シナモンパンもレモンパンもナシ...mo_speedy

 

 

ドーム明け - 2001年06月30日(土)

お昼頃起きて、みんなでアイコちゃんが作ってくれた「北川悠仁役者時代
ビデオ」鑑賞会。初々しくてかわいらしい「北川くん」と呼びたくなるよう
な彼が映っている。
セリフとはいえ「おねえさん」とか言っちゃってさ〜。
私にも言ってよん!

それぞれに支度しながら、私も15:00からホテル西洋銀座で涼くん(同期)
の結婚式があるのでパーティっぽい黒のワンピースに着替えながら、見る。

用事があって早々に帰る人、横浜ツアーに行く人など色々で、いずれにしても
何となく「折り返し地点を折り返した後」のムードが漂って少しさみしい。
横浜組にはあとから合流する予定なのに、それでも。

東京駅からタクシーに乗って、ギリギリでホテルに到着。
場所がピンときてなかったんだけど、ハリーウィンストンが入ってたので
「ああ、ここが西洋銀座だったのか」と納得。

ロビーでエビちゃん(ひさしぶりー)とタギくんを発見。
しばらく話していたところに、今はもう辞めてしまった同期のミエりんと
ワッキー(ますますひさしぶりー!)が登場。
一気に懐かしさでいっぱい。

懐かしムードのまま、最後に会ってから自分に起きた色んな身辺のことを
それぞれに話ながら披露宴に出席。
途中からぶっこわれてきたエビちゃんがおもろくて、もう大変だった!
一番おもろかったのは、BGMの『I'll be there』に合わせ、
大声で♪I'll be there〜♪の追っかけコーラスをしてたこと。
この会社に入るとみんなどんどんくたびれていくのが普通なので(たぶん)、
入社当時より元気を失うどころかパワーアップしてるエビちゃんに大感動!

涼くんとユリちゃんも幸せそうで何より。
ピンクのドレスかわいかったぁ。

終了後、ヘロヘロになりつつもなぜかハーフパンツと言うには微妙に短い
半ズボンに着替えたエビちゃんに大笑い。
夏休みの小学生みたいだよ。どう見ても既婚者には見えない・・・。

しかし、見た目は少年でも、今の彼はどうにもこうにもならない酔っ払い
なので、ドトールへ行って酔いざまししてもらう。
みんなでたくさん笑って、話して、ほんと今日は来てよかったな、と思う。

エビちゃんがだいぶ正気になってきた頃、解散。
だいぶ遅くなってしまったけど、東京駅からみんながいる横浜へ、東海道線
で向かう。

『富貴』飲み会はもうすぐ終わるということだったけど、ひとまず関内へ。
ちょっと待たせてしまったけど、お店の前で無事出てきたみんなと合流。
今日の富貴はゆずっこちゃんたちで一杯だったらしい。
いつもはかなり人目をはばからないと恥ずかしい感じなので、堂々とゆず
好きオーラを発してOKだったみたい。それはそれで良かったかもね。

せっかくなので、伊勢崎町のマツザカヤ前へ。
夜来るのは初めてだけど、沢山うたってる人がいて、さすがに路上活動の
メッカになっているのね〜、と妙に感心。
マツザカヤの前で記念撮影をしたり、クレープを食べたりして満足。

終電の時間などがそれぞれ違うので、パラパラとお別れが始まる。
これが言いようのない寂しさなのよね。

関内で、渋谷で、中野で、それぞれに人が減っていき、最後にフミエ&ヤエ
ねえさんと私だけが残った。
でも、まだ3人いるからね。
大丈夫、耐えられます!

会社帰りのジュンコ先生と合流して、4人でカラオケ・パートナーズへ。
フミエ&ヤエねえさんのあまりのうたの上手さにしびれる。
今すぐ部屋を出てみんなに聴かせてあげて欲しいくらい上手!
まじでまじで。

明け方まで気持ち良くうたって幸せ。
楽しいことが終わってしまう寂しさにも耐えられるくらい、めちゃくちゃに!


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629を巡る幾つかの断片 - 2001年06月29日(金)

629!
何度この日を思って胸を高鳴らせたことか。
その日がついにやってきた。
午前中に到着するはずの宅急便が正午ちょうどに着く。
サイちゃんや、お昼からやって来られる人たちはもう水道橋に着く頃か。
とにかく急いで赤いサンダルを履き、ドアの外へ!
始まる。最高に贅沢な想像、多分、それ以上に楽しい一日が。

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

三鷹のコージーコーナーでお誕生日祝用のケーキを三つ買ってから水道橋へ。
駅に着いてサイちゃんに電話すると、もうみんな集まり始めているとのこと。
なので、先に打ち上げ会場にケーキを預けに行く。ケーキのことは、秘密だから。
お店ではケーキを冷蔵庫で保管してくださるとのことだったので、ドライアイス
を取り出すために一度開封。
すると、せっかく書いてもらったお誕生日プレートがケーキから落ちて、チョコ
の字が消えてしまっていた。大ショック!
「かなこちゃん」、「まきちゃん」、「6/18&6/29」の三枚のプレート
だったのに、残念。
店員さんに尋ねるとこの近辺にケーキ屋さんはないらしいので、どうしようも
ない。とにかくお礼を言って、その場を離れる。
ドームはもう目の前。
はやる気持ち。もどかしい足取り。

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

13:00少し過ぎ。
ライブは18:30からなのに、もう駅からドームへ向かう人の波ができている。
みんなは現在グッズ販売の列に並んでいるらしいので、飲物が欲しい人はいない
か電話で聞いてみる。駅のコンビニで「チョコペンのかわりに使えるかも知れない
から、油性マジックを買っておこう」とふと思い当たったので、ついでに飲物を買う
ことにしたのだ。
今日は、とても蒸し暑い。
照り付ける陽射しはさほどでもないけれど、沢山の人が発する期待感、それが
そのまま気温に反映されているかのような空気。
辺りを包む熱気。拡散しない熱気。

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

列に並ぶこと2時間強。遥か後方まで伸びた長い長い列が時間の経過を物語る。
並んでいる間に前から知っている人、今日初めて会った人、とにかく沢山の人に
会う。
その人々とかわした沢山の言葉、沢山の話題。
みんな一様に、あけすけな愛情と今日この場にいる喜びを全身に纏っていて、
普段は嬉しいことを素直に嬉しいと言えないことが多い私も徐々に、素直で明る
い気持ちになってくる。
まっすぐな喜び。
まっすぐに届く喜び。

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

やっとグッズを購入した後、遅い遅い昼食。
先日の下見で見つけた近くのイタリア料理屋に大集合。
赤のボーダーTシャツから、いよいよ629Tシャツに着替える。
髪もまとめて万端OKの構え。
「私は参加する準備があります」、その意志の表明。
すこし、気恥ずかしいけれど。

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

17:00過ぎ、三角オブジェ付近で時が満ちるのを待っていると、急に視界が
きかなくなる。さっきまで、少しもおかしいところはなかったのに。
寝不足?
水分が急激に奪われすぎた?
寒暖の差に対応しきれなかった?
いずれにしてもまずい。非常にまずい。

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

立っていることも、顔を上げることもままならなくなり、世界の全てがサイケ
デリックな揺らぎをもってまわり始める。
本格的に何らかの理由で体がおかしくなってしまったことを認識。
開演まで余り時間がない。
何とか、座ってでも参加できるように辻褄を合わせなければ。
とにかく安静にして水分と糖分を補給してみようと、周りの人に甘えて座らせて
もらい、その上ジュースなどを買って来てもらう。
ほんとにありがとう。

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

いよいよ本格的に吐き気がしてきたけど、多分お手洗いは全てものすごい混雑
だろう。
寝ると余計気持ち悪いということはわかっていたけど、すぐに駆け込めるお
手洗いの近くに居る必要があると思い、何とか歩いて医務室へ。
サイちゃんに連れて行ってもらう。
案内所から連絡をいれておいていただいたからか、すんなりと通してもらえる。
係員の方々が、てきぱきと親切で助かった。
素早く事務的な対応が、こういう時には殊更ありがたい。

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

もうすぐせっかくのライブなのに、こんなことになってしまって!
サイちゃんには、本当に申し訳ない。
彼女が励ましと気にしないでという意味の言葉を繰り返しかけてくれなければ、
根性ナシの私は「もういいや」とあきらめ、この場にいつまでも留まってしまった
かもしれない。
ひとりじゃなくって、とても心丈夫だった。ただ感謝、感謝、感謝!

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

何度かもどしたりしてしまったけど、おかげで堪えきれずにその場に粗相して
しまうような危惧はなくなった。大人しくしていればライブ会場の座席につい
ても大丈夫かも、と踏む。
もうすぐ開演時刻なので、医務室の方々にお礼を言い、ヨロヨロと屈みながら
歩いて席へ。
係の方がバックステージから席の近くまで案内してくださる。
極めて混沌としている意識の中で、ぼんやりと「ああ、もうすぐ始まる」と思う。
彼方でキンキン夫妻の声が聞こえる。

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

いつもどおり『ハートのエースが出てこない』〜『ラジオ体操』。
時間はほとんど押していないようだ。
空気は人いきれで膨らんで少し蒸し暑いはずなのに、寒気がする。
目が回る。
一番マシに感じる一定の場所に顔を固定しておかないとまたすぐに吐き気に
襲われてしまう。
仕方なく顔を上げることができないまま、座って一曲目の『春一番』。無念。
「でも、ここに来られただけでもいいんだ」。納得しようと自分を懸命に説得する。
うたさえ、うたさえ聴ければいいと何度も。

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

少し時間が経つ毎に水分を補給する。
「まだだめ?」時折、顔を上げてみる。
まだ。
まだ。
あー、『地下街』!残念ながらまだ。
このままずっとこの状態だったらどうしようかと不安ばかりが押し寄せる。
打ち上げの幹事はサイちゃんにお願いして、明日の結婚式に出られなそうだった
ら、誰かに代理を・・・と、最悪の場合のシナリオを思い描く。
不安、焦燥、悪いイメージの羅列。
抜け出し難い循環。

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

『始まりの場所』。
顔を上げてみる。すこし大丈夫!
ここから、嘘のようにどんどん快復。ほっとする。
『贈る唄』に間に合ってよかった。かなちんおめでとう。
何もかもを初めて見渡す。
光!天井!スタンド!すべてが見える!

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

アンコールステージがかなり近くて驚く。喜ぶ。
目が眩むような光を避けながらどうにかふたりがうたうのを見る。
うたを聴く。『てっぺん』までの時間があっという間。
信じられないほどに、まるで一瞬のように。

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

笑顔を浮かべた人ばかりがドームの外にあふれる。
ブロック別に時差退場だったから、ふた手に別れて打ち上げへ。
正直言って、参加すると言っても実際は来ない人が何人かは出るだろうと少し
心配していたけど、フタを開けてみれば。
全員ちゃんと来てくれたばかりか、飛び入りの人まで来てくれた。
20人を越える大所帯。この場に立ち合えてよかった。
水道橋西口の『949』の方々は、時間の遅れや急な人数変更にも感じ良く
対応してくださった。
今日はほんとに、体がどうかしてしまった以外は何もかもが完璧。
世の中の全てが感じの良い人で構成されている感じ。
とても良い感じ。

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

久しぶりに会ったケイくんや偶然初対面を果たした不思議少年の相方で、その
存在だけを知っていたサボリダー。
弟のクラスメイトだったというエミちゃんたち。
他にも沢山の人と陽気に話しつづけて、というよりも復活した嬉しさで私自身
がかなり饒舌で、とぎれることのないマシンガントークの応酬。
即席ながら持ってきたケーキとみんなでうたった『贈る唄』でマキちゃんと
かなちんのお誕生会も無事決行(お菓子のプレートに油性ペンは、やはり無理
があったけど)。
果てしない躁状態へ。
よかった。よかった。
とにかくよかった!と繰り返し思う。

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※

色々な気持ちが散りばめられ、ひとときに凝縮され、また静かに広がっていく
ような。
想像していたとおり、想像した以上に贅沢な楽しさの629!
小さくてカラフルで大切な宝物を集めたみたいな一日。
振りかえるのがせつないほどに。
在ったのは、とても大切な断片。
保存すべき大切な断片。

いつかその幾つか、629を巡る断片の幾つかを忘れてしまったとして。
それでも、それらがどれほど大切だったかを思い出すことは、簡単にできる
のだろうと思う。

629を巡る幾つかの断片、または、some pieces to cherish!
全てを挙げられないのがもどかしいくらいにすてきな一日だった。

※※※ ※ ※※※ ※ ※※※ ※ ※※※


<ふたりのビッグ(エッグ)ショー>

春一番/OPENING/いこう/ところで/四時五分/大バカ者/
〜風まかせ〜/境界線/ねぇ/する〜/遊園地/地下街/人生芸無/
サヨナラバス/からっぽ/雨と泪/手紙/月曜日の週末/始まりの場所/
シャララン/センチメンタル/くず星/心のままに/夏色/贈る詩/
3カウント/少年/友達の唄
<アンコール>
嗚呼、青春の日々/飛べない鳥/いつか/
シュビドゥバー/蛍の光/てっぺん


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紙一重 - 2001年06月28日(木)

会社帰り、ちょうど1ヶ月前にかけたパーマネントを落としに、美容院へ。
パーマネント自体はまとめやすくてラクチンだし気に入っていたんだけど、
ストレート好きのジュンコの意向を尊重してみた。
今、伸ばしてる途中につきバッサリは切らないから、他にやることがないと
いうのもあるし。

昨夜、629を控えて既に緊張してしまい余り眠れなかったからか、シャン
プーをしてもらっているうちに眠くてどうしようもなくなり、洗い終わって
体を起こしてもらってからも知らない間に眠りの世界へ入ってしまい、恥ず
かしい。頭にタオルを巻いてもらった状態でカックンカックンと・・・何て
コミカルなんでしょう。

時間がたっぷりあるので『SPUR』などの普段あまり積極的に読まない雑誌
に載っている、これまた普段は確実にとばして読まないハリウッド・スターに
関する記事などにじっくり目を通してみる。
意外とおもろい。
ちょっと小難しい単語をちりばめた、「高級な女」になりたい人々の心を鷲
づかみにするのであろう独特の文章がとても興味深い。
今度、あの世界を真似して日記書いてみようっと。

そうこうしてるうちに無事髪は真っ直ぐに戻り、23:00頃美容室を後に。
特に急いで帰らなきゃいけないということもないので、トガミさんの最新お
もろネタ、ビームスのショーウインドウを見てから駅に行くことにする。
飾ってあるレディスのTシャツの柄が相当おもろいということなんだけど・・・

はっ!コレね!!絶対コレのことね!!!
一見すればすぐにコレのことを言っていたに違いないとわかる、ものすごい
Tシャツが確かに飾ってあった!
さすがトガミさん、お目が高いわ。

これって、もう'80Sとか、もうそういうレベルの代物じゃないよ。
地色からして相当微妙なパステルグリーンなんだけど、そこにされている
プリントたるや、もう!全精力をつぎ込んで下らない柄を考えようと思って
も、これには行きつけないだろうと思えるほどのすさまじさ。

イメージとしては、うーん、日出郎?
商店街の洋品店が目一杯「都会風」に描いてチラシに載せたヤバ目の絵みた
いなタッチによる、日出郎顔のイラストがバーン、とTシャツに!
・・・い、いらない。少なくとも私は、断じていらない!
こんなのイチオシにするなんて大丈夫か、ビームス?との思いを拭えないほ
どの衝撃作で、見に来てよかった。
こんなすごいものを教えてくれてありがとう、トガミさん。

それにしてもファッションの世界って紙一重すぎる!
アパレルで働かなかったのは正解だったに違いないと確信したわ〜。


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違和感アリ - 2001年06月27日(水)

オーホホホ!

NBAジャパンゲームスの予約が取れたとの連絡がきたので、代金を振り
込む。2枚で¥20,700円。
ま、高いんだけどね・・・。

前回のシャックとその仲間たちによる興業試合は、いきなり「シャキール・
オニール選手の都合により」とかいって直前に試合がなくなってしまって
見れなかったから、今度こそちゃんとやってくれー!と祈るような気持ち。
10月14日(スゲー先だなぁ)には、必ず見たいわ、生レイカーズ!

一緒に行く予定のムー太郎は意外とフォックスを見るのを楽しみにしてる
らしいけど、私はやっぱりコービーがいいな。アフロがあんなに似合うの
も彼だからこそよ。ラブ〜!

ところで、プレイオフのレビュー雑誌を、この勢いにまかせて買ってみたら
コービーのことを「若武者」って書いてあって軽くショック。

いくらなんでも、もちょっとクールな形容はないんかい?
武者っていうほど猛々しくないじゃんか、コービーは!


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楽≒幸 - 2001年06月26日(火)

最近、仕事がすごい楽。
残業も余りしていなくてお給料も減る一方だけど、それならそれで・・・と
開き直り、ベルサッサ帰りに専心中。
19:00になったら役員室を片づけて帰るだけというところまで早目にそ
の他の仕事を終わらせておいて、20:00には家に着くことを目標に連日
がんばっている(違う方向にがんばればいいものを)。
ほんと、お気楽OLだなぁ。

いや〜、しかし、やっぱ家はいいね。
寝転び放題だもん。
余りに嬉しくてベッドにバフッと倒れ込みながら「わーい!」と言ってしま
うこともしばしば。寝転ぶの、大好き!
長い時間家でゴロゴロすると次の日も疲れづらいし、いいことだらけだね、
こりゃ。

きっと死ぬ間際に、一生のうちで一番ラクな時代だった・・・と、今のこと
を思い出したりしちゃうんだろうなぁ。そのくらい何も考えず、ただ目の前
にあるイージーな幸せを享受しまくり。

本格的に脳みそ溶かしていくぜ〜。
『大バカ者』と『ソウロウ』をテーマソングにして、迷わず楽な道をいくぜ〜!


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こーちゃん? - 2001年06月25日(月)

大学のゼミの後輩で、就職後北海道に行っていたウエダくんからメールがきた。
ウエダくんは、前に『痛快ウキウキ通り』をうたってくれたことを別にしても、かなり
好きな感じの男の子。
いや、もう25歳くらいだから、男の子は失礼か。
彼がどういいのかうまく説明できないんだけど、彼に会っていやな印象を抱く人が
いるだろうか、という気がするくらい、私が思う「好きな感じの人」像にぴったり。
偏ったところがある人は結構苦手なんだけど、彼は何もかもが適度な感じだと思う。

とにかく、そのウエダくんが4月から東京勤務になり、戻ってきているという内容の
報告メールを送ってくれた。

私が所属していたゼミは、まぁそこそこの仲良しゼミだったけど、実際先輩後輩の
交流がものすごく盛んだったかというと、意外とそうでもなくって。
今では年に何度かメールや手紙などを送るか送らないかという関係なのに、よくぞ
思い出して連絡をくれたもんだ、とほんとに嬉しかった。

思ってもない人から何らかの連絡があるのって、同じような日々の繰り返しで人生
をやり過ごしている私にとっては、結構大きな出来事。
今日なんて、これがなければ本当に何も日記に書くべきことなんてないんじゃなか
ろうか、というくらい事件もなく一生懸命働いてもない、当たり前の一日だったもん。

ウエダくん、もし今度会うことがあったら先輩風吹かせて何でもおごるから!
楽しみに待っててね。

最後にウエダくんの、なお良い点をもうひとつ。
ウエダくんは、名前がコウジだった!


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I'm ready for the day - 2001年06月24日(日)

なんと!柄にもなく秘書検定準1級を受けてみた。
今まで3年以上も秘書をやっていながら、秘書の仕事がそんなに好きでは
ないのでさっぱり受ける気にならなかったのだが、どうせならやってきたこと
をかたちにしておくのもいいかも、と急に思ったから。

ひととおり勉強して受けたはずなのに、あいかわらず秘書A子の気持ちが皆
目わからない。手応えも、あったようななかったような・・・極めて曖昧な出来。

問題がいちいちドラマ仕立になっていて、おもろいことはおもろいのだが、
別にどれでもいいような気がしてどれが正解なのかさっぱりわからない。
やはり秘書としての適性がないのね。

<たとえばこんな問題>
● 秘書A子は上司から、「K氏に面会をしたいので連絡を取ってもらいたい」
と指示された。急ぎで頼みたいことがあるとのことである。そこで秘書A子
がK氏の秘書に連絡したところ、K氏はこのところ忙しくてすぐには無理と
いうことである。このことに秘書A子はどのように対応すればよいか。次の
中から適当と思われるものを選べ●

1. K氏の秘書に、K氏がそれほど忙しいなら、上司が直接お願いしたほう
がよいかと尋ねる。
2. 上司に、K氏は忙しくてすぐには無理と言っていると、K氏の秘書が言 っ
ていたことをそのまま伝える。
3. 上司に、K氏はすぐには無理と言っているので、自分に任せてもらいたい、
日程調整をしておくと言う。
4. K氏の秘書に、上司は急ぎでお願いしたいことがあると言っているので、
何とかお願いできないかと言う。
5. K氏の秘書に、上司は急ぎでお願いしたいことがあると言っていたので、
自分が直接頼んでみようかと言う。

・ ・・わからんっちゅーの。

試験終了後「うーん、ビミョー!」という出来に、試験に失敗した経験が余
りない私はショックを隠せず、しかめっ面で新高円寺の街を歩いていると、
柴田理恵さんに遭遇。
柴田さんは、すれ違っただけでもわかるほどすごいプラスのエネルギーを発
していらして、おかげで、例えテストがダメでも今日ここに来た甲斐があった
ような気がしたほど。沈みかけていた気持ちが上向き、いい状態に。

夕方からは、サイちゃんと629イベントに向けての水道橋下見ツアー。
どこならみんながすぐ見つけて集合できるかを模索したり、打ち上げのお店
をさがしたり。

ドーム周辺は目印だらけの場所なので集合場所は割とあっさり「三角噴水オ
ブジェ」に決まったけど、お店の方が少し難航。
ライブ終了が21:00過ぎ頃だとして、開始は一番早くても21:30。
水道橋のお店は閉店が早い(だいたい22:30!)みたいで、なかなかこれ
はというところがない。また、時間が合っても既にゆずっこちゃんたちによる
予約で一杯だったりで、うまく折合うところがなかなかない。

ちょっと神保町の方まで歩いてみたら広そうな『天狗』があったので、サイ
アク『Enjoy!(天狗の別称)』でもいっか、サイコロステーキもコーン
バターもうまいし、なんせ安いしね、なんてEnjoy!のいいところを挙げ
てみる。
でも、せっかく遠くから来てくれる人もいるのに、何もEnjoy!じゃな
くてもねぇ、という思いも拭い切れなかったのでもう少し歩いてみてどうし
ようもなかったらEnjoy!に行ってみようという結論に達し、今度は少し
駅の方まで戻ってみる。

そこら一帯に『庄屋』が沢山あるものの、女の子がいっぱいの会合にはあま
り適さないと思われるので頭をいためていると・・・ついに求めていたような
お店を発見!

『949』。
これもまたチェーン店ではあるけど、Enjoy!や庄屋よりは多少小洒落
た感じで、若い暴走ゆずっこちゃんとかは来ないと思われてグー。
お料理もそこそこおいしいことはわかっているし、飲み放題にしても大人に
は許容範囲のお値段だし、時間も23:30までだし、更には店員さんが全
員ものすごく感じがいい(流動的な要素を多分に含む会合では、このことが
とても重要)!

金曜日はいつも混み合うらしいので心配したけど、629はちょうど空きが
あるというので、渡りに舟とばかりに予約を入れる。
あー、決まってほんとよかった!

近くにあったCAFE CRIEでお茶しつつ、サイちゃんとプチお疲れ会。
紅茶のゼリー、おいしかった。

この時、裾上げを頼んでいたジュンコのパンツと私の629Tシャツをサイ
ちゃんから受け取る。すばらしい仕上がり。
ずっとこれを持ったまま歩かせてしまったのね〜ごめん、と思ったのにちゃ
んとそのことを謝らなかったので後悔。

「629は今はまだ遠くぼんやりと霞んでる」とずっと思っていたのに、今
日色々なことが動き始めて、「ほんとにもうすぐあるんだぁ」という実感と
して一気に胸に迫ってきた。下見に来て正解だったな。

何ヶ月も待っていた629まであと5日。
やってくるその日が、必ず楽しい1日になりますように。


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したりしなかったり - 2001年06月23日(土)

ジュンコは朝から英会話、その後大手町で働き、夜は知り合いとホテルオークラ
のバイキングに行く(うらやましいぞ)というので、一日中ひとり。

昨日フードショーで買ってきたパンをかじりつつ明日の秘書検定に向けて勉強
したりしなかったり。買った2冊の問題集のうち片方をやり終えてあるので、今
やっているもう1冊の方は余り気持ち盛り上がらない。
似たような問題ばっか、かつ模範解答が「?」っていうのばっかなんだもん。
問題を解いても、あまりにも達成感がないからちゅまりゃんのだ。

テレビをつけてもろくな番組をやっていないので、見たり見なかったり。
うとうとしたり起きたり。
ゲームボーイ版テトリスを今更やって30万点出しては嬉しがったり何やってん
だろうと思ったり。

つまりは、何かをしたようでしなかったようで、生きてる実感に乏しいような
気がしたりしなかったり。
実体の掴めない一日を、またも過ごしてしまった。

人生、浪費しまくってるな〜。



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さくらんぼ - 2001年06月22日(金)

結構久しぶりに20:00過ぎまで残業。
ちょうど値下がりタイムに突入しそうな感じだったので、フードショーに行ってみる。

売場を流してるうちにどうしてもさくらんぼが欲しくなって、やや高かったけど買って
しまった。きっとジュンコは食べたがらないので、自分のためだけに贅沢品を買った
ことに罪悪感。でも・・・

「さくらんぼ」。
味は多分ふつうに好きなだけなんだけど、そのどこか愛らしくいじらしい佇まい、
文句の付けようがなく完璧にかわいい語感が好き。

幼児期に父が私へのおみやげといえばチェリー缶と決めていたほどさくらんぼ狂い
だった幼少期、祖母宅の庭の桜に沢山実ったさくらんぼを守るため、大嫌いな毛虫
を1匹1匹箸でつかみチャーミーグリーン漬けにして駆除した思春期(絶対もっと他
にやるべきことがあっただろう)、思い返せばさくらんぼに対してはなみなみならぬ
愛情を注ぎつづけている私。その私が、ちょっと誘惑に負けてさくらんぼを買ってし
まったからといって、誰が責められようか、いや責められはすまい。

・・・以上、誰も気にしないだろうことに関する、無用の長い言い訳でした。


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とてもきれい - 2001年06月21日(木)

出しておいたデジカメプリントを取りに、会社帰り吉祥寺に行く。
最近、帰りは専ら久我山で降りてバスに乗り換えているので、吉祥寺まで行く
のは久しぶり。

で、受け取ってみると、すごくきれいな仕上がりだったので驚く。
デジカメプリントは初体験で、もうすこし粒々が見えるっぽい仕上がりを
イメージしていたんだけど、普通の写真との差がわからないくらいなめら
かな感じ。
PCG−C1に付いているおもちゃみたいな荒い画像のデジカメ体験しか
なかった私にとっては、ほんと衝撃的な美しさで「いいカメラ買ってもらった」
と再度うれしさをかみしめる。
これからますます、パー子並みに撮っちゃう!

それにしても文明や科学技術って、すごい勢いで進んでいるのね。
私のかわりに一生懸命勉強&研究してくれてありがとう。>理系のみなさま



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不運 - 2001年06月20日(水)

今日、ゆずのシークレットライブがあります。

19:00からということなので、昨日抽選に外れたことがわかっても「どうせ間
に合わなかっただろうからいいや」とあきらめがついていたのですが、お昼休
みにチケット屋さんに行ってみたら、チケットが多数流出しており、何と会場が
渋谷だということが判明。
18:30にダッシュあがりして行けば、開場にこそ間に合わないけど開演には
間に合うではありませんか。嗚呼、ショック!

しかしですよ。
何で定価¥3,333のチケットを1枚¥30,000で売るのよ?
ジュンコボーナスを頂いたばっかりだから、行こうと思えば行けるけど、何だか
そういう悪どい考え方の人を儲けさせるのがシャクだから、買いませんでした。

特にシークレットとか、こういう少ない人数しか入れないライブの時には、本当
に好きな人しかチケット申し込めないような仕掛けが何かつくれないものかしら。
例えばメンバーのフルネームとか、出身地とか、ファンなら必ずわかることを
尋ねて正解すれば購入できるとかさ。
もう、ほんと、行かないなら申し込まないでよ!プンスカ!!

しかし、それはそれとして、そもそもは抽選に洩れた不運がいけないのよね。
現在の私はピンキー買っても1回もハートが入ってたことがない程度のショボ
い運の持ち主。

一体どうすれば強運を呼び込めるの?
七福神のお財布を使ったり、精霊が込められた米を組み込んだブレスレットを
つけたりすればいいの?

答えは「真面目に生きていても、運ばかりはどうすることもできない」。
ひたすらせつなーい。


<追記:で、結局・・・>
あきらめて帰って、誰にも見てることをカミングアウトできなかった『嫁はミツボシ。』
の最終回を見るつもりになっていたんだけど。
18:30に突如「今なら間に合うかも!」という気になって18:32に会社から脱出。
祈るような思いでチケ屋に行くと、お昼に¥30,000だったチケットは¥8,000まで
値下がりしていた。
「これなら行ける!!」
ショーケースの前には余りお金をもっていないと思われる若いゆずっこちゃんたちが
群れをなし、散々どうしようか迷っているけれど、社会人6年目の私はイヤミと思われ
ようが構わないという勇気をもって(というより悪魔に魂を売り渡して)即購入!
その足でタクシーに飛び乗り、一路会場に向かった。

付近までは行けたけど場所がわからず右往左往。思い余ってダフ屋さんたちに場所を
尋ねてすべりこみセーフ。無事ラジオ体操から参加することができた。



<至福の選曲:ライブの模様はこちら↓>

20th JUNE 2001/LIVE at SHIBUYA AX

※着衣※
<北川ちゃん>(←この呼び方に悠仁が凝ってるらしい)
629T、サイドに白ライン(柄入)の黒ジャージハーフパンツ+短い白ソックス
+グレーのスニーカー+カチューシャ
<岩沢ちゃん>
629T、色落ち気味のストレートジーンズ、白スニーカー

※進行表※
1.春一番
2.いこう
3.ところで
4.四時五分
<MC>今日は7,000通の応募の中から抽選で1,700人が集ってます
    平日なのにチケットとってくれてありがとう!
    ・・・今日は何曜日ですか?
5.水(月)曜日の週末
6.始まりの場所
<MC>父の日のプレゼントした?
岩:甚平をあげた!
  今朝電話かかってきて「まるでハカマだ!」
  サイズを間違えたから、うちに返品されてきます
北:バラの花束を贈った(岩:ラーバー?とコメント)
  なのに電話がかかってきて「タカシマヤにいいジャケットがあったから、
  父の日ように買った」と言われた!バラの立場は・・・?
  そんな父も見て泣いたという映画の主題歌だったこの曲を・・・
7.シャララン
8.センチメンタル
<MC>前の方狭いから、特に気をつけて!
    具合が悪くなった人は助けてあげてください
9.〜風まかせ〜
10.境界線
11.ねぇ
12.飛べない鳥
<MC>今、梅雨?・・・詳しいね、石原良純?
    気象予報士!知ってる人しかおもしろくないね
    梅雨を越えると・・・    
13.夏色
14.贈る唄
15.3カウント
16.嗚呼、青春の日々
<一度終了>会場より「死にますか」コール

<再登場>北「だから〜、掛け声おかしいってっ!」
アンコール1.少年
アンコール2.友達の唄
岩沢ハープで『蛍の光』・・・と、すると
アンコール3.てっぺん
(以上)
※全体的に「元気ですかー?」と「イチ・バン!」コールがお気に入りみたいで、
 何度も何度も言ってました


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前触れ? - 2001年06月19日(火)

朝、会社に行く井の頭線の中で、小さな男の子が隣に座った。

彼は、最初お母さんに抱っこされて大人しく座っていたんだけどだんだんと、
大袈裟に騒ぎこそしないもののひとりで座るとか本を読むとか言っては明らか
に退屈し始めた。

私は、昨日遅くまでシークレットライブの申し込み電話をかけていたので大変
眠く、そのやや騒がしい状況下においてもいつしか眠りに落ちてしまったのだ
が、その安息は下北沢で奪われた。
なぜならプニプニする何かが、ものすごい勢いで私の腕に押し付けられたから!

一瞬何が起きたのかが理解できず、ギクッとして目が覚めたわけだが、冷静に
見ると「プニー!プニー!」と音がしそうなくらい柔らかい、模範的な子供の
ほっぺたが、繰り返し腕に押し付けられている。
特にイヤな感触でもなかったし、その行為を止めるよう子供相手にどう説得
していいかわからなかったので、されるがままにしておいた。

しかし一体、この子はこんなことをして何か楽しいのだろうか?

余りに飽きず繰り返すので、母親に「おかあさ〜ん、何とかして〜」という
視線を向けてみたけど、全く気付かれない。あきらめて、渋谷までの約5分
間、彼の道楽に付き合うことにした。
その子の髪型が岩沢くんと同じだったから(よく考えればほとんどの子供は
岩沢ヘアなんだが)、シークレットライブに向けてのゲンかつぎ、みたいな
気持ちもちょっとあって、まぁいいかな、なんて。

で、結局、夜の発表を聞いてみればライブには思い切り外れていて、今朝の
出来事は当選への伏線でも何でもなかったことが判明。神様の意地悪。

弱なわたしは、結局、♪一体何だったんだ、もうなんか〜♪と名曲『あんた
誰?』の名フレーズをくちずさみつつ、思い切りフテ寝するしかないのだ。
・・・せつなぁい。



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聴くどころじゃ - 2001年06月18日(月)

今日はゆずのANNSがあるので、開始時間より少し早目にラジオをつけてみる。
すると、模様替えでラジカセの位置を変えたのがいけなかったのか、ものすごい
雑音にかき消されて、本来聞えるはずのニッポン放送が全然聞こえない。焦る。

何とか22:00の開始までに音がよく入るポイントを探すため、ラジカセを
持って部屋の中をウロウロしたり、高く捧げ持ったりして音がよく入るポイント
を探す。何かの儀式のように熱心に。

すると、この前までCD棚として使っていた幅が狭い棚の上なら辛うじてニッポン
放送がメインに聞えてくることがわかり、仕方ないので棚よりラジカセの幅の方
が大きいにもかかわらずその上に設置。
振動をたてないように気を付けつつ、いつ落ちるかいつ落ちるかと、ハラハラ2時間
ラジカセを見守っていて、結局ラジオの内容は集中して聴けなかった。

一体何のためによく聞こえる場所を探したんだか。
・・・疲れた。



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滝を見に行く - 2001年06月17日(日)

朝6:30頃、タクちゃんの襲撃に遭い起床。
彼は5時半に起きてひとっ風呂浴びてきたらしい。

早朝(私にとって6時台は、徹夜したまま起きてることはあっても、一度寝
て起きる時間ではない)から近年接したことがないほどすごい生命力を発す
るちびっこに意識が追いついていかないけど、どうにか起き、昨夜から一躍
彼のお気に入りアイテムとなったデジカメで撮影会。せっかくなついてくれ
たから、たまのことだし、嫁魂を燃やしてがんばってみる。

ジュンコはしたたか酔っ払って早々に寝たくせに、もっと寝かせろとばかり
に半ギレ。朝食を食べる間も、すぐ一点凝視をする等とっつきにくさ全開だし。
ちっとは優しい叔父さんを演じてあげればいいのに!

チェックアウト後どうするかの話し合いで、茨城の風土に全然詳しくない私
は知らなかったのだけれど、近くに「袋田の滝」という有名な観光名所があ
るとので行ってみようということになる。
初体験なのは私だけなのに、みんな揃って連れて行ってくださった。
わーい!

大きい滝自体を生まれて初めて見たけど、ほんとすっごい!
水量が多い季節ではあるらしいけど、それにしても。
ごうごうと音をたてて水が上方から落ちてくる様は、とても豪快で見ている
だけで晴れ晴れと潔い気持ちになってくる。

あまりの迫力に興奮してはしゃいでたら、今まで距離を保っていた小さい方
のちびっこ(シュンちゃん)も親近感を覚えたのか、ちょっとなついてきて
くれた。シュンちゃんはほっぺがぷにぷにしてきゃわゆいのだ!













<ほらねぷにぷにでしょ>


帰り道は、「落石注意」という看板があちらこちらにあるけど、どうすれば
注意したことになり落石を回避できるのだろうか、というテーマについて話
し合いながらジュンコと歩き、私たちの未来におねえさん一家のようなほの
ぼのとした空気はないだろうということに気付く。
こんな大自然の驚異を目前にしてもなお、理屈っぽいことを話してしまう両
親がいる家庭にかわいげのある子供が育つだろうか、いや、育つまい。

ああ、かわいくない性格なら、せめてほっぺがシュンちゃんくらいぷにぷに
した子供が産まれますように!

注)子供を産む予定は現在のところ全然ありません


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還暦祝 - 2001年06月16日(土)

ジュンコと13:00上野発のスーパーひたちで水戸へ。
なんと、上野から水戸までノンストップなので、わずか1時間ほどの旅。
おのおのダラダラ寛いで、トッポなんていう子供っぽいものさえ食べていな
ければすっかりフルムーン旅行のような趣。

水戸駅でジュンコのご両親と合流し、ジュンコパパの運転で茨城県は大子に
ある袋田温泉ホテルまで連れて行っていただく。

今日、私たちは長男夫婦としてジュンコパパの還暦祝&定年お疲れさま会を
滞りなく執り行うためにやってきた。
なので、主役が運転する車にこんな気楽に便乗させてもらってる場合だろう
か、と疑問に思いジュンコに「途中で運転交代すれば?」と提案してみたら、
ジュンコが返答する前にご両親が「それは絶対ダメ!」と即否定だったので
笑う。
昔、おねえちゃんの車をぶつけてから、家庭内でのジュンコの運転に関する
信用は地に堕ち、家族全員にトラウマを残しているみたい。従って、黙って
乗せていただいているだけの方が親孝行なのね〜、と割り切って快適なドラ
イブを満喫(ってゆーか少し寝てしまった。ダメな嫁)。
渋滞にはまったり迷ったりすることもなく、極めて順調に目的地に到達した
(らしい。何せ、寝てたもんで・・・)。

ジュンコのおねえちゃん夫婦&ちびっこたちがやってくるまで少し時間があ
るらしいので、通されたお部屋で緑茶を淹れてダラダラ。
温泉に入ればよさそうなもんだけど、ジュンコは「一度も入らずに帰る」と
堂々宣言するほど大浴場が嫌いで、私は入るとそのまま気持ち良くなって寝
てしまいそうなのでひとまずは入らないでおく。

ゴロゴロするのにも飽きてきた頃、ジュンコがヒマつぶしにゲームコーナー
に行くと言うのでついていく。
夢中になってシューティングゲームに打ち込む28歳の夫と、真剣に応援す
る27歳の妻。アホらしい姿を、ちょうど温泉からあがってみえたジュンコ
パパに目撃されてしまい、ちょっと恥ずかしい。

「もうムリ」ってとこまでやって気が済んだらお部屋に帰ってまたダラダラ。
ほどなくおねえさん一家がやってきて、一気ににぎやかに。
5歳と3歳のタクちゃんとシュンちゃんの破壊力はすごい。
わたしたちの部屋のチャイムを鳴らすので、一応「はーい」と言って出て行
くんだけど、そうすると恥ずかしいらしくて一目散に逃げていってしまう。
はいはい、そういうお年頃よね。構われたいんだけど、恥ずかしいっていう
かさ。

平日なら余裕でまだ働いている時間から個室に勢揃いし、お祝い晩餐開始。
明るい時間に晩御飯を食べるなんて。

このホテルの支配人が、脱サラ前はジュンコパパの同僚だったとかで、ワイ
ンを1本差し入れしてくださっていた。

鮎やひたち牛など、この辺りの名産がバッチリ盛り込まれたおいしいお膳を
囲み、還暦お祝い会開始。
途中からチビッコたちは飽きてきて部屋を駆け回り大騒ぎだったけど、デジ
カメを与えて「しっかり撮ってね〜」と言ったら「写真を撮る」という大人っ
ぽい行為がお気に召したのか、たいそう真剣にカメラマンをやってくれた。
撮り方を教えたりしているうちにタクちゃんとはすっかり仲良くなれたし、
よかったよかった。

ひととおり食べ終わったところで、本日のヤマ場、祝品贈呈式を執り行なう。

おねえさん一家からはジュンコパパよりリクエストがあったという電気シェー
バーを。
わたしたちからは「赤いちゃんちゃんこ」代わりにブルックスのえび茶色の
ポロシャツと現金8万円(お約束の末広がり!おめでたい)を。
ま、ボーナスが出るといつもそれぞれの両親に5万円ずつ贈ることにしてい
るので、実際はその5万+お祝い3万なんだけど。
贈り物はその場で開封して、それぞれに喜んでくださったようでほっとする。
縁起物だし、色は真っ赤の方が良かったかなぁ、と気になっていたけど「い
い色」と言っていただいて、ほんとよかったよ〜。

最後には、まじめにひとつの会社に勤め上げることのすばらしさを感じさせ
るジュンコパパのスピーチもあり、とてもいいお祝い会だったと思う。

おねえさん夫婦はちびっこがいるので、ということでお部屋にもどって行った
けど、身軽な残りの4人で二次会。
周辺に手ごろなお店もなかったので、ホテル内の居酒屋『無双山』にて。
「不思議な名前〜」と思っていたら、店内にはスモウ・レスラーの写真が飾って
あり、無双山関がご当地レスラーなのか、と推す。
『無双山』はメニューがちゃんこだったり、注文すると「ごっつぁんです」
と言われたりすることもなく、いたって普通の居酒屋。

少量のおつまみを頼んで、ジュンコパパ&ジュンコはお酒を、ジュンコママ&
私はウーロン茶を飲む。
仕事について延々話す男性陣の話を、たまにコメントを挟みながら女性陣が
きく、という図式。男性陣はふたりとも話を整理するのが上手で、きいてい
てもよくわかるので退屈することもなく、22:00くらいまでとりとめな
く色々なテーマについて話しつづける。

そのうち、気分よく酔っ払った男性陣が今度は歌いに行くと言い出したので
無双山を後にするも、今カラオケ室は改装中だとかで果せず。
男性陣ガッカリ。

他にすることもないのでとりあえずお部屋帰ると、よっぽど酔っていたのか、
ジュンコは3秒後には眠ってしまった。
カラオケ改装中でむしろよかったんじゃん!

23:30頃、今日はレイカーズとシクサーズの試合以外特に見たいTVも
なく、そしてそれは映らないので暇を持て余す。
5分くらい考えて、だったら温泉に入ればいいということに気付いて独りで
入りに行く。

夜遅いからか、先客は1名のみ。
広々としたお風呂がますます広々と感じられ、いい気持ち。
しかも、お湯につかった瞬間に肌がものすごくすべすべの手触りになって、
大感動!温泉の力に舌を巻く。
湯治とかって、あんまり信用してなかったけど、ほんとに効くのかもね。

のーんびり満喫して、浴場を出たところにあるマッサージ機でひとしきり全身
をリラックスさせて、部屋に戻るとジュンコは相変わらずガーガー寝ている。

そういえばジュンコが「温泉といえばゆかたプレイ!(全貌は不明)」と言って
はしゃいでいたなぁ、と思い出したので、念のため「ゆかたプレイはいいのー?」
と尋ねてみたら無反応。
こういうとこ口だけなのよねー、とひとりで笑いながら、私も今日は宵っ張り
返上で早々に眠ることにした。
嫁活動全般において知らない間していた緊張がとけたのか、温泉でポカポカ
したからか、珍しくあっさりと眠りに落ちた。気持ち良かった。



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大いに励まされる - 2001年06月15日(金)

母が何だか具合が悪くて落ち込んでいるようで、携帯の留守電に涙乍らの訴えが吹き
こまれていた。端的に言えば原因不明の腹痛に苛まれているものの、ヒサシが福岡に
行ってしまった今、家に頼れる人がいなくて不安になっているということらしい。
今日はムー太郎の部活の3年生おつかれ会があるので、こんな時にムーの友達が4人
ほど泊りにくることになっているのも気がかりでますます精神的に追いこまれている
みたい。基本的に、人に気を遣いすぎなんだと思う。

母は気丈で陽気な割には信じられないくらい繊細なところもあり、一度何かを不安に
感じたが最後どこまでも泣き虫の寂しがり屋さんになってしまう。
私が行ったところで何が変わるわけでもないのだが、調布に寄って帰ると電話すると
心底喜んだ様子で、まぁひとまずは落ち着いて良かった。

今日もたまたま19:00ちょっと前に上がれたので、真っ直ぐ調布に向かう。
いつもは下高井戸で座れる確率が高いので、明大前の乗り換えでは各駅停車を待って
乗るところだけど今日は来た急行にすぐ乗り込み、とにかく早くつつじが丘に着くよう
努める。

手みやげにみんな大好きなミニストップのソフトクリームでも、と思ったけどそう
いえば腹痛に冷たいものはどうだろう、と思い当たったのとミニストップは遠回り
になるので、道なりにあるセブンイレブンでムーが食べるであろうパンやシューク
リームなどを買って、それでヨシということにする。

三鷹でのバス生活に慣れた私には、つつじの家が駅からとても遠く感じる。
実際には10分そこそこしか歩かないのに、「なんて体が脆弱になっているんだ」と
ひとり憤慨し、「でも雨だから余計に遠く感じるだけかも」と思い直して安心したり
して、とにかくストッキングが濡れるのも構わずバシャバシャ言わせながら早歩き。

なんと20:00前に着いて、ドアを開けようとすると、気配でわかったらしい母が
先にドアを開けて迎えてくれた。
「待ってたよ〜」と言って、とても安堵したような表情を浮かべているのを見て、
予想外にグっときてしまった。
母がなんだか弱くなっていることと、誰かにこんなに必要にされていることが胸に
迫って。

私はどちらかと言えば「生まれてすみません」と思いながら生きている時間が長い
けれど、今日は自分が少し価値ある存在に思われてほっとした。
特に良い特性もないありふれた娘なのに、ただ生きているだけで親孝行ができたらし
いことが感じられて、とても嬉しかった。


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そんなに不思議でもなかった - 2001年06月14日(木)

オーハシくんが就職活動で東京に戻ってくるというので、サイちゃんと3人で
吉祥寺に集合。
20:00くらいから、おなじみの鳥良にてダラダラ飲み会開始。

オーハシくんというのは、ライブの時に会った縁でかつて一緒にグッズ販売に
行ったことがある( その時の様子はこちら参照 )そこはかとない不思議な空気
を発している少年(といっても22歳)。

日常的にそんなに接点があるわけではないので、それきりになってもおかしく
ないところだけど、彼の上京に合わせて律義に連絡をくれたため、今日の再会
が実現したというわけ。

就職活動で忙しい最中、かなり年上のわたしたちにわざわざ連絡をくれて、
しかも会ってくれることからして人なつっこいというか何というか、まさに
不思議。
決してイヤなわけじゃないけどとにかく不思議なので、今日の「不思議オフ」
開催にあたってはサイちゃんと「どんな不思議な目に遭わされるのか」とか
言って、失礼ながらネタにしては散々おもろがっていたんだけど、会ってみ
たら意外と普通。

就職活動のようすや、オオハシくんがやっているユニットのHPを活性化さ
せるにはどうすればいいか、ライブの席がよくても悪くても同じ値段である
ことに対する憤り、ドームライブの曲、フリッパーズの素晴らしさなどにつ
いて話す。

明日からも就職活動は続くし、わたしたちも仕事があるということで、そんな
に遅くならないうちにあっさりおひらき。
終始ふつうに和やかなひとときで特段不思議でもなかったことが、よかった
ような、ちょっと物足りないような。

さすがの不思議少年も「就職活動」という無難さの演出訓練を通じて、普通
の大人になりつつあるということなのかしらねぇ。
せっかくの個性なのに、そんなのもったいないから、彼の不思議さがそのまま
活かされる会社に決まるよう心からお祈りします。


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○○ンボ - 2001年06月13日(水)

またも76ersがレイカーズに敗れた。
これで1勝したあと3連敗。もうひとつも落とせない崖っぷちだ。

確かにレイカーズは強いけど、シクサーズだって強いんだから、1勝しか
できないなんて、信じられない。
最終的にどっちが勝ってもいいんだけど、是非7試合フルに見たいわ。
がんばれシクサーズ!

アイバーソンの外があまり決まらない今、要するにインサイドがもっと使
えて、リバウンドがとれればいいんだよね。シクサーズ勝利へのキーは、
やっぱりムトンボ!彼しかいないのさ。

今日から自分の名前を「ジャムンボ」だと思い込んで、ムトンボと一体に
なったつもりで応援しちゃう。
ムトンボの喋り方は親方っぽくて大好きだから、是非次は勝って彼のイン
タビューを聞きたいな。満面の笑みを浮かべて話すムトンボは、ほんとに
いい人そうで見てて幸せになってくるのよねぇ。




<これがその笑顔!>
<ディケンベ・ムトンボ選手>



時に、昔「ガムンボ」っていう体に悪そうな味のアイス、大好きだったな。
ガムが周りのアイスで冷えて固くなっているところがたまらなかった気が。
ああ、もう一度食べた〜い、ガムンボ!


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グランドスラム - 2001年06月12日(火)

弊社の事務所、営業時間は10:00〜19:00。
私は仕事上9:30〜18:30が定時なんだけど、お部屋の片付けがある
から、担当する4人のうち一人でも役員さんが残っていらっしゃる限りは結
局19:00過ぎまで帰れない。

しかし、今日は
社長→出張、監査役A→12:00に外出〜直帰、監査役B→17:00に外
出〜直帰、顧問→16:00に外出〜直帰
といった具合に、18:30までに全員が会社を後にされるという夢の早帰
りデーが成立した。言わばグランドスラム達成ですよ!

予めわかっていた時に比べ、たまたま成立した今日のような日は嬉しさも倍
増!これでこそ奥ちゃんのマネをしようと、お昼休みに買っておいたキャン
バスと押しピンを使ってアクセサリーかけを作ったり、家の中の整理整頓に
精を出すこともできるってもんだ。

30分早く帰れると、気分の問題かも知れないけど疲れ方が全然違う。
「今日はなんだかラクだった」とか思ったりして。
もっとしばしばグランドスラムを達成できれば、真のお気楽OLになれるん
だけどねぇ。
ま、滅多にできない偉業だからこそわざわざ名称をつけて呼ばれてるんだ
から仕方ないね。

とりあえず今日はこの喜び得られたことをヨシとする!



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3人寄れば - 2001年06月11日(月)

あと20日弱で、6月29日、ふたりのビッグ(エッグ)ショーです。
そんなわけで、その際にみんなで何をするべきかをそろそろ考えたいのです。

やっぴ&サイちゃんと19:00過ぎから渋谷で629ミーティング。
私の終業時間が遅いばっかりに、遅い始まりになってしまってごめんなさい。
109前などという浮わついた若者のような待合せ場所(偏見)から、文化村
通りを歩き、その道中何を食べながら話すか考える。
そして、出てきた答えはほき肉。
サイちゃんが行ったことがあるという、お手軽価格のほき肉屋さんへ。
店内には、終始レゲエが流れててなかなかいい感じ。
しかし、案の定食べることに夢中になり相談は余りせず。

ひととおり食べ終わった後、どうもこのまま粘って相談という雰囲気では
なかったので、ミーティングといえばファミレスしかないでしょ、とロイホに
移動して本格的に打合せ。

あれこれ案を出してみた結果、30日はこの前と同じだけど「清水ヶ丘公園〜
松坂屋〜富貴」が一番いいんじゃないかということにまとまり、兎に角決まって
ほっとする。これならどの場所も公共性が高いから、ゾロゾロ出かけても誰か
に著しい迷惑をかけることはないし、とても納得的。
あとはみんなの意見を聞いて、プランを追加・修正すれば完璧ね。

決断力があまりなく、また、女3人寄れば姦しいと申しますので、今日何も
決まらなかったらどうしましょうと思っていたのだけれど、ちゃんと「文殊の
知恵」方面に落ち着いてほんとによかった。

ああ、早く29日になぁ〜れ(…って、いくつだと思っとるんじゃい)!


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そんなに泣かなくていいんだ - 2001年06月10日(日)

ダイエット合宿中なので、朝は低カロリー玄米リゾットとヨーグルト、それに
野菜ジュース。あらま、健康的。

ふたりでゆるりゆるりと支度してから、亀戸にある城東高校までムー太郎の
高校のバスケの試合を見に行く。
午前中の試合に勝てば、午後からもう1試合。是非2試合見たいものだ。
でも、今日はレギュラーのサトウくんとカワベくんが足をいためているとかで、
厳しい展開になりそう。

1試合目は対・都立雪谷高校。儚げな校名だけど、プレイぶりは結構ラフで強い。
前半ずっと負け気味に進んでいたんだけど、何と途中から出てきたムー太郎の
3ポイントが決まり、逆転。びっくりするくらいクイックリリースだったので
落ちたかと思ったらシュパッと決まって、すごいかっこいいシュートだった。
少しだけリードして折り返したとはいえ、後半が始まってもしばらくはハラハラ
する試合展開。でも、速攻が決まるようになり、シューターのカワベくんに当り
が出だしてからはだいぶ楽に観戦できるようになり、最後には勝利。
ほんと良かった!

この大会で負けたら3年生は即引退だから、1回戦からのひと試合ひと試合を
とても強い「勝って欲しい」という思いをもって見ている。
サトウくんは、よっぽど足の具合が悪いのか、この試合には結局1秒も出てこ
なかった。きっと出たかっただろうな。

午後の試合まで時間があるので、亀戸駅前にあるショッピングセンターでたこ焼
のお昼ご飯を食べてから奥ちゃんとブラブラお店巡り。
昨日比較的涼しかったので、うっかり着替えに長袖のトレーナーを持ってきて
しまった私は、暑くて仕方ない。放っておけばのぼせそうな勢いに付きTシャツ
を物色。
どれにするか迷ったけど、広々とした『キムラヤ』でSAINT JAMESの
赤いボーダー半袖Tシャツを購入し、試着室を借りて早速着替えた。
これで次の試合は思い切り応援できるわ(といっても、騒いだらムー太郎が恥ず
かしいだろうから、みんなに合わせて手拍子するだけで大人しく見てるんだけど)。

次の試合は、強豪の駒澤高校。さすが強豪、大きい子ばっかりぞろぞろいる。
みんなここには負けてしまうかも知れないことは良く分かっているので、自然に
気持ちが高ぶる。何とか、何とかいい試合になりますように。
もちろん、最初から負け試合をするつもりなんてない。

ついに、さっきは休んでいたサトウくんも出てきた。
粋なことするな、ニッタ先生も。さっきは休ませてあげたのね。
試合の最初のジャンプボールにいつもかける掛け声「ここで負けたら男がすたる!
ミハラ(パパパン)!ヒロキ(パパパン)!」。
これをまだ何回も聞いていたくて、胸がつまるよう。勝ってほしい。
今までずっとスタメンとしてがんばってきた5人がせっかく揃ったんだし。

前半、一昨日まで松葉杖をついていたというサトウくんだけど、信じられない
くらいシュートが入る。もともとミドルレンジのシュートは得意だったとはいえ、
集中力がすばらしいんだろう。ほんとに、大活躍。
それに、やっぱりいつも組んでいる5人がうまく機能した時は強い!
さっきの試合でモタついていたのが嘘みたいに、あの駒澤相手にすごいシーソー
ゲーム。
そして、前半が終わったところでは、誰も予想していなかったスコアの41対40。
余りにもいい試合!
もしかしたら、とドキドキしながらハーフタイムを過ごす。

でも!
後半の立ち上がり、立て続けに同じような速攻を出されて、あっという間に点差
が開く。その後何とか差をつめようとがんばるけど、それ以上開きはしないものの、
どうしてもつめることもできなくて、10数点差で負けてしまった。
これでほんとに、おしまい。

ああ、終わってしまったぁ、と大事なものを失った時のような虚脱感でいっぱい
になっていると、選手達が整列して父兄席に挨拶に来てくれた。
3年生は、みんな人目もはばからず泣いている。

泣くことがイコール純粋であることだとは思わないし、流れているのは色々な
思いで混沌とした清々しいばかりではない涙なのかも知れないけど、でもこう
してどうしても溢れてきてしまう何かに素直に反応しているこの子たちは、何だか
とてもいいなぁ、と思う。

とても素晴らしい試合だった。
つながれるパスの全てに、今まで何度となく一緒に失敗したり喜んだりしてきた
光景が、その中で育ってきたお互いへの思いが感じられるような、とても素晴
らしい試合だった。

だから少し泣いたらあとは笑ってくれたらいいな、と思う。
そう、そんなに泣かなくていいんだ。










<君の泪はいつか・・・>



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ダイエット合宿 - 2001年06月09日(土)

19:00から2時間、会社の野球部「稲妻レポーツ」の試合を見るため三宿
のグラウンドへ。奥ちゃんも見に来てくれて、終了後は8年ぶりくらいに訪れ
る奥ちゃん宅にてダイエット合宿を執り行なう予定なので、一緒に帰るのだ。

試合は、対「屯田兵」。このチーム名ってどうなの?
しかも「屯田兵」には、草野球にはよくあることだけど、助っ人らしき違う
チーム「MIDNIGHTS」のユニフォームを着ている方が混ざっていて
名前の落差がおかしかった。








<かっとばせー!>




試合はわがレポーツの負け。
結構いい当たりも出ていたのに、屯田兵の守備があまりにもうまくて、抜け
そうな打球がすべてライナーになってしまったところが敗因かしらん。
でも、あまり暑くない爽やかな初夏の宵にナイトゲームを見るのはなかなか
楽しかったから、行って良かった。野球場のライトの色調も好みだし。

レポーツの飲みに参加するとたいてい朝まで帰れないので、奥ちゃんとふたり
でさっさと退散して246沿いにある『天下一品』で各自大盛りラーメン+餃子
半皿を食べる。
今日はダイエット合宿なのにいいのか?という気もしつつ、でも大の天一ファン
の我々にとって、このチャンスをみすみす逃すわけにはいかなかったのだ!

奥ちゃん宅に着いてからは真面目に『体脂肪をみるみる燃やす本』等の参考
教材をもとに、運動。そして体がかたかったり、体力がなかったりで多くの
運動ができないことに愕然とする。

それでも下らないお菓子や夜食なんかを全く食べずに過ごしただけでも多少の
意義はあったと思う。いつも、週末は気付けばくろトッポとか食べちゃうからね。

自分が学生時代と比べ、どんなに太ってしまったかを口々に嘆きあいながら、
今度は本格的にサマーキャンプをやろう、という結論に達したわたしたち。
夏までに急激に痩せるのはきっと体にも悪いだろうから、ひとまず冬のセー
ルまでには見た目や好き嫌いよりサイズを優先した洋服選びからの脱却をは
かり隊!がんばろうね、奥ちゃん。


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不信 - 2001年06月08日(金)

「チョットイイデスカ?アナタカミヲシンジマスカ?」

ちっちゃい頃、なんだかこういうギャグとも何ともつかないようなものが
はやっていたように思う(地域限定かも)。
外国人の宣教師ふうに、日本語は片言でしか話せないニュアンスを漂わせ
つつ、こう誰かに問い掛けるというもの。
そして、その頃は迷いなく「シンジマース」となぜか自分も変なアクセント
でこたえたもんだったけど、今聞かれるならば返事はこう!

「信じられるわけないじゃん!!」

今日、会社で許し難い事態が発生。
詳細はまだ極秘なので書けないけど(わー、秘書っぽーい)、とにかく理不
尽な上に、会社にとって無駄な経費が数千万円単位でかかるのだ!
もっと早く動けば防げたかも知れないのに。
関わった数名を背任罪で訴えたいくらいだ。

給湯室にゴキブリ出るし、事務所禁煙じゃないし、近くに尋常じゃない悪臭
する人はいるし。仕事内容云々以前に、働く気力が奪われているというのに、
その上こんなことまで!
そのうち世の中全てに不信感を抱いてしまいそうでこわい。

転職、本気で考えた方がお互い(会社/私)のためかも。


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浄化装置の必要性を思う - 2001年06月07日(木)

本日、ジュンコは町田にて泊りがけの研修なので夜はひとり。
寂しいのでつつじヶ丘まわりで、母&ムーと一緒に晩ご飯を食べる約束を、
お昼休みにしておいた。

母は本日、ミカちゃんという若い女の子の知り合い宅へベビーシッターに
行っているけど、夕方には帰れるから、とのこと。
しかし、駅に着いて家に電話をしても不在のようで、留守電が律義に応答
してくれるばかり。気が付けば実家の鍵を持っていない私は家に入れない
ので、駅前の書原という本屋さんで『HOOP』を立ち読みしてジェイソン・
ウィリアムズの不調に胸を痛めたりしつつ待つ。
きっと何かの加減で帰宅が遅れているんだろう。

試合前のタフな部活でクタクタのムー太郎から、もう疲れたからバスに
乗って帰っていいと思う?という相談の電話が入る。
雨の日はムー太郎を成城学園前の駅まで送って行き、帰りも同じ場所に
迎えに行くのが通例となっているようで、母が現れないために彼も同じ
く成城で足止めをくらっているらしい。

ムーの話だと、だいぶ前にミカちゃん宅に迎えに来てくれるよう電話を
入れたら、母はすぐ出ると答えたとのことなので、雨で渋滞しているの
かも知れないからもう少し待ってみれば、と返答しておいた。
母は携帯を持っていないので、すれ違うと却って面倒だし。
何にせよ、雨の日に外でいつ現れるとも知れない人を待ちつづけるという
のは、なんだか擦り減ってしまうものだからムー太郎には気の毒。

それから更に30分ほどもして、駅近くまでやって来たムーより、ライフ
前まで移動するよう電話が入る。

待っている間に、むかーし奥ちゃんの実家で読ませてもらったために自分
では買っていなかった『アドルフに告ぐ』を購入する決心をしていたので、
急いでお会計を済ませて指定の場所に行くと、案の定ムー太郎は相当イラ
イラしているようで、車に乗りこんでから「何食べたい?」と聞いても、
「勝手に決めて」としか言わない。
10日に試合があるのにレギュラーの先輩が足を痛め、更には自分も今日
の部活で少しおかしくしてしまったそうで、その上にかなり長いこと待たさ
れたということなので無理もないか。

母がベビーシッターに行ったそもそもの経緯は、そのミカちゃんという人
のお母さまが危篤なんだけど、ミカちゃんには小さい子供がふたりいて、
思うようにお見舞いにいけないから、というもので。
それを知っているから、ムーも余り強くは物を言えなくて、それでますま
すイライラしてるみたい。

こういう、やり場のない苛立ちって、どう処理していいかわからないもの
だよねぇ。誰も悪くないから、結局自分の中で何とかするしかない。

どんなにドロッドロのものでも、最終的には飲めるレベルまでクリーンに
してしまう高性能な汚水処理場みたいなものが、予め心の中に組み込ま
れていればいいのに。


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まっちゃんのこと - 2001年06月06日(水)

毎年、6月6日がやってくると真っ先に思い出すのは、「今日はまっちゃん
のお誕生日だなぁ」ということです。

まっちゃんというのは、小学校の中・高学年の辺りで同じクラスになった
モリナガシンヤくんという男の子。
どう考えても私はまっちゃんに淡い恋心などは持っていなかった筈ですが、
確かに友達としてはかなり信用している部類の男の子でした。
出席番号が割と近かったからか同じ廊下の雑巾がけをする機会など多々有
り、その際に得た彼にまつわるエピソードを色々憶えています。

まず、モリナガなのになぜまっちゃんかといえば、当初「もっちゃん」と
呼ばれていたのがいつの間にか「まっちゃん」にすりかわったとのこと。
「ま」と「も」では、子音が同じなだけで相当に音の感じが違うと思うの
だけれど、事実は事実。

このことを聞いて以後、例えば
「フランスの空中曲芸師レオタールが着ていたぴったりした服が《レオター
ル》と呼ばれるようになり、これが転じてそのような服を《レオタード》と
呼ぶようになった」
式の「○○が転じて××」になったバナシを聞く度に、多少信じづらいこと
も「まっちゃんの例もあるしね」と彼のことを思い出して納得するようにな
り、その癖は今でも抜けていません。

また、彼はリトルリーグに入っており、当時の少年の多くがそうであったの
と同様に野球が大好きでした。しかし、彼がふつうの野球好きの少年と違
っていたのは「カープファンではない」という点です。
当時私が住んでいたのは広島だったのでほとんどの子供たちはカープファン
で、そうではなかった私はちょっとした同志気分を彼に抱いていたように思
います。まっちゃんは好きな南海ホークスのことを、私は好きな巨人のこと
を、掃除時間にこそこそ話し合ったりしたものです。

更に、まっちゃんは当時そんなに大人気でもなかった小泉今日子さんの大
ファンであり、そのことも当時からニッチ好きだった私にとって、親しみ
やすい一面でした。

そんな様々あるまっちゃんに関する記憶の断片の中でも、一番印象深いのが
彼のお誕生日のことです。まっちゃんは、よく自分が6月6日生まれである
ことをこう言って紹介していました。

「毎年6月6日がきたら、ドラえもんの絵描き歌と一緒に、この偉大なモリ
ナガさまの誕生日だと思い出すように」。

そんなわけで、その頃から20年近く経った今も、私はいいつけをきちんと
実践し、6月6日には毎年このことを思い出します。
彼が今どこで何をしているかもわからないし、まっちゃんは私のことを忘れ
てしまっているかも知れませんが、とにかく毎年心の中でこうしてそっと祝
うのです。

「まっちゃんお誕生日おめでとう。楽しい1年になりますように」


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乾燥 - 2001年06月05日(火)

洗い物をすることが多いので、会社の机上にはポンプ式の大きいハンドクリー
ムを置いている。
そのポンプを押してクリームを出したら最初に出てきた部分が固まっていた。
いやあん。もう、何もする気が起きない。

必要以上にブルーになるのは、クリームとか、ご飯とか、本来柔らかく瑞々
しいはずのものが乾燥し、固くなっているのがかなり激しく嫌いだから。
学生時代、お弁当のご飯にちょっとでも固い部分が混ざっていたりしたら、
感謝も理性もぶっとんで帰宅するなり母親にどんなにイヤな思いをしたかを
涙ながらに訴えていたほど。
「異物感」というもの全般がすごく苦手なのだ!

ハンドクリーム、もっとひっきりなしに塗るようにして、ポンプの先っちょ
のクリームが乾燥する隙を与えないようにしなくちゃ。

ところで。
渋谷の街をちっちゃいハーモニカ吹きながら、無表情に歩くおばちゃん発見。
誰も反応してなかったところに東京砂漠を感じた。
そして同じく無視している私の心も乾いていると思った。

乾燥ってほんとこわい。


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TVを興奮して見る元気はあるくせに! - 2001年06月04日(月)

最近、家の中での本の散らかり具合がひどい。
その対策として渋谷ハンズで、組み合わせてCDラックを作るためのMDF板
7枚と、文庫棚に使うCDラック(ややこしい)2コを購入。
お店の方に「ほんとにいいの?」という目で見られるほど重くて、案の定持ち
帰るだけでくたびれ果ててしまった。

すぐに働く気になれなかったので、さしてサッカーに興味などない癖にコン
フェデレーションズカップのブラジル×日本戦をTV観戦。
結果は0−0の引き分け。

試合も終わってしまったので、仕方なく作業にとりかかる。
きたない好きの私でさえ頻繁に「これはまずい」と感じるくらいあちこちに
本の山が築かれているので早急に整理すべきなんだけど、今日はほんとにだ
るいので、とりあえずCDラックを作って今のラックからソフトを移動する
ところまでを本日のノルマに定め、無事終了。
本は、明日以降がんばる!・・・ほんとだもん。

10月にあるNBAジャパンゲームスのネット優先予約が明日までなので、
B席¥10,000を2枚(ムー太郎と私)申し込む。
ちなみにコートサイドは1枚¥55,000。高っ!

終了後定例チャット。0:30頃ジュンコが帰宅し、その時抜けてそれきり
になってしまったから、今日は短め。
ほんとは復帰しようと思ってたんだけど、1:30からバックス対76ers
のセミファイナル最終戦が放映されるので、ついそっちを見てしまった。
結果は76ersが勝利!チームとしては18年ぶりのファイナル決勝進出
が決まった。名将と言われつつも実はファイナル初体験となるらしいラリー・
ブラウンHCの表情が、静かに晴れやかで印象的。

これでファイナルはレイカーズと76ersの対戦。
シャック+コービーか、ムトンボ+アイバーソンか。
どっちが勝っても納得のすばらしい組み合わせ。
レイ・アレンには気の毒だったけど、76ersが勝って、私はうれしい!

レギュラーシーズンやセミファイナルの試合は野球(イチロー)のせいで、
去年に比べて明らかに冷遇された放映状況だったけど、せめてファイナルは
全試合放送してくれますように!
BS1の良心に期待。


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薄情業休業 - 2001年06月03日(日)

14:30頃、なかなか目覚めなかったジュンコもやっと起きて出勤の支度
を始めたので、安心して今日はビーズ細工にでも従事しようかしらん、なん
てダラリとしていたら母から電話がかかってきた。
なぜかムー太郎が新宿に行こうと誘ってくれたから一緒にどう?とのこと。
これといって用事があるわけじゃないし、無印のCDラックに文庫本が入る
かどうか確認したいというのもあって、乗ってみることにした(結局入らな
かった)。

ジュンコが出かけてからお風呂に入り、のーんびり支度して新宿に着いたら
17:00近く。
彼らはハンズ詣でを終了し、ムー太郎を目撃しやすいスポットベスト1でお
馴染みのギャラリースポーツにいるとのこと。またもバッシュやウエアを見
ているらしい。
駅から人込みをかいくぐり(なかなか進めないのだ)、アドホックに着いて
電話したらちょうど買物が終わったから下に降りてくるとのこと。サンリオ
前で合流する。

何買ったの?とか話しながら歩き始めると、母がお腹空いたらしいので手近
にあったウエンディーズに入ろうとするもヨシコに「ご飯がいい〜」と主張
されたので伊勢丹にある『AGIO』に変更。
母の思うところは和食だったのかも知れないけど、すっかりチーズソースを
受け入れる気になってたムーと私は、どうしても「サムシング・チーズっぽ
い」を食べたかったので、イタリアンならリゾットもあるし双方のニーズに
合致、と判断したのだ。

まだ17:00ちょっと過ぎだというのに、世間には早々とご飯を食べ隊!
と思う人が多いようで、既にお店の外には行列が。でも、待つ人用の椅子に
は座れたから「まあいいね」ということにして順番を待つ。
ムー太郎は、先程ギャラリースポーツで購入したWWJDの腕に巻くナイロ
ン製のブレスを見せてくれた。アイバーソンが付けてるアレを買ったらしい
(しかも色違いで4本)。
「ミ、ミーハー!!」とちょっと思ったけど、私も実は欲しかったもんだ
から「いいにゃー」と言ってしまった。

中間試験の出来や、今度の試合の見通しなどについて話しながら待つこと
20分くらいで席に案内され、トマトのシンプルなピッツァ、ほうれん草
と蟹のフェットチーネ、キノコのリゾットを注文。パスタとリゾットは大
盛りにしてもらって取り分けで食べる。

話の途中で何でまた今日は母を誘ったのかムー太郎に尋ねてみたら「もうす
ぐ(部活が)自分達の代になると忙しくなるから、なかなか行けないと思っ
て」という答え。ムーは、なかなか親孝行な少年なのねぇ。
私が高校生だった頃は、多分そんな思いやりなんて持ってなかったと思う。

空腹が満たされたところで、母がトモさんから頼まれてる従妹のひなのちゃ
んが幼稚園で着用するための水着を見る。とにかく、ちっちゃくてかわいい
ので片っ端から買いたくなって困る。赤チェックのビキニとか、なんておしゃ
まさん!
でも、幼稚園用だからあんまり派手なのはダメよね、ということでデニムっ
ぽく見える素材にオレンジ色のバンダナ柄トリミングがついたワンピースに
決定。色は紺だからそんなに派手じゃないけど、ちょっとかわいげもあって、
きっとバッチリね。

これでもうしたいこともなくなったので、今日の締めくくりにムー太郎と
「母親に携帯を持たせようキャンペーン」を展開したのに、母はこんな日
に限って保険証も免許証も印鑑も、何も持っていないと言う。
で、残念ながらこの計画は次回に持ち越しということにし、その他にやり
たいこともなかったので、家路につくことにする。

振り返れば一体何をしに新宿に行ったのかよくわからないけれど、一番
大事なことは、ヒサシさんが福岡に行ってしまっていくぶん寂しくなった
母に「顔を見せた」ということなんだろうな。
母ヨシコはずっと主婦業に専念してきたから、きっと子供の手が離れていく
ことを、働く女性よりもずっと大イベントとして捉えているはず。今まで別
に子供とベッタリしながら生きてきたという感じではないけど、それでも子
供が巣立って行くことは、無条件に寂しいものらしいから、何かと気にかけ
るようにしよう。

父が単身赴任で遠くに暮らしている今、彼女の対人事情における幸せを守れ
るのは(彼女自信を除けば)何人かのお友達と、ムーと私しかいない・・・
なんて、ムーの孝行息子ぶりに感化されてか、薄情な私らしくないことを思っ
たりした。

※※※ ※※ ※※※ ※※ ※※※
ラグビーで、サントリーが強豪ウェールズに勝利。
永友さんすてきー!
確かにウェールズは1本目の選手ばかりじゃなかったかも知れないけど、
この勝利はほんとに嬉しい。今度やる日本代表チームも勝ってほしいな。



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ジャスト ア 同居人 - 2001年06月02日(土)

お昼頃、義理堅いサイちゃんがくれた電話で起床(ありがとう)。
おかげさまで、何とか予定通り御殿場のアウトレットに行くことに成功。

ジュンコと知り合ってからというもの、彼が車のオーナーだったことがないので、
車に乗ってどこかに行くということがとても新鮮!
出かける前に急いで編集したテープをかけながら、ごきげんな感じでドライブ。
小沢くんの『東京恋愛専科』は、家で聴くと「この上なくいい!」とまでは思わ
ないけど、車で聴くとめちゃくちゃいい曲に思えた。
大した旅路でもないのに、わざわざインターに寄ってアイスを買ったりもして、
必要以上に「車に乗ったらすること」を満喫。
あ、もちろん高速のトンネルを通る時息を止めるのも洩らさず実施。

御殿場インターから見えるから、特に迷うこともなく一直線に目的地への到達
に成功。すこぶる混んでいるという噂だったけどそうでもなく、試着しようと思え
ばどこでもすぐできる程度。

アウトレットの雰囲気は、さすが同じ会社が噛んでるだけのことはあって、NY
で行ったウッドベリーコモンズのにそっくり。
また結婚式があるからBCBGできらびやかなドレスでも買おうかな、と思った
けどジュンコが「どれもイマイチ」とか言うので気が殺がれて買わず終い。

実際、私は最近ものすごく欲しくて仕方ないものはない感じだったのでジュンコ
の服を中心に見る。手当たり次第にお店をまわり、結局、彼はMKでライトグレー
のブルゾンとマーガレット・ハウエルで紺のスーツ(肌触りが良くて私もすっかり
気に入った)、無印で黒Tシャツとネクタイを購入。
私は、無印で¥1,000になってた青いシャツを1枚買ったのみだったけど、
人が買物をするのを見るだけでも買物欲求は満たされるものだし、何より珍しく
無駄なものを買ったりしなかったので、とても満足できた。
ちょっと偉いぞ、わたし(いや、普通か)。

帰りも特に問題なく、自分達の仲の良さに驚くコメントを口々に発してしまう
くらいに楽しく1時間余りの旅路を過ごす。なんせ、いつもただの同居人のよう
な暮らしだから、こういうはしゃいだムードに慣れていなくて気恥ずかしいのだ!

車を返す予定の吉祥寺に着いてから、車線になかなか入れず3回くらい同じ道
をぐるぐる回ったのは「車の運転が下手な男No.1」の面目躍如といった感じで
苦笑いだったけど、大きな事故にも遭わず帰ってこれたから問題ナシ。

いつも余りにも家にいるか近場に出かけるかしかしないので、「自分達にレジャー
らしいことはできないのではあるまいか」という危惧が相当あったんだけども、
やればできるもんだ、との自信を得られて大収穫のドライブに満足。
これでいつ子供が生まれても立派に幸せな家族らしい活動ができるはず。
かかって来い、コノヤロー!!

・・・って、こんな暮らしぶりじゃ子供なんて生まれるわけないんだけどさ。
ちょっと言ってみたかっただけ〜。



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歌合戦 - 2001年06月01日(金)

ここんとこ、あんまりぱっとしない日々。なんとなくクサクサして。
そんな1週間、何とか持ち堪えた金曜の夜は、そう!
これできまりです、これしかないのです!!

三鷹で、サイちゃんと歌合戦。

まずは大戸屋で腹ごしらえをしてから、前に爆安価格で『歌時記』を販売
してたGEOへちょっと寄り道。
残念ながら、今回『歌時記』は売ってなかったけど、他のたくさんのなつか
CD(この言い方オヤジ?)たちを物色。
密かに初期大江千里愛好家のわたしたちは『AVEC』や『乳房』など往年
の千里ワークスを探すも、それはなくて残念。

千里氏とは『本降りになったら』つながりで、次に渡辺美里まつり。
ふたりとも『Breath』までは聴いていてその後はどうだったか微妙。
で、曲名から推してみたところ、多分『ribbon』までは聴いているん
じゃないかという結論に達した。

今も西武球場の夏イベントはやっているのか?とか、昔の美里から前向
きに生きる女の子像が世の中に波及して行った、というようなことを話しな
がら『Breath』の1曲1曲を覚えてるか歌ってみたら、何曲かはふたりとも
完全に忘れていた。人間の記憶ってあてにならないものねぇ。

さて、ひとしきりグルグルまわってサイちゃんは『Breath』を、私は
ELT(forカラオケ対策)を、各¥280で購入していつものように
パートナーズへ。

余りにも安くて常時空いているので、行く度につぶれてないかと心配になるんだ
けど、今回も無事に営業していてほっとする。
いつもならゆずオケ一直線なんだけど今回は先ほどからのムードをひきずって
いたのか、美里まつりをそのまま継続。シングルカットされてないような曲をズラ
ズラ歌う。美里さんには、岡村ちゃんが沢山曲を書いているのよね。
『19歳の密やかな欲望』はなくて残念。

美里まつりが下火になったら、続いてフリッパーズ・ナイト。
名曲につぐ名曲!やっぱり天才!!
メモリーに入りきらなくなるまで何曲も続けて入れて歌い続ける。
フリッパーズ中に仕事を終えたジュンコも合流して、何を歌えばいいのやら、
多少戸惑っているようだった。ジュンコは意外にも(彼の音楽の趣味は私に
言わせれば全然ダメ)フリッパーズの曲はほとんど知っているから一緒に歌っ
てくれればいいのに、淡々とカルボナーラを食べてたから、きっとそう。
サイちゃんは明日もお仕事なので、終電で帰るなんて言っていたんだけど、
ジュンコが来たのが遅かったのもあり、結局朝まで付き合わせてしまって
悪かったかも(ゴメン)。

今日は平成懐メロや普段余り歌わない曲を中心に進行したけれど、立派に朝
まで歌い続けることができ、ほんとに長い時間を音楽を聴くことに費やしてきた
からこその結果なんだなぁ、と我ながら感心する。
次から次に好きな曲が浮かんで来て、いつまでも歌っていられる私は幸せだ。
予想を裏切るゆずオケじゃないっぷりが新鮮で、すごく楽しい夜!
ま、そうは言っても締めはご本人ビデオの『夏色』なんだけど。

始発待ちのホームで夜が完全に明けていくのを見ながら、闇が散って行くの
と一緒に、憂さも晴れるのを感じて晴れやかな気持ち。
歌って、ほんとにすばらしいもの!


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