悲しませない方法 ■2002年08月30日(金)■ あなたが悲しんでいることを わたしはわからないわけじゃない だけど それでも あなたの悲しみは あなたも解っているように 色んなものを代替しながら癒していける わたしの悲しみは 全身の皮膚の裏側に ぴったりと張り付いているようなもの わたしを 悲しませない方法なんてどこにもない 知らず知らずのうちに いえ うすうすわかってはいたけれど 月日をかけて 全身くまなく及んだブルー。 無理矢理 悲しみを剥がせば たちまちにわたしは死んでしまうんだろう 傷に塩 ■2002年08月24日(土)■ 「わかってるとは思うが 比べるまでもない Johgenオマエじゃダメなんだ」 「ハッキリ言わなきゃわからないのか?」 そういえば・・と思い返せば あれもこれもと心当り 袈裟懸けに斬っといて 上から塩を撒く非道さだ 金の切れ目が 縁の切れ目 ああ・・・ C’s Diary ■2002年08月19日(月)■ 男って てめぇに都合のいいことばかり考えてるね 女の傷の深さを考えないで 自分の思いの深さばかりを強調して優先するのね 傷つけて空っぽにならざるを得なかった女のことを てめぇの良いように解釈するのね 空っぽな『ココロ』で 受け入れてるんじゃないんでしょ ただ通り過ぎていくんでしょ ほんとの喜びや安らぎなんか与えられないくせに 男ってば 自己満足で てめぇだけ潤って喜んでるんだろうね 忘れかけた頃に 傷も癒えかけた頃に 「いつか」を 男は持ってくるかもしれない だけど 「いつか」のときに てめぇが傷つけた あなたの『ココロ』を 全部チャラにできると考えてるとしたら 男って なんてオメデタイんだろう そして あなたがそれをさせてあげるとしたら あなたって なんてお人好しで デキた女なんだろう Dear・・ ■2002年08月18日(日)■ わたし優しくなんかないもの いい奴だと思われなくていいもの (うらみ・ます by中島みゆき) メールを見たら 戸惑いながらも 嫌になってしまいなさい 穴 ■2002年08月14日(水)■ 最初からそこには 大きな穴が開いていたけど わたしは承知で あなたも承知で そのうち穴が開いていることにも慣れて 何年か月日を経てみると その穴のせいで わたしは随分と傷ついていることに気づく 何度か わたしは 「この穴はイヤね」などと訴えてみるが それは決して あなたに対して 「穴を埋めてよ」という具体的なものではない 「知らないうちに そこで怪我をしてたわ」というと あなたは 大抵 「ああ 穴があいてるからね」と 事実の認識だけを述べた それくらい その穴は当たり前にそこにあった 被害者意識 ■2002年08月12日(月)■ わたしがあなたを傷つけるわけがない わたしはとっくに あなたに殺されているのだから そりゃ違うやろけど ■2002年08月10日(土)■ わたしでは癒せない あなたでは癒せない ただただ そのぬくもりと重量感で落ち着くというのなら 夏の砂浜で 顔だけ出して埋められてみればどうよ などと さみしい男女諸氏に提案してみる(笑) 責任 ■2002年08月09日(金)■ ただひとつ大切に下げ続けていた荷物を 力尽きて 何箇所にも 振り分ける たよりないほど 軽くなる だからといって 心まで軽くなったわけじゃない
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KATE ささやかでもない一日 マイエンピツに追加 |