Diary?
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2006年01月29日(日) コーシンリョー

 ここ数日の食生活と、摂取したスパイス。

   キムチ鍋(唐辛子)
   お茶漬け(わさび)
   ブリ大根(生姜、七味)
   タコライス(ホットソース)
   黒胡椒せんべい(黒胡椒)
   ポトフ(マスタード)
   味噌汁(山椒または柚子胡椒)



 …だから、口内炎大スパーク中だっていってるじゃないか。
 ちょっとは香辛料をひかえてみたらどうなんだ私。
 スパイスは麻薬だというけれど。


2006年01月27日(金) 自虐趣味はないのだが

 口内炎が見事なまでの成長ぶりを見せ、最大のピークを迎えているにもかかわらず会社でおやつにおせんべいをばりぼり食べる。鋭い欠片と醤油の塩分が口中を襲い、のたうちまわる。でも美味しかった。

 夕食にはタコライスを作り、ビールとともに食す。トマトの酸味とたっぷりかけたホットソースにのたうちまわる。でも美味しかった。

 どうも、私の好む食べ物は口中の粘膜には優しくないようだ。しかしこの口内炎を刺激しないような食べ物って、なんだろう。思いつかないや。


2006年01月25日(水) 風パーマ

 私の髪はくせっ毛で、しかもくせの付きやすい髪質だ。放っておくと縦ロール、髪だけがやたらとゴージャスな感じになってしまうので、毎朝ヘアワックスをつけて髪を落ち着かせている。

 私は昔から帽子が好きで、ほぼ毎日帽子をかぶって出かける。この季節、防寒の効果も絶大だ。今日も髪を整えて帽子をかぶって出勤した。

 職場にたどりつく直前に、JRの線路を跨ぐかなり長い陸橋を渡る。海が近いこともあって、冬場はかなりの強風が吹いている。帽子が飛ばされそうになるので、片手で帽子を押さえて長い橋を渡る。髪の、耳より下の部分は強風によって荒れ狂い、メデューサのようである。口に入るわ眼に入るわ顔は痒いわ、もう大変。

 そうやって職場に到着し、帽子を脱ぐとあら不思議、帽子の部分はぴったりときれいに整い、耳のあたりでは一束ずつが様々な方向にロールしまくった珍妙な髪型ができあがっているというわけだ。しかも朝つけたワックスのせいで、その形のまましっかりとセットされてしまっている。へたすると一日中直らない。

 そんな日には、またベリーショートにしてしまおうかという衝動に駆られるけれど、人毛の暖かさは捨てがたいし。もうちょっと伸びれば束ねられるから、それまで我慢だ。

 そういえば、強風に耐えて帽子を押さえながら歩いていて「北風と旅人」を思い出していたのだが、あれって何の教訓だったのかが思い出せない。冷たい北風が吹いたら服を脱がない。太陽で暖まると服を脱ぐ。あ、あたりまえだっ。何を言いたいんだ。気になるから今度図書館でさがしてみよう。


2006年01月19日(木) パブにて

 その見知らぬイギリス人は、突然私たちのテーブルに現れた。
 以下意訳。

(テーブルのマッシュとグリーンピースを指さして)「おまえらイギリスの食いもんが好きなのか?」
私 「へ? ま、まあ好き、かな。」

「イギリスの豆はいいよなあ。そうだ、イギリスではどうやってピースを食うか知ってる?ママが子供にご飯をあげるみたいにするんだぜ。」

 と、彼はおもむろにフォークを取り、ひょいひょいとピースを掬って私の口に放り込んだ。フォークで一回掬ったにしては大量のピースが口中に流れ込む。

 瞬く間に第二弾が用意されたが、もぐもぐしながら「ノ、ノーサンキュウ。」と断ると、奴はそれを自分でぱくりと食べて「これあんまり旨くないな」とかぶつぶつ言いながらこれまた突然どこかへ消えて行った。

 うん、この豆たぶん日本か中国の豆だから。残念だったね。

 しかしどうやったらフォークであんなに大量の豆を掬えるんだろうと思って何度かやってみた。どうしても豆が一段しか載らないんだけど、奴はフォークの上に山盛りにしてたぞ。謎だ。と思っていたら、偶然発見した。少量のマッシュを一緒に掬うのだ。それを接着剤として、豆を塊魂のようにまとめるのだ。なーるほーどー。ひとつ賢くなった。こうやってあまり役に立たない知識は増えてゆくのだなあ。ああ、パブもイギリス料理もなんて深いんだ。


2006年01月09日(月) 年末年始総括

■12月28日の夜おそくに実家到着。酒飲んで寝る。

■12月29日、家の前に屋根から落ちた雪で土手ができている。郵便屋さんや運送屋さんが気の毒なので雪かきをする。下の方は凍っていてスコップが入らない。が、農家には農機具は腐るほどあるので、鍬などを持ち出してガシガシ掘る。農機具って人も殺せそうだなと思う。かねてより不穏な気配の漂っていた腰付近に、気配どころではないものを感じる。

■12月30日、父が毎年共同購入でカニを大量に買う。さすがに今年は大トロを買うのはやめたようだ。カニは足の部分だけの冷凍品なのだが、とにかく二人で食べるには多すぎる。「たのむから正月の間に食べつくして行ってくれ」と言われる。去年、使い切れなくて残して行ったのでその後大変だったらしい。だから今回は毎日毎日鍋にした。我が家は大晦日はすき焼きと決まっていたのだが、今年は大晦日もカニちり鍋。なんか、足の付け根あたりからカニのはさみとか生えてきそうなくらいカニ食べた。

■12月31日、恒例の蕎麦打ちにゆく。蕎麦好きの人たちが集まって、蕎麦の栽培から収穫、年末の蕎麦打ち会までやっている。しかしこれも大量にできてしまう。帰りにいつもの喫茶店に寄ったので、マスター一家に半分ほどおすそ分けと称して押しつけてくる。蕎麦打ちでかねてより不穏な気配の漂っていた腰付近に決定的なダメージが。年越し蕎麦を食べたり雑煮の用意をしたりして、一服していたらいつのまにか年が明けていた。

■1月1日、お雑煮と納豆餅。今年は餅を買った。家で作った餅米が全部売れてしまったので家の分がなくなったそうだ。売ってるお餅は小さくて、納豆が包みにくい。

■1月2日、近所の幼なじみと半日しゃべる。彼女の家は、兄弟姉妹とその子供たち、甥や姪やそのまた子供たちと家族全部が集まると15人くらいになるそうだ。小さな子供も何人かいるので、なかなかに圧倒されて居場所がないとぼやいている。じゃあ晩ご飯も食べていけ、ということで父に「こっちの部屋で一緒にご飯食べない?」と聞くと「わしはこの西洋チャンバラを見ているからこっちで食べる」と茶の間を動こうとしない。何かと思ったら「キング・アーサー」に夢中なのだった。

■1月3日、近所からいただいた里芋を鶏肉と煮たら、自分でも惚れ惚れする出来だ。勝因は「石油ストーブ」である。里芋を下処理して、煮汁を適当に作ってネギと生姜と鶏肉と一緒に鍋に入れて、ストーブの上に乗せておいただけなのだが。里芋はとろとろ、鶏肉はほろほろ。いいなあストーブ。これに味をしめて、その後カレーをつくる時もベークドビーンズを暖める時もストーブに大活躍してもらった。

■1月4日、実家の風呂は大きくて足が伸ばせるので快適だ。この風呂のおかげで腰もなんとか回復したようだ。関西ならではのテレビをたて続けに見る。米朝一座の落語と、茂山家の新春狂言。落語は雀五郎が「動物園」、南光が「ちりとてちん」、米朝師匠が「犬の目」。ざこばは…えーっと、あれは別に落語じゃないか。狂言は「禰宜山伏」と「茶壺」。「茶壺」は去年の春狂言で見たっけなあ。

■1月5日、私はついにカキを調理するに至った。今まで苦手だったので料理もしたことがなかった。実家では冷蔵庫が土間に置いてあり、土間ということは気温がものすごく低い。それで冷蔵庫が必要以上に冷えてしまい、野菜など凍ってしまう。土間の籠に放置しておいた方が適度に冷蔵されていいくらいだ。で、冷蔵庫の氷温室に鍋用のカキがあったのだが、これが水ごとカチカチに凍っていた。解凍してみたものの、鮮度的に少々不安があったので加熱調理を試みたのだ。にんにくバターソテーにした。旨かった。私がカキを料理して、それを食べているなんてびっくりだ。

■1月6日、田舎も寒かったが東京の乾燥もすごい。気候の激変に体がついていけない。酒飲んで寝る。


■年末年始の反省点:休肝日がなかった。


2006年01月06日(金) 携帯旅日記 1/6 駅弁


■さて
 さてさて、往復乗車券の期限も今日までなことだし、東京に戻るかな。心配した雪も今のところまだ大したことなさそうだから、夕方にこちらを出れば今日中には帰れるでしょう。

 こたつに足を突っ込むと猫を踏む暮らしともしばらくの間お別れか。
 障子を開けたところで足元の猫を踏む暮らしとも以下略。
 裏口を開けたとたんに以下略。


 まるで踏んでくれと言わんばかりの位置取り。しかも踏まれても気づいてないみたいだけど、こっちの心臓に悪いからやーめーてー。


■駅弁




 今回の駅弁。出汁巻きとはまぐりご飯。

 ちゃんとした出汁巻き、蛤の出汁で炊いたご飯、ご飯の上には蛤の貝殻が載せてあって、その中に煮つけにした貝が三つばかり。なかなか美味しゅうございました。

 以前は、幕の内や松花堂などと呼ばれる、色々なものが少しずつあしらわれたお弁当が好きだった。けれど、最近はその手のものにあまり魅力を感じなくなってきた。なんだか面倒くさいような気がしてきて。今日のお弁当は、名前のとおりに「出汁巻きっ、はまぐりっ、ご飯っ、以上っ」と、どーんとしていて潔さが感じられてよかった。


2006年01月04日(水) 携帯旅日記 1/4 飲み比べ


  


 世界のビール飲み比べ大会。

 ギネスやヒューガルデンは、まあいつもの味だからいいとして。あ、でも缶のギネスは初めてだったけど、玉が入ってるのね。いい泡が立つ。

 よく分からないのがオーストラリアのFOSTER'S。先に飲んだ父が、無言で首を傾げている。どう?と訪ねても、うーん炭酸の刺激は強いけど、味があるようなないような、うーん。と唸っているばかり。私も飲んでみたが、確かに。旨くもなく不味くもなく、炭酸が強くてちょっと渋い。なんだかへんなビール。

 今回いちばん面白かったのはアメリカのレモンビール。本当にレモンだった。父と顔を見合わせて
  「キ、キリンレモン…?」
  「うん、キリンレモン。」
と確認しあったことであった。全然ビールの味はしなかった。

 いやまったく、ビールといっても色々で興味は尽きないよ。今度は何にしようかな。


2006年01月01日(日) 携帯旅日記 1/1 謹賀新年


 明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。
 皆様にとって楽しい一年でありますように。


 初日の出(?)と、私そっくりの寝相。

  


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