四畳半から那由他まで

es(エス)【MAIL

それでも
2003年12月17日(水)

あれから僕はずっと後悔しています。自分からさよならしたはずなのに、自分から彼女のことフッたはずなのに、なんでかなぁ、後悔が続いて、苦しくて、毎日つらくて、メールがしたくて、声が聞きたくて、こんなにいとおしいのに、涙が出るほど好きなのに、…別れたんだ。そうだよ、別れたんだ。もう彼女には新しい彼氏がいて、うまくやっていくと思う。なのに、僕はだめだなぁ、前へ進む気すらおきないや。今外は雨が降り続いています、そっちの天気はどうかなぁ、晴れて、綺麗な月が見えてたらいいなぁ、めいっぱいの星空で、夜なのに明るくて、他にはなんもなくて、でも、星や月が、彼女を照らしてたらいいなぁ。せめて、そう願います。こんなこと書いても何も変わりはしないって、自分でもわかってる。わかってる。痛いほどわかってるさ!なのに書かずにはいられないよ、何か伝えたいよ、僕はここにいるってことも、もう忘れていいよってことも、ただ謝りたいことも、すべて許してくれるかなぁ。…もう疲れたよ。うまく笑えない。もう、笑えない。誰も僕を必要としない、ひとりで、精一杯だよ。人を愛したり、恋したり、好きになったり、憎まれたり、恨まれたり、嫌われたり、僕はだいたい後者の人間だけど、そうゆうのも、もうウンザリで。…寒いね、もう雪が降りそうだね。手を繋げば、君の手をぎゅっと握り締めれば、この冬も簡単に、楽勝に、過ごしきることができるだろうなぁ。ああ僕は、長い夢を、短い現実を、見ていたんだな。それでも、短い夢を、長い現実を、見ていたいんだな。また立ち止まりそうになって、あなたのことを想う、少しだけ、抱かせてくれませんか?息が止まってしまいそうです。また足下見失って、あなたのことを想う、少しだけ、微笑みくれませんか?死ぬまで抱いていたいのです。空の向こうからでも、いいから、この空はどこまでも繋がってるから。きっと。…言葉が過ぎたね、少しおしゃべりになったみたいだ。めずらしいよね?誰も見ていないのにさ。もう寝てしまおう、夢でも見よう、底抜けに明るいやつがいいな。何も考えないでさ、ただ笑ってられるような、そんな夢がいいな。じゃないと、話さないと決めたことも、話してしまいそうで。すべて、何もかも話たいよ。もう一度、僕の声を聞いてくれよ、僕の手を繋いでくれよ、僕の心を暖めてくれよ、僕の身体を抱いてくれよ、僕をすべてを見てくれよ、それでも愛してるって、受け止めてくれるって、そう言ってくれよ…。無駄だよね、それもわかってる、わかってるって言えば、そんなつよがりで報われる気がしてんだ。せめてあなただけは、幸せでありますように。僕は、もう、いいから。


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2003年12月14日(日)

僕を笑ってくれよ。

『最終兵器彼女』読了。



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