2011年03月06日(日) |
▲ゼロの焦点onTV |
映画公開時から見たかったでのすが、WOWOWでも機会を逃し、 やっと地上波で見られたのですが、
えーと。総じて面白かったのですが、 なんというか、ヒロスエさんの役は、 彼女じゃない方が良かったような。。。
思うに禎子という女は、恐らく夢のように愛らしく、 美しい少女だったの思うのですよ。 幸せというのを何処か信じられないで居た男に、 もう一度、それを信じさせられるような、 春のような優しさと愛らしさを持った少女。
なんだけど、まあ、私が楽しい新婚さん場面を見てないことを、 差し引いてもそんな感じがしない。
あまりに彼女はヒロスエリョウコという自分が強すぎて、 健気で、たおやかな女性にはどうしても思えないし、 ナレーションではないけど、 ナレーションぽいモノローグがどうしても、聞きづらい。
それに、この禎子という女も、割に合わない役なのですよ。 だって、彼女が居なければ、話の発端である、 ”偽装自殺”なんて、行われなかったのですから。
結局、美味しい所は、全部、中谷美紀さま (いやあ、さまを付ける人の気持ちがはじめて判ったわ)と、 木村多江さんに持っていかれるという。。。
半官びいきな日本人には、元パンパンの身の上から抜け出して、 やっとつかんだ幸せが、でも、いつ崩れてしまうか判らず殺人を重ねていく、 中谷美紀様や(よしんば彼女がこの役をやらなかったとしても) 友達の為に死んでしまえる、木村多恵さんの方が、 感情移入しやすいろいうか。。。
だから、三女優夢の共演とかにしないで、 もうちょっと手垢のついてないぽい、 新人さん、今だったら、松下奈緒がぱっと浮かんだけど、 とにかく、素直で品があるいかにも、娘さんらしい娘さんの方が 良かったんじゃないかなあと。
どうせ、負け試合!ならと思いました。 後、そうすれば無闇にヒロスエさん写さなくてもよくなるので、 もっと、スピーディーに話が進むと思うのだけど。
本当の夫婦になれたかどうかなんて、初めは妄想ぽく、 思い出は、写真一枚あればいいんじゃないかあ。 そうすれば、そんな思い出に縋る彼女に、 ちょっとは親近感も沸くだろうし。←ひどい。
だって、ラストまで、長いんだもの〜。 とか、書いているけど、アタシ、一時間経ってから見たなんて、 口が裂けても云えません。
つうか、だって、それで話が十分、判ったからさあ〜。 もしかして、そっちの方が問題なのかしらん。
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