何やら東野圭吾氏が『夜空ノムコウ』にインスパイアされて『片想い』という本を一冊書上げたとか。 然もその内容がホントに『夜空ノムコウ』の歌詞と溶合うように切ない感じを予見させるんだな(読んでないよ、あらすじを見て)。 つう訳で、またおれの中で『夜空ノムコウ』熱が再炎。 やっぱ何度聴いても、何年経っても、いい歌だね。いい詩だしね。いい曲だしね。SMAPが歌ってるってことが、またいいんだろうな。 『模倣犯』欲しいっすね。 その実『理由』の文庫落ちを現在か現在かと待ってんですけど。 正直、宮部みゆき氏の本はまだ2冊しか読んでないけど、印象としてはすごく文章が巧い人というか、流れる文、つまり物語に引込ませるテクニック。 敬称略じゃねえじゃん。 あのさ、誰に語るでもないけどさ、おれさ、ちょっとずつだけど、何かうまく生きられそうな気がしてきた。 このまんまじゃ終われないから、夢を持って、いろいろ模索しつつ、やってます。三歩進んで二歩退がる感じだけど。 相変わらずひとりじゃ寂しくて、でも他人を好きになれなくて、馴れ馴れしく接せないで、鬱の連続、無為な妄想してますけど、周りは結構(切羽詰まってても)寛大で、まあそれが重いってのもあるんですけどよくよく考えればすごく幸運で。 すべてが思うほどうまくいかないのは充分痛いほど理解ってるよ、だけど、「だから」って今までみたいに言訳して、何も見えないのはもういやだ。
むちゃくちゃなこと言いますよ、おれは、たまに、まれに、ホントに。 「フジロック出てえ〜」とか、行きてえ、じゃなくて、出てえ、ですから。 つうか、いつか出ます。きっと。夢ですから。音楽詳しくないくせに、いや、音楽は知識じゃねえ、ハートと技術だ。と、必死に言聞かせてたり。 誰か見初めてくれんかなあ。うだってないでやることやれよ。びびんなよ。 鼻炎の薬をのんでるから怠くって眠くってしゃあない。 ぼーっとして、自分でも何やってるかよう理解らんです。ラリってます。 …そんなでもないか(苦笑)。 カッコ悪くったって、だらだらしてたって、周りから遅れてたって、そうなってる自分の状況が理解ってるなら、もう、それだけで。
『逆説の日本史1 古代黎明編(井沢元彦/小学館文庫)』読了。 いやあ、これも面白い。 普段から歴史好きって訳ではないおれでも理解りやすく、新しい視点から古代の日本史を次々暴いてゆく。 歴史を暴くということは、確かに上質のミステリだな。 久しぶりにビデオを借りる。 『時計じかけのオレンジ』『日本黒社会』『白痴』『ディープ・ブルー』『ラブ&デス』『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』、締めて600円也。1本100円なので。 ホントはもっと借りたかったんだけど、7泊8日だから6本くらいが妥当かなと。 ボロ負けだったね。 やっぱ世界はまだ遠いって感じですか。 目の前で露骨にイヤな見下した顔されて、黙ってました。
『ぢん・ぢん・ぢん(花村萬月/祥伝社文庫)』読了。 いやあ、凄い。もの凄いですよ、これは。なんなんすか、おれに何をしろって言うんですか。おれは何なんすか。教えろよ、おい。 ミールなんかそっちのけで今日なんか3時間半ぶっ続けで読んでしまいましたよ。白眼に血だまり出来てんぞ。もう触覚はぎんぎんだったぞ。19のおれは大変だったぞ。いろいろ。 なんせ、上下巻、合わせて1000頁以上ありますよ。然も結構字が詰まってんだな。 字だけじゃねえ、この小説は、暴力と愛とセックスと臭さと変態と醜女とオカマとなんだ、むちゃくちゃ詰まってんだ。うん。それぞれの存在が詰まってる。 氏の作品は初めて読んだんだけど、他の作品も読みたい。すごく読みたい。 駄目な人は絶対に駄目、そして好きな人はとことん好きになる、両極端な作家だと思う。 おれはもちろん後者。ぢんぢんするぜ。 でも、ヤクザ系、アウトロー系の小説は基本的に苦手なのねん。 相変わらず、ビジネス指南書が隆盛ですな。 もうおれの文章なんざ、破綻しまくりの、腕まくりまくりの、自慰そのものですよ。泣きたくなるくらい。うわ〜ん。
現在抱えてる何もかもに勝ったり克ったりなんかしたらすっげえ嬉しい日々が続くんかなあなんて考えてる傍からぼろぼろに打たれ負けてるおれ。 誰が勝敗を決めんだよ、いったい。ノックアウトまであと何秒? 夢にまで、出てきた。というか夢でしか逢えない。 逢ったことなど一度もないのに、想像ってのはすごい代物で。 でもひどく曖昧で。向合って直に話したりしてえなあ。 そうなりゃあ逆におれは人見知りだからおどおどするんだろうけど。 墓参にと外に出たから、花粉がひどいや。
ノーベル賞作家の変態さが湧出する傑作『みずうみ(川端康成/新潮文庫)』読了。 同じく変態作品(笑)『眠れる美女』も良かったけど、この作品もなかなか。 『雪国』なんかより、奇妙な側面を見せるこれらの作品の方が面白いぞ。 んで『ぢん・ぢん・ぢん(上)(花村萬月/祥伝社文庫)』を読始め。下巻買って来なきゃ。 所詮は、指の先で弄んで捨てんのさ。 退屈で、退屈で、ただ暮れるだけの日はもう飽きて。 動くことも飽きて、老成した?
『薬菜飯店(筒井康隆/新潮文庫)』読了。 あ〜、元ネタ『サラダ記念日』を読んでないだけにこの本に収録されている『カラダ記念日』の真の面白さが今ひとつ理解らんのがくやしい。 あとはやっぱツツイ節。ひひひ。 だんだんと文庫で読める氏の短編集が少なくなってきた。 また最近ビデオ(映画)を観なくなってしまった。 嘆かわしいことです。 鼻かみすぎて鼻が痛い。 カ、カシミアのテ、ティシュが、い、いいんだな、ボ、ボ、ボクわ。 で、で、でも、ね、た、高いんだな、カ、カシミアわ。 何故かいつも損をしたような顔をして、実際そんな想いがずっと日を占めて。 なんだろうな、このイヤな感じは。
欲が止まんねえ。 止まんねえけど、自制は効く(この場合の”きく”って漢字はこれで合ってますよね)、性欲じゃないから。 なんで検定中の教科書内容がアジアン諸国及び民草に漏れてんだっつうの。 中国も韓国も鬱陶しいですね、いちいち、毎回毎回、毎度のことで。 特に、中国は、チベット侵略、台湾侵略、共産汚職、宗教弾圧、事件捏造等々…、正直言ってムカツクこといっぱいあんだよな。 日本人は弱くなりすぎてんだよ、反省反省、謝罪謝罪で。 「ファッキンジャップぐらいわかるよバカヤロー」ってね。
『煙か土か食い物(舞城王太郎/講談社ノベルス)』読了。 ミステリなのか薄い中上健次か軽い梁石日かその句読点の少ない流れるような文体は戸梶圭太か、果して、これは舞城王太郎という人だった。 ミステリとしては、所謂ヒントが鏤められ読者も楽しめる謎解きじゃないよね、これは。どうすか? そんなミステリ読んでないから後は任せます。でもミステリは好きですよ。 次読む本を決めかねているので、読書感想を書いてみました。 春ですよ〜。とっくに。
今日は、うじうじ日記ですよ。危険ですよ。 なんだか、遠い憶出に浸って、くたくたになってしまった。 何かがあった過去を振返るのは、何もない未来を描くより安直なことだからついつい暇を見つけては吸込まれてしまう。 それで、僕は後悔の多い時間を過ごしてたんだなあと、気付かされる。 失くしてばっかだ。戻りたいのか。ひどいノスタルジーだ。いやがらせか。 田圃にはアパートが建って、団地はモデルハウスになって、工場の煙突は倒れて、夕陽は嘘臭くなって、季節は巡って、空気は不味くなって、みんな大人になって、若くして死んで、苦しいものだけ残って、次第に、次第に、何なんだよ。 おれは爺(ジジイ)じゃねえぞ。ふざけんな。もう一度輝かせろ。 何で三池崇史と加藤鷹(一発変換かよ、ちきしょー)がイメージの中で被るんだよ。 夕暮れ、南西の空に産まれて初めてUFOを見た。 未確認飛行物体という意味合いでの『UFO』ですが。 マジで、何だったんだろ。 バラッドが身に浸みる。
なんつうか、あれですね、誠実でありたいですね。常に。 自分の意志に逆らわず、いきたいものですね。 ただ、大衆の目に晒されるとそんなもの簡単に吹飛んでしまいますが。 このアイデンティティーのなさ。 逢魔が時って、どうしてこんなに切ないんでしょうか。 ネタはあるが、タネはなし。 『煙か土か食い物(舞城王太郎/講談社ノベルス)』読始め。 カバー凝ってますね、これ。それで値段上がってんじゃねえだろうな。
買ってから一度も洗ってないジーンズに味噌汁をこぼしてしまった。 こぼしたと言っても「どばっ」ではなく「ぴちゃっ」程度のものなのですが、かなりショック。 洗わなきゃ染みや匂いがとれないから洗うけど、洗うけどさあ、現在まで頑張ってたのにねえ。いい臭さ出してたのに。 花粉アレルギーで顔にぶつぶつ君が出来てきたよ。 あははっ、はははっ、外出たくねえ。 やばいなあ、好きな作家の文庫化、文庫化で欲しい本がまた増えてってるよ。 で『中坊公平・私の事件簿(中坊公平/集英社新書)』読始め。
いやあ、密かに『toto』やってたんですけどねえ、全然ですわ。 やっぱマルチで固く狙った方がいいのかな、でもな、また今回みたいに「えっ」というような試合があったら困るし。 300円、損した。 新庄はオモロイ。なんか。
本を読了する度に『熾天使の夏(笠井潔/講談社文庫)』を読もうとするんだけど、いつも数頁で断念せざるを得ない。 あの、しつこい難解晦渋(寧ろ嫌みったらしい)な文章でね、躓くんだな。 皆さんよく読めましたね。すごいっすね。 おれ(数頁ですけど)全然状況と心象が読めなくて、無理ですわ。ずっと積読ですわ。 もうちっと大人になったら読めるようになんのかな。ちきしょー。 それが著者の狙いだって理解ってるからよけい口惜しいよなー。 つうことで、『幽霊(北杜夫/新潮文庫)』を読始め。 そりゃ雪も降るっちゅうねん。 他にも書きたいことはあるんだけどな、面倒臭いな。 忘れたし、もうすべて、忘れたいよ。
ふはははは、やっぱ花粉のリミット越えた。 ぎゃふん。 金髪にしたろかな。ありきたりだよな。現在じゃ黒の方が目立つもんな。
この強い風の中、墓地(祖母(ババ)の墓参)、古本屋(aikoのアルバムやoasisのアルバムやBECKのアルバムや山本直樹の本や安部公房の『けものたちは故郷をめざす』や北杜夫の『幽霊』はなかったが、石原慎太郎の『化石の森』はあった、上下巻で200円、買おうと思ったが650円分のサービスポイントで何か買おうと算段していたので、残りの450円分を使うあてがなく、やめた、後、あんとき買っときゃよかったー、と思う日が来るのだろうか)、薬局(髪染液はどんなんかなー)、本屋(ギターコードの立読み暗記と、三池崇史監督のインタヴューと、『toto』についての雑誌渉猟)、と自転車でまわった。畢竟、何も買ってないけど。 帰宅してふと気付く、おれ花粉症のはずなのに、少し鼻がむず痒いだけでそんなひどくないなあ。て、安心してると手のひら返されるんだよな。 しかし疲れた、非常に疲れた、やっぱ目醒めのアフェアがまずかったのか。 はじめて他人の女性に優しくされた。 言葉を返せなかったことが悔やまれるが、何かいい気分。 こうやって、いいことされると気持良いから、その気持を理解ってるから、今度はお返しに、他人にもいいことしようって気持が湧くんだな。 …ペイ・フォワード?
今日は映画が千円で観られる日。 国内最大級だという映画館に行き、『バトル・ロワイアル』を観てきた。 原作は発売されてすぐ、疾うの昔に読んだけど、すばらしい青春映画に最後は泣きそうになった。 いい映画を観ると、場内が明るくなった瞬間、どうして胸がドキドキするんだろう。 風が強い。雪が降るときの風だと思う。 いちいちの事象にビビりすぎてるおれが、情けなくて、情けなくてなあ、ひらきなおりも嘘だった。 気狂いのフリも面倒臭いんだ。
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