切れ端。

2006年04月30日(日) 遠い帰り道。

1人でいるのがどうしても嫌で

見ず知らずの人達と飲んで騒いで

帰りは朝から数えた方が早い時間。

帰りのタクシーから見る街は静か。

誰もいない。

部屋に戻っても1人。

熱い湯に浸かって寝ようにも

どうしようもない自己嫌悪と孤独感

夢や希望と言う言葉が空虚

理想の描き方も忘れた。

会いたいのはあなた。

どうしたら会えるのかも知らない。

久しぶりにちょっと辛い。



2006年04月27日(木) animalife.

動物園の動物達を連れ出して

高層ビルの森の中でパーティーをしよう

鬱病のペンギンだって

パーティーが始まれば大丈夫

躁病のラクダだって

パーティーが始まれば大丈夫

騒いで 踊って 歌って

下戸のライオンは 踊ってよ

笑い上戸なフラミンゴは 歌ってよ

本音だ 建前だ そんなのどうでもいいじゃない

踊って 歌って 騒いで パーティー

睨み合たって 何も始まらないじゃない

仲良く 踊ろう 騒げ パーティー

踊って 歌って 騒げ パーティー

泣いて 笑って 狂え パーティー

愛を 歌って 叫んで 狂え パーティー



2006年04月15日(土) 夜の訪問者。

愛を知ろうと 手繰り寄せたけど
知ろうとすればすればするほど解れていく

大事にし始めたら 次第に枯れていく

もがいたら いつまでもはまる沼のよう
知れたと思っていたら 足元を掬われる

忘れてくれていいよ 言葉の結び方や笑い方

針が重なる 終わりはいつかに似ている

忘れてくれていいよ 名前を間違える前に

忘れてくれていいよ 言葉の選び方や愛し方

針が重なる 終わりはいつもしたたかで

針が重なる 終わりはいつも夜に来る



2006年04月07日(金) ちっぽけ・ポケット。

淀みすぎて

どの色を混ぜれば

元の色になるのかさえ忘れてしまった

また誰か1人離れて

気が付けばいつだって独りだって知ってる

空の色に悩んだって

酔いつぶれた先に見えたものだって

自分より下と比べて勝った負けた言ってたって

いつかの夢の続きを探したって

夢や希望が潰えたって

言葉で表せない感情を抱いたって

傷付いた振りをしたって

この窓から飛び降りたって

何を始めて 何を終わらせようとしても

夜が朝を起こしに出かけてることは変わらないし

朝が起こされるのを待ってるのも決して変わらない



2006年04月05日(水) 1mg.

影が響く 静かな夢の終わりに見る朝は
酷く煩い 味気ない現実と平坦と 
割り当てられた いくつかの希望

僕を起こしたら 夜は眠りについた
いくつかの習慣をこなしたら 
隆起を隠した平坦な1日は過ぎる

夜が起きる前に 言葉を集めて
最後の一行に迷う手紙のように
取り留めのない言葉は 希望か絶望か

運命は過去の別名
独り善がりな いくつかの過去

夜が起きる前に 今は少しだけ優しい言葉が欲しい



2006年04月02日(日) 4月2日。

4月2日。

この日は何となく特別な日。

友達の誕生日であるのも然り。おめでとう、Mr.ソフト。


インターネットという空間に自分が名付けたサイトが出来て5年。

紆余曲折あったけれど、なんとか密やかに存命してる。

たかがサイトが5年じゃないかと言われても仕方の無いことだけれど

そのサイトを作った過程なんかを考えると、懐かしい。


好きな人に見て欲しくて始めたんだ。

たったそれだけ。


 < BEFORE  INDEX  NEXT >


shinsuke [MAIL]