French Wolf の日記
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2001年12月31日(月) あともう一息。


月曜日。

みなさん、来年もよろしくお願いします。


2001年12月30日(日) 貴理子さようなら。来年まで・・・。


日曜日。

昨日寝たのが遅かったため、しかも目覚まし時計をセットしなかったため、起きたらすでに 10 時前だった。なんと貴理子の声がテレビから聞こえるではないか! ショックなことに見過ごしてしまった。まさか今日まで貴理子を放映するなんて、フジテレビも憎い。去年は最後の週はやっていなかったから、心の準備ができていなかったのである。当然ビデオも予約していない。まったくもって、今年最初で最後の失態である。一番申し訳ないのは、録画を約束していた友人に対してである。ごめん・・・。

さらにショックなことにいいとも増刊号までやっている! ついこの前特大号をやっていたのに、またか? という気がしないこともなかったが、実際放映されていたのである。テレビの手抜きか?

いやいや個人的には、年末だからといって特別番組を編成されるよりも、ふだんどおりのプログラムで進行してもらう方が、100 万倍ありがたい。生活に波があるのは嫌いである。



学級委員について。俺が小学生・中学生だった頃、クラス委員といえば、「学級委員」と呼ばれていた。高校では、「学級委員長」になった。ここで単純な疑問。「委員長」というからには、「委員会」があり、その長として「委員長」が君臨することになる。が、実際にはクラスで一人選出されるのが「学級委員長」ではないだろうか。少なくとも自分の経験ではそうだった。一方、小・中学校の「学級委員」は各クラスから選出された委員が学年で集まり、さらに大きな組織を構成していた。

とにかく、「学級委員長」という言い方は古くさいというイメージとともに、現場を適切に反映していないでたらめな発想という気がする。「級長」というほど古典的表現にはほど遠いが、それにしても多少困惑を覚える。


2001年12月29日(土) ちゅらさんふたたび


土曜日。

年末はとにかくテレビがつまらない。そんななか、久しぶりで嬉しかったのは『ちゅらさん総集編』である。メイキングでもなければ、NG 特集でもなく、要点を 3 時間半程度にまとめたリヴェンジ系である。本も読んだし、記憶にも新しいはずなのに、また見てしまう。月曜日から水曜日まで夜放送していたのだが、これは気づいたときにはすでに火曜日で、中途半端だった。ラッキーなことに、再放送をやるということで、今回はきちんとビデオもセットしておいたのである。(実際は朝 8 時から 9 時 15 分まで見たので、ビデオはあとで友人へのプレゼントにでもしよう。いや、自分のコピーもほしい。ダビングしてからの方がよいか。)

そんなこんなで、その他のテレビ番組は面白くないのである。事前に収録したものをテレビ局がストックしておき、それを垂れ流しているような印象を受ける。ふだんお友達が犬とテレビという俺にとって、つまらないテレビは、俺のいない世の中のようなものである。(つっこみは読者諸賢に任せる。)



2001年12月28日(金) スキャナをフューチャー [sic] して


金曜日。

午前中、ちょっと電気屋に出かけた。スキャナの購入を考えているのである。限られた物理的スペースを有効活用するために、複合機の導入も検討した。カラーコピー、カラープリンタ、FAX、スキャナの機能があれば便利だなと思ったのである。ただ、プリンタはできればレーザがよい。これでインターネットを検索してみたが、思わしい結果は得られなかった。そこで、実際にお店で確認する作戦である。

まず複合機を見てみると、予想以上にでかい。それだけの機能を搭載しているのだから、当然といえば当然なのだが、店頭の展示品を見てこれだけでかいのだから、いざ自分の部屋に置くとなると、かなりの空間が占有されてしまう。

さて、矛先をスキャナ単体に変えた。なんと 1 万円台からあるではないか。解像度はあまり気にしていない。むしろスキャン方式である。カラー CCD タイプの方が個人的に好きである。スピードもそれほど変わらないだろう。一番気に入ったのは、NEC の小型スキャナ。A5 サイズの本体で、A6 までのものをスキャンできる。透明な箱のようなもので、スキャン対象の上に載せて (通常の逆) 走査させるタイプらしい。ただ対応 OS が限られており、パッケージに明記されていない。お店の人に聞いてもよかったが、大々的に宣伝していないところを見ると、あまり推奨されないだろう。

他のメーカーも似たり寄ったり。意外にもこの業界、他社製品との比較がかなり熾烈で、競争の厳しさがうかがえる。C 社の◎との比較などといっているが、型番は実際の番号そのもので、メーカーの頭文字だけでもどのスキャナと比較しているのかは一目瞭然である。笑えたのは、C 社との比較という E 社による広告が、C 社のスキャナに挟まっていたこと。だれかのいたずらか。それにしてもなかなかユーモアがある。



昨日も書いたが、年末のご挨拶メイルがうるさい! 今多いのは、オンライン ショッピングで購入履歴のあるお店からのご案内メイルである。ほしい情報は自分で検索する、というのが基本的なスタンスであるため、通常お知らせメイルの類は「配信を希望しない」ことにしている。が、これも年末・年始の営業についてのお知らせなどの場合、適用されないらしい。無料で手頃なのはわかるが、真心こもった、あぶり出しの年賀状 (もちろんお年玉抽選つきのものである) や芋版、版画、毛筆、、、そういったはがきの方がずっとよい。


もう一つ勘違い英語。最近「フィーチャー」という言葉がよく使われる。文脈からして、おそらく to feature だと思うのだが、これまた「フューチャー (future)」と言う人がいるではないか。テレビ番組で「◎◎をフューチャーして・・・」なんて聞くと、この人の未来がどうにかなってしまうのか、と思う。俺だけか?


2001年12月27日(木) アナログな俺


木曜日。

相変わらずだるい。が、薬は効果覿面。

昨日も夜早い時間に寝てしまった。今日起きたのも遅い。ご飯の時間もずれているが、食っちゃ寝のパターンである。

ん〜。なんだか調子が出ない。最近些細なことでもいらいらするし、つねに緊迫している。

ちょっと困るというか、あまり歓迎できないのは、電子メイルでのクリスマス カードや年賀状。正直面倒である。クリックすればよいのだが、今の接続環境ではそれすらもうっとうしいのである。いや、かつて ISDN で快適にインターネットを楽しんでいたときですら、あまり積極的ではなかった。年賀状は特に日付指定されており、元日以降でないと見られない。当然だが、それまでに受信メイルは膨大になり、当然繰り下げられていく。

住所がわからないなど理由はさまざまだろう。送ってくれた人たちには、気持ちだけありがたく受け取っておく、と伝えよう。



2001年12月26日(水) 風邪。結核。肺炎。また始まった被害妄想。


水曜日。

昨日の夜中、5 件ほど仕事の依頼が立て続いて入ってきた。短いものだったので、寝る前に終えようと躍起になったのがいけなかった。結局 12 時ごろまでカチャカチャ仕事していたのだ。エアコンのせいで空気は乾燥するし、大変である。

やはりのどが痛い。だがスクランブル エッグを作ってしまった。

病院に行った。診察 3 分、会計 10 分。薬が処方されるまで 15 分。車での往復 15 分。何がメインなのかよくわからない。が、のどの痛み止め、抗生物質、咳を抑える薬、鼻水・鼻詰まりの解消、炎症を抑える薬、全部で 5 種類ゲット。5 日分という微妙な量を処方してくれたのだが、ちょうど年末休みにかかるではないか。まぁそれまでには治したいところだが。

薬にだまされやすい性質なのか、昼ご飯 (袋麺を丁寧に半分に割ったものと白米おかか風味) の後、きちんと飲んだら、すぐに眠気が訪れた。おとなしく昼寝。

起きたら多少改善していた。単純なシステムである。

昨日の夜 7 時半から、なんと『ちゅらさん』の総集編をやっているというではないか! が総集編といってもたぶん再放送で、テーマ曲の割愛などでほんの少しの微調整をしたものだろう。実際今日 7 時半からちょっとだけ見てみたが、そのとおりだった。でも懐かしい、嬉しいことにかわりはない。Yellie は元気である。

久しぶりの戯言シリーズ。今日は「茨城」の発音について。ちょっと知ったかぶりをしたがる人や、当然常識と心得ている人などさまざまいるが、「茨城県」の「茨城」は、仮名で書くと「いばらき」であり、最後の音は清音で濁らない。ただ、実際この土地に住んでみて思うのだが、多くの人が「いばらぎ」と間違える (実際、間違うという言葉が適切かどうかもわからないが) のも無理はないと思う。これすなわち、現地人は、か行を濁音に近く発音するのである。清音と濁音で微妙な違いがあるのかもしれないが、自分の耳では識別できない。前後の文脈から無意識的に判断できるくらい、日本語のネイティヴ度は持ち合わせている。

もともと言語、言葉については興味があり、勝手に分析して、勝手に納得する傾向がある俺だが、そんな俺に言わせてみれば、日本語の文字数は実際の発音よりもかなり少なくなっているのではないだろうか。どの言語も同じといえば同じであるが、もうちょっと発音の微妙な差異を表現してみたくなる。そういえば、昔の辞書には鼻濁音には「゜」が用いられていた。言語学ではさまざまな試みが行われており、実際にそれで表記すれば、たいていの発音はカバーできるとは思うが、日本語にも、特に transliterate するとき、もう少しバリエーションが広くてもよいと思うのだが。どうだろう。

さらに脱線だが、ちなみに「茨城」は、今俺が住んでいるところから車で 5 分程度のところにある「茨城 (ばらき)」という町の名前に端を発している。覚えておこう。




2001年12月25日(火) ふ〜。


火曜日。

朝起きたら、もうすでにのどが痛く、熱っぽく、寒気がして、間違いなく体調が悪かった。それに雨は降っているし。

仕事の打診が来た。いつもの調子で、早速始めてしまったのだが、後でその案件はまだ見積もり段階であることを聞いた。勝手に取りかかってしまった自分も自分だが、メイルで「始めました」、「半分は終わりました」という確認を送っているのだから、その時点ですぐ返事をくれて、ストップかけてくれればよかったと思うのだが、俺のわがままだろうか。

夜になると調子が悪い。風邪だ。ひょっとするともっと重篤な病気かもしれない。明日、まだひどいようだったら病院に行こう。




2001年12月24日(月) クリスマスだから何だよ!


月曜日。

年賀状の印刷に明け暮れた。よく考えてみると、今日はクリスマス前日? 3 人分の年賀状はかなり大変な作業である。

祖母も今日から 2 泊 3 日 (だと思う) でリハビリ出張中。いつもの月曜日と何ら変わることはなかった。ただ、風邪気味だということ以外は。




2001年12月23日(日) 恥ずかしい・・・すごいけど。ユンディ・リ


日曜日。

昨日寝たのが・・・記憶にない。電話で話していたのだが、いつの間にか寝ていた! うおぉ。久しぶりに電話中に寝てしまった。まったく、俺もかわいげがあるものだ。

朝起きたら、なんとなく調子が悪い。今日予定していた飲み会のことをけろりと忘れていて、H くんから連絡があった。おながれである。新年会になりそうな気配。

クリスマス? そうだねぇ。そんな季節だねえぇ。

そういえば、昨日の夜 Amazon からのメイルが来ていた。発送作業が終わったとのことである。日通メール (たしかそんな名前のサービスだったと思う) での配送だから、受け取りで捺印の必要はなく、ポストに投函されるとのことだった。郵便ではないから、ひょっとしたら今日届くかもしれないとかすかな期待を抱いて、昨日眠りについたのだが、今日になってすっかりと忘れていた。が、夕飯のときふと思い立って、ポストを確認してみたら、なんと届いたのである! 早速聞いてみた。「ショパン・リサイタル ユンディ・リ/デビュー CD エクストラ仕様」である。

評論できるほど詳しくはない。なんというか、CD エクストラということだったのでまず PC で再生。幻想即興曲が画像とともに! 率直な感想は、すごい。でもそれほど好きなタイプではない。もちろんプロだし (だろ?)、ショパン コンクールでの第 1 位である。下手なわけはない。ただ気に入らなかったのである。アシュケナージの方がよい。ユンディも繊細さにかけては、引けをとらないが、なんだか演技が大げさで聞いていて恥ずかしくなってしまうのである。



2001年12月22日(土) 寒いし、暑いし


土曜日。

朝はきちんと起きた。テレビもちゃんと見た。でも二度寝した。ただし、10 時過ぎには復活。

今日は仕事もあるし、いろいろと大変である。ふ〜。




2001年12月21日(金) DHL


金曜日。

昨日書き忘れたこと。夜中ふと思い立って、ユンディ・リーの CD を注文した。そう、ショパン コンクールの例の中国人である。CD には大好きな「アンダンテ スピアナートと華麗なる大ポロネーズ」が入っている。アマゾンで購入したのだが、取り寄せらしい。ちょっと遅いクリスマス プレゼント for me になるだろう。



朝から昨日のリサーチの続き。一度納品したが、気になりチェックを続行すると、あらま、大変。問題が見つかり、修正してもう一度送信。

昼前、床屋に行きたくなった。新しいお店を開拓した。駅の近く、ということはうちの近くなのだが、天気も悪いし、寒かったので車で行って来た。今までのところとは違って、店構えも新しい。腕前の方は・・・よくわからない。がやたらと丁寧だったし、時間がかかったことは間違いない。値段は 3,800 円。前お気に入りで通っていた広尾の床屋さんは、6,000 円くらいだったと思うのだが、気のせいだろうか。まぁ、あそこはおしゃべりしに言っていたようなものだから、かなり楽しんでいたしね。

帰り道は雨。車で正解だった。家に帰るともう 1 時前。出かけていた母親から連絡があり、車で迎えに来いだとよ。仕方なく出かけた。夕方から雪になるかもしれないと、昨日の天気予報では言っていたことを思い出し、今のうちに買い物を済ませることにした。

家に帰ってビックリ、DHL からの不在通知が。今家に配達されるものといえば! そう、例のソフトである。せっかくのタイミングを逃してしまった。急いで集配センターに連絡したが、今日中には届くものの時間はわからないとのこと。仕方ない。待つしかない。

さて、昼ご飯はカレーうどん。インスタントのものだる。午後、また納品済みの翻訳を確認していたところ、別件が飛び込んできた。なんだか大変である。飛び込みを先に終え、再びチェック。あらら、また出てきた。3 度目の正直ということで、納品し直した。クライアントにも怒られそうである。いくら納期よりも早めの納品だからといって、何度もファイルを送りつけられて、こっちを使ってくれ、これが最後、とやられたら俺だったら間違いなくきれている。

今日の夕飯はチゲである。

夜も仕事に励む。直接お金にならないものだが今後の準備。


渡る世間は鬼ばかり。最近毎日のようにテレビをぼぉっと見ているのだが、この番組。せりふがなんだかおかしい。よく聞いてみると、日常会話の場合語尾にさまざまな言葉がつくが、ワタオニの場合、それがあまりないことに気づく。

橋田壽賀子先生の性格だろう。日本語自体どこがおかしいというものではない。ただこういう言葉を実際にしゃべる人はあまりいないだろう。とくにえなりかずき。彼の年であそこまで流暢な日本語はまず不可能である。



2001年12月20日(木) まじめに働きすぎると


木曜日。

昼過ぎ、昨日入札した仕事を落札した。ん。内容はちと難しかった。実際、かなりの労力をリサーチに費やした。できはまずまずだろう。

夜になると、今度は別の事務所からの依頼がぁ〜。うひゃひゃひゃひゃひゃ。

結局眠りについたのは 3 時頃。



今日は英語。中学の英語の授業で、西暦 2000 年を英語で何というか習った記憶がある。そのときは、"twenty-hundred" と教わった。実際どこかの試験でこの問題が出たとき正解は "twenty-hundred" だったと思う。

ところが、現実界でこういう言い方をしている人にあったことがない。少なくとも俺の周りでは、みなさん two thousand とおっしゃっていた。文法的にはどちらでも間違いないのだろうが、実際どちらが頻度が高いのだろうか。

今年は、two thousand one? それとも、twenty-hundred one? two thousand and one? two thousand oh one? ん〜。普段書き言葉だけにとらわれすぎているきらいがあるせいか、こんな身近な英語すらわからない。





2001年12月19日(水) アメリカ人と電話した・・・久しぶりの生の英語


水曜日。

久しぶりにゆったりとした日を過ごす。いきなり真夜中に話は飛ぶが、知り合いの翻訳者から仕事の紹介があった。メーリング リストを介しての宣伝だったので、急いで入札希望を送信。結果は明日の正午以降発表される。入札といっても、値段の交渉はせずに、「興味があります」という内容を送っただけである。自分のレート設定を主張してもよいのだが、かなり競争的な価格 (つまり安いということである) で仕事を受けることが多いため、自ら墓穴を掘りたくなかったというだけの理由である。

また、アメリカの新規クライアントとは電話で交渉した。とりあえず、支払いについても問題なさそうということは別の翻訳者仲間から確認した。



気になる日本語。今日は挨拶。こんにち wa、こんばん wa について考えてみましょう。もともと「こんにち=今日のご機嫌はいかがですか?」、「こんばん=今晩のご機嫌はいかがですか?」だろう。ということは、「こんにち」、「こんばん」が正しいはず。ただ、これが意外なことにことばを扱うプロでも、わざとか本気かわからないが間違えている人が多い。こういうメイルを受け取ると、それだけでかなり意気消沈してしまう。下手すると、覇気を完全に喪失してしまう。

わざと冗談で使っているならまだ許せるかもしれないが、本人が間違いと気づかないで、指摘したときに「え? そうだった?」などと言われると、もうだめである。何がダメって、もうとにかく落ち込む。何も俺が落ち込む理由はみじんたりともないのだが、日本の将来の美しい日本語を危惧する俺としては、自分の身が切り刻まれているかのような心持ちなのである。それほどまでに事態は深刻である。面白いことに、この「間違い」は、格別若年層に見受けられるということはない。年齢には一切関係ないのである。母集団が少ないと言われてしまえばそれまでだが、ことばに対するアンテナを張りつめている人、無意識にでも外部刺激から学習するという本能に長けている人、俺のようにただ単に小うるさい人、いろいろ考えられるが、受けた教育とは関係なさそうである。





2001年12月18日(火) いんちき英語など


火曜日。

体から脳に指令が行くということはあり得るのだろうか。最近、二度寝はあまりよくないということを繰り返し書いていたら、パブロフの犬状態になり、二度寝してもすぐ目が覚めるようになってきた。それに昼寝もしない。(と大仰に言ってみせたところで、実績は昨日と今日の 2 日間だけ。)

朝は久しぶりにスクランブル エッグ。ワカサギを入れた。大昔に買った例のワカサギである。川のにおい (このような場面では「匂い」とは書きたくない-結局趣味の問題か!) がするやつである。

ちょっと気になったので、辞書で確認した。今まで確認せずに口先だけで文句をたれていたのだが、三省堂『新明解国語辞典第五版』によると、においには両方の漢字が使われるとある! ただ、第一義は「匂い」であり芳香を彷彿させる。副次的なものとして、「臭い」が挙げられており、犯罪の臭いなどの「悪い」イメージをともなうものとしてのにおいが説明されている。が、俺はいいにおいは「匂い」、悪いイメージのものは「におい」でとおす! じゃ、上にある「におい」は全部悪いイメージ?

とにかく、ワカサギを入れたのである。だいぶ経っているが、大丈夫だったのだろうか。その後腹痛もなかったし、胸焼けやその他の体の異変は見られなかった。まぁ、問題なかったということだろう。それ以外には、みそ汁。昨日からご飯を減らすダイエットを始めた。昨日の夜中もおにぎりは食べていない。

そういえば、昨日の夜中たくさんメイルが届いていた。海外の友人から、取引先、翻訳者仲間、、、。返事を書かなくてはいけないと思い、午前中はほぼその作業に追われてしまった。さらに新しい仕事の依頼が舞い込んできた。これは先週から予約されていたものだったから驚く必要はないのだが、昨日まで根を詰めて別件に精を出していたため、嬉しい悲鳴である。昨日心配していた新規取引先からも発注書の件で問い合わせのメイルが届いていた。彼曰く、「FAX 番号を教えてくれ」。はぁ? レジュメを送れって言われたから、連絡先も含めて送ったのに…こいつは何も見ていないではないか! まぁ、仕事ができて、無事気に入ってもらえて、お金がもらえればそれでいいのだが。

途中で前職から電話があり、今後の仕事の展開について相談した。1 月、2月で大規模なプロジェクトが発生する。それについての相談と、イントラネットへの接続実験などが話題である。VPN の設定がなかなかうまくできず、四苦八苦し、最終的には「ドメイン名が間違っていた」という笑うに笑えない状況に陥った。解決したから、どうでもよい話だが。

昼ご飯はラーメン。半人前である。ただしご飯におかか、すりおろしたゴマ、鮭フレーク、からし昆布、味付け海苔を手でほぐしたもの、グルタミン酸ナトリウム (もうお気づきだとは思うが、「味の素」や「化学調味料」と言わず、こう表現するのがお気に入りである)、しょうゆをかけて、かき混ぜて、食べた。久しぶりのお米である!

午後は、社会保険事務所に出かけた。土浦である。国道の標識を見ると 15 キロ程度。ただこの国道は渋滞で悪名高い。実際途中道に迷ったのもあったが、1 時間近くかかった。手続きはものの 15 分で終了。帰り道もまた長い。

家に着くともう夕暮れ。まだアブスライダーとボディブレードをやっていないことに気づき、急いでノルマをこなす。仕事もやった。母が夜中カラオケに出かけるとのことで、7 時半過ぎに飲み屋まで送り届けた。彼女の友人を途中で拾っていったので、ちょっとしたドライヴの気分。

家に戻り、夕飯。今日のメニューは、ひとくちカツ、キャベツがおかず。主食は、みそ汁 (これは何というのだったか。里芋、にんじん、ゴボウなどが入ったものである) にサイリウムを入れてミニラーメンを作った。中華そばは GI 値が低い。(よく勉強していて我ながら感心である。) それだけでは多少栄養不足かと危惧し、納豆に一昨日の残り物のおかゆを入れて食べた。

食後はまた仕事に戻る。2500 ワード程度だったから、今日中に終わらせると目標を立てたのである。納期は金曜の正午。時間はたっぷりあるが、早く終わらせれば次の仕事があれば、それにとりかかることができる。なければ遊ぶことができる。



ことばについてのコーナー。大好評である。読者諸賢を釘付けにしてしまう恐ろしい魔力を秘めたコラム。これもまたそのうちエッセイとしてある程度形をまとめよう。

さて、間違い・勘違いシリーズ。今日のことばは「フリップ」と「マジック」である。というのは、テレビを見ていて、岡村孝 (これで漢字は合っているか? ナイナイの岡村である) がテレビ番組、特にクイズ番組でよく使う、ボードのことである。我流の解釈だが、ひっくり返して視聴者に見せるという意味から、英語の to flip (flip sth. over, etc.) に端を発していると思っている。一番近いカタカナはおそらく「フリップ」だろう。ところが、よく芸能人が「フィリップ」と言っているのを耳にする。ひょっとしたら、最初にそのボードを考案したのが、Philip ほにゃららという人かもしれないから、頭から否定することはできない。が、やはり「フリップ」ではないだろうか。

これと関連して、昔和田アキ子が某番組で手品のマジックのことを「マズィック」と発音していて、とても気持ちが悪かったことを思い出した。「ズィ」なんていう音はもともと日本語にはない。にもかかわらず、いかにも、という発音で口にしていた。自分のミスでもないのに、非常に恥ずかしかったことは記憶に鮮明である。普通に「ジ」といった方が、まだ本来の英語に近いと思うのだが、、、。これと似た例で、machine がある。「マスィーン」と気取って言っている奴ら。覚えていろ。そのうち・・・。

もちろん、ナレータが番組を盛り上げるために適当に英語風に発音しているのは、問題ない。そんなことまで気にしていられないし、実際内容さえ充実したものであれば、気にもならない。TBS の赤坂だっけか? 奴の歌番組でのインチキ英語にはほとほとあきれかえっているが、まぁ誰にも害を及ぼさないし、とりあえずは慣れてしまった。文句などない。そう考えると、ラジオで英語をきちんと話す人がなぜテレビに出てこないのか、多少疑問が残る。耳に優しくても、目には厳しいとか? まぁ、何を言っても英語のネイティブではない俺の戯言にすぎないか。




2001年12月17日(月) 試食コーナーのない JUSC◎ なんて、さとでぃのいないホルン パート!


月曜日。

朝 7 時起床は無理だった。ストーブもタイマーでついていたし、目覚まし時計も鳴った。が、起きられなかった。不思議なことに、7 時半に NHK『ほんまもん』が始まると同時に目が覚めた。テーマ音楽に慣れた証拠だろう。(でもなぜ BS2 がその時間についていたのか疑問は残る。) ベッドの中でテレビを見て、リヴィングで朝食。最近の体重増加を懸念し、昨日の夜のチゲだけを食べた。炭水化物少量化作戦である。

やはり二度寝してしまった。ただし 10 時には再び目覚める。仕事を始めながら、脳をたたき起こす。

お昼は久しぶりにスパゲッティ。自分でゆでた。ソースはレトルトのミートソースだったが、なかなかの仕上がり。パスタで日本そばのように輪っかで束ねられているものははじめて見たのだが、とりあえず母と自分の二人分だったので、2 輪ゆでた。多かった。しかもキャベツをお皿に敷き詰めてあったため、パスタだけでもあふれそうになっていた上、ミートソースで追い打ちをかけた。こぼれはしなかったが、なんだか危うい。

午後は珍しく昼寝もせず、仕事に精を出した。自分の中では今日残りの半分を仕上げると決心したため、妥協できない。ただあまり短い時間で集中するとその後の空虚感が激しくなる。今日寝る前までに仕上げればよいということにして、適当に休憩をはさみながらでの作業にした。

途中、JUSC◎ に買い物に出かけた。本当は別のスーパーに出かけるはずだったのだが、そこに行くまでの道で途中国道との交差点があり、いつも夕方は渋滞する。このため、しびれを切らした俺は、無意識的にハンドルを操り、JUSC◎ に向かってしまったのだった。ただ、火曜市で有名なこのお店。今日は、試食のコーナーすらなかった。明日もまた来ることになるとは思うのだが、なんだかだまされた気分である。

家に戻り、また仕事。途中風呂、食事を入れて、10 時半頃無事終了! お疲れさま〜! ただしチェックはまだ済んでいない。納品の締め切りは今週の土曜日の朝、しかもアメリカ時間でである。残り 5 日ほどある。まぁゆっくりと確認しても、十分ゆとりある。ただし、発注書がまだ送られていない。俺が確認のメイルを先方に送り、開封通知は来ているのだが、本人からのメッセージが届いていないのである。明日まで待ってみよう。相手は俺一人を担当している訳ではないのだろうから。



恒例の (??) ダイエットについての随筆。今日から食べるお米の量を減らすことにした。公表することでダイエットの効果を高めることが目的である。ただ、今の場合大きな問題は、公表しても、実際外で知り合いに遭遇し、「あれ? ダイエットしている割には…」などと励ましてくれる人もいないから、あまり意味はない。


2001年12月16日(日) フネさん…それはいかんだろうが。


日曜日。

今朝もきちんと 7 時に起きた。が、二度寝。朝早く起きても、ご飯を食べて、また寝るのは非常に効率が悪いということを再認識した。それに近頃、夜中におにぎりを食べる習慣がついてしまった。体重も若干増加傾向にある。ただし腹筋はカニである。(妄想癖か。)

10 時に再び起床。なんだか寝起きが悪い。目やにが出ている。寝不足のとき、疲れているときならわかるのだが。そういえば、2 〜 3 日前から熱っぽい。風邪かもしれない。体調のせいにばかりしていられないが、やる気もない。いつもなら、休みの日でもある程度めどの立つ仕事であれば、しゃにむにがんばり、必要以上に早く仕上げてしまうものなのだが、今回はそうはならない。いや、なんとか 26 枚のスライドのうち、半分は今晩寝る前に仕上げておこう。先延ばしにしてよいことは何もない。火曜にはまた新しい仕事が入ってくる予定である。

昼はカップラーメン 1 人前と袋麺半人前を食べてしまった。昨日 1 ケース買ったカップラーメンをどうしても食べたかったのだが、その時点で母がもう袋麺を作っており、てっきり本人が食べてくれるものと思いきや、祖母に半分をあげて、残りには手をつけようとしない。このまま捨てることができればそれでよかったのだが、けちな性分。両方食べてしまった。(ちなみに母親は昨日の夕食のうなぎの蒲焼きと冷や飯を・・・そりゃそっちの方が高価だろうよ。でも俺は負けない。)

午後のひととき、灯油の買い出し。ここのところ毎週出かけている。まぁ長期間放置しておけば劣化するだろうが、数カ月でそんなに変わり果てるとは思えないのだから、このさい 18 リットルのタンクを今の 2 つから倍増させればよいとは思う。しかし、玄関に置き去りにされたポリタンクはあまり美しくはないし、万が一火災など発生したときには、あまり余分に買い込んでおかない方がよいのかもしれない。結論は? 本人もわからない。
そういえば、灯油売り場で 200 リットルはあるとおぼしきドラム缶 2 本分灯油を買っていった人がいた。あれは業務用なのだろうか、それともさらにおすそ分けするのだろうか。

日曜日は基本的に早めの入浴、夕食をとることにしている。これはテレビのため。大昔から決まっている。



意外な一面をのぞいてしまった。サザエさんのお母さん、フネさんが酔っぱらっていた。しかも乾杯のワイン一杯だけで。頬を赤らめて、千鳥足で、お隣のいささか先生の奥さん (おかるさんだっけ?) に送り届けてもらい、高いトーンでなにやらしゃべっていた。サザエさん歴はもうそろそろ 30 年になるが、彼女があそこまで泥酔 (酩酊!) していたのは初めて見た。見てはいけないものを見てしまった。ただ彼女も人間だったのだ。昔幼稚園の先生はトイレに行かないと思いこんでいたのを懐かしく思い出した。


さて夕食後は仕事を再開。

途中で岡江久美子! 大好きである。貴理子、岡江久美子、三田佳子 (最近好き指数が低下しているが)、いいねぇ。どういうことだろうか?


2001年12月15日(土) 無料プレゼント


土曜日。

ついにやってきた。朝一番でメイルをチェック。昨日の夜寝る前に受け取ったメッセージが気になり、万が一仕事のファイルが開けなかったり、俺では対応できなかったりする場合、先方とコンタクトをとらなくてはならないからである。ファイルは無事に開けた。内容的にも問題なさそうである。ちょっと失敗したなと思うのは、Word の翻訳と PowerPoint の翻訳 2 点があり、後者はおよそ 8000 ワードのものである。が、通常のレートで引き受けてしまった。今後もし仕事が継続的に来ることを考えると、多少安くても仕方ないとは思うのだが、一般的には PowerPoint では値上げするもんだった。後の祭り。

朝ご飯を食べた。昨日の夜も遅く、今朝も早かったから、当然眠い。二度寝大魔王。電話で起こされた。っっっもぉお〜。で目が覚めてしまい、買い物に出かけた。外にでてビックリ。風が強い。日当たりのよい場所では、車中もかなり暑くなるのだが、一歩外にでると真冬である!

毎月 15 日は、近所のカ◎ミの中にある Little M◎rmaid (このパン屋、武蔵境にあった気がするのだが、記憶違いだろうか) というパン屋さんで 600 円以上買うとプレゼントがもらえる。ここ数カ月は足繁く通っているから、同じお皿が数枚たまっているだろう。いやいや、無料だからといって侮れない。ご存じのとおり、毎春ポイントを集めてプレゼントと交換という企画をヤマザキが打ち出しているが、このお皿はデザイン的にも機能的にもきわめて優れたものである。主観であることは否めないが、おそらく主婦のみなさんも同意してくださることだろう。それにしても、髭ぼーぼーで、スウェット上下、サンダル履きの俺がパン屋をうろついていたのだから、胡乱の輩に見えたに違いない。

家に戻り、昼食。ラーメンは当然。残り少なくなったご飯におかかをまぶし食べる。さらに昨日の祖母の夕食で残ったお粥があったため、ごはんですよ◎で食べる。

救命病棟も欠かせない。年始 1 月 1 日だったかな? にスペシャルがあるのだから、今のうちから勉強しておかないといけない。番組を見終わっても、ベッドの上でごろごろしていたため、眠りの世界に誘われてしまった。

起き出して仕事に本腰を入れ始める。まずは比較的短い Word の方から。1800 ワードくらい。これを今日仕上げて、明日からは 26 枚のスライドの翻訳にとりかかろう。26 枚といっても 6 ポイントでぎっしり書いてあるページもあるから、かなりの分量である。あ、そうそう。先方が言ってきたワード数を鵜呑みにするのもしゃくなので、必殺技でカウントし直した。不思議なことだが、スライドのみのワード数よりも、コメントを入れたワード数の方が多い。なぜだ・・・。この疑問点が解消されないと、クライアントに「ちみのワード数は間違っとるよ」と指摘できない。

途中の休憩で、アブスライダーとボディブレードに励む。アブスライダーは不思議なことにだいぶ慣れてきたから苦痛は感じないのだが、それでも適度な負荷を受けている。同じ負荷を筋肉に与え続けていても筋肉は増強されるのだろうか? 直感的には、否、という気がするのだが、肉体的にはきちんと腹筋を鍛えている気分だ。不思議である。一方、ボディブレードは、実は体中が痛い。でもここで負けてなるものか!

とりあえず Word の翻訳は終えた。気になる点がある。日本語では本来斜体は用いられないと思うのだが、原文のスタイルを踏襲しなければならないという暗黙の了解からか、至る所で斜体が見られる。本来ならば、英語でも強調表示のために使用されるものだが、今回の原文では 8 割方が斜体だった。これでは読みにくいだけではなく、強調の意味が失われてしまう。また、Times 系のフォントで斜体があらかじめ個別に用意されているものであれば、美観を損ねることは少ないだろうが、Helvetica 系の斜体はどうも個人的に好きになれない。いずれにしてもクライアントの指示を仰がなければならない点であるため、一存では最終稿を仕上げることができない。

参考までに PowerPoint をのぞいてみたら、これもまた本当に必要かどうかが疑わしい箇所にも斜体の乱用が見られる。どの言語でもそうだが、文書やプレゼンテーションを気軽に誰でも作成できるこの時代、基本的な文法、言い回し、わかりやすさ、表記方法をあまりに軽んじている趨勢には少しばかり不安を感じる。



2、3 日前のことになるが、栗本薫『サイロンの悪霊』に入った。最近読むペースがぐっと遅くなっている。仕事もあったり、あれやこれや忙しかったりするからである。



2001年12月14日(金) シロアリの住む館・チキンカツ丼・仕事の実験・新たなビジネス チャンス


金曜日。

昨日の天気とはうってかわって、晴天。いやぁ、それにしても冷え込んできた。昨日こたつを買って大正解である。ただ朝一番早く起きるのは俺。いや、祖母も起きているのだろうが、起き出しては来ない。(というか、今の状況では起きあがれない。) 朝我が家自慢 (!) の電動シャッターを上げて、海苔とご飯、みそ汁の用意。その間、新聞を取ってくる。ほんの 5 秒外にいるだけで、こんなに寒かったっけ? というところ。本当に外の空気を吸っていないよい証拠。

母も祖母も出かけており、今日は宅急便が届く予定だったので、午前中の昼寝はおあずけ。電話で問い合わせたところ午後 1 時から 2 時の間の配送ということだったのだが、念のためと思い、午前中もリヴィングでテレビを見ていた。

なんとお客さん。近くのホームセンターの年末のご挨拶。しかも無料で家の耐震構造など点検してくれるという。母だったらまず「結構です」と断るところだろうが、まぁ無料なんだし、知っているお店だし、怪しげな風貌ではなかったから、やってもらうことにした。まず家の中に入ってきて、台所の地下収納を開けて、ごそごそやっていた。盗まれるようなものは当然ない。しょうゆ、缶詰、ケチャップなどの買い置きである。(実際盗まれたら怒るだろうが。) が、2 人組のうち一人が外に出て、台所の外側の壁から床下に進入できることを発見した。驚いたよ。つなぎをきて、結構体のでかいあんちゃんが、穴の中に潜っていったんだから。20 分後くらいに無事点検は終了。

その間、メイルをチェックしたら昨日申し込んだソフトのクレジット カード決済で問題があったらしい。「? 使用限度額は心得ているし、番号、有効期限も間違いない (はず) なのに」と思っていたのだが、どうやら敵はドル建てのカードをサポートしていないらしい。仕方なく、こちらから電話連絡して、日本円のカード番号を伝えた。いずれにしても、ソフトが入手できれば問題ない。(よけいな請求が来たら・・・そのとき考える!)

さて、家の老化状況について結果報告を聞いた。なんとシロアリの蟻道 (= ギドウ、というらしい) がコンクリートを伝っているということだ。骨組みは鉄骨でできており、その上に板を乗せるのがミ◎ワの工法らしい。今のところ、木材への侵食は見られないが、その蟻道が今後上ってくることはほぼ間違いないらしい。耐震については問題ないとのこと。見積もりといって、シロアリ駆除の消毒の書類をおいて帰った。何? 15 万? まぁ、これでもずいぶん良心的な価格設定らしい。さすがにすぐネットで検索する気はしなかったが、財政的余裕があれば一斉駆除してもらったほうがよいのだろう。

そんなことをしているうちに、お昼が近づいてきた。昨日の夜のチキンカツが残っていたため、チキンカツ丼を作ることにした。めんつゆをベースにして、煮物用の鍋で何も考えず、チキンカツを煮て、卵を落として、できあがり。最後に刻み海苔で飾り付けた。なかなかのできばえに自己満足。調子に乗って、母親の分まで作る始末。ひときれがかなり大きかったので、あらかじめナイフで短冊状 (というのだろうか?) に 6 つのコンポーネントに分割しておいた。自分の取り分は二切れ。さすがに母親も 4 つは食べないだろうと思っていたが、大きな間違いだった。まぁ、おいしかったのだろう、と受け取ることもできるが、俺の心の中では、一切れぐらいばあちゃんにやってくれよぉ、という計算もあった。孫が料理したものを食べるのは嬉しいらしいから。この前の闇鍋もかなり気に入ってくれたしね。実際は、4 切れも母親の胃袋の犠牲に…。おばあちゃんの分はないのかよぉ! (若干三村が入っている。)

午後は、友人にわざわざダウンロードしてもらった例のソフトの評価版とマニュアルを照らし合わせながら、研究にいそしんだ。さすがに無償の評価版。重要なところの機能が制限されている。ただ実験としてはまずまずの出来栄えである。ただ途中で PDF 形式のマニュアル画面とソフトの画面の往復に疲れ、印刷を考えた。自分で印刷するのはとてつもなく時間がかかるため、近くの印刷屋を訪れ、レートを聞いて、あやうく乱暴狼藉をはたらくところだった。なんと、A4 1 枚あたり 200 円だとよ。そんなコピーより高い印刷なんていらん。それにこっちが求めているのは、とりあえず読める程度の品質であれば十分なのである。しっぽを巻いて帰ってきた自分も情けないが、背に腹は代えられない。しばらく我慢してアプリケーションの切り替えで我慢しようと改めて決意を固めた。

いつの間にか、夕方。なにやら今日は母親が忘年会 (いったい彼女はいくつの団体に所属しているのか。出かける口実には事欠かない) に出かけるらしい。その間の祖母の面倒を見るために母の弟夫婦がいらっしゃるとか。あわただしい夕方だったが、親戚づきあいの苦手な俺。いつもより 2 時間ほど早い夕食をとるために、買い物に出かけた。あ、この時点でまた宅急便は届いていなかったので、母は家に置き去りである。買ってきたのは、マグロの刺身となすの肉詰めの揚げ物。夕食は 6 時過ぎに済ませ、後は部屋でテレビ三昧。途中 9 時の時点で、俺の国仲涼子主演の NHK ドラマの録画予約で一回リヴィングに下りたが、二言三言言葉を交わすだけで、すぐに自室に退避。

夜はまだ若い。(すてきな表現である。お気に入りのひとつ。)

と思っていたら、仕事! まだ最終稿はでていないものの、とりあえず予約ということで仕事を承った。明日も家で仕事かなぁ。あ、メイルがやってきた。

Thanks for your quick response. We expect to receive a definite go-ahead on the project later today. As soon as we do, our translation manager, -----, will be sending the job to you.

だとさ。今何時だと思っているんだよぉ。まぁいいや。明日の朝すぐ確認して、連絡入れればいざ内容的に仕事が難しいという場合でも、ドタキャンできるだろう。そろそろ寝よう。


2001年12月13日(木) すごいよ、すごい。ボディブレード! ディナーパンもすごい!


木曜日。

雨。久しぶりの雨である。朝から窓 (一瞬画面とタイプしそうになった) に水滴がへばりつき、とにかく冷え込んでいる。

午前中、例のボディブレードが到着。早速開封してみたが、危ない方法で運動するのはよくないだろうと思い、ちょっと延期。昼ご飯前には、アブスライダーで腹筋の鍛錬に励む。

お昼ご飯を食べてしまった。食後の運動は避けるのが鉄則らしいので、昼間仕事の準備に精を出す。そろそろ消化もよいあんばいに進行したと思われた2時半の時点で、付属のビデオを再生してみた。きましたよ。アメリカでは毎日見かけるテレビショッピングの典型的なスタイル。日本で言えば「ジャパ◎ットのたかた」さんだろう。日本語の吹き替えがまた妙に演技していて滑稽である。(英語で聞けばさらりと聞き流せる内容なのだが、日本語にすると不自然な点が目に付き耳障りである。例: これであなたも、さぁ、あなた次第、などなどである。) ビデオを見ながら基本的な使い方を頭にたたき込む。難しいことはない。そもそも、自分の筋肉の限界を超えられない仕組みになっているらしい。(ん? これでトレーニングになるのだろうか?)

ビデオを消して、早速トレーニング開始。だめだぁ。とてもじゃないが、6 分間連続で動き続けることなんて不可能である。1 分あるエクササイズをしたら、ちょっと休憩し、それで次のエクササイズへ。これでもきつすぎる。ただ初日ということもあるため、無理しないで、とにかく 6 分間このボディブレードとともに過ごすことを目標として再設定した。なんとか 6 分経過。ただし、情けないことだが、全身笑っている感じである。膝が笑うとはよく使う表現だが、全身が笑っているのである。想像できるだろうか。痙攣に近い。ほっと一息入れるために、階下のキッチンへ向かうとき階段でもピクピクしているのである。お茶をコップに入れるときも手がふるえる。かなりのものである。我ながら爆笑もの。

さて、お茶を飲んで部屋に戻ると、早速筋肉痛。いや待てよ、筋肉痛じゃないだろう。ふつう、どう考えても翌日、早くても数時間後だろう。ということは? 本当に筋肉が壊れたか? (続編へ)

朝から母がこたつほしいと泣き叫んでいた。さすがに石油ストーブだけではこの寒さをしのぐのは難しくなってきたのだろう。俺自身は自分の部屋にたっぷりの西日があたるし、日の出から日没まで 100% 太陽の光を享受できる。暖かい。デブだから基本的には、寒くならないシステム設計になっている。だが一階のリヴィングは本当に寒い。朝起きて、ご飯を食べに行くと、ぶるぶるふるえる。(今日はふるえる話題ばかり。) ということで、買い出し。まずは、近所の家電屋さんでこたつを購入。もちろん布団が必要なので、別のホームセンターで布団を購入。雨の中結構大変だった。もちろん車だが、家の前から家の中に入れるまでが一苦労だったのである。

さて、こたつも無事設置された。例の筋肉も気づいたら、先ほどの痛みは消失していた。気のせいだったのだろうか? ただ明日が怖いことは事実である。ふ〜。

夕食に納豆おかゆ、チキンカツ、それから昨日の自作の闇鍋にうどんを放り込んだものを食べた。つゆの量がだいぶ減っていたのでお湯で薄めたのだが、そしたらなんと不思議なことに、微妙なこくのあるふつうのうどんになっていた。

また通販。今回は親からのリクエストで「ディナーパン」というフライパンである。新聞の折り込みチラシで前から目をつけていたらしい。たしかに宣伝文句は魅力的。油を使わずにいろいろな調理ができたり、揚げ物ですら大さじ一杯の油で可能だとか。ゆで卵の黄身は鮮やかな黄色、しかも時間が大幅に短縮。いいことずくめである。値段もなかなかご立派なもので、定価 9900 円。ちょっとドルで稼いだから、ドルカードでお買い物。後で日本円で親からもらえば (といっても元々自分のお金だが) 銀行で現金をおろす手間が省ける、というものだ。ただし、今注文殺到ということで発送は 1 月中旬以降だとか。今のフライパンがそれまでもてばよいのだが。




2001年12月12日(水) 文明の利器・鍋


水曜日。

昨日石油ストーブのタイマー設定を繰り上げたため、今朝はまた基本に忠実に 7 時前に起床することができた。自分がこれほどまでに、気温、特に低温に敏感だとは夢にも思わなかった。

朝のスクランブル エッグは最近ない。その代わり、今朝はチャーシューが出た。朝から「?」という感じではあるが、まぁうまかったのでよしとしよう。

アメリカの会社数社から経歴書など翻訳を外注するにあたって必要な書類、トライアルの提出を要求された。そのうちひとつは、自社ソフトとおぼしき翻訳メモリ ツールを使用するとのこと。ダウンロードして、サンプルを開いてみたが、これがなかなかおもしろい。ファジー マッチ、100% マッチなどに対応しており、同じ文を二度翻訳する手間が省け、さらに用語の統一を図ることができる。あいにく、無償でダウンロードできるものは、ライト バージョンであり、自分で作成した文書やその他の会社の文書をこのソフトで効率よく作業するというわけにはいかないが、実際にこの会社と取引を始め、ツールが強力であることが実証されれば、購入するのも悪くはないと思っている。

夜は、自作鍋。チゲにしようと思って取り組んだのだが、2 階にあるコチュジャンを取りに行くのが面倒で、いろいろな調味料を混ぜ、最終的に味見してみたら、カレー味の鍋になっていた! 参考までに、今思いつく範囲で、しょうゆ、味噌、ソース、ケチャップ、ショウガ焼きのたれ、こしょう、ラー油、一味唐辛子、グルタミン酸ナトリウム、そしてカレー粉である。野菜は、その辺にあったものをどんどん放り込んだ。長ネギ、青梗菜、キャベツ。肉は、豚の挽肉、鶏のもも肉。なんでもあり、という様相を呈している。

夜、食べてみた。まず何よりだったのは、祖母が気に入ってくれたことである。祖母の夕食は 6 時頃と決まっている。ほとんどの場合、俺が食べるよりも早く食事を済ませている。味付けも祖母好みだったようだ。ちなみに、彼女は辛いものが好きで、味付けははっきりとしたものが大好きである。(今糖尿病を患っていることと何らかの因果関係があるかもしれない--とすると、同じような味付けを好み、この半年間ほぼ同じ食生活を送っている自分にも糖尿病の素質が十分あるということか。)

さて夕食後、電話の嵐。一本目は、特許事務所に勤める友人。シアトル時代からのつきあいで、かれこれ 5 年になる。仕事も頻繁にもらっている。この友人が仕事を辞め、転職することになったという報告である。

2 本目。前の前の会社でお世話になった翻訳者の S さん。翻訳について貴重な情報をもらった。これは非常に有益で、ひょっとすると今後の自分の人生に風雲急を告げるものかもしれない。





2001年12月11日(火) 運動の季節


火曜日。

朝、非常に寒くなってきた。毎晩寝るとき石油ストーブ (ふ〜、やはり「石油」というのはなんだか違和感がある。「灯油」といいたいが、語感が合わない) のタイマーを 6 時半にセットしておく。おとといあたりまでは、それで 7 時前に起きる頃には、室内の温度が 18 度くらいに上がっており、お世辞にも快適とはいえないまでも、寒いから布団から出られない、ということはなかった。が、昨日、今日と 30 分運転しているのにもかかわらず、気温は 13 度前後。今朝なんか、12 度だった。どうりで寒いはずである。人間は、寒くなると活動レヴェルが低下するのだろう。眠気も増すし、布団から出られない指数も右肩上がりである。今日寝るときは、タイマーの時間を 15 分くらい早めよう。いや、今やる! 忘れて明日の朝がつらくなるよりは、今のうちにソリューションを。

よし! 設定完了。これで明日は快適な目覚めが確約された。

朝一番でフランスからのメイルが届いていた。請求書について、それから追加翻訳の指示についてである。分量はたいしたことなく、1 時間もかからないうちに終了。

さて話は飛ぶが、夕方何気なくインターネットを見ていて、俄然やる気が出てきた。何のやる気かというと、ダイエットである。前回購入したアブスライドは大活躍中である。毎日、きちんと 100 回のノルマはこなしている。一日 3 分程度が目安ということで、俺の場合、100 回やるとだいたい 4〜5 分かかるのでちょうどよい。さて最近腹筋がだいぶ鍛えられてきたせいか、負荷が足りない気がする。そこで、ネットでサーチ。

そこで見つけたのが、ボディブレード (Body Blade)。もうご存じの方も多いと思うが、見た目は単なる棒、というか、平べったい延べ棒である。弾力性に優れており、それを体の上下左右で揺らすことで、反動による応力分散から筋肉を刺激する仕組みである。商品を見れば、絶対に見たことあるはず。アメリカの本物の日本市場における定価は、14800 円らしいが、検索してみると、9600 円程度のものをみつけた。バッタもんではない。念のため、アメリカ本国での市場価格を調べたところ、177 ドルというところもあった。詳しくは調べていないが、おそらく送料や配達までの日数を考えると、全部込みで 1 万円ちょっとという価格設定はきわめて魅力的である。即購入を決意。

いや、即というのは多少大げさである。実際は、ネットでボディブレードの体験談、成功例を検索してみた。具体的な統計としての結果は得られなかったものの、本人が運動しているという意識があって、鍛えられていると実感しているのであれば、問題ない、というのが俺のポリシーである。例のアブスライドもその口である。よって、購入。

機械に頼る前に、自分で歩いたり、自転車をこいだりしろよ、という噂もある。(「噂」で思い出した日本語について。「風の噂」という人がいるが、本来は「風の便り」じゃないか? 風の便り=噂が、いつの間にか「風の噂」になったものと思われるが、どうも冗長に聞こえて気持ち悪い。)


2001年12月10日(月) やっぱり Karen


月曜日。

うひょ。仕事がない。何もしていない。

その代わりといっては何だが、カーペンターズの CD を 4 枚入手したので、そのジャケットを作成した。違法ではない。個人で楽しむのが目的である。当然だが、売るつもりなんか毛頭ない。ネットから画像をダウンロードし、CD ケースに入るように微調整、さらに曲目を表紙に付け加えて、専用光沢紙にて印刷。うそのように見事な仕上がり。ただ、ダウンロードした画像が全部正方形というわけではない。余白に白い (ン? 冗長か。) 部分が残ってしまう。印刷して、カッターでていねいに切った後に気づいたのだが、トリミングすればよかったのだ。次回への教訓である。

今週からドラマも最終回に向けて盛り上がる。大半のものは来週で最終回のはず。となると、今までちょっとでも見たことのあるドラマは見逃せない。忙しい週になりそうである。それより、仕事を探さなくてはならないのだが。



先日書いたのだが、2 週間程度がんばったことがあった。実際、最終的な結論が出るまで 3 週間ほど努力したのだが、昨日の時点で一時中断することになった。キーワードは、aphr である。わかる人は楽しいだろうな。



2001年12月09日(日) チキンカツカレー


日曜日。

昨日たぶん寝たのが 3 時頃か。したがって今日起きたのは、9 時半ちょっと前。あまり順接では腑に落ちないかもしれないが、要するに貴理子である。ビデオをきちんと予約して、また寝てしまった。

ブランチとして久しぶりにカレーを食べに出かけた。今日はチキンカツカレー、400 グラム、辛さふつう (当然とびきりスパイスで自分の好みの辛さに仕立て上げる。この粉さえ使えば無料で、いくらでも辛くできる!)。さらにカレードリアも注文してしまった。注文した後に気づいたのだが、ご飯、カレー、チーズをお皿に盛りつけ、オーヴンで焼くだけだろうから、ふつうのカレーとあんまり違うはずがない。が、またしても後の祭り。食べてみたが、やはりたいしたことはなかった。決して、まずいというわけではないものの、わざわざメニューに追加するほどのものでもない。でも、食べた。

午後は昼寝。昨日の疲れがまだとれない。筋肉痛らしい。腿が痛い。

そういえば、夕方買い物に行ったとき、また衝動買いをしてしまった。か〜るのチーズ味である。パッケージがクリスマス仕様だったため、何も考えずにバスケットに放り込んでしまったのだが、実はこれ、新製品でも何でもない? まだ食べていないからよくわからないが、パッケージにだまされるとは俺も落ちたものである。



2001年12月08日(土) 検索エンジンの使用法。カラオケ!


土曜日。

堕落してしまったなぁ。朝のスクランブル エッグも作っていない。おとといも、昨日も、今日も。おとといは自分一人だったから省略、昨日・今日は母親に作ってもらった。ま、別に最初から俺が作ることになっていたわけではなく、あくまでも俺が好きでやっていることだから、きちんとした役割分担があったわけではないのだが。

朝 7 時に起きたのはよいのだが、すぐ眠くなった。寝てしまった。起きたら 11 時。そろそろ年賀状を印刷しなければ、と思いつつも、住所録の入力が面倒でまだ取りかかっていない。文面の作成、印刷なら住所録がなくても問題ないはずなのに、それでもまだ作業していない。製造工程の先送り、いわゆるポストポーメント戦略である。(物流業界の人にはわかりやすいだろう。)

ふと、インターネットでカーペンターズの好きな歌の歌詞を検索しようとした。まず試したのが、カーペンターズのオフィシャル サイトを見つけること。だが、検索エンジンではいろんなものが引っかかってしまい、断念。次に、ドメインを勝手に想像して入力。www.carpenters.com や www.thecarpenters.com など試したが、それらしいものはヒットしない。そこで思いついたのが、頭に入っている歌詞を直接入力して検索するという作戦。今回使用したのは、“i used to say no promises let”である。これがすごかった。いろんなサイトでカーペンターズの歌詞を載せているものがじゃんじゃか出てくる。ブックマークしようとも思ったが、これでいつでも検索できるのだから、あえてブックマークする必要もない。それに階下に行けば、ピアノの上に Carpenters' Anthology なる本があるのだ! 後で気づいた。まさに後の祭り。

Singles というアルバムに入っている曲は全部そらで歌えたのだが、最近ちょっと記憶が定かではなくなっている。確認のため、見てみたかったのである。

夜は、友人とカラオケの予定がある。なんだか仕事の後こちらに向かうということで、深夜の飲み会になった。友人の車を家の駐車場にいれて、カラオケ屋まで歩いて 20 分くらいか。ふだん一日 200 歩も歩かないせいか、ちょっとした勾配でも息が上がってしまった。明日このウォーキングだけで筋肉痛になったら情けないが、たぶんなるだろう。10 時半ごろスタートで、3 時間。まじで久しぶりだった。家に帰る途中、コンビニでお菓子とポカリを購入。だが、実際は家に着くと同時くらいに眠りの世界だったのだが・・・。


2001年12月07日(金) 勉強した


金曜日。

今週は、比較的ゆったりとしたペースで終わった。本来このままじゃまずいのだが、一応今月は先月までに消化できなかった有給休暇を一日対応可能のワード数に基づいた翻訳作業代として請求できる。簡単に言えば、休暇をお金で売ったことになる。全部で 16 日分請求できるため、1 カ月あたりの平均実働日数を 20 日としても、8 割はもらえるわけである。それに、今週の頭に若干の翻訳の仕事も実際に納めている。今のうちに、顧客ベースの拡大を図っておく方がよいのだろう。(が、実際は友人のお世話になりっぱなしで、自分で新規顧客の開拓はほとんどしていない。)

さて、今日は先月から取引を開始した海外の企業に対する請求を計算した。面倒なのは、レートの計算。受注した日で換算するか、それとも納品した日か。もちろん、銀行で振り込んでもらえば、そんなことをこちらが気にすることは一切ないのだが、今回 Pay-Pal というオンライン送金システムに登録した。利子はつかないものの、アメリカドルでやりとりするには好都合である。というわけで、発注の通貨がユーロだったりすると、やはりドルに換算しないといけない。ついでに日本の会社の先月分の仕事もまとめてみた。追加、訳漏れなどひとつのプロジェクトでも複数回のやりとりがあり、しかも納品のときに、ときどき MSN Messenger などで FTP してしまったこともあった。このため、納品日時が特定できないものもあった。今後の教訓として、納品はかならずメイルで行うことにしよう。

さて、お昼前に新規翻訳の依頼。1699 ワードの和訳である。内容もコンピュータ ハードウェア。夕方までには問題なく納品できるだろう、ということで、ゆっくりとしたペースで仕事を始める。今まで特に気にしなかった用語もネットで検索してみたり、確認して改めて納得したり。今回の発見は、RAID である。ずっと、Redundant Array of Inexpensive Disks の略だと思っていたのだが、最近は Inexpensive ではなく、Independent の略としてとらえる傾向にあるようである。こんなことはひょっとすると、業界人にとっては常識なのかもしれないが、とにかく勉強になったことは間違いない。

予定通り、その会社の定時、18 時前には納品終了。これで仕事をきちんとしたことになる。




2001年12月06日(木) うそでしょ。35 万ワード??


木曜日。

曜日感覚がなくなっている。唯一、テレビ番組がよりどころである。朝起きたが、一人。さすがに一人で卵を 2 個使ったスクランブル エッグは、ちょっとコレステロール値が気になる。ということで、おとなしく、海苔とご飯で済ませた。みそ汁は、昨日の残り、いやおとといの晩の残りの油揚げとタマネギ。

すぐ寝たかったのだが、今日はゴミの日。とりあえず、家中にあるゴミを集めて、家のすぐ前にある集積場に出してきた。燃えるゴミの日でよかった。これが瓶だったり缶だったりした日には。

当然、その後寝た。でも 10 時にはすっかり目が覚めた。(当然である。)

午後会社からものすごい仕事の打診があった。1 月、2 月で 35 万ワードの和訳である。業界人なら想像できると思うが、一般的に一日処理できるワード数は、多くても 3000 ワードである。ということは、毎日フルペースでがんばって、100 日分をはるかにしのぐ。一年の 3 分の 1 である。これを 2 カ月というのは殺人的である。もちろん、一人で全部こなせ、というものではない。自分で翻訳者を見つけ、手配し、スケジュール管理、用語・スタイルの統一、漏れチェック、誤訳チェックをしなければならない。一応、知り合いの翻訳者には連絡したものの、まだ値段も決まっていない上、スケジュールもまだ決まっていない。そもそもこの仕事が発生するかどうかも怪しい。相談するにしても、持ちかけにくいところである。何人か反応してくれた人もいるが、今後の予定によっては、スケジュールが埋まってしまうこともあるだろう。頭が痛い。



2001年12月05日(水) 不労


水曜日。

今日と明日、母は旅行。どうやら伊東の方に行くらしい。祖母も昨日から 3 泊の予定でリハビリに出ているため家では一人である。

ということで、気兼ねなく友人を家に招待した。

まぁこれといってたいしたことをしたわけではないのだが、デジカメに興味を示した友人が、動画をとることに味をしめたらしい。いや、今まで動画を撮れることは自分も知っていたのだが、初めて使ってみた。デジカメ上ではきちんと再生されるのだが、それを PC にもってくると、うまくいかない。スマートメディア上のデータ形式は、avi。当然、Windows 付属の Windows Media Player で開けるものと思っていたが、音だけの再生になってしまい、QuickTime では、画像はなんとか大丈夫なものの、音質が非常に悪い。デジカメのマニュアルを読むと、MPEG 形式で録画されるはずなのだが、謎が多い。今後の研究課題である。

9 時頃、友人が帰った後、食事と思ったのだが、あまり食欲がなく - ひょっとしたら昼ご飯を抜いたせいか - 結局すぐさまビールに手を出してしまった。

仕事はしていません! まずい。まじめに働かなくては。あ、午前中ちょっとした仕事をしたっけ。でも役に立てたかどうか、ひまひとつ自信がなかったこともあり、無料サービス。


2001年12月04日(火) ちょっと古いけど地震


火曜日。

朝はきちんとテレビを見るために起きたのだが、最近二度寝が習慣になっている。だらけている。

2、3 日前の話になるが、夜中に地震があった。かなりの揺れで、震度 5 くらいあったと思われたのだが、ニュース速報で流れたのは、東北地方の情報。震源地が岩手県だったということもあり、茨城県は忘却の彼方か? と思ったのを思い出した。翌日の新聞にも関連記事は、地方面にすら掲載されていなかった気がする。ちょうど、地震の瞬間、友人とチャットしていたのだが、東京にいる友人のところまで地震が伝播することなかったようである。

いや、それにしても久しぶりに肝を冷やした。何が怖いって、自分の家がまさか地震で崩壊してしまったら・・・と考えたのである。地震の揺れそのものは長くても 1 分、いや 30 秒だったはず、と思い、それ自体は大丈夫だろうとのんきに構えていた。ただ、一応部屋のドアは開けたが。

さて、今日の話である。前職 (そう、もう前職である) 初のフリーの仕事は無事終了。







2001年12月03日(月) Happy Birthday!


月曜日。

のっけから関係ないが、母の誕生日である。どうやら彼女の場合、20 歳以降数字を数えることができないらしい。

起きたのが 7 時半ぎりぎり。「ほんまもん」で精一杯であり、とてもではないがスクランブル エッグは作れなかった。起きたら珍しく母の卵が…といっても、彼女が生んだわけではない…テーブルに。食べてみたが、シンプルだった。決してまずくはない。が、それほどたいした代物でもない。そもそもスクランブル エッグをかなりのレヴェルまで完成させることは難しいのだろうか。

昨夜少しばかり夜更かししたせいか、今日は異様に眠く、かったるい一日だった。当然午前中は布団の中。起きると会社からメイルが。健康保険証を返送するはずだったのだが、この前の宅急便に入れるのを忘れたのである。急いで、手配し、コンビニから送った。

仕事はまずまず。ふつうにこなした。とりあえず、今日、明日、あさっての分くらいはある。でも不安である。






2001年12月02日(日) 得意な不毛


日曜日。

昨日話題にしなかったことから自明ではあるが、Linux のインストールはしていない。昨日の夜中、車でさくっとパソコン ショップまででかけ、本を読んでみたのだが、よく考えたら CD-R や DVD などどう考えても、2 年前のソフトがそのまま使えるわけはないし、ドライヴァを整えるにしても、一筋縄ではいかないからである。はじめからわかっていたのだが、なんとかなるだろうと高をくくっていた。甘い!

朝はきちんと 7 時起床。スクランブル エッグは今までで一番シンプル。卵、豆乳を混ぜて、バターで炒めただけである。塩、コショウを少し。一番おいしかったかもしれない。よけいなことはしない方がよいのか。策士策におぼれる。

食べたら、貴理子を見る予定だったのだが、昨日寝たのが朝 5 時 (今朝である)! 当然眠気が襲ってきて、11 時まで寝てしまった。

昼ご飯前に突然思い立った。そういえば、金曜の朝刊のチラシで土浦とつくばにあるパソコン ショップが改装するため、閉店セールをやっていたこと。スキャナが 4.000 円 とか、書いてあったのを思い出した。ゴミ箱を引っかき回し、なんとかチラシを見つけだした。期間を見てみると 12 月 5 日まで。本当ならば今日出かけようと思っていたのだが、結局面倒になり、やめてしまった。いずれにしても、月曜からは仕事さえきちんとこなしていれば、いつでかけても、いつ仕事してもいっこうにかまわないのだから、まぁよしとしよう。

午後は、昼寝もせずになんとなく過ごしてしまった。

夜ご飯は、しめじのバター炒め、なすの肉詰めの天ぷら、ぶり照り。

仕事しなくちゃ。Fred に怒られる。






2001年12月01日(土) いよいよ 12 月


土曜日。

ついに 12 月。師走である。クリスマスもある。かといって特別な予定があるわけでもない。まぁ、これは今に始まったことではないが。

スクランブル エッグで始まる朝。今日も無難路線。いや、少なくとも俺的には。ちょっと気になるものといえば、ワカサギである。煮干しのようになっている。つまり、生ではない。だが、生臭さがある。このため、煎った。(たぶんこれで「煎る」という言葉の用法は合っていると思うが。-- 油を使わずに、フライパンでなんとなく転がすイメージ。正しいだろうか?) ちょっと焦げ目が付く程度までがんばり、ひとまずお皿に救出。その後昨日コンビニで買ったスパイシー ソーセージをスライスしたものを、またもや油なしで炒めた。これも両面がこんがり焼ける程度でお皿へ。最後に卵、豆乳、じゃこの基本セットをじゃ〜っとフライパンへ。十分加熱されているフライパンに卵たちを流し込むと、気持ちよいくらいじゅわ〜、じゅっっじゅじゅじゅ〜という音がする。小気味よいという言葉がおあつらえ向きである。

朝食後は、部屋に帰り、二度寝。(一年前の日記を読んだら、なんと当時は二度寝不能症候群とかほざいているではないか! 人間がこんなに短い期間でここまでの変貌を遂げるとは!) 起きたのは 11 時過ぎ。昼ご飯は定番のラーメン半人前。

午後は仕事。友人とチャットで意見交換をして、今後の見通しを立てた。必要になると思われる祖父ともダウンロード。これがかなり使える。文書に含まれているテキストを検索するというものだが、ファイルを指定し、ディレクトリを指定することで、瞬時に GREP してくれる。シェアウェア 1,000 円。まだ使い込んでいないので、試用期間の 2 週間めいっぱい使ってから登録するかどうか考えよう。

雅子さま、おめでとう! 子どもが産まれたんだね。女の子。きっとかわいくて、かわいくて、どうしようもないんだろうなぁ。お昼ごろテレビのニュース速報で、分娩室へ入ったときから、ストーキングしてたよ。

俺も子どもがほしい。その前に奥さんも調達せねば。どこかのスーパーで安売りしてないだろうか。あるいは、自分が陳列棚に並んで、買ってくれる人に流し目攻撃をしてもよいのだが。







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