Akira Jimbo's Diary DiaryINDEX|past|will
アルバムミックス初日、松居慶子さんと、昔のソロアルバムでお世話になったデレクナカモトが遊びに来てくれました。慶子さんとは先日の東京ジャズでお会いしたばかりですが、デレクとは15年ぶり。ひょっとするともっと会っていなかったかも。彼の2人の息子ともよく遊んでいたのですが、彼等も立派に成人したそうです。月日は流れているのだな〜。どうりで年取るわけだ。あたりまえだ。風貌はお互いに変わっていますが、声や人柄は変わりません。懐かしい話に花が咲きました。そういえば慶子さんのお嬢さんとうちの娘達もよく一緒に遊んでいました。パナママンというアルバムを作った時にプロモーションビデオを撮影したのですが、そこにみんなで登場しています。あーなんだか一気に昔の事を思い出して来た。これも加齢の証拠です。明日はミックス2日目、そしてお昼過ぎにはスペシャルゲストのマイケルランドウのギターダビングがあります。超楽しみだー!そして明日は嵐のニューアルバム ポップコーンの発売日。2曲参加してるので是非聴いてみてちょんまげ。
Zildjian の来年の広告キャンペーン用のビデオ撮影の為にCenterstaging へ。ロスで最も有名なリハーサルスタジオ。マイケルジャクソンも使っていました。日本でイメージするリハスタとはスケールが桁違い。お昼前に入って夕方に終了。まだ明るかったので、急いでサンタモニカまで買物に出かけました。毎年の恒例行事なので。日曜の割には意外に人出は少なめ。ペデストリアンストリートの端にあるモールには大きな007の広告が。またまた旬の季節がやってきたようです。007とパイレーツオブカリビアンをレパートリーに加えておくと、およそ2年毎に旬がやって来るんですよ。うっしっし(巨泉さんのネタです。わかるかな?わっかんねだろな〜)などとくだらない事を書いているうちに、日記のカウンターが380万を越えました。400万ヒットまでもう一息じゃー!
今日はキーボードダビングデイ。Otmaro Ruiz に機材を持って来てもらってセットし、電源を入れてしばらくすると液晶が暗くなり、うんともすんとも音が出なくなりました。あれまー。今回のレコーディングは色々あるなー。スタジオにあったかなり玩具っぽいシンセを引っ張り出して来て、プラグイン音源をならすと、今度はサスティンペダルの極性が逆で、踏むと音が止まって踏まないと音が伸びるという状態。うーむ、シンセの設定をいろいろいじっても治らず、さてどうしたものかとみんなで考え込んでしまいました。レンタルしようかという話になりましたが、結構時間をロスしてしまいます。うーむ、、、ふとオトマロがサスティンペダルを持ち上げて裏返してみると、ありました極性スイッチが。なーんだ。という訳で無事終了して早めに戻って来ました。明日は唯一のオフ日のはずだったのですが、ジルジャンの来年度の広告キャンペーン用のビデオを撮る事になりました。買物出来ずに終わりそうです。ま、いいか。
レコーディング4日目にしてアルバム2枚分、全18曲の録音終了しました。内容濃い〜ですよ〜。発売は来年1月9日キングレコードより。アルバムタイトルはオリジナルの方が"Mind Scope" カバーの方が"JIMBO de COVER 2" 首をなが〜くして待っててちょんまげ。あ、まだ完成したわけではなかった。でも気持ち的には山を越えた感があります。明日はキーボードダビング、来週からミックス作業に入り、マスタリングを済ませて週末に帰国予定。帰国後すぐにアルバムジャケット撮影がありますが、これがまた凄い事になりそうなんだ。内容はここでは言えません。
秋に吹くSanta Ana WInd は砂漠から温かく乾燥した空気を運んで来ます。今日は一気に気温が上がりました。湿度が急激に下がるので、ピアノのコンディションや調律に気を使います。湿度が下がると響板が反って弦のテンションが下がり、ピッチも下がってしまうのです。カバーアルバムの録音、誰もが知っているあの曲この曲、5曲録り終えて外に出るとまだ太陽が燦々。お昼がキューバ料理だったので、夜は鍋焼きうどんで軽めに。レストランの天井には宮沢賢治の銀河鉄道の夜から取って来たと思われるヘンテコな日本語。「うにひかっかているぎゅうにゆうをごばしたようにもみえるから」
レコーディング2日目、テクニカルトラブルに見舞われながらも、無事オリジナルアルバム全曲録り終わりました。ゴキゲンです。昼食時の話題は大統領選一色。アメリカの世論は完全に2つに割れてしまいました。結果は開けてみないとわかりません。投票は11月6日。そういえばオバマ大統領が誕生した時もロスでレコーディングしていたのでした。これだけ割れてしまうと、結果が出た後の修復も大変だろうと思います。明日からはカバーアルバムに取りかかります。開けてびっくりの曲が目白押しです。乞うご期待!!
朝10時にスタジオ入りしてサウンドチェック。11時にメンバーがやって来て録り始め、5曲終了しました。Allen Hindのギター、Otmaro Ruizのピアノ、そしてAbraham Laborielのベース。おなじみの強力なメンバー。いい感じです。夕食は行きつけの和食屋さんで銀ダラ西京焼と味噌汁と御飯。軽めに済ませました。明日に備えて早めに寝ます。ロスはハロウィンと大統領選挙一色(二色?)です。
朝の10:30にロスに到着したものの、イミグレーションの列が遅々として進まず、空港を出たのは12時を回っていました。ジルジャンオフィスに寄ってシンバルをピックアップして車に積み、出発しようとするとエンジンがかかりません。なんとソロアルバム制作始まって以来の大ピンチか。レンタカー会社に電話。イグニッションキーではなくボタンでエンジンをかける最新仕様のバン。ちゃんとブレーキ踏んだ状態でボタンを押していますか?との返答。え、そんな事聞いてないし。試しにブレーキ踏んでボタンを押すとブルルルンとエンジンがかかりました。なーんだ、そんな事だったのか。焦って損したまんぐーす。この種の問い合わせ多いのだと思われます。だったら最初に言ってくれればいいのに。ヤマハに寄ってドラムをピックアップし、スタジオに運んでセットアップの後にホテルにチェックイン。ちかれたびー。明日からオリジナルアルバム カバーアルバム 2枚同時制作の怒濤の日々が始まりまんぐーす。頑張りまんぐーす。おっとまんぐーす語はSNS専用にするのだった。
カシオペア3rd東名阪ツアー、無事終了しました。どの会場でもお客様の熱い声援と拍手に迎えられ、元気と勇気をたくさん頂きました。ありがとうございました。昨日の渋谷AX公演はカメラ11台を導入して収録されたので、年末発売予定のDVDは見所満載の作品になると思います。明後日からはロサンゼルスでニューアルバムのレコーディングです。来年1月9日に2枚同時発売予定です。(オリジナルアルバムとカバーアルバム)1月2日、4日には恒例の渋谷DUOワンマン賀正公演もあるので、お小遣いためておいて下さいね。ロスでのレコーディング、進捗状況をSNSと日記にアップいたしますので、是非チェックして見て下さい。それでは行って参ります。
東アジアの領土問題に関して村上(春樹)さんが9月28日に朝日新聞にエッセーを寄せました。僕はインドネシア出発日で早朝に家を出てしまったので見逃していたのですが、それを読んだ中国の著名作家イエンリエンコーさんが米ヘラルドトリビューン紙に寄稿し、領土問題が国民感情を煽る現状に理性を持って対応する事の大切さを訴えました。文化は人類の心を繋ぐ絆であり、夢を共有するパイプを塞いでしまってはならないと結んでいます。村上さんとイエンさんの言葉は中国版ツイッターにも載り、賛同の意見が多く書き込まれているようです。村上さんのエッセーは朝日新聞デジタル版で、イエンさんの寄稿は10月6日発売のアエラ(今店頭にならんでいます)で読めます。僕は朝日新聞の回し者ではありません。ips細胞の山中伸弥さんノーベル医学生理学賞受賞おめでとうございます!!文学賞の発表は11日。今年こそ村上さんがっ!!!村上春樹をリアルタイムで、しかも原文で読めるのは、現代日本人の特権なのだっ!(語尾に興奮が現れている)1Q84というタイトルだけ取っても、説明なしで腑に落ちるのは日本人だけですもん。スロバキア人にこのタイトルの意味を説明した事があります。わかってもらえたかどうかは謎です。
CASIOPEA 3rd in Jakarta インドネシア公演、大変盛り上がりました。80年代に行ったカシオペアのツアーはインドネシアの音楽界に少なからぬ影響を与えたようです。今回の公演を心待ちにしていてくれた人々の前で演奏出来た事はとても感動的でした。気をつけていたのでお腹も壊さず、正露丸のお世話にもならずに戻って来ました。蛇口の水で心置きなくうがいが出来る日本って、やはり素晴らしいと思います。
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