大垣から東京に住民票を移したのは、上京してすぐのことではなかった。 成人式が終わって、みんなできゃあきゃあ言った後だったような気がする。
住民票を移したら、年金納めろだの、税金の申告に来いだの、わからない封書がたくさん届くようになった。いくつかは無視したけど、学生の時は学生証さえもっていれば無敵だったので、国保も安く済んでいた。
今日は、お役所巡りでした。 市役所に行って転入届を出し、住民票をもらって、サツに行って免許の裏書をしてもらわないと、身分証明書たるものが何もなくなってしまうものだから・・・・。 ところがサツの野郎、
「県外から転入の場合は写真が必要です」 なんか、妙に偉そうでやんの。 写真なんか手持ちになかったし、何しろ、そのエラそうな態度が気に食わなかったので、さっさと建物を出た。サツの人間ってどうして事務手続き係までエラそうなんだ??
月曜にはまた銀行に行って、サツにも行って、も1個、届出が必要なとこがあるからそこにも行って・・・って、月曜って、ダーリンに「会おう」と約束した日だ( ̄∇ ̄;) 足になってね(猫なで声)>ダーリン
2001年07月25日(水)
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闘え! 起動戦士アサミンジャー ~闘病生活にはやっぱり薬って必要なのね~ |
真冬が剥がれ落ちてゆくのがわかりました。 「真冬」についての記述は、当HP「2000年の夏」(パスはずしました)をご参照ください。
というのも。 まずは、引越し屋(●ック引越しセンター)との果てしない攻防戦を、電車の中にも拘わらず携帯でやらかし、喧嘩腰で相手をとっちめた。もう2度と頼むかっっ!!てな勢いで電話を切る。しかし、そのおかげか、23日中には絶対に終わらないと思っていた荷物の運び出しも済ますことができた。しかし、おたおたしていると、予定の新幹線に乗れない=宿がないということになってしまうので、母・サヨコと共に、新宿を大荷物抱えて激走し、自販機でチケットを買って何とか中央線に乗り込んだ。 そしたら、母・サヨコときたら、汗だくになってこのようなことをのたまう・・・・。
あ・・・・サイフがない・・・・ もう1度言ってごらん? あたし、ヘタしたら人目をはばからずキレるかもよ?(-。-) ボソッ
絶対にこのバッグに入れたと引かない母・サヨコの隣で、σ( ̄∇ ̄)は「すられたんだ」「落としたんだ」と、諦めの境地。ここしばらく色々な雑務に追われて、自分以外の人のパニックにまで首を突っ込んでいられるほど余裕がないのだ。母・サヨコの手持ちのバッグは大きく口の開いたもので、ボタン1個でそれを留めるだけだから、σ( ̄∇ ̄)の言うことはまんざらありえない話でもないのだ。 しかし、彼女のもう1つの手荷物・・・・カート。 こいつも、上部はバッグと同じようにボタンで留めるタイプで、隙間からサイフくらいなら滑り込ませることができる。
「カートの中じゃないの?」 そうやって、汗だくサヨコに言ってはみるものの、彼女はすっかりパニックに陥ってしまい、バッグの中を全部捜しきっても尚、カートには触れようともしないのである。
パニックって怖いなぁ・・・・・・。
いつもは、自分がこんなふうなんだろうなぁと、やけに冷静なことを考えながら、私がカートの上部から手を突っ込んでみると・・・・。
あるじゃん( ̄^ ̄) 一件落着ですわ。はぁ。 この後、汗だくサヨコは、中央線を降りて新幹線に乗っても尚、乗換えで走っていたせいもあるけれど、静岡辺りまで汗だくのままでした(爆)。 σ( ̄∇ ̄)1人ならまだしも、2人してこんなふうなので、とても薬なんか飲んでのほほん・まったりとなんかしてられなかったのである。 24日も休まらず、自分の部屋を片付けなければ、ベッドもチェストも入らないものだから、40℃になろうかという気温の中、汗だくサヨコと2人でバタバタ格闘していた。
そして今朝。 引っ越しの荷が届き、作業員に凡その指令を出すべく、てきぱきと働く。 ソラナックスだけでこの1週間すごしてきたが、それはそれ。正解だったかもしれない。倒れていられない。休んでいられない。そういう差し迫った状況に、普段の薬は向かないのである。 昼過ぎに何とかそれも済み、ドッと疲れが出た。 たった30分しかベッドで横になるくらいしか休めなかったが、今日は診察の日。Dr.オーアエに醜態をさらしに行く日だ。
さっそく乗り込む診察室。 色々と話をしているうちに、自分が剥き出しの状態になりつつあるのを感じた。つまり・・・・真冬という鎧が溶けてはがれてゆくのを・・・・。
Dr.オーアエは相変わらずで、私という1個の中に何が存在し、それが主人格である私とどういった関係性があるのか知りたいらしく、色々と話をさせる。 真冬や朝美、そして一平は、イマジナリー・コンパニオンではないか・・・・?というところまではいつも話が進むのだけど、私だってやつらがどこにいて、どうやって私の中で過ごしているかなんて、知るに及ばない。 ただ何となく感じることをいちいちオーアエはカルテに書くが、恐らく重複していることが凡そではなかろうか・・・・? 彼は、真冬という存在(もしくはキャラ?)にどうやらとても興味があるらしい。
真冬は真冬だ。
私だって、自分と真冬の関係性をうまく説明なんかできやしない。 ただ、自分の中にいる。
感じる
これは常人の捉え方ではないと、オーアエはのたまう。 でもこれだけは確かだ。 真冬はいる。
そして今日、決定的に今までとは違うことを言われた。
「あなたはパニック障害ではない。」 パニックアタックは他の原因で(例えばPTSDとか)出る場合があるというのは私も以前から知っていた。表層的にアタックは出るが、これをパニック障害と診断しがたいというわけだ。
はあっっ?? んじゃ、東京のクリニックで書いてもらった診断書、ありゃ、誤診ってわけですかい?(その診断書のおかげで色々と助かったことは多いけど) とにかくオーアエは、私のことを面白がっている。彼は私の中に潜むナゾをどうしても究明したそうに、困った顔をしてみたり、笑ったりしている。私だって知りたい。自分の中で何が起こっているのか。どうして苦しくなるのか。その他色々。そんなわけで、これからもオーアエと私の飽くなき攻防戦は続くのだ。
今日はダダをこねて、ロールシャッハテストのカルテがほしいっっ! と言ったら、本当にくれた(看護婦が慌てて飛んできて、コピーだけでも残さねばと戦ってくれた。公共施設はカルテの管理が大変らしい)。言ってみるもんだな。 人の倍の量はあるデータをGETして、本日はあたしの勝ちだな♪┐( ̄∇ ̄)┌オホホ
今日からいつもの通りの薬を飲んで、まったりと休んでいくことにする。 ここ数日、気が張り詰めすぎて、疲れてしまった。
私の周囲にいる人たちはみんな呑気です。 だから、ダラダラと休み続ける私のことを何も言わせないようにしようと思う。 そんな周囲の人たちと同じような作業をこなすのに、私にはコツがある。 ただし、それには真冬というものが必要なわけで・・・・。そのかわり、私が完全武装したら、短時間で、完璧な仕上がりの仕事をやってのけるだけの自信はある。・・・・今までは、そうしてきたのだから、できないわけがない。
だから今。 休ませてほしいのだ。 今の私には、鎧が少し重すぎるようだ。
2001年07月20日(金)
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愛機とともに復活! あさみたん、田舎暮らしは東京より熱い |
暑い・・・・・。 岐阜の名物には、猛暑なんてのもある。(静かに微笑)
東京に涙流してお別れを告げ、この愛機(ヴィヴィアンⅡ)と一緒に大垣に戻ってきたのがちょうど1週間前の13日。それまで、コイツは動いてなかった。 σ( ̄∇ ̄)ご贔屓のD●Iの契約を打ち切り、あれだけ苦労して手に入れたTAもまだ東京で皆様からのお電話を受けるのに(地味に)活躍中。こっちでは、ケーブル回線を使いましょうってことで、その工事のおっちゃんたちが現れたのが昨日だった。 動かなかった間、パソには一切触らずに、自分も山のように動かず静養してましたわ(うふ)。
皆さまにはご心配をおかけしたようで、沢山のメールを給わりまして、厚く御礼申し上げます。
病気なんですけどね、田舎にいればそれなりに元気だし、今度主治医になった先生はなんだかとっても奇天烈なオヤジで、その先生に会いに行くのがまた楽しみだったりするのだな(爆)
22日に東京に帰り、完全撤退です。 引越屋もきます。 大家もきます。(壁に穴あけたのがここでばれます) 電気・電話・水道・ガス・プロバイダ全てに連絡もとりました。 私は、もうあのアパートには帰ることができなくなってしまうのです。 (あぁ・・・・泣くなと親に言われているのにまた涙が・・・・( ̄∇ ̄;) )
パソが動くようになるまでに、今日は数時間格闘しました。 パソそのものに数時間、周辺機器をそろえるのに炎天下をまた数時間。 今、こうしてオンラインになっているのが あぁ・・・・涙を誘う。 またタワーのフタ開けて、がんばっちゃいましたわ。
引越が完全に終わった時点で、また、この日記もガンガン更新していきます。 っていうか・・・・・・この部屋の中に、あの荷物が全部格納されるかどうかが心配です。
お片づけが苦手なσ( ̄∇ ̄)・・・・母・サヨコが鬼のように指導してくれることでしょう・・・・。
そうそう♪ 1週間後には、このパソ専用に回転座椅子も届くの~~~~♪ それまでに回転座椅子のスペース作るぞ♪
てなわけで、本日は集中力もないし、ここらへんでおひらきっっ♪ また、6月の出来事も随時アップする予定ですので、よろしく。
え~・・・・。
ごぶさたしておりましたm(_ _)m
何せですね、とんでもない体調不良で、とてもPCに向かって日々の徒然を書くなんてパワーのいる作業ができない状況だったもので・・・・。 日記が更新されていないことに心配して、メールや電話も頂きました。誠にありがたいことです。それでもσ( ̄∇ ̄)は生きています。ご心配なく。
さて・・・・。
PCに向かっていなかったのは、単純に1ヵ月半ほど東京にいなかっただけで、実家に強制送還されておりました( ̄∇ ̄;) 独り暮らしともなると、衣食住の中でも特に食生活が狂い出すとたちまち体調を崩しがちですが、σ( ̄∇ ̄)の病気の場合も特にその典型で、いつもこの日記に登場してくれる、ごキゲンな両親たちが頭からツノをはやして
帰ってこい( ̄^ ̄)
と、言い出す顛末で、それに同意したうちのダーリンは電車に乗れないσ( ̄∇ ̄)を実家へと輸送するためにわざわざ名古屋からこの大都会へと車を走らせてくれたわけです。 そりゃあ、もうむこうでは、ゆっくり休みましたわ。 1人じゃ何にもできないんですもの・・・・っていうか、やらせてくれないんですもの。立ち上がろうとするたびに、立ちくらみで倒れられちゃかなわんとばかりに、母・サヨコはσ( ̄∇ ̄)に激甘で、久々に箱入り娘な気分を味わってきました。
んで、そんな私がなぜまた東京にいるのかというと・・・・。 激論の末、敗退し、この地を撤退することが決まってしまったからなのです。 要するに後片付けですね。 毎日、毎日、わんわん泣きながら(犬ぢゃないけど)東京を去ることに関して何とかもう1度チャンスがもらえないものかと喰らいついていた私も根負けし、実家で静養がてら、もう1度1から出直します(小林旭ぢゃねえけど)。
しかしっ!
今まで住んでいた家をそのままに、あの場所に帰るのは、いくらなんでも大家に悪い。それにσ( ̄∇ ̄)にはもう1つだけ東京でやりたいことがあったのだ。
それは専材写真を撮ることである。 専材写真・・・・すなわち、宣伝材料写真ということなのだけど、役者、MC、モデル、タレント、もろもろ芸能界やその他で活躍する人たちにはなくてはならない自分を売り込むための大事なアイテムの1つなのである。 素材が悪いのか、撮る側の腕に問題があるのか、σ( ̄∇ ̄)はどうもこの専材に恵まれたことがなく、何とか1本のフィルムからしぼりこんで提出した写真でも事務所のほうは難色を示すといった感じだったのである。 おまけにσ( ̄∇ ̄)はカメラが苦手で、カメラのレンズを見つめるところまではよいのだが、
「はい笑って~♪」
の段になると途端に頬骨の筋肉が引きつって、出来上がりはとんでもないぶさいく顔になってしまうのである。 確かに事務所でなくとも難色を示したくなる(爆)。
ところが最近。 とっても素晴らしいところを見つけてしまったのである。 インターネットって便利~♪ そのHPにはこう謳ってあった。 女性限定、専材写真、就職活動用写真、生前遺影承ります。 しかも、このスタジオのすごいのは、値段も格安ながら、デジタル加工を顔に施してくれるという、カメラの苦手なσ( ̄∇ ̄)には願ったり叶ったりなところだったのであるっ。 だって、笑えなくても、口角を上げるようにしてもらえば自然と笑っているように見えるわけだし、シミや皺だって消して頂ける。あるいは、腕や足だってひと回りもふた回りも引き締めてもらった挙句に、胸まで大きくして帰るなんていう人もいるくらいである。
(* ̄ー ̄)ニンマリ
ここに頼まずにして、どこに頼む!!
σ( ̄∇ ̄)は、まだ体調が万全ではなかったが、何とか両親を説得し、ダーリン付で再び東京に戻ってきた・・・・・と、早い話がこういう感じなのである(長いよ)。
情緒不安定で、いつも夜になると微熱を出し、訳もなくいきなりしくしくと泣く・・・そんな状態で写真なんか撮れるもんかと、自分で自分を責めていたσ( ̄∇ ̄)だったが、それは、スタジオのドアを開けたとき、全てが吹っ飛んだ。 人相の良いカメラマンさんと、これまた人当たりの良さそうなメイクさんがσ( ̄∇ ̄)を迎えてくれた。 衣装を着けて、メイクさんにきっちり化粧をされた後、カメラの前に立った時、いつものように緊張していた私ではあったけれど、何かが違うなぁと思った。何が違うんだろう??
回数だ・・・・。
シャッターを切る回数とテンポが、今までのカメラマンと全然違う。完全にペースに乗せられてしまったσ( ̄∇ ̄)の写真はいずれ、自分のHP上で公開するとして、今回、σ( ̄∇ ̄)をうならせたぴんく写真のことを語ろうと思う。 シャッターを切る回数は少ないのであるが、その中に不意打ちというのも含まれている。その不意打ち画像が、なんと・・・・・カメラマンとダーリンの餌食になっていたのである。 この日、σ( ̄∇ ̄)のバストアップ用の写真は、胸元にシャーリングが入ってはいるものの、なかなかシックなピンク色で丈は膝下20cmくらいの大人しい感じのスリップドレスであった。 もちろん、胸の谷間(みたいなもの)も写り込んでいて、目の焦点もあってなく、口も半開き。まぁ、普通、そんな写真は誰が見たってボツである。 しかし、こいつらは違うのである。
遠い宇宙の彼方からやってきた、おっぱい星人なのである。
上半身の写真を撮り終えて、全身用の着替えてメイク直しをしている間、どうも、PCの方からにやけた笑みがこぼれてくる。
男らめ、何しとんじゃ??
と思いながらも、メイクが終了したので、いざ全身の撮影に入る。これもやっぱりシャッターを切る回数とテンポの違いにやられて、なんともいえない1枚が手に入る。その写真の画像を加工する過程は見せて頂いたのであるが、私が気になるのは、ここから私が姿を消していた間にこいつらが遊んでいた画像のことである。
「見せてください( ̄^ ̄)」
全身の写真の作業を終えたカメラマンさんはその画像をやっと公開してくれた。
うむむむむむむむむむ・・・・
あのぅ・・・・σ( ̄∇ ̄)、風俗嬢じゃないんですけどぉ・・・・。 画像は見事にピンク色に。 おまけに着ていた服が、まるでネグリジェみたいな色合い・・・・。 これ、親が見たら泣きますぜ??
うむ・・・・。 それでもだ・・・・。 こんな写真、今までに1枚だって持ってない。 それに、色々と顔の加工もしてあるから、なかなか美しいお嬢さんになっているではないか(アホ丸出し)。
とりあえず、それがここを訪れた何よりの土産になったことはいうまでもない(爆)
私は今、無所属なので何も問題もないことから、そのうち、このAKスタジオのギャラリーに並ぶはずだ。以下のHPに飛んで、右下辺りのリンクからそのギャラリーには入れるので、Hiroさんの作品集をご堪能ください♪
そのおみやげ写真は、何となく気に入ってしまったので、今、σ( ̄∇ ̄)の愛機のタワーのところに飾ってあったりします(爆)
まぢで、ぴんく写真を撮られてしまったあさみたんなのでありました。
あ・・・ちなみに、このカメラマンさんもここ「エンピツ」で「顔面加工日記」というのを書いてらっしゃって、毎日毎日訪れる、パワフルな女性たちに対する「デジタル嘘つき」を綴られております。ちなみに7月4日付の文章は、どうやらσ( ̄∇ ̄)たちのことみたいです(爆)。
7月中には東京を完全に引き揚げます。 この愛機もいっしょに引き揚げます。 そしたらまたちゃんと更新するでしょう♪ そしたらまた遊びにきてくださいね♪
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