おてんきや日記
DiaryINDEX|past|will
2005年01月31日(月) |
こちらこそありがとう |
ある日、二女の泣き声で夜中に目を覚まし、 おっぱいをあげようとしたら、枕元に何か紙が置いてありました。
「おかあさんへ いつも いっしょに ねてくれて て つないで ねてくれて どうも ありがとう はるちゃんより」
一緒に寝たはずが、私のほうが先に眠ってしまって、 きっと眠れなくなってしまったのでしょう。 布団から抜け出して、隣の部屋でテレビを見ていたおとうさんと一緒に お手紙を書いてくれたのでした。
夜中にこれを見たら、おかあさんきっと喜ぶだろうな
そう思いながら、眠ったのでしょうね。 もちろん、それを夜中に見たおかあさんはとてもほんわかした気持ちになりました。
すやすや眠るおねえちゃんの顔を見ながら、
「こちらこそ ありがとう」
URL:http://www.parkcity.ne.jp/~scoop-h/ テープ起こし スコップハウス@kaki
4歳の長女は、私と一緒に布団に入って眠ることが当たり前の生活を送っていました。 妹が生まれるまでは……。
生後8カ月の二女は、夜になると泣きぐずり、 おっぱいを飲んで、しばらくの間だっこをして、それからやっと眠ります。 眠っても、2〜3時間後にはまた泣いて起きるので、 私の布団に一緒に入って添い寝しています。 妹と反対側の、私の隣で寝ているおねえちゃん。
「お母さん、こっち向いて」 「ごめんね、わこちゃんがねんねしたらね」 「わこちゃん、もうねんねした?」 「もう少しよ、あと少しだからね」
おねえちゃんは、布団の中でじーっと妹が寝るのを待っています。 どんなに眠いときでも、お母さんがこっちを向いてくれるまでじーっと待っているのです。
妹が寝て、反対側にいるおねえちゃんのほうを向くと、 うれしそうににこにこして体を擦り寄せてきます。 そして、真ん丸の目をして言います。
「ねぇ、お母さん。手をつないでトントンして」
片方の手をつないで、もう片方の手で優しく体をトントンとたたいてあげると、 すーっと目を閉じて眠ります。 時には小さな声で、今考えていることをそっと教えてくれたりします。 ひとしきり聞いてあげると、満足そうに眠りにつきます。
お母さんは、おねえちゃんと妹の、ふたりのお母さんになったのです。
一生懸命おねえちゃんになろうとしているんだね。 そういうのも、ちゃんとちゃんと分かっているからね。
2005年01月11日(火) |
沖縄に行ってきました |
2004年のおおみそかに年内最後の納品を終え、正月休みを長くいただきました。 遅ればせながら、1月11日がことしの仕事始めです。
2005年の始まりは、沖縄で過ごしました。 海には入れませんが、それでも随分と暖かく感じました。 東京に帰ってきたら冷凍庫の中のように寒くって、「こんな所で暮らしていたのかぁ」と思ってしましいました(笑)。
向こうでは那覇に部屋を借り、そこを拠点に動ける範囲の行動でした。 「部屋」というのは、一応名前は「民宿」なのですが、まぁアパートの一部屋を借りているような状態です 部屋も広く、2Kというような間取りです。 子供が小さいので、バタバタ走り回るし声もでかい。 チビのほうはまだ夜泣きもしますので、そういうことに何の遠慮も要らないお部屋を借りることができたのは好都合でした。 それで、朝食付きで1泊2,000円です! 朝食は、近くの市場の中にある民宿オーナーのおばちゃんのお店に食べに行きます。
ただ、心配なのは【ゴ】に出会うのではないかということでした。 沖縄の【ゴ】は、でっかくて目が合うと飛んでくると聞いていました。 私は虫は何でも苦手なのですが、特に【ゴ】は大、大、大、大の苦手。 というよりもう駄目、腰が抜けてしまいます。 しかもLサイズだなんて……。 部屋はお世辞にもきれいとは言えなかったし(直前まで使っている人がいて、生活感たっぷり)、すぐ下の階はラーメン屋でした。 部屋の外はすぐ市場です。 ほら、【ゴ】の出る環境はバッチリ整っているでしょう。 夜になるとビクビクしながら過ごしていました。
ところが、出会わなかったんですよ〜(^o^)。 何てラッキーなんでしょう。 だから結局、嫌なことは一つも起こらずに快適な滞在生活でした。
沖縄では、とにかくよく食べました(^o^)。 だって、市場の中には食べたいものがいっぱいで、毎日それらを制覇するのに一生懸命でした。 地元の人が多く集まる食堂は大抵期待を裏切らないので、そういうところを見つけては、おいしい料理を食べていました。 また沖縄の食事って、どこでも盛りが「てんこ盛り」で出てくるんですよ〜。 うそ〜っ! って思っても、結局全部食べれてしまっているんです。 おかげで、子供には「お母さん、おデブになるから自分でちゃんと考えて食べなさい」と言われてしまいました(^^;)。
それから、ほんの少しだけ一人の時間をもらって「やちむん通り」を散策しました。 沖縄の陶器って元気がよくて個性的で、以前からすごく興味があったんです。 今回、「やちむん通り」のすぐそばに滞在していたので、これは! と思って見てきました。 目に留まったマグカップを2つ、手に入れました。 それからすごく衝動買いで、急須を1つ買いました。 マグカップも急須もすごく大ぶりで、大胆です。 急須はコーヒーを煎れるのにも使えるので、これで急須にコーヒーをおとし、マグカップですすりながらパソコンに向かっています。 ちょっといい気分です(*^_^*)。
さてさて、こんなのんきに文章を書いている間に、ご依頼のテープが届きました。 仕事モードに戻ります。 ことしも忙しい年でありますように。
|