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中学受験日記。 (上の子(娘)の受験は2004年2月まで)

中学受験日記から4年数ヶ月、その間、3人目出産、起業し・・・

2003年02月23日(日) クラス落ち~面談

冬休みに全く勉強をやらなかった娘は、算数で初めて評価3を取ってきた。
もちろん、そんなわけで総合も3だった。
そんなこんなで6年でクラスが落ちた。
全部で6クラス。
一番下は2科だけのクラスなので、実質4科での一番下、受験2組となった。
もういい加減、受験をやめて欲しかった。
偏差値50の学校なんてもう程遠いし、人生諦める潔さも必要だよ、今がその時かもしれない、とさえ思った。
何度も受験を止めるよう説得してみせる。
それでも本人はガンとして受験する!と言う。
友達がいかに頑張っていたか、冬休みを境に実感したようだった。
今までマスターさえもやらなかった娘は、その最低限のマスターをやり始めた。でも、いきなりそれでできるようになるわきゃ~ないよな~。
というわけで、私は頑張り始めた?娘に対しても今更~と嫌気が差している自分もいて、今日の塾の面談も行きたくなかった。

ホント、行く前に胃がキリキリ痛んで、動けない程だった。それほどのストレスを彼女が与えてくれている。

塾では若いクラス担当の男の人が、娘の成績データを元に目を輝かせている。私はここに来るのが憂鬱だったこと、もう受験を止めさせたいこと、などを話した。

クラス担当はきっと良いことしか言わないのもわかっている。娘さんの場合、算数ができるからこれからが楽しみですよ。

データを更に見ながら、面白い、面白い、と目を輝かせている。今までヒラメキだけでここまで来ちゃったんですねー。本気にさせますから、今に見ていてください。これから成績がぐーんと上がってきますよ。それからまた志望校は考えて行きましょう。
>ホントかよ

下がる場合もあるし、と言うと、これまでの成績を見て、これから更に下がるというのは考えられないです。いや~楽しみだな~。
>またまたホントかよ

という感じで。

こんな成績でこんなに励ましてもらって、何もできないんですけど、という気持ちだった。

とにかくもう怒ったり、喧嘩したり、ガミガミ言ったりするの嫌なので、勉強も一切見ませんし、よろしくお願いします。
と言ってきた。

それでダメならそれまでよ、と。

さて、今日は娘の誕生日と義母の誕生日を兼ねて、フランス料理へ行った。合計は46,000円キャッシュ!で、これは私があくせく働いた金である。たった1日でこのお金が無くなるのだが、義父母はとても喜んでくれ、上機嫌で、ホントに招待してよかった、と、心から思った。
いつもいつもご馳走してもらい、いつもいつもお世話になっている。
せめてものお礼の気持ちも込めて。
娘はとても美味しそうに食べていたが、
息子は納豆ご飯の方が良いらしい?ようだった。
夫も美味い美味いと喜んでいた。
本当によかった、よかった。

さて、明後日は更に塾のお金が8万近く引かれるんだ。
いくら働いても働いても出ていくんだよな。
頑張って稼がないと、ホントやばいよ。



2003年02月02日(日) 抽選券に風呂掃除をかけて

昨日の新聞のちらしに、今日の朝刊に抽選券が入ると書いてあった。
朝9時~12時までに先着200名にもれなく当たるというもの。
もれなく、とは言っても、4等は石鹸なわけで、石鹸もらっても嬉しかないよな、だけど。

2等にプーさんのバスタオルがあって、
息子はそれが欲しい、それが欲しいと言っていた。

昨日、私と娘と息子と三人で風呂に入り、
風呂が汚かったので、息子に風呂洗っておいて、と頼み、
息子は眠いから今日は勘弁してくれ、と言ったのだが、
その抽選券の権利をあげるから、お願いだからやってよ、と頼んだら、
あっさり「プーさん」で釣られて風呂掃除をやってくれた。

かわいそうに、石鹸だったらかわいそうに、
そんなこともちょっとは思ったけど、
風呂掃除やってくれたら、いっぱい抱っこしてあげる。
という言葉にも魅せられて、彼は喜んで風呂掃除してくれた。

小2にもなって、まだママに抱っこされたい年頃?なのだ。
なんともまだかわいらしいっつーか。
でもって息子を抱っこすると娘が、これまた小5にもなって、
「ズルイ。」と言って抱っこされるのを待っている。
そんな私は夫に抱っこしてもらったりするんだが。
こんな重い私を抱っこして走り回ってくれたりするので、
それが私は非常に怖いような面白いような気分になる。

さて、今朝、9時に一度目が覚めた私は、息子に一声かけるが反応がない。
仕方がないのでそのまままた寝てしまい、娘が、
「抽選券は」
と声をかけてくれた時には11時45分であった。

あれほど先着順で9時からなのだから、早く起きて行けと言ったのに、
どうして行かないのだ、と私は怒りまくり?
12時までだからもしかしてもう何もないかもしれないが、
とりあえず着替えて行きなさい!と息子と娘を家から出した。

12時、電話が鳴る。

「あのね、金の玉が出てね。一等賞なんだけど、電気毛布とストーブとどっちがいい?」

へっ?

当たったんかい?

電気毛布をリクエストし、夫と私はしばし彼等の運について語った。

朝から母親に怒鳴られ、行ったからこそ得た幸運。
本人はプーさんが欲しかった、が、それには当たらず1等を当ててきた。
まあ、人生なんてそんなものさ、と。

息子が大きな箱を抱えて戻ってきた。

「クソ、プーさんじゃなかった。」

後ろに並んでたおじさん「プーさん」だったらしい。

きっとそのおじさんは電気毛布が欲しかっただろうに、などと話した。

夫も、「良かったじゃん、お前の部屋さみ~(寒い)し、いいじゃん。すごいすごい。」

娘も、「そうだよ、買ったら高いんだから、ただでもらえるんだもん。すごいよ。」

あんまり周りがすごいすごい、あったかいあったかい、と言うので、
娘も、「いいな~。」と言い出した。

「いいじゃん、寝たらもらってきちゃえば。寝る時に寒くないようにって布団を温めるために
あるようなものだからさ。」

なんてことを言い、そうだね、などと話していた。

そしてさっきトイレに起きてちらっと見たら、
娘は息子の部屋で一緒に寝ていた。
よっぽど電気毛布が気持ちよかったのだろう。

めでたし、めでたし。


最後に、昨日の夕食のため、息子がいつものごとくご飯を炊いてくれ、
真っ先に炊いたご飯を混ぜて食べた息子が、
「あっ、間違えた。」
と言っていた。

5合炊くはずが、どう考えても6合のお米を入れてしまったらしい。
そのため、パパ曰く「ガンタ飯」という代物になってしまっていた。

そのことで、炊かせた私と炊いた息子は責任持って食え、と言われ、
昨日からせっせと責任持って食べていた。

きっとそんな出来事も、「電気毛布」をゲットする運につながったのかもしれない。


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