これは本当にめずらしいことで、五輪で惜しくも敗れた人たちの特集を観、泣きそうなるのを必死に堪える自分がいました。 劃然たる勝者と敗者がいるってことも少なからず感傷に影響するんだろうな。 生の人間が纏綿としているスポーツってのは、本当に素晴らしいや。
何だかんだ言ったって、もう秋。 他人の墓を暴いてる場合じゃないです。 ひどく綺麗で切なくなった薄暮の空をすぐに忘れたり、未読の本を消化しようとページを開けば睡魔に襲われたり、開直ると云う言葉だけで既に酔っていたり。 混じって消えろ、うざってえ。 今度劇場公開される『エクソシスト』のディレクターズ・カット版たら何たら、判然申しまして夜半にCM観てるだけで恐いです。 僕は本家の『エクソシスト』を観たことないんですけど、公開当時、何かあったんですよね。関係者が相次いで亡くなったとか。そんなの。 あれ?このエピソードは違うホラー映画だったかな? すんません、記憶が曖昧で。 あーこわ。いーこわ。うーこわ。えーこわ。おーこわ。 親愛なる今は亡きF氏へ。 日記のタイトルとして(その作品は読んでいないのですが)勝手に拝借させていただいてます。 ダークな役割はいつもA氏だと思っていたのですが、あなたのこの作品のタイトルを見たとき、いくらファンタジーとは云えやはり人はそれぞれにそれぞれの闇、悪、不条理を持っているんだなあと思いました。 手塚治虫然り、何かそう云う部分を見るだけで僕は安心してしまいます。 やはり莞爾として笑うと云うことは気持が悪いものです。
人知れず誕生日を迎える。 特に著述するような事柄もなく。
今日は、半ば無理矢理な飽食に生きた。 然し僕は哀しいかな、胃が普通の人よりも小さい、つまり少食なので、満腹と云うことを覚えられないのですが。 相変わらずaikoはコード進行と展開、転調がうまいなあ。 あれだけ変化させて、メロディも崩れることなく曲が創れるってすごいっすよ。 CD買ったことは一度もないけど、一目置いてます。敬愛してます。 ああ、また『火車(宮部みゆき/新潮文庫)』を買うタイミングを逸してしまった。分厚さがネックなのか。
『ペンギン村に陽は落ちて(高橋源一郎/集英社文庫)』読了。 則巻千兵衛、鉄腕アトム、キン肉マンにドラえもん、そしてサザエさんまで登場する破天荒なファンタジー作品集。 高橋源一郎と云う人は、こうやって無茶苦茶に話を破綻させつつ、倒錯を適当に流しつつ、最後には必ず心に突刺さるような印象を残す。 なんだかなあ、またこの何ともはや、得難い魅力に惹かれちまった。 何もないです、ここには。
これだけシンプルなサイトも珍しい。 『文庫版 狂骨の夢(京極夏彦/講談社文庫)』読了。 何故かネットで書評を見てみると、京極堂シリーズの中でも押並べて評価が低いこの『狂骨の夢』ですが、その先入観で臨んだためか純粋に面白かった。 あれだけ分厚いだけあって、色々と詰まるもんも詰まって。浅学の僕にとっては己の無知さから首を傾げる場面が何度かありましたが。 いやあ、すごいわ。 <五輪ネタ> ・モーリス・グリーンの物真似を街中ですると捕まりそうで。 ・姿勢良いなあ、マイケル・ジョンソン。 ・キャシー・フリーマンと楢崎正剛は似ている。
女子、摩羅、損、金。 果して巨人の優勝だとか。 祝勝会場ではしゃぐ金満選手たちを観て、鬱に。 延長のし過ぎ、誰がこんな夜半に娯楽番組なんか観るのか。 アンチによるアンチのための罵詈譫謗。 早くも『PSO』プレイ時のコミュニケート下手による杞憂を懸念する男がここに。 暗いのは、気持悪いので、嫌いです。 自身への訓戒として。根治しそうにありませんが。
えー、こんばんわ。 ね、朝方なんてもう、肌寒くなってまいりまして、ええ。 そうです、最近めっきり尿意頻度が高くなった幻想です。 まだ若いんですけどね、どうしたものか。 まあ、それは置いといてね、サッカー。日本対アメリカ。観てました?惜しかったっすね。 PKのシーンなんか、こっちまで緊張してね。負けたけど(だめじゃん)。 GRAPEVINEの新曲『ふれていたい』がPONY CANYONのサイトで試聴できるんだけど、その曲の発売日が11月1日。 1ヶ月も前に聴けちゃうなんて、ま、嬉しいですけど、ちょっと酷じゃあ御座いませんか?旦那。 ♪愛を ください〜 ウォウウォウ 愛を くださヒィッ♪みたいな、不条理。殺伐と。敢えて深入りしません。 あ、『トリック』が始まる。最終回、見逃せない。
昨日のドキッチの件(くだり)は、ドキッチにムラムラよりもドキッチにドキドキにしたほうが韻を踏んで良かったかなあ、と後悔することしきり。 フジテレビの五輪中継はCMの前に久保田利伸の歌のフレーズが一瞬流れるんだけど、何度聴いても、スタン・ハンセン(プロレスに疎いので間違えてたらゴメン)が「ウィーーーッ!!」と雄叫びを上げているようにしか聞こえん。 ビーチバレーの日本選手が二人とも大股開きで休んでたのには苦笑せざるを得なかった。……おまえはそんなとこにしか目が行かんのか。 井上康生の一本勝ち、そして、その直後の素晴らしくカッコ良いガッツポーズに鳥肌。 前に書いた”ガタイは良いけどかわいらしい姉ちゃん”こと、田島寧子ですが、モーニング娘。の安倍なつみとやらに似てません?特にインタビューの時のあの感じ。 (文中敬称略)
吉田秀彦の右肘脱臼に痛みを覚えたり、 サッカーの日本×ブラジルで一喜一憂したり、 久振りの風呂(湯船に浸かるのが)に沈思黙考したり、 ミステリを読んだり、 A7・D7・E7を延々と弾続けたり、 ドキッチにムズムズしたものを感じたり、 匂いを気にしたり、 伸びた髪が鬱陶しかったり、 炒飯の味を試行錯誤したり、 怠慢な社会に憤ったり、 廉潔な花を想ったり。 いやっほう!(何が楽しい?)
今日の買物は久々に音楽関係、アルバム2枚。 『LAST DANCE(BLANKEY JET CITY)』『ERA(中村一義)』。 聴いてる内に無力で才能のない自分がイヤんなってく音楽たちに邂逅すると云うことは、僥倖なのか?
過去にあれだけ『舞姫』を貶しておきながら、「おれって森鴎外好きかも知らん」と便所で想う午前の憂鬱。 行動する前に、現実を体感する前に、無知な頭で考えて考えて、理路を彷徨い、畢竟こうなるんだよ、とマイナス思考に堕ちる。 然し果して結論は、もういやんなるくらいの正確さでまた僕を悔恨の陥穽に引きずり込む。 たけしも「あんたはどうだい?」って言ってるのに、おれは何なんだよ、全く。心を静める方法が見つからないよ。 でも、当たって砕けて、羞恥に塗れて赤面し、また嘆息と共に帰ってきます。 やったるっちゅうねん。 ワシゃホントにくだらん男だけど、自分が自分であるための信念は貫くっちゅうねん。
今日の日記を書く前に「今日なんかあったっけな〜」と、想起せざるを得ない状況で良いのだろうか。 そんなつまらない毎日で良いはずがないのだけれど、現状の打破を想像できない。 ただ、それだけです。
おれはオリンピックに興味がある、悪いか。 今日観たものを箇条書き。 柔道。 男女で金メダル。両人とも一本をとった瞬間、鳥肌立った。 競泳。 銀メダルを獲ったガタイの良い姉ちゃんが、決勝後のインタビューの時にえらい印象が違ったので「かわいらしい娘なんだな〜」と。
敬老の日なので、夕餉に寿司が出ました。 所謂ひとつのJAPANESE『SUSHI』ですわ。 フジヤマ、スシ、ゲイシャ、セップク、の、『スシ』ですわ。 でも、僕は偏食家なので、生ものが食べられないのです。 寿司の中で食べられるものと云ったら、玉子、いなり、あとは、回転寿司でよくあるコーン、ハム、カニサラダくらいかな。 だから、正月だとかお盆だとか、そう云う親類が集う行事日は必ず寿司なので、非常に肩身の狭い思いをしております。 ひとりだけメニューが違うってのも、やらしいしね。
頗る不快な夢、ホントに、クソッタレが、嫌んなる。 おれの睾丸を握るんじゃねえよ。まったく話の平仄が合わんじゃないか。 『文庫版 狂骨の夢(京極夏彦/講談社文庫)』と『内乱の予感(島田雅彦/朝日文庫)』を購入。 んで。 『内乱の予感』はまだ書棚に並べる前の段階で店員さんに訊いて購入したんだけど、それがちょっと汚れてて、糅てて加えてカバーの端がふにゃっとなって、でも他にこの本を仕入てるような店がなかったからこの店に赴いたので、今更「やっぱりいいです」と無下に断れないし、一冊しかないし、折角出してもらったし、訊いたんだから買わなきゃなあ、と思って詮方なく買いました。 他人から見たら「んな些事」かも知れませんが、別にクレームをつける訳でもないし、いいじゃないですか。金出してんだから。 ふ〜ん、果して来年の9月『文庫版 鉄鼠の檻』刊行予定か。ちょうど一年後の刊行日まで無事にいられるのかな。 この日記作成システムを利用するようになって、僕の十八番である日記の書溜めが出来んようになってしまった。
真白のシャツにジーパンと云う出立ちを平生愛して止まない、と云うか着る服がないので必然と格好は限られてくるわな。 でも最近は(漸く)ファッションとやらに目醒めたのか、自分の身形が気になって仕方ないようになった、暇だから。容姿は醜いくせに。 これが青春ってやつか。
少し前の話を。 SMAPの木村拓哉が同年齢の人と対の形で様々なことについて語合う『同学年』と云う番組があって、 その中のひとりが「仕事を続ける傍ら、演技の勉強をしている」と木村拓哉に言ったところ、言下に「演技って勉強するもんじゃないじゃん」と反駁された場面があった。 この場面に僕は、何かどうにも納得できないものが引っかかって、思ったこと。 木村拓哉はアイドルグループSMAPとしてデビューし、ちやほやされて素人演技でもドラマや映画なんかの依頼(オファー)は入ってくると思うが、素人はそうはいかない。 演技の勉強やら何やらを続ける内、所謂業界人に見初められ、映画やドラマ、舞台などに出演できるチャンスを掴むものなんだと思う。 で、木村拓哉もデビュー当時から現在まで、様々なスタッフ、様々な俳優さんと絡んで切磋琢磨、成長していく(演技の巧拙は別として)訳で、その伝で行くと勉強となんら変わりないんじゃないかと。 想いを言葉(文章)に出来ぬもどかしさと、芸能人に対する劣等感に苛まれ認めてみました。 何で『いいとも』の客って「我が我が」ってあんなにうるせえの? 『ミュージック ステーション』の客も最近頓にうるさくなってきたし。 観てる側は非常に不快千万。って、親父の言う科白だな、こりゃあ。 北朝鮮が韓国に北朝鮮産の松茸(9000万円相当)を贈呈したそうだが、物で釣る外交政策の前に、貧困に喘ぐ己の国の民草にやれよ。 自国想いの良い民草じゃないか。戦前の日本を見るように。
『白仏(辻仁成/文春文庫)』読了。 鉄砲屋江口稔が戦死した兵隊や亡き初恋の人、友達、家族の魂を癒やすため、島中の墓の骨を集め骨仏を造ると云う話。 これは良かった。素晴らしく良かった。 現在まで読んだ(って『ピアニシモ』『海峡の光』の2冊だけど)辻仁成の著書の中で一番好きかも知らん。 え?何が良かったのか具体的に言えって? んなもん、何が良かったなんて言えるようで言えない語彙の僅少さに閉口するが、心につーんときた。 こちら東海地方。 すげえ雨。今は止んでるけど。近所の川が増水し溢れそうに。 こうやって何も考えずただ徒然に日記を認めると、含蓄の欠片もないヒジョ〜につまらないものとなります。 大体が行動してねえ人間なんだから、面白エピソードやら何やらネタが集まらんわい。あまり他人を見ないので。 あ、また降ってきた。
バナー出るけど、ごめんね。 世の中って、そんなもんなのよ、昨日も言ったけど。 と、昨日の日記を参照にしてくれいっ!てな感じで言ったは良いが、 昨日までの日記をすべて消してしまったからなあ。 あの、奇跡的にデモーニッシュな超哲学ペシミズムに満ち満ちた神学思想指嗾日記を。 ああ、勿体ない。 つうか、 文字化けしてません? 大丈夫ですか? 風邪ひいてませんか? 鍵をかけ忘れてませんか? 愛でその隙間が埋められそうですか?
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