2006年07月30日(日) |
野辺山フェスティバルオンアイス |
とうとうやってしまった・・・・SPの「学校へ行こう!」を落としてしまった・・・・(呆)
寸前でチケットが確保出来まして無事「野辺山サマーフェスティバルオンアイス」を見てきました。昨年、一昨年に比べて参加人数も少なくて終わった時間が早くうっかりすると花火大会に間に合いそうでしたが現地の人混みを考えるとほとぼりが冷めるまで時間つぶし(笑)
あいにく有香ちゃんはいませんでしたが(というかデトロイトでコーチ業が忙しいというのは知ってました)人数が少ない分、主力選手は2回滑るという有る意味お得感いっぱい。フィナーレも振付デビューかと思われる宮本賢二「宴会部長」の仕業と充分わかる年相応に合ったいいフィナーレでした。お譲り頂いた席が最前列(!)だったので久し振りに周回する選手に触れるという特典もありました。いやー楽しかったです。昨年の花火を見ながらふてくされていたのとえらい違い(苦笑)
SPがまだだったり(隠してる?)EXプロがまだだったり、どちらかひとつという選手が多かったですけど、総じて皆仕上がりが早いように感じました。今季は南里君いいですよ〜。高橋・織田・小塚・中庭と、この4人の牙城は堅いと思いましたが当日の出来如何では彼は台風の目になりそうです。今季のSPを2年前のものにしているのは多少本人も「東京」を意識しての事だと思いますし、昨季のSPをEXプロとして滑ったのですが表現から滑りからすっかり良くなっていて、後不安があるとすればスピンかなというところです。ジャンプはパーフェクトでした。南里君は4ジャンプ出来る筈なのでフリーはどのようにくるのかしら。 SPをいち早く披露した中庭君の「アランフェス」ですが、本当まだ出来たてのほやほやで数年前のステップで転ぶ中庭(笑)を彷彿させました。背筋が弱いんですよねー。滑り込めばそれなりの味が出てくるとは思いますが、日本の男子で「アランフェス」はやはり本田君の演技が鮮烈なのでかなり難しい選曲だと思いました。今の時点では曲の編集も良くないですしね。高橋君のやったモダンバージョンの方が良かったんじゃないかなーと思うんですけど。だからといって昨季の「サラバンド」は小塚君がやるという話が出てますのでしっくりいかなくてもプログラムを戻すという事が出来なくなると思うので(そこまで気にすることもないのかな)チャレンジ!ですね。でも、4+3に挑むわ(ファーストジャンプは成功!)EXではTアクセルに挑むわ、漢っぷりは健在でした。「海猿」は私が見た限りでは野辺山の方が良かったです。(DOIは2日目がパーフェクトだったと聞いたので・・・) で、大ちゃんはここにきて未だに新プロをやらないですが、準備は大丈夫?「ミネオリア」に出てる場合?(しかもそっちも大丈夫か?と言われてる始末 笑)日本の「Mr.エキシビジョン」の名に恥じない素晴らしい滑りではありました。滑りとジャンプは安定してます。問題は試合用のコンビジャンプになった場合かな。彼も数年前に比べると別人ですね。いつから演技であんなに自分を解放出来るようになったのかなーと思い巡らせていました。髪の毛は纏めてくれた方がいいです。 織田君はEXでSPのプロを。こちらはDOIの方が出来が良かった気がするのですが、どうでしょうか?あんまり好不調に波がないのでわかりにくいですけど。冒頭の挨拶があまりにたどたどしくてうっかり関西人の彼に突っ込みを入れそうになりました(笑)SPは昨年、一昨年の流れを汲む、彼の持つ可愛らしいとこが前面に出るプログラムかと思いますのでさて、フリーはどんなのになるのかなー?そういや、昔に比べてポジションがいろいろ綺麗になったと思います。 無良君は周囲からも「本田君を彷彿させる」という滑りをしますが本田君が15才の時はあんな風には滑ってませんでしたから(笑)滑りの熟練度の高さが伺えます。年齢を考えるとちょっとウェイトオーバーに感じます。今季はまだジュニア扱いなので彼が台風の目になったら大変な事になりますので(なってもおかしくないですけど)多分今季は大人しくしているような気がするのは私だけ? 柴田君もSPはまだ出来たてという感じでした。EXの方が良く滑れてましたから。彼は上位を狙うには基礎のスケートをもう少し良くしないとというところがあるのですが、身体のラインは独特なのでまた楽しみですね。フィナーレでの無表情っぷりも面白かった(笑)せっかくのイケメンなのにね。噂のコーチ、川越正大君、間近で見まして、彼あんなキャラだったっけかなーと昔の事を思い出してみました(笑)昔PIWでユニット組んで唄っていたのは内緒?
女子は皆可愛いな〜(それかい)私的には澤田亜紀ちゃんがお気に入りでした。決してスタイルは良くないですけどちゃんと踊り心のある演技をする醍醐勢の筆頭ですし、笑顔が可愛い!奈也ちゃんもですが転んでもにっこりしてすぐ演技を再開するところが本当好感度大でした。あの世代はひと昔前の全日本チームを彷彿させます。太田由希奈ちゃんはメイクの目ばりがすごい(笑)美意識が高いです。技術を戻すにはまだまだ時間が必要という印象でした。 初見となった水津瑠美ちゃん、かなり完成度の高いジュニアだなーと思いました。亜紀ちゃん世代の下がちょっと伸び悩み?と感じていたのですがいるもんですね。今年は全日本ジュニアもきちんと見に行こうかな・・・。 安藤美姫ちゃんは滑りは格段に良くなってますよ。まだ試合用の演技がどの程度まで戻しているのかは未知数ですが、少なくても顔の印象がすっきりして美人度が増してました。痩せただけでなく毒気も抜けたのかな。SPにEXプロの「カルメン」をやりまして衣装は一昨年のものながら演技は大幅変更して、あれだけ教えても教えられなかった「踊り心」(by佐藤久美子コーチ)が増した演技に見た目の印象に精神年齢が追いついたのかなと、そんな感想を持ちました。
トリは章枝ちゃん。どうも靴を替えたばかりらしくややナーバスな印象でした。演技終えた後も暫く表情は硬いまま。そういうとこはまだまだと思うのですが演目が記者発表用だった新プロ、「ナルニア王国物語」で相変わらず隙のないプログラムに単純に凄いなと思いました。衣装も綺麗でした。青系の衣装が多い彼女ですが無彩色の白も似合いますね。布使いはやや失敗したかな?彼女にだけアンコールがかかり、漸く笑顔が戻ってきました。「カルメン」は照明がないと出来ないプログラムなので何やるのかなーと思ったプロがこれだったので非常に嬉しかったです。
野辺山はやっぱりいいな〜。やっぱりそろそろアイスクリスタルの会員にならないとダメかしらね・・・。
仕事の方は一段落しましたが谷間なだけで、今期はもうダメですね(まだ9ヶ月あるぞ)私の方の助けも社内の人間ではなく派遣さん投入という結果で、会社には期待するなと言っているようなものだというの、気付いているのかどうか・・・(苦笑)しかもかなり楽天的な言い分ですが、場所柄、まだ応募がきていないような・・・(派遣元のHPは毎日チェックしてます)とりあえず周囲には「今倒れたら労災ね」と言い放ってストレス解消しています(元気じゃん、自分)この後のイベント月間の休みは死守するぞ〜!
野辺山予想通り取れませんでした・・・。今年も花火大会か?どうもお目当ての人出ないような気もしてきたのでいいかなと(わかんないですけどね、有香ちゃんの事だから)
さて、久し振りにVトークでも(笑)先週の「少年倶楽部」はオンタイムで見ました。録画予約を忘れていてハイビジョンで録ればいいかなと思いつつ、早めに帰ってきたのは剛君のトークがあったから。喋りが上手い方ではないですが結構鋭い剛君トーク、しかもピンで逃げ場のない状態、かなり面白かったです。これメンバー順番に出ないかなー。かなりマニアなトークが聞けそうなんですけど。で、リーダーって何しているかわからないものなんですか?「君を見上げて」話も嬉しかったです。映像見たくなりました。 歌も3曲、ようやく新曲聞きました(おい)うーん微妙。「それぞれの空」を歌ってくれたのは良かったです。 この回は上野水香さんのトークもあってお得感がありました(彼女こそ和製シルヴィ・ギエムですからね)沢山お話した訳ではないのですがものすごい存在感。日本人では彼女か富永愛かってとこです。バレエもいずれ見に行ってみたいんですけど超スーパースタークラス、最近来日しなくなっているような・・・。
ところでこの夏は「ウルトラマン生誕40周年」という事であちこちで特集が組まれてます。先日も「News23」枠内でやってました。「平成ウルトラマン」はほんの僅かな扱いで「ウルトラマン」といえばやはり「初代」「セブン」が絶大な人気ですね。私、「80」までは全部見ているのですが覚えてなくて「News23」内で取り上げられていた「新マン」の話は結構ショッキングでした。今はあんな話作れないよな・・・。 で、ウルトラマンが生誕40周年という事は「ティガ」は生誕10周年なんですよね。今度スカパーで一挙30話放送と、何かにつけ放送をやって貰えるのは有り難いです。というかジャニーズ事務所役者のものはBSやCSで版権上放映がかけられにくいらしいのでこれだけ頻繁に放送がかかるだけでも「ウルトラ」は凄いなと思ったりします。本当は10周年記念でDVDボックス出るのを期待していたのですがどうもそれはなさそうなのでそろそろ諦めてDVD買うかな・・・。 「オリコン」の「好きなウルトラマン」にレオやゾフィーを差し置いて7位にティガが入りました。女性編では4位(笑)このアンケート、思いの外まっとうで男性部門の1位が「セブン」だったりしますし、「タロウ」の人気の高さもわかるような気がします。私もティガ以前なら「タロウ」なので。「ウルトラマンティガ」の人気を10年後に再確認した出来事でした。
そういや健君のお誕生日おめでとうコメント出し忘れた挙げ句に明日はもう坂本さん35才の誕生日だわ(汗)実は結構前からBBS書き込み不能にしていますので心の中でお祝いしてください。BBSはいずれ外そうかと思ってますがマシン移行し終えてからにします。 坂本さん、今年の夏は正念場ですね〜(意味不明)
忙しいのは変わらずですが無理矢理3連休をもぎ取りまして、本日、ドリームオンアイスを見て来ました。もうオープニングだけでもチケット代のお釣りがくる、豪華な内容でした。皆今季は仕上げが早い印象で新SPの披露をしたり新しいEXを披露したりと多種多様。女子も男子も、今から全日本の争いが大変な感じがしました。今回は男子はバラエティ路線(?)が一人も居なくて結構正統派でした。真面目にやっている筈が何故か笑いに繋がる中庭健介という選手もいますが(笑)彼は随分演技派になったよな。まだ線の細いのは否めませんが高橋・織田とはまた違った世界を確立したなと思います。本日はラストに4トゥにトライしてました。織田君は今季のSP。ワンテンポのジャズなのでまだ表現の幅としては難しいかなと思いましたが彼のふんわりしたジャンプには良く合った選曲でした。大ちゃんはお馴染みの「ロクサーヌ」ボーカルバージョン。滑りは外国人ゲストと遜色ないのが凄かったです。南里君はまだスケートが弱いですがかなり頑張ってました。 外国人勢のウィアー君とランビエールがものすごいいい演技な上、サービス精神も旺盛で、これは世界選手権時きっぱりどっち派に分かれるような気がしました。本日の出来としては・・・・・ウィアーの方がやや良いかな。ウィアーは身体が絞れてました。となると昨季の体型は何だったのかな???ランビエールは日本で沢山見たいと書いた事ありますがこう頻繁に来日されるとありがたみが薄れます(笑)本格的に日本お気に入りになったようですね。いやいや嬉しい事です。他の海外ゲストもいい演技でした。アニシナ姉さんはもう少し体型維持して欲しいけど・・・。
女子は突き抜けて良かったというのは無かったのですが皆身体がキレてまして、今からこんな仕上げてどうする?という感じでした。美姫ちゃんが何やら表現に凄みが出ていてびっくり。ようやく練習に集中出来る環境になったんですね。良かったです。友加里ちゃんも憂いを感じさせる「SAYURI」に仕上がってきてました。澤田亜紀ちゃんは「古事記」これも日本的な選曲で代表狙いでしょうかね。ようやく見られた静香ちゃんの「アヴェマリア」章枝ちゃんの「カルメン」と有り、怪我からのカムバックで太田由希奈ちゃんへの拍手がもの凄く大きくてファンの暖かさも感じたりしました。久々の彼女の演技、表現能力が一人違ってました。
本日は皆かなりノリノリでいつもより余分にいろいろな技をやっていたり、エンディングではノリすぎて一発芸大会(と語弊が・・・笑 ジャンプ大会やらいろいろ)に突入したり、すっごい楽しかったです。また、エンディングは女子は揃いの衣装ではないのですが男子は全員タンクトップに紫の腰巻き(というのかな?)というスタイルで登場。あんなに鍛え抜かれた2の腕を沢山見せられた事にかなりドギマギしてしまいました(笑)普段子供っぽい子が多い男子ですがああいう事するとそれなりに男っぽいですね。女子選手も揃いの衣装、用意すれば良かったのに(無理か)ひと味違った演出で良かったです。
2週後は野辺山ですよ。チケット大会は明日になりますが・・・・頑張ってゲットしたいです(願望)
今週はダメです。昨日も今日も仕事で今帰って来ている有様です。何度も登場している対クライアントたった一人に振り回されています。流石に辛くてウチのチームのリーダーでなく、営業の方の部長に勘弁してくれと言い出す始末です(今日、相当なブラックリスト人物と聞いてしまった・・)今週さえ過ぎれば、少しだけ落ち着くのであと少し、と言い聞かせてもうちょっと頑張ってみます。あーあ、せっかくおニューMac買ったのにセットアップ出来ない〜。今の「ヒカリ」ももう少し稼働させますが、折りをみて「ツバサ」にスイッチします。来週はDOIがあるしデート(嘘)の予定もあるし、うーん。。。
2006年07月02日(日) |
中庭健介、国際大会派遣祈願 |
スケートの方も新年度突入という事で、GPシリーズの派遣やら、国内大会の日程やら出てきていろいろ思うところ多いです。今回のアサインで、あまりに不遇な特別強化指定選手、中庭健介トークでもしようかと。
もちろん国際大会に出た時に実績を残していればこんな事態にはならないのは百も承知なのですが、全日本2位の時に世界選手権に派遣されなかったのが不遇としては一番大きいでしょう。あの全日本は確かに皆イマイチだったとしても当時の全日本王者である本田君を「追いつめた」のは中庭君一人だったと思います。あの時は6位だった高橋大輔君の救済を兼ねて四大陸での決着となったのですが、結果として世界大会は散々になったのではやり実績だけではスポーツの世界は計れないと思いました。あの失敗があったからこその高橋大輔のブレイクだったろうけど、本田君の選手寿命はもう少し長かったとも思うし。そして翌年の派遣条件変更で中庭君がGP派遣から外れてモチベーションが下がったという話もありつつ、自国開催で3人参加出来るNHK杯はやはり実績で本田君を選んでしまうあたり、モチベーション上げようにも当のスケート連盟がそういうところで選手の格差をつけてしまうのがどうにも・・・。順位だけいったら05の全日本は中庭君の成績の方が良かったので、もし、ここで本田君の枠が中庭君に回ったら・・・と思いはしました。本田君も昨季は順位が足りずスケートカナダが招待でNHK杯が推薦。スケーティングスキルや表現では本田君の方が上なので怪我さえ直ればという期待値が大きかったとしてもステロイド剤に頼る程の体調不良、連盟の期待通りにはいかないという予測の方が正しかったのかなと思います。そして今季、またGPの派遣基準が変更になって、今度は国際大会でのパーソナルベストの得点が大きな比重となりました。南里君が派遣滑り込みなのは四大陸の結果が大きいです。結果として派遣基準を満たしていない中庭君、唯一の派遣の可能性はNHK杯だったのですが、そこは小塚君となりました。
本当にこれが岸本君みたいに怪我からの復帰だから仕方ないとか、コバヒロみたいに全日本10位に沈むようなシニアだったらそうは思わないんですが(で、君の目指す道はどっちなんだ??)2年連続で全日本の台に乗って、上手くすれば他の男子シニアよりも高い技術点を叩き出す可能性がある選手をこのままなかった事にしてしまうのは惜しいです。派遣の可能性が低いのは本人が一番分かっていた事だと思うのですが、それでもここのとこ長期で別のとこで練習していたりとやる気を見せていたようなのでかなり茨の道ですが全日本一発選考に期待をするしかないのかなと思います。だからこそ全日本に見にいかれそうもない日程なのが口惜しい。西日本は今年こそ見に行くようです。これでGPファイナル→世界代表内定コースが出たらまた辛いですけど。大ちゃんが比較的厳しいグループ(2試合ともランビエールと一緒)なのでGPファイナルで優勝しない限りは「ない」と信じたいのですが・・・。そして彼の演技を地上波全国ネットで、という夢は世界戦までお預けです。逆に世界選手権に出られるとなれば東京開催なので一気に知名度が上がりますね。それはそれで強運かも。
それにしても、男子も急に層が厚くなって大変だなー。女子も大変ですけど、また一年、心臓の痛いシーズンのスタートです。
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