tition
DiaryINDEX|past|will
最終更新日:2001.08.08
http://home.earthlink.net/~delogan/expstory.htm
1. MAHIKARI - Search For The Truth 真光 - 真実を求めて
--------------------------------------------------------------------------------
注: これは、アメリカ在住のディーン&ジーン・ローガン夫妻が、○○真光に出会ってからやめるまでの体験を綴ったものです。真光の教義に疑問を持ちつつも、手かざしに魅力を感じて教団から離れられない方も多いと思います。そういう方たちを勇気づけてくれる体験談です。
--------------------------------------------------------------------------------
真光は1959年に日本の軍需工場経営者だった岡田良一(よしかず)氏によって創設されました。彼が主張するには、彼は神から「あるメッセンジャー役の神」を通して啓示(神示)を受けたといいます。岡田氏はまた、神からメシア(救世主)に選ばれたといいます。この神示において、彼は来るべき世界についての神の計画を与えられたといいます。同時に、負のカルマ(罪)を取り除き、毒を取り除き、癒しを行うとされるあるユニークな霊的浄化法に関して、指示を受けたといいます。
1959年より、この組織は世界に広がっていきました。組み手さん(信者)は御み霊(おみたま)と呼ばれるペンダントを与えられ、それによって現在の指導者と霊的につながり、故岡田良一氏の霊を通して神とつながるとされています。そして、「光を与える」という、霊的浄化を行うことができるとされます。組み手さんたちは、このつながりを保つために月々の料金を支払い、もしその支払いを怠ったり、御み霊を落としたりすると、神と繋がった霊的なコード(霊線)が切れると教えられます。組み手さんたちは、この御み霊がないと、「光を与える」ことが出来ないと教えられます。
私たち夫婦が最初に真光について耳にしたのは1987年、テレビの小さな特集からでした。最初は非常に疑っていましたが、私たちはその"癒しの業"に強く惹きつけられました。毎月25ドルの御奉納と月並み祭に参加することを含む同意書にサインして、 1993年に120ドルを払って入信しました。 真光の教義に不安を感じながらも、健康上の問題が改善されるにつれて、疑う気持ちは頭の隅に追いやられていきました。
ある時、私たちが所有しているノースカロライナのブルーリッジマウンテンにある土地をめぐって真光の幹部から話を持ちかけられました。 それは"すこしでも肥沃な土地があるなら、陽光農園をやってみないか?"という提案でした。そして日本に行き、陽光農園での研修をかねた御奉仕や、主座での秋季大祭への参拝が許されることになったのです。日本に来てその間、私たちは、通りを行進する真光隊を見学する機会があったですが、それはまるでナチスドイツの軍隊行進のようでした。私たちの来日グループの間では、それがナチスのパレードに似ている、という一致した感想でした。
"どうしてナチスのようなひどい組織の真似をさせるのだろう"とグループ全員が困惑しました。それから総本山にスワスチカ(カギ十字)のマークが飾ってあることにも不安を感じてしまいました。"スワスチカはナチス以前から存在する古代のシンボルである"という説明のをうけて結局私たちグループは不安を頭の片隅に追いやり、帰国の途につきました。
組み手さん達の関心が集まれば私たち夫婦は土地の一部を陽光農園のために御奉納するつもりでした。真光隊の若者達や組み手さん達が、準備のために手伝いに来てくれることに期待に胸を膨らませました。 ところが、私たちはあることに気がつき、大変な不安を感じ始めたのです。幹部や御役者達は徹底的に若者達を統制していたことです。 ある時、みんなで農園の小道を掃除していたときのことですが、ある若い女性に"水を飲みませんか?"と誘ったところ、"幹部の許可がなければ、水を飲むことはおろか、何をするのも許されていません"と断られてしまったのです。彼らの間では素直さが強調され、個人の考え方というものは否定されていました。 これらいくつかの統制的された現状を見て不安を感じたため、私たち夫婦は、教団による農園の指導を断ることにしたのです。
そしてそれらの精神的統制は時に、組み手の私生活にまで及びました。道場のある夫婦が、結婚生活相談所(結婚生活において有意義なコミニュケーション方法を週末に勉強する)に通いたい旨を幹部に相談したところ、一方的に"行ってはいけない"という指導をされてしまったのです。もしそこに通っていたら、その夫婦の生活は改善されていたかもしれません。そのご夫婦は今は別れてしまいましたが・・・・とにかく、組み手の間では幹部は神様の代理である、幹部の指導は神様から直接下されるものである、と信じ込まれていました。
そして私たち夫婦の疑念が大きくなったのは、ジーンが同僚から世界宗教百科を見せてもらったときでした。そこには岡田光玉氏が、かつてS界救S教というやはり手かざしをする教団の信者であったことが書かれていたのです。 これは彼が1959年に最初に聞いた"手をかざせ"という神示と矛盾しています。実際には彼はそれよりもずっと前からこの手かざしという業を実践していたことになるのですから。また、この宗教百科によれば、S界救S教の創始者である岡田茂吉氏もやはり1926年に神示を受けていることが紹介されていました。
私たちはカリフォルニア地区の浄霊センターに話を聞きに行きました。そして、トップの幹部さんから、岡田光玉氏が実際に日本の支部で、信者として何年か在籍していたことを知らされたのです。そこで頂いた浄霊のパンフレットには、真光と同じような作法で信者の方が手をかざしている様子が紹介されていました。教義も本当によく似ています。それでも自分たちが教団から受けている洗脳が効果的に作用していたためでしょうか、結局それをしばらくの間、自己流に解釈して忘れることにつとめたのです。しかしこの矛盾は心の片隅から消えることはありませんでした。私たちはこの情報を自分たちだけの秘密にしておきました。何故なら教団は他の宗教の本は読まないように組み手には促していましたし、組み手同士で疑わしい行為があった場合は、幹部に報告するように言われていたからです。
それからしばらくして、私たちはバーバラ・ブレナンの"光の手"という本に巡り会いました。この本には手かざしが何故効果があるのか?その答えがあったのです。私たちはそのときに、神はこの力をすべての人間に与えてくださったことを理解し始めました。多くの宗教団体はこの力へ導くために、いろんな技術を使っているだけです。特に真光教団では、"神の光"は日本の教え主から御み霊を通じて与えられ、もし教え主が死ねば光も頂けなると研修会で説いているのです。
そのときには未だに教団からのマインドコントロールを被っていたわけですが、内心では疑いの気持ちが次々に沸き上がっていました。数ヶ月後、マイアミの浄霊センターに行き、岡田茂吉氏の自伝"光は東方よりⅠ・Ⅱ"、そして教義についての本"天国の礎"、計三冊を購入したのです。"光は東方より"によれば、御み霊のようなペンダントも、掛け軸の御神体も、無農薬農法も、元々はS界救S教の創始者である岡田茂吉氏が考え出したものであることが記されていました。救世教の教義は驚くほど真光のそれに似ていました。実際に受けてみた浄霊の作法も、真光の業によく似ていました。
そのころには次第に教団とは距離を置くようになっていきましたが、洗脳が強かったためか、完全に教団を辞めることはできませんでした。そして、○○真光の元上級幹部、ゲーリー・グリーンウッド氏が書いた本、"All The Emperor's Men"のコピーを手に入れたのはそのころでした。これを読むことによってパズルがすべて合わさるかのように理解ができました。ゲーリーの調査は徹底したもので、私たち夫婦には少しの疑問も残りませんでした。しかし、せっかく他の組み手さん達にこの本の内容を知らせてあげても、残念ながら無駄になるケースが少なくありませんでした。一部の組み手さん達はこの本の内容をひたすらあら探しして、結局著者を信用しようとしません。教団で受けた洗脳のためか、教義上の明らかな矛盾を直視できずに、ひたすら自分の体験と本の内容にある些細な違いにばかり目をやってしまうのです。
元幹部、グリーンウッド氏の本を読んでからしばらくして、私たちはマイアミにある浄霊センターにもう一度足を運びました。そして自分たちが最近、教団で体験したことや、もう真光をやめる決心であることなどを救世教の幹部に相談したのです。もちろんその幹部は、ゲーリーの名前もきいたことなどないでしょうし、彼の本も読んだことがないはずです。救世教の幹部たちは、他人や自分の組織の悪口を言わないように教団で教えられているのですが、それでも質問には常に正直に答えてくれます。私たちは率直なところを質問してみました。"Was Yoshikazu Okada a minister in SKK?"(岡田光玉氏は救世教の幹部だったのですか?)という私たちの問に、幹部は"Yes, he was."(ええ、そうでした。)と答え、さらにセクハラ騒動で罷免されたかどうか、という質問にも、"Yes."とうなずきながらその幹部は答えたのです。さらに現教え主、岡田恵珠女史はその当時、光玉氏の愛人だったのか、という質問に対してもその幹部からは、うなずきながら"Yes."(はい。)という答えが返ってきたのです。(3.崩壊しつつある真光の基礎、参照)
教団幹部としてゲーリー・グリーンウッド氏が真光の御教えについて語ったときには多くの組み手さんたちがその言葉を信じた、にもかかわらず、今度は教団の嘘を知り尽くした元幹部としてみんなを助けようと手を差し伸べている彼の話を、多くの組み手さん達が聞こうとしないのは不思議なことです。御教えに従えない組み手は"霊障にやられている"などという烙印を押されてしまいます、しかし教団組織が組み手の生活を統制しようとしたり、あれは読んではいけない、これを読めなどと命令したりすることや、幹部の指導なしに組み手自身の決断をさせないようにしていることこそ霊的におかしいのではないのでしょうか? 私たちは自分自身の中に道を見いださなくてはいけません。答えはすべてそこにあります。本当に参加する価値がある宗教というのは何かに依存することではなく、自分自身を強くしてくれることを教えてくれるはずです。
何が真実かを探し求める組み手さん達は,"All The Emperor's Men"の中にその答えを見いだすことができるはずです。彼の調査が正確であることが分かると思います。前述したS界救S教の本や、スティーブ・ハッサン氏の"マインドコントロールの恐怖"という本も役に立つはずです。マインドコントロールについての本を読んだ後で岡田光玉の神示、"御聖言"を今一度読んでみてください。一歩退いた視点から、探求心を持って慎重に目を通していくと、この"神示"が人間の存在そのものを繰り返し繰り返し批判しながら、その一方で批判主義そのものが罪であると裁いていることに気がつくはずです。そこには常に人知に対して否定的な言及がなされ、神の御心のみが素晴らしいと説かれていますが、神の御心を持つのは誰なのでしょうか?(考えてみてください、私たち人間はそれぞれが皆尊いのです。神は我々すべてに神性を与えて下さったのです)。多くの文章で真光の組み手が選民であるかのように言い含めながらエゴにつけ込むのは、カルトの指導者に共通したやり方です。また、恐怖や罪悪感を煽る表現があちこちにありますが、これも信者を統制するために自称"メシア"がよく使う論法の一つなのです。"御聖言"の文章は陰険で荒削りな文章で満ちています。またはどうにも解釈のできる、意味をなさないものばかりで、霊層が昇華していない組み手は理解できないとまで言われているのです。皆さんはあれが本当に神の言葉だと心から信じることができますか?(5.御聖言-警世の書- 参照)
御み霊で教団に縛られている人に早く気がついてほしいのは、自分自身で信仰心を強くもつこと、そして自身の一部が神の一部であるということを純粋に受け入れられるかどうかが、手かざしの力に影響するということです。何人も、人それぞれが持ちあわせる神との絆を奪う権利などありません。人が作った御み霊のようなモノで、その純粋な力が増やされることも、削られることもないのです。すべては自分次第です。御み霊を家にしまっておいたまま、私たちはたびたび手かざしをしたことがあるのですが、それでも多くの人が"御光"を強く感じたことを口にされていました。もし御み霊をつけているほうが"光"が強いと感じるならば、それは教団で教わったことを信じ込んでいるからです。その人の信仰的心理がそのまま実践に影響してしまうのです。
自分自身を信じることができれば、その力をうまく使っていけるはずです。真理も、手かざしの力も自分の中にあるのです。真光を辞めても、手かざしを辞める必要はありません。真光の御神体の前でぬかづいて祈言を唱える必要もなければ、日本にある神殿をまかなうために自分が汗水ながして稼いできたお金をつぎ込む必要もないのです。教団の作法に従う必要もありません。レイキのように手を当てて行う方法もありますし、プラニック・ヒーリングのように直接触れずに行う方法もありますが、それを制御するのは自分自身の心です。私たちが今、参加しているヒーリングセッションでは、はじめに輪になって手を合わせて祈るのですが、その効果は目を見はるものがあります。どこかの教団の信者になることで手かざしができるようになるのではなく、誰でもできるのです。神の光は我々すべてに与えられたものなのです。
(プラニック・ヒーリング http://www.pranichealing.com/ )
今、私たち夫婦は、太古からの癒しの業、プラニック・ヒーリングを学んでいます。そしてこれは明らかに真光や浄霊のもとになったといえるものですが、むしろそれらよりは洗練されたものです。この太古からの手かざしに興味のある方はコー・コク・スイの本、"プラニック・ヒーリング"という本を読まれることをお勧めします。手かざしとの類似性が明白な内容です。読みやすい本ですから、どうやって手かざしをしていけばよいのかが、少しずつ理解できるはずです。組織等に参加する必要もありませんし、どんな祈り方をするかは個人の選択しだいだとこの本の著者も強調しています。
○○真光、S界真光文明教団、浄霊団体の人々は知る必要があります。永い間、日本の人々は心の奥底に次のように教え込まれてきました。日本の天皇は神の直系の子孫であり、何千年か前には世界を統治しており、再び世界を統治する運命にあると。日本の人々は、天皇の名のもとに行われることは何であっても、たとえそれが不誠実でも暴力的なことであっても、それは天国の栄光を勝ち取るためのものであると、教えられてきました。第二次世界大戦中、日本人のパイロットは、この確信に従って軍艦に飛行機で体当たり攻撃を行いました。(脚注参照) 多くの日本のカルト教団は、エナジー・ヒーリングや、その他のテクニックを使って、疑いを持たない人々を引き入れ、日本人の優位性を示す計画を達成しようとして始まったのです。こうして、世界中の無垢な人々が騙され、この信念を受け入れてしまっています。
いかなる教団組織でも、入信する場合はあらかじめ教義などについてよく調査するべきです。そしてそれは、すでに教義によって信仰が凝り固まってしまった教団幹部のような人物からは探り出すことはできません。霊感的な作家、ジーン・デービスはいみじくもこう語っています。
"自分自身を知るという生まれながらの権利を放棄してきたせいか、我々は命が持つエネルギーを無駄に浪費しています。自己の内面へと通じるドアを閉ざしてきたのです。より外部に依存するようにプログラムされてしまい、自己を認識するための根源を切り捨ててきたのです。"神の御国はあなた方のなかに・・・・"とイエス=キリストも言っていますが、大衆支配の混迷の中で、我々はそれぞれの魂としての自己認識を失ってしまったのです。教育、宗教、政治、どの分野にしても、我々は外部に依存するようにプログラムされたヒューマンロボットになりつつあるのです。"
真光を通じて私たち夫婦は、外部へ依存する考え方や、そしてそれがもたらす破滅から身を守ることの重要性を学んだと思います。いろいろな宗教組織の隠された目的を認識した一方で、神様が真実を探し求めるように仕組んでくださったことにとても感謝しています。すべての神組み手さん達が、神様に導かれて真実を追究してくださることをお祈りしています。洗脳にうち勝って内なる力を認識するために、みなさん、勇気をだして努力してください。
Dean & Jean Logan - Franklin, North Carolina - USA
--------------------------------------------------------------------------------
脚注
確かに戦前の学校教育が取り入れた皇国史観は、天皇は神の直系の子孫と教えていました。真光など多くの新興宗教がこれに影響されたことは否めません。現在でも、一部の人々の頭には、この考え方が染み付いていることは、ある元首相の発言からも窺われます。
ただし、同胞のため家族のために命を捧げた特攻隊のことまで、間違っていたことのように言われると不愉快に思う方もいらっしゃるかもしれません。文化の違いから、多くの欧米人にとっては、特攻隊の体当たり攻撃は全く理解しがたい悪魔の所業でした。しかしながら、欧米人の中でもより深く理解した人々は違う評価をするようです。
外国人から見た"KAMIKAZE" http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/5410/foreigner.html
(上記サイトより一部抜粋) 西欧人の"KAMIKAZE"に対する一般的な評価は、「狂気の沙汰、集団ヒステリー、独裁権力の非人間的な強制下になされた行為である」とベルナール・ミロー(フランス人、参考文献参照)は述べている。しかし、彼は"KAMIKAZE"を研究した結果、そのような評価は「余りにも皮相的な独断である」と述べるに至っている。"KAMIKAZE"の本当の姿に触れた人々は上記の一般的な見方とは180度考え方が変わるようである。
ベルナール・ミロー氏の所感 http://www.geocities.co.jp/WallStreet-Bull/5410/bernard.html Top HOME
最終更新日:2001.08.08
http://home.earthlink.net/~delogan/smfaq.htm
MAHIKARI Frequently Asked Questions (FAQ) ローガン夫妻による真光問答
--------------------------------------------------------------------------------
このページは、私たちが読者から受けた質問とその答えをまとめたものです。これらの質問に対する答えは、日本での(真光)裁判記録や、真光について個人的に知識を持っている人々の中で私たちと連絡を取り合った人々、また、色々な関連分野における著名な専門家、などによって作られたものです。さらにこのサイトを通じて、FAQの印刷版をわずかな料金で手に入れることができます。
私たちは、ここのFAQページを参照しているいくつかの本を売っているウエッブサイトにリンクを張っています。ここをご覧になっている方々に、それらをお知らせするためにです。私たちはそれらのサイトとは、金銭的には何らつながりはありません。
私たちは、真光についてや、光による癒し、その他関連する事柄についての質問を受け付けています。
--------------------------------------------------------------------------------
Q.1 真光の他に、「光を与える」組織というのはありますか?
A.1 いくつかの国では浄霊教団として知られるS界救S教の信者さんたちは、光を与えることができます。[1] しかしながら、その創設者である岡田茂吉氏にも、他の日本人と同じように、天皇が神であるという信念が染み込んでいます。多くの信者さんたちは、その教えを信じています。
左の図は、浄霊教団の書物の中で描かれている浄霊の施し(日本語で霊を清めるという意味)をしているところの図です。
プラニック・ヒーリングとは、組織の名前ではなく、光を与える古代からの方法ですが、誰でも習うことができます。フィリピンのコー・コク・スイ氏によって書かれた「プラニック・ヒーリング」と「アドバンスド・プラニック・ヒーリング」という本は、ほとんどの国で購入することができます。講習会もありますが、必ず必要というわけではありません。何の義務も会員費もなく、どんな宗教団体に対しても何か規律を犯すということはありません。
左の図は、コー・コク・スイ氏による著作「アドバンスド・プラニック・ヒーリング」において描かれている、神の光の施し[2]の図です。
バーバラ・ブレナンさんによる「Hands of Light 手からの光」という本の中で、彼女は光を与えることについて、すばらしい説明をしています。ダイアン・ステインさんによる「Essential Reiki 基本的なレイキ」という本は、「手を当てる」方法について知る必要のあるすべてのことが書いてあります。本屋さんのヒーリングに関する棚において、その他のいくつかの方法について発見することができます。「セラピック・タッチ」(手をあてて病気を治すこと)は、光のエネルギーを与える一つの方法なのです。
Q.2 御み霊と御神体というのは何を表しているのですか?
A.2 御み霊は、組み手さんたち(信者たち)が首からぶら下げているペンダントです。組み手さんたちは、御み霊こそが神との霊的なつながりを持つためのものと教えられます。組み手さんたちは、このつながりを保つために毎月「寄付」をする契約を交わし、もしこの寄付が滞れば、「霊線」が切れると教わります。これが、組み手さんが教団をなかなか辞められない理由です。御み霊を開けてしまったり、教団を離れた人たちの身の上に悲劇的なことが起こったという話が、しばしば広まります。御み霊とその中身の写真が載っているウエッブサイトがあります。 http://www.ozemail.com.au/~skyaxe/omitama.htm
御神体とは、祭壇(神殿)の中にかける掛け軸のことです。この掛け軸は、日本の書道の書体によって神の正式な名前を書いたものと言われています。組み手さんたちは、(アメリカ合衆国では)5人の新しい組み手を勧誘しないと、自宅に御神体を祭る資格を得られません。加えて、相当な献金をすることを期待されます。これを一つの戦略として、教団は人々を新しい組み手にし、しかもそれによって財政的な基礎を大きくするのです。組み手さんたちは、それがいかに「魂の救い」になるかを教わります。また、御神体があると光がより強くなるとも教わります。御神体の前に行く度に、献金することが奨励されています。組み手さんたちは、御神体の前では光が強くなると確信しており、それによって教団により強く支配されてしまうのです。 Q.3 浄霊教団の信者さんも、その他の手かざし団体の人たちも、御み霊(お守り、あるいはペンダント)を身に付けているのですか?
A.3 浄霊教団の信者さんたちもペンダントをつけています。しかし、彼等の創始者は著作の中で[3]、それは本当は必要のないものだと述べています。 Q.4 私はしばしば、額(第3の目)に光を受けているとき平和な気持ちになります。これが魂の罪穢を消すというのは本当ですか?
A.4 光のエネルギーが第3の目を貫くとき、それは松果体を刺激し、メラトニンというホルモン、すなわち天然の精神安定剤が作られます[4]。真光は、受光者に目を閉じるように教え、それは受光者に闇を与え、さらなるメラトニンの生産を促すのです。 Q.5 私たちは幹部から、他の手かざし団体は手をかざす人自身のエネルギーか、あるいは低級な神からの光を与えているのだと教わりましたが、本当でしょうか?
A.5 古代の神道には、たくさんの神々がいるという信仰があります。真光の創始者は、神道的宗教の中で育ちました。彼は、これらの神道の教えを自分が立教した教団の中に取り入れました。 Q.6 私たちの道場の人たちは、しばしば清浄化(病気)になります。これは本当に毒が溶けているからなのでしょうか?
A.6 真光は組み手に対して、たとえ人に感染するような病気にかかっていても、道場(センター)に来て光の交換を行い、み祭りに参加するように奨励します。これは非常に愚かな行いです。それは、病気の人で溢れかえっているような、外来患者の診療室へ行って座っているようなものです。加えて、真光の教えは免疫システムを強化するのに必要なサプリメント(健康補助食品)の摂取を控えるように言います。抗酸化作用のあるサプリメントは、フリーラジカルを攻撃するのに必要なものです[5]。殆どの人々は、一つか二つの基本的な栄養素が不足しているものです。毒やストレスのない国に住んでいるのでなければ、また、自分たち用の有機野菜などを作っているのでなければ、サプリメントは必要です[6]。病気になることが、必ずしも身体の中の毒を取り除くこととは限りません。計画的に解毒をすること(?)の方が、断然よい方法です。病気や熱を出したりということがしばしばあると、身体の代謝酵素を使い切ってしまい、進行性の病気によりかかりやすくなります[7]。真光はまた、病気に犯された霊的エネルギーを使って不衛生なことをしています。病気は身体にあるだけでなく、エネルギーの形でも存在するのです。エネルギーの形での病気は、病気にかかったバイオプラズマ体(bioplasmic matter)と呼ばれます[8]。組み手さんたちは、光を受ける人びとと衛生的な方法で接する方法を教えられていません。もし適切な衛生環境になければ、光を与える人々は病気のバイオプラズマ体を受け取ってしまいます。 Q.7 最近私は重大事故により小さな子供を失いました。幹部は、それは私の負のカルマのせいだと言いました。私は今、そのことについてとても苦しんでいます。幹部の言ったことは正しいのでしょうか?
A.7 宗教組織は、罪、非難、恐怖、分離などを刷り込もうとするものです。私たちの愛する創造神は、その子供たち(人間)を罰したりはしません。私たちはここでそれを学んでいます。私たちのすべての経験は私たちのレッスンなのです。あなたがその事故から学んだことが、あなたのレッスンなのです。子供として生まれ変わる前に、その子の魂は早すぎる死を選んで生まれてきているのです。たとえその子供の身体は死んでしまっても、魂は生きつづけます。あなたもまた、生まれる前にそういう人生を選んで生まれてきたのです。その事故は、連綿と続くあなたのトレーニングの一つの過程として、起こるべくしておこったのです。これらのレッスンを受け入れ、それらから学び、その経験を他人を助けるために使ってください。 Q.8 真光では、歯に関しては治らないと教わりました。もし虫歯が出来てしまったら、医者に行かないといけません。しかしながら、私の友人の一人は、歯を治すことのできるヒーラ-(治療者)について聞いたことがあると話してくれました。聞いたことがありますか?
A.8 聞いたことがあるだけでなく、見たことがあります! ウィラード・フラー[9]先生によれば、「神は歯を治すことができない、と言っている人はたわごとを言っているにすぎない」、のだそうです。私たちはフラー先生の主催するいくつかのヒーリングセミナーに参加しました。そして、霊的なヒーリングだけでなく、歯が治るのも目撃しました。フラー先生は言います。「奇跡は瞬間的に起こります。ヒーリングは時間をかけて起こります。」 真光も一つのエナジー・ヒーリングですが、殆どの場合、光のエネルギーをゆっくりと入念に与えつづけることによって癒しが達成されます。これは、他のエナジー・ヒーリングの形態と異なるものではありません。このタイプのエネルギー波動は、歯のエナメル質のような堅い構造のものについては、明らかな変化をあたえるには充分ではありません。フラー先生は、彼自身が行えることがいかにすれば他の人も行えるようになるかを、定期セミナーの中で教えています。
Q.9 現在は真光に所属していませんが、御み霊はどうすべきなのでしょうか?
A.9 私たちが知っている限り、御み霊を開けても、捨てても、燃やしてしまっても、何も悪いことは起こりません。何人かの人は、御み霊を真光に返却することによって、その(退会の)意思を表すことを選んでいます。
オーストラリアの元信者の一人は、御み霊とその中身についての情報をウエッブページの上で公開しています。http://www.ozemail.com.au/~skyaxe/omitama.htm
Q.10 救い主様(岡田良一氏)は○○真光の創設者なのですか?
A.10 「救い主様」は、S界真光文明教団と呼ばれる組織の創設者です。救い主様が死んだとき、この組織の有力なメンバーの一人である関口栄氏と、救い主様の養女といわれる岡田恵珠女史の間で権力闘争が起こりました。結果として、日本の裁判所は関口氏側を後継者として認めました。岡田恵珠女史は、○○真光と呼ばれる組織を創設し、そこの霊的指導者、教え主様として知られるようになりました。 Q.11 救い主様(岡田良一氏)は、真光を創設する以前は、宗教経験が全くなかったのですか?
A.11 岡田良一氏が、SKK(S界救S教)または Church of the World Messenity と呼ばれる教団の中で、任命された聖職者であったという確かな証拠を示した文書が存在します。岡田良一氏は、不適切な行動によってその役職を罷免されました。 Q.12 救い主様は、どのようにして、自伝で述べられているような病気から回復したのですか?[10]
A.12 彼は、SKKで光を受けていました。このことについては、岡田氏がSKKの幹部であったときに岡田氏から光を受けていたある信者の手書きの証明が残っています。 Q.13 日本はムー大陸すなわち人類の祖先である母なる大地の一部だったのですか?
A.13 真光は、日本はムー大陸の一部だったと教えています。上級研修のテキストには、ジェームズ・チャーチワード大佐の著作がその証拠として参照されています。1927年にチャーチワード大佐によって描かれた下の地図から明らかなように、日本は伝説のムー大陸の一部でもありませんでした。日本の天皇は神の直接の子孫であるという帝国の勅令を支持する為に、日本の人々は、日本は人類の母なる大陸であると教えられています。
PACIFICという言葉の左にあるXマークが、日本列島を指しますが、明らかにムー大陸の一部ではありません。[11] Q.14 私はもはや真光に所属していませんが、先祖の仏壇は持ちつづけるべきなのでしょうか?
A.14 真光は、先祖が自分の過去の人生に執着をもたないようにさせるという意図で、信者に対して先祖の位牌に新しい先祖の名前をつけるよう指導します。これは、その家族に関係のない霊を呼んでしまうという報告があります。一つの例として、ある日本の兵士の霊の話がありました。私たちは、宜保愛子による「Finding Your Guardian Spirits 守護霊の発見?」という本を読むことをお勧めします。この本を読むと、正しい選択をするのに役立つと思います。岡田茂吉氏による「天国の礎」という本では、先祖の祭壇についての情報があります。この質問に対する答えを書いている現在(97年10月9日)、このことに触れたウエッブサイト[12]があります。何を読むにしても覚えておいていただきたいことは、信じるため、または信じないために読むのではないということです。自分の読んだ内容について、自分自身の内的な知識、内的な意思に従って判断をくだしてください。それがあなたにとってもっともよい選択になると思います。 Q.15 真光の組み手さんからの光を受けていると、何人かの人に現れる「霊動(れいどう)」や「浮霊(ふれい)」現象を、どのように説明しますか?
A.15 ある人が額(第3の目)に光を受けているとき、しばしば瞑想状態あるいは半瞑想状態に陥ります。その人は短い間ですが身体が動くのを体験します。それは、気の通るチャンネル(経絡)が浄化されていることによって起こるものです。[13]
私たちは、浄霊教団の幹部に尋ねました。真光ではなぜ霊が現れ(浮霊が起き)、浄霊教団では起きないのか、と。彼によると、霊動は光を与えている人の意志によって引き起こされるということです。真光では、幹部は憑依霊を浮かせるという意志を持って光を与えるように訓練されるといいます。霊を浮かせるために光を与えるということが、それを意図しているにしろしないにしろ、信者の間で同様にして行われているということです。
何人かの真光の信者は、光を受けているときに霊が現れるよう、知らない間に自分自身をプログラミングしてしまいます。これはとても危険な問題であり、光を受けていないときでも意に反して浮霊してしまうということが報告されています。浮霊のうちのいくつかは、過去生の体験である可能性もあります。もし何かの役に立ちそうならば、退行催眠をする資格のある人に相談して(過去生を)調べてもらうこともできます。
真光の創設者がSKKの幹部であったとき、彼は霊を浮かせるような方法で光を与えないようにと注意を受けていました。彼はその警告を無視し、それを続けました。この理由とその他の理由により、彼はSKKの幹部を罷免されました。
コー・コク・スイによる、「プラニック・サイコセラピー」という良い本があります。この本は、憑依霊や、憑依霊が起こす問題、憑依霊から人を救う方法などについて書かれています。 Q.16 私は、「霊に邪魔されている」と本当に感じています。真光のようなカルトに加わることなく、何かの助けを得るにはどうしたらいいのでしょうか?
A.16 憑依物(霊)は、実際苦痛の種になります。このようなすべての憑依物(時には何百体にもなる)を取り除くための最もよい方法は、セレスティアル・ソウル・クリーニングと呼ばれるものです。この方法は、真光が行う方法よりもずっと効果的です。これは、「エンジェル・ヒーラ-」と呼ばれる特別な訓練を受けた人々によって行われます。エンジェル・ヒーラ-は、魂のアカシック・レコードを通してこれを行います。この価値ある高度に洗練された方法を受けるには、料金が必要です。しかしそれは、そのコストに見合ったものであり、底なし沼のようなカルトを支えるよりはずっと安いものです。このソウル・クリーニングはあなたをびっくりさせるでしょう。 Q.17 私たちは導士から、インターネット上で真光のことを悪く言う人たちは霊的に操られていると教わりました。これは本当ですか?
A.17 「霊的に邪魔されている」というのは、真光のごまかし行為を暴こうと試みる人々に対する、典型的な真光の反応です。真光が教えているとされる「利他愛」や「人を裁かない」という教えはいったいどうなってしまっているのでしょうか? 元信者たちは、彼等が教団の中で経験したことを人々に知らせようとして、インターネット上で語る試みを続けています。彼等は真実を暴くことによって、お金を得ようとしているわけではありません。それに対して真光は、信者の献金に全面的に依存しているのです。信者の減少は、収入の減少に直結しているわけです。
カルトを世に知らしめる本は、答えを求めつづける人々(真実を探究する人々)に対してこうアドバイスしています。元信者や元指導者にコンタクトをとり、質問してみなさい、と。組織の支配下にある現役の信者や指導者に尋ねても、カルトリーダーによって指示された答えが返ってくるだけです。 Q.18 私は、真光で過ごしたすべての時間が無駄だったと感じ、怒りを感じています。この気持ちをどのように克服したらよいのでしょうか?
A.18 真光にいた年月が無駄であったとは思わないでください。私たちすべては、人生においてある使命を持っているのです。その使命が私たちに真光に入ってそういう経験をすることを要求していたのです。私たちが真光に入る前は、神に仕えようとか真光に仕えようとかいう望みをもっていませんでした。私たちは、単に自己中心的な理由から真光に入りました。真光は私たちを霊的な道へと導き、私たちに霊的な有機農法を教えてくれました。私たちは真光にいたことをとても感謝しています。岡田氏(救い主様)は偽物の神示で私たちを騙し、また天皇は我々以上の神ではありえませんけれども、真光において得た教訓は私たちの人生における使命(ミッション)においてはとても重要なものです。このように考えてください。もしある人が長年カトリック教会を信仰していて、でもついにはカトリック教会の教えを受け入れなくなったとしても、カトリック信者として礼拝をしていたその年月が無駄だったことにはならないでしょう。私たちは、何が真実で何が真実でないかを、見極める必要があるのです。 Q.19.真光の教えるように、イエス・キリストが日本に埋葬されているというのは本当ですか?
A.19 真光はかつて、イエスキリストは日本に埋葬されていると教えていたのは事実です。A.K.テベシス博士によって書かれた真光の本「Thank God for the Answers」の中の、現在は削除されてしまったキリスト教に関する章の中に書かれていました。テベシス氏は現在、オーストラリアにおける真光の長です。
Q.20 真光に寄付されたお金は何に使われるのですか?
A.20 よい質問です。○○真光だけで、(アメリカ合衆国において?)一年に数億円を集め、その殆どは日本へ送られます。私たちの知る限り、真光は困っている人々やそのお金を集めたところの社会を援助する活動を行っていません。すると、そのお金は何に使われているのでしょうか?一つには、彼等の神殿を豪華にしたり、不動産所有を増やしたりするのに使われています。真光系教団の神殿の一つでは、黄金を使った高さ30フィート、重さ9トンの祭壇が備えつけられています。
オーストラリアの新聞が報告したところによると、真光はオウム真理教(地下鉄サリン事件を起こしたカルト)とつながりがあり、真光とオウム真理教はウエストオーストラリアにおける核兵器開発にひそかに出資したと言われています。彼等の計画は、御聖言[14]において頻繁に現れる世界最終戦争を御聖言どおりに引き起こす試みと考えられています。 Q.21 S界真光文明教団こそが、本当の真光ですか?
A.21 真光系教団のすべては、陸軍中佐であった岡田良一氏の教えに基づいています。日本の人々は長い間、天皇は神の直系の子孫であり、日本民族はその他すべての民族より優れている種族だと教えられてきました。今日に至っても、多くの人がそれを信じています。彼等は、天皇の名のもとに行うことは何であっても、それは天国において特別な地位を約束させるものであり、どんなに不誠実で悪いことであっても、どんなにたくさんの人がその過程で殺されてもかまわないと教えられてきました。御聖言という偽の神示の本は、このような信念を否定していません。 Q.22 真光には明らかにおかしいところがあるのに、なぜそんなにも多くの人々が真光に留まるのでしょうか?
A.22 それが、真光がマインドコントロールをしていると言われる所以です。真光は信者に残りのセミナー(研修)を受けるように奨励し、それを受けることはこの組織によるコントロールをより強める働きをします。信者たちは、御み霊が彼等を守っていると教えます。教団をやめた人たちは、霊的に邪魔されていると教えられ、「彼等と私たち」という区別の意識を生み出します。霊的、精神的な世界の追求を個人的にすることは、奨励されません。真光の書物を読むことを薦められます。信者は、選ばれた「種人(たねびと)」であり、世界を救うのだと教えられ、自分たちが世界にとって重要であるという意識を植え付けます。それはまた、彼等の人生において失われていた帰属意識を与えるものです。
人によっては、自分の人生を、安全で、型にはまった、明快に定義され限定された現実感の中に留めてしまう傾向があります。[15] 23.日本語の天津祈言は、英語で説明するとどうなるのでしょうか?
省略
--------------------------------------------------------------------------------
脚注と参考文献
1.In the pamphlet, A Scientific Approach to Johrei (Page 3). 2.Advanced Pranic Healing, by Choa Kok Sui (Page 270). 3。「真の信者であれば、絶対にそのペンダント(おひかり)を身に付ける必要というのはない。なぜなら、それがあってもなくても、信心が本物であり、祈りが真摯であるならば、誰でも浄霊を人に施すことができるのである。」 『JOHREI, Divine Light of Salvation 浄霊、救いの神の光』 より。 4.Mega Brain, by Michael Hutchison (Page 242). 5.Newsweek (August 7, 1995). Article entitled Melatonin (Pages 46-49). 6.Prescription for Nutritional Healing - Second Edition (Pages 43, 44). 7.Fats that Heal - Fats that Kill, by Udo Erasmus, (Page 8). 8.Fats that Heal - Fats that Kill, by Udo Erasmus, (Page 407). 9.Advanced Pranic Healing, by Choa Kok Sui, (Page 47).
Willard Fuller P.O. Box 797 Fairburn, GA 30213-0797 USA
10.Daiseishu, the "official" biography of Sukuinushisama (Page 29). 11.This map is from Books Of The Golden Age, by Col. James Churchward. 12.Ancestor Altar at www.greendome.org/archives/ancestor/ancestor.html 13.Pranic Healing, by Choa Kok Sui, (Page 243). 14.Goseigen (references to armageddon): Page 62 ("They will end up being blown away") Page 189 ("The production of fireballs in this world cannot be stopped...") Page 190 ("God will make man produce fireballs...") Page 237 ("The explosion of fireballs and uncontrollable chaos is approaching") 15.Hands of Light, by Barbara Ann Brennan, (Page 67).
TOP HOME
最終更新日:2001年8月13日
http://home.earthlink.net/~delogan/others.htm
ローガン夫妻に寄せられた体験談のうちの一つです。ロサンゼルスで真光隊員が道場の窓から飛び降りて自殺を遂げたことなども書かれています。
--------------------------------------------------------------------------------
ニューヨーク小道場 元真光隊員 K.D.氏の体験談
初めまして、グリーンウッドさん。
あなたが世間に重大な情報をもたらして下さったことに感謝しています。僕自身は6年間、組み手でした。 私は真光隊隊長として全身全霊で御神業に打ち込んで来ましたし、主座で行われた真光隊国際修練会にも参加したことがあります。私は"VERY SUNAO"といわれるような、献身的、模範組み手だったと思います。入信して以来、真光にのめり込んでいましたし、集中して御教えなども研鑽してきました。鸚鵡(オウム)のように御教えをそらで言えるほどでしたし、どの幹部と談話するときもそんな感じでした。組み手になって最初の一年間は教えに対して疑問も感じていましたが、僕はただそれらすべてが真理であればと刹那に望む日々でした。 神から与えられた壮大な御経綸のために、自分は神から選ばれたんだと思うことで期待に満ちていましたし、特別に思えたのです。だから疑問からは目をそらしていました。
僕は心の中にある疑念は、自分の霊的な曇りのせいだと機械的に考えて、押さえつけてきました。特に僕の場合は何年もの間、霊動がでていましたからね!!その一方で、自分は読書家でもあったし、生活への探求心を持ち続けていました。だから奉仕活動に明け暮れる日々も、自分や身の回りにに起こった出来事に対する即席の霊的解釈にも嫌気がさしてくることもありました。 他の精神世界や、哲学の本を読んで、真光以外のそれらの情報が御教えと矛盾がないかどうか、思いめぐらすことに時間を割いたりしました。
こんなことで自分を納得させて、再び真光に没頭して行くことになるのですが、結局それは、自分が本で読んだことを、いつも御教に結びつけて考えるようになっていたからであって、加えて、もちろん曇り消しのための真光の業や、人救いなどの名目があったこともあります。こういうことの繰り返しで私は他の組み手や幹部からは献身的な組み手のように見られていたようです。 ところが、あることがきっかけで私は真光の業について疑念を強く持つようになりました。
私の妻はやはり組み手でした。彼女は妊娠したのですが、お互い真光隊であったこともあり、当時はとても熱心な組み手でした。妊娠中は妻はお浄めは毎日めいっぱい受けていましたし、御奉仕も多くこなしていました。出産の際には、他の組み手さんに立ち会って貰ってお浄めしてもらったりもしました。しかし、妻は大変な苦痛を伴った長時間の難産をすることになり、その後も痛みがしばらく抜けなかったのです。彼女や、赤ん坊にとっては非常にトラウマの残る体験だったと思います。私も、あれほど御奉仕して、手かざししてきたことが、意味がなかったことにすっかり打ちひしがれてしまいました。しかし結局は、大難が小難になったという御教えで、頭の中ですぐに正当化してしまいました。 普通であれば、ひょっとしたら命を落としていたことかもしれない、などと考えてしまったんですね。振り返ってみると、如何に自分の心が、御教えに忠実に教え込まれていたか、如何に"地上代行者、OSHIENUSHISAMA(真光隊信条でさんざん唱えさせられた)に献身的な奴隷であったかがよくわかります。その後、3年間ぐらいは真光について疑念を抱き続ける一方で、強烈な洗脳を受けていたため、只々それが真実で本当の天国行きの切符であってほしいと願い続けていました。
そして僕の疑念はまだつづくことになります。ある事件がきっかけで疑惑が強くなったのです。ロサンゼルスのある熱心な真光隊員が、道場の3階(4階?)の窓から飛び降り自殺を遂げたのです。彼はその時期、精神的に参っていて、(幹部はそのことも知っていましたが)、天変地異のおりに危険にさらしてはいけないと先祖の位牌まで彼は持ち歩いていたほどでした。
教団からの我々真光隊に対する公式な釈明は、自殺した隊員は、幹部のことを悪く中傷していたから、霊障にやられていたのであり、 そしてこれは北アメリカ地区のすべての隊員達が、目を覚まさなければならない戒告である、というものでした。この説明には僕は全然納得行きませんでしたし、どうして良いものか考え始めました。 もしこの教えがそれほど絶対であり、御光が強いのであれば、なぜ隊員の命を救うことができなかったのか、そして何故浮霊して自殺してしまわなければならなかったのか? 彼の命をとったという憑依霊が、真光の業や我々隊員に与えられた御守護よりも強かったというのはどういうことなのか、悩み始めてしまいました。他の隊員への戒告だなんていう説明はどう考えてもおかしい!!そう思いながらも、事件の後でさえも僕は教団にとどまり、真光隊にも参加していました。頭の中で御教えを繰り返しては奉仕活動に打ち込むという堂々巡りの考え方が頭に染みついてしまい、それに自分自身が縛り付けられていたのです。 僕は日本の主座で2000年に行われる御光閲に参加することを目指して必死でした。本当に参加したかった・・・というのは最後に参加した主座での修練会では、2000年の御光閲に参加が許されたものが、次期文明の種人であると、言われていましたから・・・その機会を逃してはいけない、と思っていたんです。
それでもまだ真光に縛り付けられていたわけですが、自問自答はつづきました。真光隊の修練会などでは、人知の理屈だから読むだけ時間の無駄である、読まないようにといわれていた他の精神世界の本や、哲学書なども読み続けていました。人間本来の心の力について書かれた本も読むようになり、妻もたまたま同じような内容の書籍を見つけてきたのですが、心が如何に作用して自己が強くなりうるか、または信仰や思想の犠牲になりうるかということなどが書かれていました。
しばらくして彼女はまた妊娠したのですが、この機会に僕たち夫婦は、この"心の力の理論"をためしてみることにしました。今度の妊娠期間中は彼女はお浄めはあまり受けませんでした。特に妊娠に関わる体部にはほとんどずっと受けませんでした。それは彼女にとっては不安なことでもあり、神向きを制限することになる冒険だったとも思います。その一方で、彼女はそれらの不安が、"罪えが深い"等のネガティブな御教えからくるものだということを悟り始めていました。そして最初の出産の時には自分の想念がそのまま現実になってそれを体験してしまったということに気づいたのです。どうせ自分は罪えが深い、そう自分自身を責め続けて、出産をめぐる不安や御教えに心を奪われてしまったわけです。
助産婦の付き添いで、第1子同様、自宅で彼女は二人目の子供を出産しました。しかしながらこのときは僕も妻も御み霊を掛けないようにしていましたし、他の組み手を呼んでお浄めをさせるようなことはしませんでした。 これは究極の実験だったと思います。出産は非常にスムースに早く終わり、次男を産んだ妻のよろこびようは大変なものでした。出産の時には、妻の精神状態は非常に穏やかで、この出産自体がその平静さを反映していたと思います。 最初の時は彼女は罪穢やら、霊障やらで恐怖にとりつかれていました。御み霊やら、手かざしに頼らずに、前向きで勇気づけられる体験をしたこと、生きていくことができるということを知り、大変な開放感を感じました。 そのときに、真光への信仰、御教えが最高の真理であるという考え方が自分の中で崩れて行くのが認識できました。そして真光との関わりを断つ努力をはじめたのです。"御教え"に挑戦するようなことをたくさんはじめてみました。
テストとして、私は自分の想念に植え付けられた一部の御教えに意識的に逆らうように心がけ御奉仕の量も減らしました。 私がそうする一方で、私と妻は真光の指導に従わずに、家族への生活面での役割をおろそかにしないようにしました。 真光への関わりを断てば断つほど、生活面での責任や役割が大きくとれるようになっていき、家族の生活も改善されていきました。不安がどんどん解消され、自分たちの生活をとりもどしたように感じ始めていました。
しかしその一方で、"やっぱりこれは恨みの御霊によって仕組まれているのではないか?"などという疑いや後ろめたさを感じてしまうことも少なくありませんでした。それから僕は真光隊隊長としての御役を降り、しばらくして隊からも完全に足を洗いました。道場では自分の名前が"卒隊者"という名目で掲示板に貼り出されました(これは組織を良く見せるための操作であり嘘です。)
ある日、僕は道場に来たとき、素晴らしい開放感を実感しました。"自分はもう道場の一員ではない、もう辞めるべき時がきた"と思えたことはとても気持ちが安らぐ想いでした。その瞬間から、心の中で"真光"を整理して、自分がもはや組み手ではないことをさとることができました。しかし、頭の中に引っかかっていた鈎のようなものが邪魔をして、まだ組み手を辞めることはできませんでした。
ある日、僕は道場に来たとき、素晴らしい開放感を実感しました。"自分はもう道場の一員ではない、もう辞めるべき時がきた"と思えたことはとても気持ちが安らぐ想いでした。その瞬間から、心の中で"真光"を整理して、自分がもはや組み手ではないことをさとることができました。しかし、頭の中に引っかかっていた鈎のようなものが邪魔をして、まだ組み手を辞めることはできませんでした。
ある時、私はインターネットで真光を検索してみました、そしてあなたのサイトで今まで知らなかった歴史を見つけたのです。 私を支えてくれた妻や親友、あなたや、いろいろなしがらみから解放されたとネットで語ってくださった元組み手さんたちに本当に感謝しています。これらの情報を伝えてくださって本当に有り難うございました。妻と僕、それから親友二人と一緒に御み霊を返して、自由の身であることを宣言してきました。僕は真光に関わっている人たちが自らの心と気持ちに従って自分を尊び、我々夫婦が今経験している喜びと開放感を実感できるようにと願っています。自身の喜びを実感させていただき本当に有り難うございました。
Sincerely, K.D.
Top HOME
tition

|