○連載エッセイ「男友だちを作ろう」 第13回「優しくて、可愛い」 「webちくま」(筑摩書房) 8月20日更新 今回は、中原昌也さんに会ってきました。 かなり面白いんじゃないかと思います。 書いている途中でも、笑ってしまいましたから。 騙されたと思って、ちょっと読んでみてほしいです。 ○連載小説「ナイロンの帯」第1話 掲載 「FRaU(フラウ)」9月号 (講談社) 8月12日発売 マクドナルドとのタイアップで、コーヒーの話を書きます。 短いですが、 5話まで書く予定。 ポップなのを書きたい。 可愛くてポップなのを書きたい。 ○連載小説「昼田とハッコウ」第7話 掲載 『群像』9月号 (講談社) 8月7日発売 ハッコウ迷走中。 共同体幻想の話。 ○連載小説「私の中の男の子」第4話 掲載 「madame FIGARO japon (フィガロ ジャポン)」8月号(阪急コミュニケーションズ)8月20発売 ダークだと噂の小説ですが、 ひとすじの光明が。 ○コラム「通勤電車読書」第7回 掲載 「SPUR(シュプール)」10月号 (集英社) 8月23日発売 福永信さん『星座から見た地球』 よしもとばななさん『王国その4 アナザー・ワールド』 の書評を書きました。 ○前回、ブルーなことを書いて悪かったけれど、 こんな日記誰も読んでいないと思ったから。 まあ、たまにちょっとくらいブルーなことがあった方がいいですよ。 でも、言霊があるから、もう言わない。 誰も期待していなくても、自分だけは自分の文章に期待していたいと思います。 読まれてない、読まれてない、って言っても、私は読んでいるから、ひとりは読者がいるわけです。 そういえば、この日記は今年で10年目なんですけど、 初めたときの2000年は大学生3年生で、大学の友人しか読んでなかったんですよ。 それで、卒業したら、もっと読まれなくなるじゃないですか。 でも、ひとりでも読む人がいたら続けようと思って、続けたんです。 思い出しました。 作家になった2004年辺りからは、 やはり、こういったWEB日記よりは、本を買って読んでもらいたい、という気持ちが芽生え、 セーブしよう、というのを思っているのですが。 でも、私、文章書きたいんです。
○『指先からソーダ』河出文庫 8月5日発売 装丁は名久井直子さん、 解説は石川直樹さんです。 私はゲラを読み直して思いましたが、 こういうことを言ってはいけないのかもしれないけれども、 私が書いているものって、 小説よりも、エッセイの方が完成度が高いような気がしてきました。 私は今後、何を書いていけばいいのでしょうか。 この本は、朝日新聞土曜版で連載していたエッセイを中心に綴った、処女エッセイ集です。 河出文庫にしてもらえて嬉しいです。 ○穂村弘さん『もうおうちへかえりましょう』小学館文庫 8月5日発売 解説を書かせていただきました。 ○それから、以前のこのニッキにも書かせていただきましたが、 私は、今後の単行本の出版は、今のところ予定しておりません。 これからの作家活動も、白紙の状態です。 それなのに、どうしてこんな、地獄のようにぱんぱんの日々になっているのか、自分でも不思議です。 私は最近、スケジュールが滅茶苦茶になり、 多方面にご迷惑をおかけしました。 申し訳ありませんでした。 休んだら倒れるのかもしれません。 泣きながら仕事をしているのに、全部が手からこぼれ落ちるようです。 ひとりぼっちだし、 どんな風に仕事を進めたらいいのか、わからない。 地味に、目立たなく生きて本を作っていきたかったのに、 できない。 自転車操業のようですが、操業できていません。 ごみだと思います。
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