Akira Jimbo's Diary DiaryINDEX|past|will
MYSPACEのIntelligent Jazzのページで、Snakedの最新 IJバージョンが試聴出来ます。ロンドンのクリエーターとのコラボで、アルバム制作も着々と進行しています。世界中どこにいようが何をしていようが、ネットさえあればファイルのやり取りで制作が行える時代になりました。僕がプロになった30年前には想像だにしなかった事です。すごい時代に生きているのだなと改めて感じます。
函館から室蘭は地図でみるとさほど離れていないように見えるのですが、海岸線が弧を描いている上に道東自動車道が建設途中なので、意外に時間はかかります。有珠山サービスエリアにて昼食。黄金豚の生姜焼き、侮れない美味しさでした。ここのソフトクリームは日本一美味しいと枝川君が言うので、それは是非トライせねばなるまいという事でいただきました。確かに濃厚でとても美味しいです。反対車線のエリアのものはさほどでもないとの事。必ず室蘭方面へ向かう車線の方で食べてください。ライブバーリアレスト、オープン1年目の新しいお店です。初めて伺うので集客はどうかなーと思っていましたが、満席の大盛況。びっくらこいたー。もともとディスコだった場所を改造したので、ビップルームが楽屋になっています。巨大なスクリーンと5.1サラウンドの音響完備。楽屋豪華度全国屈指。いい感じに盛り上がって無事終了。外に出ると雨。気温はぐぐーっと下がっていました。北海道ですから。
朝起きると、青森市内は濃い霧の中でした。ホテルのフロントで連絡船が欠航になったりしませんか?と聞くと、霧で欠航になることはありませんとの返答。そりゃそうですよね。一昨年もお世話になった「びなす号」に乗り込み、いざ函館へ。船室に寝転がって睡眠をむさぼります。時々目が覚め、景色を眺めようと甲板に出てみますが、津軽海峡全体が霧の中。乳白色の世界です。それなりに幻想的。しかし4時間は長いです。函館には午後1時に到着。上陸後もしばらくナビが迷子になっていました。ホテルにはチェックイン出来ず、荷物を預けて昼食に。中華バイキング1名1000円。や、や、安い。デザートには杏仁豆腐に加えて、白玉や自家製ドーナツ、蒸しパンなども。それなりに充実。コンビニでお約束のラブレとLG21を買い、ロビーで読書しながら時間を潰しました。
八戸から青森は高速でも行けますが、かなり迂回する事になるので、一般道を通るルートを選択。道中爆眠。青森駅にほど近い大戸屋にて銀むつの炭火焼定食。スタンプカードもあと1個でいっぱいになります。今日も暑いです。昨年はホテルで自転車を借りて青森の街を爆走しましたが、今回は遠慮しました。会場のクオーターには昨年に引き続いてお邪魔しましたが、集客倍増で怒濤の盛り上がりでした。びっくらこいたー。超スピードの撤収で10時前にはホテルに着きました。明日はいよいよ北海道です。高速艇のナッチャン号が運航中止になってしまったので、昔ながらの連絡船で4時間かけて渡ります。揺れないといいんだけれど。
マイケルジャクソンの訃報を聞き、ただただ驚いています。同い年なので尚更です。80年代のマイケルは本当に輝いていました。オフザウォール、スリラー、バッド、クインシージョーンズプロデュースの3枚は、音楽面でもセールス面でも歴史に残るモンスターアルバムでした。僕の世代にとって、エンターテインメントのアイコンとも言うべき存在でした。また一つ時代が終わった事を実感します。盛岡のホテルをチェックアウトして外に出ると、真夏の日差しが降り注いでいました。気温はぐんぐん上がり、八戸到着時には有に30度越え。あっちっちっち。6月からこの調子だと、8月には一体どうなってしまうんでしょうか。枝川君が検索してくれた近郊の大戸屋にて昼食。アラスカサーモンの炭火焼定食、身体に優しい美味しさです。ドリンクバーにある健康野草茶が気に入っています。鉄瓶でお湯を沸かしているのも本格的で好感度高いです。1時前だったので、ホテルの部屋には入れませんでした。しかしぶらぶらしていると夏バテしてしまいそうです。ミスドにて読書。ドーナツは食べてません。会場のパワーステーションA7には昨年に引き続いてやって来ました。楽屋にビンテージのヤマハYD9000リアルウッドが置いてあるのです。僕の原点です。ライブはいい感じに盛り上がって無事終了。開演時間が遅かったので、ホテルに戻ったのは結構な時間でした。
8月16日の渋谷DUO、チケット完売しました。ありがとうございました。宮古から盛岡までは緑の山々が続きます。川沿いのくねくねと曲がる一般道をひた走り、お昼には到着。暑いです。30度近くあるかも。湿気もすごくて結構不快。今日は本番前にFM岩手のインタビューがありました。7月12日(日)の夜8時から放送されます。差し入れで二葉屋の盛岡キャベツいただきました。特大のシュークリーム。食べきれるかなと思いましたが、食べ始めたら一気に完食してしまいました。更に盛岡名物の冷麺。げっぷ。会場のスペインカフェはオープン23年目の老舗ジャズクラブ。ヨーロッパ的な内装が素敵な空間です。一昨日の大船渡の遊You亭のマスターにそっくりな人が最前列に座っていて、よくもまあ似た人がいるものだと思ったらご本人でした。見に来て下さる事を知らなかったのでびっくりしました。高校の英語の先生が、生徒に僕のビデオを見せて、このドラマーの紹介文を書きなさいという課題を出しました。答案のコピーを持って来ていただいたのですが、読んでみたら結構おかしかったです。His current age is 50と書いてある答案が多数。17歳の彼等からしたら、50歳ってとんでもなくおじさんなんだろうと思います。熱いお客さんでスタンディングオベイションをいただく盛り上がりでした。
一夜明け、朝食がまた豪華。昨夜からすごいカロリー摂取してます。せっかくだからと隣の温泉施設にて朝湯。湯殿のガラス窓を開けると森の中からウグイスの鳴き声が聞こえて来ました。入浴後は散歩。鹿に鹿せんべいを与え、チョウザメに餌をやり、宿泊所のマスターとしばし歓談。三陸葬祭社の社長が、昨夜積み損ねた鉄パイプを回収にやって来ました。来年は野外でやろうという話も。遊You亭夏虫、要チェックです。たどり着くのは大変だと思いますが、普段のライブとは全く異なった雰囲気を体感出来る事と思います。お昼に出発し、海岸沿いを北上。2時間ほどで宮古到着。昨年はホテルに予約が入っておらず、高校総体開催中で全室満室で途方にくれましたが、今年はちゃんと取れていました。日中は暑かったですが、日が落ちると涼しい風が吹き始めて快適です。カントリーズCAFE、凝視型のお客様で静かな盛り上がりでした。
水沢で高速を降りて一般道をひた走り、大船渡へ向かいます。途中から山に入り、携帯も圏外に。天才萩原さんと話していたのですが、途中でぶちっと切れてしまいました。食事を取る場所も見当たりません。目的地まであと10キロほどの所で道の駅を発見し、めかぶ丼の昼食。ご飯の上にめかぶ、その上にホタテとまぐろ。あまり期待していませんでしたが、非常に美味しかったです。ホタテは三陸の名物なのです。シカカレー、シカバーガーといった珍しいメニューも。ローカルラジオではチョウザメバーガーが大人気だとの情報。ナビは目的地の数キロ手前で音声ガイダンスを終了してしまいました。しかし枝川君は野生の感を持っているので、迷いもなく左折。急カーブと急勾配の続く山道をどんどん上って行くと、今日の会場「遊You亭夏虫」が見えて来ました。温泉施設に付帯した多目的スペースです。チョウザメの泳ぐ池、鹿のいる山、素晴らしいロケーションです。昨年、一関の角蔵ホールに見に来てくれた方が主催する手作りイベント。三陸葬祭社から音響照明を調達。宴会場の中央にドラムをセットし、鉄パイプで櫓を組み、ライトを設置します。窓からは緑の山々が見渡せます。しかしここまでお客さんが来てくれるのでしょうか。日が落ちて暗くなると、続々と車が山道を上ってきました。80脚ある椅子はすぐに埋まってしまい、慌ててパイプ椅子を追加。満員の大盛況です。びっくりしたー。年齢層も非常に幅広く、熱く盛り上がって無事終了。サインもたくさんしました。撤収後、打ち上げ。三陸の幸づくし。ウニが洗面器一杯に入って出てきました。壮観です。特大のホタテ、鹿肉(クセがなくて美味い)などなど、深夜に超満腹です。宴会担当のゴブリン宮本社長を置き去りに、12時前には失礼しました。
一関から秋田までは高速で快適なアクセス。市内のガストに入ると、今日の日替わりは2番ですとのアナウンス。おー、これはラッキー。今日はなにかいい事あるかも。と思ったら早速いい事ありました。それは何かと問われればベインベイン、、、チェックイン時刻の2時間前だったにもかかわらずスムースに部屋に入れました。そこまでは良かったのですが、部屋にランが来ていません。ワイヤレスが飛んでいるのかなとチェックしましたが、その気配もなし。フロントに電話すると、その部屋はインターネット対応ではないので部屋を交換しますとの事。同じフロアの別室に移動。ラン端子はあるものの、繋いでも信号が来ていません。再びフロントに電話。電源を入れ直すので少々お待ちくださいとの事で、しばし待機。しかしどうやってもだめです。フロア全体の回線が死んでいるようです。別のフロアに移動。ここは大丈夫でした。しかし禁煙フロアではないので臭いがきついです。ファブリーズを大量に噴霧してしのぐしかありません。結局はアンラッキーな結末でした。
午前中に家内の実家に寄り、お茶をごちそうになった後、一関に向かって出発。シートをリクライニングさせて、さて寝ようと思ってはたと気がつきました。財布を入れたバッグを置いて来てしまった事に。もう末期的症状です。一関に着いて、ありゃ?財布がない、、がーん!とならなくて本当によかったです。しかしこれで3度目です。言い訳をさせてもらうとすれば、2度ある事は3度あると古人が言っていたのは本当だったという事になります。言い訳になってませんね。輪ゴムで財布を身体に縛り付けておいた方がよいかも。財布は持ちましたか?と枝川君に声をかけてもらうようにします。「じんぼけあきら」と改名した方がよさそうです。北上川を遡り、一関到着。ホテルにてしばし休息の後、角蔵ホールへ向かいます。山の中度という見地からは日本屈指のライブハウスです。土蔵を改造した音の良さも魅力。お客さんが来るのかなーと心配になりますが、ちゃんと来てくれるんです。盛り上がって無事終了。速攻撤収で戻ってきました。
仙台から石巻は1時間半ほど。家内の実家に寄ってご挨拶の後、会場のラストラーダへ。サウンドチェックの後に中華楼の中華そば。あっさり透明なスープ(煮干し系)に縮れ麺のコンビネーションが絶妙です。北上川沿いを散策。石巻の語源になったと言われる巻き石に真っ白なカモが上がって休んでいました。ライブは家族親戚関係多数。いい感じに盛り上がって無事終了。開場時間が早かったので9時前には戻ってきました。
酒田から仙台は距離的にはさほど遠くないように思えますが、高速一本というわけにはいかず、それなりに時間がかかります。僕は睡眠に集中しているので、時間がかかるのは全く問題ありません。道中の景色を楽しむ間もなく到着しているという感覚です。(途中薄目を開けて鳥海山を眺めました。上の方は雲に隠れて見えませんでしたが、、)仙台のホテルにはスムースにチェックインが出来、荷物を置いて昼食へ。最近生パスタを使用するイタリアンが増えましたね。食感が好きです。すいとんと共通するものを感じるのは僕だけでしょうか。パルメザンチーズを自分でハンドルを回して削る器具がテーブルに置いてありました。面白いように削れます。ごりごりごり、あっ、これ楽しいかも。ごりごりごり、ごりごりごり、ごりごりごりごりごり、チーズ山盛り。かけ過ぎだっちゅーの。
朝起きて階下に降りると、ホテルのご主人とばったり。コーヒーをごちそうになりました。ご主人は昔ジャズクラブを経営されていた事もあり、ご自分でもベースを弾く音楽通です。最近の生活パターンは晴耕雨パチだそうです。何ですかそれは?と訪ねると、雨の日はパチンコ三昧という意味。最近のパチンコ台の進化には目覚ましいものがあるそうで、日本の最先端を見る意味でも是非見学した方がよいと言われました。パチンコ屋さんには25年以上足を踏み入れていないので、確かに隔世の感があるのかもしれません。山形自動車道はまだまだ建設途中なので、酒田市までは結構時間がかかりました。それでもお昼過ぎには到着。昼食の後、駅で観光自転車を借り、映画「おくりびと」撮影現場見学に。酒田市近郊で多くのシーンが撮影されているのです。山崎努扮する葬儀屋『NKエージェント』の事務所として使われた旧割烹小幡、空き家になっていたものを市が借り受け、NPO団体が管理して内部を公開しています。洋館部分は昭和元年築、裏手の和風建築部分は明治期のもので、頭をかがめないと鴨居にぶつかってしまいます。NKエージェントストラップも販売されていました。外に出ると大粒の雨。本降りになる前にと思い、駅まで全速力で戻りました。結構濡れました。岩牡蠣が旬と聞いていましたが、旅先で牡蠣は御法度です。カシオペアの初期の頃、あたって大変な思いをした経験があるので。トビウオのダシを使ったラーメンも有名。
郡山のホテルのチェックアウト時間が早かったので、山形県長井市にはお昼に到着してしまいました。ホテルに荷物を預け、自転車を借りて長井の街を見学。明治大正昭和初期の洋式建築が数多く保存されており、貴重な観光資源になっています。旧小池医院は屋根の上から鐘楼の突き出た不思議な外観。桑島記念館は内部見学可能。長井駅にてフラワー長井線(映画スイングガールズに登場)の一両編成のディーゼルカーを見送り、文教の杜の小桜館を見学。丁度ママさんコーラスの練習中。ここを管理するNPOスタッフが解説までしてくれました。築130年。全国で2番目に古い郡役所の建物です。すぐ隣には昭和初期の呉服屋さんの屋敷があり、ここも見学可能。全部無料なのが嬉しいです。ライブが始まる前に、白つばき公園前の洋食ココットにて夕食をごちそうになりました。スイングガールズ撮影時は出演者がよく食べに来たそうです。グランドピアノのある山小屋風の建物。何物もしっかり作られていた古き良き空気漂う心地よい空間です。会場のチェリーポップは昨年に引き続いてお邪魔しました。熱い盛り上がりで無事終了。打ち上げでいただいたトウモロコシとトマト、目から鱗の美味しさでした。
郡山までは東京から4時間弱。会場のヒップショットに入ると、オーナーの前田さんが教えている音楽専門学校の生徒さんが大勢待ち受けていてびっくり。プロの現場を見学する特別授業なのです。フリーペーパーの取材も受けました。若い生徒に一言といわれても、なんと言えばよいのやら。なにしろプロになるぞーと心を決めてプロになったわけではないので、、、ライブはいい感じに盛り上がり、スタンディングオベイションをいただきました。コーチはじめさんが見に来てくれました。一緒にTシャツにサイン入れました。
今月は2日間しか東京にいないので、今日は朝から都心に出てミーティング、取材関連をこなしました。ちかれたびー。東京ジャズ、もろもろ情報解禁のタイミングの関係で未だ全容は明らかになっていませんが、すごいことになりそうです。総出演者数も過去最大を記録することになると思われます。チケット買って絶対に損はないです。5日の昼夜通し券は完売、SS券もほぼ完売、S席も残席わずかとの事。出足が速いです。是非お早めにお求めください。
横浜カモメ、完売の盛況でした。天才萩原さんが見に来てくれました。馬車道って日曜は以外と人通りが少ないんですね。意外でした。スタバとタリーズが通りを挟んでコーヒー戦争を展開しています。生憎の雨。でも本降りにならなくてよかったです。11時前に家に戻れて嬉しいです。
今月は東京にいる時間が極端に少ないので、もろもろ雑用がたまっています。効率よく片付けて行かないと。閉め切りになっていたバナナスタジオにも寄って風を通しました。平塚レインは平塚駅南口を出て徒歩30秒ほど。全国有数の駅からのアクセスの良さを誇ります。南口の駅ビル2階の麻布茶房は食事のメニューも充実。ヘルシー系が多くて好感度高いです。アットホームな盛り上がりで無事終了。家に戻ったら12時を回っていました。
長野のホテルが10時チェックアウトだったので、高崎には12時に着いてしまいました。昼食の後に駅方面をぶらぶら。タワーレコードにてビリーコブハムのマジック購入。10代の頃にアナログ盤をすり切れるほど聴きました。今聴いても凄いです。曲の構成が重層的で複雑ですが、難解な印象はなく、聴きやすさとアーティスト性のバランスが絶妙な作品です。ビリーコブハムってどんな人?と気になる方は是非。ロッテリアにてバナナマフィンセット。おっと甘味断ちしているのだった。クラブフリーズは今年5年目。普段はロック、パンク系が多く、僕のようなジャンルは珍しいかもしれません。スタジオが併設されているので、若いバンドの子たちが大勢見に来てくれました。真後ろに制服の女子高生2人が座っている光景が新鮮でした。「ずりずりおじさん」というバンド名で音楽甲子園に出演するとの事。バンド名は僕の日記のタイトルから取ったそうです。え?そんなの書いたっけ?あー、車の窓ガラスが閉まらなくなったときにヤナセのおじさんが対応してくれたときの話だ。是非頑張って欲しいと思います。
甲府から長野は中央道で150キロほど。お昼には着いてしまいました。会場のバックドロップはランチ営業もしているので、お邪魔して肉豆腐定食ごちそうになりました。肉豆腐にキャベツのサラダ、納豆、醤油豆、お新香にみそ汁まで付いて大変充実しました。7年に一度の御開帳の終わった善光寺にお参り。参道沿いの藤屋旅館にてお茶。読書をするには暗すぎましたが、昭和初期の建物自体とても趣き深く、リノベートされたレトロモダンな調度も好感度高かったです。1Q84、一つの社会現象になっているようです。今朝テレビであらすじの解説までやっていました。登場人物の関連性を図解していましたが、そんなことされたら読書の楽しみが半減してしまいます。困ったものです。説明や図解が始まったら見ない事をお薦めします。ヤナーチェックのシンフォニエッタの入ったCDが売り切れ続出との事で、波及効果は思わぬところまで及んでいるようです。現在上巻入手困難。金沢で最後の一冊ゲット出来て本当によかったです。バックドロップでのライブ、2階の控え室に上る階段の途中までお客さんが入ってパンパン。熱く盛り上がって無事終了しました。打ち上げで馬刺とカレーをごちそうになり、深夜に満腹です。バックドロップのお料理は全部美味しいです。
富士から甲府までは70キロほど。これほど近いというのが意外でした。一般道を走ります。途中から山道へ。ほとんど爆眠していました。大戸屋にて昼食。駐車場のある大戸屋は珍しいです。バクダン丼とサラダ。こういう食事は嬉しいです。毎日大戸屋があれば良いのですが。いい気になって甘味断ちの掟を破り、豆乳のブラマンジェと抹茶のパフェたのんでしまいました。久々の甘味が体にしみわたるー。雨粒は落ちてこないものの、梅雨のどんよりとした空が広がっています。湿気がすごいです。不快な季節がやってきました。身体も心なしか重く感じます。商店街のアーケードでは七夕の飾り付けをやっていました。スタバにて読書。中断していたロンググッドバイ、フィリップマーロウの行く所、必ず派手な立ち回りが始まります。血の気の多い登場人物が多いのです。「あのー、ドラマーの方ですか?」と珍しく声をかけられました。日経の記事とNHKのテレビを見たとの事。先日もNHKで見たといわれたのですが、何の番組だったのだろう?会場の桜座の場所を説明し(何で地元の人に説明しているのだろう?)よかったら見に来てくださいとお誘いしました。全国にライブハウス、イベントスペースは星の数あれど、ステージが土間なのはここ桜座だけです。そして土間でドラムを叩くと実に気持ちが良いのです。満員のお客様で非常にいい感じの盛り上がりでした。いやー、気持ちよかった。
袋井インター近くの炭焼きハンバーグレストラン「さわやか」にて早めのランチ。注文したのはもちろん炭焼きハンバーグオニオンソース。焼けた鉄板の上にのったハンバーグにソースをかけるので、ランチョンマットで飛び跳ねる脂を防ぎます。中はかなりレア。つなぎを使わない100パーセントビーフです。倒れるほどではないにしても、とても美味しくいただきました。富士市までは100キロほど。早すぎてホテルに入れないので、直接会場のジャズグラブ「ケルン」へ。工場や倉庫の立ち並ぶエリアにぽつんと建っています。30年以上営業を続ける老舗です。カウントベイシーオーケストラが演奏した写真が飾ってありました。昔は製紙工場の廃液でヘドロが大発生し、ゴジラ映画の敵役で「ヘドラ」なる怪獣が創作されるなど、公害のネガティブなイメージの強かった富士市ですが、昨今は随分と改善され、いやな臭いもなくなりました。
東海道線で浜松から4駅、掛川から2駅、袋井はのどかなところです。会場のマムゼルは25年間営業するジャズのお店。超至近距離のお客さんで盛り上がりました。静岡県内に展開するハンバーグレストラン「さわやか」の炭火焼ハンバーグオニオンソースは倒れるくらい美味しいという話を聞きました。長澤まさみが昔アルバイトをしていた事でも有名なのだそうです。明日時間があったらチェックしてみたいと思います。
浜松に着いてうなぎを食べようと思ったら、また財布の入ったバッグを降ろし忘れている事に気がつきました。まったくどうかしています。かなり重傷です。いいわけをさせてもらうとすれば、道中爆眠しており、到着して目が覚めると、半分寝ぼけたような状態で車を降りるので、、、あるいは1Q84にどっぷりはまっているので、物語の中に半分足をつっこんだような状態が続いているので、、、しかし忘れっぽくなった事は確かです。パソコンの電源を今朝チェックアウトしたホテルに忘れてきてしまいました。あれま。早速電話して着払いで自宅宛送ってもらうようお願いしました。しかし旅は続きます。充電の目盛りはあと三分の一ほど。あーれー!この日記も早く書かないと電源が切れちまう。明日以降の日記やメールのチェックはどげんすればよかとたい(疑似博多弁)、、、しばし呆然。しかしはっと気がつきました。老朽化して引退したPowerBookを念のために積んでおいたのです。こんな事で役に立つとは。かわいいかわいいPowerBookちゃん、おかげで助かりました。どうもありがとう。オタスケパブちゃんと名前を付けました。歌も作りました。ドモアリガートオタスケバブちゃん。ヤマハ浜松かじまちホール、音楽教室の生徒さんも多数見に来てくれて、チケット完売の盛況でした。いい感じに盛り上がって無事終了。中華料理店にて打ち上げ。温かいプーアル茶をちびちび飲みました。急に年寄りになった気がしました。
岐阜には午前中に着いてしまいました。ホテルで降ろしてもらい、チェックインの手続きをしようと思ってはっと気がつきました。財布の入ったバッグを降ろすのを忘れていたのです。枝川君はそのまま会場に向かってしまいました。すぐさま携帯に連絡するも、運転中なので返信なし。あーこのままご飯も食べられず夕方までぼーっとしていなければならないのかと呆然としました。今朝のワイドショーで魚座の運勢は最高だと言っていましたが、改めてテレビの星座占いの当たらなさを再確認しました。最悪だと言われた日も特に悪い事が起きたためしはありませんし。30分後に会場に着いた枝川君と連絡が付き、申し訳ない事にまたホテルまで戻ってきてもらいました。財布って大事ですね。あたりまえだけど。岐阜駅周辺は再開発されて未来都市のような景観です。駅ビルに入っているエリックカレー(東京発と書いてあったけれど、東京で見た事ありません)にて1周年記念メニューのマイルドセット注文。カレー2種とサフランライスで500円。や、や、安い!味も本格インディアンです。イートイン式なので気軽に入れて好感度高いです。エクセルシオールカフェにて読書。1Q84下巻、物語が佳境に入ってきました。全身に電気が走るような感覚、小説という文字情報がこれほどまでフィジカルに作用するという事実に、改めて感動を覚えます。あーこんな超スピードで読み進めてしまうのがもったいない。しかし読み進めずにはいられない。
中津川を出発し、午前中に土岐に到着しました。ホテルにはまだチェックイン出来ないと思い、近所の土岐プレミアムアウトレットを冷やかしに行きました。旅先で無駄なものを買うのはやめよう、特に洋服関係は買わないようにしようと、固く心を決めてぶらぶら。サムソナイトのショップに入ると、最新デザインのセミハードタイプのピギーバッグが50パーセントオフ。むむむ。形が良く、4輪で360度クルクルと回ります。実にスムースな動き。取っ手の高さも2段階に調整可能。むむむむ。しかし、いちばん無難な黒は小さいタイプと大きいタイプのみで、中間のサイズの在庫がありません。中間のサイズがあるのは赤。それも鮮やかな赤です。むむむむむ。赤だったら空港の回転台でも目立ちますよーという店員。むむむむむむ。スーツのおじさんが赤だったら変だけど、お客さんだったら赤も似合いますよーと更に追い打ちをかける店員。むむむむむむむ、、、さて、この真っ赤なセミハードバッグ、果たして買ってしまったのでしょうか?それとも買わずに通り過ぎる事が出来たのでしょうか?
お昼は飯田の「のんび荘」でソースカツ丼とお蕎麦を食べました。大変美味しかったです。飯田に来ると必ず訪れたくなる場所です。山に囲まれ、すぐ下には川が流れ、風越プールという不思議な名前の池、すぐ近くには古い発電所があります。この時期は暑くもなく寒くもなく絶好の気候です。森の匂いのそよ風が抜けて行きます。しばし休憩の後、中津川へ。長野県から岐阜県に入りますが、距離は30キロほど。あっという間に着いてしまいました。マジョリカバンブー、やはり3年連続でお邪魔しています。イタリアンをベースにしたお食事も美味しいライブハウス。演奏しているとピザやパスタの匂いが漂ってきて、お腹がグーグー鳴ってしまうのです。盛り上がって無事終了。ケーキをごちそうになって戻ってきました。
お昼に東京を出て、4時間弱で飯田到着。昭和20年台半ばに大火に襲われ、市街地の8割が焼けました。その教訓を生かし、今は整然とした碁盤の目状の街並です。会場のキャンバスは3年続きでお邪魔しています。アットホームないい感じの盛り上がりでした。オーナーの桑原さんはお弁当店も経営しているので、スタッフは料理の達人です。終演後にごちそうになりました。本場の五平餅、クルミ醤油が香ばしく、大変おいしくいただきました。その他にもごちそう目白押しで、いかんいかんと思いつつ結構食べてしまいました。反省。
久々に東京に戻りました。お昼に着いて家族と寿司屋にて昼食。たまった雑用を済ませて夕方は髪を切りに行きました。家に戻って夕食の後に郵便物の整理と明日からの旅の準備。あ、1Q84の上巻も今日中に読まなくてはいけないのだった。(長女が読みたがっているので)時間がたりない〜!
磐越自動車道の開通で、新潟から福島への移動は格段に便利になりました。爆眠(ばくみん)しているあいだに着いてしまいました。だいぶ早かったのですが、ホテルにスムースにチェックイン出来てラッキー。今日はなにかいい事あるかも。と思ったら早速いい事ありました。それはなにかと問われれば、ベインベイン(、、、、)期待もせずに入ったホテル2階のレストランが本格イタリアンで、ランチメニューにはアンティパスト、デザートのビュッフェ、さらにドリンクバーも付いているという破格のサービスだったのです。メインのスズキとホタテのポアレ、塩加減も焼き加減も絶妙で、見事このツアーでのお食事ランキングNO1の座を獲得いたしました。パチパチパチ。寸暇を惜しんで読書。1Q84、上巻(BOOK 1)の後半でようやく2つの物語の接点が見えてきました。超弩級の面白さです。たまりません。幸せです。アウトラインでのライブ、若い子たちも沢山見に来てくれて盛り上がりました。コーチはじめさんも来てくれました。
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