁ・・・・なんてことを思う。 それと同時に、その当時はなかなかわかろうとしても詰め込み気味になってしまっていた「勉強」の「国語」 だったのが、ちゃんとひとつの文芸作品としてじわりじわりとしみこんでくる。「スイミー」 の翻訳も、我々は谷川氏のもので慣れ親しんでいる。「スーホの白い馬」 同様、小学2年生の時の国語の授業の様子がまるで昨日のことのように甦ってくる。 この本は買わなかった。 何故なら、それぞれの作品の冒頭部分を少し読んだだけで、その当時のことのほとんどが 鮮明に甦り、再読する必要がなくなってしまったからだ。 あたくしの成績は、主に国語で底上げされていたようなもので、 国語の分野で苦手だったのは、主に「説明文」と呼ばれるものと、「読書感想文」。 あとは、ほとんどオールラウンダーでこなした。特に中学までは、国語で退屈したことがなかったし、 数学よりも満点がとるのが難しいといわれている国語の考査で、ほぼ満点に近い点数をたたき出したり、 学年ほとんど全滅だった補助問題を一人だけ正解したり・・・・と、喰らい付き様もハンパではなかった。 その代わり、一般論を求められる模擬試験などでは、あたくしの非凡さはかなりな勢いで否定され、 まぁ、そうこうしているうちに、模試で点数が安定して取れない国語に足を引っ張られ、 志望校を変えたくらいなんだけど( ̄∇ ̄;) 高校に入ってからも、国語では絶対に退屈しなかったけれども、 古文だの漢文だのが進入してきて、そもそも漢文なんて、ホントに国語かいな?? と、些か疑問だったものの、考査には出るので、いやいや勉強していた(苦笑)。 ただ、主に現代文や近代文学史を教えてくれていた先生が、本当に面白い人だったので、 今になっても、いらんことまで、よく覚えているので始末に終えない(笑)。 人間、多感な時期に刷り込まれた色んなことって、本当に良く覚えているものなんだなぁ・・・・ と感心した。 何にせよ、昨今、国語教育が何たるかという見直しがされているけれども、 要するに、大人になってからでも、少し冒頭部分に触れれば「あ♪」と物語そのものを思い出せるような そういう教育ならば、文献が何であろうが、形式が何であろうが、あたくしは間違いはないと思っている。 朗読を避けたがる学校もあるそうだけど、朗読の正しい方法を教えられる教諭に恵まれていないだけで、 大人たちが勉強をしようと思えば、もっともっと国語教育は奥の深いものになると思うし、 文部科学省が提示している「達成目標」みたいなものに到達しなくても、 その文献に持つ思いは人それぞれなので、そういうものを引き出せたなら、それでいいじゃん♪ とか、あたくしは短絡的に思ってしまう。 だって、そこに「感情」が何かしら生まれたのであれば、それは立派な成果だと思うから。 上手に表出させることが出来るか否かについては、個人差はあると思うけれど、 国語の教育はもっと柔和で、大人たちがボーダーを引くようなそんな生易しいものではないと思うのだ。 漢字を書いたり読んだり・・・・というのは決定的な暗記力と、使用能力にかかってくるが、 情緒を育むといった点や、残された文献から何かを拾う・・・・という作業は、もっと柔らかいもののはずだ。 長いスパンをかけて、繰り返し声に出して読んだり、目で触れるだけでも、 本当は十分に「国語」 の授業をまっとうできているはずなんだ。 文科省は焦りすぎなのかな・・・・? 国語力が乏しくなっていると言われて久しいが、昔のやり方のままでも、 例えば、文献を覚えている・・・・という成果が大人になっても残り続けるから、 下手に改善を見込むよりも、地道な指導の努力、要は教師の手腕にかかってきているのかもしれない。 最近の調査によれば、義務教育の間で、教師が一番教えるのが難しいと思っている教科は、「国語」 なんだそうだ。 日本の大人たちよ・・・・こんなことでどうする!? 子供たちの国語力の低下は、大人たちが真剣でない証拠。 頑張るのは、大人たちなんだよ・・・・。
ウェディングドレスといえば「白」 だ。誰もが信じて疑わない。 しかし、その材質、デザイン、価格、着心地、その他諸々の要素を併せ考えると、 幾万通りのドレスが存在することになる・・・・なぁんてことを思い知った。 恐ろしいですよ、ホント・・・・ブライダル産業の一端を担うドレス業界というのは、 価格があってないようなもの(苦笑)、加えて、今日出かけたような 某有名日本人ウェディングドレスデザイナーのショップともなると、明らかに 日本という国の結婚の風習をガッツリ意識していて、目移りもするが、その分疲れる( ̄∇ ̄;) しかし思った。 この白いドレスは、自分のためじゃなくて、明らかに親のために着るんだなぁ・・・・ということ。 勿論、スポンサーは親なので、親の意向というのを重視しなければならないんだけど、 着たくもないデザイン、着たくもない絶妙な色合い、着たくもない趣向の施されたドレス・・・・というのは、 いくら、着るもので自分を演出する仕事をしてきたからといっても、若干の無理が生じる(笑)。「白」 以外なら、それこそ何色でもガッツリ着こなせる自信がある。 特に、このようなフォーマルな衣服になると、色目の主張が強い、柄やデザインの偏ったもの、 また、タイトであればあるほど何色にでも自分を調和させる絶対の自信があったのだ。 しかし・・・・「白」 って・・・・本当に難しいんだなぁ。 それが今日、嫌ってほどわかった(苦笑)。 マーメイドスタイルのものを2着、ストレートラインのものを3着、そしてカクテルドレスを1着 計6着試着した。 試着の介添えをしてくださるスタッフの方々が、「姿勢がいいですねぇ・・・・♪ ドレスがとっても映えますよ♪」 なんてことを言ってくれたが、コレは長年培われた職業病みたいなものなので、 フォーマルな衣服になればなるほど、上半身の誤魔化しがきかないということがわかっているので 自然と背筋が伸びてしまうのだ。 裏を返せば、そうしないと自分の粗が自分の目に付いてしまって、物凄い自己嫌悪に陥るので、 それだけは避けねばということで、こういった大掛かりなドレスや、ヒールの高さを要求されるような服、 あと、和服の着用の際は、その粗が絶対に目立たないように、多少着崩れるようなことがあっても その着崩れが絶対に目立たないように、絶対の自信で以ってそこに存在し続ける「ハッタリ」が あたくしの強みだったりしたんだけど・・・・。白は難し~よ~!! ホント、世の既婚女性たちは、このような洗礼を受けながら、挙式に挑むのかと思うと、 よっぽどドレスとの巡りあわせが良かったか、物凄い気に入ったものがあったか、 多少妥協をしたかのどれかだろう。 この歳になって、「白」 のフォーマルがこんなに難しいなんて、思ってもみなかった。 不運か、現役バリバリ時代、ひょっとしたらウェディングドレスを着る役も・・・・なんて可能性も ゼロではなかったが、あたくしが純白の衣裳を着たのはたった1回。。。。 しかも、あれはフォーマルのようでそうではなく、例えばアメリカの少女がダンスパーティに デビューする・・・・なんていうシチュエイションだったから、膝下丈くらいのワンピースだったし いくらなんでも、今はそんな少女の役ができる年頃でもなく・・・・( ̄∇ ̄;) とにかくっっ!!「白いドレス」 の脅威に圧倒されて帰ってきたのです(爆)。 全く同じ色を着て、3時間の舞台に挑んだ経験もあり、似合わないわけがない( ̄^ ̄) という絶対の自信があったが、このドレスを着て出ていった瞬間、思惑通り、サヨコ がハマった。「うっわ~♪ まるであの時のドレスみたいじゃないの!! よりゴージャス♪ 彷彿とさせるわねぇ・・・・(しみじみ)」 「なぁんてことを言うんじゃないかと思ってたわ(笑)」 「あんた、やっぱりカクテルドレスも着たほうがいいわよっ!! コレしか見てないけど、このハマり具合は・・・・(しみじみ)」 「でも、あたし、自前で似た色持ってるよ?」 「2次会でそっちを着ればいいじゃない♪」 余分に衣裳代をかけるほど、あたくしにはお金はありませんことよ( ̄^ ̄) それはサヨコ が一番良くわかってることと思いますけど(笑)。 それでもコレが親孝行になるのであれば、あたくしはこのドレスだけは堂々と着るだろう。 ただ・・・・。「白」 は自信ねぇ・・・・(-。-) ぼそっ(苦笑)。 マーメイドスタイルのものがどうしても着たくて、最初に着せてもらったものを あたくしはそれなりに気に入って、価格も、見積もりを出してもらった時よりか 数万円安かったものだから、「おぉっ♪」と思って、半分そっちに気持ちが揺らいでいたのだけど、 待ったをかけたのはサヨコ だった。「この、ストレートラインのも見てみたいわぁ♪」 なんて言うもんだから、そっち方向にもってかれて、実はサヨコ が一番気に入ったヤツは あたくしが一番避けたいものであった(爆)。 逆に、あたくしが心惹かれたヤツは、サヨコ はあんまりお気に召さないらしく、 初回の試着会は、見事に意見が決裂して、それでも両者2番手のものは同じだったので、 そっちを仮押さえして帰ってきた。 まぁ、とりあえず、チュール使用のAラインの「白」 を無理矢理着せられなかっただけでも良かった(笑)。 多分、悲劇の度合いが強すぎて、2~3日、立ち直れそうにない(爆笑)。「そこそこ身長もおありですから、どんなデザインも大丈夫ですよ。 マーメイドやストレートは、着たいと思っても着られない人が多いですし、 それに7~9号は一番種類も豊富ですから、ゆっくりじっくりお選びください♪」 店員さんにはそう言われたけれど、あたくしにはもう1つ不安の種があるのである。 それは、新郎・ぷよ2 の仕上がりである(苦笑)。「私のことはともかく・・・・主人がきちんとまとまるかどうか心配なんです(苦笑)。」 「ご主人様、身長はどのくらいなんですか?」「172、3cmくらいかと・・・・」 「でしたら大丈夫ですよ♪ 花嫁さんがヒールを履かれても、 お相手にも同じくらいの高さの靴を御用意しますから♪」「いえ、そうではなくて・・・・横幅の方が( ̄∇ ̄;)」 「大丈夫ですって( ̄^ ̄) 当店の品揃えで入らなかった人はおりません♪ あの『曙』さんにもきちんと対応しましたから♪」「はぁ・・・・。」 確かに曙よりは数段サイズは小さいけれど、問題は、似合うか似合わないかで、 あたくしが目下、非常に心配しているのは、自分のドレスのことよりも、 実はぷよ2 がそれなりの形に収まってくれるか・・・・?というところに集約される。 この日、あたくしは8cmヒールを履いていたけれど、同じように8cmの靴を履かされたぷよ2 は すっ転びやしないかしら・・・・? そんな余計な心配も( ̄∇ ̄;)
アモバン飲むと、翌日、とんでもないことになるというのに、ようやく気付いたアサミンジャー ( ̄∇ ̄;) もっと早く気付けばいいものを・・・・(-。-) ぼそっ そんなわけで、本日行くはずだった式場視察は、急遽、来週に順延。。。。 こんなんで、本番当日、大丈夫なんかいな??といった感じですが、 まぁ、そこはそれ・・・・なるようにしかならんと思い、計画だけは少しずつ立て始めました。 そのうち、全部の薬をゼロに出来るといいんだけど、ここまで増えた薬を 一朝一夕に減らすのはとても困難なことなんだなぁ・・・・ということが身に沁みて沁みて。 顔が土色の花嫁なんて、見てるほうもヤだろうなぁ。 本人が一番きついんだけど(苦笑)。 そんなわけで、あと2kgの減量と、2錠分の減薬をここに誓い、 地獄の三丁目、盛夏を迎えたいと思います(爆)。
地元大手スーパー、バ●ー・・・・。 ここ3週間立て続けに、昔の知人・友人に出くわしている。 言うならば、奇跡的な再会が、バ●ーにおいて集約して起こっている計算になる。 この間の日曜日は、諏訪に行っていたので行けなかったが、その前の日曜日は、中学の頃の学年主任、 そしてその前の日曜日は、トモ くん一家。 そして今日。今週分の買出しに行ってきたんだけども・・・・。 この同級生。 正に生粋の同級生(爆)。 まぁ、今回、本人に会ったわけじゃないんだけど、ある意味で本人以上にゆかりの深い人かもしれない。 なぜならば、この同級生・・・・まぁ、仮にユキオ としておこう。 初めて集団生活を送ることとなった保育園のクラスで同じ、そして翌年の年長のクラスでも同じ、 小学校は、3~6年まで同じクラス。中学では同じクラスにこそならないものの、 彼もまた、サミットクラスの常連で、何かと顔を合わせる機会の多い人間であった。 学年が上がるにつれ、あたくしとユキオ の仲は疎遠になっていったが、 実は、高校受験のドンヅマリになって、つまるところ、3月の願書最終変更の日に、 一緒の高校を受験するということがわかって、またかなりの因縁だなぁ・・・・と思ったのである。 高校では1度も同じクラスにならず、加えて、進路も違ったし、交友関係も全く別だったので、 彼がどんなふうになっていったのか、最終的には見届けていないものの、ユキオ は進学校に来たにも拘らず、進学せずに、就職していった変わり者ではあった。 一度は、学区内トップのハイレベルな進学校に願書を出しているにも拘らず、 ふたを開ければ、同じ高校。 昔から頭が良くて、リーダーシップがあり、加えてスポーツも万能、何やらせても目立っていたので 女の子には常によくモテていた。どの時期も、常に誰かとの噂が囁かれ、 どの時期も、常に「ユキオのことが好き♪」 という女の子が、周りに少なく見積もって5人くらいはいた。 あたくしの交友関係だけで5人なのだから、温床はもっと広く深かったかもしれない。 とにかく、ユキオ はまるで、少女漫画に出てくるような、ヒーローを地でいくような そんな少年だった(爆)。 あたくしはというと・・・・。 4~5歳のころならまだしも、だんだんユキオ の素性がわかってくると、 ・・・・おのれ、コイツ、またオイシイとこだけ持っていって後の仕事は押し付けやがる気だな?? ・・・・っつうか、カッコイイのを自覚して何様のつもりだ?(-。-) ぼそっ的な感情しかわかず、 同じヤードに立って仕事をするにしても、何かとぶつかる事が多いのであった(爆)。ユキオ と同じクラスになると、同じ時期に学級委員をやるハメにも多く遭遇し、 倍、働かなければならない・・・・そんな目にも遭ってきたからだ(苦笑)。 こっちも、必要以上に男勝りな時期が長く、恋だ男だとうつつを抜かしていると、 あっという間に足元を掬われかねない状況下にいたので、別の人ならともかく、ユキオ こそないな・・・・と思っていた。 同じような長いつきあいで、トモ くんがいるけれど、彼は大人になってからも そして中学在学中でも、何だか他の子と空気が違って、明らかに同世代とは異次元な人だったので 保育園からの仲とはいえ、ちょっと違うんだけど、ユキオ はわかりやすくいうと、その世代に応じた適応力に物凄く優れていて、 自分が小学生ならば、小学生女子のウケがいいような趣味、 中学生ならば、中学生女子にウケがいいような嗜好、 高校生ならば、もはやオールラウンダーとも呼べるような方向性を確実に見出している、 そういう少年だったのだ。 一方、トモ くんも、統率力や学力にも恵まれている上、 体格や運動神経も群を抜いて良く、オマケに実家は金持ちで地元の名士ときているんだけど、ユキオ ほどの人気はなかった。 なぜならば、彼にはもう彼なりの方向性があり、高校生や大人の社会でなら何とか通用する、 少し個性的なところがあったため、次点以下の人気に留まったものと思われる。 顔は・・・・お世辞にもトモ くんが上、とはいえないがユキオ よりも整った男子は、いつの時代もいたように思われる。 だが、総合的に評価が高いユキオ は本当に不自由していないように見えた。 高校を卒業して、程なく、同じ高校の女の子と結婚した・・・・なんていう話を聞いた。おじょ~ とその奥さんが仲良しだったので、入ってきた情報だ。 意外といえば意外、やっぱりといえばやっぱり・・・・ケンカの絶えない仲らしく、 高校時代の交際からそのまま結婚した彼らは、ハタから見ていて少々危なっかしい。 いいお手本が近くにあったので、周辺の人間たちは挙って婚期を遅らせた(爆)。ユキオ が絡むとすぐに公認になるほどに、彼が誰かとつきあいだすと 何らかの形で情報が入ったのだけど、まさか、高校時代につきあっていたあの彼女と結婚するとは あたくしの予想を超えた出来事であった。 後しばらく、思いっきり遊ぶに違いない・・・・と勝手に推測していただけに、 嗚呼・・・・子供が出来るって凄いんだなぁ・・・・と、わけのわからない感心をしていた( ̄∇ ̄;) ま、この件についてはトモ くんにも同様のコメントをつけることが出来るのだけど(爆笑)。 アイツはあたくしの目の前で「遊ぶぞ~!」と断言していただけに、23歳で父親になるこの顛末は もう笑うしかなかった( ̄∇ ̄;)ユキオ の話に戻るか(笑)。 それにしてもあれだけ長い間、一緒にいたというのに、あたくしは彼の一切をあまり知らない。 いつしか相対的な目線でしか彼を見ることがなくなった。 出会ったのがあんまりにも早すぎて、逆によくわかんないコトだらけなのだ。サヨコ の話によれば、あたくしが幼少の頃、保育園から帰ってくると 必ずユキオ の話をしたらしい。 どんな遊びをしただとか、いじめられたとか、そりゃもう色々。 それがいつしかなくなって、彼の話題は愚痴へと変わっていった(笑)。 まぁ、あのオトコときたら、あたくしが言うのもなんだが本当に外面が良くて、要領も良くて、 何にせよ、世渡り上手的なところがあり、人生の機微たるやはわかっていなさそうなものの 子供の時から、本当に上手く生きている・・・・そんな感じだったので、あたくしの神経を常々、 逆立てさせていた存在でもあったのだ。 多分なぁ・・・・初めて出会った頃は・・・・っていっても4歳なんだけど(爆)、あたくしもユキオ の事を好意的に見ていて、好きだったのかもしれない。 がっ!!! そこから削ぎ落とされていく「何か」の量があまりにも多すぎて、早い時期に、 あっという間に幻滅したのかも。 初恋だの幼馴染だのって不毛だというが、不毛の原因たるやを解明できた気がする(爆笑)。 相対的にしか見られず、絶対的な評価を下すとなると御免被りたい、そんな彼だが、 いつだったか、すごく優しい一面を垣間見たことがあった。 小学生だったか中学に入ってからだったかは忘れたが、 個人懇談とか三者面談、あと家庭訪問といった行事の際に、家の人の事情もあるからと 予め先生から、希望の日時などを調査されるのであるが、その時、彼は誰よりも早くに手を挙げて、「出来るだけ、水曜日にしてください!」 と元気よく言ったのである。 水曜日・・・・それは、彼の母親が働いているスーパーの定休日。 水曜日だけは、母親が一日中、家にいる日。 しかし彼は、別段、不憫さを醸し出しているわけでもなく、いつも明るく元気だ。 やんちゃなくらいだったが、こういう時にふっと見せる、母親に対しての優しさは、 彼がかなり成長した後でも、よく垣間見る光景ではあった。 彼のお母さんがそのスーパーで働いている・・・・というのは、近所の子たちには有名な話だったが 水曜日イコール・・・・と直結して考えられる子はまだいなかったと思う。 今から思うと、多少なりとも虚勢を張ったりして、きっと我慢を重ね、 踏ん張りどころを見せなければ、脆く崩れていくようなそんな少年だったかもしれない。 今、そういう少年を見たらきっと、あたくしも可愛いと思う。健気だと思う。 しかし、あまりに近すぎて、それが麻痺してわからなくなってしまっていたのだ。 まぁ・・・・それ以前に、彼の人間性たるやを眺めるのを放棄してしまうくらいにユキオ という少年は、ある種、厄介で、 あたくしはそもそも、そういう人にあんまり関りあいを持ちたくなかったので尚更かもしれない( ̄∇ ̄;) 優等生・スポーツマン・超モテモテオトコは今、結婚して落ち着きはらっているようだ。 彼は、あたくしの変貌を間近で見ていた数少ない人間だが、 決してあたくしの生活には入ってこない、コレもまた稀有な人種であった。 互いに牽制しあっていたのだろうか(笑)。 今となっては笑い話だが、もう少し介入しあっていれば、互いの人生、少しは変わっていたのかなぁ。 彼の母親と道すがら挨拶をして、すっかり変貌を遂げたあたくしに 彼の母親は俄かにあたくしだと気付けなかったようなんだけど、 少しだけ老けた彼のお母さんを見て、今、彼はどうしているのかなぁ・・・・?と、 ちょっとだけノスタルジックになったのでした。 そんなあたくしも・・・・ 目には見えない4歳児からの絆は、意外とな効力をたまに発揮する。 こういうのをシンクロニシティという(爆笑)。←言うわけがない(爆) 次の日曜は、サヨコ が法事のため、このスーパーには行けませんが、 まだまだ面白い再会が待っていそうなので、両眼視力1.2を保持し続けるあたくしは、 安い物を物色しつつ、周囲の人間にも目を凝らし、生活にちょっとした起伏を ネタとして仕入れてこようと思っている(笑)。
2004年06月15日(火)
いい奥さんはおサボリが上手
溜め込んでいた台所の洗い物と洗濯物を一気に片付け、 作り置き用のお茶やコーヒーの仕込みも済ませ、今日洗った洗濯物も既にたたんで、全部収納した。 まだカゴには、1回分くらいの洗濯物が残っているけれど、週末までは天気も崩れないとのことで、 これは明日やることにした。 本当は明日、桂由美のショップに出向き、ウェディングドレスの試着をと思っていたんだけど、 ショップそのものが水曜定休で予約枠が取れず、それを金曜に回してもらう。 八事のレストランで挙式をせずとも、桂由美だけは回っておいても損はないと思い、 木曜には別の式場を視察する予定なんだけど、あえて金曜にしてもらった。 明日は、日曜に出来なかった食糧の買出しと、美容院でカラーリングのリタッチをやってもらう予定。 体力の回復など待っていられない。 天気のいいときにできることを、まとめてちゃっちゃと片付けておかないと、 雨の日のダウンの度合いが違う・・・・と最近悟ったので、まだまだ体力に余裕があるわけではないが 今日も、ヘトヘトの体に鞭打って、とりあえずのところまでは済ませた。 まぁその代わり・・・・朝、どうしても起きられなくて、ぷよ2 の弁当はサボってしまったわけだけど。 夕飯くらいは、形にしないと、そろそろ追い出されるな・・・・(-。-) ぼそっ(爆) あと、明日の弁当はきちんと作らないと、そろそろ三行半だよな・・・・(-。-) ぼそっ(爆笑) 諸先輩方から、「最初に頑張りすぎると、継続が大変よ~♪」 と、当初に警鐘を鳴らしてもらったにも拘らず、このていたらくで、 既に息切れ状態なんだけど(苦笑)、別に特別頑張っているわけではない。 弁当だってありあわせで、加えて言うなら夕飯だってありあわせ(爆)。 はりきって食材を買い込んできて、豪華なディナーよ~♪ なんてことは面倒なので一切しない。 洗濯や掃除も、毎日やっているわけではない。 週に何日か、絶対にダウンする日が来るだろうことを予測して、溜め込んでも大丈夫な量というのを 数週間で把握した。 それでも、ぷよ2 の会社では、あたくしは「いい奥さん」 扱いされているらしく、 弁当&水筒持参の実態は、実は「究極節約術」の成れの果てなんだけど、 男性社員からしてみれば、憧れの「弁当持参」らしい(笑)。 弁当が追いつかない社員さんは、水筒だけでも・・・・と、まねっこ水筒族がここのところ激増したらしく、 思い思いの中身を水筒に入れて、喫煙所や休憩所で、まったりするのが定例になってきたようだ(笑)。 まぁ、家で煮出した麦茶や、インスタントコーヒーを会社に持っていくだけで、 これほどの効果があるとはあたくしも予想していなかったけれど、 家計を圧迫されることを思えば、100倍マシで、このくらいの努力ならば、 ぐうたらのあたくしも出来るよってんで、やってるだけのことで(苦笑)。「いい奥さん」 というよりは、「調子のいい奥さん」 だと思う・・・・┐( ̄∇ ̄)┌オホホ さて。 本日のおサボリポイントだが・・・・。 ダンナをひとり寂しく出社させている(爆)(2ペナ)。 その時点で既に弁当をサボっている(累計3ペナ)。 水筒の中身くらい予め用意しておいてやればよかったのに、それすらも本人にやらせる始末( ̄∇ ̄;) で、冷凍にしたご飯があるので、米を炊く気はない(累計4ペナ)。 2回できたはずの洗濯は1回のみ(累計4.5ペナ)。 まだ夕飯を何にしたものか、全く考えていない( ̄∇ ̄;)(累計5.5ペナ) こうして日記を書いているうちに、何かしら思いつくだろう♪ とか、今はそう考えていても、ぷよ2 お帰りの間際になると、何もかもが面倒になってしまい、 済し崩しに誤魔化す・・・・というのが、まぁここんところの定例でもあって(爆)。 予見できるおサボリを含めると、概算で、大体本日1日限りでも、8ペナくらいは予想される(笑)。 昨日、諏訪から帰ってきて、済し崩しに誤魔化すことで、見事にぷよ2 を納得させてしまったことがある。 ショッピングモールを訪れた時に、洋服を買うお金としてママ さんからいくらか貰っていて、 まぁ、その中できちんと買い物は納められたんだけど、余ったお金は返さずじまい(爆)。 一応、申し出たんだけど、「お小遣いとしてとっときなさい♪」 とのことだったので、まぁ、ありがたく頂くことにした。 その余ったお金は、ぷよ2 の財布の中に入っているんだけど、 帰ってきてから、このやりとり・・・・。「お金、返さんでもよかったの?」 「う~ん・・・・小遣いにしとけって。」 「そう・・・・じゃあ、もらっとこうか。」 「無碍に返すもんでもないしな。」 「じゃあさぁ、ぷよ2先生、それ持っててよ。あと、バスの回数券のお金だけどさぁ、 もしよかったら、その中から出しておいてくれないかなぁ・・・・?」 「おぅ、いいぞ。」 (しめしめ・・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ) 「来月までお小遣い持越しってことで、なくなったらまた補填するからね♪」 「おぅ、それでいいぞ♪」 うまくいきまくり(爆)。 前回のイタリアンレストランで、予想外の出費をしてしまったので、実はキツいんだわ(笑)。 名古屋に行くたびに、彼の実家に寄れば、片道分の交通費は援助してもらえるんだけど、 そう何度も何度も・・・・というわけにはいかない。 そんなわけで、ぷよ2 のこづかいになるはずだったあの余剰金は、 ほとんどが交通費として消えていくんだということを、彼は未だ気付いていない( ̄ー ̄)ニヤリッ ここまで家事をサボっておいて、家計のやりくりまで巧いこと誤魔化すようになると、 自分が本物の主婦になってきた感じがして(笑)、それこそ、2日前とは全く違う ポジティブな感覚で、「挙式もパーティもどっちでもいいや♪」とか思ってしまうのである。 すんごく嫌なケチになるのは、あたくしもちょっとヤだけど、 「使ったつもりで・・・・」 「お金を出したことにして・・・・」 「まぁこの日の食費がまともにかかったことにして・・・・」 と、あれこれ削れるところを削りに削って、自由なお金を捻出するのは、何気に楽しかったりも。 そのうち、もっとサボれるようになって、もっと余裕が出てきて、体力も回復することだろう。 今、1回ずつお休みをもらっている『雑』を休まずに連載し続けることが、 あたくしにとっての目下の目標で、大体、月に1万円くらいずつ自分の懐に入るようにすると、 自由な分量で連載が出来る計算になるので、頑張ってサボろう!! などという、とんでもない計画を掲げているのである(笑)。ぷよ2 はおキラクなもんで、「自分の好きなことをしてればいいからね♪」 と、この状況下でもそんなことを言うんだけど、そもそも、自分の好きなことをやっていたら あっという間に生活が破綻することくらい目に見えているから、あえてしないだけで、 その代償として、あれこれとサボらせてもらっているようなものだ(笑)。 柳刃を研ぐ回数と頻度が、グンと伸びを見せたら、 「そういう覚悟なんだな(゜゜)(。。)(゜゜)(。。)うんうん」 と思っててください(爆笑)。 今週は、わざと自分で忙しく固めましたが、見ててください。 多分、来週は、思いっきしダラダラすることと思います・・・・┐( ̄∇ ̄)┌オホホ
2004年06月14日(月)
諏訪湖畔珍道中 ~アサミンジャー系~
無事、何事もなく、大垣に帰還しました。 体力的には本当にギリギリ限界だったのですが・・・・ さて、この旅にて起きた、珍事並びにバカ丸出しのかき捨て赤っ恥を順に箇条書き(爆)。 何で箇条書きかというと、いちいちそれについて書いていたら、エラーが出るからです(爆笑)。 少しは補足説明をつけますが、普段のアサミンジャー の生活から察するに、 どのような状況であったかを勝手に推察してやってください。① なぜ諏訪にまで来て!? 一家で靴を大量購入(爆)。 とあるショッピングモールを覗きまして、計6足購入。 あたくしも、可愛らしい鼻緒のついた下駄(なぜか下駄)を買ってもらいました♪「夕雅ちゃん、ちょっとおいでおいで♪」 「はーい。」 「ホラ♪ この下駄可愛いでしょう♪ ちょっとはいてみなさいよ~♪」 「あ♪ホント♪ どれどれ・・・・」 「お♪ 似合うぞ~! 買ってけ、買ってけ♪」 「ホントや。似合っとるぞ~♪」 「んじゃ、コレはカゴの中に入れて・・・・。」 音速を超えた決定( ̄∇ ̄;) ・・・・買ってもらいました。 店を後にした車中にて。「やっぱ、娘がおるというのはえぇもんやなぁ♪ じょんじょり(※1)一つ買うのにも、楽しいしハリがある♪」 「ほ~んと♪ まさか諏訪にまで来て、じょんじょりであんなに盛り上がれるとは思わんかったわ。」 え~。解説いたします。 ※1 じょんじょり 草履、サンダルその他、いわゆる「つっかけ」と呼ばれるものの総称。 名古屋弁(?)・・・・岐阜では「じょり」という。 語源は多分、「ぞうり」がなまったものと思われる。 超古典的な遊びに「じょり隠し」というのがあって、子供の頃は誰もがこれやって遊ぶ。 地方によって歌詞は違うものと思われるが、歌を歌いながらそれぞれ片方だけ脱いだ靴を 指し示していき、最後に残った靴の持ち主が鬼になり、残りの人間は制限時間以内に 自分の靴を片方隠し、それを見つけるという「靴のかくれんぼ」が「じょり隠し」 である。 鬼が探している間はケンケンで、「く~つがないから、買っておくれ~♪」 と、 一頻りに叫びながら、疲れるまでやる(爆)。 自分が隠れられない、植木の裏、植え込みの中、果ては屋根の上など、 隠し場所がバラエティに富むのが特徴で、かくれんぼに比べて難易度が高いので、 一発で全部の靴を捜索しつくす子供は皆無に等しかった記憶がある(爆笑)。 東海地方の人間は、普通に「じょり」「じょんじょり」という言葉を使って、 たまに他地方の人間を困らせます(笑)。 さすがに、最近の若者が靴屋で「じょり」「じょんじょり」という言葉を使う光景は見受けられなくなったものの そういう若者らも実は、「じょり隠し」経験者だったりするので、実家に帰れば、 どんなに可愛いミュールやサンダルも、親父の雪駄や下駄、便所スリッパと総称して、 「じょり」「じょんじょり」と呼ばれてしまうものなんである(爆)。② おまいら最低だ!! 女湯から男湯をのぞく!! ぷよ2ママ と一緒に温泉に入っていると、女湯は貸切♪ 男湯もほぼそれに近い状態であったため、女湯から男湯をのぞく(爆)。 ぷよ2パパ から、天井越しの湯水で反撃に遭う(爆笑)。③ ヌシは誰だ? エサを巡って四つ巴攻防戦!! お城のお堀に、鯉、鴨、亀、アヒルと揃っており、手持ちのかっぱエビせんを砕いて、 彼らを餌付けする(笑)。 アヒルが丁度、「よ~く考えよ~♪ お金はだいじだよ~♪」 のCMに登場する、 あの子にそっくりで、妙に感情移入する(笑)。 また、可愛いんだ、コレが。 エサにありつこうと、亀も頑張るが、お堀の水流に流されて、半ば溺れている状態(爆)。 アヒルに蹴られ、鯉に頭を齧られ、散々な目に遭っている亀・・・・。 鴨よりアヒルの方が、情に厚いことが発覚(爆)。④ 手焼煎餅で腹いっぱい(爆) 秋宮の近くのおせんべい屋で、ぬれしみせんやら、ちょっと嗜好の変わった煎餅を これまた大量購入(爆)。 御主人が取っても愛想のいい人で、「今から焼きたてのものを御用意しますよ~♪」 と、 焼きたてのアツアツのおせんべいを振舞ってくれた。 よく考えたら、煎餅の原料って米・・・・( ̄∇ ̄;) 1人1枚食べただけなのに、昼食が午後2時に押すくらい、満たされきった(爆)。 とまぁ、別に諏訪まで来なくても・・・・( ̄∇ ̄;) という感じの珍道中でしたが、楽しかったです。 体力ギリギリの中、蛍も見にいって、この蒸し暑い中、凍え死にそうになりました(爆)。 めちゃくちゃさぶいのっっ!! 1泊2日の旅の中、気温差20度くらいを味わって(笑)、あたくしはヘトヘトです(笑)。 博物館や美術館は、我が家の家族旅行なんかでは絶対にコースに入らないんだけど、 新しい家族にはその嗜好というのがあって、そういう意味では満たされた。ぷよ2 はそういうのに興味がそもそもなさそうで、 今までのデートでも、1回たりとも、そういったところへは行ってない。 志向を変えたければ、別メンバーと出かけた時に満喫するようにしていた。 ガラスの里というところにも出向いて、あれこれと買ってもらいました。 フォトスタンドに、ジュエリーボックス・・・・あと、灰皿(我が家では必要不可欠)。 趣味のいい品々に恵まれて、ホント、ありがたかったです。 コレの他には、今年行なわれた「御柱祭」の名残を散策したり・・・・と、諏訪ならではのところも 巡ったりしたのですが、如何せん、衝撃的な事件は諏訪でなくてもいいんじゃないの・・・・?みたいな ポイントばかりで起こったので、そちらに焦点が合わさった感じになってしまいましたが(笑)。パパ&ママ の言葉にあるとおり、あたくしはどうやら、「嫁」 ではなく「娘」 として迎えられたようで、 息子と出かけても張り合いがなかった買い物に、あたくしはホイホイとついていくので、ママ なんかは特に楽しそう。あたくしは買ってもらうばかりだったんだけど、 そういう意味では親孝行できたのかなぁ? と思えたのでよかった。 あと半月で、入籍してから3ヶ月・・・・なんだけど、嫁じゃなくて娘みたいに扱ってくれる新しい両親は、 自分の伴侶を決める決め手になっただけあって、心強くて頼もしい2人なのでした。 実家では、「娘」としても劣悪な存在なんだけど(爆)。 何も、諏訪まで出かけなくとも、これらのことは満喫できたかもしれないけれど、 まぁ、年に何度もあることではないので、たまにはいいかなぁ・・・・と。 出不精のあたくしを何とか引きずり出してくれるのは、彼らなのかもしれないから。 今週はお天気がしばらくよろしいようなので、ちょっと無理をしてしまうかもしれませんが、 後で調整して、何とでもしたいと思ってます(笑)。 (劣悪ヨメ・・・・ここに極めたり・・・・( ̄∇ ̄;))【私信】 クィーン・マキュ 様。 行きましたよ、ショッピングセンター♪ ただ、例のお店はのぞけなかったので残念です・・・・。 どうやら、あたくしが輿入れした一家は、長野フェチのようですので、 今後も何度か足を運ぶことになると思います^^ いずれ、タイミングが合ったら、またお会いしましょう♪
日曜の朝、諏訪に出かけることになっています。 しかし自信がないのです。 何の自信かって・・・・? ズバリ体力です( ̄∇ ̄;) 温泉宿に1泊する予定なんですが、あたくし、ここ数日、すごい勢いでダウンしていて、 とてもじゃないけれど、旅行を楽しむといった心境じゃないんです。 ハッキリいって、気が重いです・・・・。もうホント、ここだけの話。 いつもより、安定剤を少し多めに飲んだのですが、呼吸が浅くて眠れる気配が一切なく、 起きだしてきて、リンゴ酢を2杯飲みました。まぁ・・・・気休めです。 土曜一日、ほぼダウンしていて、少し体を起こしていられる間に日記を書いたりしてました。 そうしている間に、あたくしの鬼門的季節がやってくるのだなぁと思うと、 不安で、不安で・・・・。 温泉は、ズバリ鬼門です。 体温が軒並み上がるから。。。。 場をしらけさせないように、何とか努力したいんだけど、そもそもインドア派のあたくしに それら努力って一体、何の意味があるっていうのだろう・・・・? ほぼ一日、ずっとダウンしていて、明朝のことがやたらと不安に( ̄∇ ̄;) だから眠れないのかも。 困ったな・・・・。 明日の朝も、いつもどおり早起きしなきゃいけないっていうのに。 どうもここ数日間、あたくしは人としての機能を果たしてない気がする。 やっぱり、結婚したからといって、そう簡単にこの体が改善されていくわけなんかなかったんだなぁ。 ここまで体力が落ちると、もう、挙式も披露パーティーもドレスもどうでもよくなってきた。 そもそも、6月半ばには、ハコを決めねばならないのに、横槍入れるように何もこの時期、 諏訪に行くことなんかないのに・・・・(-。-) ぼそっ ホントはうちらにはやることが沢山あって、でも、毎日ギッシリとスケジュールを組めないあたくしは それでなくても困ってるんだ。 旅行も、挙式も、もう、どうでもいいや。 今のこの体調が回復するなら、そのために時間を使いたい。
思ったとおり・・・・と言っちゃ先方に失礼だが、あたくしの出した返信メールは、 昨日の差出人のところにきちんと届いていたようで、幾分、落ち着きを取り戻した その彼から、更なる返事のメールが届いていた。 一部抜粋しながら、昨日の続きで少しばかりお話をしようかと思います。「ありがとう。君からのメールでなんだか救われた気がするよ。」 真性:小心者のアサミンジャー ・・・・自分では「救済目的」でメールを出したわけではない。 ただ、この彼が見失ってはいけないものをハッキリとさせて、今後も更なる躍進を遂げて欲しかった ただそれだけの思いで、キーパンチに没頭したというフシも否めない。 だけど、彼があたくしのメールを読んで、「救われた」と言ってくれることについては、 ホント、素直に嬉しいと思う。伝わったんだなぁ・・・・って思う。 そのメールを読むと、彼は自分の器について再認識するのと同時に、 あたくしが恩師を亡くして初めて気づいた時のように、もっと沢山のことを学んでおきたかった という気持ちがあるということが吐露してあった。 相変わらず、潔くて、素直で、でも頑固で、屈強だから、参ってしまう(苦笑)。「実際は指導する立場になって、まだまだ先生に聞きたいことがたくさんあるなあって今も感じているんだ。 自分の勉強不足を思い知らされることがとても多くてね。 だからもう先生を必要としていないなんてことは言えないんだけど」 いない人のことを必要としてしまう、この空虚な気持ちは痛いほど良くわかる。 如何せん、あたくしもそういう茨の道を通ってきただけに・・・・。 あたくしは前のメールにこう書いた。「貴方の場合は、それぞれの人が亡くなっても、 きちんとそれぞれの人からもう学ぶべきものを全て吸収し、 心の「独立」を果たしているから、きっと、こういうふうに感じるのだと思うのよ。」 正直、本当にそう思っていた。 「涙」も出ない、哀しいという気持ちも沸き上がってこない、 そんな彼に何か言ってあげられるとしたら、師から受け継いだ何かを、 既に自分のものにしているからだよと、それだけをただ言いたかった。 事実がどうかとかいうのは別として、今、「指導者」としての立場にもあるこの彼が、 あれこれ試行錯誤をしていたということは先刻承知だし、人一倍努力家でもあるので、 脆くても何かしらの結果は手に入れているはずだと確信していたから、そう書けた。 しかし彼は、折り返してのメールでこう書いてきた。「でもやっぱり最近自覚しているのは、自分の演技の基盤となっているのは N先生(自殺した恩師)からもらったものが一番大きかったんだなあってこと。」 「いづれにせよ指導者なんて器じゃないことは重々承知してる。まだ若いしね(笑)。 そのへん、T先生(今回お亡くなりになった恩師)みたいなドクターにはなれない。」 彼にとってもあたくしにとっても、殊、芝居の世界のことになると、一番最初についた、 例の恩師からの影響が強く出ているらしかった。 高校演劇なんて、お遊びの世界だったんだ・・・・きちんとしたトレーニングを積まなければ、 決して大きな舞台に立つことも出来ないし、自分自身の管理も出来ない・・・・ そう教えてくれたのは、この世を去るまで、あたくしがずっと師事してきたあの先生で、 それは何もあたくしだけが特別にそう思っていたわけじゃなく、彼もまた、少なからず 自分にとって大きな影響力をもたらした一人の人物と認めてしまっているようだ。 そんなあたくしと、この彼の違いといえば、その後に出会った師の数と勉強の量。 あたくしが極端に劣っていた・・・・とは思えないけれど、ある分岐点を迎えた時、 あたくしと彼には、人脈や時間の浪費という点で大きな差が出来ていたように思われる。 嗚呼・・・・彼は、本当にいい人たちに出会えたんだなぁ。 正直、羨ましくて仕方がなかった。 しかし、あたくしは自分で選んでしまった道への責任があり、 「あっちにすればよかった」「こっちにしておけばよかった」などと、首を振り振り 後悔している暇などなく、そうこうしているうちに、中央ではリタイア。 きっとそれがあたくしの「運命」で、何足も草鞋を履いてしまったツケだったのかもしれない。 諦めきったか・・・・というと、そうでもなく、手薬煉を引いて次のチャンスを窺っているのは もう隠しきれたことではない。 出版のことも、歌(短歌)のことも、舞台のことも、どれもあたくしにとっては 呼吸をするのと同じくらいに大事なことだから。 色々と寄り道に寄り道を重ね、或いは、専門の医師に相談しながら、 もう旬は過ぎたといわれる齢に達し、それでもまだあたくしは、より高く飛ぶために、 何ができるかを模索中である。 彼のメールにはまだ続きがあり、「君から心の独立が果たせてるって言われてね、自分は本当は心の独立はできてないんだけど 『独立しよう、独立しよう』って常に背伸びしてるんだなあって気がついた。 でもこの背伸びはいいことなのかもね、アキレス腱運動にもなるし(笑)」 ( ̄∇ ̄;) どうしようもないオチをつけてくるところあたりに、彼の強がりが見えたり、 でも、「背伸びしてる」と自覚しているあたり、妙に素直すぎるというか(苦笑)。 でもこれが、彼の持ち味であり、いいところでもあるんだ。 しっかりとしたアキレス腱に鍛え上げるがよい・・・・(-。-) ぼそっ(爆)「君は自分のことも含めていろんな分析ができるんだな。えらいな。」 最後に「ありがとう。」と結んであった。 それに。えらくなんかないんだ、ちっとも・・・・。 あたくしが自分や他人に施す分析は、憶測の域を出ていないものも多いし、 こういうことをマメにするようになったのも、元はといえば病んで、その手の病院に行くようになり、 運命的に出会ってしまった、あのインチキ医者:オーアエ があたくしに色々と吹っかけるものだから、 正当化するに当たっての材料を色々と探してくるようになり、その上でまだ何か言われるようであれば、 元来の頑固さを少しだけ取り除いて、そういう意見も受け止めようと、心を柔らかくした結果かもしれない。 でも、そのおかげで「人間」そのものが見えてくるようになったし、 病んだこと全てが、自分にとって悪いことだった・・・・とは言えなさそうだ。 それに気付かせてくれたのはこのメールをくれた彼であり、 今は会いにいっていないけれど、オーアエ の加担も少なからずともあったということになるだろう。 この時期書いた、長編小説の途中までを読むと、昔より描写がやたらと細かくて、 登場人物の人数も格段に増えた。 え・・・・? 昔のヤツ?? 確かにベース50人くらい出てくる、「キャプテン翼」 クラスのものもあったわよ(爆)。 でも、『雑』の連載とは別の、超個人的嗜好作品の長編小説はそんなものの比ではない(爆)。 全てのキャラは「アンパンマン」 の登場キャラより個性的で負けてねぇ( ̄^ ̄)と 自負している(ぎゃははははははは _(__)/彡☆ばんばん!)。 ま・・・・発表しようにも、スペース的問題があって、しばらくOS閲覧が出来そうにもないので お蔵入りですがぁ・・・・( ̄∇ ̄;) 要するに、あたくしが病んで得たものも結構あったということだ。 それこそ、今までは憶測でしか書けなかったものが、実に生々しくなってきたし、 生きとし生けるものに触れ、その末期までを見届けると、いくら小説の中でも 簡単にその人の人生を終わらせることが出来ない。 だから、まずは近しい人をかなりよく見るようになった。 知らなくてもいいことに目を瞑るのも、たまには必要かもしれないが、 すぐそこに、自分の求めている『何か』がある可能性を、みすみす見逃すことは「不良ゲージツ家」 としては、許せないのだ(苦笑)。 故、分析もするし、正当化もするし、拒否もする。 あたくしには決定的に「拒否」という方法論が欠落していたのであるが、 治療の道筋の中で、その選択肢をラクに選べるようにもなったと思う。 何にせよ、嬉しかったのは、メールをくれたこの彼が、「ありがとう」の言葉をくれたこと。「君は自分のことも含めていろんな分析ができるんだな。えらいな。」 彼は教えてくれた。 あたくしが当たり前にやっていることにスポットを当てて、 「それは特別なことなんだよ」と・・・・。 照れくさかったけれど、やっぱり嬉しかった。 十人並の感性では生きていけないと知ってしまった今、あたくしは自分の着眼点と感受性を大事にして、 たまには強情に、そしてたまには素直に、物事をまっすぐ分断したり、 正月の松飾にある竹のようにも切り込んでみたりして、この日常で新しい発見を続けていこう。 今のあたくしに許された行動範囲でできるだけのことを重ね、「今以上」を目指しながら。 幼い時代はこういうことに沢山恵まれたが、互いにみそじを見据えると、ものの見方が固定化してくる。 這った、立てた、歩いた、喋った、三輪車に乗れた、自転車に乗れた、逆上がりができた! あの感動をいつまでも手元においておきたいと誰もが思うものの、なかなかそれが出来ないのが人間。 同時に、同じような失敗を繰り返してしまうのも人間。 しかしその失敗の中で、新しい発見をするのも人間なのだ。 昨日、「ホーム・ドラマ」の出産シーンを見ていて、何でか泣けてきた。 出産シーンなんて、もうドラマでは「やりつくした感」すらあるというのに、加えて、 ドキュメンタリーなんかでも、死ぬほどやっていたりするのに、ここにきて、 新しい命の誕生の尊さが身に沁みるようになった。 あたくしが病んでどうしようもなくなっている時に、「生き直しなんて、いつからでも出来るものよ。」 と、先人からありがたい言葉を頂戴した。 人の死と、そして新しい誕生を同時に受け止めたあたくしは、 みそじにもなって、単純明快だけど、「リセット」という道を知り、 今、とても新鮮な気持ちでいる。 多分「死」という決まったゴールがあるからこそ、そこへのプロセスへのこだわりが 個々に発生するのだろう。 「生きる」のがそれぞれの歓びだったりするのだろう。 ・・・・自殺には、結局、主張がない。 あたくしは、この目でそれをしっかりと見てきたから、自ら命を絶つのは嫌だ。 ・・・・学んだんだ。 生きる苦しみから逃れるために死を自分だけで選ぶのは、命持つもの、全てにおいて最低だって。 それでも死ななければならないところまで追い込まれてしまう人がいる、この社会が哀しいって。 自殺のニュースを聞くたびに思うのは、 「ひょっとしたらこの人も、あと少し、生きたかったかもしれない・・・・。」 って、そんなことばかり。 最近、突発的に他人の命を奪ってしまった少女のことばかりが大々的に報道されているけれど、 ちょいと抜けた弁護士の会見で、すっかり論点がずれてしまっていて、 切った方も切られた方も、浮かばれないような事件になってきている。 まだ、救いがあると思うのは、加害者とされている少女が、外へと感情を顕にした事かもしれない。 事が転じれば、被害者と加害者が入れ違いになっていた可能性も高そうだし、 加害者一人、静かに生きるのをやめてしまう可能性も窺われる。 「死の耽美」が「殺意」という感情に昂ぶったこと、いいこと・・・・とは決していえないが、 切った方も切られた方も、何だかなぁ・・・・というふうで、この子達はこれから、 決して「自分の思うように」生きられないという、その事実だけが沈痛に残る。 だからせめて、自分だけは「勝手に死ぬ」ということを避けなければならない気がしてくる。 他人の生き方に口を挟めないだけに・・・・。
ある人から、メールが届いた。 そこには、その人との共通の恩師の訃報が綴られていた。 このメールは昨日の夜に届いたものだが、今朝の新聞で改めてその恩師が 肺炎で亡くなられたことを知った。 亡くなった恩師は、新聞に載るくらいの功績を残していた人だったんだということも改めて知る。 亡くなった先生は、確かに我々共通の恩師には違いなかったが、 メールを送ってきてくれた人は、卒業後も長きに渡り、公私共に世話になってきたらしく、 交流は同じ同窓生に比べて遥かに深く長いものであった。 死を報されて、多分、直後にあたくしのところに打電してきたのであろう。 この人のメールには、こうあった。「『いったい何を思えばいいのだろう』というのが正直な気持ちだ。 悲しみってそんなにすぐには押し寄せてこないものなんだろうか・・・・ 私は今何事もなく普段どおりの生活をしている。 父方の祖母がなくなった時も、母方の祖父が亡くなった時も、 自分があまりに平常心でいられることに対してそのたびに 『私はひょっとしてものすごく冷たい人間なのだろうか』と考えた。」 (後略) 何とストレートで、正直な気持ちを綴ってあるのだろう・・・・と、蓋し感心するくらいだった。 しかし、どんな形にせよ、この人は自分のことを遠まわしに責めている。 あたくしの二の舞は踏ませたくない。 人の生き死にで、心を病むのがどんなに辛くてやりきれないか、それを知ってしまっている以上、 あたくしには、それを伝達しなければならない義務があるように思え、 こういう時に、ダラダラと長文を書くものではないと思っていながらも、 この人が、本当の意味での平静を取り戻すことを祈りながら、メールの返事として 自分が思っていることを書き連ねた。 (一部抜粋)「もし、急に空虚な気持ちに襲われたとしても、貴方には既に為さねばならない役割がある。 貴方でなければならない、代わりのいない存在になっていることをどうか思い出して。 そして、そんな気持ちになったら、改めて、手を合わせればいい。 哀しみだけが、故人を幸せにするんじゃない、 どうかその時は、きちんと『感謝』の気持ちを伝えるべく、故人に対し合掌してあげてください。 無宗教の私がこんなことを説いても、それこそ説得力に欠けると思うけれど、 そういう気持ちになるのにだって、個人差があるものと思った方がいい。」 本当はこのスペースにこの内容について、書くか否か迷ったんだけど、 あたくし自身、「人の死」に振り回されて、病状を悪化させた、その張本人だから、 自分のリハビリのために、この人のメールを利用させてもらうことにした。「また誰か、近しい人が死んだら、私はまた元の最悪の状態になるんじゃないかって 今も、心のどこかでビクビクしているんだ。 錆びないブリキよりもっと不安定で修繕不可能な人形より、 私は健やかなブリキ人形に憧れる・・・・ないものねだりかもしれないけれど。」 あたくしも、本当の気持ちを書いた。 何故ならこの人も、人の死に直面し、それがとても近しい人なのに、哀しみが沸き上がってこない、 と、それは正直に吐露してくれたからだ。「なのにどうしてこんなに平常心でいられるのだろう? ご病状の悪化を知っていてある程度覚悟があったからだろうか? 病院のベッドの上での苦しそうなお姿を見て『いっそ早く楽になった方がいいだろうに』と 思っていたからだろうか? 身近な人が亡くなるたびに自分がブリキの人形になったような気がする。 それともこうして悲しまない自分について悩むだけでもまだましなんだろうか?」 ドロシーと一緒に旅をするブリキ人形は「温かな人間の心が欲しい」 と言った。 弱虫なライオンは「勇気が欲しい」 と言った。 案山子は何が欲しいと言っていたんだっけ・・・・? 虹の向こう側にあるといわれるその国で、自分の欲しいものを1つだけ与えてもらえるというその国で。 「オーバー・ザ・レインボー」の話を思い出しながら、あたくしは思った。 この人の心は、ブリキ人形なんかではない、と。 歪曲して表出してこないだけで、人の死の悼みをきちんと受け止め、噛み締めていて、 誰よりもその気持ちが強いだろうことを、あたくしは知っている。 表出してくる何かだけが、その人の全ての感情ではない。 あたくしも、近しい恩師の死がトリガーとなって、落ちるところまで落ちた。 最悪の状態になった。 彼が生きていれば・・・・と、何度そう思ったか。 死を悼む反面で、恨んでいた。 哀しむ反面で、怒っていた。 その気持ちを、例えばオーアエ の前で、少しずつ吐露することによって、 あたくしは、ほんの少しだけ救われて、ほんの少しだけ沈静化して、 日々、その、「ほんの少し」を頼りに生きているようなものだ。 この人のメールの返事に書いた通り、また誰か近しい人が亡くなったら、 またボロボロの生活になるんじゃないかと思うと、あたくしなどはブリキ人形の健やかさが 羨ましくてたまらない。 ブリキ人形は、きっと、素直に涙する、その仕組みが羨ましいのかもしれないだろうが。 しかし、「涙」という形が、必ずしも死を悼む表現ではないんだ。 それひとつではない。 故人のために笑ってあげた方がいい供養になる場合だってある。 故人のために平素どおりに振舞った方がいい場合だってある。 亡くなった人に対する感情と、亡くなった人が求めてきた何かが合致することは 珍しいことだと思っている。 あたくしの叔母は、常々「私が死んだら、大々的にビートルズを流しておいてね!」 と、あたくしが幼少の頃から、そう言ってきかない人だ。 自由葬や生前葬がまだ物凄く珍しかった時代から、そう言い続けている。 死を悼む気持ちがあるなら、彼女が死んだ時は、斎場から大音量できっと、延々、 ビートルズの楽曲が流れることになるんだろう。 そういう場合があるように、この人が恩師の死を悼んでいないということには決してならないと思う。 この人なりの気持ちがどこかに流動していて、故人に対する感情だってきちんと存在する。 ただ涙を流すことが、故人にとっての供養になるとは思えない。 我が家でも、愛犬が死んだ日、サヨコ は泣いていたが、あたくしは泣かなかった。 祖母が死んだ日、駆けつけた叔母たちは泣きじゃくっていたが、サヨコ は放心状態だった。 あたくしもワンワン泣いて、いつもは寝すぎなくらいに寝るのに、この日は夜もろくろく眠れずに、 沈痛な気持ちでいた。12歳・・・・小学6年の時だった。 近すぎるから涙が出る、また真逆に近すぎるからこそ涙も出やしない・・・・そんなことを 間近に見たので、哀しみの度合いを「涙」だけで計るのは愚かしいと、この時既に感じていた。 結局、1年半ほど自宅で寝たきりだった祖母の世話をずっと続けてきたサヨコ は、 あたくしの前では泣いていなかった気がする。 絶対に、この人が一番悲しいに違いないと、あたくしは自分が泣きながらそう思っていたんだけど、 不思議と、涙を流さない母親がとても哀しげに見えて、泣いている自分が逆に困った。 このページを、メールをくれたあの人は見ているだろうか・・・・。 伝えきれない何かを書いたつもりなんだけど・・・・。 抜粋とはいえ、転載して気を悪くしているだろうか・・・・? だとしたら、きちんと謝っておかねばならない。・・・・貴方の沈痛な気持ちを、安易に推し量ったことを、許してほしい。 でも・・・・貴方はやっぱり、「ブリキの人形」なんかじゃないんだよ。 今夜はきっと、彼の通夜に列席し、この人もきっと様々な思いを巡らせることと思う。 あたくしは学生時代のほんの僅かな間、お世話になっただけの人だけれども、 訃報を聞けば、やはり物寂しい。 が、長く離れて、先生ご自身もあたくしのことを忘れてしまっている可能性も高いので、 あたくしは静かに手を合わせるくらいのことしかできないだろう。 しかし、卒業後も身近にいた人間にしてみれば、もっと複雑で、身内のような気持ちになることも あるんじゃないかと思う。 涙が出なくても、あたくしは、このメールをくれた人がどれだけ恩師の死を悼んでいるのか、 きっと本人よりも感じ取ってしまうかもしれない。 「哀しい」という気持ちが沸き上がってこない、そんなことは、身近であればあるほど よくあることなんだ・・・・。 あたくしが以前、恩師を亡くして、その第一報を聞いた時、俄かに信じられなくて、 誰かがあたくしを騙そうとしていて、悪いジョークを言っているのだと思い、 一瞬、口が歪んで笑ったみたいな表情になってしまったことを、今でもよく覚えている。 同窓生の中では、一番にこの情報をキャッチしたはずであるあたくしは、 家に帰ってから、留守番電話に何件もコールの痕跡があっても、すぐにそれを聞けなかった。 まさか、ホームに飛び込んで轢断死だなんて、いきなりすぎるもの・・・・。 お通夜の席で遺影を見たのだけど、この人は、いつもこんな表情をしていたっけ?と 不思議な気持ちになった。 轢断死・・・・ということで、最期の表情は見せてもらえなかった。 あたくしが未だに心のどこかでひっかかっている、その要因のひとつが、 このお通夜の席での、恩師の扱われ方だったかもしれないと、今になってそう思う。 生きるだけ生きた・・・・そういうふうに見てもらえない、哀しき棺。 七回忌が過ぎた今でも、何か釈然としない思いが、あたくしの中に残り続けている。
デート2回で大体1万円。 年齢的、経済的、相対的相場からすると、あたくしたちの交際期間中は物凄く安上がりで、 でもそれで結構満足していた。ぷよ2 の休みは、あたくしのたっての希望で平日ばかりで、 外食でランチを食べたりするのでも、例えばカラオケや映画に行くにせよ、 平日は時間帯によっては物凄く安い金額で、十分に満喫できるデートコースというのが 選択肢の中に幾つもあったりしたので、それで十分楽しめたし、不満も一切なかった。 ただ、あたくしに稼ぎが一切ない状況というのがしばらく・・・・ほとんどずっと続いていたので、 これら負担金は、全てぷよ2 が背負っていてくれたんだけど、 それでも彼は、交際中、1度たりとも「お金が足りない」とか「今月は生活が苦しい」とか そういった類のことは言わなかったし、実際に苦しい様子も見せなかった。 貯金は出来なくても、赤字になることはなかったみたいだし、あたくし自身も、 彼の財布の中身については一切言及しなかったけれど、心の中では少し心配だったりしたのだ。 だけど、実際、そのような心配は無用だったみたいで、あたくしと会っていない時でも、 適度にゲーセンなどに通っていたり、適度に息抜きをしていたり、 食事はほとんど外食だったりしたところを見る限り、経済的に足りてはいるようだった。 で、いざ、一緒に生活を始めてみる。 デートらしいデートはほとんどしていない。外食も片手で数えられる程度。 映画もカラオケも何となく「贅沢」な感じがして、入籍してから1度も訪れていない。 そのくらい、家計費から捻出できないわけではなかったけれど、 あれこれバタバタと忙しくて、時間が捻出できなかったというのが先だって、 4月も5月も、きちんと貯蓄に少しばかりのお金を回すことが出来ても、 時間だけはどうしても捻出できなかった。 そんな時、ふと入籍する前の自分たちの様子・・・・というのに思いを馳せてみる。 相場、大体1回のデートに5000円以上は猶にかかっていて、まぁそこまでかからないとしても、 年間の平均値を出すと、ざっとそのくらいはかかっていたように思われる。ぷよ2 はそれに+α、自分のアパート代や駐車場代、ガソリン代、各光熱費、 諸々を支払っていたわけで・・・・。 それは入籍後、がた減りし、ガソリンなんて半月に1度、もしくは週に1度は入れていたのが、 今では街乗りもほとんどしなくなったので、1ヶ月もしくは2ヶ月に1度入れればいい方。 家賃と駐車場代は、名古屋に住んでいた頃に比べておよそ1万円安くなっている。 4月、5月と何かと物入りな時期だったのだけど、家計には少々余裕があった。 それというのも、両家の親たちがあれやこれやと協力してくれていたからなんだけど、 それでも、切り詰めるところは切り詰めて、食費もなるべく削った状態でここまで来た。 それが今週。 名古屋(八事)に出向いて、レストランの視察をしたので、ランチと交通費で 昔のデート以上の金額がかかった。 そして今日、近所のドラッグストアが棚卸のため、 全品15%OFFという好意的セールをやっていてくれるので、普段は安くならないようなものを まとめ買いした。 決して余分なものを買ったわけではないんだけど、絶対に消費が確実な日用品、 あたくしが使う生理用品その他、そんなものをまとめて買ったら、結構な金額になった。 今日の夕飯に少々お金をかけたと思えばいいや・・・・と自分に言い聞かせる(笑)。 最近、スーパーに行っても、絶対に余分なものは買わない。 安くても、その誘惑に惑わされない!! ただ、必要なものは、安いところできちんと調達する。 そういうのを遂行してきたんだけど、何だか今月の生活費の残りがいつもに比べて異様に少ない気が。 ・・・・気をつけねば。 今月中には教習所に行って、ペーパードライバー講習を2回は受講する予定だし、 婦人科検診にも行きたいんだよな・・・・できればこれも今月中。 今までどおりの生活をしていれば、絶対に捻出できるはずなんだけど、 何だか不安げな封筒の中身・・・・これをきちんと管理するのがあたくしの役割なのに、 何してんだか( ̄∇ ̄;) 今週末・・・・日曜、月曜と諏訪の方まで足を伸ばします。 日曜、家にいないということは、買出しがない。 余分なお金が出ていかない(笑)。この旅費は、全て、ぷよ2パパ&ママ もち♪ 体調はあんまり良くないんだけど、何とかお付き合いできたらと思ってます。 デート2回で1万円かけていたのに、今は1週間~2週間あたま1万円でやりくりする毎日。 (うまくすりゃ、5000円で済む場合もあんだから♪)←これは自ら偉いと思う(爆) どこにその差があるんだろう・・・・? 以前も、そして今もかなり満たされてはいるが、現在、異様な圧迫感があるのは確かだ。 今日の買い物が、「浪費」に思えたからかなぁ・・・・? でも、絶対に使うものだしなぁ・・・・。 ただ今夜の夕飯のメインディッシュは多分、このハイツのどこよりも豪華で、見映えもするが 原価率0%という、恐るべき物品収集能力┐( ̄∇ ̄)┌オホホ そういうふうで、許していってもらおう(爆)。 せせこましい主婦にならないように、頑張ろっと♪
梅雨時期のアサミンジャー ときたら、説明云々以前にダメっぷりを発揮してしまう。 どんくらいダメかというと、まず、朝起きられない。 平素、機敏に見えるらしいが、明らかに瞬発力に乏しい。 (=かかとおとしなんて出やしない(-。-) ぼそっ) とにかく動けない。そんくらい「ダメ」 なのである。 数日前、梅雨の晴れ間だってことで、近所のスーパー(余裕で歩いていける距離)まで、 特売のリンゴジュース(3本)を求めに、気分転換も兼ねて歩いて出かけ、 梅雨時期でもやりゃ出来るな・・・・ってことを、自分自身に証明してやりたかったんだけど・・・・ 以来、家の中で大人しくしてます(爆)。 3日連続くらい、そりゃぁもう、朝の血圧が物凄く低かったっぽくて、 ベッドから起き上がれない( ̄∇ ̄;) 2日目までは何とか起き上がるところまではいって、ギリギリ弁当の支度も間に合ったけれど、 とうとう3日目、前2日間の何やらが祟ったのか、ピクリとも動けず、 遂にダンナをベッドの中からお見送り・・・・(トホホ)。・・・・最悪。 風邪をひいた、とか、物理的に怪我をしている、とか、どえらい内臓疾患、とか、 わかりやすいものではない上、あたくしの場合は空のご機嫌に左右されるという 非科学的な問題を抱えているので、薬は徐々に減らしているけれど、如何せんこの時期、 本当に、SMA×2に出てくる「ダメ人間」以下のインポッシブルな「ダメ」さを露呈する有様。 ここ数年、ずっとそうで、家事も自分でやることも、全部放棄して生きてきた。 体力があった10代の時からこの症状は既に出始めていて、水曜の3限目、 日本史の授業に雨が降り続いていると、必ず調子を崩し、翌4限目の英ⅡBの授業は保健室・・・・ なんてことが立て続けに数回あった( ̄∇ ̄;) 要するに今に始まったことではないのだけど、保健室のおばあちゃん先生にまで、「あんたそれ、気圧のせいやわぁ~。」 と、スロー再生のようにそう言われた。枕元には、過呼吸防止のビニール袋( ̄∇ ̄;) それでも盛夏が来れば、あたくしの季節!! みたいに飛び回れていたのだけど、 もう、今はダメ・・・・(トホホ)。気温と体温のバランスが上手にとれず、 気温が35℃を超えると、自分の体温が自動的にどんどん上がっていって、 終いには何もしていないのに、普通に体温が38℃とかいう顛末になっていて、 軽い熱中症に勝手にかかってしまう。 今は、熱中症に関して、きちんと理解が浸透してきたので、いくら室内にいるからといって、 あまりに室温が高すぎると、死ぬこともあるよ!!と、声高に叫ばれているので、 エアコンをつけることを誰も咎めなくなったんだけど、昔は、「このくらいの暑さ、我慢しろ!!」 と、お小言を頂いたもんだ。 ・・・・エアコンつけなかったら、病院行きも免れないんですけど。 電気代と医療費と、あたくしの健康を慮ってくれ~! と、内心叫びまくったこと、一夏に数え切れず・・・・。 薬を元の量に戻せば、もっと動けなくなることがわかってきたので、 何とかしたいと思っているんだけど、どうしていいんだか、具体的には自分ではわからない。 これから気合で、洗濯物だけ干してこようと思います。 気合だけで・・・・えぇ、気合があれば、少しのことどうとでもなるんです。 ・・・・多分(爆)。 本音。 1週間くらい、何もせずにひきこもっていたい。。。。(-。-) ぼそっ
2004年06月08日(火)
式場視察/八事・Cピアーヌの場合
結婚式とか披露宴とか、どんなにスタイルを変えても、ある程度お金がかかってしまうものなんだなぁ 基本中の基本ですが、予算を絞りたい我々にとっては、大きな課題だったりする。 自分たちはどこにポイントを置いて、その場所を選び抜くか!? というのが一番大事なんだろうけれど、うちらは入籍を果たして、既に2ヶ月半が経って、 良い意味でも悪い意味でも、只今、再び失速中( ̄∇ ̄;) こんなことなら、あの時に駆け込み挙式でも何でもやっちゃって、一息も二息もついておけば、 今になってこんなに焦ることもないのになぁ・・・・と奇妙な後悔に駆られつつ、 本日、2件目の視察であります(苦笑)。 あたくしは、名古屋の地理は大まかなことしかわかってなくて、 大体どの地下鉄に乗ればどこに着く・・・・くらいの程度で、どこがお洒落なポイントで、 どこが今、人気のスポットか・・・・なんてことはほとんど知らない。 そんな状況下で、選んでしまった八事 のイタリアンレストラン。 閑静な住宅街に、ホント遠慮がちに目立たないようにひっそりと佇む、邸宅改装の店舗は 外観も相当お洒落だけど、内装もかなり綺麗で、名古屋の立地条件がわからずとも、 ここはなかなか・・・・♪といった感じの雰囲気だった。 特に神前・仏前に拘らない挙式ということだったので、試しにレストランウェディングが如何なる物か 本当に偵察に来ただけだったんだけど、前の覚王山 の時より、何となく手応えがあって(笑) ちょっと気に入ってしまった(爆)。 しかし、基本的コンセプトが「イヴェント」 であったのに比べ、 今回見ているのは、「料理」 がメイン。 少々お高くついたけれど、レストランの味を確かめないことには、このスペースも死ぬなってことで、 ランチを食べてみる・・・・美味い・・・・(-。-) ぼそっ オーナー(の姉だか妹だかみたいな人)も感じのいい人だったし、サーヴァメントたちも 素朴で、雰囲気のいい人たちばかりだった。 でも、ここの人たちがウェディングを企画する・・・・というわけではないらしく、 仲介として、プランニングの会社の人たちが介添や企画そのものの世話をするという形をとっているようで やっぱ「適材適所」 という言葉をわかっている人たちでないとなぁ・・・・話が進まんよなぁ、 などと、妙な感心をする(笑)。 まぁ、レストランの人には心底美味しい料理を提供して頂き、後のプランニングは その道のプロに任せて、スペースを死なせないように絶対的な演出をする、という方法論には 至極納得して帰ってきたわけで・・・・。 しかし、未だ主張に乏しい我々( ̄∇ ̄;) 自分たちの結婚式では、何々をしたい!!という、確固たる主張というかこだわりがないので、 プランナーの人と話をしていてもすぐに話題がなくなってしまう。 気になることといえば、どこへ行ってもお金のことで、そんなことを言い出したら、 最初に見た、覚王山 のスペースが一番いい(他より群を抜いて安い)ということになってしまうので、 ここはもう少し慎重に考えてみることにした。 そんな彼女がワインセラーの説明をしてくれる時が、あたくしにとっては一番のツボで、 この人が挙式当日も立会いに入ってくれたら、個人的にはめちゃくちゃオモロイんですけど・・・・ みたいなどうでもいい付加価値がついてきてしまったので世話がない(爆)。 でもさぁ、慎重に考えてみると、こうして新しい場所で最初に出会う「人」って結構重要だと思うの。 挙式の準備ともなれば、何ヶ月にもわたって色々と相談相手としてつきあってくれるわけだし、 いくら仕事とはいえ、親身になって協力してくれる立場の人だから、 そういう人との相性っていうのも重視しなきゃいけないなぁと思ったわけ。ぷよ2 はどう思ってるか知らないけれど、 やっぱり意見らしい意見をあんまり言わないので、挙式までの間は、 孤軍奮闘を強いられそうな予感がするのだ。 あたくしのこだわりの1つとして、やっぱり挙式は、彼の実家の近くでやりたい! というのがあったので、今回、八事 の偵察・・・・と相成ったわけなんだけど、 決め手は、ぷよ2 の実家から徒歩圏内だったということだ。 彼の実家周辺が、立地条件としてどうなんだか、ということは一切知らなくて、 何の情報もないまま出向いていったんだけど、聞けば、八事 というのは名古屋の中でも かなり「セレブ」 な街らしいのだ(笑)。「大学が近くに2つあって、八事の駅前は最近、お洒落な店やショッピングスポットが次々出来てるんだ。 それに、あの辺りっていうのはバブルが崩壊してからも、売家が平気で 1億2億の値をつけてるような、高級住宅街なんだよ。」 「そういえば、川島なお美みたいな姉ちゃんも、あのお店は、元はどっかの大使の家だって言ってたなぁ。」 「同じ中学の学区内には違いないんだけどさぁ、道路1本挟んだだけで、 ガクンと生活水準が違うんだよ(苦笑)。あっちの小学校のヤツらは、ホントに金持ちが多かった。」 「へぇ~♪」 「今でも、会社の女性社員に聞くとさぁ、あの辺に住みたいって言う人が多いんだよね。 『実家がS高校の近くです』って言ったら、めちゃくちゃ羨ましがられた。」 「そうなんだぁ・・・・あぁ、あれだね! 東京で言うなら、田園調布とか世田谷とか なんかそんな感じっぽいのかなぁ?」 「あぁ、世田谷っぽいかもしれないねぇ。」 在京時代は、田無とか吉祥寺とかそこら辺りを散策するのが関の山だった、 西武線沿線在住を貫き通したあたくしには、到底わからない世界(爆)。 大学時代の親友に、実家が世田谷のど真ん中・・・・斜向かいには柴田恭兵一家が住んでいる!! なんていう、生粋のお金持ちの子がいたんだけど、庶民のあたくしは、 無理してまで、土地に拘るよりも、電車の便が良くて、周囲に安いスーパーがあって、 尚且つ家賃が安くて、とりあえず、30分以内に新宿に出られればいいや♪ みたいな感覚でいたので、例えば、世田谷とか田園調布とか自由が丘とか広尾とか、 聞いたら誰もが羨ましがるような『地名』には一切拘ってなくて、 またそんなところに行きたいとも思っていなかった。 どうも、名古屋市内では丁度、そういう「憧れスポット」 というのが、どうやら八事 らしい。「ふ~む・・・・確かにごちゃごちゃしたお店は少ないし、 ある家、1件1件が物凄く高そうで豪華だった気がするなぁ。」 「通り向かいに、テニス練習場があったろ? あそこは言うなら、セレブたちの溜まり場で、俺らがおいそれと行けるようなとこじゃないんだ。」 「名古屋にそんなところがあったとは・・・・あたしなんか、『八事』って聞いたら、 =ハウジングセンターしか思い浮かばなかったよ(爆)。」 東海地方在住の皆様にならわかっていただけると思うが、古くからこの土地に住んでいると、八事 というと、「斎場」か「ハウジングセンター」なのだ(爆)。 テレビのCMとかの影響なんだけど、名古屋を知らずに東海地方に住んでいたりすると、 もう、そういう方程式になってしまっている、八事 って( ̄∇ ̄;) しかし、実際にこの目で見てきて、スペース的にも立地的にも問題はなく、料理は美味しいし、 演出的な問題にもプロがしっかりと応じてくれるし、ここの会社の提携貸衣装会社は きっちりと「桂由美」 のドレスを抑えていたりするので、あとはそこでドレスの種類を見てみて 正に、ジャストフィット!!と思えるようなものがあれば、ぷよ2 に拝み倒すかも(笑)。 口には出さなかったが、ぷよ2 の感触は、もっとカジュアルな感じでやりたい・・・・けど ここだと、かっちりとフォーマルにさせられそう・・・・(-。-) ぼそっ というのが見え隠れ。 あたくしは、八事 に先入観がなかったから、「カジュアルがいいならそうできるんじゃん?」 みたいな感じでいたんだけど、多分、心の奥底では、「そもそも『八事』はそういう雰囲気じゃないんだよぉ・・・・(-。-) ぼそっ」 という、土着民ならではの感覚が恐らくあるのではないかと睨んでいる。 あたくしが、世田谷のホームパーティとか、田園調布のレストランウェディング、 広尾の教会での挙式に、おいそれと平服で出かけられない先入観があるのと、多分一緒だろう。 一度中央に出てしまえば、名古屋だろうが岐阜だろうがあたくしにとっては大差がないんだけど、 やっぱり、土地の「格」というのはいつまでも存在するもので、 それは、名古屋に限らず、東京も流動的にそうだったりするので、一概にどうとは言えないものなんだな。「いっそのこと、夕雅先生のお父さんの店で出来たらいいんだけどなぁ・・・・。」 「( ̄∇ ̄;) そもそもうちは、挙式とか披露宴に向く造りになってないよ・・・・。 披露宴をするって料理を組んだら、絶対にお膳が並ぶよ??」 「でも、どうせお金を落とすなら、そっちに落とした方が有益なような気がするよ。 グルグル回ってくもんだし・・・・。」 「そりゃそうだけどさぁ・・・・新婦の父、働いちゃうよ、もしそうなったら( ̄∇ ̄;)」 「あぁ・・・・そうかぁ。」 「お食事会の時だって、何だかんだいって結局、動き回っちゃってさぁ。 あんな調子で、50人も60人も招待した宴会を開いたら、あの人厨房に入って、 出てこなくなっちゃうよ・・・・どっちが親孝行か、それは本人に聞いてみないことにはわかんないけど。」 答えは本人に聞かずとも、大体わかっているけれどね・・・・。 列席して花嫁姿を見るのが幸せか、自分の作った料理で腕を振るって独壇場にしてあげるのが幸せか、 それはわからない。けど、あたくし自身はこの案にはあんまり乗り気でない( ̄∇ ̄;) 3月にやったお食事会の時も、実は、出入りの業者さんたちがあれこれと差し入れをくださって、 並んだ料理のほとんどがその差し入れで出来ていた・・・・なんてこともあったわけで、 実際、厨房の関係者の宴会ともなれば、そうやって何も言わずとも「祝い代わり」とばかりに とんでもない量の「何かしら」が届くことを知ってしまったので、 あんまりそちら側(=業者さんたち)までをも巻き込んだことしたくはないのである。 (お礼の形がまたコレ、ややこしくなりそうだから( ̄∇ ̄;)) 今のところ、うちを入れて候補は4つ。 10月の挙式を目指しているので、早く答えを出し、この17日に最後の1つを見にいくんだけど、 それを見た3日後くらいには、どこでどのような形式で行なうかをきちんと決定したい。 どっぷりと生活感が出てきて、今更「挙式」という雰囲気ではないというのが、 一番の原因だと思うが、ここは何とか、無理矢理にでも加速度を上げて、 秋口にスパートをかけられるように、頑張っちゃいたい。 この日、「アットホームダッド」を見ながら、ぷよ2 に「もう少し詳しい家計簿つけたら?? どこにいくらくらい払ってるかの明細をハッキリさせた方がいいよ。」 とか言われた・・・・( ̄― ̄メ)「ホラ・・・・ネットで簡単にDLできるみたいだし・・・・あぁいうのつけとけば、 来月は大体、どこをいくらくらい削ればいいかっていうのがわかると思うんだけど。」 あぁ、もう、この人、全然わかってないっっ!!「あのね、あの手のソフトは、大体1ヶ月無料お試し期間っていうのがあって、 あとは有料ソフトになるの。」 「( ̄□ ̄;)!! え? そうなん?」 「タダで手に入るんだったら、もう採用してます( ̄^ ̄) わざわざ無益にお金を落とすことはないから、手書きでやってんです( ̄^ ̄)」 「でも、ちょっと大まかすぎやしないか?」 「何言ってんの? ぷよ2先生が稼いできてくれたうち、 お家賃を含めて、最低このくらいは銀行から毎月差っぴかれるから、それを残して、 家計費として現金で手渡ししてくれてるじゃない? あたしがその中から使ってるのは、食料品と日用品のみです! 余った分から貯金の分を更に引いて、それでもまだ余ったら、あたしのおこづかいにしようって ぷよ2先生が決めてくれたんじゃん?? それに我が家はまだ、交際費や遊興費とかいった余分なお金を使えるほど 余裕があるわけじゃありませんから( ̄^ ̄)・・・・要するに!! 明細化するほど、使途がわからないようなお金が発生してないってこと!!」 「あはははは( ̄∇ ̄;) そうですか・・・・。すみません(苦笑)。」 「それにもし、使途がわかんないようなお金が発生するようなことになっていたとしても、 自力でEXCEL組んで、使いこなしてるわよ・・・・(-。-) ぼそっ 出来ないからやってないんじゃん・・・・(-。-) ぼそっ」 ここまでPCが使いこなせるようになっていても、あたくしもぷよ2 も、未だにEXCELだけは不得意で、 表計算の計算式の入力すらきちんと出来ない(爆)。 クシ(プロキシ)だけは何本も通せるぷよ2 ・・・・ 最近は、ちょっとしたハードのことも理解するようになってきて、 ネットの不具合や、ハードの故障等、大概のことは自力で解決できるようになったあたくし・・・・ どのくらいヤバいサイトでも、閲覧可能にしてしまうぷよ2 ・・・・ 手書き原稿をわざわざWRDで立ち上げて、メールでやり取りする横着なあたくし・・・・ そもそも我が家の家計簿に、使途不明金や遊興費が発生していない上、 ど根性節約を遂行しているので、足りなくなったら削るべきポイントは必然的に限られてくるわけで。 番組では、「節約は主婦の嗜みよね~♪」 と、川島なお美が言っていたが、 主婦でなくとも、あのくらいの工夫は誰だってする・・・・っつうか、ひとり暮らしをしている間に、 知恵がつき、あのくらいの節約は自力で見出していた。 残り3分の2になった今月・・・・明らかに先月より残金が少ない( ̄∇ ̄;) 見てろよ・・・・(-。-) ぼそっ 気合で、その腹の肉もろとも、余剰使途金を全滅させてやるからなっ( ̄^ ̄)
「つゆいり」と入力したら、てっきり「梅雨入り」と一発変換かと思いきや、 乙なことに「入梅」 なんて出ちゃう、IEパッドが愛しい今日この頃。 異様な高さの湿度に、圧力さえ感じる重厚な雲の群れ。 そして、落つる雨。 こうしてアサミンジャー は、手っ取り早くうつになる( ̄∇ ̄;) 最近、15錠だった薬は6錠半にまで減らすことができ、もう、ここからは増やしたくない。 寝つきは明らかに良くなったし、実は、お昼寝するときだって、絶対に薬は飲まずに、 眠れる時に眠れるだけ・・・・というのを貫き通して、何とか体調を保っているんだけど、 到来してしまった梅雨に対しては、為す術なし( ̄∇ ̄;) 安定剤を飲めばいいかというとそういうもんでもなく、 じゃあ、ロキソニンでも復活させれば頭痛くらいは緩和するんじゃ・・・・?というと、 これもまたそういうもんでもなく、とにかく、今のこの状況で、また薬を元通りにしてしまうと、 家事が出来なくなる・・・・動けなくなる・・・・というのを知ったので、なるべく薬には頼りたくないのである。 実は今朝も、フラッフラの中無理矢理起きて、大した内容でもないのに、 弁当を詰めるだけの作業を、1時間近くかけてやって、 何を果たしたわけでもないのに、そのままバッタリと倒れるように、再び眠ってしまった。「寝てればいいって。」 「今日は弁当いらないから。」 と気遣ってくれるぷよ2 。心遣いは非常にありがたいが、 惨めにひとりで出かけていくその背中は、あたくしのうつに拍車をかけるのよ・・・・。 正午過ぎに目を覚まして、何となく自己嫌悪。 台所には、昨夜の名残の洗い物の山、それに今日は最寄のスーパーで買いたいものもあったんだ。 湿度に反比例して、あたくしの体も正常ではなくなって、まぁ、だるいことだるいこと・・・・。 自己嫌悪を払拭するだけのために、フライパンをごしごしして、軽い昼食を無理矢理摂って、 こうしてPCの前にやってきたけれど、年々酷くなるこの症状に、 あたくしは今年も不安を隠しきれない。 ここ2~3年くらいは、「とにかく休みなさい、休み続けなさい。」という医師からの助言と 家族の理解があったため、多少、動けずとも、何とかなってきたけれど、 あたくしが食べたくないと思っても、お腹を空かせて帰ってくる人がいるから料理はしなくちゃいけないし、 ぶっ倒れたままでも時間は過ぎていくけれど、汚れ物は1人分じゃないから、 洗濯も掃除も台所の片付けも、知らないうちにどんどん溜まっていく。 荒れた場所で暮らすのは慣れっ子だけど、結婚してから、それも何か釈然としないのだ。 雲が切れた。 空が一部分だけ青い。 生活とイヴェント・・・・。 あたくしにとっては、「生活」>「イヴェント」 になっちゃうんだよなぁ。「日常」>「レジャー」 だし・・・・(苦笑)。 遊べなくても、その日一日精一杯やることの方が重要で、大事。 今のあたくしに出来る、最低限を遂行していたら、決して遊んでいられないし、 遊ぶと疲れる、この体を何とかしてぇよ、マジ・・・・。 雨の上がったこの状況で、とりあえず、やれることだけやってみよう・・・・。 この時期に挙式をする人たちの気が知れない(爆)。 あれは、地中海性気候の土地の人だけが楽しめる、特権みたいなものなのにね。 入梅してうつになっているあたくしには、すぐ隣にいる日本人の感性すらわかんなくなるんだ。 頭の中の方程式は、自分の結婚式より、特売の牛乳だったりするから、 浪漫の欠片もない・・・・とか言われるんだろうなぁ( ̄∇ ̄;) 自覚しているけれど、これだけはどうしようもないんだ・・・・。
2004年06月06日(日)
狭い街ならではの毎週日曜日
毎週日曜日。 あたくしはサヨコ と連れだって、決まったスーパーへ行く。 ここは、日曜と水曜に売り出しをするので、日曜日は必ず、欲しいものがある時は 水曜にもたまに行く。 先週の日曜日、このスーパーで、トモ くん一家と劇的な再会をしたことは この日記にも書いたけれど、またもや日曜日、そしてこのスーパーで、 ホントに珍しい人を見かけてしまった。 通称:「フルバァ」。( ̄∇ ̄;) うちらの時代、大垣市には「三大ババァ」という物凄い権力を持った体育教師がいて、 それぞれ厳しく、それぞれ物凄いパワフルで、市内9校ある中学に、きちんと分散して生息していた。 そのうちの1人、「フルバァ」はうちの中学で、やっぱ物凄い権力を発揮しつつ、 やんちゃなうちらの学年を常に監視しているような立場の人だったんだけど、 なぁんとなく、卒業してしまうと、あの激昂が聞けなくなる寂しさからか、 卒業生からは異様に慕われる存在ではあった。 高校に進学し、後に、うちの中学以外にも、このような先生・・・・女性体育教師(定年間近)が そのパワーを遺憾なく発揮していることが判明し、誰が言い出すともなく、 「大垣市三大ババァ」という、凄く名誉な称号が彼女たちに与えられた。 誰が一番怖かったか・・・・などという不毛な噂話は一切なくて、それぞれがそれぞれに怖かった、と 誰もが認め合う、そんな存在で、でも、彼女たちが定年を迎えると知ると、 何となく卒業生たちは結束して、花束を贈呈してみたり、彼女たちを囲む会なんかを開いたり・・・・と 結局は、生徒たちに愛されるべき存在であったのだ。 あたくしも、「フルバァ」には結構やり込められた口だ。 某洗脳教育推進校において、彼女の潜在能力は遺憾なく発揮され、 常にうちらの学年を管轄する立場にあったものだから、よくここにも書いた「裏からの根回し」 の総括的命令を出していたのは実は彼女で、 ハンバーグ事件の時に、1時間半もこっぴどく説教してくれたのは彼女だ。 あたくしは、懐かしさから、彼女に声をかけようとしたんだけど、出来なかった。 未だに怖いわけではない(爆)。 いつもの日曜日のような様子だったなら、それこそ、先週マキ ちゃんを呼び止めたように 声をかけていたかもしれないが、恐ろしく長蛇の列を成しているレジの遥か向こうに、 「フルバァ」がさっさと荷物をまとめて、店から出て行くその姿を黙って見ているしかなかった。 しかし、体育教師ってのは「老い」を知らぬ生き物なのな( ̄∇ ̄;) ホント、昔と全然変わってない。 寧ろ若返ったくらい(爆)。 今住んでいるところは、実家とは隣の学区になるんだけど、そこの小学校に、 あたくしが小学1年生の頃に担任としてお世話になった先生(女性)が赴任していることが、 先日の回覧板で明らかになった。 この先生も、元々体育の先生で、以後、音楽の先生にもなっちゃった異色の人なんだけど、 この人も変わんない!! 多分、サヨコ と同じくらいの年端だったと思うが、写真を見る限り、 物凄く若々しいし、あたくしが小学1年生だった頃に世話になってる・・・・っていうんだから、 彼女が教師になってから、猶に四半世紀は経っているというのに、あの変わり映えのなさは ある種、驚異で、これぞイリュージョン!! 同じ頃に世話になった音楽の先生(男性)は病気で、しばらく教職を離れていたという噂を聞いたのだけど 復活してしばらくしてから、うちの母校の教頭先生になっていた。 「のわっ!!??」とのけぞった(笑)。 殊、「先生」という生き物は、「老い」を知らず、いつまでも元気なものだ。 狭い街での異動しかあまりないので、こういった光景はよく見かけるものなんだけど、 自分が小学生時代といったら、もう20年以上前のことになり、 自分が中学生時代といったら、それこそ15年以上前のことになり、 我々はそれぞれに、物凄い様変わりを果たしているんだけど、あの頃既に大人だった先生たちは、 いつまでも変わらないのはどうしてなんだろう・・・・?(笑) しかし、母校の校舎が変わらないのと同様に、先生の御様子が変わらないのは、 世話になった教え子としては、何だかとても頼もしくて、面映いような、 嬉しい気持ちにさせてくれる。 大学の学部内通信で、世話になった先生が立て続けにお2人もお亡くなりになった・・・・。 老衰を伴うものではあったが、「先生って、いつまでも元気!」という認識を 改めさせられるような感じもして、ずっと会っていない人なのに、そういう話を聞くと やはり少し寂しい。 教師に「いつまでも変わらないでくれ」という注文を出すのは、些か無理があるのだけど、 彼らはいつも、その要求に応えようとしてくれているから、あたくしにとっては 離れてしまってもありがたい存在ではある。 先生には恵まれてきた方だと思うので、尚更だ。 昨今、どうしようもない教師がウジャウジャいるみたいだけど、 あたくしが出会ってきた先生らは、ホント、昭和テイストのいい先生が多かった。 確かに厳しい人も多かったけれど、それも期間限定(笑)。 「卒業」という儀式を迎えれば、それも皆、いい思い出になるから不思議だ。 雨の日のスーパーで、扱かれた中学時代の思い出を馳せていたんだけど、 あまりに人が多すぎて、既に本日のパワーの75%ほどを消費しきっているアサミンジャー なのであった( ̄∇ ̄;)
2004年06月05日(土)
リスペクトみそひともじ give it up Yo!⑪/斉藤由貴
微妙な鼻声が続いているアサミンジャー でござい。 ・・・・風邪か?? ここんところ寒暖差が激しくて、あたくしでなくとも調子を崩している人たちも多いみたいなんだけど 毎晩、検温と体重測定を行なっているあたくし・・・・風邪の兆しどころか微熱もすっかりナリを潜め、 頗る健康・・・・なんですがね。 時折、咽るように咳き込んだり、数日間、微妙な具合で続く鼻声・・・・となると ちと、鬱陶しい。 こんな日は歌でも詠んでいた方がベター。 あたくしの個人的女王様・クィーン・マキュ は、そんなあたくしのスタイルを、「ノリノリ時の量産型」 と呼ばわってくれるんだけど、そんな大したものではない。 気分屋でムラっ気のある、ただの「不良ゲージツ家・不良歌人」 なのだ( ̄^ ̄) そうこうしているうちに、give it up Yo! シリーズも11回目かぁ。 早いなぁ(しみじみ)。(兼題を考えていないの、まるわかり( ̄∇ ̄;)) 少々きつい設定をかけてみるか・・・・たまには。 下の句を限定する。これは歌会や歌合せなどでよく用いられる手法なんだけど、 量産型のあたくしには、少々難しいかもしれない。 今、斉藤由貴の「MAY」 をたまさか聴いていた。 1コーラス目の一番最後のフレーズはこうだ。「どんなことばもみんな嘘なの」 昭和の歌(爆)は作りがとてもシンプルでいいと思う。七・五調がきちんと残っている そういうところがあたくしは結構好きだ。 だから、サザンの楽曲が、平成のこの世、きちんと韻を踏んだり、七・五調の歌詞を崩さずに 今でも安定した楽曲を輩出しているのは、本当に凄いことだと思うのだ。 そういうわけで、本日の兼題は「MAY」 よりパクりましたこのフレーズ、「どんなことばもみんな嘘なの」 これでいきたいと思います。 これを下の句にして、さて何首出来るか、あたくし自身も未知数なところですが、 たまにはこういった挑戦を科すのも良かれと思いました^^反抗期ママに向かって楯突いてどんなことばもみんな嘘なの 初戀は連れてくるんだ天邪鬼どんなことばもみんな嘘なの 未納とか未加入だとか言うけれどどんなことばもみんな嘘なの お絵かきのクレヨン握るあたくしのどんなことばもみんな嘘なの 「愛してる」キミの小鼻が膨らんでどんなことばもみんな嘘なの さよならに込めた気持ちを紐解いてどんなことばもみんな嘘なの 「嘘だよ」と優しいあなたのその笑顔どんなことばもみんな嘘なの 啄木がぢっと手を見たその先のどんなことばもみんな嘘なの 大丈夫急いで傷つくことはないどんなことばもみんな嘘なの 朝食の卵のメニューで白状すどんなことばもみんな嘘なの このパターンの量産は、駄作が多い(爆)。無理するんじゃなかった( ̄∇ ̄;) でも、気付いたことがある。 斉藤由貴の歌う歌詞からパクってくると、詠む歌のカラーが斉藤由貴になる(爆笑)。 今でこそ、アイドルではなくなって、たまに女優業をしたりトーク番組に出てみたり、 その昔は、わけわからない宗教の騒ぎに乗じてみたりと、不思議ワールドで塗り固められた彼女だが、 歌唱力の上手い下手ではなく、本当に彼女は楽曲に恵まれた人だと思う。「卒業」 とか「白い炎」 はあまりにも有名すぎる曲だが、 決して歌が上手い部類ではなかった彼女の持っている、独特の雰囲気を、色んなアーティストが 上手に引き出している。「優駿」 という映画の主題歌にもなったあの曲「ORASION ~祈り~」という曲なんか 来生たかおとのデュエットで、なかなか味のある楽曲に仕上がっている。 実は、アニメ版「YAWARA!」のエンディングテーマにも使われた、「少女時代」 という曲は 原由子の歌だ( ̄^ ̄)と信じて疑わなかった人もおられようが、彼女がリリースする前に、 既に斉藤由貴がアルバム曲の中で歌っていたりするのだ。これが、なかなか良かったりする。 昨日の日記の表題は「少女時代」 というふうに付けたんだけど、 本当のところを明かすと、あたくしの少女時代のバックグラウンドには、 何気に斉藤由貴の曲が流れている、そんな時代だった。 高校生くらいになって、少し前のことを思い出す時に・・・・という時に、彼女の曲が流れていたりした。 なので、本当の少女時代のバックグラウンドというわけではないのだけど、 ノスタルジックに浸っているそのバックグラウンドが、斉藤由貴だった、というわけ。 格別の思いいれがあるわけではないが、これらの楽曲を聴くと、何でかその当時の 空気の色や匂い、自分がいた場所の風の流れ方まで刻銘に思いだせるから不思議だ。 そんなわけで、本日作った歌は、あたくしにとってはある種ノスタルジックなんだけど、 如何せん下の句の全てを、他からパクってきたフレーズだったりするので、 オリジナル性も半分・・・・ってことで。 少しだけ、解説。 8首目。 あたくしの高校時代、国語教師のタカセ師は我々に本当にタメになることばかりを教えてくれる 素晴らしい先生で(爆)、これもその権化といえる。「一握の砂とか、まぁ素晴らしい歌集も残されておりますがねぇ・・・・如何せん、 この石川啄木というオトコ・・・・この文献からは計り知ることが出来ないくらいの どうしようもないオトコでしてな(笑)。 働けど働けどわが暮らし楽にならず・・・・働いておりません、このオトコ( ̄^ ̄) じっと手を見る・・・・綺麗な手をしておりますわ、ホントに( ̄^ ̄) そんなわけで、キミたちもオトコを捕まえる時はじっとその人の手を良く見て、 きちんと働いているかどうかを判断しなさいよ!」 この授業以来、あたくしは「石川啄木」の珠玉の作品を見ても、どれも嘘っぽく見えて、 でも文学作品としてはとても価値のあるものなので、「ふ~む、なるほど・・・・多少のハッタリや自己正当化は文芸人としては必要不可欠だな。」 と、文部科学省が今きいたら、腰を抜かしそうな悟りなんかを授業で開いてしまったわけで(爆)。 俳句や短歌で、近代文壇にセンセーショナルな風を巻き起こした彼だけど、 その裏側には、嘘と欺瞞に満ち溢れていることを知ると、あの肖像を見るたび 「世渡り上手」というキーワードだけが頭の中に浮かぶようになり、 大学に入ってから、マキノノゾミ作の「MOTHER」 という戯曲に出会って、 その中にも石川啄木が登場してきたんだけど、この恩師の言葉が忘れられず、 彼の後ろ側にある、嘘と欺瞞を重ね合わせると、何だかとても人間臭くて、 ひとりで笑っていたくらいだった。 同じ教諭に似たようなことを吹き込まれた、同朋のトキ (コードネーム)も この戯曲に取り組んだ仲間の一人であるが、与謝野鉄幹を演じながら彼もまた、 石川啄木が何たるかというのに思いを馳せた時に、やっぱりニヤついていたっぽかった(笑)。 あたくしは、この戯曲では、幸徳秋水の内縁の妻で、後に大逆事件の引き金を引くことになる 菅野すが・・・・劇中では、菅野須賀子・・・・を演じていたんだけど、与謝野晶子を崇拝しつつ 啄木や白秋らをピシャリとやるのは、短歌をやっている人間としては、実に気持ちのいいものだった。 以来、短歌がやめられない(爆)。 おぉ・・・・そうこうしているうちに、斉藤由貴のアルバムを全部流し終わってしまった(爆)。 楽曲提供者は結構彼女を使って色んな実験をしてたように思われる。 やっぱり時代の流れと、波の大きさ、これに乗れるかどうかなんだなぁ。 切ないよ、ホント・・・・最近、浜崎あゆみの曲はどれ聴いても一緒に聞こえる、 このヤバさ・・・・( ̄∇ ̄;) 認めたくはないんだが、年かねぇ・・・・?(爆) 安室ちゃんの時は、ダンスまでもきっちりコピーできるくらいだったのに・・・・。 まぁ、斉藤由貴を引き合いに出す真似をするくらいの年齢になったってことだ( ̄∇ ̄;) そういうことにしといてくれぃ。 でも、話の筋立ては斬新的!! 全部読むと、「ガラスの仮面」でおなじみの 美内すずえと奇妙なつながりがあるってこともわかったりして、面白いので、 興味のある方は是非読んでみてちょうだい♪ 白泉社から、コミック、文庫両方出てます。 しかし、本日の兼題はちと、無理があったなぁ・・・・歌の出来は及第点以下だわ。 9首目なんか、ほぼ全部、斉藤由貴の楽曲の歌詞を繋ぎ合わせたもんだしなぁ。 誰かにツッコまれる前に、自分で吐いておくアサミンジャー なのであった( ̄∇ ̄;)
昨日。 あのような日記を書き、あ~ぁ・・・・あたくしの方もまたマスコミと一緒で、見切りだったかなぁ・・・・ と、ちょこっとだけ反省していたものの(苦笑)、何のことはない、あれら騒ぎに対し、 真っ向からあたくしと同じような意見を述べている人が登場したので、少しだけ胸を撫で下ろしている、 正真正銘、小心者のアサミンジャー でござい( ̄∇ ̄;) 自分の小ささはそれとして認めなければならないけれど、本質と真実がわかったら、 きちんとそれはそうとして伝えなければならない。自分で自覚しなければならない。 あたくしには、世間を動かすほどの莫大な力はないけれど、一意見として何らかの声明を発表する その行為そのものに関しては、ある程度保証されている。 たとえ世間の隅々にそれが届かなくても、誰かの心にヒットすれば、それでいい・・・・という場合もある。 あたくしの代わりに、間違った方向へ世論が動かないように、軌道修正をしてくれた、 某専門家には、心の中で感謝している。 それでもまだ、テレビの報道などでは、わけのわからないことを言っている上、「もう、何が何だかさっぱりわかりませんね。」 などと、問題から逃げようとするコメンテイターや専門家もいたりするので、 少々頭痛がする( ̄∇ ̄;) 現実に起きていることから逃げる大人が、専門家の旗印を掲げているような国なんだな。 これからはある程度、自分で考えて、きちんと咀嚼した上で、世論と自分の考えを比較してみよっと。 そんなあたくしにも、ちゃんと「少女時代」 というものがあったので、 不必要に記憶力がいいこのあたくし・・・・自分の少女時代・・・・丁度、彼女たちと同じくらいの年代まで 思いを馳せてみた。 あった、あった・・・・。 PCや携帯やインターネットなんかが普及していなくても、なぁんか気性の荒い、 よくわけのわからない行動をとる子。まぁ、仮にトシコ としておこう。 昨日までは仲良く話をしていたのに、翌日にはツンとシカトをかましたり、 別にその子も、勉強や運動が取り立てて出来ないわけでもなく、寧ろ出来る方だったりするんだけど、 本当につかみどころのない、扱いにくい子が、クラスの中にいたんだった。 あたくしはその彼女と長い付き合いで、仲も良かったけれど、ひとつ間違えば、 このような事件と同じようなことが起こっていたかもなぁ・・・・なんて思っちゃうのだ。 無事に、小学校時代の不安定な年頃をやり過ごし、2人とも同じ中学に進学し、 2年目だったかにまた同じクラスになったりしたんだけど、 彼女の扱いは更にややこしくなっていることに気付いた。勉強や部活で忙殺される毎日の中、 あたくしとトシコ 、そしてもう1人共通の仲の良い友人がいたんだけど、 (仮に、アユミ としておこう) ある日・・・・体育の授業に出るかもしくはその授業から帰ってくるか、昇降口で、 こんなやりとりがあったのだった。「そういえばトシコちゃん、中学に入ってから持久走が凄く早くなったよね。」 「そうだね。すごいよね。」 「前までは何とか追いつけるかと思ってたけど、今はもう全然無理だもんね(笑)。」 「私は元々持久走苦手だから、ダメだわ(笑)」 「あのさぁ・・・・」 「なぁに?」 「いかにも私が、前、遅かったみたいに言わないでくれる?」 「は??」 「私は元々、そんなに遅くはないわよ!!」 捨て台詞のようにそういい残し、トシコ は不機嫌そうに、1人でいってしまったのだった。 あたくしと残された友人は、2人とも頭の中にクエスチョンマークを沢山飛ばしたまま、 首を傾げていた。「何か悪いこと言ったかなぁ?」 「わかんない( ̄∇ ̄;)」 「だって、前までトシコちゃんがうちらとどっこいどっこいだったことは 皆もわかってることじゃんね?? 素直に速くなってスゴイなぁって思ってるのに 何か、感じ悪い・・・・。」 「部活でバスケ始めたから、そのせいだって思われたくないのかなぁ?」 「バスケ部、厳しいもんね。でも、そのせいだってことも皆、わかってんじゃない??」 「まぁ、いいや。彼女の気分屋なとこは、今に始まった話でもなし・・・・( ̄∇ ̄;)」 「それこそ、そうだよね~(笑)。」 まぁ、このトシコ がバスケ部に入部するにあたり、彼女の体裁を傷つけるような、 不当な扱いがそこに存在したという有名な裏話があったので、誰もそのことには振れずにいたんだけど、 でも、他人の進歩を素直に認めて賞賛することに、罪を感じていなかった我々は、 彼女のこのぶっきらぼうな態度が、俄かには理解できなかった。 ただ、トシコ の生態みたいなものをよく知っている者同士だから、 ことが大きくならずに済んだっていうか、何というか・・・・( ̄∇ ̄;) でも、今からよく考えれば、私怨を発生させるには十分の何気ない一言だったかもしれない。 まぁ、その証拠といわんばかりに、謂れのない恨みを買ったようで、 何かにつけてあたくしを敵視するようになったトシコ 。 あたくしの初恋を破綻させるその一端を担ったのも、実は彼女だったりした。シン と巧くいっている時は、その間に入るように邪魔をし、ヨシオ があたくしのことに振り向けば、彼を誘惑する・・・・といった具合に 何もかもをメチャクチャにする天才とも言えた。 15歳。 ヘトヘトになって、もうどうでもよくなってしまった時、アユミ にはぶっちゃけた話が出来たけれど、トシコ との溝は深まるばかり。 どうにかこうにか中学は卒業して、アユミ ともトシコ とも別々の高校になったが、 この縁(えにし)はそれ以降も引き続き、アユミ とはいつ再会しても、前のように話が出来たが、 学区内トップの高校に進学していったトシコ は遂に我々を見下すようになり、 やがて疎遠となった。 が、彼女のそれも高校3年間の栄光で。アユミ は神戸の有名私立大、あたくしは東京の某有名芸大に進学し、トシコ は地元の有名女子大に進学した時点で、何となく形勢が逆転してしまった(苦笑)。 我々は、自分の進学先に満足していて、それをひけらかすようなことはしなかったけれど、 彼女の進学していった大学は、いわゆるお嬢様大学で、中学から付属校がある。 中学からその学校に通っている女の子は「純金」と呼ばれ、大学受験を突破してきた 付け焼刃的なお嬢様のことを、地元では「メッキ」と呼ばれているのだった。 確かに、誰もが受かるようなバカな大学じゃないんだけど、大学の中の派閥や 地元民が見る目は「純金」と「メッキ」とでは雲泥の差で、努力家の彼女は「メッキ」に属されてしまうことで 一瞬、輝きを失った。成人式で姿を見なかったのだ。地元に残ったクセに・・・・。 でも、誰も彼女のことを「メッキ」と馬鹿にするつもりはなかったのだ。 高校に入った時点で、2枚も3枚も脱皮を果たし、好き放題にやってきたあたくしを、 例えば市立図書館などでバッタリ出くわすと、トシコ は決まって、挨拶もしないで、 自分の新しい友達に向かって、あたくしのことをヒソヒソと耳打ちするようになっていたので、 さすがのあたくしも、もうこの時点で呆れた。 ・・・・つまんないオンナ。トシコ って。 あたくしの隣には、その当時、決まって不特定多数の男性がいてくれたので、 惨めな思いをせずに済んだんだけど、多分、勝手に「遊び人」の烙印を押されていたに違いない(苦笑)。 11~12歳の頃は、ただ「扱いにくい女の子」で済んでいたけれど、ここまでくると、 ある種、有害な気もしてきた( ̄∇ ̄;) いいオトコでもサイドについてくれりゃいいんだろうけれど、そういう噂を中学卒業後、 あんなにネットワークがしっかりしていた母親軍団の元で育っても、一度たりとも聞いたことがない。 そう・・・・未だに(爆)。 まぁ、そういう部分ではあたくしも多分、同類だったんだけど、 事実、不自由な思いはしてこなかったし、16~25歳という一番の売り時、 楽しく過ごしてこられたので、それはそれでいいかと思ってもいるんだけど(爆)。アユミ の音沙汰は途絶えてしまったんだけど、何となく想像がつくからいい。 いい奥さんになっていそうな、いいお母さんになっていそうな・・・・ はたまた、自分に合った仕事を見出していそうな、色んな可能性を想像することが出来るんだけど。 ただ、トシコ に関しては、もうコメントの仕様がない(苦笑)。 彼女の就職先は、母親ネットワーク:通称、魔女集会 から聞いて知っている。 某痴呆 地方紙とローカル放送が一緒になった会社だ。 ・・・・で、あの場所でキャリアを積んでいることを頼むからひけらかさないでくれ。 世間はもっと広く、中央ではもっと面白いことが起こっていて、 キミらはそれを掻い摘んでいるだけだということを助言したかったが、 やめといた(爆)。 少女時代からガッツリと土着している人間、しかもメディア方面に進んだ人間は、 本当に聞く耳持たないというか、何というか・・・・いっぺん、中央で仕事をしてくれば、 その価値観も変わるんだけど、腰掛にしちゃ、あんた、その場所に長居しすぎだよ(-。-) ぼそっ 三つ子の魂百まで・・・・とはよく言ったもの。 あたくし、それを身近に感じつつ育ちましたので、少女時代にあんまりいい思い出はないものの、 学ぶべきものは他の人より多かった気がする。 故、例えば人を刺してしまうような、刺されてしまうようなそんな場面に遭遇しそうになりつつも、 回避できてきたのかもしれない。 今、どうしてんだろうなぁ・・・・(苦笑)。 遡って思い出すと、例の大雪の日の同窓会の日・・・・2年くらい前か・・・・に会ったきりだけど あんまり変わってなかったもんなぁ( ̄∇ ̄;) そりゃ、面白いくらいに変わってなかった(爆)。 あそこまでいくと、けだし「芸術」と呼んでも惜しくはない。 真性の嫌われ者ではなかっただけに、非常に稀有な存在ということになる。 女の子って、男の子が持っていない「神秘性」を持っているというけれど、 コレもまたそのひとつなのかもしれない。 神秘的か否かはおいといて、千里眼を持っている女の子たちは本当に魅力的で、 メッキだろうが純金だろうが、そんな付加価値なんか全く問題にしていない。 その潔さが、付加価値重視の女の子たちにとっては、非常に脅威だったりするのだ。 その脅威すら見て見ぬ振りをして、開き直る人たちのことを「負け犬」というのかもしれない。 開き直るヒマがあったら、軌道修正に時間をかけたほうがいい。 そんなことを思う、初夏の夕暮れなのでした。
2004年06月03日(木)
ポリシーを持って騒げ
昨日の今様の中にもちょこっとだけ触れましたが・・・・。 例の事件・・・・物凄い勢いで報道が突っ走ってます( ̄∇ ̄;) コレはもう何とも云い難いのですが、日本の、日本人の悪癖というか慣習というか・・・・ 呆れてモノが言えません(苦笑)。 教育現場にPCを入れるように推進したのは文部科学省。 使い方や諸注意まで、全てを教えるのは現場の教師。 使うか否か、最後の決定を出すのは家庭。 と、この三段構えが「大丈夫そう」な雰囲気をいかにも醸し出しているけれども、 実はそうではない。 利便性だけを追求して、意外な落とし穴や初歩的なネットエチケットの欠落に陥るのは、 インターネットを使い始めた人なら誰しもが通過する、いわば「洗礼」みたいなもので、 この「洗礼」は稀に、大人をも惑わす力を持っているので、況して子供が使う時には 細心の注意を払わなければならないわけなんだけど・・・・ 如何せん、文科省の認識が甘すぎること、現場の教師にその道に熟知しているものが少なすぎること、 そりゃ、日常的に使用するか否かは家庭で決めることだけど、お上の認識の甘さに あたくしは本当に呆れてしまった。 事件の真相は少しずつベールを脱いで明るみに出つつあるけれど、 今回のこの事件は、何も「インターネット」というツールでのコミュニケーションだけが 問題ではないということも同時に明るみに出だした。 それなのに、見切り発車をしてしまった報道各陣営は、コレをどうやって決着をつけ、 それぞれの社として、認識、伝達していくのか、今後の「報道」の動向が気になるところ。 まぁ、その「報道」によると・・・・。①ネット以外にも、交換日記みたいなのを加害者女児(この言い方も如何なもの?)を含む 4~5人でこの4月くらいから始めていたらしい。 ②加害者女児のホームページで悪口を言われたことだけがクローズアップされているが、 実は、この交換日記でも何日かに渡り、被害者以外からも悪口を書かれていたようだ。 ③加害者女児は学校内で「ムカつく」などと言い、壁などを蹴ったりしている行動が見られた。 ④で、以上のことは親や教諭が知りえるところではなかった。 とまぁ、こんなところなんだけど、こんなこと、うちらの時代でも日常茶飯事に起きていた(苦笑)。 「交換日記」みたいなノートの回しあいなんて、誰しもが経験していることだと思うし、 互いのことをよく知るために・・・・なんていう尤もらしい理由で持って、班ごとに 「グループノート」みたいな物を作成して、半ば強制的に交換日記みたいなことをやらせる そんな教師もいたくらいだ。 誰かが読むことを前提として書くので、過ぎた悪口や偏った意見は慎むように誰もが心がけるのだけど 思いも寄らぬ反応が出てきたりして、たまに問題になる・・・・なんてのもやっぱり日常茶飯事だった。 なので、文章を書くのが別段苦ではないこのあたくしでも、こういったノートの交換は かなり鬱陶しいものであった( ̄∇ ̄;) いつ誤解が生じるかわからないし、生じた誤解を解くには物凄い時間がかかるとわかっていたし、 何より、証拠物件が残っているので、すっぽかすなんてことも出来ないから、 物凄く気を使って文章を書いていたような気がする。 誤解を招かないように・・・・それでも言いたいことは言わなければならないし・・・・ このジレンマで、本当に書きたいことを書かずにやり過ごしたこともあった。 今回の事件では、加害者も被害者も、ある意味では「被害者」 のような気がしてならない。 このような場合、親や教師に責任があるようには決して思えない。 この年頃になれば、女子児童などは特にそうなんだけど、隠し事が本当に上手になるのだ。 同じ年齢の男子児童とは比べ物にならないくらいに、隠蔽工作が巧い。 故、陰湿ないじめや人間関係が最後まで明るみに出ないのも、この年頃の少女たちの特徴である。 それには一切目を向けず、ネットでしかコミュニケイトできないような、過ぎた報道をする 新聞や各マスコミに少し腹が立った。 殺された子は明るくてリーダーシップのある子。 殺した子は、真面目で礼儀正しい子。 どっちもいい子である。表面的には。 でもさぁ・・・・そんな表面的なことは、本当にどうでもいいわけ。 確かに殺してしまった子は悪いことをした。かなり罪深い。 そして殺された子は、お悔やみの言葉もないくらいに気の毒だと思う。 しかし殺されてしまった子の生前、何が起きていたか、 そして、その出来事が、殺人にまで駆り立てた子の心にどう響いていたのか、 着眼点はこっちであって、ネットに依存する子供たち・・・・では決してないのである。 コレは予想の粋を出ないので、鵜呑みにして欲しくないのだけど・・・・。 似たような場面にあたくしも何度も何度も遭遇してきているような気がするから、 敢えて書く。 加害者女児は「クラスの中ではどのような位置に自分はいたと思うか?」 という問いかけに対し、「中間」 と答えたという。「身長? 勉強の出来?」 という更なる弁護士の問いに、「色んな意味で」 と答えたらしい。 この最終的な答え・・・・「色んな意味」 に何が込められているのか。 親や教師たちには決してわからない。多分、弁護士にもわからないと思う。 だって本当に、「色んな意味」 がそこには込められていて、一言では言い表しようにないのだ。 自分は勉強もスポーツも出来る、絵もそこそこ描けるし、歌だって普通よりは巧いと思う・・・・ でも・・・・でも・・・・クラスの中の権力的ピラミッドで見ると、中の下。 友達は、他の子よりも少ないから、色んな意味で「中間」。 もう、こう表現するしかない場合もあるんだ。 また別の場合。 勉強もスポーツもそこそこだけど、結構統率力に恵まれて、先生ウケも良く、 クラス委員を歴任し、それなりに成果を挙げている。 友達も多い方だけど、1番・・・・ってわけじゃないし、そもそもモテる部類じゃないから「中間」。 また別の場合。 勉強もスポーツも大嫌いだけど、学校は好き。 先生には叱られてばかりだけど、友達には恵まれている。 だけど家は貧乏・・・・でもまぁ、「あの子」よりかは可愛いと思う・・・・だから「中間」。 さあ、大人たちよ・・・・。「1億総中流」 という言葉が駆け巡った、あの時代のことを思い出して欲しい。 今や、その感覚が、無意識のうちに子供たちの中にも浸透してきているのだ。 あの時代の中で「あの人よりはマシ」「うちは上流ではないがとりあえず、まだ下がいそう」 そんな感覚の中で、子供を育ててしまったツケが、ここにこうして表出した結果がコレだ。 身長も、勉強の出来も、男の子にモテるか否かの基準も、彼女たちにとっては 確かに1つの標準形態というのがあるに相違ないが、まだ一所懸命、人間関係の作り方を 必死に学ぶ途上にいる彼女たちにとって、学校やクラスの中で、「中間」 にいることが どれだけ重要なことなのか、大人たちは気付かなさ過ぎる。 大人たちだってそうだろう。 自らの暮らしが「上流」と自分の心の中ではそう思っていても、口には出して言わない。 謙遜して「(標準以上だとは思うけど)中流です。」と言う。 子供たちだって同じことなのだ。 自分がクラスの中で1番だと思えることが何か1つでもあったとしても、 自覚する欠点がある限り、胸を張って「1番です」とは言えないものなのだ。 そして、明らかに最下部に位置づけられていると分かってはいても、何かと理由を見つけ出してきて、 何とか自分を「中間」まで伸し上げようとする。 思い当たるフシはないだろうか・・・・? そんな中で、身長がどうの勉強の出来がどうのと、マヌケな質問をしたあの弁護士の今後の手腕が 問われるところでもある。 11歳・・・・小学6年生の女子ともなれば、体も心もほぼ大人。 必死に自分を「中間」と位置づけたがるのが、何よりの証拠。 確かに精神鑑定は必要ないかもしれない。 しかし、大人たち知らず知らずのうちに積み重ねてきた生活スタイルが、 意外なところに影響を及ぼしていることを、大人自身がもっと自覚すべきである。 今回の場合、直接、親や教師が悪影響を与えたとは思えない。 周囲の環境に取りだてて劣悪な部分があったとも思えない。 傷みを分け合う互いの親たちは、とにかく今はそっとしておいてあげるのが一番だと思うが、 報道において、種々のコメントを落としていく、その方面のエキスパートたちには 細心の注意を払った発言を要求したい。 今回のこの事件で、教育現場におけるネットのあり方や、家庭におけるPCや携帯の普及率を 急遽調査するなど、ありとあらゆる統計結果が打ち出されたりしたが、 あたくしはそんなものに何ら意味はないと思う。 いずれは、PCを使って生活していくことを強いられる風潮にあるだろうし、 ある年齢に達すれば、自分の責任範囲において携帯電話を使用することにも出くわすだろう。 早い時期に、これらの使い方や利便性・危険性を教えておくことは悪くないとあたくしも思う。 だって、初心者ならば、大人だって色々な間違いを引き起こすのがネットの怖さだから。 上手に人間関係を構築してきたはずの大人ですら、ネットの中のルールに従えない者は排他される。 ネットに限らず、どの世界でも同じだと思う。 郷に入っては郷に従え・・・・ではないが、ある限られた世界の中にひとたび飛び込めば、 大人だろうが子供だろうが、要求されるのは「協調性」と「順応性」であって、 これらの適応能力が大人より極めて高い子供は、捜せばゴロゴロいる。 なので、子供にインターネットというツールを巧く使いこなすように教育する前に、 人間関係の構築を・・・・というのはそもそもお門違いであって、 列島全体を見渡し、どうしてこうなったか、もう1回よく考えてみろよ? と、 あたくしはそれが言いたいのである。 責任転嫁をするわけじゃないけれど、あたくしには専門的知識やネームバリューがあるわけではないので ひとりのおとなの一意見として、この日の日記も流されていくのだろう。 ただ、ちゃんとした大人への一歩として、とある某巨大掲示板に実名を論って書き込んだり、 そういうアホなことはしない。 あそこがほぼ無法地帯だとしても、だ。 そもそも、某巨大掲示板にそれとなく実名が挙げられた時点で、法務局が動く、 この国のネット環境がどっか狂ってると思う・・・・。 皆様・・・・騒ぐ時は、きちっとした意見と、それに基づく信念を掲げて、 あと、年金も納めたつもりで騒ぎましょう(苦笑)。 (嗚呼・・・・未納金額遂に30万円を突破・・・・( ̄∇ ̄;))
2004年06月02日(水)
リスペクトみそひともじ give it up Yo!⑩/水無月のひと
コレをやると、局部的に喜んでくださる方が数人いらっしゃって(爆)、 オマケに、「不良ゲージツ家」「不良歌人」 としてのあたくしの虚栄心もそこそこ満たされるため、 半月の猶予をいただき、またまたシリーズ復活です。 ところで、現代短歌の先駆けとも云われている、某・サラダ記念日の人ですが、 最近、自作短歌80作以上を盛り込んだ長編小説を出版されたそうですね。 さすが、サラダ記念日 のチョコレート革命 (爆)。 そんな売れっ子を横目に、「ちょいと、お待ちよ。そのジャンルはこっそり『雑』で、あたくしが既に開拓済みだもんね( ̄^ ̄)」 と、下町の江戸っ子おかみさん風に遠吠えをしたのは言うまでもありませんが、 如何せん、出版物なぞ、売れて何ぼ、知られて何ぼ・・・・。 気になる人は、「紫苑の間」 に作品集もございますので(短編ですが) 冷やかしでもかまいませんので御賞味くださいまし。 そんなこんなで、あたくしの心の叫びは、やっぱりただの「負け犬の遠吠え」。 いや、負けちゃいませんよ? でも、そう見られちゃうんだよなぁ・・・・世知辛いよ(トホホ)。 兼題は後付けで。タイトル表示にはそれとなく先に出ちゃうことと思いますが、 そのへんは、まぁいつもの不良っぷりということで、どうかひとつ御容赦くださいませ。時告げる鐘なる日を狙いすましあなたが告げた愛の告白 水無月のじっとりとした水分をまとめて天に返してあげよう 街の色変える若さのパワーかなをとめをのこの夏の制服 初夏の夜話すことばもなくなって隣家の赤子の声が心地いい 半袖を更にまくって汗かいて大声出すのは女子選手だった 傘の華ぶつかりそうでぶつからず巧く流れる新宿駅前 休田に咲く蓮華草の彩りに惑わされるな母校のをとめ 新聞の販売所の心配りでやんでしまった雨も記録され 小忙しく過ぎた皐月のツケが来て水無月病になっちゃったりする 清流の水嵩ひとつで上流の雲ゆきのことに思いを馳せたり 首を切られた少女にも 切ってしまった少女にも 何か最後に取り交わす 会話がそこにあったはず 時間を詰めに詰めすぎて スランプなんかがやってきて もうダメだって思っても 成功するのは水無月のせい 暑いね暑いねそうだよね そんな翌日雨降って 慌てて長袖出し直す 風邪でなくとも節々が痛い 兼題は「水無月のひと」 ということで、月も替わり早6月。 年始の挨拶から半年かよっ!?ってなところですが、我々にとっては、この半年、 いやにハイペースなスパンで、何が起こったのか、刻銘に逐一覚えていられないほどでした。 あたくしはそんな中、日記を書くことで、日々の繋がりを自分の中に繋ぎとめているわけですが、 悠長に歌を詠んでいる場合ではなくて、本当に、あくせくしていた半年でした。 今、現在、生活も精神状態もかなり落ち着いてきて、オマケにぷよ2 のカラダ改善プロジェクトも 絶好調に進んでおり、いつもよりハイな6月を迎えることが出来ました。 梅雨はダメなんです・・・・。 雨降りは鬱を誘い、右肘の古傷がシクシクと痛み出し、何もかもが気だるいのですが、 今年の入梅前は、とりあえずは何とか・・・・(苦笑)。 少しだけ、歌の解釈を。 7首目。 何のことかとお思いでしょうが・・・・。 うちの母校(高校)は周りを田んぼに囲まれた自然豊かなド田舎に立地しており、 毎年、初夏の頃に、卒業アルバムの写真をまとめ撮りします。 特に女子クラスは、休田地の田んぼの中での集合写真・・・・というのが毎年のお約束で、 あたくしも経験しました。 出来上がった写真は、何とも乙女チックで、他の学校の男子生徒にかなりウケがいいのですが、 写真を撮った後、誰しもが 「もうこんな撮影は2度と嫌や!!」 とウンザリ。 蓮華畑は綺麗なのですが、足元は泥だらけ。 そこへ制服で突入していき、可愛らしく写真に収まらなければならないという、 女子クラスならではの宿命に、毎年毎年、「何でやねんっ!!」 と苦情の嵐(爆)。 なのに、毎年毎年、女子クラスはこういう目に遭うので、早く専属カメラマンを変えたほうがいいと思うアサミンジャー なのでした。 ・・・・まだ続いてるのかいな? あのけったいな伝統は( ̄∇ ̄;) でも、まだカラダ年齢、43歳とか・・・・( ̄∇ ̄;) まぁ、そう簡単に若返られてもビックリしてしまうので、ちょこっとずつでも成果が出れば、 まぁそれでいいかな♪ と。 そんなあたくしは・・・・というと。 そんなわけで、2人して日々の鍛錬を欠かさず、成果も出てきたもんだからぷよ2 も張り切っちゃって(爆)。 背筋の他に、ひねり腹筋まできちんと毎日30回ずつやるようになったので、 ウェストの逆くびれが、徐々にまっすぐになりつつあります(爆)。 頑張っているので、今日くらいは肉を食わせてやるかな┐( ̄∇ ̄)┌オホホ (コレが後々、大きな支障にならなければいいんだけど(苦笑))
夢を見たんだ。 恋をしている夢だった。 相手は、あたくしにとっては凄く稀なんだけど、少しだけ年上の知っている男性だった。 夢を見たんだ。 目が覚めた瞬間、哀しいような切ないような、そんな気持ちになった。 嗚呼・・・・夢だったんだ・・・・って。 この男性と恋に落ちる云々ではなくて、こういう気持ちから自分が少し遠ざかっていた気がして、 多分、それが哀しくて切なかったんだと思う。 夢の中であたくしは、ひたすら頑張っていた。 「愛されよう」と努力していた。 少しでも長く、この彼のそばにいたくて、必死になっていた。 これが「恋」なんだなぁと気づいた時は、凄く嬉しい気分だったんだけど、 目が覚めた瞬間に、「夢」だとわかった瞬間に、そんな気分も脆くくずれさった。 夢の中には、何人か見知った人が出てきていた。 この男性のほかにも、知っている男性が数人出てきたことを覚えている。 しかも、今までに何らかの形で出会った、「年上」の男性ばかり。 少しだけ年齢が離れている、学校でいうならば「先輩」みたいな位置付けの、 そんな感じの人ばかりが出てきていた。 それなのに、今まで、実際に交際した人というのは一切登場しなかった。 今までにも、この類の夢って見てきているはずなんだ。 しかも、現状に満足している時に限って、こういう夢を見てきている(笑)。 例えば・・・・彼氏ができた直後、とか、それまでつきあってきた人と別れた直後でスッキリしている、とか。 新しく何かに踏み出し、自分自身に満足している時に限ってみる夢・・・・。 今までは、戻ってリセットすることも可能なポジションにいた。 社会的にも自由な立場で、恋愛市場でも常に自由で、それは仕事にもいえることで。 簡単にリセットボタンを押すようなわけにはいかない立場にいるというのを、 改めて思い知らされたような気分になって、夢から覚めた直後は気分が最悪だった(爆)。 かといって、現状に何ら不満があるわけではない。 自由な時間はいくらでもあるし、自分のペースで家のことをこなせばいいし、 多少サボっても、誰も文句は言わないし、オマケに今月からお小遣いがもらえるようになったし(爆)。 でも、このPCの傍らで、PS2のゲームに没頭し、いきなりリセットボタンを押しているぷよ2 を見ていると、この人にとってのリセットボタンって・・・・と、高々ゲームなんだけど、 ちょっと深刻に考えてしまう。 一緒に暮らしだした直後も、あたくしとしてはあんまり違和感がないままで、 今日の今日まで来たわけだけど、初めて感じる違和感だった。 食事の好き嫌いは、予め聞いていた、納豆とグレープフルーツかだけかと思いきや、 実際は、茗荷もダメ、セロリもダメ、多分この様子だとパクチーなんてもってのほかだろう(苦笑)。 香菜系大好きなあたくしとしては、この「食」のすれ違いも大きな違和感。 確かに、絶対に食べられないものは、納豆とグレープフルーツだけで、 あとは無理をすれば食べられるのかもしれないけれど、その無理を取り除いたら、 この人は結構な偏食家なのかもしれない・・・・と、違和感を覚えつつあったのだ。 「恋」と「生活」って違うんだなぁ・・・・しみじみ思った。 わかってはいたことだけど、隠されてきたことが少しずつ露呈されるそのプロセスを いちいち見ていたら、だんだん、自分に腹が立ってきた(笑)。 だからあんな夢を見たのかもしれないな(爆)。 多分、明日の食事にも、ぷよ2 が嫌いと思われる野菜を使うだろう。 嫌がらせとか腹いせとかではない。 だって、「恋」と「生活」は違うんだから。 「夢」と「現実」が違うように、これからも長い道程が待っているんだから。 最近。 薬の量がかなり減ってきたので、前のように「夢」と「現実」の区別がつかないよ~( ̄□ ̄;)!! という、ハタから見ればバカみたいな、寝起きパニックというのもほとんど無くなったんだが、 今日のは少々パンチが強かったなぁ。 前なんかは、寝てる時に見た夢と現実に起きていることの区別が本当につかなくて、 夢の中で大失言をしたことを、現実で平謝りして笑われたり、 そういう周到な場合はまだいいんだけど、例えば夢の中で大事な連絡をして、 現実でもきちんとやったと勘違いしていて、後で、先方に多大なご迷惑をおかけする・・・・ なんてこともあったわけだから、明らかに生活に支障を来していたというわけ。 それがなくなった分、多少、健やかになれたんだと思っていたんだが・・・・ これからもきっと、新しいことって増えてくると思う。 そして、それをいちいちここに書くと思う(笑)。 例えば・・・・恋する乙女が、その日あったことを一喜一憂して、こっそりと日記をつけるのと同じ感覚で あたくしは、「こっそりと」ではなく、堂々と公開していくんだと思う。 で、後から読み返して「後悔」もするんだと思う。┐( ̄∇ ̄)┌オホホ ( ̄∇ ̄;) ( ̄∇ ̄;) ( ̄∇ ̄;) お後が宜しい様で・・・・└(―_―;)_―;)―;);))┐こっそり退却!