Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2014年10月31日(金) |
World's End Girlfriend 大國魂神社(おおくにだまじんじゃ) |



府中の夜に。
大國魂神社(おおくにだまじんじゃ)の駐車場に入れて、再開発された府中伊勢丹のビルの回転寿司が美味しそうだったが、北海道味噌ラーメン大盛りでがまんしたー。
大國魂神社はいわゆるパワースポットなのだね。
のあのわの「HurryUp!」の性急なサウンドに府中の夜空がサイケデリックになる。
灰皿のあるコンビニに着けて一服する。
メアリー・ハルヴァーソンのリバース・ブルーば、聴く。 こないだのピープルはオルタナとかパンク風? 技巧のちゃんとしてて頭脳が破格な演奏家が疾走する、という、この耳の歓びはプログレとかレコメンとかソフト・マシーンの水脈が砂中から顔を出しているようにも感じられる2014年秋。
不協和音なハーモニーの歓びは、90年代の故ジョー・マネリ教授の1音を72分割してブルーズと慟哭とインプロを描いた下地があってこその風景ではないだろうか。
いい年になると、いろんなモンが懐古的に数珠繋ぎになって、新鮮でなくなる。
こげな名盤、聴き逃しておった。聴きたかったぜよ、こういうの。 World's End Girlfriend - Hurtbreak Wonderland (2007) - Full Album ■
府中刑務所の北側の通り。じゃがたらの「タンゴ」がかかる。 ひとつ、ふたつ、みっつかぞえる前に、天国へ。
タンゴ(Tango) - JAGATARA ■ このライヴ・ヴァージョン、最初からラリってる江戸アケミのインがたまらん。

ニセコの川下りラフティングは尻別川、日本一の水質なのらしい。 河岸に人の手が入っていないのだから、当然といえば当然、その文明化を一切被っていない原始の河川なんて、どおんだけ怖いんじゃが。
小学2年生、函館市松風町、昭和43年。北洋相互銀行函館支店。入り口の守衛室。 見たことのないくらい古くてガッシリした大理石とコンクリートの建造物。 銀行のガイストがそこに在る、という強烈な印象を、もちろん当時はその言葉での理解ではないけど、受けていた。
人というのは、その職業の神界に従属するものである、とか。ある職人は、自分たちは聖徳太子の末裔であるという信仰を持つとか。個々の職能集団ごとの宗教といえばそうなのだけど。職務におけるモラルとか誇りとかプロフェッショナルには、そういう求心が不可欠だ。
日本経済の心臓部にあたる銀行関連の中心地を行き来する。場所と建物にはガイストがある。子供の頃に感じたものと同一なものを感じる。
で、こういう予期できなかったおいらの日々。なあんだ、親父がほんとに知りたかった世界の涯の風景は、こういうガイストの中に視えるものなのかねえ。なあんだパパはここにも来てみたかったんだ。
だんだんこちらも人生の閉じかたというか、終のすみかや、友だちとかがわかるようなとき。ただの偶然から、編み上がるわたしの物語、わたしの霊的つながり、わたしの供養。
原始の河川とのつながり。銀行ガイストとのつながり。
わたしは父の子であり、北海道の自然に生を得て。






2014年10月27日(月) |
お天気キャスターの奈良岡希実子ちゃん |

14時半過ぎのお天気キャスターの奈良岡希実子ちゃんに見とれていつも天気がわからないでいる。カエル顔がかわいい。いつもお洋服がいろいろおしゃれで、脳内着せ替えもする。 レオタードに着替えて体操の時間も担当してほしいとも思うが、体操のおねえさんを悲しませてもいけないので投書はしないでおこう。
タダマス15
Joachim Badenhorst ヨアヒム・バーデンホルスト まず録音物にする耳のスケープが違う。で、手法が見えるその前に、サウンドの向こうに見える景色に謎というか、この向こうに何があるのかと掻き立てるものがある。これはこうでしょ、と、音が音を説明している事態から浮遊している。
Mark Guiliana マーク・ジュリアナ メリアーナはCDはつまらんくてYouTubeライヴは最高だと思った。今回のトラックは、実に滑らかにBPMが即興的に変化している未知の領域だ。イケるやんか、おら宗旨替えするずら益子さんと宣言していた。この滑らかさに判断が右往左往する。アフターアワーズでも「カッコイイ!」「さっぱり良いと思わない」とカッチリ分かれた。「ジムブラックにまさかのマシーン感!?」とMr. Jazz The New Chapter なぎらさんがFB。お。なるほど、マシーン感という価値観、プラスの加算体系アンテナ、が、あるのか。そのアンテナで計測すると、新しい、となる。訛りやつんのめりに魅力を感じる体系と、真逆というのではなく、単に異なる受信体系なのか。
と、こういう、言葉での納得のいかんによって、感覚が全然違ってくるという事態。
ほんと、コトバは重要なのだ。
よっしゃ、おいらは Jazz The Old Chapter を名乗ろう!と豪語すると、すでにコンポスト八田真行さんが豪語したあとだという。ううむ、先を越された。
でもまあ、ヨアヒム・バーデンホルストや蛯子さんのライブラリーを、ジャズという語に収録するほうが無理ある。
ああはやくヨアヒム・バーデンホルストのCD届かないかなあ。
2014年10月26日(日) |
タダマス15編集CDR曲目 |

タダマス15、喫茶茶会記に入店した瞬間に元気になる。
01 山形 / 平田王子*渋谷毅 from『Luz Do Sol 緑の森』 02 札幌駅・時計台・北斗車内放送他 from 『今、蘇る国鉄~音の旅~』 03 Schnittke : Suite In The Old Style - 5. Pantomime / Duo Gazzana 04 Lullaby / Yeahwon Shin 05 東大寺修二会〔実況録音〕 06 Palace of Wind I / Battle Trance from 『Palace of Wind』 07 Reinterpreting Confusing Lyrics To Popular Songs / People 08 A Song With Melody And Harmony And Words And Rhythm / People from 『3x a Woman』 09 The Moon Is A Harsh Mistress / Radka Toneff & Steve Dobrogosz from 『Fairytales』 10 Photographic Smile / Mr. Big 11 Romeo / Mr. Big 12 炎と森のカーニバル / SEKAI NO OWARI 13 ピエロ / SEKAI NO OWARI 14 Hurry Up! / のあのわ
《141026 tadamasongs》 01 流浪_Wandering / world's end girlfriend 『Hurtbreak Wonderland』07年 02 BE MY BABY/ あがた森魚 『 季刊 MOMO NO.5 附録ソノシート』86年 03 青空を抱きしめよう/ 大友良英produce さがゆき sing 『see you in a dream』05年 04 タンゴ / 暗黒大陸じゃがたら 『南蛮渡来』99年 05 青木英美 / 淋しさを残して『歌謡曲番外地東宝女優編 不良少年』原盤72年 06 抗日_Birthday Resistance / world's end girlfriend 『Hurtbreak Wonderland』07年 07 I Love How You Love Me / The Paris Sisters 原盤61年 08 夢で逢えたら / シリア・ポール 『夢で逢えたら』原盤77年 09 高倉健、横尾忠則を歌う / 高倉健 『一柳慧作曲 オペラ横尾忠則を歌う。』原盤69年 10 かもめの3/4(シーサン)/ 野坂昭如 『絶唱!野坂昭如 マリリン・モンロー・ノーリターン』原盤75年 11 I Can Never Go Home Anymore / shangri-las 原盤66年 12 Rahsaan Roland Kirk / Serenade To A Cuckoo『 Kirkatron』原盤77年 13 地元に帰ろう音頭 / 二階堂和美/vo 大友良英スペシャルビッグバンド 『ええじゃないか音頭』14年 14 Let's Stay Together / Al Green 原盤71年 15 栃東の取り組み見たか / 吾妻光良 & The Swinging Boppers 『SENIOR BACCHANALS』13年 16 ブラジル音頭 / 殿様キングス 『ウラベスト集ブラジル』原盤83年 17 マツケンサンバ Ⅱ/ 松平健 04年 18 ~黒ゆりの花?/ 新谷のり子 緑魔子? 『芸能座 東京三文おぺれった 芸術座第三回公演』76年LP小石川図書館在 19 俺達おじさんには / 小沢昭一 『同上』 20 いのちの記憶 オーケストラ・バージョン/ 二階堂和美 『ジブリと私とかぐや姫』14年21 blanc 22 Desperado / The Langley Schools Music Project 『Innocence & Despair』配布原盤ノ録音は66-67年 23 ミネアポリスの庭 抜粋/ 武満徹 『武満徹全集5 舞台TV ラジオ作品, 補遺』86年初演 24 Bach:Prelude & Fugue 17 In A Flat BWV 862 抜粋 / Friedrich Gulda 『the complete musician discⅢ#15』77-78年



2014年10月24日(金) |
20年ぶりに代々木駅前 |

20年ぶりに代々木駅前にて。
面接を受けに行った建物も、最初に配属された総務課も、横の親子丼屋さんも、何百回も社有車バンをバックで入れてプリントを取りに行ったり印刷物を校正した三鳩社の建物も、みんな無くなっていた。ところどころ歯抜けのように面影が残る。
この2週間くらいセカオワの「炎と森のカーニバル」ばかりかけて走っている。カップリングの「ピエロ」を聴くと、中目黒から恵比寿、広尾、西麻布、増上寺、虎ノ門へのルートがよみがえったりして。
給料日だのでおこわ米八のお弁当を食べる。
nanacoカードに1万円チャージしてアイスコーヒーのんで車に乗ったら、nanacoカードが無い。無い!無い!無い!2じかんガックリして最初から無かったものとしてリセットかけて気を取り直してnanacoカードをまた作りにセブンに行って「あー、失くしちゃってさー」とアイスコーヒーたのんでたら中国人バイト女子が「おにさん、どこのレジでした?いくら入ってました?何時でした?」と問いかけてくる。「ビデオに映ってました、あなたのですね」。
うれしくて夜はレバニラ定食たべてアマゾンでのあのわを買ってしまった。
いやーよかったよかった

雨の靖国神社。
いやあ、あたしのことを読むひとは読んでいるものなのですねえ、と、不意に開放感に包まれた早朝でした。今日は終日雨なのかな。神田の路上で4時間待機しながら、書いてます。
ここんところつい聴いてしまうのが平田王子の山形とセカオワの炎と森のファンタジーとピエロの3曲。
今日は、こないだの金曜日レセプションでの一瞬のいくつかが、やっぱり。
恋ぶうが山崎まさよしのワンモアタイムワンモアチャンスの価値を語っていたっけね。
安倍首相が北朝鮮派遣に「圧力をかける」「解決しないと北朝鮮の将来がない」というフレーズを。前後にソフトな修辞を配置していたけれど。
イジメ、ダメ、ゼッタイ / BABYMETAL

2014年10月20日(月) |
8回の陽岱鋼、3ボールのあとの5球目 |

はやく開通してくれよー、品川線。ほんとに今年開通するのかい? あ、そう、来年の3月に開通予定なのね。いろいろ助かるー。
クライマックスシリーズで阪神が日本シリーズ進出にもあきれてしまうけれど、 今夜のソフトバンクVS日本ハム戦、8回の陽岱鋼、3ボールのあとの5球目、見るからにボールに手を出してファウルと、相手を救ってしまったのはさ、
(いやはや、最終戦までオレは充分に活躍したし、ここでまた勝ってしまったら、日本シリーズに出場するハメになるではないか、相手が巨人ならまだしも、阪神だぜ、リーグ成績3位同士の日本シリーズって、どうなのよ、おれたちファイターズはもう来シーズンに向けて準備したりオフしたり、したいぜよ、かんべんしてくれよ、ここでフォアボールで塁に出て、たまるかよ)
と、コンマ2秒で考え抜いてのファウルだったのである。
なんだかずっとJazzTokyoの編集校正でチマチマ時間が取られて、自分の担当分は書くことができないし、生きがいのタガララジオにも手が回らないでいる。ここんところ音楽聴くのが楽しくないっ!お池にはまってさあ大変、というやつである。
仕事しているときが一番気が休まるのって、いかんなー。

世界遺産への道 四国遍路の課題。NHK。 世界遺産を目指すという考えがそもそも不健康だと思う。
生まれて初めてゴルフ場に行く。気持ち良さそー。森と草原と丘だけのディズニーランドのような空間で遊ぶこと。
橋本治だったか福田和也か、江戸時代を続けられた成熟したシステムを構築できた民衆だったからこそ、 明治維新は成され帝国主義ルールの下で植民地にならないで済んだ、と書いていたかな。 敗戦で合衆国の植民地のようになったのは、ある程度までは致し方なく。 企業のトップとか県知事とか、大名文化と同じかたちで車夫が運転する高級車に乗って、移動する。
お昼ごはんは、ヒレカツ定食1650円、ごち。
北海道の友だちが、帝国ホテル往復一泊4万円程度のプチ贅沢してたという。夜の銀座で娘とショッピングだと。なんだよ、おれを呼び付けてゴチそうしてくれよな。それ、プチ贅沢でわない!大贅沢という!
プチ贅沢とは、深夜のミニストップまで行ってベルギーチョコソフトミックスを食べてホットコーヒーのんで四国遍路の風景を思い描きながら一服する、を、言う、今のおれには。
おれなんか毎晩のように夜の銀座でショッピングしてるぜ、ファミマでアイスとか。
2014年10月17日(金) |
初孫でほんとうに邦爺 |

フランク永井「君恋し」だったり さだまさし「最終案内」だったり。
こないだまで17年間夜勤生活をしていたんだけれど、 神谷町のオランダヒルズで日勤やっているんだ。
名刺を渡そうと思って待っていました。
帰りは駅前通りのカフェで邦爺とひろこさんと3にんで。 その夜、次男に子どもが生まれて初孫でほんとうに邦爺となってしまった。
2014年10月15日(水) |
ハイレゾとLPの時代 |

台風一過。いまいちピントが合ってない?いや、こういう雲だったー。
トム・ハレル盤マークターナー入りカルテット。こないだから時折聴いている。堂々とした崩しで着実なステップを、おのれの舞いを披露する、名人芸。
妹が、ママは毎晩階段を掃除してるみたいで、夜中にミルクとココア(犬)が吠えるの。昨日、ママと一緒に話してた夢みた。『おりん(仏壇のチンするやつ)が聞こえるねえ。きっとパパだよ。』と話していたとか。
車夫を生業として11週目に突入。これまで一度も事故ったことはないが、さらなる危険予防運転にみがきをかける。ガソリン入れついでに10キロ向こうまで走っていたら、秘書嬢から、たださん今すぐ出る場合があるんだから出かけるときは前もって言って出かけてくださいー、注意される。走りすぎ。早朝5時から22時まで、3運行。美味しいカレー屋、アイスコーヒー4~5杯、NHKテレビ、昼寝3時間。出勤から帰宅までが勤務時間。729歩しか歩いてない!
六本木通りで、隣りの車線。ベンツが停まり。ブレーキ音。タクシーが追突、タクシー10センチ大破。タクシーのエアバックで運転手がへろへろになって降りてきて、土下座。女性OL客憤然と仁王立ち。ベンツの老夫婦、困惑顔。ベンツ、1センチも動かず。多少へこんだだけ。さすがベンツ。
ハイレゾとLPの時代かあ。アナログを聴く会、時間作りたいなあ。
CDとかLPをかれこれ2千枚くらい売ってしまったこの10年だった。LPレコードは売らないほうがいいですよー、と、忠告受けていたんだけど。まあ、家賃滞納もなくなったし、純資産は限りなくゼロに近いがプラスだし。本もだいぶ捨てたんだけどな。ぐううむ、どこに何があるかわからないCD倉庫を何とかしなければ。
コンビニのアイスコーヒーは中毒になるんだなー。


横浜のみなとみらいあたり・・・の、どこかわからん。 本日の任務は桐ヶ谷斎場ほか。
石川啄木 はたらけどはたらけど猶わが生活楽にならざりぢっと手を見る『一握の砂』
啄木は友人の金田一の貴重な蔵書を売った金を手にすると浅草で女を買っていたというのだから、とんでもないやつだ。ぢっと手を見るのは罪悪感から、か。

2014年10月12日(日) |
菊地成孔「今ジャズ」講義 |

先生、あまり早く歩かないでくださいよー。千と千尋のせかいみたいですねー、だなんて、それ、こないだのわたしのセリフなんですよー。
知っている店長経験者がたくさん事務所のセンターに集っている。あらまあ、みんなお元気でしたかー、新宿店はたいへんですからねー、そうですか、山下さんが支社長ですか、がんばらないといけませんねー、大丈夫です、わたしがガッツリ守りますから。などと言いながら懐かしい気持ちになっている。どうしてクラウンの鍵してるんですか?あ、そうだ、紀尾井町から羽田空港に走らなきゃ、(あ、おれ、新しい仕事に就いていたんだっけ)、「川口元郷」表示でケータイが鳴る、ああ、いけない、ここでの仕事はもうできないんだった、ゴメンみんな、と、目が醒めた。
別冊エレキング『プログレッシヴ・ジャズ』の記事、 菊地成孔「今ジャズ」講義(聞き手=松村正人)
“卑近な例に成るけど、クラブ・ジャズの爛熟期に、ポスト・クラブ・ジャズのムーブメントとして『フューチャー・ジャズ』という概念が出てきて、『Out There』という、邦ジャズをメインにする雑誌があったりして、記憶だと、やれザヴィヌルバッハとかDCPRGだとか大友のONJシリーズだとかで、とにかく毎号出ていた気がする。あれも、クラブ・カルチャーとタッチしたものだけ、とか何とか、限定性を設ければフォーカスが絞れたと思うんだけど、渋さ知らズもやる、何かハードコアなピアノ・トリオもやる。と、『今のジャズシーン』を全部やろうとして結局瓦解した。”
伝説の雑誌『Out There』が菊地成孔に語られ活字になっている2014ねん。バスの中で友だちに教えられて、読んでみた。わあ、うれしいなあ。
全部やろうとしたのかなあ。おれはロヴァ耳書いてきよちゃんの写真を印刷できたのがいちばん。瓦解したのかな。おれの耳は続いているけれど。
なぎらさんのジャズザニューチャプターJTNCの成功に合わせて、後出しでエレキングが仕掛けたプログレッシヴ・ジャズ、菊地成孔の言う「今ジャズ」。ロバート・グラスパーとフライング・ロータスが共通しているのですね。
このトシになってある日気付いた、というか、都ホテルのトイレの大で立小便をしたときのことだ。むかしむかしの、母方の祖父母の家、母の実家の、じいちゃんの小便所チューリップの芳香がしたのである。おしっこをすると、数秒おいて大の便壷にチョロチョロ流れ落ちる。ほかのいかなるシチュエーションでも感じたことのない半世紀ぶりの感覚である。それって、母方の祖父とわたしの老年期の尿が酷似しているということだ。足腰の骨格や胴まわりの皮膚は父親の遺伝が色濃いのであるが、母方の遺伝子のなんという驚き。
来月母方の従兄弟よったんが東京旅行で来るけれど、そこで、いとこの小便の匂いをかがされるのはノーサンキューだろう、ぜったいー。



2014年10月11日(土) |
白石区の空と帯広のサンマ |

妹が撮った夫との犬のお散歩風景。ミルクとココア。
この空のずっとずうっと向こう側に、おれは35年暮らしている。
帯広の横井ねえさんからサンマの画像。安くて大きい。


2014年10月10日(金) |
くるりのテーマ曲「Remember Me」 |

17さいでノーベル平和賞。 答えは教育、というフレーズは深い。
NHKファミリーヒストリー真矢みきの巻をみる夕刻。 くるりのテーマ曲「Remember Me」がいいわあ。久しぶりにTSUTAYAゆかんとな。
2014年10月09日(木) |
六花亭のバターサンドが |

Duo Gazzana ECM を聴いたりしているが。 平田王子の歌声が耳に鳴ってしかたがない、彼女のソロのライブ行ってみようかなー。
青い車に乗って。歩き方でわかった。茶色のサングラス、オレンジ色のブランドバッグ、茶色いシューズ。
イオンの完全子会社になったダイエーで、六花亭のバターサンドが売っていた。いままで北海道へ行った時しか食べられなかったのに。迷わず買う。おいしー。




2014年10月08日(水) |
めだまのモニュメントが消えていた |

アイフォン新調してタブレット導入して6万も引き落とされてたので、877円しかないではないか。バイト2つかけもち同い年イシイさんがよくそのトシで転職できたね紹介してよという、おいでおいでと誘うけれどそれはオレできないやと笑う。
府中芸術の森公園。めだまのモニュメントが消えていた(あれれ?別の場所だったのかなー)。こいちんの産まれた産院は幼稚園になっていた。公園の砂場は日陰で小さくなり、駄菓子屋はクロネコヤマトの集配所になっていた。







2014年10月07日(火) |
1964TOKYOオリンピック50th |

八丁堀で20%引きの惣菜でお弁当にして虎ノ門ヒルズに向かう途中、電通ビルの電光が「1964TOKYOオリンピック50th」となっている。ただでさえ汐留銀座界隈にて巨大すぎて威圧的である天下の電通ビル。hの一ヶ所が消えてるぞ、始末書もんだぞ。
2014年10月06日(月) |
松籟 - 松の梢(こずえ)に吹く風。また、その音。『松籟夜話』第一夜 |

台風一過。一日中テレビが大きな被害を強調しながら、すごくはしゃいでいるようだった。今朝は4時半起きでNHKをつけながら3時間半も昼寝をしたら、富士山が透き通ってよく見えた。新橋から国際フォーラムの線路沿いを抜けて、夕刻の東京駅。オルゴールの電照盤のように美しく変化してゆく紺色の夜空を中央道経由で。ホソダさんの編集CDRをかけながら都心を抜けてゆく。昭和歌謡のエキゾチックな懐かしさに、反響しているオリジンたち。ははは、音楽は人生を味わうように出来ている。記憶に残る逝った友人知人親戚家族たちが生きていた生活空間の呼吸の記憶をダウンロードしながら、過ぎる風景と音楽と記憶をカットアップし続ける。ぼくはぼくではなく、ぼくは彼らで、これらの総体、発光ラジオだ。
松籟 - 松の梢(こずえ)に吹く風。また、その音。松韻。松濤(しょうとう)。 2月の「冬の里山でみみをすます午後と夕べ ワークショップ+コンサート at 益子」■ で、歩きながら、津田さんが松籟が聴こえますね、という。 横にいたわたしには、まったく聴こえなかったのだった。
いくつかのフィーレコ音源体験によって、耳のフォーカス能力のショッキングなありようを体験していたわたしであったのに。
とはいえ、聴力に自信があるわけではない。どこをどう聴いているのか自分でもわからない聴き間違いはいつものことだし。他者のサジェスチョンで、聴こえるようになる、そういう体験のほうが多いかもしれない。本質的には、偏っている。自分としては偏っているとは思わないので、聴こえたとおりにくちにすると、あさってだったり、時にスルドかったりもしているのだろう。
わたしにとって、松籟が聴こえなかった体験は、とっても彼方の灯台のように、聴くことを渇望させる、サースティイヤーThirsty Earな、耳の欲望の根源にあるもののようであったもので、『松籟夜話』というネーミングには、アイフォンの文字が網膜に映った瞬間から、あまたのLP集めや編集CDRの果てに訪れるようにして訪れたもののように得心しているのであった。
それはともかく、福島恵一さんの「耳の枠はずし」レクチャー@カフェズミに続く、注目のイベントだ。いまのところFaceBookだけですが、福島さんのブログでも告知されるはずです。
『松籟夜話』第一夜
2014年11月10日(月)20:00~(22:30終了予定) 1500円(珈琲付/おかわり300円) ギャラリー白線 杉並区阿佐谷南1-36-14 ハウス白鳥1F-B
音楽批評・福島恵一とサウンドアーティスト・津田貴司による、フィールドレコーディングを中心に「聴く」ことを深める試み。 さまざまな音源を聴きながら、「音響」「環境」「即興」をキーワードに夜話を繰り広げます。 ギャラリー白線オーナー・歸山幸輔によるスピーカーとていねいに落とした珈琲もどうぞおたのしみください。 第一回は、フランスの演奏家ミシェル・ドネダを中心に音源を聴き込みます。

2014年10月05日(日) |
「山形」という曲の、 |

雨が降ります、雨が降る、四谷三丁目の喫茶茶会記へ。
ぶうーむ。CDだけではわからないものだなー。と、言ってみたり、いや、このオレ様は気付いていたぜ、だったり。
タガララジオ44では、
不意にセカンドがリリースされている。平田王子のヴォイスの表情が、ファーストで見られなかった領域に舞っていることに唖然としている。聖性を帯びるほどのキュートさ、奇妙な言い方かな。それに、渋谷毅のピアノ、一音一音にしびれるばかりか、ジャズの感覚でビンビン反応する、フレーズとしてのジャズピアノを弾いているというのではなく。
音楽って、すごいや。
ね。
ね。
と、書いていた、チェックしてみたら。
「聖性を帯びるほどのキュートさ、奇妙な言い方かな。」そんなふうに、書いていたんだっけ。
音楽をスタイルとかジャンルでお風呂につかるように楽しむのも幸福なことなんだけど、なにかお風呂の湯舟のはじっこからポカンと宇宙がひろがっていて、そこからはしごを降ろしてぽんぽん深く掘っていってしまうこともあるんだよ、って。
と、書いた5月24日の偶然からこの日のコンサートは決まっていたのだった。
「山形」という曲の、置いてきたつもりじゃなかった、心の奥のほうの哀しみ、とか。
岡山の美星町の想像。
渋谷毅のピアノの素晴らしさはいつものことだけど、誰も渋谷のように弾けないピアノはどうしてなのだろう、ぼくは聴きながら同じピアノを弾けているのに。なわけない、か。
平田王子ひらたきみこさんのライブをはじめて観た。ともこさんはラジオみたいに心地いいとか思わず泣いてしまったとか言っていたっけ。おれはねー、いろんな仏さまの表情ってあるでしょう?菩薩でも観音でもいいんだけど、よくはないか。生きている観音様だよなあ、あの瞳の美しさ、歌う表情、音楽の歓びは、さあ。
曲名にしている極彩色の小鳥のクリアファイルをかわいくで買ったんだーと、ただただ愛でている場面とか。 あ、そのときのショットだ。 ■ 「音楽評論での異端児 多田雅範さん」、だからおれのは評論じゃないって。
ジョビンの歌詞を説明しながら、一度捨てたオトコのもとにかえるわけないわよねー、という意味の発語を女神のように加えたり。
渋谷さんが「もういいよー」というのに、あえて「生きがい」を歌ってくれてありがとう。
「山形」なんて曲は、ボサノバを突き抜けてしまっているところまで、自分の表現を高めている作品だわなあ。ジャンルを超えた自己の表現、だとか、芸術の高み、だとか、凡庸な書き方だし。
いろんな感情の状態は、気候のように向こうからやって来て、そのうち立ち去ってゆく、という。
思えばそういうものだし、そういうものだったし、そういうふうに明日は新しいんだろう。
平田王子というアーティストの魅力は謎だらけだ。


2014年10月04日(土) |
ヤコブ・ブロ・トリオ@渋谷クラシックスから帰って、真っ先に、パソコン起動 |

ヤコブ・ブロ・トリオ@渋谷クラシックスから帰って、真っ先に、パソコン起動。
今日耳が出会ってしまった欧州のミュージシャンのサイトにアクセスして、本人レーベルからの最新作2枚をペイパル購入してしまったー。来月の生活がどうなろうと、今のおれにはカンケーない。それにしても、タダマスをやって、次々とよくも才能が出てくるものだ。スフィアン・スティーヴンスと並べてCD棚を新調したい才能だ。
ヤコブ・ブロ、トーマス・モーガン、ヨン・クリステンセン。大阪、岡山、新宿、渋谷と日本ツアー。ヤコブ・ブロの三部作を聴いて、アイヒャーはECM録音していたのだろう。このツアーの前にリリースされるはずが延期になって、CD宣伝無しでツアーになってしまった。ECMのハウスドラマーとして神のようなクリステンセンも71さいの老齢には勝ててない。CDではおそらく集中した演奏意識で相当期待できるけれども、ライブとなると、どうもクリステンセンがついてゆけてない。ヤコブ・ブロというギタリストも、強い演奏家たちの間合いに漂ってナンボという特質であるものか、畢竟、演奏はモーガンの力量にかかってきてしまう。モーガンが独走するわけではない。
モーガンは、ヤク中になっていたエヴァンスにいらだっていたスコット・ラファロ、とまでは言わないまでも、ずっと責任を取らされているような心境であったことだろう。
ヤコブ・ブロというのはそういうギタリストであり、クリステンセンは二人の演奏が聴こえていないようでもあるしモチアンの代役にもなれなかったのだ。
とはいえ、タイム感覚が漂うこのトリオの特質は、静かにバラッド然として燃焼し続けた。ステージは75分一本勝負、クリステンセンの体力を配慮してだろうか。アンコールはブロとモーガンの二人。
夢のようなトリオのライブは、夢の中のようだった。
クリステンセンを観るのははじめてだった。15年ほど前に、ラルフ・タウナーに向かってソルスティスまた演っておくれよとねだったおいらだったが。クリステンセンにはシー・カルテットの名演への感謝も伝えたかった。すべてのあなたの演奏を聴いて尊敬し続けていました、なんて、今さら言えないよ。若いECMファンがヴィトウスのファーストミーティングにサインをリクエストしていた。神野さんはクリステンセンに何を話したのだろう、マイソングが愛聴盤だとか言うんでないぞ、クリステンセンは小さなおじいちゃんになっていてお疲れなんだから。
練馬に帰ってきて、遠くに見える東京タワー。今夜は東京にクリステンセンは泊まっている。
田園調布からバスに乗る。街角を曲がると、新しい時間が流れている。友だちとバスに乗って話す。あれはおれのものだ!おれは友だち以上になる!即興もコンポジションもできてアンサンブルも調達できてポップスの心得もある。急行に飛び乗るのに、駆けることができない。あれー、おれはこないだまでものすごく早く走れたんだ、はたちのエグザイルみたいな逃走する万引犯を捕まえていた、足が地面に着いていないくらいに飛ぶように走れた!地に足が着いていない人生なのは変わらないけどさ。
なぎらさんのジャズザニューチャプターの盛り上がりに便乗してか、エレキングから『プログレッシブ・ジャズ』なる本が上梓されている。ここでもフライング・ロータスが大きく扱われているけれど、おいらの耳にはフライング・ロータスは豪華なラーメン以上の感興がわかないでいる。
細田成嗣さんというライターのページ、2010年代即興演奏家カタログ、には、ルシオ・カペーセ、マグダ・マヤス、笹島裕樹という福島恵一さん(と、おいら)しか激賞していないアーティストが掲載されている。益子さんに教わって今回JazzTokyoCDレビュー2番目に入れたメアリー・ハルヴァーソン盤のケヴィン・シェアまでも。
Tokumaru Jumei : "Onoe no Matsu" 「尾上の松」 ■


2014年10月03日(金) |
「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」 |

勝鬨橋のトリトンスクエア。
Mark Hollisって、Talk Talkのひとなのですねー。Talk Talkはラパポートさんのコラム『じゃずじゃ』で知って追ったっけ、
「ゴロワーズを吸ったことがあるかい」 かまやつひろし YouTubeには再演やカバーしか転がっていない。大ヒットシングル「我が良き友よ」のB面だった。80年にフクシが編集カセットに入れてくれて、知った曲。53になって、改めて歌詞と歌声を味わうと、さー。
「そうさ、何かに凝らなくてはダメだー、狂ったように凝れば凝るほど、きみは一人の人間として、しあわせな道をー、歩いているだろおー」
しかし、名曲だなー。
くりかえしトラック聴きも、CD集めも、ECMレビューも、レンアイ事も、自転車乗りも、東京都23区踏破ルートも、
深夜の世田谷区の「経堂赤堤通り団地」五差路のファミマ。 深夜の中央区のファミマ八丁堀店の横の一通。 深夜の品川区セブンーイレブン北品川八ツ山通り店向かいの運河隠しの公園。
これがベスト3かなあ。何の?
資本主義の終焉と歴史の危機 (集英社新書)水野和夫著、ベストセラーだね。
逆説のアベノミクス 2014年10月2日 田中 宇 ■ この回の記事は無料閲覧できる。
これはもうECM聴き始めた頃のヘヴィロテ盤でした。 偏愛ベストに入れるのすっかり忘れてたー。 Steve Swallow - Some echoes ■
Kenny Wheeler - mai we go round ■
Flying Lotus - You're Dead [Full Album] ■
秘密基地来来記念編集CDR『wellcomehome 1st issue』選曲リスト 01.Comeco ~ Acredite Ou Nao『joao marcello boscoli & cia』 joao marcello boscoli & cia 02 Soundiata 『authenticite the syliphone years』 Keletigui et ses Tambourinis 03 Notendachi:What Shall I Do『バオバブの木からの贈り物』 zawose family 04 Impian Semalam 『インドネシア音楽歴史物語』 IRAMA SPECIAL TRIO(vo. RATNA & ADI) 05 Por Equivocacion『Por Equivocacion』 Virginia Lopez 06 bruca manigua 『Quindenbo』 Arsenio Rodriguez 07 Ginou 『Pure Gold』 Mini All Stars 08 それはスポットライトではない『夜』 浅川マキ 09 ゴロワーズを吸ったことがあるかい『あゝ、我が良き友よ』 かまやつひろし 10 Notteliten 『Min Bul』 Min Bul:Terje Rypdal/g,sax Bjornar Andresen/b Espen Rud/ds 11 Balla et ses Balladins 『authenticite the syliphone years』 Diaraby 12 dragonfly『dragonfly』 huong thanh 13 ユカ 『one summerheim』 にかさや:二階堂和美&さや(テニスコーツ) 14 春の丘『記憶の運河』 小山景子 15 Beyond The Flames『野百合』 宮沢昭 渋谷毅 16 おもい 『大滝詠一ファーストアルバムカバー集』 湯川潮音 17 La Rupture Chez Prokoch『Bandes Originales des Films de Jean-Luc GODARD』 Georges Delerue 18 Capri『Bandes Originales des Films de Jean-Luc GODARD』 Georges Delerue> >


2014年10月02日(木) |
ヴィーナスフォートのニトリ |

Luz Do Sol 渋谷毅(pf),平田王子(vo,g) 10月 5日 (日), 午後7:30 ~ 午後9:30 @喫茶茶会記 \3000
あれれ、あまり宣伝にちからを入れていないのね、 このライブは行かないとー。

あ、今日は3日(金)だった。
晴れて暑い一日。お台場ヴィーナスフォートのニトリで、運転手控え室での仮眠用の掛け布団とソバガラ枕を買ってくる。
観覧車とのカラフルな対比と大きさに圧倒される。写メでは伝わらないかなあ。
ビートルズのマジカルミステリーツアーを爆音でかけながら品川からトリトンスクエア秋葉原日本橋門前仲町が気持ちいい。
ブルージェイウェイ ■
この、ドラミングのズレズレ感覚ってのは、中学生で耳にセットアップされていたのかな。すごい革新的な気がしてきた。
ついこないだまでドンキの店舗を中心にマッピングされていた首都圏の地図意識が、ここ数ヶ月で出来上がってきた新しい道路たちによる遊園地のような別世界に降りてきたように感じられる。転職するって、転生みたいかな。
パソコン修理が終わったというので霞ヶ関~高井戸~環八北上。10月に入ると残業が少ないスケジュールに。9月は104時間も残業したものな。
PC起動して真っ先に聴くのはアムステルダムメモリースペース。おおお、いい音じゃあ。
2014年10月01日(水) |
Windmill Tilter |

Kenny Wheeler
84だったのですか、それでヤコブブロとのセッションに顔を出していたのは『Bro / Knak』82くらいかな。ブロはポールブレイまで呼んでこのセッションに収めているのだから、相当な大物たらしだ。
ホイーラーを最初に聴いたのはディアワンとヌーハイかな。アジムスはそれはもうECMファンにとても人気があって、おれは涼しい顔してた。ノーマウィンストンはサムホエアコールドラブが出てそれを決定打とした。
スポンテニアスミュージックアンサンブルにホイーラーの名前があって、そういうインプロシーン創成期にお付き合いがあったのだなあ、とは思うものの、インプロヴァイザーとして焦点は当たらないなあと考えていた。
ミュージックフォーラージアンドスモールアンサンブルが出たとき、これを演りたかったのだな、この彼にしか出せない響きの陶酔なのだな、厚みと優雅さなのだな、と、うっとりとした。やっぱインプロ奏者じゃないや。
そして、在籍していたジョン・ダンクワース・オーケストラを指揮して制作した1969年発表の初リーダー・アルバム『Windmill Tilter The Story Of Don Quixote』を聴くと、なあんだ、最初っからホイーラーはホイーラーだった、この響きの陶酔は同じなのに驚いた。
Evan ParkerElectro-Acoustic Ensemble にホイーラーが参加した記事かニュースがあった記憶があるけど、あれ?あれ?
福島恵一さんが、即興シーンは当初から音響を問題にしていた、と、考証したとき、ああそうか、ホイーラーはそういう存在として最初から響いていて、今もElectro-Acoustic Ensembleに要請があるのだな、Lawrence Casserley と等価なのだなと、納得した。それまで、インプロを瞬間的な運動体そのものとして、だけに限定して受信していたのだった。
エンジェルソングも好きだ。ジャズ耳では、演奏運動性能に衰えが見えるコニッツに評価を下げる向きもあるけれど、ここでは浮遊と響きとクールジャズの感覚を主軸にしておかないと。こんにゃくギター、フリーゼルの歴史的な価値。
福島恵一さんのブログにホイーラーの追悼記事。「煮え切らない優しさ」、この表現がツボだわ、で、紹介されたトラックの存在におののく。
10月2日(木) JAKOB BRO TRIO [ Jakob Bro(g), Jon Christensen(ds), Thomas Morgan(b) ] @蔭凉寺
http://moderado.jugem.jp/?eid=303
岡山まで行くぞー!世が世であればね。
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