シナモンパンもレモンパンもナシ...mo_speedy

 

 

コミック狩り - 2001年01月31日(水)

今日で卓上カレンダーの青い北川悠仁氏とお別れ。もう2月か。

今日はいっぱいモノを買った。

HMVにてCDと本。ダブルスタンプデーだからはりきって。
はやりものなのでいかがなものかとは思ったが、LOVE PSYCHEDELICOのアルバムと
m-floのシングル。あとはずーっと買い逃してたビートルズベストと『This is
the JERRY LEE PHANTOM』、テープでしか持ってなかった小坂忠の『ほうろう』。
本は新しい『TV Bros.』と浦沢直樹の『20世紀少年』の4巻、大好きな古屋兎丸の
新刊『Marieの奏でる音楽』上巻(あ、本と言っても雑誌とマンガだけだった)。

今まで上のレコファンには行っても、何となく敬遠し続けていたBEAMの地下2階に
ある渋谷のまんだらけにも勇気を出して行ってみる。案の定ヤバそうな雰囲気
(中野の方がずっと入りやすいから、やっぱりホームは中野にしたい)だった
けど、とにかく学園漫画が読みたい!と思い『恋カタ』でおなじみの永田正実さん
の1巻モノを3冊と、学園とは全くもって縁遠い『クレオパトラ』とかなのに、
満智子先生の作品もまた3冊買ってしまう。
満智子作品はたいてい題材やテーマが似ていて、ストレートに「愛」を扱った
ものが多いのでライトでイージーな時代の気分とはズレているんだろうと思う
けど、どうしても読みたくさせる何かがある。
まるで自分が本能的には求めている人としての誠実さ、一途さ、健気さ、そんな
ものの美しさを真正面から投げ込んでこられるよう。
読むと、表面的なスタイリッシュさを優先させて生きることがどんなにうすっぺら
でつまらないことであるかを感じさせられる。かといって庄司陽子ほどは説教臭く
なく、その点も好き。

また、Book1st.にも行ったら『ぶっせん』の4巻が出ていたのでそれも購入。
帰りの電車で早速読み始めたけど、笑ってしまって恥ずかしい。
三宅乱丈さんって、新人らしいけどすごく上手。
走りすぎず、脱力しすぎず、分かり易すぎず、かといって難しくなく。
もっと『ぶっせん』を読んでいたいけど、他の題材で何か描いたものも読んで
みたい。

あと2日したら『テニスの王子様』7巻が出るから、また本や巡りをする計画を立てつつ、
こんなに色んなものの発売日を気にしながら生きてるなんて、私はよっぽど漫画が好き
なんだなぁと実感する。

しかし、新世紀の始めの月を総括する一日がこんなことでいいのか?
いかにも象徴的ではあるけど、やっぱりちょっぴり考えちゃうのでは、ある。


-

サンキュー - 2001年01月30日(火)

会社帰り奥ちゃんと渋谷で待ち合わせ。20日以上ぶりだし、すごく嬉しい!

前もってカプリチョーザか鳥良に行くことだけは決めてたからさっさと
決まりそうなもんだけど、相変わらずの決断力のなさで決められない。
で、ひとしきり迷った挙句にカプリチョーザの方に決定。

行ってみると、実は明日から改装のためしばらくお休みということが張り紙
してあって、またとないタイミングの良さでやってきたことに少し喜ぶ。

学生の頃自由が丘のカプリチョーザにふたりで行ったことをぼんやり思い出し
ながら、ポテトと温野菜のバター風味、定番:トマトとニンニクのスパゲッティ、
タラとタコのフリット カレー風味ソース、ジェラート盛り合わせを次々食べる。
相変わらず私の方がいっぱい食べる。

仕事のこと、整体体験、家族との会話、贈り物の相談など、多分端で聞けば
他愛もなくてつまらないのかも知れない身近な話題を、熱心にたくさん話す。
何といってもこういうことができるのが、すごい楽しい!
奥ちゃんが唱えている「私=サザエ説」、のんたんの話、ひとつひとつの
細かいエピソードが頭の中ですぐに形づくられて、はっきりと理解され、
記憶に残る。

奥ちゃんと私は知り合ったのが1992年だから、何と既に10年近い知り合い歴。
ふたりともなかなか同じ会社の人とふみこんだ付き合いをしないという点で
傾向が一致しているけど、それは今までに蓄積したちょっとした情報の量が
やはり長い間に積み重ねてきた人とは圧倒的に違いすぎるからなのかも、と
感じる。
下地がないと、通じる話も通じない。そのもどかしさにもう一度踏みこんで
行く必要があるかないかはよくわからないけど、とにかく旧知の仲を大事に
したい性向をふたりとも持っているということなんだろう。

正直言って私はそんなに友情に厚いほうじゃなくて、デートと女の子との約束
が重なったら、例え女の子の方が先約であっても迷わずデートの方を選ぶん
だけど、例外的に大切にする女の子がいる。

それは3人だけで、奥ちゃんと礼ちゃんとサイちゃん。
うまく言えないけど、部屋は散らかすモノはなくすコンタクトはつけたまま
寝る、そんな大変いい加減な私にも大切に思う人がいるってこと!
超多忙なだんなさまと一緒に暮らしてる今、それがほんとに強く感じられる。


関係ないけど、戸棚にあったポーチに夥しい量の1円&5円玉が入っていた。
「何だっけ、これ?」とだんなさまに聞いてみたら「あーたにあげた1円玉」と
言われた。
いつもらったのか?
なぜもらったのか??
全く思い出せないけど、折角だから頂いちゃう。

あ、でもどうせならまた戸棚にしまって忘れた頃またプチ喜びしよう。
何度でも繰り返し使える幸せの素として、我が家の家宝第1号に認定しよう!

思いがけない過去からのプレゼントって、なんかすごくうれしいもんね。
いいもの見つけたわ。うん。


-

ひとりで親友 - 2001年01月29日(月)

下の弟、むー太郎が退院し、「とにかく肉を食べたい!」というのでひとまず
私の仕事帰りに吉祥寺で待ち合わせ。

上の弟ひさしさんの就職内定祝をあげてなかったので、JUNでスーツを買って
あげる。家族総出であれこれ言いながら、紺のスーツに決定。
ひさしさんは背が高いので、パンツがすごく細く感じるのが新鮮!
髪も染めているし、「何人?」と聞きたくなる風情が不思議風味。

その後みんなで車に乗り、すき焼きを食べに。
食べてる間で一番おもしろかったのは「子供にどんな名前をつけるか」という
話で。
私の家族は「中島」という名字なんだけど、母が「女の子だったら“いその”が
いいよ!ナカジマとイソノがいっぺんにある名前だよ!!」と熱弁をふるってて、
みんなめちゃくちゃ笑う。
私、「いその」って名前にされなくて良かったよ・・・。

みんなそろって食事、それはすごく楽しい!
だんなさまも早く帰ってこられれば参加できるのに、と少し残念に思う。



-

世界3大都市ツアー - 2001年01月28日(日)

今月末までの映画の招待券を持っていたのでサイちゃんを誘って見る予定。
とりあえず昨夜「起きたら電話する」と約束していたので、今日は張り切って
早起きするつもりが起きたら13:00過ぎていたので、起きて2秒後くらいに
慌てて電話。
ぼちぼち支度して出る時再度電話し、中野で待ち合わせることにする。

15:00過ぎ無事電車に乗り、ふと招待チケットを見ると「日曜・祭日・混雑時
はご利用頂けません」とちっちゃく書いてあった。ショック!
「今日は何曜日ですかー?」「日曜日〜!!」
「明日は何曜日ですかー?」「月曜日〜!!」
「それじゃぁ行ってみよう、今日の1曲目、“月曜日の週末”!!」
というやりとりが頭の中で無意味に繰り広げられつつも、ちょっとした混乱に
引きずり込まれていく。

1.TOKYO/NAKANO
「映画のタダ券あるの!」なんて雪道の中を呼び出したのに、使えないなんて。
中野で落ち合ってから事情を説明すると、サイちゃんは大変いいひとなので
「気にしないで」なんて感じでむしろ励ましてくれたけど、なんて申し訳ない
ことをしたんだろう、と思う。

とりあえずマック@オイシサの嵐で『CAN Do!ぴあ』なんてはしゃいだ若者
専用の情報誌を片手にどうするか打ち合わせ、あまり心惹かれる映画がないことを
確認。中野散策という線に方向修正する。

2.NEW YORK/BROADWAY
毎度ながら、中野アーケイド街の賑わいぶりには驚きつつ、中野ブロードウェイ
に行く。第1回中野集会の折にも訪れ、大変な感銘を覚えた建物、それがブロード
ウェイ!古本屋、CD屋、ブロマイド屋、ポスター屋などなど、B級カルチャー
愛好家にはたまらないショップの数々が一同に会したすばらしい場所!

まずは漫画大好きのふたりらしく「まんだらけ」へ。
里中満智子先生の大河ロマンに心酔する二人はまず満智子コーナーを物色。
すると前回はなかった全1巻モノのコミックが沢山入荷しており、泪を流さん
ばかりに喜ぶ。私は計8冊を購入。
サイちゃんは1巻がないため、買うのをたいそうためらっていた満智子先生の
『スポットライト』を結局購入。
『スポットライト』は私も幼少の頃読んだが、山科望という少女が紆余曲折
に負けずスターになるまでを描く、なにしろドラマティックですばらしいお話!
今度是非借りてもう一度読み隊。

ブロマイド屋でカルロス・トシキやシブがき隊の写真に死ぬほど笑い、中古CD
屋で\100コーナーを漁り、ポスター屋で中村一義にKOされたり(『1,2,3』の
プロモ用バナナ写真ポスターを買ってしまった!)しながら大充実の時を過ごす。
さすがブロードウェイ!ショービズの世界はいつだって楽しいのだ!!

3.PARIS/PETIT PARIS
そしてブロードウェイの地下は何とプチパリ!
中野ではアメリカとフランスに国境はない。

ワンピース\500、ツイードジャケット\12,800が\2,900などユニクロなんか
よりよっぽどインパクトがある商品がズラリ並ぶプチパリ。
小粋なリセエンヌが闊歩しているわけではないが、充分楽しめる。
スパークリングセールなんかに行っている場合ではないんではなかろうか?と
疑問を持たざるを得ないようなすごいものが次々繰り出されるので、もはや
何を買っていいのかわからないほど。是非また訪れたい!

そうしてフラフラしているうちに、結構な時間が流れたので休憩。
それもクレープ+ドリンクのセットで\300という地元の中学生のたまり場らしき
お店で休む。なぜそこがたまり場であるとわかるかといえば、置いてあるノートに色んな
コメントが残されているからだ。

私たちは「○○中の××チャン、大好き!」とかそういうネタは持っていないので
色んな似顔絵などを描く。サイちゃんは顔の下半分を動物っぽく描く画風だとかで
どの人も何かのキャラクターのようになっていてかわいい。

20:00になり、閉店なのでお店を出ねばならずブラブラ歩き出す。
駅までの道々「マンガを描こう!」と言って、登場人物に使えそうな知り合いを次々
羅列して「名前はこう!」「役回りはこんな!」とか口々に思いつくままを喋って
盛り上がる。こういう自分にとっておもろいことを考える時って、不思議と後から
後からメチャクチャ内輪受けだけどおもしろいことを思いつく。
いつまでも笑いながら駅前まで歩いて、すごく楽しい。

喜びを他の誰かと分かり合う!
それだけがこの世の中をあつくする!

そう、まさにそんな気分を実感できて嬉しかった。



-

構わない - 2001年01月27日(土)

何と起きたら17:00過ぎ!
しかも、だんなさまの実家から電話が来たから起きたものの、もしなければもっと
寝ていたかも知れない。そのくらい私たちふたりは睡眠に飢えている。
早起きしたところで、この雪では行くはずだった映画も中止したに違いないので、
ゆっくり寝て、きっと正解。

外を見ると、この辺りにも雪はすごい積もりよう。
今日から出張の社長は無事飛行機に乗れたんだろうか?

すごく寒いので今夜はシチューにしようと急に思い立ち、久しぶりにちょっと
時間がかかるお料理をした。
煮込んでいる間に大根とシソのサラダ、砂肝の炒め物も作ってみる。

おいしいと思ったけど、だんなさまは疲れてくるといつも膨らんでくる耳の後ろ
のできものが痛くてそれどころではない様子。ひっきりなしに「痛い、痛い」と
主張している。どうすることもできないので軟膏を渡してぼんやりしていると
「あーたにはだんなさまの苦しみはわかんないだろうけどね、大変なんだから」
と言われる。扱いの難しい人だなぁ。
「だっこしようか?」と聞いてみたけど「いや、いいです」と丁寧に断られた
し、もう、何をして欲しいのかよくわからないったら!!

母から電話があって、弟が明日退院するとのこと。
昨日サイちゃんから頂いたお饅頭を食べながら、ひとりで快気祝を執り行う。
ほんとによかったわねぇ。
更に、yahooオークションで小沢健二のビデオ(かつて買ったものの、湿気で
見られなくなってしまった『CITY COUNTRY CITY』)の落札に成功!
これまたおめでたいので、またもやお饅頭でお祝い!幸せ〜。

のんびり、のんびり。何も考えずのんびり。溶けるまでのんびり。
一歩も外に出ない土曜日もなかなかいいもんだなぁ、と思う。

そう、こうして平和にしていられるならこのまま史上最高のバカになっても
構わないんだ。



-

金曜日らしい夜 - 2001年01月26日(金)

また咳が悪化。薬でフラフラになりながら働く。

でも、帰りには遊んじゃうもんね!
仕事が終ると咳が出ることなんて何とも感じなくなるなんて、現金なもんだ。

吉祥寺でサイちゃんと待ち合わせ。
サイちゃんは今日、『友達の唄』を求めて三鷹ドンキ遠征に行った帰り。
まだ在庫があったらしく、見事お目当ての品を手中に収めていた!

弟が昨日「アンサンブルが安いらしよ」などとよくわからないアドバイスをして
くれた近鉄@閉店セール中に行ってみたけど、もう閉まっていて残念。
でも、「BC STOCK」というベイクルーズ系のアウトレットストアで
ゆっくり色んな服を見る。
ラベンダー色のブラウスでめちゃくちゃかわいいのがあったけど、案の定小さ
かった。ショック!絶対夏のセールまでには痩せる〜。

結局、たった\3,000だったので、ひっそり販売されていた福袋を買ってみる。

ごはんはどうしよう?ということになり、「ビルディ」に行ってみたら激混み!
もうちょっと駅から遠ざかると「つぼ八」があって、結構空いてたので入る。
広いテーブルの席を確保できて満足。

甘えびの軍艦巻きや牛筋煮込みなどをもりつきつつ、3時間強を過ごす。

いっろーんなことを話したり、大きいテーブルのメリットを活かしてさっき
買った福袋を開けてみたり。
福袋にはワンピ・ブラウス・パンツ2本・カットソー・バッグ・ウールの三角巾
が入っていてとっても満足。しかもブラウスはサイちゃんのにも同じのが入って
いて、これを路上活動の衣装にしよう!と言って盛り上がる。路上で何をするか
は未定だけど。
ちなみにブラウスは丸襟にフリルがついている、下にピンクハウスを合わせたい
ようなラブリーなもの。これを着たら全ての語尾にハートをつけて喋るべし。
(あ〜、ラブリーといえば早く咳を止めて思いきりうたい隊!!)

サイちゃんにはかつて信じられないほどおいしいパンを頂いたことがあるけど、
今日もまたおいしそうなお饅頭たちを携えてきてくれた。
大福、蓬、桜、ゆずのお饅頭に大感激!ありがとう、サイちゃん!!

12:00くらいに駅で別れるとちょうどだんなさまも会社の先輩のセト氏とともに
間もなく三鷹に着くというので駅で待つ。3人で三鷹の「笑兵衛」へ。
全く飲めないのに、居酒屋をはしごしてはウーロン茶を飲む私。

お酒はダメだけど、居酒屋は大好き!チマチマ色んなお料理がテーブルに並んで
いるさまがたまらないです(←欲張り)。
家であんなたくさんの種類の食べ物を用意しようと思ったら大変だしね。
セトさんとだんなさまは熱心に仕事の話をしていたので、秘書検定の問題集を
読んだりして過ごす。途中だんなさまが「間髪を入れず」を「カンパツを入れず」
と言っていたので「カンハツだよぅ」と突っ込むと「ね?マニアックでしょ?」と
言ってセト氏とともに大層笑っていた。なんでよ?

2時ちょっと過ぎまでダラダラして、閉店なのでセト氏と別れて家に帰る途中、
遂に降ると予報されていた雪が降り出した。
どのくらい積もるかなぁ。


-

more full of happiness than 給料日! - 2001年01月25日(木)

25日=お給料日。
でも、だんなさまのお給料日が23日なので、結婚して以来25日に感じる興奮って
限りなく薄くなってます。実際、今日なんて銀行に行ってもないし。

そんなこんなで感動の淡い25日を迎えたわけですが、今日は他にすごく嬉しい
ことがありました。

下の弟が入院中につき、あとの家族で結託しようと母&上の弟と3人でご飯を
食べて、その後ちょっと本棚が見たかったので三鷹東八道路のドンキホーテに
連れてってもらいました。するとどうでしょう!
買い逃していたゆずの限定盤、大きいパッケージに入ったシングル『友達の唄』
が、何気なく売られているではありませんか!
これが出たのは'99で、サイちゃんによれば今ではヤフーオークションなどで
高値で取引されている代物であるとのこと。まさかフツーに売ってるなんてねぇ。
ほんとにビックリ、でもでも、うれしいよぅ!
CDにプリントされた笑顔のふたりもいいし。いいもの買ったわ。ふふふ。

1ヶ月にも及ぶ咳がまた激しく盛り上がってきたので薬を飲んではふらふらに
なってる毎日だけど。
今日、木曜の時点で半ば力尽きて働く気力も失ってる状態だけど。
たまにこういうごほうびが降ってくるから、明日もまた元気に生きていけるんだ
なぁ、と思います。

ピース!


-

ギャグも思いつかず - 2001年01月24日(水)

夕方、母から会社に電話が入る。下の弟(高1)が高熱のため入院したらしい。
彼は放っておくといつまでも寝ている上のふたりとは違って、じっとしている
のが大嫌い(何せ高校もバスケのスポーツ推薦で入ったほどだ)なので、大変
気の毒。かわりに入院してあげたいよ。
仕事がだいたい渋谷・19:20終了で、病院は仙川・面会は20:00までなので今回は
お見舞いに行けずに終ってしまうかも。様子がよくわからないから、余計に心配。


思い起こせば今までにも数々の家族が入院する場面に立ちあってきた。

上の弟、ひさしさんが生まれた時。
おかあさんがいないと寝れないと言い張って、毎日産婦人科の個室に泊まりに
行った。今思えば、私のせいで母は個室に入っていたのかも知れない。

ひさしさんが2歳くらいで喘息のため入院した時。
彼が点滴の針を入れる時ものすごく泣くのに耐えられずいつも病室から逃げ出して
しまう弱いおねえちゃんだった。

耳が悪かった母が人口鼓膜に取り換えた時。
ちょうどひさしさんの入園式の時期で、彼がさみしそうだったのを覚えてる。

下の弟、むー太郎がバスケで靭帯を切って入院した時。
さすがにむー太郎、病気じゃなくて怪我で入院かと妙に感心したもんだった。

去年、母のもう片方の耳が悪くなって手術した時。
ひさしさんが運転する車に乗って、大きくなった子供たちみんなでよくお見舞い
に行った。
普段働かない私も、弟達にご飯を食べさせたり母や彼らの洋服を洗濯したり。
母が常々「娘はうんでおいた方がいい」と言っていたのはこういうことか!と
実感としてわかった。

などなど、振り返ってみれば我が家の人々はほんとによく入院してきた。
入院未経験で見舞う一方なのは父と私だけで、あとの人はみんな2回以上の入院
経験者。いいかげん入院ズレして、毎回「次は誰か入院しても平気かも」と思う
けど、やはりその都度心配で、自分の意外に冷めてない面に気付かされる。

私はそのうち子供でも生むことになれば、きっと自動的に入院してしまい、多少
家族をハラハラさせてしまうと思うから、せめて父には生涯入院フリーな人生を
目指して今後とも邁進してもらい隊!
・・・なんてベタ落ちだけど、ほんとに家族が入院するってとても気持ちがすり
へることなので、むー太郎よ、早く元気になっておくれ〜。

それでは、未だに(0:30am)仕事から帰ってこないだんなさまが入院したりしな
くてすむように、今から栄養あるごはんを作るとします。


-

ねじれ - 2001年01月23日(火)

また咳が出て喉がおかしくなってきたので、いやになってホールズをがりがり
噛んで食べたら、歯が派手に欠けた。

渋谷でいとうせいこうを発見!へ〜、髪染めたんだ、なんて思ってたらつぶやき
シロー(久しぶりに聞くな、この名前)だった。

365日のバースデーテディ、自分の誕生日のを血眼になって捜したのに、結局
見つからなかった。悔しいので単身赴任中の父の分を買った。

「今日には着くと思う」と言われてた手紙が来てなかった。
かわりに電話代の請求書が来てた。

何もかもが少しずつねじれているように思えた。



-

もう、気もちっちゃいんだからぁ〜 - 2001年01月22日(月)

総務担当新年会。

週始めの月曜だというのに、ボーリング大会が行われる。
このバイタリティーあふれる選択!会社も当分つぶれないわね。
チーム戦で、負けた方はいつからか恒例になっている16:00のおやつを提供
するというルール。
私は、たいそうヘタ(平均70弱)なので、やや気が重い。

今のメンバーになってからのボーリングははじめてなので、1ゲーム目の
結果を基にチームを分けることになる。

結局、A<激プロ課長・主任・サトウさん・スペアの鬼サンペイ師匠>と
B<総務のボーリング王えむさま・ギオンちゃんねえさま・私>に分かれ、
Aチームの下から3人のスコア合計とBチーム3人のネット合計で真剣勝負。

よほどのファンがいるらしく、ボーリング場に付き物のジュークボックス
からモーニング娘。・タンポポ・プッチモニの歌が次々繰り出される中、
戦いは始まった!

ギオンちゃんねえさまはあくまで手堅く、えむさまは相変わらずの破壊力で
応戦し、相手の失敗には容赦なく「いいぞいいぞサトウ!」などの冷たい
声援を送る死闘。
1ゲーム目では70代のスコアだったねえさまも私もマグレスプリット取りや
マグレストライクで応戦。一番ダメな私でさえまさにカミカゼとしか言い
ようがない98の(自分なりには)ハイスコアをマーク!
レーンはいつクロベエが出てくるか!?というほどの熱気を帯び、一投ごと
に勝負の行方はわからなくなる。

そして全ての投球が終了し、ドキドキしながらねえさま所有の巨大電卓に
より結果を集計してみると、結局わたしたちは4ピン差で敗れていた。
嗚呼、無念!

「反省会(オイオイ、新年会じゃなかったの?)」と称してライオンへ。
ナウなハラペコヤングな私たちは大皿ピラフをリピート注文するほどの
もりつきを見せ、話題もさわやかにスポーツについてが中心。
前回ボーリング後の反省会では話題がサトウさんの風俗談義に終始したこと
を思えば、なんてすばらしいことでしょう!

こうして模範的に過ぎていった部署内交流だったけど、気になったことが
ひとつ。
サトウさん(男)、靴のサイズ、サバ読んだね?
今日24.0cmをはいてたけど、前回23.5cmだったのを私は忘れてないわよ!
そんなの別にいいのにねぇ。フフフ・・・。


-

うそつき - 2001年01月21日(日)

デジカメ欲しい病の一環として、昨夜たくさんネット懸賞に応募。
で、その途中にうっかり「あ、プレステ2もいいね〜」と思ったのが運のツキ。
何とそれは「インパク」の埼玉県パビリオンが出している景品で、人類の歴史
に関する結構難しいクイズ10問をとかなければならないという罠だった・・・!
結局ネット上の展示室をすべて見て、まんまと1時間ほども過ごす。
おかげさまで「全問正解です!」と出てきたけど、あんだけ調べれば当たり前
だっちゅーの。もう、今マジで詳しいよ、原人とかに!
しかも、買っておいたマンガ『ぶっせん』を読み出したらはまってしまい、
1・2巻を立て続けに読破!おもろーい。

そんなわけでおっそーく寝たので、今日のお買い物ツアーに間に合うよう起き
られるかかなり危ぶまれたけど、サイちゃんから電話をもらったこともあり
無事起床に成功。しかし、安心感が仇となり、結局15分ほど遅刻して下北に
着く。
早く到着していたカズヤくん、サイちゃんに申し訳ないことをしてしまった。
大人なのに・・・。

まずはお腹がすいていたのでサンデーブランチで昼食。
オムライス、美味。お店、かわいい。
大満足ってこういうこと!いいランチの決定版!!
そのせいかすっかり長居してしまったけれど、色んな事を話して楽しいひととき。

お腹が満足したところで、サイちゃんの案内で辺りをブラブラ歩く。
雑貨、お洋服、本、何もかもが下北テイスト。
アンゼリカ(味噌パンで有名)は相変わらずの盛況ぶり。
三鷹にはなかった『ぶっせん』の3巻発見、ずーっと探してたリサージという
メーカーのマスカラとの運命的な出会い、なぜか小坂忠の『ほうろう』がかかる
古着屋さんにあった桜田淳子(青い鳥時代)みたいなワンピ。
何もかもがアドレナリンを大放出させてくれる。
お買い物ツアーの素晴らしさに陶酔することしきり。

17:00くらいまでさまよってからカズヤくんの仕切りで3人とも渋谷へ移動。
某ゆずのファンサイトのオフ会に飛び入り参加する。
この会は「成人おめでとうオフ会」だったので、あるのは知ってたけどさすがに
なぁ、歳がなぁ・・・と思って腰が引けていた状態だったので、連れて行って
くれたカズヤくん(去年成人式)と彼の若さに感謝!
みんな高校生とか二十歳とかで、あぁおばちゃんだよ私!という状況だった
けど、話しかけてくれたり話しかけたりできて社会性ゼロの私にしてはかなり
居心地よく過ごせた。みんなに感謝。
しかも、もはや行くことなどないと思っていた「王将」で5時間(!)過ごすも
何と\2,500。一体どんなカラクリが隠されているのか知りたい。
だってそんなの、安すぎると思うよ?ますます、更に、感謝。

10時半くらいに中央線・西武新宿線・東上線組で山手線に乗りこみ、サイちゃん
と私が最初に新宿で降車。まだ電車に乗って行く人に、にぎやかに過ごした時に
さよなら。
すぐにやってきた中央線に乗りこんで今度は中野でサイちゃんとさよなら。

楽しかった一日が終るなぁ、休日が終ってしまうなぁ、と思うと無性にさみしい
ような、心もとないような気持ちになる。

それで寝る前に『ぶっせん』の3巻を読み、クスクス笑って気を紛らわせ、
何とか平気だと自分に言い聞かせて明日からまた働ける状態にまで気持ちを
平らげていく。

日曜日の夜は、自分がうそつきになったみたいで、あんまり好きじゃない。


-

吉祥寺 - 2001年01月20日(土)

14:30に起きる。
ちょっと経っても意識が全然はっきりしてこない。
とりあえずボサーッとしながらパンを食べるけど、全然食べてる
気がしない。
無理矢理何かに口だけ動かされているみたいで、無機質な食感。

だんなさまは更に30分遅れて起きてくる。
今日、彼はサービス出勤をするつもりだったらしいけど、寒いしもう
遅いしで心変わり。彼が髪を切った後、ふたりでかねてからの懸案事項で
あるニューパソコンの下見に行くことに。

だんなさまは「今日はヘアマニキュアもかけようと思うの」などと年頃の娘
のようなことを言っている。
三鷹駅で後ほど落ち合う約束をして一足先に彼は家を出る。

「1時間半くらいはかかる」との事だったので、必要以上にゆっくりゆっくり
お風呂に入る。おかげで目は覚めたし、体も起きた!という感じにはなった
けれど、上がった瞬間だんなさまから「もう終わった」と電話が入り、
焦る。
結構短く切ったのでマニキュアは勿体無いと思い、見送ったらしい。
とにかくまだ全然支度してないので30分以上はかかる旨を伝えると
「じゃぁ、ニューヨークにいる」との事(この場合のニューヨーク=駅前の
パチンコ店)。

余談だけれど、三鷹には「ニューヨーク」「ニューヨーカー」「ニュージャ
パン」というパチンコ店があり、今日のような場合の待ち合わせに大変まぎ
らわしい。
名前だけに頼ると間違う可能性が高いため、場所やその他の特徴なども合わ
せて聞く必要がある。
まるで三鷹市民の「注意力」や「伝達能力」や「情報分析能力」やなんかを
訓練しようという壮大なプロジェクトでもあるかのようだ。

支度して外に出ると雪。寒さに説得力が加わる。
結構じゃんじゃか降っていて怯むが、すぐバスが来たので辛うじて駅前に
たどり着く。
電話してみると、今まさに大当たり中である模様。
結局、6,000円の投資で24,000を手にしてご機嫌。

ふたり揃ったので、総武線に一駅乗って吉祥寺へ。
まずは今日美容院で購入するよう指導されたというヘアワックスを買うため
Bootsへ。あれこれ迷ったけれど、せっかくなのでオリジナルのものを買う。
\800。

その後アーケードを通ってキムラヤへ。
予定どおりパソコンを見る。
だんなさまは当初ノートにしか興味がなかったのに、同じ値段で多くの機能
が満載のデスクトップにかなり揺さぶられている様子なので、じっくり
悩んでもらうことにし、私はここ2、3日熱病のように欲しくなったデジカメ
を見る。
光学3倍ズーム、ハニカム(できれば200万画素以上)、USB接続可でできる
だけ安いものを捜すけど、現実というでかい壁にぶちのめされ(@心のまま
に)、退散。
結局だんなさまも「決め手ナシ、見送る手」という結論に達したようで、
移動することに。

次にIカードを作ったものの実は銀行口座引き落としにしていなかったので、
伊勢丹に支払いに行く。担当のお姉さんの流れるような応対のおかげで、
すぐに用が済む。
同じフロアに眼鏡売場があったので、だんなさまが前から欲しい欲しいと
言っていた眼鏡用ドライバーがないか聞いてみると、キーホルダー状の
ものがあるとの事。
常々眼鏡のネジ緩みに悩んでいただんなさまは嬉々としてお買い上げ。

ブラブラ洋服売場を流し、千鳥格子柄のニットでかわいいのがあったので
「買おうかなぁ」と言ったら「柄がおばちゃんみたいで好きじゃない」と
言われる。私の本日の装いは、まさにその柄のワンピース。
おばちゃん・・・。そんな・・・。

せっかくだから食料品も見ようということになり(一抹の家庭らしさ!)、
アンデルセンでパンを、和洋酒売場で赤白ワインを1本ずつ買う。
合うお料理の食材の絵が描いてあるたいそうかわいらしいワイン。

私は、ゆずのかたちをした「こゆず」という生菓子にかなり心を奪われ、
明日ゆず(うたう方の)好き仲間の友達と会うので買う寸前までいった
ものの「今日中にお召し上がりいただかないと固くなります」との事
だったので、泣く泣く断念。
欲しかった、こゆず。かわいかった、こゆず。

そうこうしていたら伊勢丹は閉店時間になったので、どこか居酒屋にでも
行こうということになり、結局駅の反対側の「すずめのおやど」へ。
おやどは、多分学生時代以来(つまり5年ぶりくらい)。
イカのワタ焼きとじゃがバターが\100でびっくりする。
おいしくてさらにびっくり。
主に家のテーブルを美しく保つためにはどうすればいいのかについて
話し合う。

外に出るとまだ雪がどんどん降っていたのでたまらず通りかかった
タクシーをこれ幸いとばかりに捕まえる。
運転手さんの朴訥とした喋り方が心地よい。


いつも休日にふたりで出かける場所といえば三鷹か吉祥寺。
気合を入れて遊びにいったりしないけれど、ふつうの休日もまた楽しい
ものではある。
かたちある小さな幸せが当たり前に訪れることに、ちょっとじーんとした。

ちょっと、ね。


-

女王のように - 2001年01月19日(金)

週末なので流し流し働きたいのに、今日は取締役会と監査役会があり忙しい中
(秘書担当には会議時お茶を出すという使命があるのだ!)、全社への発信文書を
3つも出す予定があり必死の形相で働かざるを得ません。

会議が多いと、私の所属は総務だけに、承認をもらうべき上司もつかまりづらく
なります。そこで合間をぬっては書類を手に「あの〜、こちらを・・・」といった
動きを繰り返すのです。
定例の発信から、豪華5枚組・総務担当者としての技能総テストをうけているの
ではなかろうかと思われるような難しい発信文書まで。
週末、仕事のことはサッパリ忘れたい一心で突っ走った結果、何とか3種類の
発信文書を出し終わり、その他の今日するべき仕事も全て終了。
イヤッホーゥ!!と言いたいところですが、それ以前に疲れてしまって・・・。
そのくらい、本気または真剣と書いてマジに働きました。

そんな忙しい一日にも、おもしろプチ・ブレイクが。
同期で主計課にいるイワイくんと「Apple」という会社の宣伝入りメモに書かれて
いた「いつだって熱く生きている」というその会社のコピーを見て、「アップル
ちゃんってあだ名に変えてもらおう!」「いつだって熱いからね!!」などと散々
小バカにして(失礼をお許しください)笑ったんだけど、最後にイワイくんが
「私にはその価値があるから」というCMコピーを突如持ち出し「何て傲慢
なんだ、コレ!」と捨て台詞を残して満足そうに去って行ったのが更におかしくて
おかしくて。
それ以来何かにつけて「私にはその価値があるから」を実生活で口にする場面を
想像してはクスクス笑って過ごしています。
だって、真顔で言ってみて!「私にはその価値があるから」。
・・・ほら、おかし〜!!


-

♪この世はでっかい宝島 - 2001年01月18日(木)

大学を卒業してもうすぐ5年。
同じゼミに所属していた仲間たちも色んなところに散らばっている。
上海、高松、兵庫、静岡、群馬。
それに東京にいたとしても、みんな忙しく働いているから、なかなか全員に
会う機会なんてない。

一方、ゼミ仲間の中のひとりは今、配偶者となって毎日一緒にいる。
で、思うことはといえば毎日学生時代の友達(実際、ただの友達だった期間の
方が知り合い歴の中では長いんである)と話ができるというのは、精神衛生上
大変いいなぁ、ということだ。
会って話すだけで、社会に甘えていられた学生時代の空気が流れる。
多少自分に非があることでも、悪くないよといってなぐさめてくれる、
ぬるく優しい空気。
もちろん緊張と厳格さ、厳密さのなかに身を置くことは必要だけど、とんでもなく
落ちこんだ時、何でもいいから甘やかされたい気分の時、逃げ帰る場があるという
のはとても気持ちが休まるものだと感じる。

そこで何とかゼミ仲間がいつでも連絡をとりあえるようにすべく、1週間くらい
前からゼミ同期のメーリングリスト加入をよびかけていた。
(単にみんなの近況が知りたかったという興味本位なとこも大きいけど)

すぐさま加入してくれた人から、連絡先さえわからなかった人まで、計14人。
その全員の参加が今日完了。
実際、ほんとに全員召集できるとは思ってなかったから結構真剣に感激。
5年あったら、たいていの思いも出来事も風化してしまうものだと思ってた
けど、やっぱり誰にでもちゃんととっておきたいものってあるものなんだ。

もう、ドラゴンボールが全部集まったような気持ち。
シェンロン、出てくるでしょ!出てこざるを得ないでしょ!!
と思って、そういう内容のメールを出したら、元ゼミ長がねぎらいの言葉を
送ってくれた。しかも最後に「桃白白(タオパイパイ)より」と書いてあった。

そう、私がしたかったのはまさにこういうこと!
下らなくて、青臭くて、気恥ずかしいけど、大切な感覚。

いつまでもきらきらと楽しかった頃を、とても大事に思い出した一日になった。



-

書店・地震・世帯主 - 2001年01月17日(水)

会社帰り、偶発的にじっくり本屋さんを回ってみる。

ほんとはいしかわじゅん氏が推薦していた『ぶっせん』というマンガをサクッと
買って、即帰りのつもりだったけど、こともあろうに1巻が切れていたので何と
なく気がそがれて、マンガ購入をやめてしまった。
他にめぼしいマンガも見当たらず「何か他に読むもの〜」という感じで書店放浪。
児童書、学習参考書、資格、ビジネス、聖書、ノンフィクション、小説、新刊の
平台、雑誌、写真集、ガイドブック。
気になったものがあったらその都度手に取り、かなり長い時間を過ごす。

結局、秘書検定準1級(3級さえ持ってないくせにいきなりここから始めるつもり)
の1問1答問題集と、今更ながら『経済ってそういうことだったのか会議』、
それから今日発売の『TV Bros.』、頂いた今月期限の映画チケットを活かすため
の『Can Do!ぴあ』、ムダと知りつつダイエット特集の『VISIO MONO』を購入。
これで当面の活字欲求は満たせるだろう。


ところで、今日で阪神淡路大震災が発生してから6年経ったそうだ。
6年前の今日、私はまだ大学生で、確か現・だんなさまの家にいた。
グータラな生活をしていた私たちは何も知らずいつまでも寝ていて、当時二人が
バイトしていた塾の塾長から「すごいことになってる」という電話を貰うまで
大変なことが起きていることを知らずにいた。
何だかひどく居心地が悪く、やたらと罪悪感を覚えたのを記憶している。

毎年この日が来る度、中・高の同級生で当時関学に通ってて、被害に遭ったホリ
ちゃんの話を聞いて(安っぽく感じるからそういうの嫌いだけれども)、一緒に
なって泣いてしまったのを思い出す。
被害に遭ったけどどうすることもできず、何十キロも歩いて飛行場に行き福岡に
避難した時の話には、どうしても感極まるくらいの迫力があった。
迫力と言うよりは圧迫感と言った方が当たるかもしれないくらい、いやに
胸に迫ってきた。新聞やTVで報道されていたどこか他人事みたいだった事が、
いっぺんにリアリティあるもに見えてきたからだと思うけど。

今年もまた、新聞やニュース番組でも軒並み特集が組まれ、震災をめぐる様々な
人の様々いな思が伝えられている。
中でも筑紫哲也の『NEWS23』の特集は殊更気合が入っているように思える。
それは震災当時、その煙立ち込める現場の光景を温泉に例えて散々たたかれた
ことが、トラウマになっているから(・・・というのはサイアクに意地悪な
見方ですね)?

そんなこんなでちょっと考え深い姿勢で過ごした一日。
まぁ、たまにはこんな日も。


ついでにもうひとつ。
昨日のだんなさまの忠告メモについて、怒っているのかどうかこわごわ
聞いてみたら、そういう訳ではないけど世帯主としての要請を表明した
だけだというような返答。
ちなみに今後メモ方式による忠告は「世帯主の声」というシリーズ名で何か
あるたびに登場させるつもり、との事。
なぜ口頭ではいけないのか?なぜシリーズなのか?
知り合って結構経つけど、彼独特の美学には未だに謎が多く残っていることを
思い知らされる。寂しいような、おかしいような。不思議な気持ち!


-

残されたメッセージ - 2001年01月16日(火)

だんなさまは、きれい好き。
私は、だらしない。
だんなさまは、遅く(午前12:30すぎ)帰って来くる。
私は、そうでもない。
だんなさまは朝も早い。
ほぼ毎日、私が寝てる間にいなくなっている。

以上を前提として。

昨夜。
私はだんなさまに晩ご飯を出したら、咳止めの薬が効いたのかすごい眠気に
襲われ、彼が食べ終わるのを待たず寝てしまいました。

で、今朝。
起きたら、ダイニングのテーブルの上がピシーッと片付いており、そこには
こんな置きメモが(原文まま)。

※※ ※ ※※ ※ ※※ ※ ※※ ※ ※※
   <お願い>
帰宅後 または 就寝前、
せめてこれくらいまで、テーブルを
片付けて下さい。
           世帯主
※※ ※ ※※ ※ ※※ ※ ※※ ※ ※※

世帯主って!
語調こそ穏やかではありますが、これはもうよっぽど怒っているに
違いありません。

そして現在。
謝罪のメールを携帯に入れ、いつもよりきれいめにテーブルを片付け、
好物のステーキを用意し、万全を期して彼の帰りを待っています。

神様、私にお力を!
どうかジュンコ先生がご機嫌麗しく帰って来ますように!
もう怒ってませんように!

だんなさまはO型。
私は、A型。
そんなわけで、血液型占いは我が家では全く信じられておりません。
嗚呼!!


-

だって地球は丸いんだもん! - 2001年01月15日(月)

松岡修造の食いしん坊万歳!
今日は真夏のオーストラリア編。
修造はいつの間にか国外脱出を果たしていた。
すごい勢いでザリガニをもりつく修造を、オーストラリア人のザリガニ
養殖家も不思議な生物に遭遇したかのように見つめている。
かつての半笑いとはうってかわって、本物の笑顔を見せる修造。
あの短時間に見るもののお腹まで一杯にしてしまう人間ばなれした能力。
修造、君こそ真の食いしん坊だ!万歳!まさに万歳!!

ところで我が家の晩ご飯は何にしようか悩み中。
ひとまず、今日会社帰りに吉祥寺の無印でちびっこい土鍋を買ったから
湯豆腐をつくってみようかしら。
今日、東京は、とても寒いです。


-

休日満喫 - 2001年01月14日(日)

昨日高らかに宣言しておきながら、結局掃除はせず。
引き続き、ダメな女ね・・・。

今日は下の弟(高1。若っ!)ムーたろうを上の弟&私がいつも担当して
いただいてる美容師さんに紹介するため、彼と原宿で正午に待ち合わせ。
竹下通りの大盛り上がり大会にびっくりする。休日はあんなににぎわって
いるのね。知らなかった。

そして、1時間ほどで彼の髪も切り終え、ふたりしてセールA・RA・SHIへ!
for dream(バカ)!!

作戦会議&腹ごしらえのためバーガーキングでワッパーワッパーする。
まずはセールが一応今日までということになってるBEAMSとラフォーレから
攻めることで合意。しかし、BEAMSは混んでてなんだか落ちつかず早々に
切り上げ、更に何も知らずラフォーレに乗り込んだ私たちは大変な目に!
どこも70〜80%オフの爆発タイム(店員さんもメガホンで「どかーん」って
ヤル気なく言ってた)に突入しており、根性ナシ姉弟のわたしたちは、
果敢にアタックできるはずもなく、すごすご退散。

明治通りをダラダラ歩きながら、アバハウス・エディフィスなどを覗く。
でも結局ラフォーレ惨敗のショックからかいまひとつ調子が出ず、本格的な
お買い物活動が始まったのは渋谷に着いてからになってしまった。

弟はMIDWESTの厚手Tシャツ(ちょっと半そでトレーナーっぽい)、PPFM
の青系柄シャツ、メルローズ(今時分・・・って思うけど、洋服はほんと
かわいかった!)のローズピンクのカットソーブルゾン&茶のフーデッド
ブルゾン、R.NEWBOLDのダークレッドのブルゾンを購入。羽織りもの命!
といったところを見せ付けてくれた。絶対借りる。
一方私はINEDで黒のハーフブーツを購入したのみ。でも、実はもう欲しい
ものはあらかた買ってしまった後なので、これだけでも大満足!
ふたりで充実感で一杯になりながらクレープをもりついたことでした。

18:30頃には井の頭線に乗り、弟とは明大前でお別れ(彼は京王線へ)。
19:00頃パチンコで2万円ちょっと勝ってホクホクのだんなさまと吉祥寺で
落ち合う。マルイの吉祥寺店でスーツを見る。
だんなさまはいつもここでスーツを買うので、おなじみの店員さんが色々と
見たててくださったこともあり、あっさりとグレーのスリーピーススーツを
買うことに決まる。
彼は基本的にスリーピースのスーツにしか興味がないので、もともと種類
が少なくて、いつも余り迷わず買う。即断即決の見本のよう。
今回のはウインドウ・ペーンの柄がうっすら入ってなかなかかわいい。

それにしても店員さんは色んな情報(名前・サイズ・前にどんなスーツを
買ったか等)をほんとによく覚えていらして、敬服。私もかつて店員だった
ことがあるけどあんなふうに情報を蓄積するなんて、絶対ムリだっただろう
と思う。プロってこういうものだわ。きっと。

「鳥良」に行って手羽唐揚やら何やらでちょっと飲んで、たこやきを買って
からタクシーで帰宅。吉祥寺からワンメーターで着いてプチ・ラッキー。
タクシーの中ではだんなさまが、遅くまで働いた後、大手町からタクシー帰宅
する際の楽しみ方について説明してくれた(今までに最高安く着いた時の額を
言い、この記録を破れたら\1,000上乗せして払いますよ、という賭けを運転手
さんに持ちかけるらしい。こうすればゲーム性もある上に早く着くんだそうな)。
ふーん。

ふたりでたこやきを食べてから某サイトのチャットへ。
チャットには滅多に参加せず消極的な方だと思うけど、たまにはね。
みんな良さそうな方々で、とても楽しい。
ハイライトは弟の同級生に偶然出会ったこと。クラスまで一緒だった
らしい(確認済み)!
世間の広さと狭さ、つながりの複雑さ単純さを覗いたようでおもしろい。
いや、それどころか大興奮。

そして今は寝なきゃ寝なきゃと思いながらもTVでNBAの試合を見て
いる。だって、ロケッツVSニックスなんですもん(←ニックスファン)。
ユーイングなき今、インサイドの柱はいなくなったかも知れないけど。
キャンビーがんばれ!スプリーがんばれ!優勝できなくても、せめて
プレイオフには出て欲しい。少しでも長く見ていたいんだ!

しかし、朝、ちゃんと起きられるかなぁ?


-

私って、ダメな女ね(ドリフ風に)・・・! - 2001年01月13日(土)

土曜も出勤。でも、久しぶりの6連チャン、やっと終わり。
素直に嬉しい。

今日も咳が止まらないので、泣く泣く薬を飲む。
すると案の定めちゃくちゃな眠気に襲われる。
咳が睡魔か。どちらか一方とは戦わねばならない運命らしい。

ところで。ここまでの日記を読み返してみたら、家事らしきことを
した記述が全然ないことに気付いた。
自分がインチキ主婦だとは知ってたけど、軽くショック。
明日は掃除しよう(ほんとかよ?)。


-

どうしてどうしてどうしてアンタはどうして見事! - 2001年01月12日(金)

お昼休み後輩の女の子と街を歩いていたら
♪やいやいやいげんきがないぜ〜♪というマッチ(あえて、マッチ!)の
歌声が聞えてきた。
ふたりで買物しながら「何だっけ?あの歌、何だっけ?」とずっと頭を
悩ませる。

メロディーラインを追っていくとなぜかSASの『勝手にシンドバット』
♪さっきまでおれひとり〜や、モーニング娘。の『ラブマシーン』♪明るい
未来に〜、と混ざってしまう。
しかたないか、後で春助くん(B級ネタマスター)にでも聞こう、と半ば
諦めかけた頃急に「あ、『ヨイショ!』だ!!」と思い当たりました。
自分で自分をほめてあげたい(平成死語)。

上原きみ子先生の文庫再発、『マリーベル』3・4巻と『ロリィの青春』4巻
が出ていたので購入。速攻読んで、愛し愛されて生きるってすごいことだと
感じる。
♪いつだっておかしいほど誰もが誰か愛し愛されて生きるのさ、だしね。

きみ子ファン仲間の従姉(子供の頃私にマンガを何100冊もくれた恩人で
あり師匠的存在)にメール送らなきゃ。「新刊出てましたよ」って。


-

『ジゴロ7』を思い出す - 2001年01月11日(木)

電車の中でやおらペットボトルを取り出し、もり飲みする(=豪快に液体を
流し込む)サラリーマン発見!しかし液体は『香りきれいジャスミン茶』。
プチ・ミスマッチにほのぼのする。
ってゆーか、あれ一気飲みできるって、何となくコーラ一気のみより
すごいと思う!ちびちび味わってナンボの飲み物なのに(多分)。

だんなさまが今日から1泊2日で山形出張。
「荷物が重い」とヨロヨロしながら旅立って行ったが達者だろうか。
同じチームで働いている人の転勤が決まり、いよいよ忙しそうにしている
最中、出張に行っていて本当に大丈夫なのか?それもちょっと心配。

でも、晩ごはん用意しなくていいので会社の人とトンカツを食べに行く
約束をする。だんなさまの心配とこれとはねぇ、別ってことで。ええ。
しかもお持ち帰りしか体験したことのない「まい泉」の黒豚を食べると
あってはどうしても嬉しがらずにはいられない。

業務終了後、東急東横店の「グルメ9(それは9店舗あるから)」の中に
あるまい泉を3人で意気揚々と訪れる。
待ち合い椅子に置いてあるまい泉マークのモノグラム柄ざぶとんのかわい
らしさに目が釘付け!洋服やお弁当袋などへの商品化の可能性を話し合い
ながら待つ。

そして通された隣のテーブルには純名理沙さん。動きがクネクネしててかわいい。
最大の功績は「ほんまにすっきりや」だけど!
「黒豚ロース御膳 \2,700」はすっごくおいしくて興奮のるつぼへ。
黒豚はふつうのトンカツとソースまで違う。「黒豚」と書かれたソース壷がお膳と
一緒に運ばれてきて、選民意識もサクレツ!
割り箸の袋に「箸で切れるとんかつ」って書いてあるけど、アレは本当だし。
ビバまい泉。

その後東急プラザ裏にある日比谷バーに。
キスチョコやナッツをせわしなくついばみながら話す私たちは、ゆかいな
森の仲間たちのようだったに違いない。

※ 3週間くらい咳が止まらないので病院へ。気管支アレルギーと診断される。
  薬、デタラメに眠くなって困ります。



-

渡る世間は鬼ばかり - 2001年01月10日(水)

会長の年頭挨拶がある。ニュース番組の「昨年の経済総括」か何か、そんな
ようなものを聞いてるかのよう。

サイちゃんからのメールにあった「鬼+○○(職業・職名など)」という
フレーズになぜかはまってしまい、一日中、頭の中で色んな鬼を考えては
一人でウケる。鬼店長!いいね、それ!!ってなもんで。
「もうこれはリスペクト!」と思ってサイちゃんの写真を飾って仕事。
様々な心理的圧迫があった日だったけど、おかげで乗り切れた。

ef-deの黒いアンサンブル・スーツを買う。ワンピ+ジャケット。
ちょっとフォーマルな感じなので誰か結婚式に呼んでくれないかな、と思う。

ROPEのスーツおろす。鮮やかパープルだけど、そんなにオフィス受けは悪く
ないようだった。よかった。



-

アンビバレント - 2001年01月09日(火)

ジャンプ連載中のマンガ、『テニスの王子様』1〜6巻を読む。
「テニス版スラムダンクみたいな感じ」と薦められて「へぇ」と思い
読んでみる。ことのほかおもしろくて、結構一気に読めた。
舞台は中学だけど、端的に言えば紹介されたとおり。ただ、リアリティの
度合いがスラムダンクよりも少な目な気はする。
スポーツマンガに「やっぱマンガだなぁ」と思わされるのはあんまり好き
じゃないので、そこだけがちょっと残念(ダッシュ勝平@あかねシュート
まで行っちゃえばそれはそれでよしだけど)。

もちろん、スラムダンクだって現実には有り得ない話なんだろうけど(よく
高校バスケ見に行くけど、実際は強いチームでもあんな大きくて上手い子
ばっかり揃ってることなんてないし)、でもあのマンガにはあれ以上でも以下
でもダメなんだろうと思わせる冴えた分量で現実感がある。
エンターテイメント性とノンフィクション風味の配分がものすごくうまい。

続編、読みたい気もするけど、フリッパーズの再結成があって欲しいような
欲しくないような感じであるのと同じで、読みたくない気もする。
今現在そこにある余りに素晴らしいものを一度ドアを閉めてしまいこんだなら。
その向こうにもっと素晴らしいものを用意してから再びドアを開くなんて、
絶対に難しいと思うから。



-

ピース - 2001年01月08日(月)

また出勤。世間は成人式で休日なのに。
自分には昔の出来事だし、身近に成人する人もいないし、と気をとりなおして
何とか働く。

午前中は惚れ惚れするくらい細かい事務がはかどる。
業務日誌に並ぶ完了業務の数々にうっとり。

お昼休み、渋谷のマルイシティで働いてる従姉に会いに行く。
弟たちが、従姉の彼氏(お正月その従姉の実家に遊びに行った折に会ったらしい)
をガレッジセール(ゴリ)に似て蝶で、私に「かなりエンジョイ・プレイ」と
しきりに報告してきたことなどを告げる。
従姉も「かなりね!」と含み笑いしていた。
ワオ!期待大!!
マルイヤングの方でニット2枚購入。ヤングじゃないくせに。身のほど知らず!

午後は同じ総務のねえさんがかかりっきりでやってた書類の封入〜送付までの
一連の作業をお手伝い。
弊社、休日は事務所の暖房が入っていないため執務スペースは大変な寒さ!
でも、この封入作業は応接室を使ってできたから、一気に暖かさに包まれる。
単純作業は好きだし、平和で楽しいひととき。
毎日がこんなふうならいいのに!と思う

帰りにだんなさまと新宿で待ち合わせて、学生時代よく通った懐かしの
『八珍亭』(当時の名前は「串八珍」)に行く。
串キャベツを立て続けに食べる。辛味噌、おいしい。
「ご飯セットは?」という居酒屋定番意地悪をまた言われる。
1回すごいお腹が空いてた時、座るなりご飯セットを頼んで以来、居酒屋に
行くと必ず最初にこう言って攻撃されるのでございます・・・。


-

銀座 - 2001年01月07日(日)

銀座で奥ちゃん(友達)とお買い物。コートやらスーツやら買う。

夜、飲めない二人なのに『がんこ』に行き、いきなりウーロン茶を注文。
お寿司やふぐのから揚げなどをもりつきながらのんびり過ごす。
ちあきなおみの魅力について熱心に語る奥ちゃん。素敵〜。
元おニャン子の方々がみんなマダム生活を送っていることなどを教えてくれた。
帰りにちょびっとで\1,000の梅干を買ってプチ贅沢もまたよい感じ。

その後、奥ちゃんお気に入りの喫茶店『トリコロール』へ。
洋館のような佇まいで、これぞ銀座!これぞ大人の休日!と感じた。
お店を出る頃には雪が降り出していて、古内東子さんの『銀座』や小沢健二の
『痛快ウキウキ通り』が頭の中で繰り返しかかった。

ところで私は奥ちゃんのために喜多方ラーメン風味ベビースターしか用意して
なかったのに彼女の方は「誕生日何もしなかったから少し遅いクリスマスプレ
ゼント」といって限定のベビードール(香水。持ってると幸せになれるという
触れ込みでキャンキャンに載ってた)&それと同じ香りのボディローションを
くれた。しかも、のんたん(奥ちゃんママ。得意な歌は『とんぼ』など)より
といってめちゃくちゃおいしいジャムまでくれた。
何と香水は奥ちゃんとお揃いで「つける日は電話して!私もつけるから」とか
言っていて。
余りにこころがあたたかく、雪なんかちっとも冷たく感じなかった。



-

夜から運気上昇 - 2001年01月06日(土)

土曜なのに出勤。昨日のこともあるし、気が沈みがち。
でも、終わったあとイベントが控えてるから。何とか立っていられる。

業務終了後、中野でサイちゃんと待ち合わせて立川へ。
中央特快の駅飛ばしっぷりに、今更ビックリ。
沿線住民のくせに。

まず、余りの寒さに恐れをなした私は、サイちゃんにも付き合って
もらってまだ空いてた<グランデュオ>に防寒対策に行く。
あたたかい飲み物や食べ物を探すも、冷たいものしかない。
この際、いらないのよ、冷たさなんて。

仕方ないので、次は着る物。
OZOCで薄手のフリースパーカを買う。\2,450。安っ!
でもでも、紫×ピンクですごくかわいい、と、思う。
着膨れもいとわずコートの下に着込む。もう、ほんとシノゴノ言って
られる寒さじゃない。
常にセイント・フォーばりにその場ランニングをするくらいさむーい!
(関係ないけど、四の五のって聞く度シブがき隊を思い出す)

その後、わざわざ車で来てくれた結婚したてのヤジオ夫妻から、貸してた
チェキを返してもらう。新婚旅行帰りだというふたりは相変わらず仲良さ
そうだった。微笑ましい。
なんか、ああいう輝きって自分にはあるだろうか、と考えてしまう。
同じ新婚なのに。幸せじゃないという意味ではなくて、感情表現の貧しさ、
拙さを感じてしまう。楽しい、嬉しい、幸せ、そういうプラスの感情って
表にさらりと出していく方がいいに決まってるのに、上手くできないのは
どうしてだろうと思う。

受け取り完了後は路上でうたう友達を探索。ほどなく見つかる。
始め、いつもの場所に先客があったとかでやりづらそうだったけど、途中
からその場所が空き、移ってからはノビノビやってるように見えた。
前回はコピーのみだったけど、今回はオリジナルもやっていて。結構ポップ
(なんていうか、メロディーが頭に入りやすいという意味)で感心した。


しかし、寒い!
ハープは相当冷たいし、ギターを弾く手も相当痛いに違いない。
バラードをうたうとついじっとしてしまうので、とにかく早い曲、
早い曲!と言ってはみんなでセイント・フォー。

あたたかいものを求めてコンビニを捜すけど、なさそうでかわりに
『オリジン弁当』に行ってみたところ、おでんを発見。しかも1個
80円!すごいぞ、オリジン弁当!でかした、オリジン弁当!
小さな容器に3個ずつ色々とりまぜながら詰めていく。
あたたかさを詰める幸せ。

みんなでもりついて、口々においしい!あったかい!って言う。
キチンとワンピースなど着ておいしいものを食べに行くのも大好きだけど、
こういう道端、割箸、みんなで、っていうようなのも大好き。
出来合いのものでも何でも、ほんとにおいしいと思える。
だんなさまはこういうノリや行為が好きではないので、そこはちょっと寂しい
けど、勝手にやってる分にはいいらしいので、まぁよしとしよう。

23時くらいまで聴いていたけど、出勤してただんなさまから会社を出ると
連絡が入ったので(サービス出勤でこんなに働いてるところには本気で
リスペクト!)、お暇することに。

キオスクで「じっくりコトコト煮込んだスープ」缶をサイちゃんが買って
くれて、とにかく何かの苦行をしたみたいに冷えてしまった手を温める。
結局、飲まず温めるのみだったけど、どうやら感覚は戻ってきて大感謝。
ありがとう、サイちゃん。

三鷹に着くとちょっとしてだんなさまと合流。
何か食べに行こう、というのでおなじみの「笑兵衛」へ。
鳥の水炊きでやっと体全体に温かさが戻る。
仕事のこと、この先どうやって生きていきたいかということ、割とそういう
ことを話し合う。彼のすごいところは思っていることをほんとに実行する
ところだと思う。意志が弱い私にはできないことができる。
そう、だから例え酔っ払ってワンピースを着て寝ていても許せるんだと思う。



-

奈落へ - 2001年01月05日(金)

社会人人生史上最悪の一日。
小さな誤解やすれ違いや説明不足や機転の悪さが、全ていやな感じで組み
合わさって、普通では有り得ないサイアクの事態が発生した。
大抵のショックをどうにか軽減しながら受け止めて、何とか乗り切れる
方だと思うけど、今日ばかりは全てのショックに正面からぶつかってしまい、
バラバラにちぎれてしまった。
冷静に考えようとすればするほど、緊迫した気持ちが押さえられずに、
その場にとどまることさえ辛かった。

家に帰って、情けない話なのでだまっていようかとも思ったけど、ジュンコ先生
(=だんなさま)に事の顛末をきいてもらった。
「そこは落ちない(=腑に落ちない)」「これは落ちるね」などとそれぞれの事象を
いちいち検証してくれたので、かなり混乱が整理できてくる。
修復が急ピッチで進んでいるのが実感できた。すごい。ありがたい。
あとはノートに書いてまた自分で考えてみることを薦められたので、明日早速
ためしてみようと思う。

どんなにいやな時でも、進めないまでもせめてその場に踏みとどまることが
大事なのかも。
流されて去っていくのは、あまりよろしくない、きっと。



-

敗北宣言 - 2001年01月04日(木)

仕事始め。
でもまだ井の頭線はすごく空いてる。
世間にはまだお休み中のプチ人生の勝者がたんまりいるということだ。

お客さまやら年始会やらで、あっけないくらいあっという間に一日過ぎる。
慌ただしい一年にならないよう祈るのみ。チーン。


-

寝正月の見本 - 2001年01月03日(水)

まーじーでー!
寝てる間に終わった。

ことしもダラリズム全開で!!


-

会津から帰ってきた - 2001年01月02日(火)

郡山で、会社の人(人事のオーホリさん)にバッタリ遭った。
たいそう驚いた。

予想だにしなかったことが起きる年になる暗示!?


-

会津にて - 2001年01月01日(月)

新年を迎える。
ジュンコのおばあちゃんにも初めて会えたし、いいお正月だなぁ。

吹雪の中を初詣に。
あんな目に遭ってまで家族の幸せを祈ったからには、本当にそうしてくれないと
困ります。>神様

鶴ヶ城に行き、福引でヨークベニマルの商品券¥2,000を当て、ジュンコママ
にたいそうほめられる。エヘ。
ちなみにジュンコは干支の柄入りロウソク(勝ったな)。

せっかくなのでヨークベニマルに行って、晩御飯のおかずをちょっと買い足すの
に先ほどの商品券を使用。
ジュンコが嬉々としてとんかつと梅干を買っていた。

夜はおせちの他に、この地方の名物であるらしい「こづ湯」をごちそうになる。
小さな貝柱がたくさん入っていて、少しとろみがあって、とってもおいしい!
本当に、日本のお正月って感じだわ。

おばあちゃんがずっと元気でいてくださって、毎年こうしてここで新年を迎え
られたらいいなぁ、と思った。


-



 

 

 

 

INDEX
past  will

MAIL