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参考文献・データ
33 『新興宗教と詐欺』 カリスマ運動にも当てはまります! 2002/09/24 16:13
新興宗教と詐欺
久保博司『詐欺師のすべて』を読みますと、インチキ宗教も詐欺とやり方が変わらないんだなと感心しました。この本にある「詐欺の鉄則十五箇条」から抜粋して、インチキ宗教の手口を考えてみましょう。霊感商法や法の華などを念頭にして読んでいただくとなるほどと思われるでしょう。
第一条 自分は詐欺師ではないとの信念を抱け ・相手を騙す前に自分を騙せ 自分は嘘をついていると思っていては人を騙せません。善意で勧めなければいけません。自分でも嘘を本当だと信じ込めば良心は引っ込みます。もし良心を感じても平気で耐えられる神経が必要です。このことは次の条文につながります。
第二条 演技力を磨け ・強靱な神経をつくれ ・服装はスキのない紳士風に装え ・ゆったりと余裕をもって話せ ありがたい雰囲気を作りましょう。ぼろを出さないためには、広い教養と深い専門知識と立派な服装が不可欠です。無欲さを強調して質素な服を着るのも手です。しかし安っぽいのは信用されません。サイババのように手品で驚かすのもいいでしょう。
第三条 権威を利用せよ 神の生まれ変わりとか、神の声が聞こえるとか言います。著名人と親しいことを強調します。 世界何とか教などといった大げさな教団名、壮麗な神殿、盛大な儀式などは、これだけ立派なのだから間違いないと思わせます。
第四条 人の弱みをにぎって活用せよ ・相手を選べ 病気・縁談・仕事・家庭などに悩みを抱えている者、何とかしなければと思っている人は、おいしい話、つまりすぐに問題が解決できますという話に乗りやすいのです。
第五条 無価値のものを価値あるように見せかける お札、お守り、壺、印鑑などなど。教祖の本もこのたぐいだと言ったら怒られるでしょうか。 あるいは占い、予言といったでまかせ。たとえば、 「あなたの家に松があるでしょう」 と尋ねます。本当にあればビックリするでしょうし、なくても大丈夫。 「ない? ああ、よかったあ」 と言います。どちらとも取れる言い方をすれば必ず的中するのは当然です。
第六条 真実を核にして嘘を構築せよ 新興宗教の教義は仏教やキリスト教、そして一般的な道徳・常識や科学知識、それに霊の話を混ぜて出来上がり。 「このままだったらガンになるぞ」といった脅しも嘘ではありません。誰でもガンになる可能性はあるのですから(お前はガンだと言えば嘘になります)。ガンになれば、私の言ったとおりだろうと言い、ガンにならなければ、私の力でと言えばよいのです。
第七条 最初はまともな話で相手を安心させよ ・誠意を見せかけよ ・最初のハードルを低くせよ 最初は耳に心地よいことを言います。あなたの悩みはよくわかります、お金はいりませんとか、お気持ちだけで結構ですと言いながら、次第に要求がエスカレートしていきます。おいしい話には裏があると思ったら間違いないでしょう。 お金が儲かる財布とかいったインチキ商品の値段は、大体2~3万円程度です。これよりも安かったら信用されないし、高かったら訴えられることがあります。この程度ならだまされたと思っても、文句を言うのも面倒なのであきらめるそうです。
第八条 騙すなら徹底して騙せ 騙されていることに気づかせないのが本当の詐欺です。しかも我々は詐欺にひっかかったことを認めることは、自分が愚かだったと認めることになるので、詐欺ではないと思いたいのです。それでいつまでも騙されてしまうのでしょう。
第十一条 相手をあわてさせ、冷静さを失わせよ ・カモの不安をかきたてよ 先祖が迷っているとか、このままほっておけばとんでもないことになるなどと言って脅します。そしてあわてさせ、不安感をあおり、冷静な思考を鈍らせます。そして、今ならまだ間に合う、特別にしてあげましょう、と勧める。 考える時間を与えてはいけません。間髪を入れずに入信させ、献金させ、高価なものを買わせます。 ・カモを孤立させよ 相談相手のない一人暮らしの老人がひっかかりやすいのは定説です。
第十二条 あらゆる手段を使って時間をかせげ ・相手を諦めさせよ 何時間でも話していれば、相手は面倒になって言われたとおりにしてしまいがちです。 騙されたと気づいても、時間や手間がかかれば、たいていの人は諦めるそうです。
第十三条 引き際を心得よ あまりしつこく何度も金を要求されると、誰でも不信を持ちます。ということは、ほどほどの要求なら疑いを持たずに騙され続けるのでしょう。
第十四条 強い返済要求には応じよ ・法律の抜け穴を巧妙にくぐれ ・何を言われても動じるな インチキ宗教がなかなかつかまらないのはこのためでしょうか。
結論 一,金、金とうるさい宗教 二,しつこく勧誘する宗教 三,教団の大きさ、信者の数や建物の自慢をする宗教 四,願い事が簡単に叶うように言う宗教 五,従わないと脅しめいたことを言う宗教 こうした宗教には眉に唾をつけてみる必要があります。
http://bbs1.otd.co.jp/170402/bbs_plain?base=33&range=1
被害届はこちら
岐阜県警察 高山警察署 http://www.pref.gifu.jp/s28123/
皇祖皇太神宮の興り ピラミッド日本起源説・日ユ同祖論の真相が今明らかに! http://www5b.biglobe.ne.jp/~madison/mondo/m_02/m02_1.html (参考:皇祖皇太神宮 http://www.kousokoutaijingu.or.jp/index.html)
現代に受け継ぐ山根キクの精神 (立教前夜の功績者の孫が受け継ぐ精神とは) http://bach.ss.sugiyama-u.ac.jp/~yamane/orenti/kik/kik.html#3
狩野氏の解読した竹内文書 http://www.interq.or.jp/www-user/fuushi/5-anc/5h-genngo/5h-amatu-1.htm
狩野亨吉・天津教古文書の批判 http://redshift.hp.infoseek.co.jp/scilib.html
各神代文字の紹介 (豊国古字体) http://f1.aaacafe.ne.jp/~megalith/zin2mojisyoukai.html
近代日本における「偽史」の系譜 http://village.infoweb.ne.jp/~fwjf1899/tondemo/gishi.html
国立国会図書館所蔵文献より(1) No: 3999 [返信][削除]
投稿者: 03/01/12 Sun 20:43:06 国立国会図書館所蔵文献のコピーが、1月7日よりインターネットで請求し、郵便で送ってもらえるようになった。(事前に利用登録が必要である。www.ndl.go.jp) そこで私が最近検索した文献を何回かに分けて紹介する。OCR装置が利用可能な方は、ぜひ内容をこのBBSで原文のまま紹介してほしい。みなで協力して、BBSをもりあげよう。
注) 1)-4)は文献の最初の頁のみしか判明していない。
1) 対談 世界真光文明教団L・H陽光子乃友 物質文明から霊文明へのあけぼの(岡田光玉/笠原一男) FACE 1966.新春P30
2) 全調査・日本の新興宗教「奇跡」を約束するご神示宗教 世界真光文明教団(猪野健治) 月刊ペン 1971.7 P142
3) 問題の世界真光文明教団の「信者ではない」と言っている山東昭子議員 週刊文春 1974.10.28 P160
4) 石橋正次が信仰する崇教・真光 アントニオ猪木もリングの前に必ず祈る主の神(すのかみ)とは? 週刊平凡 1983.7.28 P40
5) 人はいま、なぜ新宗教に走るか〔3〕膨張する阿含宗、世界真光文明教団「祈りとカネ」の不思議な収支決算(バランスシート) 著者:内藤国夫 現代(月刊) 21(4) 1987.4 P238-255
6) 人はいま、なぜ新宗教に走るか〔5〕「世界真光文明教団」ヒトとカネの抗争・分裂 著者:内藤国夫 現代(月刊) 21(8) 1987.8 P338-353
7) 人はいま、なぜ新宗教に走るか〔最終回〕ヒトが動くカネが飛ぶ、豊かな神々のマネー・ウォーズ(新本殿は総工費三百億―世界真光文明教団) 著者:内藤国夫 現代(月刊) 21(10) 1987.10 P342-364
8) 人口7千人の中伊豆町に3万人の信者が移住するというので〓さあ大変だッ!真光教団に町が乗っ取られる(Top Flash) 週刊現代 28(8) 1986.2.22 p18-19
9) 北大路欣也夫妻が「立春祭」大祭委員長、世界真光文明教団意外信者の顔(ワイドスペシャル・話題にんげん春爛漫―「女とカネと神様と」) 週刊現代 29(18) 1987.5.2 p32-33
10) 突如分裂した『世界真光文明教団』内紛大祭委員長・北大路欣也の困惑(誰も知らなかった「有名人の大事件」) 週刊現代 29(19) 1987.5.9 p33-34
11) 東北大系列名門病院長『手かざし治療』で大騒動! 週刊現代1989.9.9 P186-189
12) 第3次宗教ブーム―いま若者たちがなぜか新興宗教に走る 週刊現代 31(48) 1989.11.25 p216-219
13) 巨大宗教団体のビックリ建造物!! (世界真光文明教団と崇教真光) FLASH 1990.6.5 P40-41
14) 21世紀への「幸福」を考える われらにとって「宗教」とは何か 4回崇教真光 超能力願望時代「手かざし」に80万信者は何を求めているのか(溝口敦) SAPIO 1992.2.27 P66-68
15) 早耳・空耳・地獄耳:東京・八王子市の山林買収を進めている不動産業者「大盛」は崇教真光のダミー会社? 現代 1995.7 P129
16) 真相海流 東京・八王子市の山林を買い占めた企業が不動産業界で話題:「大盛」という会社はダミーで、新興宗教団体「崇教真光」が資金源? 財界展望 1995.7 P41
なお、国立国会図書館の雑誌記事索引で「崇教真光」「世界真光文明教団」を入力してみると、他にも文献は出てくるので、ぜひ利用してみよう。(http://opac.ndl.go.jp)
-------------------------------------------------------------------------------- 国立国会図書館所蔵文献より(2) No: 4293 [返信][削除]
投稿者: 03/01/26 Sun 12:50:59 17) 新興宗教教祖様にすがる有名人50人の『ご利益』! ⑥崇教真光:ブラジル時代からの信者・アントニオ猪木、参院選当選”神仏の加護”――勝野洋、石橋正次他 アサヒ芸能 1989.8.10 P28-39
18) 有名人は教祖さまがお好き! 教祖の手の光は”奇跡の力”アントニオ猪木が心から信奉する「崇教真光」 女性自身 1991.6.4 P87
19) 若者と現代宗教(特集“うごめく神々”の時代)〔「宗教回帰」現象;新新宗教御三家;教勢拡大教団の秘密;超常現象と現世利益;若者をとらえるもの〕――世界真光文明教団 沼田健哉著(桃山学院大学教授) 正論 1988.10 P156-167
20) ベールに包まれた新宗教 知られざる教団の"素顔"(世界真光文明教団) 小田 勉 政界往来 2000.3 (66巻3号) 46-51頁
-------------------------------------------------------------------------------- 国立国会図書館所蔵文献より(3) No: 4294 [返信][削除]
投稿者: 03/01/26 Sun 12:51:46 外国の告発HPで紹介された外国の新聞記事のうち、国立国会図書館に所蔵されているものを紹介する。同館に所蔵されているということは、官公庁や裁判所に資料として提出するとき、信頼性ありと受け止められる。
[1] Cult with terror link sets up London base The Sunday Times (London)/December 27, 1998 By David Leppard, Jessica Berry and Chris Hastings http://members.ozemail.com.au/~skyaxe/suntimes.htm http://www.rickross.com/reference/mahikari/mahikari1.html
[2] Cult branches spread worldwide South China Morning Post/January 3, 1999 By Charmaine Chan http://www.rickross.com/reference/mahikari/mahikari11.html
なお、擁護派の推奨する新聞記事も、所蔵されている。(訳文は「大聖主」に掲載されている。) [3] " The Church of the World " " True-Light Civilization " Herald Tribune 1972.12.29 Page.5
[4] “ UN MESSIE A PARIS “(パリのメシア) Le Monde 1973.9.15 Page.16
-------------------------------------------------------------------------------- 国立国会図書館所蔵文献より(4) No: 4295 [返信][削除]
投稿者: 03/01/26 Sun 12:52:47 [1]「宗教関係判例集成」 第一書房 第4巻 136-143頁 第5巻 566-589頁 「世界真光文明教団代表役員地位保全事件」 都道府県立や政令指定都市の図書館に所蔵されている。 大学図書館を、ここに示す http://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=BN00363575
[2]「宗教法」(宗教法学会発行) 第5号(1986.11) 25-42頁 (宗)世界真光文明教団代表役員地位確認請求事件 大野正男
昭和59年11月17日に宗教法学会でおこなった講演を文章にまとめ、発行された。主に大学図書館に保管されている。裁判では、4頁にわたる遺言の全文が開示された。そのうち、関口側にとって都合の悪くはない内容の部分が本論分で紹介されている。 http://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=AN00107125 恵珠側に有利な遺言の内容は、「大聖主」25-26頁と「最後の天の岩戸開き」115-125頁にでている。光記念館もインチキくさい勲章の展示などやめて、光玉氏の遺言を展示すべきだ。こちらの方がよっぽど学問的価値があるよ。
[3]中外日報 昭和57年9月3日 8面・9面 ニュース追跡「世界真光文明教団事件」(上) 昭和57年9月6日 8面・9面 ニュース追跡「世界真光文明教団事件」(中) 昭和57年9月8日 8面・9面 ニュース追跡「世界真光文明教団事件」(下) 昭和57年9月15日 20面・21面 世界真光文明教団の全面広告 関口氏が金を出して書かせた記事と思われるが、内容は裁判結果が中心で、裏付け調査をきっちりと行っている。この中で、9月15日号は文明教団の全面広告で、資料価値は乏しい。 http://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=AN10434310 http://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=AN10493375
これらの文献は過去ログでジャイアント馬場氏がすでに報告しているが、彼の主観を相当交えてレポートしている。皆様には、原文のままOCRで掲載してくださるようご協力をお願いする。
-------------------------------------------------------------------------------- 国立国会図書館所蔵文献より(5) No: 4296 [返信][削除]
投稿者: 03/01/26 Sun 12:53:31 (単行本)「現代宗教への視角」(宗教社会学研究会編):雄山閣出版、1978 P98-111 非都市的社会の新宗教――世界真光文明教団・地方道場の場合―― 後藤洋文著
(単行本)「憑依の精神病理」(大宮司信著):星和書店、1993 P159-167 “ 1 S教団の場合“ (精神科医師の著者が自験10例について解説)
(雑誌)現代に生きる憑依と憑抜の論理―世界真光文明教団の場合(II 救いの体験と論理)〈宗教の意味世界〉 宮永国子 誌名:宗教の意味世界(雄山閣出版) 宗教社会学研究会論集2 1980.4
「教祖誕生」は、新潮45に掲載されたドキュメンタリー小説で、加筆修正のうえ、1987年に新潮社から単行本が、1994年に講談社から文庫本が出版されたが、現在はいずれも絶版となっている。単行本と文庫本はネット古書店で購入できるし、公立図書館で閲覧も可能である。新潮45と単行本の間には、「日本ばちかん巡り」のような大幅な書き変えはない。
新潮45 1985年5月号(4巻5号) 112-121頁 「教祖誕生」―陸軍中佐岡田良一を襲った「真光」の啓示― 上之郷利昭著
「教祖誕生」 上之郷利昭著 新潮社 1987年初版 7-26頁 ―陸軍中佐岡田良一を襲った「真光」の啓示―
悪霊払い自称霊能師ら逮捕-読売新聞
首都圏の駅周辺で「あなたには悪霊が取り付いている」などと声を掛け、「悪霊払い」の名目で多額の祈とう料をだまし取っていたとして、神奈川県警生活経済課と大船、鎌倉署などは21日、同県鎌倉市梶原3、自称霊能師の宮崎俊一容疑者(55)ら男女9人を詐欺の疑いで逮捕した。
県警は、女性を中心に約1700人から約1億5000万円の祈とう料を詐取したとみている。
県警は昨年2月、鎌倉市内の「祈とう所」などを捜索。複数の被害者から事情を聞いた結果、通行人らに同じような言葉をかけ、祈とう料をだまし取る悪質な霊視商法と判断した。
調べによると、宮崎容疑者は、2000年12月ごろから昨年2月ごろまで、「弟子」と称する8人と共にJR東神奈川駅など9か所で、横浜市内の無職女性(29)ら8人に「あなたの背中に怖い顔をした女の霊が取り付いています」「3日以内に死にます」などとうそを言って信じ込ませ、宮崎容疑者が主宰する「祈とう所」を紹介。「悪霊払い」の祈とう料との名目で、8人から計512万円をだまし取った疑い。
弟子たちは、テニスウエア姿でラケットやバイオリンケースを抱え、東京、神奈川、千葉、埼玉などの主要駅近くで「キャッチセールス」をしていた。被害者の多くが20―30代の女性だった。
昨年2月に捜索を受けた後は、名古屋市や大阪市へも出張。駅周辺のホテルの1室を“祈とう所”にして祈とう料を取っていたとみられる。
宮崎容疑者は、読売新聞社の取材に「声掛けは布教活動の一環で、弟子がテニスウエアを着るのは、話を聞いてもらうためのファッション」「高校生のころ川でおぼれ死にそうになり、霊能力が芽生えた。だますつもりは毛頭なく詐欺ではない」などと話していた。
祈とう所は、JR北鎌倉駅そばの山あいの民家の1室。お経の録音テープが流れる密室で、水晶などを使い「悪霊払い」をしていたという。祈とう料を払った人の中には、悪霊に取り付かれたと信じ込み、今も「鏡を見るのが怖い」「夜、眠れない」などと精神的な被害を訴える人が少なくないという。
(1月21日13:31)
http://www.yomiuri.co.jp/04/20030121it06.htm
危ない宗教を見分けるポイント
日本には十八万を超える宗教団体が存在します。本来、煩悩を断ち、心を安らかにする宗教なのですが、現実には宗教団体が栄えて信者数が増えるばかりで、なぜか心豊かで、幸せな人々が増えているとは思えません。宗教の悩みも心の問題も減ったどころか、逆に悩みが増え、被害者が増えています。・・・ 貴方も狙われています!
正しい宗教とは・危ない宗教とは
1.永遠不変,一貫性がある。
これは立教の当時から現在まで、変わることのない教義が説かれているかどうかということだ。釈迦は、「初めもよく、中頃もよく、終りもよき教えを説け」といっている。 悟りを開くということは、永遠の真理に到達することだ。その教祖の言動や教義が教団の都合で、コロコロ変わる宗教はインチキだということになる。
2.宗教にも普遍妥当性はある。
宗教の本質を考えれば、宗教の真理は、本来一つでなければならない。世の常識ないしは良識に照らして、おかしいと思うような宗教はありえない。
3.神は神殿をつくらない。
釈迦やキリストは大神殿をつくらなかった。時代がちがうとはいえ、神殿など教団財産の拡大を目的にするような宗教は必ず墜落する。
4.罰があたる」と恐怖心に訴えることはしない。
人の心を安らかにするのが、宗教である。神や払を引き合いに出して恐怖心を与える宗教はニセモノである。
5.正しい宗教は世襲化しない。
どんな理由があろうと、世襲は教団の財産を子孫に譲ることである。人情、欲望は、真の宗教の道を踏み外すもとである。
6.教祖を神格化しない。
人間は神ではない。釈迦やキリストが、偶像崇拝を否定したことでもわかるように、教祖を神に仕立てることは、驕(おご)りと増上(ぞうじょう)慢の結果である。
7.言うこととやることが一致している。
慈悲や愛を説きながら、その一方で豪邸に往み、贅沢している教祖は、民衆の苦しみを理解できない俗物である。
8.現世利益(げんぜりやく)だけを説く宗教は正しくない。
新興宗教は現世利益を売り物にしているところが多い。現世利益とは、要するに病気治し、商売繁盛、お金儲けという欲の絡んだことばかりだ。その結果、宗教団体が栄えても宗教とはほど遠い我欲にまみれた日本の現状があるわけである。
9.正しい宗教は「盲信」を強要しない。
信じることは重要であり、大きな力の源であるが、だからといって、教団が「素直に信じろ」といい「疑問を持つことは信心が足りないからだ」というのは、まちがいである。信仰をしていて、疑問が生じるのは、当然のことであり、その疑問を解くことで、さらに信仰が深まるというのが、正しい信仰であろう。その意味では、疑問に答えられない宗教は本物ではない。
10. 正しい宗教は金で救われるとは言わない。
人の弱みにつけ込み、同情するふりをしては「因縁を切ってあげる」とか「水子の祟りがある」といいながら、大金を強要することは、危ない宗教を見分ける、もっともわかりやすい判断基準である。
11. 正しい宗教は会員を増やせと強要しない。
伝道も献金も強制的に行うものではない。本来は、自分が信仰によって救われ、幸せになれた喜びを自分一人のものにしてはおけないという思いから行われるべきものだ。 「自分が救われるためには、まず人を救わなければならない」といって、信者獲得を強要することは、本末転倒である。
12. 領収証を出さない教団は危ない。
問題のある教団は、一般に領収書を出すことを警戒している。あとで訴えられたり、脱税で問題になったり、ロクなことにならないというわけだ。 もっとも、最近は堂々と領収書を出して、集団訴訟が起こっている教団もある。その意味では、領収書を出す出さない以前に、領収書が欲しくなるような高額の献金自体が問題ということだろう。
13. 正しい宗教は批判を受け入れる。
教祖の神格化や偶像崇拝に象徴されるように盲信を強要する一方、信仰や教団の在り方に対する批判さえ許さない教団が多い。人間は批判があって、初めて成長もし、正しい道を踏み外すことなく生きていけるのである。 その当たり前のことが許されないため、宗教の現場には教団によって批判能力や判断能力まで取り上げられ、思考停止状態にされた信者たちでいっぱいなのである。
「危ない宗教の見分け方」 早川和廣 大法輪 平成10年1月号104頁
刑法第246条(詐欺) 人を欺いて財物を交付させた者は、十年以下の懲役に処する。 2 前項の方法により、財産上不法の利益を得、又は他人にこれを得させた者も、同項と同様とする。
欺く(欺罔) 欺くとは、虚偽の意思表示によって、他人を錯誤に陥れることをいい、将来の事実に関するものでも、自己の現在の意思状態に反しておれば、これにあたる。(大判大6.12.24刑録23-1621)
欺いて財物を交付させる(騙取) 真実を告知するときは相手方が金品を交付しないような場合において、商品の効能について真実に反する誇大な事実を告知して相手方を誤信させ、金品の交付を受けた場合には、たとえ価格相当の商品を提供したとしても、詐欺罪が成立する。(最決昭36.12.20刑集15-11-2032)
刑法第230条(名誉毀損罪) 公然と事実を摘示し、人の名誉を毀損した者はその事実の有無にかかわらず、3年以下懲役若しくは禁固または50万円以下の罰金に処する
インターネット上の発言は不特定多数を相手にするので「公然」といえる。人とは自然人と法人だから、教団の名誉もある。名誉とは社会的評価を害する恐れのある行為をいう。実際に人の社会的評価を害された事は必要ない。だから教団の名誉が傷つけられる恐れがある状態にあれば成立するわけでHPに書くだけで成立する。
刑法第230条の2(真実の証明による免責) 名誉毀損の行為がその内容が公共の利害に関する事実であり、その目的が専ら公益を図ることにあったと認める場合には、事実の真否を判断し、真実であることの証明があったと認める場合にはこれを罰しない。
しかし、教団をおとしめることを目的とするのではなく、あくまでも組み手や未組み手の救済を目的として、一般の人が真実と信ずるに足りるだけの証拠を理由を持って発言する(警告する)のは問題ない。あくまでも公的な目的を明確にし私怨を排除しよう。真光がこれだけ大きくなって社会的影響力を持つ以上公共の利害に関する事実といえるので真実に基づく批判は正当であり、教団は甘受しなければならない。他にも批判されているのも事実だしね。
同条2項 前項の規定の適用については、公訴が提起されるに至っていない人の犯罪行為に関する事実は、公共の利害に関する事実とみなす。
つまり、人を騙して金を取る詐欺などの犯罪行為でまだ告訴されていない事を告発する行為は免責される。犯罪者を野放しにしないためだ。
法律上はこんな所。名誉毀損と言っても、社会的に追求され非難されてもやむを得ないことをしている者や犯罪がらみのことを告発することは名誉毀損とはならない。凄く常識的なことだよ。法律は社会正義の実現と基本的人権の確保のためにある。他人の人権を侵す行為をなす者が自らの人権保障を主張することは許されない。禁反言の原則だっけ。
弁護士法
第一条(弁護士の使命) 弁護士は、基本的人権を擁護し、社会正義を実現する事を使命とする。
2 弁護士は、前項の使命に基づき、誠実にその職務を行い、社会秩序の維持 及び法律制度の改善に努力しなければならない。
宗教法人法第25条第3項
宗教法人は、信者その他の利害関係人であつて前項の規定により 当該宗教法人の事務所に備えられた同項各号に掲げる書類又は帳簿を 閲覧することについて正当な利益があり、かつ、その閲覧の請求が不当な 目的によるものでないと認められる者から請求があつたときは、 これを閲覧させなければならない
井沢元彦「逆説の日本史」6中世神風編(文庫版) 小学館文庫 2002年7月1日
P16 オウム信者の中に、麻原彰晃こと松本智津夫の指導の下に修行していたら、光明が見えたり妙なる音楽が聞こえたと言う人々がいる。これを嘘だと思ってはいけない。人間は本当に苦行をすればそういうものが見えることがあるのだ。これは大脳生理学のような学問分野で真剣に研究してよいことだが、善悪とは別にそういう現象が起こるがゆえに「邪教」に走る人も出てくる。
「教育勅語」原文
朕惟(おも)うに 我が皇祖皇宗(こうそこうそう) 国を肇(はじ)むる事宏遠に 徳を樹(た)つること深厚なり 我が臣民、克(よ)忠に克く孝に 億兆心を一にして 世々その美を成せるは これ我が国体の精華にして 教育の淵源また実にここに存(そん)す 汝臣民 父母に孝に兄弟に友に 夫婦相和(あいわ)し朋友相信(あいしん)じ 恭倹(きょうけん)己を持し 博愛衆に及ぼし 学を修め業を習い 以て智能を啓発し徳器(とくき)を成就し 進んで公益を広め世務を開き 常に国憲を重んじ国法に遵(したが)い 一旦緩急(かんきゅう)あれば義勇公に奉じ 以て天壌(てんじょう)無窮の皇運を扶翼(ふよく)すべし 是の如きは 独り朕が忠良(ちゅうりょう)の臣民たるのみならず 又以て汝祖先の遺風を顕彰(けんしょう)するに足らん この道は 実に我が皇祖皇宗の遺訓にして 子孫臣民の倶(とも)に遵守すべき所 之を古今に通じて謬(あやまら)ず 之を中外に施して悖(もと)らず 朕汝臣民と倶に拳拳服膺(ふくよう)して 皆其徳を一にせんことを庶幾(こいねが)う
「明治二十三年十月三十日」 「御名 御璽(ぎょめいぎょじ)」
「教育勅語」現代語訳
私が思うに、私たちの祖先は、偉大な理想のもとに、この国家を造られた、そしてそれは遥か遠い昔のことであった。建国以来、日本国民は忠孝両全の道をまっとうして、全国民が心を合わせて努力した結果、今日に至るまで、見事な成果を挙げてきた事はもとより日本の秀れた国柄の賜物と言わねばならないが、私は教育の根本とは、このすぐれた祖先の偉行を学ぶ事であり、その理念の実現にあると信じる。
国民の皆は、子は親に孝養をつくし、兄弟姉妹は互いに力を合わせて助け合い、夫婦は仲睦まじく助け合い、友人は胸襟を開いて信じ合い、そして自分の言動を謹み、全ての人々に愛の手を差し伸べ、学問を怠らず、職業に専念し、知識を養い、人格を磨き、さらに進んで社会公共のために貢献し、また法律や、秩序を守る事は勿論の事、非常事態発生の場合は、真心を捧げて国の平和と安全に奉仕出来るように日々努力すべきである。
そして、これらの事は、善良な国民としての当然のつとめであるばかりでなく、また、私たちの先祖が、今日まで身をもって示し残された伝統的美風をさらに一層明らかにする事でもある。
このような国民の歩むべき道は、祖先の教訓として、私たち子孫の守らなければならないところであると共に、この教えは、今も昔も変わらぬ正しい道であり、また日本ばかりでなく、外国に行っても、間違いのない道でありますから、私もまた国民の皆さんとともに、父祖の教えを胸に抱いて、立派な日本人となるように心から念願するものであります。
http://www.jade.dti.ne.jp/~shingun/chokugo.html
登記簿謄本
平成7年12月28日規則47条の第3項移記
名称
崇教真光
主たる事務所
岐阜県高山市上岡本町2丁目596番地1 昭和61年11月10日移転 昭和61年11月11日登記
役員に関する事項
静岡県熱海市熱海1924番地の15 代表役員 岡 田 甲 子
(崇教には5人の責任役員がいる筈だが、以下の役員欄には全く記載なし)
法人成立の年月日
昭和53年6月5日
目的 1.宇宙天地人類創造の元主大神、天祖人祖を奉斎し、神より離れた人類に総神向き運動を展開し、その愛と真、美の想念に帰一せしめ、神人一体、霊心肉一体の人類福祉化を実践し、働く場の、家庭の、社会の、国際の「光」的人物を養成すると供に、世界陽光文明建設の神大経綸を顕現することを目的とする。
2.上記の目的を達成するため、必要な地域に道場、お浄め所を設置し、この道を全世界に宣布し、神業、儀式、行事を行い、祈りと救いの生活実践を指導して信者(以下これを「組み手」という)を教化育成し、その目的達成に必要と認める諸業務及び各種の事業を行うことを目的とする。
3.この法人は、その目的達成に資するため、次の事業を行なう。
1.診療所の経営 昭和63年12月1日変更 昭和63年12月15日登記 (想念転換と手かざしの実践はクルマの両輪と教えられているが、手かざしについては全く記述がない)
その他の事項
1.広告の方法 事務所の掲示板に14日間掲示してこれを行なう。
2.境内建物、境内地、宝物の処分等に関する定め 責任役員会の決議を経た後、その行為の少くとも1ケ月前に組み手その他の利害関係人に対して、その行為の要旨を示し、その旨を広告しなければならない。
従たる事務所
(抹消→) 1. 東京都新宿区若葉1丁目14番地
2. 名古屋中区錦一丁目3番24号
1. 東京都杉並区上高井戸一丁目30番51号 昭和61年11月10日移転 昭和61年11月11日登記
これは登記簿の謄本である 平成OO年OO月OO日 岐阜地方法務局高山支局 登記官 OO OO
書籍
新宗教教団・人物事典 弘文堂 H8.1.30
新興宗教教祖のウラの裏がわかる本 早川和廣 ぴいぷる社 1988.11.25
日本ばちかん巡り 山口文憲 新潮社 2002.2.25
公安百年史-暴力追放の足跡 藤田五郎著 公安問題研究協会 S53.4.5刊行
-------------------------------------------------------------------------------- 「毎日グラフ別冊 崇教真光」 編集長 沢畠 毅 昭和六一年三月二〇日発行 発行所 毎日新聞社
「大聖主 岡田光玉師」 監修 救い主様伝記編纂委員会 昭和五十八年六月ニ十三日初版発行 (株)L・H陽光出版
現代のこころ 崇教真光 責任編集 中部大学教授 畑中幸子 編集協力 崇教真光本部 1987年11月15日 初版発行 学習研究社
崇教真光 み役者の手引き 部外秘 編集 崇教真光 平成7年7月7日 初版発行
「西郷隆盛・言志録」 岡崎 功 新人物往来社 新書版H8,9,20
-------------------------------------------------------------------------------- 「宗教法」 ttp://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=AN00107125 「宗教関係判例集成」 ttp://webcat.nii.ac.jp/cgi-bin/shsproc?id=BN00363575
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