■ 日々の歩み。 ■
徒然の考察・煩悩・その他いろいろ発信中。

2004年09月29日(水) デーブ大久保。

4月の日記にも書いたことがありましたが。

新大久保と大久保の中間あたりで、よく太った縞猫に
遭遇していましたが、日向ぼっこポイントだった
お宅の向かいの空き地に、春過ぎからマンションの
建築が始まって以降、姿を見かけなくなっていまして。


もともと野良猫ですから、もしかしたら何処かに旅立ってしまったのかと
心配していたところ、本日、久しぶりの再会を果たしました。


相変わらずの立派な体躯…というか、
明らかに顔が一回り丸くなっている気が。

毛並みもツヤッツヤだったし、どっかでいいモン食べさせてもらって
養われていたのかしら。


なにはともあれ、無事の再会の喜びに、
30秒ほど睨みあってきました。

動物との交流は、動物側の心理はともかく、私の心を癒してくれます。



2004年09月27日(月) 氷見のブリンス。

 富山から帰ってまいりました。
タラソテラピーは、想像以上によかったですよ。
ちょっと健康ランドっぽいノリの施設で、気軽に楽しめる感じ。
海藻入り全身泥パックが、ホコホコ温かくて極楽気分。


ところで今回、氷見漁港にご飯を食べに行ったのですが、
寒ブリで有名な氷見漁港の、ブリのマスコットキャラクター

「ブリンス君」 っていうらしいです。
ちなみに、こんなテーマソングまであった。http://www.exe.ne.jp/~himijc/burinsu/burinsu.htm

この 「ブリのブリンス君」 と、海坊主の子供 「ひみぼうず君」 は、
氷見出身の漫画家・藤子不二雄A 先生のデザインだそうです。


富山の人って、すごく生真面目にものすごい駄洒落を考えつくなあ。



2004年09月24日(金) 秋の遠足。

今日の夜出発で、富山に行ってきます。



昨日の祝日は、一人で新宿で買い物後、初台オペラシティアートギャラリーの
「夢見るタカラヅカ展」見に行ってきました。

ここのところ、秋の気配を感じるせいか購買意欲に火がついてます。
先週も、森で跳ねる兎模様の透かし彫りのシルバーリングと、
60年代っぽい幾何学模様のコーデロイのワンピを購入したばかり。
異常に厳しい残暑のために、買い揃えた秋物は、なかなか袖を通す機会が
やってきません。

指輪は右手の薬指にさっそく装着。
もともと右手の中指には、オレンジ色の石の入った指輪と、
互い違いのクロスの透かし彫り指輪が2本も嵌っているので
見た目が物凄いことになってます。

妹に、「人でも殴り殺しに行くのか」と真顔で聞かれました。



「夢見るタカラヅカ展」は、相変わらずユルイ造り。
オペラシティアートギャラリーは、かなり頻繁に足を運んでいますけど
今までで一番面白くなかった企画だったなあ。

タカラヅカって扱いの難しいサブカルだね。
もっと、あの世界が内包する毒々しいキッチュさを曝け出せたら面白いのに。
そういう意味での本質を一番捉えていたのは、蜷川実佳だった気がする。

売店で、篠山紀信氏が撮影したタカラジェンヌの写真集を立ち読み。
紀信氏は、男役を被写体にするのは好きだけど、娘役撮るのは
あんまりお好みではないらしい。

紀信氏が撮りたいジェンヌの姿って、あくまで男性側からみた
「男装の麗人の滲み出る色気」なので、大半の女性ファンの考える
「男役の格好よさ」とはちょっと違うのが、紀信氏の写真が
ヅカファンにはイマイチ評価されにくい要因なんだろうなあ。
なんか、普通にマニッシュで綺麗なオネエサン、って感じに仕上がっちゃう。


だから、某娘役に男装させて撮った写真は、なんか凄絶にエロかった。
通常の娘役姿の写真は、全然色気なくてイケてないのに。

本人が男装することにかなり難色を示した、という話をどこかで
聞いたことがあったけど、あれだけは、紀信グッジョブ、って言いたい。



2004年09月20日(月) 六本木純情派。

三連休は、妹と外出してました。
姉妹揃って、ともだち少ない寂しい子たちなんです。

六本木ヒルズの森美術館に行ってきましたが、
出来て1年以上経ったはずなのに、相変わらず詰めの甘さが
各所にみられて、あれだけ人が多いのに、色んな意味で勿体無い。
案内標識が判りづらく、無駄にたくさんいる職員も、なんの役にも立たない。

美術館内は、大して混んでいなかったのですが、とにかく展望台と
セットになっていることもあって、チケット買うまでに20分くらいかかる。
だいたい、52階のチケット売り場に登るエレベーター前にたどり着くまでに
10分以上待たせて、ぐるぐる細い通路に並ばせるなんて異常だね。

展示内容は、現代アートを中心に展示するつもりなのかなあ。
今回は、「COLORS」 という色別にブースを区切った服飾系の展示と、
「小沢剛」という現代ポップアーティストの展示。

「COLORS」は、18・9世紀の欧米のドレスが何点か展示されていて
それがかなり興味深かった。
いっそのこと、アンティーク系のドレスで統一してくれた方が面白かったかも。
ただ、展示の仕方と照明が悪くて、一方向しか洋服が見られないので、
せっかく凝ったつくりなのに前飾りが見えなかったり、ちょっと
物足りない部分もありましたが。

「小沢剛」 の作品は、以前オペラシティギャラリーでも見たことがありますが、
さすがに会場の規模が段違いなので、かなりの数出展されてて見応えありました。

ただ、小さなハコ向けというか、身近な素材をつかった懐かしくも
ユーモラスな作品を作る作家さんなので、森美術館の広くて現代的に
綺麗過ぎる雰囲気とはちょっと作風があわないかなあ、って感じもしましたが。


やっぱり、展示の仕方が随所で気になった。
牛乳箱を使ったシリーズの作品を壁に掛けて展示していたんですが、
中が覗き込めない、高い位置にまで展示してあったり、展示用の
設置壁の裏の骨組みが、まる見えだったり。


個人的にはかなり好きな部類の作品でしたが、あれを国内最大規模を誇る
私営美術館で、3ヶ月近い長期展示でやる意味は、あんまり感じないなあ。

どうやら、私営美術館は有名な作品を外国の美術館から貸し出してもらうのに
さまざまな制約があるし、53階という高層階に美術館があるため、
搬出搬入の制約も多いらしい。

現代アート系で売り出す美術館としては、それって致命的だと思うんだけど。
まあ、展示内容がイマイチでも、場所柄放っておいてもお客さんが入るから
あんまり気にしてないのかなあ。


唯一、私の心を捉えて離さなかったのは、51か50階のエレベーターホールの
アートギャラリーで売ってた、ボス(Hieronymus Bosch) のフィギア。  【こんなの】

すごく好きな画家なんだけど、こんなの売ってるの初めてみたよ。
財布事情からちょっと今回は買えませんでしたが、近いうちに。



2004年09月19日(日) 雀の墓標。

ウチのベランダで、雀が1羽死んでいました。
特に目立った外傷はないようでしたが、小さな身体は黒ずみ縮こまり
死んだ生き物特有の違和感を感じさせる姿で、ベランダの隅に
横たわっていました。

この場所で命が尽きたのもなにかの縁なので、タオルに包んで、
ちょうどいい大きさの箱を棺代わりに、お墓をつくりました。


都会で一人暮らしをしていると、生き物の死に目にはなかなか
立ち会う機会が少ないですけど、人でも動物でも、死ぬ瞬間や
亡骸を目にした時の、あのなんともいえない違和感や、足が竦むような
恐怖感というのは、やっぱり本能的なものなんですかね。

死という概念は、人間だけが持っているものだと言われていますが
すべての生き物は、死に直面すると必死にその腕から逃れようとします。
死への恐怖は、生あるもの全てが共通して本能的に感じるものですが、
理性を持った人間は、宗教や思想によってその恐怖を克服しようとしたり
また恐怖を超えて、逃避や安寧の場所を死に求めることもあります。


死んだらどうなるのか、死ぬ瞬間はどんな気持ちなのか。
そんなの死んでみなくちゃ判らないんで、聞いて正確に答えられる存在は
この世に存在しない訳ですが、たまにはそういう哲学的なことを
考える時間を持つのも、大切なのかもしれないですね。


雀さん、やすらかに。



2004年09月11日(土) 東京散歩。

仕事で大ポカやらかしたりと、最近は運にも見放された感のある
可哀想な独身女子(あと1ヶ月ちょっとで27歳)。

傷ついた心を癒すには、乾いた都会のコンクリートジャングルじゃ
まずかろうと、上京してからかれこれ7年経った今になって
初めて代々木公園と明治神宮に散歩へ行って参りました。

我が家からバスに乗り、NHK前のコンビニで食料調達をしてから
テコテコ歩いて代々木公園へ。

すっかり吹く風も涼しくなって、秋の気配が色濃くなった公園では、
乳幼児やら犬やらカップルやら、ネタ合わせするお笑い芸人や稽古に勤しむ
音楽隊や劇団員まで、多種多様な人々が、各々爽やかな休日の午後を
過ごしていまして、その中を緑に囲まれウラウラそぞろ歩いていたら、
なんだかちょっと浮上してきました。

そのまま暮れなずむ明治神宮に参りまして、外国人観光客に混じって本殿の参拝。
神楽殿の入り口に、モックンとややこサンの結婚式の写真が飾ってあった。
そういえばあの2人、あそこで結婚式挙げたんだよなあ。


明治神宮を後にして、ダラダラと家まで歩いて帰る。
途中、西新宿の小さなペットショップに立ち寄ったところ、
「ミニブタ」 がいました。

生後1ヶ月の黒い子豚ちゃん。ちっちゃくて超ラヴリーでしたが、
ゲージをガンガン鼻先で突撃して動かしたりと、結構アグレッシブ。
基本的に草食だそうで、お店のお姉サンがレタスの葉っぱをあげたら
短い尻尾を千切れんばかりにフリフリして、ご機嫌にガツガツ食べてました。

お値段15万円也。
ミニブタといえど、結構大きくなるし、室内飼いだと蹄で床が痛みそう。
一時期、実家の母が飼いたがってたけど、普通の犬に比べると
気性や健康管理の面でも、飼育は難しいんだろうなあ。

まあ、今の私にはどっちにしろ飼ってあげることはできないのですが
ひと時のアバンチュールということで、思う存分、黒豚ちゃんと
ブルドッグのヴィヴィアンちゃんを撫で繰り倒して舐められまくって
なんだか思いっきり癒されました。

傷ついた時には、柔らかくてあったかい動物と一緒に過ごすのがいちばんだなあ。
嗚呼、犬と一緒に生活したい…。



2004年09月07日(火) アンテナ強化。

どうも最近、すべてにおいてひきこもりがちで、
外に向けてのアンテナが弱ってきている気が。

こういう時こそ、美術館行ったり、買い物に行ったり、
新しいお店を探してご飯を食べたり、アンテナを磨いておかないと、
本格的に 潤いのない女 になっちゃうぞ。

そういえば、ネイルもここ数週間塗ってないし、
美容院にも2ヶ月くらい行ってないからボサボサだし、
お化粧も手抜きばっかりで、気合入れてないなあ。
(まあ、あんまり気合入ってることもないけど)


手始めに買い物に行ってみる。秋物がそろそろ欲しい。

最近お気に入りのブランド。
le coeur blanc http://www.cityhill.co.jp/brand/leco/index.html
お値段リーズナブル、可愛いめ天然路線。

つうか、若づくりしすぎだよ。自分。

もっと年相応の恰好しないとなあ。
そろそろこの路線も、苦しくなってきたぞ。
一朝一夕ではどうにもならないものですが、努力は必要だね。



最近出来た、新宿御苑近くのカフェ。
BOWLS cafe http://bowlscafe.com/index.html

ランチ食べてみましたが、味はそこそこ。
すごく小さな店ですが、雰囲気は女の子らしくて凄く可愛い。
ちょっと通ってしまいそうです。

しかし、あの立地条件にあの客入りで、果たしてやっていけるのか。
夜も8時くらいまでしかやってないみたいだし。


今日は髪を切りに行こうかなあ。



2004年09月05日(日) 地下活動。

最近、日記の更新が滞っているのは、ネタがない ということもありますが
ちょっと別件で立て込んでいるせいです。

もう少しすると一段落するので、きちんと社会生活及び日記更新を再開させたいです。


<今月の予定>

今月の下旬に、また富山に行くことになりました。
今回のメインは、タラソテラピー http://www.thalassopia.com/


最近、この手のマッサージ系にえらく弱い。
女の子同士で遊ぶには、うってつけだと思うんですが、

なにしろ女友達が少ない寂しい女なので

行きたい場所は数あれど、一緒に行く相手がいないのが辛いところ。
一人で行ってもなあ。なんか空しいよ…。
今回は心優しい大学の同期たちに、ご一緒していただけます。ありがちょ。


しかも友人カップルの車に、お邪魔虫で便乗させてもらう予定★
(マジ、大迷惑だから)



2004年09月03日(金) 酒は飲んでものまれるな。

人生最大級の酒の大津波に、思いっきり飲まれてみました。


全てが泡沫の夢のように、虹の彼方の出来事だわ。
はは…は…。(笑い事じゃないって)

今までも酒の失敗は数あれど、この歳になってあんなことになるなんて、
私はまだまだ酒の力を甘く見縊っていた模様です。(それ以前の問題では?)

もう酒好きだなんて、恥ずかしくて公言できません。
嗜んでる、なんて、口が裂けたっていえない。


色んな人に迷惑かけて、色んな人のあったかさに、今更ながら涙が止まりません。

新宿歌舞伎町フォーエバー。(出入り禁止だっつうの)



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