Diary?
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事の発端は「紫タマネギ」だった。
友人が、実家で穫れた野菜をいろいろとおすそ分けしてくれた。その中に紫タマネギも何個か入っていて、自分ではほとんど買ったことがない野菜なので大喜びでとりあえずスライスして鰹節かけて食べた。瑞々しくて美味。しかしまだいくつもあるので、他の食べ方はないかとレシピを探してみたのだが、サラダやピクルスくらいしか見つからない。会社の社食がサラダに紫タマネギを多用するので、サラダじゃない食べ方がいいなあ。
会社でそんな話をしてみたところ、同僚が今ハマっているという食べ方を教えてくれた。既に三杯酢などの味をつけて売っているモズク酢に、胡瓜や紫タマネギを刻んで混ぜる、とのこと。おぉー。モズク酢は好きでよく買うけれど、何か混ぜるってのは思いつかなかった。早速胡瓜と紫タマネギをスライスして塩揉みし、モズク酢に投入。うめー。こりゃモズク酢というよりは、もはや酢の物。…いや、モズク酢も「モズクの酢の物」なんだけどさ。
紫タマネギを完食してしまった後も、我が家では胡瓜だのゴーヤだの普通のタマネギだのをモズク酢に投入し続けていて、この夏の酢の物消費量がえらいことになっているのだった。
今日も暑くなりそうだ。 午前中のうちに洗濯と掃除を済ませて、お茶漬けなどすすりながらテレビを見ている。
ぶらり途中下車の旅、東海道線のどこかの町の発明おじさん。 趣味の域を少しだけ超えて、多くの特許も取っている方らしい。
「現在は、子供たちに柔軟な考えを持って欲しくて発明教室を開いています」
ぬか漬けポリポリ噛みながら「へー、なるほどー」と頷きつつ、なんだか不思議な気持ちになる。 ええと、なんだろうこの納得できない感じは。 食後にヨーグルト食べながら思い至った結論は、こうだ。
何かを発明しようとした時に「発明教室に通う」という選択をするタイプの人は、 発明には向いていないのではないか。
最近、何の職業にも専門学校や教室があるのにびっくりするけれど、分野によっては発明教室と同じことがいえるんじゃないかという気がしてならない。
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