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ブルーカラーの労働日記

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2003年11月26日(水) おっぱい聖人


もうすぐクリスマスですね。
もうすぐとは言ってもあとひとつきあります。
でもどこへ行ってもイルミネーション、クリスマス一色です。

寒い冬を暖かく照らす電飾。
少し気が早いんじゃない?なんて思いながらも期待させられてしまいます。
期待値はゼロですけどそんなのお構いなし。
なぜか最近クリスマスが楽しみで仕方ないのです。
子供みたいに無邪気に、ただただクリスマスが来るのが楽しみです。
やっぱり雪が降って欲しい。
そのほうが気分が出てみんなも楽しいだろうから。
そんな期待ばかりです。

たぶん当日は家でテレビを観ながら、
パソコンでゲームでもして過ごすんでしょう。
クリスマスらしさのかけらもありませんね。
でもこのところは毎日のようにクリスマスソングを聴いています。

今現在もナットキングコールが素敵な声で
クリスマスソングを歌い上げています。
耳を傾けていると、古ぼけた壁紙、キャンドルの灯り。
暖炉のぬくもりと、ロッキングチェアーの上には体温の残った毛布。
そんなベタな、いかにも日本人が抱きそうな、
でも僕は憧れてしまう、ヨーロッパの田舎にある老夫婦の家。
そこに遊びに行ったような気分になったり。

朝。空を見て、どんよりと雲が立ちこめていると、
なんだかとっても冬らしいと思われて、少し幸せを感じます。
なにかが順調なわけではないのです。
だから幸せなつもりになっているわけではない。
むしろ、滅多に顔を合わせない友達が増えてしまったりして、
毎日のように遊びに出かけていた頃と比べると寂しさを感じます。
でも自分には他人の時間に干渉する権利などないと決め込みました。

だからこそなおさらクリスマスが楽しみなのかもしれません。
街並みから押し寄せる楽しい空気が自分に干渉してくれるのを心待ちにしているのかも。
幸せそうな人達を眺めるだけで幸せになれそうな、
そんな穏やかな、凪いだ気持ちで過ごすことができている今は結構素敵です。


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