・「國文學」學燈社(12月臨時増刊号) 「不幸と俳句」 尾崎放哉についてのエッセイを掲載。 (福岡のトーク&朗読会にいらっしゃってくださった方々、 どうもありがとうございました。 西加奈子さんは、やっぱり素敵な人ですね。 「長い終わり」に書いたマンドリン曲の、 作曲者の方が来てくださっていて、嬉しかったです。 みなさんに会えて、良かったです)。
「最大多数の最大幸福」というのは本当だろうか? 以下、お知らせです。 ・『29歳』日本経済新聞出版社(11月14日発売) 私と、柴崎友香さん、中上紀さん、野中柊さん、宇佐美游さん、栗田有起さん、 柳美里さん、宮木あや子さんの、 8作品が入っている、アンソロジー。 装丁は名久井直子さん。 日経ウーマンで、「AGE 29」として、リレーで連載していたものの、書籍。 その中の1編、「私の人生は56億7000万年」は、 本好き書店員が主人公。 ・あと、今月オープンした新宿西口のブックファーストに、 福永信さんのフェア台があって、 そこで配布している「ふくながしんぶん」(手書きのコピー。面白い!)に、 私が描いた福永さんの似顔絵がちょこんと載っています。
昨日、野間文芸新人賞の選考会がありました。 受賞作は、 津村記久子さんの『ミュージック・ブレス・ユー!!』です。 今回は、私の著書である『論理と感性は相反しない』も候補にあげてくださっていたので、 過程を楽しませていただこうと思い、 ここ3日間ほどで、他の候補作4冊を読みました。 全部面白かったです。 それでも、「もしも……」と考えると「『論理と感性』を作るのに携わってくださった方々が喜んでくれただろうな」 と思えて、結果を聞いたときに、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。 しかし、もっと大きい目で見れば、 誰の作品でも、読者が増えたり、文学史に影響を与えたりして、 文学シーンが盛り上がるのは、 素敵なことだ。 せっかく賞の選考を行っているのだから、 たくさんの人に野間文芸新人賞を知って欲しい。 津村さんの作品、私も好きです。 以下、お知らせです。 ・『文學界』文藝春秋(12月号) 小説「手」掲載 ・『新潮』新潮社(12月号) 短編小説「邂逅」掲載 ・『文藝』河出書房新社(冬号) 柴崎友香さんの特集に、質問を書きました。 ・「ダ・ヴィンチ」メディアファクトリー(11月号) (先月号です) 穂村弘さんと豊島ミホさんと西加奈子さんと私で、歌会をしました。 ・柴崎友香さんの『フルタイムライフ』河出文庫(11月4日発売) 解説を書かせていただきました。 ・福岡の「Tremolo cafe」にて 11月22日(土) 朗読&トークイベント「説教をしてもひとり」 を開きます。西加奈子さんと私で話します。 1部 17:30開場 18:00スタート 2部 20:00開場 20:30スタート いずれも¥2000/1ドリンク
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