四畳半から那由他まで

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イエーいよう!
2000年10月31日(火)

GRAPEVINEの新曲『ふれていたい』を買ったのは良いんだけど、初回特典のCDがなかなか取れん。
試行錯誤のすえ、CDが割れんことを祈りつつも力尽くで取ったら、ケースの真中に付いてる突起物が割れた。
確か、斉藤和義のベスト盤初回特典に付いてたシングルCDを取るときにも同じように困却していた気がする。
2枚組は嬉しいんだけど、もっと何とかならんのか、このケースの形態。


イマジン
2000年10月30日(月)

懐かしくて、暖かくて、愉快でいてどこか寂しげな夢にずっと浸かっていたいと現実逃避。

昨日の夜半頃から腹が痛い。行動が制限される。毎度のことながら、最悪だ。
別に腐ったもの、冷たいものを喰った訳じゃなし、腹をだして寝た訳じゃなし、いっつも原因が理解らん。
何処かいつかの日記との既視感を覚える。

伝えることの切なさを知った。


がむしゃらっぷ
2000年10月28日(土)

ここにいる自分のすべてを肯定することはひどく難しい。

急に冷えたから、そろそろ炬燵が要るね。

今年の夏あたりから服が無性に欲しくてたまらんのよね。
ファッションに関しては生誕して現在まで割と無頓着な領域だったからなのか、やけにむらむらします。
別に恋した訳じゃなし、思春期は疾うに過ぎたし、おかしいなあ。理由が見つからん。


セックスし過ぎ
2000年10月27日(金)

「朝っぱらから何やってんだおれは」と後悔することしきり。
然るに詮方ないと、男の性だと、時間を閲すにつれ妙に得心する自分がいる。やめられません。

blurのベスト盤、CHARAのベスト盤、ジミヘンのミレニアムエディション(だっけ?)のベスト盤、レノンのベスト盤。
と、頭ん中欲しいベスト盤だらけ、”どてら”や”ちゃんちゃんこ”の入る余地なし。

うっひゃーっ。
今日は空が高くて、青、澄切って超きれいだよー。
やばいよ、やばいよ、タモさーん、おれ、泣いちゃうよー。ぶひっ、ぶひっ、って鼻鳴らしちゃうよー。


さまになんねえ
2000年10月26日(木)

うまいっすね。

TOKIOのCDが(他のジャニーズらに比べて)あまり売れていないのが唯一の気懸かりだ。
上述で”が”が連続していることも気懸かりだ。

今日も今日とてトイレに小一時間ほど。
そうですよ、おれ浅ましく長いんですよ。排泄現象に関しては(も?)様々な諸問題がありまして。
学校を中途で辞した一因にもなってるんですけど。
まあ、尾籠な話はもういいか。うんざりだ。

ミュートがままならん、スケールも覚えられん(知らん)、指を素速く巧みに運べん、リズム感がない、メロディが陳腐。
母さん、そろそろ3年経ちます。ギターを始めて。
宝の持腐れ、否、宝と云うほどの代物でもない安く買ったオービルのレスポール(苦笑)。

昼食はおにぎりと『とんがらし麺』を侘びしく。
で、事件は後者の『とんがらし麺』を食しているときに起きました。
(これは前回初めて『とんがらし麺』を食したときにも起こったことなんですが…)
箸を持ち、威勢よく麺をちゅるちゅるっと啜ったらばあら不思議、眼鏡をかけていたにも関わらず跳ねた汁が目に。
そう、あの”辛さが売り”と喧伝する深紅(辛苦)に染まった地獄色のスープが。
刹那「うぎゃひっ」と叫んでしまいましたよ、ホントに。もう痛いの何のって、やにわに洗面所へ直行。
何度か洗眼したらやけにあっさりと治ったんで、逆に拍子抜けしましたが。
逆に。逆に。


終わりの庭
2000年10月25日(水)

雨が降って止むことはない。
気が付けば雨に濡れることも傘を差すことも忌嫌って何も起こらない寂寞の部屋に立尽くしていたんだ。

サッカー中継を観て改めて思ったんだけど、試合中途でCM入れんといてほしいよな。
まあ時間にして僅かなんだけどさ、そのCM中に点が入って視聴者から抗議殺到なんてことがあるやも知れんし。
他の局でしてるようにハーフタイムにどさっと垂流して欲しい。でもスポンサーとかうるせえんだよなあ、なあ、板挟みでつらいよなあ。
兎に角、僕は好かんです。

とても微笑ましい光景を見た。
20代と思われる若者が、若者向けの服屋で、車椅子に乗った白髪のお婆さんに服を選んであげてた。
それを見て、僕は、只でさえ自分のさもしさや浅ましさに嫌気がさしてんのに、とても、感動を覚えた。
他人に何と言われようと己の感情に素直に生きようと思った。
例え貶され蔑まれようと、自分が信じたものを信じ、愛したものを愛し、心のままに。

駄目だ。
しこしこと卑近な出来事を書いても、押並べて言わんとする言葉が文章として全然繋がらねえし、かといって平生の喋り言葉で書くのも憚られる(それすら拙いんだけど)。
少し離れただけなのに、離れたことすら忘れて、忘れたものを失くして、失ったものが大きすぎる。
もうやめよう。こんばんわ。さようなら。ありがとう。
それでも人は、同じ事を繰返す生き物で。
人間の源泉である遺伝子が螺旋であるように……。

うわーっ、しょーもねえ終わり方だな、おい(苦笑)。


TATARI BREAKER
2000年10月21日(土)

他人はたとい醜い花でも、その根はやわらかでいて堅固に息づいてるから絢爛な日々を過ごせるのかも知らんけど、おれは根が腐っているから花も既に枯れ果て。
とことん卑下で美化するのも虚しいよな。

音は、建物の軋みだと思うけど(家でもよくあるから)、後は知らん。

もー、書くことねー。
日常に変化がねー、だせー、すんげーだせー生活。
窓の外には、もう冬の風が吹いたんだ。


どう見られたいかじゃない、どう在りたいかなんだ
2000年10月20日(金)

「今が死に花や。花は桜木、男は織田作。俺も30まで生きられるとは思わんかったんや」(カッチョイイ〜!)
で有名な『夫婦善哉(織田作之助/新潮文庫)』を先達て読了したので、ようやっと名作との誉れ高い『火車(宮部みゆき/新潮文庫)』を読始めますよ、皆さん!
現在読んでますよ、皆さん!
顔があくどいですよ、みのさん!
噴火すると云ってたのに、磐梯山!
さんさんさん、太陽の〜光〜♪

たまに閲覧している書評サイトが、稀に書名や著者名を間違えて記述している。
ここの書評は(他の書評サイトと比べると)高尚で、浅学な僕には七難しい文なんだが、こう何度も書名などを間違って記述していると本に対する愛情と云うか、親しみと云うか、その、何か欠如して説得力がない。
ただ自分を衒いたいがためにやってるんじゃないのかとさえ思われる。

うっせえ。
これはおれの日記だ、我執発散しまくるぞ。
と、弱気になる自分を励ます。

矢野顕子は、骨格の広いYOUって感じでございますか。
ごめん、よく知らないから。

わ〜〜〜っ、バカバカバカバカワシのバカ!


蓋し安寧
2000年10月17日(火)

書店へと。
漫☆画太郎の『虐殺!ハートフルカンパニー』が掲載されていると云う『コミックバウンド』を探す。
「おっ、あった」と立読みしていたら、相変わらずの「え――――っ!?」がおかしくておかしくて腹が捩れそうになって、このままだとイっちゃった人になりかねんので、中途で読続けるのを諦めました。
はあ〜。久しぶりに味わう漫☆画太郎ワールドは、面白すぎてしんどい。

11月発売の文庫は講談社が豊作。
森博嗣は『幻惑の死と使徒』『夏のレプリカ』の2冊だし、なんつったって高橋源一郎の『ゴーストバスターズ』が出るからねえ。
よお〜し、どんどん文庫落ちしろっ。

飽きたし、何より鬱陶しかったので前髪だけちょちょいっと切っちまいました。


やんごとなき人々
2000年10月16日(月)

モーニング娘。の野外コンサートが近所(徒歩数分)で開かれると知った。
別にファンじゃないので、嬉しくも何ともなかった。
でも、ロハで観に行ってやろうかと思った。
デジカメでモー娘。おたくらを撮ってやろうかと思った。
同じようなこと考えてる輩がごまんといるだろうな、と思うと意気消沈した。
所詮僕らは田舎者、滅多にお目にかかれない、めずらしい催しがある度にはしゃぐんだ。

ちょっと湯船に浸かっただけで至極のぼせてしまう体質の僕が、もしサウナなんかに入った日にゃあ死ぬんじゃないかと。


意識して死ね
2000年10月15日(日)

韓国の金大中大統領がノーベル平和賞を受賞したことについて、北朝鮮内から「何故、金大中だけなのか」「不公平だ」等と不平不満の声が挙がっていると云う。
う〜ん、ミサイルは発射(実験)するわ、核は保有するわ、日本人を拉致するわ、スパイを送り込むわ、の国の長が受賞するのはどう考えても難しいだろ。
別に授賞理由は朝鮮半島の南北統一に貢献したことだけじゃないんだしさ。
その実、僕は受賞したことについて「ふ〜ん」ぐらいの感懐しか持ってないんだけど。
「我らが父、金正日総書記様にも受賞させろっ、金くれっ」って、テポドンが発射されないことを祈る。
ひどい偏見、歪曲すんだな、おれも。

英国人女性失踪事件ですけど、何でマス・コミュニケーションは元スチュワーデスとか謳って報道するんでしょうか。
他にも事件が起こる度、美人新妻とかさ、元看護婦とかさ、汲々と創意工夫を凝らして何か肩書はないかを探してんだな。
ご苦労なこってす。
と、賢明な読者の皆さんはもうお理解りかと思いますが、そうなんです、ここが僕の至らないところで。
こっから面白い肩書の喩え(男の場合だとかの)をいくつか出して、こう、「ブ――――ッ」と桂三枝並にコケさせるような巧い表現を一発ね。
それが出来たら僕も一歩成長したと言えるんだけどなあ、それが出来ねえからいつまでも燻ってんだ。
ぎゃふん。

湯船に浸かりながら、いろんなこと考えてた、胡乱なこと考えてた。
このままでいる何年後かの自分を想像したら、寒気がして、鳥肌が立って、ゲロ吐きそうになった。
やっぱ何に対してもてめえでアクションを起こさないと何にも始まんねえぞ、誰も手助けなんてしてくんねえぞ、人間の生命なんて果敢無いもので、いつ死ぬるのか、それは数年後か、明日か、或いは数秒後か、分かんねえんだぞ、って、その辺の安っぽい自己啓発書にあるようなひどく有触れた陳腐な言葉で自分を鼓舞するも、何かどっかでネジが抜けてて、危機感が全くない。
就寝前や寝起きなんかはポジティヴに意気を持てるんだけど、いざ外に出て空気を吸うと、すぐに萎えてびびってくる。
いやらしい毎日を過ごし、この腐った内的世界を、さもしい内省で誤魔化して。

スティーヴン・キングの新作『ザ・スタンド』の表紙(洋書版)がすんげーカッコ良い。
内容も面白そうだし、ボリュームもあるし、取敢えず氏の作品を何か読んで(一冊も読んだことなし)肌に合うか合わんか見極めてから決めようかな、…って、値段高けーなオイ!

この日記作成でお世話になってる『エンピツ』昨日から文字化けしまくってんですけど。
僕だけ?こっちのブラウザの所為?どうなの?サッチーとミッチーはどうなの?(古)


IKENIE
2000年10月14日(土)

『ラジオ デイズ(鈴木清剛/河出文庫)』の解説。
高橋源一郎の方は全く問題ないんですが、もうひとりの清水鱗造とか云う人。
本文よりあなたの解説の方がややこしい。
特に前半部分、(僕の教養がないからか)全然訳理解らん。

本を読むことぐらいしかする事ないっす。
無聊にも程がある。現在、かなり沈んでます。

三日坊主。
畢竟、漱石と同じく夢十夜になってしまいました。
もう眠くてやってらんねえ。

NINTENDO64の『パーフェクトダーク』が欲しい。
過去に同ハードで発売された『ゴールデンアイ 007』で体験した、
建物内で敵と遭遇し、さっと壁に隠れるあの緊迫感。
スコープで覗き、ライフルで遠方の敵を確実に仕留めるあの満足感。
歩く動作時の画面の滑らかな上下に、頗る3D酔いするあの不快感。
いかにも海外ゲームと云う標榜が漂うあの大雑把な、濃さ、無親切さ、バカっぽさ。
もう一度体験できると思うと、ねえ。
『パーフェクトダーク』自体はCMでしか観たことないんだけど、まあ大体そんな感じでしょ?
ああ、発売日が待遠しい。
…と、購入する妄想をしてみる。現実には金もねえし、本体は兄貴に貸してるし、ちゅうか買う気ねえよ、と、さんざの状態。

TBSで放送された中国の朱鎔基首相と日本人のテレビ対話を観たんですが、何か双方煮切らん。
朱首相の解答も模範解答を提示しただけで非常に歯切が悪く、筑紫哲也もへらへらと笑って諂うだけ。
台湾の問題で朱首相が「悪いところなどない、全く問題ない」とか言ったときぐらい、多少は反駁できたろうに。
あとチベット問題に触れんかったことも腹立つし、質問者はくだらんことばっか訊きやがるし。
やっぱ難しいんですかねえ色々と、所謂”オトナ”の問題が。
戦争起こっちゃうやも知らんしね。


光は波でもあり点でもある
2000年10月12日(木)

夢は珠玉短編の汗牛充棟だと思う。
時にホラーがあり、コメディがあり、SFがあり、仮想現実があり、映画のワンシーンがあり、過去の想出があり、エロティシズムもある。
僕はフロイトのように夢を分析などしないが(実際”しない”じゃなくて”出来ない”のだが)、夢を文章化し後で閲覧すると、忘れやすい夢も割と甦ってくるもので。
そんな意味も込めて、夢千夜。そのうち公開できたらな、と。
題目はもろに夏目漱石著『夢十夜』のパクリですが。

最近、宗教や禅に無性に惹きつけられ興味を持ち、平易な入門書を色々と探すが玉石混淆、選別が難しくてどの本から手をつければいいのか。

ぼくのゆめ。
おっきくなったらいつかこんなせりふをいいたいです。
「オマエら所詮ジャニーズなんだよぉっ!!」
「俺たち、永遠に量子リンクで繋がってるんだぜベイビー」
うそです。おかーさーん。

面白いこと書けなくて御免なさい。




はなればなれ
2000年10月10日(火)

あ〜、やだやだ。
ただでさえ緊張しいの性質なのに、その上ハライタが絡む。
こんな脆弱な自分が大嫌いでたまりません。

軽いもん読みたきゃ河出文庫の棚に行け!みたいな。
つうかこの近辺の書店じゃ河出文庫あんまり見ないんですけど、どうしましょ。
うっひゃー、甚だペダントリーなエゴ。

”女の子に自信をくれる魔法使い・つんく”ですってよ、奥さん。

また時間を忘れるほど、朝まで忌憚なくバカ騒ぎしてたいですね。
現在じゃ嫌われるみたいですけど、掲示板のチャット化は。
何か最近は方々で、ややこしゅうて、難しくていかんです、遺憾ではないですけど、盛んで、あかんです。


発情期
2000年10月09日(月)

<過去のネタ放出>

芸人による芸人擁護。
もう鬱陶しいからさ、そう云う悪い意味での馴合いは。ほんとに見苦しい。

地震被害状況を示す映像で、書架から本が落ち点在している光景を観たんですけど、ひどいなあとは思わずに不謹慎にも「ええ品揃えしてんなあ」と口を滑らしてしまいました。
こんな田舎じゃついぞ見られない本の量だったので、つい。

文庫で出ている『續・日本殺人事件(山口雅也/角川文庫)』が読みたいんですけど、その中の『実在の船』と云うのが『鉄鼠の檻(京極夏彦/講談社ノベルス)』をベースにしていると聞きまして悩みが。
現在まで京極堂シリーズは全部文庫で買っていることも相俟って、その『鉄鼠の檻』を来年の9月の文庫化まで待つべきか、それともノベルスで読んでしまうか迷っています。
ちゅうか、未読や他の本を消化してゆくうちに1年くらい軽く経ってしまうのか。

押問答の末、国会で日本の民主主義を憂泣く野党議員に端で見ていた与党議員がこう言放った。
「田舎芝居はやめろっ」
…サイコーです。だって、僕が見ても「嘘泣きやろ」って思ったもん。

名古屋テレビで夕方のニュースを担当するキャスター(アナウンサーじゃなくて、歳取ったタレントっぽい人)がこの秋の番組改変期から急に関西弁になった。
なんだか、いや〜な気分になった。
(いやさ、たぶん元々関西の人なんだろうけど、何で現在まで標準語で喋ってたの?ってことですよ)

おいおい、田口アンディて。一瞬どっかのプロレスラーかと思ったわ。
名前って一字間違うだけで、妙にくすぐったいと云うか、間抜けな感じですね。

新井英樹はすげえなあ。
緻密で重厚で寓話に満ちて、もうなんつうか。げろげろ。

金木犀の甘い香りが、心に溶ける。

また鬱になっちった。
へへんだ、へ〜んだ、ヘンダーソン(幼児退行?)。



生きるということ
2000年10月07日(土)

ここ数日、僕の近しいところで、また世界の各地でも、いろんな事件、事故、災害、死がありました。
それらのことをどう纏め受止めてゆこうかと懊悩と、思惟を巡らすのが精一杯。
いつ死ぬるか理解らんのに、明日の不安を身に覚え、してへんこともしてるような感覚。
遙々遠路隘路を通って辿着いた地に、過去の己の足跡を見つけるような。
たまらんよ。
押並べて相対的に眠るとかなんとか、やたら七難しい言葉で誤魔化すんじゃねえ、とか、他人には他人の生き方が。

と、現在を終えて。





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