Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2014年08月28日(木) |
詩人の蜂飼耳の好きな音楽 |
オフィチウム2の内ジャケにあった画像。ラストにいい曲、朗読?があった気がする。図書館に返却してしまった。またの出会いに。
かなみんの結婚式引き出物は老眼鏡2.0にしたのだった。 似合うかな。
虎ノ門に来てからは、中央区八丁堀を中心にランチタイムを楽しむ日々ではなくて、お弁当。
このところ続いているのは、長ネギを一本シャキシャキ切ってたまご2個にからめて、たまご焼き。ネギ多すぎるだろ!自分でツッコミ。
こないだ制作中のこいちんを連れて茅場町たかねで天ザル大盛り食わせたが、なすびの炒めもので自炊するのも楽しいよな!と、食べながら言いあう。帰りにセブンで降ろして、おこずかい800円あげる。笑。煙草とドリンク代だよ。
一気に15度も気温が下がる。
デイブホランドクインテットライブアットバードランドECM?だっけ、2CD、港区みなと図書館。聴く。抑制の効いた制約の中での、白い焔のようなアスリート感覚の弓なり。01年11月録音。03年リリース。
訳者あとがき 朝、起きて、iTunesで音楽をかける。現在私のiTunesには一万三七二九曲入っている。これだけあると、まずどれを聴くか、自分では決められないのでシャッフル機能を使う。最初にかかったのは、ピーター・ポール&マリーの『五◯◯マイル』だった。次がグレン・グールドの弾くモーツァルトのピアノソナタ、その次がサザンオールスターズの『メロディ』、さらに次がザ・ビーチ・ボーイズの『キャロライン・ノー』、そして次がルイ・アームストロングの『君にこそ心ときめく』… (音楽の進化史 訳者 夏目大)
だめだめだめ、これでは耳の特質を捜査できないではないか。ー
なにか雑誌の記事で、詩人の蜂飼耳の好きな音楽にセンスを感じたことがあって、それで図書館で蜂飼耳の詩集をチェックしたら、カルチャーショック受けたみたいだった。
その詩に。近年の特大な才能ではないだろうか。谷川俊太郎や吉増剛造以降・・・わはは、大雑把ですいません。
どの記事だったかな。
2014年08月27日(水) |
Jazz Tokyo 主幹、悠雅彦先生 |
Jazz Tokyo 主幹、悠雅彦先生。
悠さんのラジオの声をきいてジャズの新譜を聴いていた30代だったから、いまだにお会いしてお声をきくとドキドキしてしまう。
4月に出たレコード本でホワイノットレーベルがまとめられていた。
世界に先駆けてエアーを録音しリリースしたのがホワイノットだったとまでは知らなかった。
すごいよな、若きヘンリー・スレッギルを悠先生は見抜いていたんだぜ!
ぼくや原田正夫兄さんがスレッギルに衝撃を受けたのは82年だったけれど、それだって自慢できるくらいに早いんだが。
モチアン、パーカー、スレッギルを現代ジャズシーンの3巨匠だと断じたのは、タダマスを始めた頃のおれ。おれはそれを97年頃から確信を持ってジャズリスナーをやっていたけれど断言まではできる自信がなかった。
ぼくが言う現代ジャズシーンというのは偏っているらしい。
そのような視界をどのジャーナリズムも示していないからだろうけれど、ミュージシャンたちからの演奏に潜んだ交感のありようだけに耳をすませば、明白なのにな。
『木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったか』ではないけれど、知るひとは知る。
それにしても、モテモテ、イケイケだった頃の若き悠さん。もみあげが素敵だ。
みんなのうたでエグザイルアツシが歌う桜の季節
サインホさんが投稿していた副島さんとのツーショット。若い、かわいい、いいやつ。
新宿のらんぶる地下へ、音楽サイトJazz Tokyo打ち合わせに出かける。 副編集長に就いて、ジャズ系のライブ・レビューを中心にやることになりました。やりたくないことはやらないというわがままなままに。
ジューダス・プリースト(Judas Priest)のロブ・ハルフォード(Rob Halford)が「俺の人生を変えた10枚のアルバム」を発表。英国の音楽と楽器のサイトMusicRadar企画
The Jimi Hendrix Experience - Electric Ladyland (1968) Cream - Disraeli Gears (1967) The Beatles - Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (1967) Led Zeppelin - Led Zeppelin II (1969) David Bowie - The Rise And Fall Of Ziggy Stardust And The Spiders From Mars (1972) King Crimson - In The Court Of The Crimson King (1969) The Rolling Stones - Get Yer Ya-Ya's Out (1970) John Mayall - Blues From Laurel Canyon (1968) Alice Cooper - Billion Dollar Babies (1973) Queen - Queen (1973)
でもこの個性の感じられない名盤ラインってなんだかなー
Jon Appleton - TIME SQUARE TIMES TEN ■
The Next Event (from "Dawn" Double Image, ECM 1146) ■
90年代に2枚のアルバムを残した、Suddenly Tammy! のベス・ソレンティーノがまだ活動していて、カート・ベッチャー作品集を出すなんて予想外。(さいとさん) "would you like to go" beth sorrentino ■
2014年08月23日(土) |
You Tubeにある特徴的なギレルモEブラウン |
月光茶房。あ、CDの写真しか撮らなかったー。
虎ノ門から三田の慶応大学正門、麻布中高、外苑西通り。
明日はFttariで津田貴司ソロ、笹島裕樹ソロ、スティルライフ(津田貴司 + 笹島裕樹)なのだが、任務で行けない。
ブルーノートのサムシングエルスがかかる。じつに文法通りのジャズ演奏に聴こえる。いきなり山なりのスローボールに唖然とするバッターの風情か。え?見逃し三振?
Farmers By Nature ライブ2CD。テイボーン、パーカー、クリーヴァー。こいつら別格だ。
新生児のふくらんだおなか。保育園児の鼻のあたまのひっかき傷。一年生の笑い声。泥だらけの運動靴。壊れたテニスラケット。千葉大理学部の生物の過去問。アジカンのチケット。ミスチル911横浜国際競技場アリーナのチケット。春日町6丁目の街灯。(20040819)
マンションとファミマに照らされた田柄通りを渡ってアイスコーヒーをカラカラ鳴らす。
Satoko Fujii Trio @ The Stone 8-21-13 1/2 ■
あなたの誕生日は珍しいのかも!画像で見る日本人の誕生日多い順ランキング ■ おれ77位、きよりん119位、こいちん196位。かなみん304位。おきぼう308位。みみまん331位。 年末年始とGWは促進剤使って避けてるな。7〜9月生まれ多し。 一番多いのは12月22日生まれー。
マシュー・シップが新しいジャズとしてブルー・シルーズを試行していて『Nu Bop』を呈示したのは2002年だったでしょう?この作品の新しい感触の手柄は、タイコのギレルモEブラウンで、ピアニストとしてのマシュー・シップの評価は別。
You Tubeにある特徴的なギレルモEブラウン。 DJ Spooky / Matthew Shipp / William Parker / Guillermo Brown - New-York Bobigny Live (2003) ■
00年代の試行のひとつとして、これはあったわけで、人力ドラムンベースな新しさなんてのはちっとも新しく感じなれない。
00年以前に坪口昌恭と菊池成孔が自動変奏シーケンスソフト「M」使ってたし。話はチガウけど。
リズムの新味なんてのは、たとえばここでのウイリアム・パーカーの強靭にうねるベースのありようがあってこそのハナシである。
つまり、出す音のフォームではなく、タイム感覚の重心をやりとりするようなインプロヴァイズの力量に、ジャズの成否はかかっている、のである。
ジャズはインプロヴァイズの力量なのだ。
メロディーと即興、スタンダードとオリジナル、といったオジサンたちの論争?は、わたしの世代に言わせれば「同じ」だということであり、どうでもいいことなのだ。
FARMERS BY NATURE: Gerald Cleaver • William Parker • Craig Taborn Love and Ghosts ..AUM089/90
このCDの話になる前に、今日はおやすみ。
2014年08月22日(金) |
『美の侵犯 蕪村×西洋美術』北川健次 2014 |
『美の侵犯 蕪村×西洋美術』北川健次 2014 とても繋がらない物事が、史実と想像によって動かし難い感覚的同一を響かせる。稀有な書。
2日間お弁当にしたのだ、420円の茅場町十割そば、温泉卵、大根おろし、ねぎ、わかめ、わさび、天かすを食べてもいいではないか。
Jazz誌編集長杉田誠一がジャズを「変わり続ける同じもの」と見事なフレーズにしたのだ。
The Song Remains The Same / Led Zeppelin をふと思う。
“彼らは「ズレ」を最終的な生産物としてだけ欲しているのではなく、アンサンブルの生理として獲得しようとしている。そして、ここで無防備にも口を滑らせてしまえば、私はそのような緊密な交感を通じて、フライトしながら軌道を自在に修正していくアンサンブルの生成を(そこには後で見るように2種類の側面があるのだが)、今日を生き延び明日に向かって歩み続ける「新たなジャズ」の本質と見なしている。”(福島恵一) ■
どの瞬間に動かし難い一撃をくらわせるか、とか、同時多発想定外とか(なんだそれ笑)、
丘山万里子さんは「音に対してはそのつど、そのつど、初めまして、の気分で、演奏の比較分析といった聴取からは遠かった。」と書く。 ■
クラシックのコンサートレビューをしはじめた頃、「コンサートの曲を図書館でCD借りたりして予習できてないやー」と言うと、丘山さんは「予断なく聴ける今のたださんこそ、が、価値じゃない?」と意識を拓いてくれた。
福島さんがユリシーズのビートルズ論で、初めてビートルズを聴くように聴くことへの示唆を残していたのが印象的だった。
人が演奏しているとは聴いていないことの可能性や、洋楽のヒット曲をインプロやフィーレコの耳で聴いてしまう視界とか、
「むちゃくちゃ、嫌いだった音もいつかなじむときもある!」中原寧 ■
「ブルーノート・レコードのヒット作を聴きかじっただけでジャズを論ずるなど生意気の限りだ。なぜならばジャズとはデューク・エリントンやチャーリー・パーカーの如きを言い、エリントンもパーカーもブルーノートには一切レコーディングしていないからである。」中原寧 ■
どんどん、話がわからなくなってゆく。
どこに辿り着いてしまったとしても、あとで後悔するような一瞬を持たないで歩んだのならば、そこはぼくだけの場所なのだ。
中目黒から表参道をすっとばして新橋、銀座を抜けて、茅場町の裏路地まで、十割そばを食べに。
420円は持っている。19時過ぎればパーキングメーターの四角は無料駐車場、意外と知らないひとがいる。
今週末の三善晃のオペラ『遠い帆』へは行けないけれど、NHKで収録して放送してくれるかなあ。
こないだのドゥダメル指揮ベルリン・フィル、良かったよね。
2014年08月20日(水) |
0:22〜34までの12秒間に三善晃が |
なんていうか、投げ出しとして、相手を困らせて、ほくそえんで、こないだの意趣返しにしか見えないのだな。「もう、このまま死んじゃう」なんてカレシに叫んで、「何でもするよ、だから思いとどまって」とカレシはいちおうは言うわな、そしたら「結婚式はこうこうじゃなきゃイヤよ」と言い出すような女性の図式ではないのか。ねえ、女々しいと思わない?「おれはオトコらしく」なんてフレーズを使うひとに限って、さ。おのれの小さな虚栄や利益のために、相手の負担とか心労とかを考えないでいる人たちというのは、ガツンと言ってやらなきゃ。そんなだったのさ、ひどいメールでごめんよ。
金沢を愛した指揮者 岩城宏之 (3/3) ■
0:22〜34までの12秒間に三善晃が喋っている映像が。 その視線、眼光、言葉の間合いと逡巡、表情、笑顔・・・ この12秒間に「レクイエム」から「海の日記帳」までの全てがあるように思います。
六本木ヒルズで、お殿様を待つ。
帰りにドンキに寄って、美味しいトマトとトイレットペーパーと、パパの時計の電池交換。「この宝石時計、リューズが壊れてしまっています、もったいないけど」。
たださん、戻ってきてくれたんだ!え?チガウの?なあんだー。教師志望の若い薬剤師。
あそこの醤油の前にいる坊主狩りの兄ちゃん、たぶん酒パクるぞ、目を見ていらっしゃいませと言いに行け。
見るたびに物思う、運転手控え室の地図。
音楽都市・金沢はアジアの中心なのだ。
花子とアン、毎日見る。
全国のお小さい方々、ごきげんよう。タガララジオのお時間です。
今日はメアリー・ハルヴァーソンお姉さんの、お歌でノケゾッテみたいと思います。もちろん伴奏はメアリー姉さんのキーが外れたような独自のラインで、って、ああそれは弾き語りというんですか?はい、それでいいです。
2014年08月18日(月) |
これだけ動いてる。過去30年で音楽の聴き方がどう変化したか、1つの円グラフで |
いつかまた食べたいな、浅草キッチンヨシカミのビーフシチューとオムライス。
食べたい食べたい食べたい!
次男のタブレットみてたら欲しくなって、softbankからauに乗り換えてMacAirタブレットを入手。
ううむ、FaceBookもカーナビもメール受信もエンピツ日記文字入力もできるが、 Wordファイルの入力編集はできないぞ、どうやってやるんかのー。
「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」津田貴司 農民芸術概論綱要 宮沢賢治 ■
たまには欧州フリーもいいね。石畳の歴史の滋養によって支えられている質感。 ICP Orchestra: East Of The Sun, West Of The Moon (Brooks Bowman, arr. Michael Moore) ■
ひと聴き惚れ。 Songs: Ohia - Farewell Transmission ■
「2010年以降のベスト・ソング TOP200」を米サイトPitchforkが発表 ■
昔Pop-Ind’s界隈で話題になってたバンド。 P・マッカートニ〜クイーン直系なコーラスを聴かせてくれます。あるいはMoon Safariに先行すること何年か…という。New Trollsを聴いているうちこの曲に繋がったので、忘れないうち貼っておきますw 斎藤直樹
Münchener Freiheit: Keeping The Dream Alive ■
Mary Halvorson Kenny Millions Kyle Molt Steve Bristol Rat Bastard @ Miami ■
"Attic" by Myra Melford from "Life Carries Me This Way" ■
Mary Halvorson Trio - Nattjazz Live ■
Tomasz Stanko, New York Quartet - NattjazzLive ■ TOMASZ STANKO trompet plays at Bergen jazzfestival, Norway – DAVID VIRELLES piano - THOMAS MORGAN bass - GERALD CLEAVER drums
「これだけ動いてる。過去30年で音楽の聴き方がどう変化したか、1つの円グラフで軌跡を振り返ってみると…」 ■ CDが売れてたのは2003年までだね、おれも買ってたのはそれくらいがピークだったかも。
2014年08月17日(日) |
夭折したイギリスのピアニスト、テレンス・ジャッド |
夭折したイギリスのピアニスト、テレンス・ジャッドを齋藤愼爾本で知る。
Terence Judd Plays Barber Scherzo & Fugue from Sonata for Piano-1977- Live ■
こ、これは・・・。
10分うたた寝が得意。
岡田暁生 Akeo Okada
どんな夢をみた?
16日は、栃木県の佐久山納涼花火大会、大田原温泉。
家族ケータイ代、27995円、支払い忘れてた。所持金底をつく。2千円で22日まで。今月の赤字4万6千円。お弁当持参、ペットボトル麦茶。図書館CDとラジオとNHK音楽番組録画があれば、とりあえず。
北海道へはパパの納骨を妹に頼んたのだった。みなさん、ありがとうございました。
2014年08月15日(金) |
齋藤愼爾著『偏愛的名曲事典<文学と音楽の婚姻>』 |
浜松勤務できる車夫仲間求む。まじめで安全運転できれば65才まで採用。
今日、終戦から69年目の夏を迎えました。 全国戦没者追悼式。
昭夫アニキと虎ノ門、新橋、赤坂、原宿、八幡山、光が丘で大盛軒ラーメンと餃子。ごち。
来週は激務シフトだ。土曜も休日出勤。日曜はJT編集会議。
アンドレ・メーマリは、小石川図書館で借りて聴いて惹かれたピアニストだ。ファーストがジスモンチがプロデュースに関わっているというのにも驚き、そして納得し。そんなところへ編集CDRの盟友ホソダさんも、メーマリに注目していたのだった。
Maria Bethânia - Meus Quintais (cd completo) ■
マリア・ベターニャの新譜でピアノを弾いているのがアンドレ・メーマリ。
齋藤愼爾著『偏愛的名曲事典<文学と音楽の婚姻>』(三一書房)1994 じつにタガララジオの理想だと言いたいくらいの僭越思い上がりは置いといて。
三善晃『海の日記帳』が紹介されている。子どもへのこの上ない教則本、贈り物というのはそのとおりなのだけれど、おれはもっと根源的な三善の視座を感じる。ピアノを成り立たせている西洋音楽の土壌をすら、透明化させる響きのアラベスクではないのか。聴いてみたまえ、童心にかえるとか子どもの視界でという優美さではないよ、うまく言えないけれど。
齋藤愼爾さんは1963年に深夜叢書社を設立した人だが、現在75歳の彼はどんな音楽を聴き考えごとをしていることだろう。このひとにコラムを発注したいなあ。
小金井の南向きの二階の部屋から、はけの道を見下ろした見晴らしには遠くには東京競馬場、多磨霊園、東八道路交差点のすかいらーく、多摩川河岸、よみうりランド。拡がった空間に遠くでゴオオとグライダーが飛んでいた。そのグライダーの響きは、20数年後にカフェズミで座間さんがかけてくれたマイケルピサロの幸福な7月生まれのニセコアンヌプリと符牒させて、創刊されたユリシーズの待望福島恵一ディスクレビューの初回一枚目もマイケルピサロだったものだから、ぼくはそういうふうに導かれるのであった。そういえば10数年前に清水俊彦福島恵一にあこがれるけどそういうふうに書けないと言ったら、たださんのままでいいんじゃない?と女神のような一言で、きよちゃんへの愛に満ちたロヴァの耳は生まれたのだね。男の子は女の子に導かれるように実はできている。たおちゃんの一言で今の仕事にありついたのだし。ドンキの府中店に見習いクレーム対応時給800円の早朝にのりまきおにぎり作ってくれたなあちゃんの薄い塩味の想い出。
グライダーの音だなんて、ちゃう、ありはヘリコプターの音だよ。
なあんだ。
2014年08月14日(木) |
日本の空襲 全10巻 復刻版 三 |
ジェラルド・グローマー『瞽女うた』(岩波新書、2014年) 『日本の空襲 全10巻 復刻版 三 東京』松浦総三・早乙女勝元・今井清一(三省堂)
空襲は人体実験だった。劫火は鉄の扉を溶かした。炎は酸欠と牛馬を吹き上げる暴風。橋を歩くとパリパリ無数の音。下駄の前がねだけが焼け残って敷き詰められていた。
藤木さん推奨トラック Witchi-Tai-To OREGON ■
「思い出のマーニー」劇場本予告映像 ■
りんご1こ198円を迷ったり。
エンタクシー誌 絓秀実(すが ひでみ)の時評が目ウロコ。日中共同軍事演習(リムパック)。
昭夫アニキとの新橋ラーメンツアードライブ用CDR。
『0815 2014』
01 あなたのとりこ / Sylvie Vartan 1964 02 恋のハレルヤ / 黛ジュン 1967 03 うそ / 中条きよし 1974 04 逢いたくて逢いたくて / 園まり 1966 05 真夏の出来事 / 平山三紀 1971 06 愛の願い(P-1966) Love Me, Please Love Me / ミッシェル・ポルナレフ 07 シェリーに口づけ(P-1969) Tout, Tout Pour Ma Cherie / ミッシェル・ポルナレフ 08 愛の休日(P-1972) Holidays / ミッシェル・ポルナレフ 09 花・太陽・雨 / PYG 10 もどらない日々 / PYG 11 TSUNAMI / 菅原洋一 12 流星ビバップ / 小沢健二 13 Octopus's Garden / The Beatles 14 Girls On The Beach / The Beach Boys 15 Order Of The Universe - I) Order Theme, II) Rock Gives Courage, III) It's So Hard To Grow, Iv) The Universe / Anderson Bruford Wakeman Howe
2014年08月12日(火) |
浅草浅草寺あさくさせんそうじ |
浅草浅草寺あさくさせんそうじ境内、夏の夜中。
毎年夏は Jazz Tokyo 8月号お休みのようで。
これだけ非系統的に音楽に接してきたのだから、今さら興味も無いジャズを聴くわけにはゆかないな。
タダマスで聴いている現代ジャズのラインは、海外のミュージシャンたちが視ている最先端ラインと、「図らずも」一致していることが、ぼくらの勇気の根源だ。
Jazz Tokyoでクラシックのコンサート通いレビューでハインツ・ホリガーやアンドラーシュ・シフやチョン・ミョンフンや鈴木俊哉や藤村美穂子の図抜けた存在感に気付かされて、「図らずも」ECMアイヒャーの耳の所在と重なっていたことも。
Jazz Tokyoには恩義があることは確かだ。タガララジオ以外に、何が興味持てるだろう?と、そもそもCDレビューコーナーなんか要らないと思っているけれど、存続させるというのなら、CDレビューコーナーのアタマ3枚固定、多田セレクト&レビューを定位置にすることが、譲歩できる条件ではないかと思考する。
「フリッパーズ・ギター、デビュー20周年に寄せて。」 ■
「ブルーハーツとフリッパーズ・ギターのファン=『部族』は、ほとんど重なっていないと思われる。」って、おいら的には正しい認識のように思われる。それ以降の論旨は、正しい。
2014年08月11日(月) |
ジブリ映画『思い出のマーニー』 |
ディスったりしたら、こちらが傷付くんだ、だから暴れるんだ、と、祖父は言う。
Fine On The Outside / プリシラ・アーン スタジオジブリ映画『思い出のマーニー』主題歌 ■
ジブリアニメ『思い出のマーニー』、観たよ。
北海道の夏の駅のホームの色彩が見事に描かれていたのに、とても感動。
なんか手ごたえのない展開だなあ、と、観ていたけれど、ラストの10分で涙が止まらなくなった。
いやあ、泣く、なんて、そうそうない、と言いながらいつも寅さんで泣くくらいだが。
なにかがわかって、どこかにスイッチがはいって、思い出すのは。
砂川で生まれて、父親の転勤で6さいから14さいまで函館に住んだ。夏休みと冬休みは両親の故郷でもある砂川に帰省した。父親の実家でも母親の実家でも、集まって宴会をした。アニメ『サマー・ウォーズ』みたい。砂川はあこがれと郷愁の街だった。
帰省が終わると、特急列車が停まる滝川へ行ってボックスの指定席に座る。
列車が発車して、朝の砂川の街をスピードをあげて通り過ぎてゆく。
母親の実家が函館本線の線路から見える。
祖父を中心に一族が十数人、記念撮影のように並んでいて、大きく列車に向かって手を振っている。ほんのコンマ数秒通り過ぎて、夏が終わる。
その光景を眺めていた両親も、その光景を構成していた親族たちの一部も、50年ちかく経ってしまうと、光景の粒子になっていた。
2014年08月08日(金) |
TRIPLANE(トライプレイン)の「ライナーノーツ」 |
Led Zeppelin - In My Time of Dying ■
曲名とは関係なしに、このサウンドように今週の日々は過ぎました。麻布とか赤坂とか芝公園とか、知らない土地に単身赴任しているみたい。喫煙所が炎天下で遠いので本数減ります。
きよりんをお迎えに新宿美術学院にクルマを着けるが、初台に移転していたのか。高2なのに浪人生と混じって上位にランクされたというので、浅草のいつもの中華へ。
それにしてもツェッペリンは気合いが出るなあ。
Jazz Tokyoの副島さん追悼記事■を読む。 杉田誠一、Our Jazz、決別。反権力?知らんがな。 横井さんの文章で、本田珠也の優勝が記されている。
本田珠也はすごい。On the move■の頃に聴いて、モノが違うとわかった。ラパポートさんが主催するライブに本田珠也の名を見るような気がするのはさすがとも思う、けれど、ファーマットがパワー・ジャズ/インプロ系なのはあまり出かけないんだよなあ。
タダマスで益子さんがセレクトする新しいブルーノート系アーティストは、やはりシーンをリサーチしている視点があって、得難いもの。ポップサイドだの、ダークサイドだの揶揄してしまっているけれど。
ERIMAJ @ Fasching Jazz Club, Stockholm ■
Erimaj - Black Super Hero Theme Song ■
TRIPLANE(トライプレイン)の「ライナーノーツ」をラジオで知る。 ■ この曲はミスチルにしか聴こえない仕上がり。全員北海道出身のバンドなのかー。 新鮮な感触がある。けれど、入り込めない。
平沢進−華の影 ■
『音楽の進化史』(河出書房新社)■ ビートルズの登場は、クラシック音楽のリサイクルで、クラシック音楽の救世主だった、当のクラシック音楽の十二音技法やトータルセリエリズムで誰にも親しまれていない。そういう言い方もある。 ロックは、ジャズのチャーリー・クリスチャンのギター革新に芽がある。
2014年08月07日(木) |
カツオノカンムリたち |
カツオノカンムリたちの美しい海辺。FBでひろった。
京都のイタマキさん宅お店が火事に遭ったようだ。お見舞い申し上げます。ご家族がみなさん無事であったことがなにより。
こないだホソダさんからいただいた音楽新書に、タガララジオがかすんでしまう衝撃を受ける。
黛ジュンは素晴らしいのさ。幼稚園に通いはじめた5さいのおれは、砂川の当時国道に面していた場所にあった中央バスターミナルが人々で混雑している中で、黛ジュンがかわいいんだと主張していた。
今の砂川は、ほかの地方都市同様かそれ以上に、人々が出歩いていない。
井谷享志さんのパーカッションソロ作、これはすごいや。演奏している意識のありようが凄い。サウンドに現れている。謎を追いかけ続けている。少しでもかする評文を書きたいな。
昔の記憶…お盆の墓参りの日は、親父は4時前には工場を閉めて、マイクロバスに軽油を入れにスタンドに走るんだ。戻ってきて多田家総員、清志、勝子、義雄、みゆき、基、光江、俊夫、安子、雅範、有希を乗せて発車。浦野本家に向かい総員乗車、浦野分家で総員乗車。吉野墓地へ向かう道中は、それはそれは賑やかであり。現着するとめいめいのご先祖様に手を合わせ、俺とマーちゃん叔父さんはキリギリス取りに夢中で。そっと風下から近づいてヤツの後ろから羽を掴むんだとレクチャーされたんだよね。当時、マイクロバスで墓参りするなんて、ウチの一派しか居なかったなぁ〜。今思えばビューだった(笑)覚えているかいマーヤン。あの夏から何十回目かのお盆を迎えますね。
マーちゃん叔父さんの名前は、長女かなみんのダンナ様と同じ。
きよりんが美術の夏期講習に上京している。明日は荷物が重いからとお迎えの要請。
車夫のおいどんとしては、お殿様が夕刻以降お出かけにならないことを祈るばかり。
嫁さんの連れ子の男の子を殴って暴言吐いて自殺させた父親の事件とかゼンショーすき家の労務問題とか。
JazzTokyo稲岡親分の声をきく。なんだ、おれの仕事知ってるのかえ。ケータイPCを貸与してくれ。がんばろうぜ、おやじ。
仲間由紀江いいな、連ドラNHK花子とアン観てるう。よ。 高梨臨かわい、お昼のスタジオパークこんにちはまで観てる。なんなん、テレビ漬け。
ラジオを聴けば、
2014年08月04日(月) |
タガララジオ46更新 |
及川さん、アイヒャー、稲岡さん。 ダークインターバル録音時。ダークインターバルはよくわからない作品だ。ごめん。
連日暑いが、みなのもの、おたっしゃでやっております。
朝もはよから夜おそくまで、ご苦労な車夫稼業だけど、ここ、将門の首塚!、羽田空港の大鳥居!、それでねそれでね。
Jazz Tokyo に「はじめての音楽」を寄稿。 ■ これはいい企画だわ。友だちみんなの、知りたい。何か、初心にかえるような面持ちになるんだ。
藤井郷子さん、丘山さん、堀内さん、・・・みんな、伝わる作文。
まみちゃんに写真とお手紙を送った。中学校に送ってうまく届くだろうか。
ねみみにみず。 Jazz Tokyo 編集部に体制変更の動き。 稲岡さんにおんぶにだっこさせすぎてた。訂正:しすぎていた。
ぼくはタガララジオ46■を書くので、せいいっぱい。そしてそれは、生きがい。ぼくの痕跡。 最近ちょっと疾走速度が落ちているかもしれない。 羽生結弦。Stage of the ground / Bump of Chicken
丑年義兄弟昭夫アニキと10kg落とすぞ、に、向かわなければ。日曜に光が丘公園一周・・・徒歩。蜂飼耳の詩集を2冊、また借りてきた。こないだのタダマスに来ていた女の子は、三角みず紀、詩人。「詩はわからないけれど、蜂飼耳40の選曲センスと詩がいい」と話すと、「あー、蜂飼さんと午前中一緒でしたー」との反応。
たぶんね、現実界というのは。いろんな職場や業界の世界観を旅してきているけれど。音楽でぱっと意識が跳んで、言葉が不可思議に舞うことに比べたら。一流のサラリーマンたちが都心の吉野家でブロイラーなのを、ファミマで食料を間に合わせているぼくに嗤う資格は。
Tony Malaby's TAMARINDO with William Parker and Nasheet Waits ■
Rob Garcia 4 at Smalls - Lines in Impressions ■
2014年08月02日(土) |
『tadamasu 14 july 2014 編集CDR 』 |
タダマス14当日にわたしが持ち歩いていた編集CDR 『tadamasu 14 july 2014 編集CDR 』
01 #1 / Satomimagae 02 Down By The Riverside / Charlie Haden & Hank Jones 03 パッサリン / 平田王子 & 渋谷毅 04 When Face Gets Pale / Miroslav Vitous Group 05 Hey Pocky A-Way / The Meters 06 Kathy's Song / Simon & Garfunkel 07 Main Title 'Blow Up' / Herbie Hancock 08 ヤード / TOKYO No.1 SOUL SET 09 Light Flight / Pentangle from 『Basket of Light』 10 海の ゆりかご / 三善 晃 11 浜かぜ と 夜明け / 三善 晃 12 うつぼの 時計 / 三善 晃 13 Cuban Nightingale / Buddy Pipp's Highlifers 14 TSUNAMI / 菅原洋一 15 Ornithology / Paul Motian & The Electric Bebop Band 16 Souvenir / Orchestral Manoeuvres In The Dark 17 North Brazilian Ceremonial Hymn from 『Organic Music Society / Don Cherry』 1973
脱線でかかったサトミマガエが良かった、サトミマガエのCD注文したよ、と、歓びの声。
はやくCD買える生活になりたいな、タダマス選曲現代ジャズトラックを入れて、東名高速を走って高知県まで行きたい。
午前中のNHKを観ていたら、コーネリアスらしい子ども向け番組の音楽担当。続く番組では、小坂明子がインスト担当しているとは。
津田さんのFBより 『新井英夫さんのワークショップ「からだのなかにあそびをみつける」に参加した。 二十代初め頃、新井さんがかつてやっていた「電気曲馬団」という劇団を良く観に行ってた。「電気曲馬団」は、劇団といっても台詞があったり物語があったりするようなものではなく、チケットが色鉛筆だったり、野外劇で客席の前後から同時多発的にダンサーが出てきたり階段からビー玉をばらまいたり、実験的でおもしろかった。 その新井さんが体奏家となって野口体操のワークショップをされているのは知っていたが、今回二十数年ぶりの再会。ワークショップは、ぼくもその昔取り入れていた「寝にょろ」や「上体ぶらさがり」などの野口体操とコンタクトインプロヴィゼーションを組み合わせたもの。最近は週一回のヨガくらいしか身体を動かさないが、そうそうそうだった、と身体がいろいろ思い出すのだった。 WS後の話でも、あらためて自分が野口三千三先生の考え方に影響を受けていることにも気付いた。野口先生と音楽学者の小泉文夫さんが親友で、三木成夫も加えて「芸大の三奇人」と呼ばれていたという話はおもしろかった。参加者のみなさんの話もいろいろと共感できる有意義な時間だった。』
もっちゃんから、勝子おばさんの一周忌の法要をやるときいていた。義雄じいさんの23回忌、ミユキばあさんの13回忌も併せてやるとのこと。早朝の羽田空港で出かけるべきだが。建て替えた墓誌の画像。俊夫と操はコミュニストだったから戒名は入れずに西暦で彫っていたものだった。
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