よい充電日 - 2001年09月30日(日) 10:00くらいに起きると、すでにうえちん&やっぴも起床済。 いつもながらだらしない女将でどうもすみません。 今からご出勤のやっぴを見送り、うえちんとBSで録ったドームのビデオを見る。 何回か見たけど、やはりインタビューの箇所では壊れ気味になってしまう。メロン のかき氷食べたーい! お昼くらいにうえちんもお帰りになり、いつもながらのみんなが帰ってしまった後 の寂しさを感じる。うぅ、また来てね〜。 15:00にムーが髪を切りに行くというので原宿で待ち合わせしていたんだけど、 よく考えたらもう場所も憶えただろうし、付き添いがなくても大丈夫なんでは?と 思い、実家に電話してみる。 すると、やはりひとりでOKとのことだったので外出はとりやめ。 家でのんびりする。 夜、ジュンコから外でご飯食べない?と連絡があったので牛角へ。 よく「週に一度は焼き肉を食べに行きたい」と言っているジュンコだけど、ほぼ それに近いことを実際やっているのがすごいと思う。 すごい頻度で焼き肉食べに行ってるもんねぇ。 行った日の日記のタイトルを全て「ほき肉」に統一するとしたならば、トップページ の見出しに何度も「ほき肉」の文字が並んじゃうくらいよく食べてる! 好きだからいいけどね。 その後、まっすぐ帰ると思いきやどうしてもパチンコに行くというので私もついて 行く。 なんか、フィーバーパワフルの巨大なのが登場していて(ジュンコはこれをやって みたかったらしい)、ふたり並んでそれに挑戦。 ほどなく私がまず当たり、しばらく経ってからジュンコも大当たり。 ふたりとも勝つことは珍しいんだけど、今日は驚くほどうまくいった感じ。 わーい! ジュンコがご機嫌になったのもまたよかったなぁ、と思う。 わーい!! 外出するつもりが思いがけずのんびりできたし、なかなかいい日曜日だったな。 また一週間がんばろ、という気になるよい充電日でした。 - ちょっと修学旅行ふう - 2001年09月29日(土) ちょっと前から、アイコちゃんが大阪から東京にやって来るというので今日 集まれる人は集まろう、という話になっていて。 で、アイコちゃんは結婚式の準備が忙しくて結局上京しないことになったん だけど、せっかく集まる気になったから本来の目的とは外れるものの集まって みる?ということで緊急オフ(←まだ言うか)開催が決定。 本日集まれるのはすず、やっぴ、うえちん、サイちゃん、と小人数なので、 詰めて寝れば我家にお泊り可能、従って場所は三鷹に決定。 まずはすず&やっぴと駅で待ち合わせして(結構待たせた、ゴメン!)、3人で いきなりカラオケのパートナーズへ。 ここのところやっぴの身の上に色々あったっぽいので、ずっとトーク中心。 パートナーズは何時間いてもみんなで¥3,000だから、カラオケ屋さん としてはもちろん、単なるレンタルルームとしても優秀。 遅れてサイちゃん(諸般の事情で終電までの参加)とうえちん、更にはジュ ンコがやってきて大盛り上がりのうたいまくり!・・・かと思いきや、ほと んどうたわず、ずっとトーク中心。 みんなの幸せな話や辛かった話や、色んな話が沢山きけてよかったな、なんか。 切ない気持ちや、狼狽する感じ、どれも身に憶えがあって他人事とは思えないよ。 結局、パートナーズ後、拙宅には3人をお招きしたんだけど、家に着いて着 替えるなりそろそろ始発列車(!)が出る時間だと判明。 家庭があるすずはそのまま再度着替えて、自宅へと旅発って行った。 バタバタさせちゃって申し訳なかったかな(これに懲りずまた来てね)。 結局、当初予定より少ないやっぴ&うえちんの2人が本格的に泊まってくれ ることになった。 きちんと敷けているお布団は2枚だから、それはそれでちょうど良かったか もね。雑魚寝は体が痛くなったりしちゃうだろうし。 3人になって、寝る支度ができてからもダイニングでしばらく話して、とて も楽しかった。 (お仕事を控えていたやっぴには、遅くなって気の毒だったけど) やっぱりねぇ、みんな自分の毎日にすごく一喜一憂しながら生きているのが よくわかって、だからこうキラキラとしているんだわ、なんてすごく感じて、 自分のダラケっぷりを反省したりもして。 どっか遊びに行って、わーっと騒ぐのも好きだけど、またこういうような、 俗に言うパジャマ・パーティみたいな会もできたらいいな。 たまにでもいいから。 - フェアウェル! - 2001年09月28日(金) ここ3年くらい、メイク用品はドメブラ一辺倒・・・というよりむしろコーセーの コスメデコルテにはまっていて、その他のものはポロポロ買う程度。 でも、今期の秋冬ファンデーションはちょっと違うところで買ってみたいような気 がしていて、CanCam(どうよ、この情報ソース!)にいいって書いてあった もんだから、お昼休みに東急本店のシャネルに乗り込み、そこでパウダリーファン デーション(「パウダーファンデーション」と言ったら「パウダリーのことでよろ しいですか?」と尋ねられたので、どうやら厳密な区別がある模様)を買うことに した。 ヨモギダさんとおっしゃる軽快なトークのおねえさまが念入りにメイクを落とし、 水分補給のパックまでしてから、選んでくださったパウダリーファンデーションを 顔にのせてもらうと、まるですっごい美しい肌であるかのような仕上がり。 お化粧品って、本当にどんどん進化しているのねぇ・・・と大感動。 さっきまで何だかカサカサとしていたのが「ぷるん」に変化していたので、これは、 ファンデーションのみならずパックの力によるところも大きいに違いないと思い、 パックも一緒に購入してみる。 美容部員さんは本当にお化粧が上手なので、単に一時的なヨモギダマジックにか かっているだけなのかも知れないけど、色々試すのは好きだからまあいいや。 一度落としてしまったのでのせてもらった口紅の色も、自分では一度もつけたこと がないピンク口紅で超新鮮! ローズ・赤・茶・ベージュと、割合こだわりなくいろんな色を使っているけど、ピ ンクだけはかわいらしすぎる気がしてどうしても使えなかったから、他人が私に合 いそうな色としてピンクを選んでくれたことにすごくビックリ。 いつも行くコーセーでは色の好みもバレていて決してピンクは乗せられないから、 こういう時でない限り決して見ることがない顔の自分を見れて、今日は買いに行って みてよかったな、と思う。 また気が向いたら挑戦しよう。 夜は、1日付けで主任に昇格して人事に異動が決まったエムさま(おめでとう)と、 総務の担当を離れて勤労の担当一本になってしまうハナオカ課長(うう、好きだった のに・・・)の送別会。ふたりとも行かないで! 本当は新しいセルリアンタワーの陳建一のお店がよかったんだけど予約が一杯だった ので、同じくセルリアンの2Fにある『OLI』というイタリア料理のお店にて。 総務の会合とは思えないおっされーな雰囲気の中、普段会社や仕事に対して思って いることを課長とあつく語り合ったりして。 その他の人々は何やら騒いでお店の人に注意されたりしていたけど、私はこの課長 の仕事ぶりが本当に大好きだったから、直属の部下じゃなくなるのがすごく残念で ひたすら課長と喋った。 会社人生史上に残るくらい有意義なひとときだった。 会社のために生きる気なんてないけど、こういうステキな課長がいらっしゃる限り、 これからもちゃんとがんばりますよ、わたし。 シャネルのファンデーション塗り、できるだけ美しげなふりをして、ピンクの口紅 がサラリと似合う、愛される秘書を目指してがんばります。 ・・・長い道のりだけれども。 - 謎メモ - 2001年09月27日(木) 数日前から、予定を書いてあるカレンダーの今日のところに 「20:30ダン」 と走り書かれているのがすごく気になっていた。 書いてる途中でジャマが入ったのかどうだったのか忘れたけど、余りにも謎 すぎるこのメモ。すっごい重大な用件だったらどうしよう・・・と思ってい たところ、お昼頃ふと思い出すことができた。 「あ、ダンベル教室だわ」 この前ニセ松坂くんに筋トレ指導を受けた時に薦められたので、行ってみよ うと思って書き留めていたんでした。 ちょうどジム用の着替えを一式持って来ていたので絶対行こうと張り切って いたのに、来月初めに社長の出張が急遽決まってしまい、各店への連絡や チケットの手配やで残業して、気付けばもう20:30過ぎ。 い、行けなかった・・・。 吉祥寺着が21:30近くになってしまいそうだったから、結局ジム自体も 諦めて家に直帰。 明日も10月1日付けで異動が決定した課長&エム様の送別会で行けない ことが確定しているけど、このままフェイドアウトしないようにがんばろん。 - このまま - 2001年09月26日(水) 昨日決心したとおり今日は働きまくり。 もうすぐ上期も終わるし、今までダラダラとひっぱってきた今期の課題で ある、「社内弔事対応マニュアル作り」を一気にスパート! 隣の席のギオンねえさまに驚かれるほど集中して働き、仕事の鬼の名を欲 しいままにした。 おかげで、今日の段階であらかたできあがり、明日添付資料やなんかを 完成させれば、主任に見ていただくことができそう。 自分なりには半期かけて考えたことが全部盛り込めたし、結構分かり易い と思うんだけど・・・どんなもんでしょ。 実務担当のお店の人にも見てもらわなくちゃね。 ルーティンワークこそすべて!みたいな感じの秘書業務と違って、こういう 仕事は少し楽しい。 久しぶりに前向き加減に仕事をできていい調子。 このまま、このまま。 せめて今くらいはがんばってみよう。 - 虚しくこだまする - 2001年09月25日(火) 連休明けは、いつもながらボケボケで、 何がどうというわけじゃないけど、 全てが少しずつうまくかみ合わない感じ。 ああ、会社を辞めたくなるのはこんな時! がんばれがんばれわ・た・し! がんばれがんばれわ・た・し! うぉぉぉぉ!! - ホロリ - 2001年09月24日(月) お昼過ぎに起きたら、サイちゃんもジュンコ先生も出勤したあとだった。 ほんと、ふたりにすまない気持がする。 私ばっかりダラダラ寝てしまった。 それにしても何だかやたら眠いと思っていたら、気付けば生理がはじまってた。 最初は大丈夫だったのに夕方になるにつれてどんどんお腹が痛くなり、ジュン コ先生の晩御飯も、ご飯こそ炊いたけれどおかずはお惣菜で勘弁してもらう。 おなかにタオルケットをぐるぐる巻いて横たわっていると、なんとあのキング・ オブ・俺様=ジュンコ先生がシャケと梅のおにぎりをつくってもってきてくれた。 ・・・あーもう、ほんとにホロリ。 どうもありがとう。 こういうことがあるから、俺様の奥さんはやめられないのよねぇ。 - とにかくパーティを続けよう - 2001年09月23日(日) 前々から、ジュンコが「土曜日はメガネを買いに行こう!」と張り切ってい たのでそのつもりにしていたんだけど、また急に出勤になってしまったから 父&母とムー太郎の高校の学園祭に行ってみる。 ムーはどちらかといえば文化系寄りじゃないので文化祭に行ってもしょうが ないんじゃないの?と思っていたけど、話によれば書道作品が展示されてい る&クラスで焼き鳥やさんを出しているということなので、一応ね。 まず書道から行ってみると、あったあった。 ムーの成績はと言えば10段階評価でも主に3とかばっかで、良いのは体育 の10と書道の9だけとあって、さすがに割と上手。 両親と「芸は身を助けるねぇ」と言いながら見る。 母も私と同じで多少字フェチの気があるので、すごく嬉しそう。 うちの親は恐ろしいほど良い成績とかに執着がないので、子供は気楽に長所 を伸ばせばよく、その点大変いい親だなぁ、と思う。 いつも高校に行くのは試合をみるためで、よって余り制服姿の高校生を見か けたりしないんだけど、今日はさすがにみんなが制服姿。 それがなんだかやけに眩しく感じてしまって、疑うところの無い青春は、私 にとってもう遠くにあることを感じる。 今は今で充分に幸せなのに、失って取り戻せないものの存在に気付くとなん だってこんなにせつないんだろう。 それはさておき、ムーのクラスの焼き鳥は、競合する他のクラスが1本50 円なのに対して30円の爆安価格でご奉仕中なので、大人気らしく大変な人 だかり。やるじゃん! ムーはいるかねぇ?と言いながら3人で覗きに行ってみると、黙々と焼き鳥 を焼くムーの姿を発見。 「せっかく来たからには買うべきだよね?」ということになり、長い列に並 んでいるとムーが我々に気付いたので手を振ったりしてみる(鬱陶しい家族)。 しばらくすると、ムーからジェスチャーで「うしろに、まわれ」という指示 が飛んで来た。 あんまり来て欲しくなさそうだったのに(だから最初は行かないつもりだっ たんだし)予告無しに来たから怒られるのかなぁ、と思いつつも列を離れて テントの裏に回ってみると、「ハイ」と言って焼き鳥を6本くれた。 お代を払おうとすると、さっき自分が買っておいたのでオゴリでいいよ、と のこと。 一同「ええ子や・・・」と感動。 テント村(屋台群をこう呼ぶらしい)の場所は運動場で、その外れの方に椅子 を並べた休憩所をしつらえてあったので3年何組だかのお店からお茶を買って 来て、もらった焼き鳥と一緒に食べる。 焼き鳥は炭火焼だし、タレもしっかりつているし、30円ならまとめ買いし て晩御飯に出し隊!と思うくらいおいしかった。 ほんと、あんなに混んでなきゃ20本くらい買いたかったよ。 少し食べたら一気にお腹が空いたので、ここを引きあげ、車を停めさせても らっていた(←無断)学校近くのデニーズへ行って遅い昼食をとる。 母が異常にどれにするか悩んでいたので「デニーズなんてウチの斜め前にあ るんだから、いつでも連れて行ってあげるよ」と言うと、やっとうどんに決 めたらしかった。 ファミレスをほんとにファミリーで訪れるいい歳の大人3人。 実は結構珍しいかも。 夜も一緒に食べない?と言われたので調布の実家にお邪魔し、ムーが帰って くるまで爆睡し、またごはん。 食べる→寝る→食べる、で確実に太っただろう。こわ・・・。 さて、夜はサイちゃんとカラオケに行くことにしていたんだけど、会場のパー トナーズは何人が何時間いようとも1部屋ナンボ、という料金体系なのでサイ ちゃんがくるまで家族カラオケにしよっかということでまずは4人で出掛ける。 いつもは余りうたおうとしないムーも、信じられないほどヘタな父も楽しそう にうたっているのでよかったなぁ、と思う。 さて、サイちゃんが来る時入れ違いで帰る予定だった彼らだけど、興がのった らしくもう少し居たいご様子。 サイちゃんにお願いして、一緒にいさせてもらうことに。 なんだか変な会合に巻き込むことになってごめん・・・、と思いつつも5人 でパーティを続ける(ああ、ブギーバック的フレーズ!)ことに。 母はサイちゃんと文化話ができて嬉しそうだし、父も若い女性を前にいつも より張り切っていてかわいらしい限り。 そのうちジュンコもやってきて、遅くまでうたって、予想よりだいぶおもろ いことになった。 三鷹まで来てもらった挙げ句に家族にムリヤリ付き合わせちゃったサイちゃん には気の毒だったけど、おかげ様で楽しかったぁ! またみんなでブギーバック(両バージョン制覇)し隊。 - 忘れていたぽえ夢 - 2001年09月22日(土) 部屋の片付けをしようしようと思いつつも、全くはかどらず。 何もやる気がしない休日は寝るに限ると思い、諦めて寝る。 のらーりくらーりしてる間に、中原中也の『サーカス』を思い出した。 ゆやーん ゆよーん ゆやゆよん いや、全然関係ないんだけど。 こんなダラリとしてる時に思い出すことが不謹慎とさえ言える重めの詩、 でも語感がダラリとした気分にマッチしてるからか、うっかり浮かんで しまった。 そういえば高校時代は『月夜の浜辺』が大好きだった。 十代の頃私は、どう考えても今より何段階も真剣で暗くてくよくよした、 ただのぽえ夢愛好家だった。 どうにかフツウに散漫に、楽しく生きられるようになれて良かったよ。 これが「ふれくされてばかりの10代をすぎ分別もついて齢をとり」って ことなのかもねぇ。 - 表彰 - 2001年09月21日(金) 今日は午後から取締役会のお茶を出しに行き、そのまま全社表彰式の応援で 青山に行かねばならないので、午前中の忙しさったらなかった! 必死で今日中に発信しなければいけない書類を出し、するべき確認事項を各 役員さんに伺ってまわり、疾走するように働く。 結局お昼休みに食い込みつつ、何とか終了。 取締役会では、今回もお湯飲みをひっくり返したりすることもなく無事にお 茶を出し、終了後は主任と連れ立って表彰式会場の青山へ。 毎年役員さんのお酌係を仰せつかっているけど、今年は社長に「バンケット じゃないんだから気をつかわなくていいよ」と、カッチョよくやんわり「必 要なし」と言われたので、事務局控え室で人事のハラダちゃんとあれこれ話 して休憩。 ビンゴが始まる頃にもう一度会場に戻って以前お世話になったヤマモト主任 やその他モロモロの知り合いに挨拶し、会の終了後は役員さんや表彰対象者 のお見送り、そして事務局みんなでプチ打ち上げ。 なんだかんだで20:00過ぎになってしまった。 立ってる時間が長かったので結構疲れ気味だったし、時間も遅くなってしまっ たんだけど、せっかく着替えを持って来ていたので帰りにジムに寄る。 自転車漕ぎとマシンを使った筋トレを1時間ほどサックリと。 週末だから、多少疲れてもいいもんね。 内容はどうあれジムを訪れたという事実にひとまず満足する、というのがジム 通い長続きのヒケツだと思うので、今日疲れ気味なのに運動しにきた私を、 お風呂につかりながら自ら表彰しておく。 「ヒョー・ショー・ジョー!アンタはエライ!!」 もちろん、こんな調子でね。 - 午餐/TOPSの魔法 - 2001年09月20日(木) 私のは25日だけど、ジュンコのは23日なので、今月は繰り上がって21日。 何かといえば、お給料日のハナシですよ。 そんなわけで、今日を耐え忍べばいいだけなのに、それにしてはほんのちょっとお 金が余り気味。貯金すればいいんだろうけど江戸っ子として宵越しの金は持てねぇ ってわけで、お昼に贅沢をしてみた。 お昼休みはいつも独りで居るのがふつうなので、こういう思い付きに対して何も考 えず行動できる。孤独を愛しがちな暗い性格に感謝。 とはいえ、いつもお昼に大した物を食べていないので、贅沢と言ってもどこで何を 食べればいいのかがよくわからない。 少し迷った末、月曜の棚卸の時お昼ご飯にカレーを食べて以来自分内のカレー熱が 高まっていたのでおいしいカレーが食べたいという気持ちになり、西武にある『T OPS』に行ってみる。 TOPSでコースを食べると最後にあのチョコレートケーキが出てくるので「ちょ うどいい!」と思ってバレンタインにジュンコを連れ出し、張り切ってコースをお ごったのが懐かしい。 あれは確か、はたちの頃だったかしらん・・・などと意外に長いふたりの歴史を思 い返して遠い目になっていると、ほどなくメニューが運ばれて来て我に返る。 ランチコースはAコース¥1,800とBコース¥2,300の2種類。 Aはメインがパスタで肝腎のカレーじゃないから、もちろんBコースを選択。 TOPSに来たのにカレーに添えるためのピクルスやら何やらの小皿が6、7個ズ ラリとテーブルに並ばないのは何だか本意じゃないしね。 頼んですぐにカトラリ類と、思い浮かべてたとおりのトッピングの数々がやってくる。 そしてほどなくトマトに「ざくろスペシャル」がかかったサラダが、それを食べ終 わった頃にカレーが、すごくよいタイミングで運ばれてくる。 こういう気持ちよさに対してお金を払うのはいいものだ、なんて思いながらカレー を食べ、そのマイルドなおいしさにもまた感激。 この前のラージマハールもおいしかったけど、それとはまた全然違う種類のおいしさ。 ほんと、来てよかった〜! しかも、カレーの後には大好きなチョコレートケーキと紅茶までも。 ああ、幸せが次々と訪れて怖いほどだわ、と思う。 おいしさの洪水。 幸せ漬け。 ゆたかなお昼ご飯。 明るく清潔なお店で、優雅な気持ちで紅茶をいただいていると、何となく「違いが わかる男」のニュアンスがわかる気がした。 贅沢していると、ダバダーダーバ ダバダーダバダー、ってゆったりとした旋律が 心に浮かんでくるもの。 安いヒーリング・ミュージックなんかより、おいしものの効果は絶大らしく、食べ 終えたらてきめんに元気に。 今度何かに挫けそうになったら、何かの力を借りなくてはやっていけなくなったら。 「またここにやって来て、ささやかな贅沢をしよう。TOPSの魔法に頼ろう」 と、と思いながら、ゆっくりと最後の紅茶を飲み干し、穏やかな午餐の時は過ぎて いった。 ああ、これで午後の労働がなければ最高なのにな・・・。 - セロリ? - 2001年09月19日(水) ジム通い開始後、初めてプールの中ではなく陸上の運動に挑戦。 今日色々と器具の使い方などをレクチャーしたり、お世話をしてくれたのは19歳 の男子(まさに男子って歳だよ、わっか〜!!ほぼムー太郎じゃんか)。 彼は見た目が松阪大輔くんにソックリだったけど、それって誉め言葉かどうか微妙 だなぁ、と思ったから本人には言わないでおいた。 まず行われた自転車漕ぎによる体力測定の結果は、6段階で3=標準ですって。 いいのよ、並の下ってハッキリおっしゃっても! その後、各種筋トレのやり方を習い、最後に入念なストレッチをして、1時間 ちょっとの運動。 マッシーンを使った運動はいかにも「トレーニング」という感じで気持ちが盛り 上がるなぁ、と思う。 帰り際、似非マツザカくんが次回までに適正なトレーニングメニューをつくって おくのでがんばってくださいね、と言ってくれた。 はい、いきなりかなり腕の付け根が痛い感じですけど、ダメなりにがんばってみ ます!と思うけど、「はぁ」と気の抜けた返事をしてしまった。 感じ悪かったかなぁ。 「お〜マツザカ!マツザカ!」とひとりで盛り上がってたもんだから、とっさに 感じの良いお返事ができなかったのよ、ごめんなさい。悪意はなかったんです。 水に包まれてユラユラするのもいいけど、ジムはジムで「鍛えてる!」ってこと が直接的に感じられてなかなかいいものだった。 交互にすれば飽きずに続くかな?と思う。 ・・・うーん、がんばってみるよ〜、やれるだけ〜。 - お腹たいせつに - 2001年09月18日(火) 何が災いしたのか、お昼前頃からお腹がすっかりおかしくなってしまった! 知らず知らずのうちに前かがみになり、気を抜けば情けない声を出して しまいそうな感じ。 「これはもうTAKE CARE OF YOUR おな〜か〜、しかない!」 と思い、会社に常備してあるビオフェルミンをあわてて服用。 それがよかったのか夕方くらいにはだいぶ復調したけど、念のためプールは やめておいた。無念。 せかっく水着持ってきたのに体調不良で断念したのはこれで2回目。 わたし、いつからこんな弱い子チャンになったんだろう。 持病の目まいを除けば、割合に丈夫な方だった筈なのに 水だとまた冷えておかしくなってしまうかもしれないから、とりあえず明日 はジムにしてみようかな。 ・・・健康へのあくなき挑戦は続く! - 奥深い - 2001年09月17日(月) 週明けの今日は渋谷店に棚卸の応援に行く。 今日の担当はバラエティのところなので、前にはまりまくった切り文字とか は有り得ないのでホッ。 さて、私が担当したところは小さい額とか電話機とかの超楽勝ラック! どんなお嬢様が来ると思ったんですか?ってくらいに、本当にラクチン。 当然ながらあっという間に終わってしまったので、イヤな予感がしていると、 案の定携帯電話ケースがぎっしりとぶら下がったラックのカウントに回され て内心ちょっと舌打ち。 同じ総務のエムさまと組んで、ちょうどそのラックが終了したところでお昼 になったので、同じく応援に来ていたサンペイ師匠も誘って3人で出掛ける。 この3人でお昼なんて二度とないかも、などと話ながら『ラージマハール』へ。 それぞれ好みの辛さに合わせたカレーを注文して、巨大ナンと共に平らげる。 私が頼んだベジタブルカレーはとてもマイルドな辛さでまるでシチューみたい だったけど、エムさまが頼んだのはヒーヒー言うほど辛い! カレー、奥深いよ・・・。 棚卸のお昼休みはなぜか少し長めに設定されており、時間が30分以上余って しまったのでお店の外で一旦別れる。 本屋をブラブラしてたらちょうどいい時間になったのでフロアに戻り、午後 の部開始。 いつもなら事務局に行って誰と組めばいいか&どこのラックに入ればいいか を聞くんだけど、エムさまが勝手にふたりで組んで良さそうなラックをやろ うぜ、と言うので「そんなのいいのー!?」と思いつつものってみた。 知恵の輪、パズル、フラフープ、貯金箱など、楽しげな商品をカウントして サクサク進む。 眠くなってしまうゆえ私はチェック係よりもカウント係が好きで、アレルギー ゆえエムさまはカウントが苦手なので、それぞれのニーズが合致したいいコ ンビ。割合気心も知れているし、なかなか楽しい棚卸。 やりかたひとつでこんなラクにできるなんてなぁ。 棚卸、奥深いよ・・・。 さて、定刻の18:00には解放されたので家に着いてもまだ19:00前。 ふだんが遅いので「時間がいっぱいあるー!」と感じて、勢いでインチキHP を作成してみる。 あくまでも公開したいデータの置き場として使いたいので、すごく簡単なも のだけど。 ずっと前に買って読まないままのHP作成本が見当たらなくて、とりあえず 適当にやってみたら、何となくソレふうのものはできた。 しかし、どうも使い勝手がよくないし、殺風景な感じ。 かといって画像を入れまくったりするのは好みじゃないし。 いったいどうすればいいんだー、と思いまくりだったけど、余り考えると止 まらなくなるので今日のところはこれでヨシにする。 それにしても、HP作り、奥深いよ・・・。 世の中まだまだ知らないことだらけなのねん。 - 3位 - 2001年09月16日(日) ムーの試合。 世田谷大会なので、会場は農大1高。 あいかわらずものすごい暑さでびびりまくり。 一応、先週の反省をもとにウチワ(HMVでもらったやつ。スガシカオ柄) を持って来たけど、余り役立たず。 試合は、午前中の1試合目に勝ったので午後からもあることに。 父兄みんなで連れ立ってデニーズに行ったら40分くらいお料理が出てこな くて、全員で焦って食べる。 前の試合がおしてて助かった! 午後の試合は駒大附属と。 世田谷の強豪といえば世田谷学園と駒大附属、というくらい強いので案の定 負ける。でも、これには選手も先生もやむを得ないと思う、といった感じで、 顧問のニッタ先生も「とりあえず今回は最後まで走ってついていけたのでヨシ」 みたいなことをおっしゃっていた。 うん、みんな暑い中ほんとによくがんばって走ったよね。2試合も。 結局、去年と同じ3位で、銅メダルをもらったみたい。 そんなわけで、夜はお疲れ会。 母・ムー・私で三鷹の牛角へ。 ほんとはジュンコも来るって言ってたのに、仕事が終わらず3人だけになって しまったのはちょっと残念だったけど、主役のムーは大好物のタン塩をたら ふく食べて満足そうだったからまぁいいか。 10月の終わりくらいには、すぐ新人戦なのでまたがんばっておくれ〜。 そして、いつかエリア3位の定位置から抜け出してくれるといいな。 - シチュー - 2001年09月15日(土) ジュンコは会社に出掛けてしまったので、少し片付けをしたりマンガ読んだ り雑誌読んだりしてひとりで過ごす。 お家はいいにゃー、としみじみ思いつつ。 夕方になって「全然外に出ないのもちょい寂しめ〜」と思い、そんなこと思 う自分に驚きつつ(だって一歩も外出しない休日なんてザラにあるわけだし)、 日が暮れる前にスーパーに行ってみる。 どこに行くか迷ったけれど、商店街の方に行くと色々要らないものを買って しまいそうな気がしたので、スーパーだけがポツンとある連雀通りのタイラ ヤというところにする。 そこへは先日の雨の日にチャリで乗り付けたんだけど、その際に老朽化著し かったチャリの鍵が壊れて二度と抜けなくなってしまったから、念のため歩 いて行く。バス停ふたつほどの距離だけど、そう遠くは感じなかった。 今日はお肉よりどりフェアで、様々なものが1P=¥380、3P=¥980 で販売されていて、もちろん3P購入するためにどれがいいか吟味。 家に牛乳がいっぱいあって減らしたいという思いがあったので、時期的には ちょっと早いかもしれないけど、今夜はシチューに決定! で、シチュー用のお肉を厚めに購入。 無駄のない買物に満足しつつ家に帰り、さっそく支度。 コンポのCDをかけ「小沢くんの歌に包まれて料理をしましょ」とウキウキ 思ったのに、ジュンコが入れ換えてしまったみたいでヒライケンが流れてくる。 いいチャンスなので、ここのところいつか使えないかとタイミングをはかって いた「ヘコー!!」を心の中で言ってみる。 うん、まさにこんな時使えるねぇ、「ヘコー!!」(by courtesy of サボリダー)。 思った通り、拍子抜けしてガッカリした気持にピッタリでした。 さて、そんな調子でしまった!と思ったけれど、タマネギまみれの手では電源 は入れられてもCDの入れ替えは厳しいのでそのままかけておく。 ジュンコめ・・・!と思ったけれど、料理には愛情のかくし味が必要とか世間 では言われているので、できるだけ優しい気持で「ヒライにもいいとこある かもしれないじゃん」と自分を励ましながらつくる。 おいしい匂いが嬉しくて、ふだんの夕飯は簡単な焼き物ばっかになりがちで、 せっかく監査役が結婚祝にとくださったすてきなシチューパンを最近使えて いなかったので、それが使えたこともまた嬉しい。 今日はホワイトシチューなので、白くとろとろとした様子もなんだか幸せそう だし、作りながらシチューの虜になっていった。 すっかりおいしく出来上がって、あとはジュンコの帰りを待つばかりなんだ けど、全然帰って来ない。 いつもは遅く帰って来てもほぼ何とも思わないんだけど、今日はちょっと待 ち遠しい感じ。 だんなさまの帰りが遅いと不機嫌になるという奥さま方の気持ちが、ふだん はサッパリ理解できないんだけど、今日はちょっとだけわかったような気が した。 - STRAY - 2001年09月14日(金) 先日いきなり発熱しその後なんだか忙しかったため、久しぶりにして第2回 目のプール活動。 この前とほぼ同じ時間に行き、ひとりでパチャパチャと泳いだり歩いたり。 ただ歩いているとヒマだから頭の中で色々な曲を思い出してみるけど、歌詞 がゴチャゴチャにならずにサラっと最後までいける曲は案外少ない。 特に、高校を卒業してからは歌詞カードを熱心にみながら音楽を聴くような ことって少なくなったからか、最近のものほどソラでは思い出せず。 それに対し、昔の曲は何年も聴いてないのに割合憶えていることが多くて驚く。 その意外にもよく憶えていた曲の中にAZTEC CAMERAの『STRAY』が あったんだけど、3拍子のゆったりしたテンポもあのロディの声も、透明な プールの水がゆらゆらと光を映しながら揺れる様子にぴったり合ってて 異常に気持ちいい。 まるで水全体が"YOU DON'T HAVE TO TELL ME 〜"とうたい出した かのよう。 歌詞の中で水は「雨」という形で出てくるだけなんだけど、ほんと水の動き と完全にリンクしてるような気がした。 ところで、その『STRAY』の歌詞に SOMEONE SINGING'S BETTER THAN THE WAR THEY'RE WINNING というところがあって、短絡的だろうけどNYCのことを思い出してしまった。 報復って、どうしてもしなければいけないものだろうか。 旗を振って国歌をうたって、そうして励まし合ってかなしみを乗り切れるの ならば、なんとか出来るだけ平和な方法を取れないものかなぁ、と思う。 ところでジムに備え付けのシャンプーはリンスインと書いてある割にはちゃん とリンスしてくれないシャンプーなので、髪が異常にキシキシする。 次回は自前のものを持っていくべし。 - 大根 - 2001年09月13日(木) ジュンコにアスパラの炒め物とかカルビスープとか冷奴とか、ふつうの晩御飯 を出し、「今日も一日終わりだなぁ」とほっとしながら食べるのを眺めていたら、 なぜか急に大根おろしが食べたくなった。 「大根おろしに、ただ味ぽんをかけたのをたべたい!」 と思ったらどうしても止まらなくって、嘲笑気味のジュンコにも構わず食卓で 大根をおろす。 5cm分くらいすりおろすとちょうどお椀一杯分くらいになったので、さっそく 味ぽんをかけて嬉々として食べ始めると、どうでしょう! 食べるのが辛いほどにビリビリとからい。 心の中では「からいよう!からいよう!」とトムとジェリーなみのオーバー アクションでのたうちまわっていたんだけど、また呆れられるだろうから 「大根、からいです」とおとなし目に表現。 辛さと軽蔑の視線に耐えながら大根おろしを食べていたら、そういえばおしんが 大根めしを食べていたっけねぇ・・・と思い出した。 「おしんのしんは辛抱のしん」。 なるほど、こういう意味だったのか! - ヒマだと色々考えちゃって - 2001年09月12日(水) 時期はずれプチ夏休み(4日間)を終え、今日から社会復帰。 でもお休みが終わっちゃったのは私だけで、役員さんは相変わらず豪華連休、 人呼んでヴァケーションを満喫中なのでヒマ。 リハビリには最適の日といった感じでほっとする。 唯一ご出勤なさってたホッスィ〜監査役もヒマなのか、NYCの件について 監査役室で話したりする。 ホッスィ〜監査役は、先月7日〜16日までNYCにご出張なさったばかり だったので(こういう言い方は巻き込まれた方々に失礼だけど)、時期がず れててほんとに良かったですねぇ、などと言って。 昨日遅くまでニュースをみていたけど、どうせいつも寝るのはめちゃくちゃ 遅いから、そんなことで仕事にならなかったりはしない。 でも、それとは無関係に仕事に対する拒絶反応が・・・。 ひとつひとつの雑務が億劫で億劫で! 客観的に考えてみるとそれぞれの仕事は嫌いじゃないけど、色々な要素が 混在していて、かつそれを会社の代表電話というしょっちゅう鳴り響くもの にジャマされながら行っているところがイヤなんだということに最近気付い てきた。 秘書→OK! 庶務→OK! 電話交換手→OK! なんだけど、 秘書+庶務+電話交換手→NG! という次第。 とにかく、私は色々なことを細切れにやるのにイライラしてしまう。 ヒマな時であっても「コレやってアレやって、その前にソレやって、次は どれ?」みたいなことにはほんと辟易。 頭の切り替えが遅いけど集中力は途切れづらい方だと様々な人に言われる ので、ひとつのことをずっと突き詰めていくようなことなら多少うまくや れるのかも知れない。 「反復」とか「持続」とかいうことには何の抵抗も感じないしね。 でもとにかく、今の状態にはすごい限界を感じるー、まじで! ああ、ひとつのことに集中して働きたいというのは贅沢な考えなのかなぁ。 仕事を選り好みしてる時点で働く資格がないのかしら。 ・・・未熟者の私の明日はどっちだ!? - 絶句! - 2001年09月11日(火) 4連休の最後を飾る今日だけど、ジュンコ先生は出勤なので夕方ひとりで吉祥寺へ。 ユザワヤで不足気味のビーズパーツなどを買い足す(実はまだ淡々とはまってます、 ビーズ)。 あちこち見て回る気力はなかったものだから、早々に切り上げ、家で長いことTVを 見ていたら、ニューヨークでものすごい事件が起きたという速報が入った。 NYには去年新婚旅行(という名の半分ビジネス旅行)で行ったんだけど、その際に 訪れたジュンコの会社のNY支店があるWTCビルに飛行機が突っ込んてビルがメチャ クチャになっているとか。 目を疑うような惨事だったのでいてもたってもいられなくなり、ジュンコに「すごい ことが起きた!」と速攻電話連絡してみたんだけど、私の話を聞いただけでは何だか ピンと来なかったみたいで「あっ、そう」と軽く流される。 呑気にアラレなんかを持って訪問して、ミーハー全開で記念撮影までしちゃったあの 場所が大変なことになっているんだよ〜!!とひとりでハラハラしているのがもどか しく、ジュンコがもっと心配しないことに何だか腹が立つ。 TVも見てないはずだし、忙しくてまだ状況がつかめてないからだろうとは思うけど、 NY支店の業務について説明してくださった先輩のことくらい心配してもよさそうな もんだと思う。 私がイライラしても仕方ないんだけど。それはわかってるんだけど。 わたしたちがWTCビルに行ったのを知っていた母からも電話が入る。 「あの時お会いした方々は大丈夫だったの?」と尋ねられたけど、なんせ当の会社内 では全然話題になっていないようなので「わからない」と答える。 私もそれを心配してるんだよ。 1:00近くに帰ってきたジュンコに「いいから見て!」という感じでニュースを 見せる。この時にやっと何がどうなったのかを理解できたらしく、さすがの彼も動揺 していた。だから言ったじゃん! なんだか、遠いような身近なところで恐ろしいことが起きている。 小学生の頃飛行機が飛んでくるだけで爆弾を落とされて殺される!と思い込んで登校 拒否になったほど戦争(乃至は殺し合い)が大嫌いだった私は、大人になった今でも 過剰に恐ろしく感じてしまっているのかも知れなくて、なんだか神経が昂ぶっていつ までも眠れなかった。 こんなことになってしまったことが許せないけど、起きてしまったからにはできるだけ 多くの人が助かりますように。心からお祈りします。 ああ、神様! こんなはしゃいだ感じで記念撮影なんかしていたのに。 この場所に同じように立つことは、もうできない。 - 主婦って - 2001年09月10日(月) 社長と監査役と顧問が夏休み中なので、私も土曜日から4連休をいただいて おり、今日はお休み。明日もお休み。わーい! 昨日、睡眠不足と大興奮で疲れたからすごくいいタイミングのお休み。 お昼頃にダラッと起きて『いいとも』や『ちゅらさん』を見ながら、「主婦って いいな」と感じる。 いや、本当なら朝起きてダンナさまを見送ったり色々大変なんだろうけどね。 我家には今のところそういう文化はないから。 外は雨(台風接近中)だったので、大人しく家にいて、昼下がりは雑誌を読 み返したりデジカメの画像データをPCに取り込んだりしてのんびり過ごす。 会社からドキドキするような内容の問合せ電話が入ったけど、結局私とは関係 なかったみたいで、大事には至らなかった。焦ったよぅぅぅ。 夕方から掃除。 洋服を「Tシャツ」とか「アンサンブル」とかそんな感じのジャンル別にし て、しかも1軍と2軍に分けて整理したいという思いがずっとあったので、 2連休を心丈夫に思って敢行してみる。 しかし、ほどなく圧倒的に収納スペースが不足していることが判明。 仕方ないから明日雨が小降りになったら何か収納するものを買って来てから にしようと思い、再度のんびり。 自分に甘いのですぐ節なくダラダラしてしまう。 21:00過ぎ、今日くらいは少し張り切って晩御飯を作ってみようかと思って はみたものの、食材が余りないことに気付いて雨の中を買物に出かける。 家からバス停2つ分くらい離れたところに24:00までやってるスーパー があるので、ジャカスカ濡れながらそこまで行く。 「主婦って大変だな」と思う。 沢山買うと持って帰るのが大変そうなので「今日の分だけ」という気持ちで チョコチョコと買物し、またもジャカスカ濡れながら帰宅。 ジュンコが今週からは早帰り宣言をしていたので念のため電話してみると、 やはり全然早く帰れそうにはないということだったので、ゆっくりと支度し てみる。こんなゼイタクに時間使っていいのかな?ってくらいに。 今日一日ひとりで家にいて、もし主婦になって毎日がこんな調子だったら確 かにヒマで、私はダラリストゆえにきっと思うさまダラダラしてしまってい かんだろうなぁ、と思う。 でも、何事も自分の好きなペースでやっていいから、イライラすることは極 端に少なくなっていいかも、とも思う。 難しいね。 ところで、トイレットペーパーの予備がもうほんとになくて死活問題だった から、雨だったけど買って帰って来ていて。 なんだけど、とにかくすごく濡れたことに気を取られて、それをそのまま玄 関に放置するというデリカシーないっぷり全開の様子をジュンコに見られた から「あ、怒られる」と思ったら意外にも「アータは雨の中をお使いに行って 偉いニャー」と褒めてくれた。 いやいや、ジュンコこそこんな中仕事に行って偉いよー!と思いながらも、 実は心の中でちょっと調子に乗ってしまった。 やっぱり主婦って、謙虚な人しかなるべきじゃないかも。 - ベストライブ - 2001年09月09日(日) ムー太郎の試合(勝った!)を見てから横浜のサッカーイベントへ。 小机駅を降り立つと、余りになにもない街でびびる。 みんなどうやって暮らしてるの? スタジアムに着いた頃、ちょうど信じられないくらいの大雨(台風が近付い ているとか)。 サイちゃんがカッパを買っておいてくれて助かった。 みんな(サイちゃん・かなちん・ひろり先生&お友達)が朝から行って席を とっておいてくれたおかげですごく近くで見ることができる。 本当にありがとう! 桔平や農が出る日韓タレント(多恋人・・・)チームによるサッカーもさる ことながら、やはり一番の関心事はその後のゆずライブ。 雨が降ったり止んだりの中、どうにか夕方まで過ごし、いよいよゆず登場! 北川さんはチョコっとサッカーにも出てたから2度目の登場だけど、岩沢さ んは本日初お目見え。 ふたりともサッカーのユニフォーム姿なんだけど、北川さんは長めのソック スなのに岩沢さんは短めソックスで、一同生足岩にクラクラしどおし。 曲は今夏のイベントセットリストとほぼ同様で、以下の通り。 1.サヨナラバス 2.贈る詩 3.シャララン 4.飛べない鳥 5.心のままに 6.する〜 7.センチメンタル 8.夏色 9.3カウント 10.友達の唄 どれも聴きなれた曲ではあったけど、ものすごーくごきげんっぽいふたり、 『シャララン』の横ステップで右に左に愛らしく動く岩、『3カウント』で本当に 思い切り降り出した雨など、何かと心に残るすてきなライブ。 ああ、またフルのライブに行きた〜い! 次はいつなのかなぁ。 びしょぬれになって寒かったので、みんなで半ば閉店していたユニクロに押 しかけて着替えを購入。 フツウに考えれば相当ひどい目に遭ったと言えるかもしれないけれど、とに かく無性に気分が良かった。 繰り返し言うけど、それくらい、すばらしいライブだった。 - 走る岩サミット - 2001年09月08日(土) なぜだか(いや、ほんとはサッカーイベントのおまけっぽい扱いな上に「ミニ」 ライブと銘打たれてるからってわかってるけど)余り気持が盛り上がってこない 明日のイベントについて、夜23:00からチャットルームを借りて参加組で 相談することに。 ほんとは昨日決めるんだったのに、私ったら行かなかったから・・・。 昨日、私以外のみなさんで話し合ってもらった時点ではステージの具合とかを 問い合わせてから再度本格的に打合せしよう、ということになったらしいので、 私も今日こそは参加! これで少し気持ちも盛り上がるといいんだけどね。 さて、イベント開始は15:00だけど、朝から行くべきか。 遅く行ってもどのみち遠いんだったらノンビリ出掛ければいいんだし、しかも 15:00からあるのは、サッカー。 ライブは18:10〜なので、ますます判断に迷う。 私は、明日できれば朝10:30からあるムーの試合を見てから駆けつけたいん だけど、それは可能かどうかも相談しなくちゃ。 そんなわけで23:00ちょっと過ぎにチャットルームに集合。 かなちん、ひろり先生、サイちゃんと全員揃ったところで相談し始めるも、なん だかチャットルームの調子がいまひとつ。 発言をひろってくれなかったり、強制退去(?)になったりでなかなか思うよう にいかないので、みんなで森のチャットルームジャック(単に空いてたところに 移っただけ)をする。 こちらもチョコチョコとエラーが出てしまうので、とにかく要点をまとめようと 早口(の気持ち)でがんばる。 結局、サイちゃんの調査によれば、早く行けばやはりそれ相応のいい場所で見ら れそうとのことだったので、集合は朝!と決まる。 途中、岩氏のユニフォーム姿談義から妄想にとりつかれた私も、ムーの試合は あきらめて朝から新横浜にかけるつもりに80%以上なっていたんだけど、 気付けば携帯に母から「明日9:30に迎えに行きます」というメールが入って いた後だったので、我に返って試合終了後に駆けつけさせてもらうことにした。 こんなわがままを許してくれるなんて・・・うう、みんなありがとう。 明日も早いし、ということで余り遅くまではひっぱらず、早目(つっても1:00 過ぎ)に切り上げたアッサリ目のチャットだったけど、おかげさまですっかり イベントへの意気込みはヒート・アップ! サッカーユニフォームを身に纏った走る岩氏(ほんとに貴重)が見られるかも しれないなんて!! うん、おかげでなかなかいいイベントのような気がしてきた。 今夜はみんなで見ようと誓った走る岩夢を見て、きっと明日にはそれを正夢に してみせますわ〜。 - 拉致上手 - 2001年09月07日(金) 今日、ひっさしぶりに携帯を持って出かけるのを忘れた! 自分はそんなに携帯に依存していないと思っていたのに、予想外に不安な 感じ。 さて、今日は日曜日のサッカーイベントの集合などについて相談するため 23:00からチャットルームを借りて話し合うことになっていたから、 髪を切り終わった後(トン子グッズありがとう!!>トガミさま)急いで 三鷹へ帰る。 23:00ちょうどくらいに駅に着いたので「ちょい遅れで間に合うかも」 と思いつつ、念のためジュンコに家でご飯食べるかどうか確認しようと公衆 電話からかけてみたら「もうすぐ駅に着くから『もて茄子や』に寄って帰ろ う!早目に帰れた金曜飲みに行くのだけが楽しみだからニャー!!」と言わ れたので足止めを食らう。 サイちゃんに電話したいけど、番号が下4桁しか思い出せない。 ああ、どうしよう。 念のため、駅で落ち合ったジュンコに「あのぅ・・・」と事情を切り出して みたらあからさまに落胆した声で「そっか・・・じゃ、帰るか・・・」と しょんぼりしてしまったので、つい「あ、やっぱり大丈夫です」と言っても て茄子やに行ってしまった。ジュンコったら、拉致上手。 いや、単に私の意志が弱いのか? 「みなさん、裏切り者の私を許してぇぇ」と思いつつも、ゴルゴンゾーラ チーズのペンネにうっとり。何て不誠実な私! 結局そこに1:00過ぎまで居てもうチャット参加は絶望的に。 何も連絡せずに現れなかったから、きっとイヤな感じだっただろうなぁ。 みなさま本当にごめんなさい!明日きちんとあやまろう・・・と思う。 結局、その後酔っぱらいすぎてフラフラになったジュンコがどうしてもカラ オケに行くと言って聞かないので(行ってからほとんどトイレにいたか寝て たかだから、単に長い距離歩けなかっただけの模様)、眠いのに朝までおう ちに帰れなかった。 元はといえば忘れんぼうでノーと言えない私がいけないんですけど。 でも、どうせつぶれちゃうんだったらムリヤリ家に連れて帰れば良かったか も、ってちょっと思ってしまった。 そしてそんなこと思うなんて私めちゃくちゃ自己中心的かも、と気付いた。 ・・・あ、今頃気付いたのって感じ〜? - いきなり挫折 - 2001年09月06日(木) 昨日、久々にプールに入って大層楽しかったから今日も水着を持って出社。 今日も帰りに行くもんね、と思ってたのに何だか変な感じ。 やたらフラフラして、あついような、寒いような。 そしたら、少し熱が出てました。 昨日ちゃんと髪を乾かしてから帰らなかったからかなぁ。 37度5分くらいで済んだから、最後まで普通に働けてよかったけど、 さすがにプールは無理みたい。 「大人しく/今日のところは眠っとこうか」 ということで、諦めて早々に帰宅。 いきなり挫折しちゃったけど、このままずっと挫折し続けないようにし隊。 - 運動再開 - 2001年09月05日(水) ここ1年くらいで目に余る太り方をしてしまったので、ジム通いを決意。 やっとムーの宿題から解放されて「やりたいことやれる」という機運が自分 の中で高まっていたことと、役員さんがこぞって夏休みをおとりになってい るゆえ比較的早く帰れることから「今がチャンス!」とばかりに、吉祥寺の NASというジムに行ってみる。 昔ティップに通っていたから、単純にまたティップにしようかな?と思って いたんだけど「吉祥寺のティップはプールが15mしかない」という情報を イサオ氏より得たため25mあるらしいNASの方にしたわけだけど、これ が大正解。 休日わざわざ行ったりしないことは明白なので平日のナイト会員というのが いいな、と思っていて(これなら¥4,500/月、と安いしね)、その時 間帯がティップは21:00〜なのに対してNASは20:00〜。 会社の終わりが19:00ちょっと過ぎなので、それから井の頭で吉祥寺に 行くとちょうどNASの方はバッチリな時間! イサオさんに感謝。 昔、渋谷ティップの21:00〜に通ってた頃は、時間つぶすのに困ってた からなぁ。ほんと、よかった。 施設見学もせず、速攻入会してプールに案内してもらう。 久しぶりの水着にきがえ、帽子も被って準備万端。 結構広々してて、しかも空いててかなりいい調子。 渋谷のティップと違って、知り合いにバッタリ会ってしまう可能性も極めて 低いから、常に自分のペースで取り組めるところもいいね! 50分くらい歩いたりノロノロ泳いだりして、今日のところは終了。 本来ならマッシーンによる運動も組み合せるべきなんだろうけど、今日はT シャツと短パン持ってこなかったから。 終了後、洋服に着替える前には長めにお風呂に入り、すっかりのんびりもし て、とても満足。出来る限り通おう!と思う。 少しずつでもいいから徐々に痩せて、昔の服が全部余裕で着れるようになる といいな。それ以上の高望みはしないから。 - なぜゆえに - 2001年09月04日(火) さて、今日が正念場。 宿題シリーズのフィナーレを飾るのは英語。 明日は英語の宿題テストにつき、早目に全訳を完成させ、ムーに渡して読ん でもらわなければならないのだ。 会社のお昼休みにも頑張ったんだけど、家に帰りついた時点であと3分の1 くらい残っていたのでわき目もふらず作業に没頭。 小さくて打ちづらいマイVAIOのキーを必死に叩く。 その甲斐あって夜12:30くらいにできあがり、ジュンコが帰ってきたと ころでプリントしてもらえた(私のPCはプリンタにつなげていないのだ)。 プリントはA4で全23枚にもなり、結構なボリューム。 普通のインクジェットプリンタゆえ時間がかかるから、その間にムーにあら すじの説明。 内容は、スペインに演奏旅行に出かけたイギリスのバーストン交響楽団を素材 としたミステリで、オーケストラのマネージャー殺人と美術品ドロボウが密か につながっている、というもの。 主人公ペニーは26歳のコントラバス奏者で、その彼氏は10歳年上で同じ コントラバス奏者のサイモン(実は事件の真犯人)。 ペニーの友達のバイオリニスト、アドリアナは誰にも内緒でトランペットの マーティンと付き合ってる。 殺されたマネージャーは第1コントラバスのキャンディダ・アシュレイモー トンと付き合っていたけど、そこにハープのマリリンが横恋慕。 事件の捜査にあたるのはポーティロ警部で、後にペニーと恋仲に。 ・・・などなど。 都合3回くらいは読んだから、すっかり頭に入ってしまった。 全部説明が終わった頃、ちょうどプリントもできあがり。 無事ムー太郎に訳を手渡し、「あとは自分で頑張って〜」と見送った。 終わった、これでやっと終わったよ〜! 軽い達成感と安堵でむねいっぱい。 それにしても、先生方がこの痴話喧嘩の応酬であり、犯人もミエミエのB級 ミステリを宿題のネタに選ばれた理由は一体何だろう? 彼氏が殺人と窃盗のカドで捕まるとすぐに警部に鞍替えするような主人公の 話を読ませてどうしようというのかしらん。 高校生の夏休みの宿題としては、余りにも不可解すぎるチョイスだわ・・・。 - 一路フランスへ、こころの暴走 - 2001年09月03日(月) 明日は、宿題シリーズ世界史課題の提出日。 お題は「世界史に関係ある書籍を読み、それについて感想文を書く」という もの。 枚数はたった400字詰め原稿用紙3枚以上でいいらしいので、任意提出 とはいえ、これを出さない手はないでしょう。 わたくし、前世はフランス革命期に生きていたとしか思えないくらいそれ 関連の本が好きで、色々読んでいるからお安いご用よ。 「どれについて書こうかしらん、迷っちゃう」くらいの勢い。 テーマがわかりやすいところで『マリー・アントワネットの生涯』という エッセイ集について書くことにし、早速とりかかる。 「ところで、マリー・アントワネットって誰か知ってんの?」とムーに聞い てみたら「名前聞いたことしかない」ということだったので、コリャいかん とばかりに『ベルサイユのばら』を与えて、私が書いてる間に読んでもらう。 結構夢中になって読んでいる模様。 やっぱりいいよね、ベルばらは。うんうん。 「マリー・アントワネットがマリー・アントワネットみたいになってしまった のは、マリー・アントワネットだけのせいじゃない」というようなテーマで、 彼女をちょっと擁護するような内容にしてみた。 ボロボロに批判してみてもよかったんだけど、ムーが厭な奴と誤解されたら 困るからね。こころ優しい少年像を全編にちりばめてみる。 筆はもちろん快調に進み、ムーがベルばら愛蔵版第1巻の3分の1も読み 終わらないうちにサラっと書き終わる。 今日まで18世紀フランスへの憧れを燃やし続けてきてよかった。 はじめて役に立った気が。 しばらく思い出してなかった(モチ、前世に生きていたフランスのこ・と・を) けど、一気に熱が戻ってきた感じ。 出来上がった原稿を書き写すムーを尻目に、役目を終えた私はもう一度じっ くりと本を読み返してみる。 いいわ〜、お城。 住みたいわ〜、お城。 ダメなら誰かの侍女をするとかでもいいの! とにかくお城に出入りし隊!! と、思ったり。 そうそう、この本の中では大学で人文科学特殊講義を教えてくださったイイ ヅカ先生(通称「ロココ」、それは『ロココへの道』という自著をテキスト としてお使いになるから)が取材されていらっしゃるのよねぇ。 もっと、イイヅカ先生とおフランスについて熱く語り合ったりすればよかっ た・・・などと遅すぎる後悔をしたり。 そんなこんなですっかりフランス妄想にとりつかれていたら、ムーに呆れ顔 で視線を向けられてしまった。 あら、失礼ね。 私がこんな妄想癖全開なおかげで何の苦もなく宿題を1個クリアできたんで すのに。称えこそすれ、蔑むなんてもってのほかですわよ! いつかベルサイユ宮殿に連れてってくれたら、今日の無礼を許してあげても よろしくってよ!! ・・・ってゆーか、アンタ誰!? - 高密度 - 2001年09月02日(日) 長い一日のように思えた。 ほんとは昨日からジュンコと大阪に行ってる筈だったのに、彼が忙しくて土日 連休とれなかったから、私は今回は大阪行きを諦め、今朝からジュンコが同期 のマナベ君と新幹線で行って帰ってくることに変更、私は留守番よろしく。 と、そう聞いていたのに、ジュンコが寝過ごした。 起こしてあげればよかったんだけど、念のため実家にお願いしておいたらしい モーニングコールに応答していたようだったので、私は安心して寝続けてし まったのがいけなかった・・・。 寝ぼけながらハキハキ電話に応対するのはジュンコの得意技だって知ってた からには、きちんと起こすべきでした。 さて、寝過ごしたとはいえ、すぐに支度をして飛行機で行けば、多分ギリギリ 披露宴には間に合う時間。 航空各社に問い合わせたところ、30分くらいは遅れちゃうかもしれないけど 何とかなりそうな感じだったから「よかったねぇ」って言ったのに! ジュンコときたら「飛行機でなら行かない」とか言う始末。 自分が悪いのに、何てこと言うんでしょう。 面倒だと思うんなら、最初から断わるのが礼儀ってもんだよ。 出席の返事を出したんなら、今からじゃ代理も立てられないだろうし、何を おいても駆けつけなきゃ。 もう、ほんとこの人は人間としてサイアク!と思って、散々説得したんだけ ど全く聞く耳持たず。悪いけど、心から軽蔑した。 自分の結婚式には来てもらったくせにさ。 でも、言い出したら絶対聞かないこともわかっているので、なんとか善後策 を考えるべく話し合いをして、結局私も共犯者になることに。 ヤだなぁ、こういうの。 まずは、とりあえずものすごい高熱が出てジュンコは病院で点滴を受けている ことにし、私が病院にジュンコの携帯を持って行かなかったために番号がわか らず連絡が遅れた、とマナベ君に電話。 しかも、3万円お祝いを立て替えてもらうのまでお願いしてしまって、本当に 申し訳ない。 マナベくんは、駅でハラハラしながら待っててくれたんだろうに、すごい心配 してくれて本当にいい人。そんなあなたを騙してごめんなさい。 次に、大阪の新郎・ヤマモトさんにも同じ調子で直接電話。 彼もまた、こんなハレの日に不躾なことを言ったというのに「体が一番大事 ですから、気にしないでください」とかおっしゃってくださって有難い。 今なら(席図表には載ってしまってるけど)テーブルセッティングを取り除く こともできるし・・・って。 きっと幸せになってね!優しいあなたに幸あれ!!と思いつつ電話を切り、 ジュンコを見ると、天井を見つめながらタバコを吸ってる始末。 もう、許せなーい!サイアクサイアクサイアク!! このままでは余りにも失礼だから、せめて電報を打てば?と言うとそれには 乗り気な様子。 私たちの時に頂いた電報を引っ張り出し、参考になりそうなものを読みながら 文を決め、早速打電。 会社では無地のカトレア電報(台紙¥0)しか打たないんだけど、今日ばかり は豪華メロディ電報にしておいた。 こんなの、何の申し訳にもなりゃしないけど、せめてね・・・。 そこまで終えたらジュンコは平然とまた寝るというので、そのいい加減さに ますます腹が立ってひとしきりイライラする。 よく考えたら部外者の私がこんなに怒る理由なんてないんだけど、私は意外 と「一生に一度」とか「お祝い事」とか、そういうのにケチがつくのが嫌いで、 だからそれに対していい加減な態度をとる人が無条件にイヤなんだなぁ、と 思う。 人の幸せは総力をあげてお祝いしたいじゃん!と思ってしまう方だから、そう 思わないどころかあっさりと他人事として片付けてしまうジュンコが許せな かった。 起きたついでに昨日CD−R/RWドライブを預けたT−ZONEに電話する と、やはりどうしてもPCが認識してくれなかった、とのお返事。 「お役にたてなくて申し訳ございません」などとおっしゃってくださって、 いいえこちらこそ厄介事を押しつけて申し訳ございません、と思いつつ軽く 謝って、今日中に取りに伺います、と言っておいた。 店員さんの親切さに少し救われる。 もうこのまま着替えて取りに行っちゃおうかな?とも思ったけど、どうせジュン コもいるなら一人で出かけるのはいやだわ、と思いなおして私ももう一度寝 ることにする。 でも、いやな精神状態のまま寝たせいか、大大大好きだった人に突然無視し 続けられて、挙句そのまま音信不通になった、どうしようもなく苦しかった 頃のリアルな夢や、誰かはわからないけど今すごく好きな人が現れて、でも 私は結婚してるしどうしても好きって言えなくて、でも言いたくて・・・という ような切なすぎる夢を見ては、長いことうなされた。 目が覚めた時にはハッキリと泣いていて、しかも、強く奥歯をかみながら寝て いたみたいで、噛み合わせがかなりおかしな感じになっていた。 とにかく、それ以上眠るとますます苦しい夢を見そうだし、時間ももう夕方 だったから、冷たいお茶をコップに3杯も飲んで呼吸を整え、目を覚ます。 そうしてもなんだか鈍く苦く重い気持ちが振り払えないけど、仕方ない。 17:00を過ぎた頃、もういくらなんでもいいだろうと思ってジュンコを 起こし、一緒に吉祥寺と渋谷に行ってくれるよう頼むと、イヤイヤながら起 きてくれた。 ゆっくりと支度して、まずは吉祥寺へ。 ジュンコには外で待っててもらってT−ZONEへ。 預けていた一式を引き取りに伺うと、昨日応対してくださった店員さんが状況 を説明してくださり、何もかもをひとまとめにして返してくださった。 本当にありがたい。今度何か買います。ほんとです。 家を出る前に電話でさくらやに尋ねた限りだと「交換可能かどうかは見てみ ないとわからない」≒「えーっ、まさか取り替えて欲しいの!?」というムード だったので、こういう時に交渉好きのジュンコがいるとちょっと心強いかも、 と思いつつ井の頭線に乗って渋谷へ。 買う時ちゃんとPCの型番も伝えて選んだし、それにT−ZONEやメーカー のサポートセンターの方がおっしゃるには本来はちゃんと動くはずなんだから、 PCかこのドライブのどっちかが壊れてるのかもしれない・・・と色々思い 巡らせつつ電車に揺られる。 渋谷に着くとわき目もふらずさくらやに行き、状況を説明すると動作確認も なくアッサリと他のものと取り替えましょうとのこと。 「いや、動くんならこれでいいんですけど」とか「あの電話での渋りようは 何だったんだよ〜!」とか思いながらも、とにかく開封しちゃったものを取 り替えていただけること自体がありがたいので何も言わず代替品を選んでい ただく。 お店の方のお話だと、Iリンクにはクセがあるから、それでダメだったんです かねぇ、とのこと。またIリンクものを選んでつながらなかったら辛すぎる ので、今回は多少遅くてもいいからUSB接続のにしといた。 ああ、ひと安心。 これでやっとたまりまくった重いデータをCDに落とせる! 若者が合コンしたりケンカしたりしてる騒々しい居酒屋に寄ってから家に帰る と、さっそく新しいマッシーンを使ってみようと思ってたのにもかかわらず、 開封せずにそのまま眠ってしまった。 今日は、なんだか色々なことが起きて高密度な感じ。 連日の睡眠不足で疲労が蓄積されてた上に、人を信用できないと思ったり 感謝したりと感情の振り幅が大きかったから、知らない間になんだかキツ キツに感じたんだと思う。 明日は心穏やかにのんびり仕事しよ。 - 夜が長い土曜日 - 2001年09月01日(土) 先日買ったCD−R/RWドライブが、サポートセンターにいわれた通りの ことを含め、何をやってもPCに認識してもらえないので、近いからといって 吉祥寺のT−ZONEに電話(渋谷のさくらやで買ったくせに)。 でも、T−ZONEの店員さんは大変よい方で、持って行けば見てくださる とのこと。助かった。 何度も様々にチャレンジして、その度うまくいかなかったフラストレーション は相当だったから。 ジュンコは出勤してて、夜までかかるけど、21:00頃仕事が終わったら ヤマモトさん(ジュンコが引き抜かれようとしている外資企業の方)も一緒に 3人で食事するのでそのつもりで、と言われていたので「PC見てもらった 後ちょっと時間つぶせばちょうどいい」と思って19:00頃から吉祥寺へ。 PC本体、手持ちのCD−ROMドライブ、マウス、必要と思われるディスク 類、未だ使えてないCD−R/RWドライブをそのまま箱に入れた、「あとは 全ておまかせしまーす」セットを携えていざT−ZONEへ。 早速見ていただく。 しかし、プロの手にかかってもなかなか難儀なようで、時間がかかる。 19:50になった時点で、ジュンコに明日の結婚式で着るオレンジのシャツ と合いそうなネクタイを頼まれていたので一旦抜けさせていただいて近所の マルイへ。 Vゾーンが狭いダブルで細身のスーツ、色は黒でそこに薄く細く赤とオレンジ のペンシルストライプが入っており、それに合わせるオレンジのシャツと、 できればネクタイ&チーフが欲しい旨をお店の方に伝えて選定開始。 ジュンコはワイドカラーのシャツが好きなのに、在庫の中でサイズや色を勘案 の上、一番良さそうなのはセミワイド。 どっちかといえばホリゾンタルってくらいワイドなのを好んでいるので「これ じゃダメかなぁ」と思い乍ら電話してみたらやっぱり「セミワイドは今ひとつ」 とのこと。 あとはワイドだと色が軽〜いオレンジ(但しサイズが多少合わない)かボタン ダウンだよ、と伝えると「ボタンダウンの方ががいいかも知らん」と言うので、 既に閉店時間だったこともあり、もう勢いでそれに決定。 狭いVならボタンダウンもかわいいよね、うん。 ネクタイとポケットチーフについてお店の方に相談したらオレンジのチーフは 在庫がなくて、どうしよう・・・と思っていると「赤、もしくは紫系なら何 でもOKじゃないでしょうか?」ということだったので、もう手持ちのでいく ことにする。 ポケットチーフも、確か前にダークレッドのを買ってあげたし、それと同時に 買った同系色のネクタイもあるから、何とかなるとの読み。 さっき、T−ZONEから「PCに時間かかってるからシャツ買いに行けない かも」って電話したら、途端に不機嫌になったのが電話越しにもハッキリと わかったから、とにかくシャツだけでも買えてよかったよ。 こちらも閉店時間を迎えたT−ZONEに戻ると、作業は未だ終わっていない とのこと。 なんか申し訳ないし、今日のところはお礼を言って持ち帰ろうとしていたら 「一晩預かりましょうか?」言ってくださったので「そこまで甘えてもいい ものかしらん」と思いつつもお願いすることに。 ちゃんと使えるようになるといいなぁ。 連絡先などを記入して、厚く御礼申し上げて、20:30頃お店を出る。 ジュンコが21:00あがりってことは丁度1時間くらいつぶせばいいってこと だから、LONLONの本屋さんで『Rockin' on JAPAN』を買って からLEMON DROPに一人で入り、イチゴムース&ピーチフレイバーティ というめちゃくちゃフルーティなセットを堪能しつつのんびり読む。 行けなかったRIJフェスの模様を記した別冊もついてて、今回のJAPAN は結構読み応えあり。 オヤマダ氏の新曲についてもちょっと記事が載っていて、はやく聴きた〜い、 と思う。 こんだけ長いこと何も出さずにきたから「駄作だったら承知しない」という 世論がなんとなくあることは彼もわかっていると思うし、そこにどんなもの を出すのかすごい楽しみ! いつだって期待を裏切らない人だから。 21:30を過ぎたので「そろそろ?」と思ってジュンコに電話してみると 「あと2時間くらいはかかりそう、したがって吉祥寺着は24:00くらい」 とのこと。いつもながら大変ねぇ。 一度帰ってまた出かけるのは面倒だと思ってこのまま待っていたいんだけど、 LEMON DROPは22:00閉店だからどこか遅くまでやってるところ に移動しなければならず、いつも行くほき肉屋さんの地下にあるまんが喫茶へ。 きのうウエダくんがまんが喫茶に行ったと聞いてうらやましかったのと、お酒 を飲めない私がひとりでも入れてダラダラできるといえばこれしかないように 思われたゆえの選択。 15分¥100で2時間半いれば¥1,000。 5時間コースにすれば¥980。 どっちでもいいと言えばいいんだけど、あの調子では24:00にほんとに 来てくれるかどうかも怪しい感じだったから、5時間コースにする。 とにかく時間がどのくらいかかるか読めないので、まんがに取り組んでいて 突然「もう終わった!」なんてことになっていいところで中断することになった ら悔しいだろうから、今日は何も読まずひたすらPCに向かうことにする。 ちょうどVAIO預けて来たから、家でPC使えないし。 ダラダラと各種サイトを巡った後、各種MLのメッセージと、みんなの日記 を過去からまとめ読みしてたらあっという間に24:00。 やっぱり5時間コースで正解!と思っていると、24:05頃にジュンコから 電話が。間もなく到着するとの事。 少ししてから地上に出ると、まさにピッタリのタイミングで会えてちょっと 嬉しい。いい読みだった。 ヤマモト氏の車が停めてある東急百貨店前まで移動し、3人揃う。 辺りを車で回ってみると有名な『牛鉄』の地下に『鳥彩々』という良さそう なお店ができていたので、ジュンコがひとっ走り閉店時間を聞きに行くと、 3:00までらしい。 ちょうどいいので、そこに入ることに即決。 中はすごく広くて、個室っぽく区切られていて、店員さんは親切で、お料理 もおいしくていい調子。 ジュンコがしきりに焼き鳥について「極めておいしい」と言っていたから、 きっと今後ここは『鳥良』・『牛田屋』に続き、我々の吉祥寺定番店に仲間 入りするに違いない。 ジュンコは相変わらずヤマモト氏にいたく気に入られてる様子で、熱心にヤ マモト氏が今いらっしゃる会社について説明されている。 ほんとにするのかな、転職? まぁ、ジュンコの人生は彼のものだし、私は彼が銀行に勤めていることにつ いて特別な感情は持っていないので、好きにすればいいと思う。 特別な感情をもっていらっしゃるジュンコのご両親は反対らしいけど(銀行 員家系だから無理もないかも)。 2:30頃、ヤマモト氏に家の前まで送っていただいて帰宅。 したたか飲んだジュンコは「暑い、暑い」と言いながらあっという間に寝て しまった。 私は、明け方まで久しぶりにポール・オースターの『ムーン・パレス』を読ん で、またも大感動。 今の生活にPCがなかったら、第何次かわからないけど自分内読書ブーム到来 するかも!ってくらい、何回か読んでるにもかかわらず感動した。 眠りに落ちる直前、NYで買ってきたオースターのニューヨーク三部作の原書 が読まないままになってることをふと思い出し、いつも暇暇言ってるくせに 大事なものを読んでないなんてダメだなぁ、と思った。 -
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