Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2014年01月31日(金) 指揮者アンドレア・バッティストーニ




チケットが濡れているのわ風呂場でワイシャツにウタマロを塗り塗りして胸ポケットから出したから。えりの汚れは固形石鹸ウタマロが最強なのだよ。今までえりの汚れが取れなくなったらワイシャツ捨ててたわー。

サントリーホールへイタリアの若き超新星とも言われる指揮者アンドレア・バッティストーニを聴きに。

バーンスタインのシンフォニックダンス、スイングするジャズとの幸福な練り合わせ。

マーラーの第一番「巨人」。書体フォントの画数止めがことごとくキュートにマッチョに膨らんでいるような若さとイタリア性といったもの。イタリア未来派を生んだ明るくて残酷な徹底さは指揮にも現れている。

井上、ドゥダメル、ビエロフラーヴェク、らの、オケを跳躍させるのとはまた違う。地をはう


2014年01月29日(水) 福島恵一『木村充揮(憂歌団)と「逆襲のシャア」 − 第12回四谷音盤茶会リポート』




!すごく惹かれる…いつか撮影の謎を教えてください…

逆光のタダさん、謎は何もありません w
店のカウンターの中にいて、ふと見上げたら、天井にカウンターの上のステンレスのアイスペール (氷入れ) の反射光が。
あれ、きれいだなと思って撮ったのです。

うわあ、そうなんですか!夢の中の異次元空間くらいに感じておりますー

御意…ふとインダストリアルなサウンドが去来いたしまする…

大きな鉄球が落ちてくる〜。あ。オレ潰されちゃうかも。グシャ〜ン。
インダストリアルな死。中学生の頃から憧れる死に方です w

えええっ笑、ほんとに?…いつかのジェイミームーア盤に今変わりました…

「タダマス12」リポートで、RJ Miller盤について書いた「あり得ない不思議な光のもやが心霊現象のように移ろう」というのは、まさにこの写真のようなイメージです。オモチャな音の歩み/流れの中をふわふわと‥。(福島恵一)


左の部分を見ると天井だと判るのだが、もやもやした光の部分だけ見ていると直線状の山脈のような異次元空間に浮かぶ光にしか見えない。山岳写真の視線だ。


札幌白石区で小3女児が4日間行方不明のニュース、この寒いのに。心配してたら、コミュニストで看護婦の妹から電話。来週6日7日東京に来るという。にいちゃんは5日・6日の夜に東京駅近くのコットンクラブでアーロンパークストリオ&ピアノソロファーストセットレビューがあるんやよ。7日の夜はかつしかシンフォニーヒルズで岩崎洵奈ちゃんピアノリサイタルだし、るんるん。じゃあ、6日の夜遅くになるけど、ドライブデートしようかー。夜中の浅草でおみくじ引くのは楽しいよ。妹と会うと、あの世の父母もやってきて家族揃うような気がするね。

3日はグルジアの至宝エリソ・ヴィルサラーゼ72@すみだトリフォニーも聴くので、週に3にんのピアニストに耳をそばだてることになる。

ジンギスカン1kgはぐはぐ。コーラ1000mlぐびぐび。モッツァレラトマトにぎにぎ。森永のチョコもなかパリパリ。白子200gを味噌汁おじやで食べる予定が味噌切らしててめんつゆで煮て食べたら・・・ウルトラまずい、全部たべた涙目。・・・さくら、にいちゃんは84kgの体重からとても落とせそうにない。



福島恵一さんから26日のタダマス12『益子博之×多田雅範=四谷音盤茶会 vol.12』(masuko/tada yotsuya tea party vol.12)レビューをいただきました。

木村充揮(憂歌団)と「逆襲のシャア」 − 第12回四谷音盤茶会リポート 


わたしと益子さんと外山さんと、そして福島さんの聴取のシンクロが指摘されているのだ。これにはおののくばかりだ。シンクロしていたのかー。わたしの日記2日前の備忘録の焦点をの合わなさ。(おれはまた空振りばかりして、お笑いを取るだけの存在だったなあ、でも触発されたし楽しかったので良しとしよう、みんなに会えたし、るんるん)というわたしは、いつも福島さんのレビューで啓発されているばかりだ。

『演奏者が互いに感応しあい、触発しあう様子を、しかもミュージシャンの身体の意識の動きを超えて、響きにフォーカスして聴き取ること。時間だけでなく空間に注目し、楽器音以上に響きへと耳をそばだて、いや全身の皮膚をすら「ぞぞけ立」たせて。それを彼らは実践し続けている。そこにこそフリー・インプロヴィゼーション、エレクトロ・アコースティック・ミュージック、トラッドやエスニック・ミュージック、ヴォイスの様々な変容、ドローン、フィールドレコーディング等が重なり合う「綴じ目/結び目」への回路が開けているのではないか。』

うれしい!何がうれしいと言って、広辞苑にも載っていないワタシの造語「ぞぞげ立つ」、これはたぶん亡きおふくろから伝承された言葉なのだ、が、そこを拾ってくれているなんて・・・おれが美少女なら恋に落ちるぞ。

わたしは90年代はフリー/インプロ/アヴァンギャルド/ECMあたりのリスナーだったのだが、01年?のマーク・ターナー・カート・ローゼンウィンケル・カルテット@新宿ピットインで「ぬおおお、おれはジャズファンだ!」と思ったことはあったんだが、モチアン逝去と菊地雅章TPTトリオショックで、ユニオン新宿ジャズ館に今月2回行ってもほんとに買うものが無いようになってて、タダマス選曲だけは、ぞぞけ立つ歓びなのであり、その謎はそういうことなんだろう。音楽誌でジャズに分類される音源を図書館やネットでチェックしてても、わたしは違う音楽のことをジャズと言っているのかと途方に暮れてる。





原田正夫さんもFBで投稿いただいている。


文章を読んでいただければわかるが、タイトルにある「木村充揮」は本イベントには参加してません w

これは今回の音盤夜話の「大事な人」となったゲストの外山 明さんのことを指してます。

「逆襲のシャア」は、わたしの撮った写真の「逆光のタダ」にひっかけてのこと。ガンダム世代では全く無い自分でも「シャア」の名前は知ってます (何をした人なのかはよく知りません。鉄人28号世代なもので)。
タイトルのことはともかく、これほど深く見つめることのできる書き手はそういるものではないと思ってます。その場にいなかった人も一読を。

福島さんは、多田さんや益子さんを知っているので、一種の「お付き合い」でこのイベントに参加してるんでしよ?的な意見をわたしに振ってきたある音楽評論の方がいましたが、いや、それは違うよ、そういうことじゃないはず、とわたしはその方に答えました。

福島さんは以前にも言及されていたが、今回もタダマスに通う理由を書かれている。

わたしにも思い当たることで、ジャズ離れが加速する自分がしかしこのタダマスに行くのは二人 (益子&多田) がセレクトした音や演奏の在りように見ているもの、見ようとしているものについての語りと自分の感覚や視点がシンクロすることが多いからだ。



2014年01月28日(火) タダマス12終って2日目のマフィア多田男前の演説




ヴィジョンや速度や複数のタイム感覚や風景や感情や色彩や感触といったもの

そこには郷土や思念も響いているかもしれない

90年代以降ですか???

モチアン・メソッド、TPTトリオensemble improvisation、The Sea / Ketil Bjornstad、三善晃合唱+オーケストラ作品、ガスターデルソル「Upgrade & Afterlife」、Three Men Walking Maneri/Morris/Maneri、マイブラ「ラブレス」、ミシェルドネダ齋藤徹「春の旅01」、ユニヴァーサルシンコペーション、「砧」「羽衣」観世寿夫至花の二曲、スヌープドック、ジルオーブリー「カイロ」、紫絃会/春鶯囀一具、ももいろクローバーZ、

「MajiでKoiする5秒前」の間奏は黄金だ。小沢健二だ。今年長女が結婚するんだなーと思って聴いていたら泣き顔になってもうた。


年末に録っておいたNHKのクラシック年間ハイライトで、まあクラシックにもあれまあと思う打ち上げ花火はあるものだけれど、突出していたのはチョン・ミョンフン指揮で歌う藤村美穂子、小澤征爾サイトウキネンオーケストラでラプソディーインブルーを弾く大西順子だったかと思う。大西順子は村上春樹と小澤さんとのこんなドラマチックな引退反対で弾いたのだね必読記事!。おれも大西順子は年間ベストに挙げたほうだし(成田正さんと)。

ジャズの現代性でいえばさ、さっき橋爪/市野/橋本トリオのスタンダード演奏(!)聴いて明白だったんだが、快活に確信犯的にタイムがスベるんやよ、3様のタイム感覚を戯れさせてんだな、それでスタンダード演るんよ、そして響きを交差させるような密やかな微笑み、この気持ち良さ、カッコ良さ、昔こんなの無かったもん、つまり現代性。

ショーターGも大西も役割分担固定で、守備位置を軸に動くわけさ、あんた三塁手とか、つまり野球なんさ。橋爪/市野/橋本トリオはそれを言うとサッカーの美しささ、ざっくりと、言うと。サッカーにもトホホな試合があるように、野球にもいい試合はある。オーバーアクションなだけで観客が入ればそれでいいのさ的なもん、と、定型プレイだけれど彼女の真摯に表情に打たれる際どさにわくわくするの的なもの、の、差。

野球から見たらサッカーは、ナニちょろちょろしてんねん、お前の役割ちゃうやろ、動くな!肩のフォームがなってへん、下手くそ!となるに決まってる。


タダマス12で外山さんに受けたものをうまく書けていない。お風呂の温度、おでんの出汁、プロポーション、感情、ミキシングの意図、・・・。ジャズ評論のジャーゴン、クリシェでは掬えない有り様を柔らかい言葉で。・・・いつかJazz Tokyoで「ジャズは新入社員の表情がわかるようにわかるものだ」と誰かが書いてたのがあったっけ。


作品は誰かが作っているのではない。誰かと誰かが作っているのではない。

そのサウンドが描いているヴィジョンや速度や複数のタイム感覚や風景や感情や色彩や感触といったものを、聴いているのである。いや、そういう角度でより伝わってくるものがあるほうが多いと言うべきか。

そもそも、その音楽を、その奏者として聴いていないことのほうが、受信するわたしは自由になれる場合は多い。

即興は当初から音響を問題にしていた、と、示唆を受けてから、耳のパラダイムシフトは起きていた(大げさですんません)。

マークターナー、クリススピード、メアリーハルヴァーソン、クレイグテイボーン、クローディアクインテット、・・・現代ジャズばかりの話じゃない。

作者はいないとか主体なぞ無いというポストモダンの話でもない。であるかもしれない。関係性の中にワタシは存在するように、響きあいの中に音楽の大切なものは宿っている。(・・・あれれ?大雑把すぎるわ!)

クラシックのコンサートによく行くけれど、肝心なのは連れ出されるような無名性の響きの発生か。それは上手くキメてやろうという超絶技巧では生じない。演奏技術はプロだものあるわいね。何をしようとしているのか、伝えようとしているのか、を、突き詰めた先に無名性が現れる。


いないいない、ばあ。である。


好きになった曲をしつこく聴くアスキータちゃんの同志であるわたくし、いつのまにか居なくなってしまっていたり、別人のようにまったく違う様相で現れてきたり、する音楽のマジックを知っているわ。

だからガルバレク、それはあなたの音楽じゃないのよ。


2014年01月27日(月) タダマス12備忘録といいますか




84キロ末期状態のタダ、室橋先生、外山さん。

土曜日の夜は、片山杜秀「クラシックの迷宮」で三善晃ラジオドラマ作品、ももクロちゃん録画とライブDVDを観て(取り戻せないおのれの感動のピークに愕然としていた!)、外山明トラックを2曲配した編集CDRを焼き、クリスデイヴィスのピアノソロで眠った。

日曜日の午前中は光が丘図書館往復の散歩にほんわかし、午後3時過ぎていきなり暗雲漂い強風でどんどん気温が下がる。干してた布団をあわてて取り込む。気温は14度から3度くらいまで下がり、強風の体感温度はさらに厳しい。こんな荒天の夕刻に、四谷三丁目喫茶茶会記「タダマス12」まで足を運んでいただいた皆さまには本当に感謝の気持ち。

渋谷毅ピアノ・市野元彦ギター・外山明ドラムは、世界的に見渡しても(いや別にそんなことする必要もないのだが)ポツンと孤島であるような、突出した演奏力と感覚の自由さで耳奪われるトリオである。3にんの年齢差、資質のコンビネーション、成立している柔らかさ。ジャズ界でのマッピングなんて想定不能だ。CDを作らないのか、追っかけマニアが録り貯めしてないのか、渋谷さんも高齢だしやばいやばい、と。本人に笑われてしまうが。

ティポグラフィカはCDが出る前から、美術手帳の佐々木敦コラム(あれ?椹木野衣だったかな)でその名を知り、ライブに行き、フリーペーパーのアンケートに注目しているミュージシャンをティポグラフィカと記し(ECMファンクラブ会長として)ていたものだけれど、外山明はティポグラフィカに在籍していたとはずーっと忘れていた、知らなかったというくらいに。渋谷市野外山トリオの自由度とは相容れないと感じていたせいだ。

00年頃杉田誠一が発刊したアウトゼア誌と縁あって次代末次安里編集長とともに過ごした時期に、東京ザヴィヌルバッハ(菊地成孔+坪口昌恭+五十嵐一生)、大友良英、クレイジーケンバンド、平井庸一クールジャズセプテット(若き橋爪亮督がここで育まれた)、小谷美紗子、林栄一、渋谷毅、菊地雅章、渋さ知らず、といったラインにフォーカスした。これは今でも充分に自慢できる内容だろう。デートコースPRGの取材では大友と二人で立ち話し続け行方不明状態だったせいで、全員集合写真が撮れなかったじゃないか!次号の表紙にするはずだったのに!とえらく叱られた記憶がある。菊地成孔の話は天才だなーとファンでいたら、ほんとにブレイクした。この頃のわたしたちはポスト・ティポグラフィカを前提にしていた。伝説のバンド、ティポグラフィカ。

(外山さんはティポグラフィカにも居たんだっけ)という畏れる気持ちが、わざわざ「わたしは楽譜も読めない楽器もやらないリスナーで」発言の背景にあったと思う。

でもその口火が功を奏したのだろう、開演前のそのやりとりから自由でホットな会話の高原状態が続くのである。

Tim Berne's Snakeoil
「ボクシングのようなスクリューガン時代のティムバーンではなく。鳴らす音符でやりとりするのではなく、響いた音色をブレンドする空間的な感覚が強い演奏だ。そういう表現意識の変化を踏まえてグループ自体はスタートしているとも言える。」
外山さんは、ニューヨークの喧騒の中にあって演奏している彼らの意識を感じる(大意)、とまで聴き取っている。

Mike McGinnis
外山さんは、哀しみの感情、生活、そして夢と現実の対比が聴き取れる、それらが録音ミックスで表現されている、と。

Jacob Bro
「不在のモチアンのリズムを感じる。外山さんのリズムでこの演奏を叩いて聴いている自分が居た。」
外山さんは、これは叩かない、というか、リズムは気配の一種であって、自然のまばたきとか感情のものだ、と。

Ryosuke Hashizume Group
「この「十五夜」は、急いて演奏している。速度を感じる。激賞している18分ヴァージョン(未発表)では止まってしまうのに対し。」
外山さんは、それは感じない、2・3分くらいでもういいや、おなかいっぱいという感じ。お風呂の温度を感じるように、個々人それぞれにちょうど良さはあって、計って何度だからちょうど良いという構図ではないでしょう、と。

Takayuki Kato
「加藤崇之の演奏力は、フォームが変わっても不変であることがわかる演奏。いつかのマルク・デュクレ同様。陳腐になりがちな手法こそ力量が問われる。」
外山さんは、演奏にはプロポーションというものがあって、女性のプロポーションの美しさのように、さすがの展開なるほどの展開だと思う、と。

Kris Davis
「ジャズ奏者が現代音楽風に演奏した、では済まない。マシューシップが高みゆえの閉塞感にあるのに対し、開放感を感じる。」・・・この開放感は、決まっていることを弾く/瞬時の可変性の担保ある弾き、の按配なのかな、聴き飽きない。

Mary Halvorson Trio

Ben Allison

Rabbitoo
外山さんは、スタジオでヘッドホンつけてブースで分けられると、おでんの出汁が相互に浸透しないように音楽が成り立たないと指摘。

R.J.Miller
「最初良さがわからなかった。モンドやらジョーミークやペットサウンズを連想した。今はヘビロテ。最初の違和感が強い愛着になるのは恋愛の心理に似ている、結婚なぞしてしまって人生が大きく左右したりする。プーさんは、ミラーは地獄を見てないと不思議なコメント。」

以上、あれれワタシはホントに記憶力がないなー、大切なことを忘れてしまっている気もする、益子さんの紹介コメントも書くべきだなー。

あと「このタダマスでのセレクトで自分の中ではビックネームになっているアーティストばかりなんだけど、ディスクユニオン新宿店に行くとコーナーの仕切りも無くて唖然とする。アルゼンチンのサイトでミュージシャンたちが投票した結果を見ると、タダマスで視ているシーンの風景が安心する!」と言った気がする。

コミュニケーションにおけるメラビアンの法則、話のコンテンツが7%、声のトーンや話し方が38%、表情や仕草が55%、というのは、音楽の伝達にも適応できるのではないかと話したのは開演前だったけれど、・・・ちょっと無理があるか。

帰りの電車の中で、あ!2005年のUAのうたううあコンサート@サントリーホールで外山明さんを観ていることを思い出す。たしか Jazz Tokyo でレビューしたはずだ!







2014年01月26日(日) タダマス12写真:撮影原田正夫




タダマス史上最も寒い夕刻となったこの日、とても楽しいタダマスとなりました。

ゲストの外山明さんとご挨拶して、「わたしは楽譜も読めない楽器もやらないリスナーで、感想言うだけなんですー」と話しかけた応答からすぐに深みへ。楽譜は単に記録、演奏する共同体で共有されている感覚がある、自分の中から出てくる自由度のほうがもっと大切、・・・書ききれない

外山さんショックで生きるちからがわきました!渋谷市野外山トリオの演奏を聴いて、きっとそういう視野のひとだろうと予測はしていたけれど、もう、それ以上の大きな示唆を受けました。なんでこの音源は気持ちいいのだろう?届かない言葉を投げかける明日の勇気をいただきました!

1〜7曲目まではツボな曲ばかりで、これから振り返りますが、月光茶房原田正夫店主の素晴らしい写真がアップされたのでここに配しますね。なんだか神話的時間のひとときに居たように感じられてきます。参加者みんなで原田さんに撮られたいー













2014年01月25日(土) タダマスの「MJ-12(マジェスティック・トゥウェルヴ、Majestic 12)」




スカイツリーから見下ろす錦糸町すみだトリフォニー方面。

居眠りしたら、わたしの子どもを含む10にんくらいの小学校低学年ぐらいの女の子たちがわいわい騒いでいて、さすが女の子はかしましいわいなどと椅子に座って眺めていたら、女の子たちは子猫たちになり、鳴き声を上げ始める。にゃあにゃあの声が、アンドリューシスターズの「クリスマスアイランド」になって、わんわんハウリング輪唱になってしまう。こ、これぞ真のアヴァンギャルドやー、とドキドキして目が覚めた。

どこがアヴァンギャルドなのだ。でもその時はそう感じたんだもん。


まーそのー、田中角栄か!、
ワレワレはウチュウキボでゲンダイのオンガクをタンサする、
ドウジダイのオンガクを、
シンのプログレッシヴなオンガクを、ホントのエディションオブコンテンポラリーミュージックを、

ワレワレは、その場限りの花火のような新しさよりも、100万年後の未来に痕跡が残るであろうところの現在の音楽の発火点を探る宇宙生命体なのである。

ワレワレはすぐに退屈して飽きっぽいのである、ジャズなんてポイだ、デスメタルなんてポイだ、ケージだって、クレンペラーだって、ドネダ、マネり、カペーセ、テイボーン、坂本真綾、ももクロ、鶴岡雅義・・・みんなポイポイポイだ。

ワレワレは耳の快楽にのみ従って探査している。理由や理論や思考は後付けだ、耳の穴から毛が生えていて伸びるのが人類よりも早いのはそのせいだ。

(ここで、「タダさんだけのことでしょ!」とツッコミが入る)

・・・しかし、タダマス12は、
MJ-12(マジェスティック・トゥウェルヴ、Majestic 12)=宇宙人に関する調査や、宇宙人との接触や交渉を、過去60年に渡って秘密裏に行ってきたとされるアメリカ合衆国政府内の委員会の名称
とは、ううむ、カッコよすぎる。

いつも福島恵一さんにタイトル付けてブログでご紹介いただいている。

タダマスのマジェスティック12 

『彼らの耳の確かさは、日本のジャズ・ジャーナリズムの水準を遥かに見下ろす高度で楽々と跳び越えて、地球の裏側アルゼンチンの批評家/ミュージシャンによる選盤と見事に共振を果たしていることで知れよう。ぜひ次のリンクを当たってみていただきたい。
 http://elintruso.com/2014/01/15/encuesta-2013-periodistas-internacionales/
 http://elintruso.com/2014/01/15/encuesta-2013-musicos-internacionales/

 私はこれらのセレクションを「ふむふむ‥なるほど‥」といちいち頷きながら読み進めることができたのだが、それらの見聞体験を与えてくれたのが、すべて「四谷音盤茶会」だったことに改めて驚かずにはいられない。後追いで「文物」として輸入可能な情報を披瀝するのではなく、リアルタイムで己の嗅覚/味覚だけを頼りにつかみとられたブツだけがゴロンと放り出され、生々しさが匂いたち、新鮮さが汁となって溢れ出る。ここで「茶会」とはそうした野蛮にして高貴な饗宴にほかならない。』

“ブツだけがゴロンと放り出され、生々しさが匂いたち、新鮮さが汁となって溢れ出る”

益子さんセレクトはこの3年12回で120枚ほどになっているはずで、これをそのままテキストを添えて書籍化すると現代のジャズシーンは俯瞰できると思う。


福島さんは回数の数字にあわせてタイトルをつけて下さっている。

批評ユニット「タダマス」デビュー 

「タダマス」の二丁拳銃 

タダマス三度目の正直 

タダマスの四大元素 

「タダマス」の五輪の書 

「タダマス」の第六感 

「タダマス」の第七の封印 

「タダマス」の八点鐘 

「タダマス」の九尾の狐 

「タダマス」の『デカメロン』(十日物語) 

タダマスの「11人いる!」


2014年01月24日(金) 編集CDR『140124』




vita レッドグレープフルーツカップ おいしい

3日も仕事を休んでしまって。これくらい寝まくらないと冬は厳しい。来月も10日休むシフトを申請受理された。岩崎洵奈もオーケストラアンサンブル金沢もある。アーロンパークスコットンクラブは招待なら行きたい。

田中将大がNYヤンキースへの入団記者会見で、「日本から持って行きたいものは?」の質問に堂々と「ももクロのライヴDVD!」と答えた。

今場所体重増加させて躍進する西大関・鶴竜は、「進化の途中です」とNHKアナウンサーに応じているが、これこそモノノフ(ももクロのファン)であることをさりげなく主張している発言。

おれはもうももクロにハマっているということはない。

サカナクションのニューシングル「グッドバイ」をツタヤで借りたい。

ECMレーベルを記述する導入に稀勢の里の集中を持ってきていたけれど、今場所は綱取りで緊張していただけではなく、人相も体つきも崩れてしまっている。どこからかズレてしまったようだ。大関で長く務めるのが稀勢の里の器だ。

勢(いきおい)が好きだ。遠藤は横綱になるだろう。琴欧州はまだまだ頑張ってほしい。

久しぶりにプーさんからメールをいただく。

TPTトリオは高い状態で新たな次元まで見据えているようだ。
正直言って、一昨年のTPTトリオで視えた音楽の可能性、視野と言ったほうがいい、
それ以外に現在待たれている音楽はこの世に無い。


ひのえうま生まれの主婦連に日々の差し入れへのお返しとして。


編集CDR『140124』

01 The Entrance
02 スターライトパレード / Sekai No Owari 2012
03 Destiny / 松任谷由実 1979
04 DANG DANG / 松任谷由実 1982
05 心の旅 / チューリップ 1973
06 ソラニン / Asian Kang-Fu Generation 2010
07 First Love / 宇多田ヒカル 1999
08 Man & Woman / My Little Lover 1995
09 MajiでKoiする5秒前 / 広末涼子1997
10 Making songs
11 名もなき詩 / Mr.Children 1996
12 会いたくて Acoustic Version / 岡本真夜 1998
13 愛を止めないで / オフコース 1979
14 ラズベリー / スピッツ 1994
15 そして僕は途方に暮れる / ハナレグミ 2005
16 悲しみよこんにちは / 斉藤由貴 1986
17 帰れない二人 / 井上陽水 1973


編集CDR『2013.8.20』

01 ひこうき雲 / 荒井由実 1973
02 RPG / Sekai No Owari 2013
03 サラウンド / ユニコーン 2009
04 小さな頃から / Judy and Mary 1995
05 重力シンパシー / AKB48 team SURPRISE 2012
06 岬めぐり / 山本コウタローとウィークエンド 1974
07 人魚 / Nokko 1994
08 Fell Myself / 坂本真綾 1997
09 TSUNAMI / 菅原洋一 2006
10 あなた / 小坂明子 1973
11 戦場のボーイズ・ライフ (ボーイズ・ライフpt.2:愛はメッセージ) / 小沢健二 1995
12 君がいた夏 / Mr.Children 1992
13 黙示録 / 原田真二 1978
14 灰とダイヤモンド / ももいろクローバーZ 2013
15 マツケンサンバ II / 松平健 2004


編集CDR『RAM1』20130627

01 Steppin’ In It / Herbie Hancock from 『Man-Child』 1975
02 Ram On (reprise) / Paul & Linda McCartney from 『Ram』 1971
03 For Fred Anderson / Farmers By Nature from 『Out of This World's Distortions』 2011
04 Aria et Scherzino for violin, viola, cello, bass and piano (1909) – Aria / Lucian Ban & John Herbert from 『Enesco Re-Imagined』 2010
05 Jugo-ya Moon on 15th Night (Ryosuke Hashizume) / Ryosuke Hashizume Quartet Live at Pit Inn on September 26th, 2010
06 陽春(はる)のパッセージ (作詞:森雪之丞 作曲:岡本朗) / 田中陽子 1990
07 Bitrth 0 Birth / ももいろクローバーZ 2013
08 I Move
09 So Long Pleasant Bay / vitaminsforyou 2006
10 Hushes / Benoit Delbecq & Fred Hersch Double Trio 2013
11 Some Move Upward Uncertainly (For Harley Gaber) / Lucio Capece 2012


2014年01月23日(木) 恋ちゃんの個展終了




久しぶりに神奈川テレビの saku saku を見る
神奈川が日本で一番平均収入が高いのは東横線が走っているからだ、東京は荒川区と足立区を抱えているし埼玉に近いしな、山手線の内側外側で階層はちがうし、と、誰かが言ってた。おれも以前公立中学の学力点地域格差を見たことあるけど。

ゲストに人形がツッコミを入れている。毎日ブログを更新しているのは淋しがりやさんだ!SNSやってるのは淋しん坊だ!自分が可愛くて仕方ないんだろ!

わはは。図星。日記の写真撮って、図書館通って編集CDR作って、NHKの音楽番組を全ジャンルをレビューして、闘病日記になって、お別れを書いて、という老後のワタクシ。

部長になってた松島くんが相変わらずな元気メールをくれていた。誠くんのFttariライブ行けなかった、ごめんよー。

恋ちゃんの個展では絵が5万円で売れたというし、FBで公開された写真からすると盛況だったようで、何より。若者はたくましいなあ。毎月7・8千円おれのカードでアイチューン課金するの、ううむ、容赦しよう。荒川修作、知らんの?それはまずいべ、ちょっとメシくうべ。

都知事選挙の通達が届く。脱原発細川小泉が出馬したらもう終わりじゃん、と、諦めていたが、Face Bookでいろんなひとが宇都宮支持を改めて投稿しているのを見て、やはり本筋を通すのがいいよな、と思いなおす。なんか、オレは日々の認識が甘いよなあ。

雨宮処凛「都知事選を前にして――絶対に忘れてはいけないいくつかのこと――の巻」


アップリンクの英断で選挙終了まで無料配信。


自然死については、総合的にまとめてこのコメントに行き着くのだ。なるべくひとの世話にならずに、逝ったあとも迷惑にならないように、準備せにゃあ。いくらいいCDでも、おれが聴かなきゃ役にたたないわけだし、本や雑誌も断捨離だな、捨てるぞー

『私は老人ホームに勤務して以来、12年間で300例以上の「自然死」を経験しました。最期まで医療が介入せず、点滴注射も酸素吸入も行わない。栄養を遮断して飢餓状態になると、脳内にモルヒネ様物質が分泌されるので、幸福感が味わえるようです。また脱水状態になると、血液が濃くなり意識レベルが下がるので、まどろんだ状態になります。1人、2人ではなく、300人がそのような静かな最期でした。人間には死の間際に「苦しみを防ぐしくみ」が生まれつき備わっているとしか思えません。』




2014年01月22日(水) 赤毛のアン




駐車場に見えるあの鉄塔をよく、やあやあと分身のように声をかけているんだが、どこに建っている鉄塔なのか確かめに行ったことがないな。駅前のダイクマあたりか?はじめて所在を予想。近景で友人のスナップ写真のように撮りたいなあ。

益子の里山コンサートに出かけるんだ、と、恵一兄さんのブログを読んで『雑木林と流星群』(タルホ的!)を聴いてみたいなーと、似たパッケージが机の上のCD棚に積まれているのを崩して見てみると、そこにあるし。あらら、来月金沢へ聴きに出かける三善晃「3つのイメージ」収録のCDも一緒に崩れてくるし。

なにやってんだー。

こないだ原田さんがFB投稿していたローリング・ストーンズ『アフターマス』を借りに平和台図書館へ歩いて行く。1月6日日経夕刊の菅野よう子記事をもう一度読み、群像2月号で片山杜秀さんの三善晃作曲「赤毛のアン」の2曲の記述に大笑いし、ユリイカのルー・リード特集で福田和也がデヴィッド・ボウイは手を出してたと書いているのに驚き、ルー・リードとパートナーのローリー・アンダーソンがブッティストだと知り(どの宗派?)、金子智太郎さんがメタルマシーンミュージックを語っているのを読み。メタルマシーンミュージックは竹田賢一さんから聴いた?と言われていたのに、いまだ聴いていないのだったー、とあわてる。

アコレでしいたけと豚肉を買う。


わはは、すし詰め王三善晃44さいの才覚を聴け!

赤毛のアン 世界名作劇場 きこえるかしら


赤毛のアン 世界名作劇場 さめない夢



Lou Reed - Metal Machine Music (1975) (Full Album)





2014年01月21日(火) B→C158藤原功次郎トロンボーンリサイタル




初台のオペラシティの中庭に立つ巨人。


25日(土)NHKFM21時から22時片山杜秀「クラシックの迷宮」三善晃の“幸福な王子”
必聴だわ
『群像』2月号から片山杜秀による三善晃論が始まっている。

幸福な王子とは三善が作曲した音楽物語のタイトルだけど、三善晃が幸福な王子であったというスルドイ切り口なのだ。たぶん。


大三元字一色ダブル役満をはじめてあがる。15900円のワラビーのシューズを1000円で入手。オペラシティへ車で出かけるか電車で行くか20分玄関に座って迷う。昨日は風邪なのか気管支炎なのか喉頭がんなのかタバコが吸えない。2つの漢方薬で治ったばかりだ。

バブーシュカ (ロシア農婦がかぶる三角ずきん。両端をあごの下で結ぶ)

ワラビーをはいて電車で出かける。暖かくて履きいい。るんるん。
平和台→市ヶ谷→初台は片道410円。平和台→池袋→新宿→初台だと片道460円。
電車代ばかにならんな。
コンサートを終えて、雪の予報は冷たい小雨だった。
帰路は少し歩いて新宿5丁目→練馬春日町、260円ですんだ!


B→C158藤原功次郎トロンボーンリサイタルを聴きに。
ビートゥシーは「バッハからコンテンポラリーへ」という新進ソリストの連続企画。

J.S.バッハ:コラール前奏曲《甘き喜びのうちに》BWV729
J.S.バッハ:パストラール ヘ長調 BWV590
J.S.バッハ:カンタータ第208番《わが楽しみは愉快な狩りだけ》BWV208から「羊は安らかに草を食み」
イウェイゼン:生ける者、死せる者のための聖歌(2001) 
デュティユー:コラール、カデンツァとフガート(1950) 
シューレック:トロンボーンとピアノのためのソナタ「ガブリエルの声」(1973) 
ドムローズ:サクラ ─ トロンボーンとピアノによる日本の印象(1974)
池辺晋一郎:ストラータVI ─ トロンボーンとピアノのために(2001)
菅野祐悟:Cosmic Note ─ トロンボーンとピアノのための詩曲(藤原功次郎委嘱作品、世界初演)
アッペルモント:トロンボーンのための《カラーズ》(1998)


スター誕生というべきリサイタルだった。聴きながらトロンボーン界のクリス・ボッティ、トロンボーンの田中将大と思いついて客席でうきうきしてしまった。この音色はスケールが大きくて人を魅了する。フライヤーではハンサムボーイ然とした写真でこの日の満員御礼はアイドル人気かと思ったがステージに登場したのは笑顔のかわいい小太り体型の青年、おれは最前列でどよめいてしまったが、1曲目、バッハのコラールが会場に響きわたると世界は慈愛に満ちたものに包まれてゆく、今度は圧倒的なトロンボーンの魅力に息をのんだのだった。

日フィルの主席トロンボーン奏者なのか。










2014年01月20日(月) フライヤー「東京はすでに原発ゼロ」




まー、周知の事実だぜ、おいらの背中にはおやじが乗っているわけ、

日本共産党員が逝去すると「社会進歩と革新、平和と民主主義を守る闘いの途中で亡くなられた人びとを合葬追悼する解放運動無名戦士合葬」がなされて3月18日には日本青年館で追悼会が行われるという。

なんと、おふくろもおやじもそこに合葬される。妹もいずれ合葬される。

なんだよ、兄ちゃんだけ置いてくのかよー。

『共産党に期待することは、マルクスの教えのもっとも本質的なところ、すなわち「ものごとを根底的にとらえる」という意味でラディカルな政党であって欲しいということです。私たちが前にしている歴史的変化は前代未聞のものであり、教条で処理できる範囲を超えています。真にラディカルな知性しかこの状況に対応することはできないでしょう。』(内田樹)

これは徳永伸一先生がコピーライトを主張するオリジナル問題。すごいなー。こういう知性が感動する音楽というのは、おらのような凡人とは少しチガウのは当たり前なような気がする。べつにイヤミではなくして、すばらしい人類の多様性をみるような気持ちでいる。ぼくはぼくの耳を信じるし、他者の耳は決してないがしろにはしないぞ、と思うのである。










2014年01月19日(日) 「冬の里山でみみをすます午後と夕べ」を睨んで




午前3時にみぞれが舞う池袋東口のビルの紳士服アオキの壁。中国語も公用語になりつつある。ぜんぜん寒そうではない。

こう、こう、こう。

そうだよ、ずっと前から折口信夫の死者の書のようだった、さ、お風呂でも読めるプラスチック製の高野聖と死者の書があって、手がかじかむ夜勤を終えて薄明の中お湯を沸かして浸かり。

ユーミンの人気No.1曲「Destiny」がかかって、
「どうしてな、のー!今日に限ってー、安いパンティーを履いてるー」と豪語して主婦連にあたまをたたかれているダメおやじだ。


「Stillife、ヤバいですね。戻って来れません…」と、途方に暮れていた。なんなんだ、この快楽地獄。天国なんだか地獄なんだかおれにもわからん。

と、2月1日にある「冬の里山でみみをすます午後と夕べ」を睨んでいたんだ。


恵一兄さんがまさにトレーチャーアタックでわたしの関心事に。

耳の枠はずし「冬の空気に耳を澄ます  Whisper of Winter Atmosphere」


さわこだよ、SAWAKOだよ、益子さんちのステレオで聴いて「あー!おれもうジャズファン辞めたから、ね、益子さん!」と宣誓し、すぐにアマゾンして、クリス・ポッターECM新譜『シーレンズ』もしばらく耳に入らなかった、サワコのCD!

サワコのCD!どこやった?どこにお隠れになっているのさ、このぼくのアパート。

2月1日は東京では雪が降る特異日として有名だ。そんな寒い日に。

福島恵一に闘いを挑まなければならない。横綱白鵬に対峙する松鳳山のような心境だ。


2014年01月16日(木) 橋爪亮督グループ@新宿ピットイン




橋爪亮督グループ@新宿ピットインへ。

前半ラス前の non title ナンバーでの橋本タイコ・織原ベース・市野ギターの白熱する痙攣グルーヴは凄まじかった。この突出表現をこのグループは今後どう全体化させるのだろうか。

タダマスでmusician of the yearに選んだ橋本のタイコは、今流行りの定ビートミニマルなグルーブの潮流もアウフヘーベンしている万能感で、その先を見据えている。この多彩な疾走技は、世界的に見てもポスト「モチアン=ハーランド視界」なのだ。世界は注視すべしである。

橋爪のサックスは容れ物のスケールになっていて、彼を含む5にんの5つのタイム感覚がレイヤー状態となりながら構成を合わせて決めてゆく。これはもうこのグループのデフォルトになっており、個々の技が発火のリレーをしている様相。耳の感動の高原状態だ。

ピアノの佐藤の耽溺とクールの織り交ぜがことさら効果的に聴こえたライブでもあった。

市野のギターはアブストラクトだったり裏の裏をかくコードの突出だったり現代的ヘンなサウンド系に浮遊したり、と、高度で味わい深い職人芸を聴かせていたが、後半2トラックで「歌うギター少年」然としてローゼンウィンケルやメセニーのように回帰する開放感はやはり涙ものである。(おれはこのステージ上での市野の変化に、彼に何かあったのではないか?と感じさせてた)


開演前に客席で益子博之と陣取り、アイフォンで例のアルゼンチンの音楽サイトの年間ベスト
Encuesta 2013 – Músicos Internacionales

2年前にはタダマスのコンテンポラリーを裏打ちするラインナップを提供していたものだが、

こ、今年のこのタダマスが視ているシーンとの一致具合といったらない!

「すごいことになっているね」と、おれのアイフォン4ではその投稿が読めない!なんでや?益子さんのアイフォンを奪ってこのおれが指で「いいね!」を押しているのに、おれのアイフォンは無反応なのは解せない!と不服をわめく。

「それは無理ですよお」徳永伸一さんも来場されていて歓談する。

ECMは聴かれているからだし、メアリーも当然だし、マットミッチェルもジェラルドクリーヴァーもクローディアクインテットもランクインして当然なのさ。タダマス12ではさらに変化球しているというか、ソリッドなセレクトの姿勢を刻み込むつもりなのだけれど、ね。

タダマス12には村井大先生や柳樂青年部長までお越しになるようで、おれの出る幕なぞ無いんだが、そもそもコンポストは益子さんが編集長で発足していてコンテンポラリーのコンであったはずで、コンテンポラリーをポストする意もあったのではないか、つまりコンポストでは王殺し・世代交代・パラダイムシフトがなされなかったのかとも考えたが、益子博之のタダマスのありようがその当然な帰結なのだろうか。

それはともかく、モンダイはおれの耳の所在だな。1982や三善晃や細田さんの編集CDRや小谷美紗子やアンドラーシュシフや岩崎洵奈やヤコブブロや、今日はビョルンスタの旧作seafarer’s songに聴こえるリピダルリスペクトなギター轟音を聴いていたい・・・

エンクエスタENCUESTAのリストを見ながら・・・安田芙充央のCDを聴きたくなったー



いずれにしても世界に冠たるタダマスセレクトであることを実感できたので、今夜は気分がいいのである。



2014年01月15日(水) 恋ちゃんの展示搬入




函館のフェリー乗り場の深夜、濡れたアスファルトにカモメがエサ欲しがって立っている。

夜勤明けひと眠りして恋ちゃんの展示搬入と思いきや、
布団とマットレスが濡れてて冷たくて眠れるもんじゃない!ぐがががー
天気がいいんで干して洗濯機まわして味噌煮おじや作りすぎて食べすぎる。

すっかり慣れたもので芸大構内に車を乗りつけて自販機コーヒーで一服して、現代ジャズをカーステで鳴らしてドヤ顔している50すぎのオッサンの風情、大学生がみんなガキに見えら。

上野、新橋、六本木、広尾ルート。

広尾に来るのは15年ぶりだ。ミスチル「終わりなき旅」1998の頃。ノルウェー大使館の近く。

広尾は白金とも近くてハイソなエリアだ。道行くマダムたちの美人なこと、水準の高さははんぱない、ハーフの女子高生たち、身なりもさりげなくブランドもんばかりだ。おれたちのような身分のものが徘徊していてはいけない場所なのだぜ、そんな場所で個展をする次男がはいているシューズが痛々しいのはまずい、新品のシューズでちょっとデザインいいやつを買うべよ。

広尾の路地で路駐してカーナビで大相撲観ながらよだれたらして眠り呆けて2時間。

品川図書館、港南図書館、池上温泉、ドンキ北池袋店、デニーズ、上野駅前。

ポーズを決めてる巨大な絵は、行方不明になったままのクラスメートなのだという。たぶんおれだけしか彼女のことを気に留めていないかもしれないんだけど、消息が心配なんだと。ううむ、それで描く画がああいうのなのか、うん、表現する必然というか、描かなければいられないことはあるのか。

デニーズでたらふく食べな。


「辿ってたストイックなセンを」と歌詞を耳トレースするんだが、くるりともちょっと違うテイストの旋律だし、天井有線でかかるのが気になるばかり。


練馬のかっぱ寿司でえんがわが美味しかったからかなあ、岩崎洵奈ちゃんのピアノリサイタルに行くことを決めてから?用務員のおじさんのように若い従業員とあいさつと言葉をかけあい、おれが親御さんだったらあばらの骨折押して出させないよとか。

よし!これらのコンサートを完全突破するぞー

1月16日(木)2030 橋爪亮督グループ@新宿ピットイン
1月21日(火)1900 B→Cトロンボーン@
1月31日(金)1900 東京フィルハーモニー@サントリーホール
2月3日(月)1900 エリソ・ヴィルサラーゼ ピアノ・リサイタル@すみだトリフォニー
2月7日(金)1900 岩崎洵奈 ピアノ・リサイタル@かつしかシンフォニーホール
2月9日(日)1420 新しい合唱団@白寿ホール
2月22日(土)1930 tactile sounds vol.14 @喫茶茶会記
2月23日(日)1500 オーケストラアンサンブル金沢@石川県立音楽堂コンサートホール

えー、金沢へは新幹線で行くのお?、レディーも一緒なのお?、

おれは夜行バスだ。
行くぜ、金沢、どこか温泉につかって時間つぶししなきゃなー


2014年01月11日(土) タダマス12フライヤー




10日はウィリアムパーカーの誕生日だったのかー、61さい

数日前の日経夕刊で菅野よう子が、音楽に私は出さない、メロディーが頭ん中わんわん響いている、とインタビューで語っていた。

音楽があふれてくると一時期の岡村靖幸もハイになっていた。

1月16日(木)は橋爪亮督グループ@新宿ピットインだ!!!
これは本社会議を終えてから夜勤を休みにして行くことにできたー





Espacios exteriores de la escuela infantil en la azotea de la 'Unité d'habitation' de Marsella (Le Corbusier). Fotografía de René Burri, 1959.


2014年01月10日(金) アトリエに




夢日記を書くと戻って来られなくなる

アトリエに住み込むように何日もこんなふうに過ごしておるのか



おれにはわからない世界だわ

カップめんもコンビニもファミレスもいけないぞ、学食は大丈夫なのかな、
ちゃんと料理したものを出す定食屋とか、ないのか、

浅草の蛇骨湯に行こう


2014年01月09日(木) 「お水取り」の須弥壇




ここが、なかなか見ることのできない東大寺修二会「お水取り」の真のハイライトが行われている空間。

おふくろを連れて行った須弥壇というのはここ。午前3時とか。

何が行われいるのかさっぱりわからないのがいい。仮面つけた坊さんが火のかたまりを持って跳び跳ねている、一緒にいる坊さんは火の粉を踏みながらほうきで火の粉を掃いている、一酸化炭素中毒になりそな鼻腔に煤の匂いで麻痺してくる、堂内に充満する煙、そして、視える須弥壇、それは中心の仏壇。

みな、そこに歩いてゆくんだよ。

写真では何にも映っていない。


8日朝 6:30-19:30 22:30–3:30 5:00-19:00 9日の夜7時まで36時間中31時間!寝る。
寝過ぎてもアタマ痛くなんないし、ど忘れはひどいし、見ていた夢に戻れるし。

また現金輸送しているし、危機脱出には小学校の階段を踊り場から飛び降りなきゃいけないし、なぜかカズノリさんが警官服着てるし、イシイさんがおれも助けてくれと怒ってるし、ホシノせんせいは後ろ向きで荷物片付けているし、コバトモに仕事の引き継ぎできないで困るし、またいつもの中央線は八王子の次は恵庭になっているし、まだ勤務伝票にサインをもらっていないし・・・

タガララジオ40を。

これはフイゴの音。1982のイントロに惹かれたまま、時間が飛ぶ。

CDがAmazonからとどく。

80.75に落ちて安心して爆食、ラーメン3玉みかん2玉すると82.40にリバウンドする。




2014年01月07日(火) 浅草寺(せんそうじ)で初詣22時、賽銭箱まで





なんでこうキンキラになる画像、下品だわー。
浅草寺(せんそうじ)で初詣22時、賽銭箱まで。
次男とおれは三十二番で吉。

松島(部長になってた!)と福祉に年賀状を返信する。むかしはいい編集カセットを作ってくれたよなあ。

夜、浅草。名古屋に戻った長男、以外の5にん家族で会食。遠州屋でまぐろ丼やもつ煮や鶏皮や。お通しから美味いし。ファミレスやコンビニや電子レンジや化学調味料や保存料を避ける生活を目指したい。

おみくじで大凶よりもレアな半吉というのがあるのだと。

いま調べたら
■7段階の場合の縁起の良い順番
大吉 >中吉 >小吉 >吉 >末吉 >凶 >大凶
■12段階になっている場合の縁起の良い順番
大吉>中吉>小吉>吉>半吉>末吉>末小吉>凶>小凶>半凶>末凶>大凶

・・・こんなに種類があるのか???

そういえば、東大寺二月堂では二度とも凶だった。喪のひとは入場を禁忌されている。だからか。


練馬、浅草、太田、取手、練馬と232.7km走行す。午前5時帰宅。


重曹、ビオフェルミン、亜麻仁油を摂りはじめたというお便りがそれぞれ届く。ナマコ、「伯方の塩」浴、ゴボウ、もいいよ。局所冷却健康法、頭頂とかレバーあたりをアイスノンで冷やす、のもいいらしい。年取ったら肉を食わないと。足腰の筋肉が健康の土台で、腸内環境は健康の心臓部だ。同世代の同僚とは健康法ばかりな今日この頃。

あ。胃の再検査、予約しないと。


『日本人が知らないウィキリークス』(洋泉社)2011
コンポストで最初にメアリー・ハルヴァーソンの存在に気付かせてくれた八田真行さんの名前に目が止まり購入。ウィキリークス、知らなかった。特定秘密保護法はこれがターゲットなの?

『「当事者」の時代』(光文社新書)2012
本多勝一を<マイノリティ憑依>と斬るロジックには、目ウロコ。読書中。

本屋で見かけた『2045年問題 コンピュータが人類を超える日』を図書館に予約する。























2014年01月06日(月) 福島恵一「竹田賢一『地表に蠢く音楽ども』について」

「Henry Cow〜Art BearsとCharles "Bobo" Shawの重ね合わせ」

なんとも衝撃的な切り口である。

耳の枠はずし
「竹田賢一『地表に蠢く音楽ども』について  On "Musics Wriggling on Earth" by Ken-Ichi Takeda」


「視界に浮上してくるシーンとして、John Zornのゲーム・ピースやFred FrithとTom CoraによるSkelton Crewの活動、Materialのネットワーク戦略等を彼がいち早く採りあげたNYダウンタウン・シーンや、Marvelous Band周辺のその後と言うべきLouis Sclavis, Michel Doneda等の活躍(NatoやSilexレーベルの検証を含む)等を配すれば、これは現在でも充分語る価値のある「手つかずのまま放置された」課題領域、いや現在にこそ語るべき「隠蔽/忘却され無かったことにされてしまっている」アクチュアルな問題領域と言うことができる。」

竹田賢一と福島恵一は同じ視点を共有している。

この記事に触れられたアーティストの音源を9割以上はわたしも同時代的に耳にしていたはずだ。

あれはすごい、これも良かった、あのトラックがツボだわー、これはよくわからなかった、と、レコード屋に通うことにかけてはがんばっていたわたしだけれど、

「ロフト・ジャズという「フリー・ジャズ以降」のムーヴメントがあったものの、それらは勃興を遂げるフュージョン/クロスオーヴァーの陰に霞んでいく存在であって、ましてやそれらがプログレッシヴ・ロックのよりアンダーグラウンドな、あるいは英米以外の地域限定的な展開や、あるいはヨーロッパに飛び火して独自の変容を遂げたフリー・ジャズやそこから派生したフリー・インプロヴィゼーションなどと結びつくとは思いもよらない」のは、おれではないか!

思いもよらないことも無かった。

『ジャズ』誌の杉田誠一は、『アウトゼア』誌を創刊して降りてしまう。『ジャズ』誌でこれだけの海外盤紹介コーナー「Disk In the World」を連載していた杉田誠一に、『アウトゼア』創刊号で新譜レビューを書くオファーをもらったわたしだったのだから、堀内幹事長の言うとおりに新譜レビューを弛まずに書くほうがいいという助言が正解だったのだ。

『ジャズ・ライフ』誌の清水俊彦のコラム、『ジャズ批評』誌の福島恵一新譜紹介のページ、『ミュージック・マガジン』誌のマーク・ラパポート「じゃずじゃ」、com-postの益子博之の新譜レビュー、を、手がかりにしてリスナー生活してきたが、生来のヒットチャート気質と編集カセット制作ライフでもっておのれの耳の快楽中心世界を張り巡らせているばかり。

まったく偉そうな断言ばかりの多田は・・・

90年代後半に竹田さんはニフティ・フォーラムのECM部屋によく書き込みをいただいていた。仲間のひとりはコンビニで働いていたら竹田さんが来て未発表音源を聴かせてくれたと喜んでいた。おれも人生の切ない相談事で助言をいただいたり。A-Musikのライブで歌う竹田さんに揺さぶられて、なんでこれ音盤にしないんだーと震えていた夜もあった。

「情報はすべてネット上にある」わけない。

竹田賢一さんと福島恵一さんが対談するのを聞いてみたい。

写真は昨年末のカフェズミ演奏のもの。おれは行けなかったー。益子さんはすごいフットワークで。







2014年01月05日(日) 札幌の渋滞と土佐国分寺





札幌の渋滞(もっちゃん)と土佐国分寺(刈谷さん)の同日画像。日本は広い。Face Book

温泉にゆっくりはいり。いけないいけないと思いつつココッシュめぐりはこのところ3店のココスでごまかしている。駅前と笹目通りと板橋四葉。ココッシュを食べる分、ドリンクバーで苦い紅茶をたくさん飲む。

メアリーハルヴァーソントリオ、柴田南雄、オウテカ、スピッツ、小谷美紗子、ユーミン、世界の終わり、Xiu Xiu、高柳昌行セカンドコンセプト、キムカシュカシャン

などを聴く。


「ロフト・ジャズという「フリー・ジャズ以降」のムーヴメントがあったものの、それらは勃興を遂げるフュージョン/クロスオーヴァーの陰に霞んでいく存在であって、ましてやそれらがプログレッシヴ・ロックのよりアンダーグラウンドな、あるいは英米以外の地域限定的な展開や、あるいはヨーロッパに飛び火して独自の変容を遂げたフリー・ジャズやそこから派生したフリー・インプロヴィゼーションなどと結びつくとは思いもよらない」

のは、まさにおれだー!


電子レンジもヤバイ

これの前の日の「IH調理器はメチャヤバイ」も・・・


2014年01月04日(土) これが恋ちゃんだろ!

6にんで回転寿司「海鮮銚子丸」のブースにギチギチに入り込んで交差する腕たち。

この2枚の写真に爆笑大会。そうだよ、これが恋ちゃんだろ!

このぷくぷくな顔をイラストにしてバッヂにしてゆるキャラアーティストになればいいんにー







2014年01月03日(金) 多田恋一郎、広尾で個展




多田恋一郎。
次男在学2年、広尾で個展。

ミニマルに異なる女の子たちがかわいくて101人画面いっぱいのが欲しい!

桐生のレストラン「芭蕉」。
建物の中は棟方志功作品や古い民芸が調和している別世界。
腰をかがめて入るにじり口を入って個室でカレーやケーキセットをいただく。



















2014年01月02日(木) 伊勢崎のショッピングモール「SMARK」




群馬に子どもたちが勢揃いしているというので、高速で飛ばして夜勤までの数時間を過ごす。
桐生の棟方志功美術館カレー屋「芭蕉」と伊勢崎のショッピングモール「SMARK」。
財布からすかっと3まんが消える。これくらいいい顔してくれないと、生きているおれが浮かばれない。

でもこいつらのミトコンドリアは全部おかーちゃんからのものだ。ミトコンドリアは母性遺伝するのだ。おれと同じミトコンドリアなのは、亡きおふくろと妹と姪のまりえちゃん、あっこばちゃんと二人のいとこと二人の甥っこ、砂川のおじさん二人、の、10にん生存中だ。ユキばあちゃん由来のミトコンドリア遺伝子である。
















2014年01月01日(水) あけおめ タダマス新年会




タダマス新年会。
脱線しまくりでオレ音楽聴いてねーし。メアリーにエクスタシー。
メルドーには何にも感じないのは免疫とか感冒とか感染とかそういう事態ではないか。
どうやってこの盤にたどりつくの!という演奏がたくさん。すごいの一言。
おれはこれ、名盤ー!ありえないサウンドの取り合わせ。
やっぱおれ、ピアノフェチだわ。クリスデイヴィス、すごいの出したー。
ペプシとコーヒーで酔っ払いみたいに笑ってばかりいたけど、こと現代ジャズに関してはタダマスが世界最強だろう。
イェーヲンもヤコブブロもハーシュデルベックも外してしまおう。


12月下旬まではなかなかブルーな日々だったけれど、減給降格もなく、すっきりと新年を迎えることができた。
群馬に子どもたちが揃っているというので明日は数時間。

深夜NHKで「新世代が解く!ニッポンのジレンマ」という番組がやってて、
新しい世代に任せれば大丈夫だなー、などと思う。

初夢は全然音楽じゃなかった。パパがはじめて夢に出てきた。
おれは風呂さっき入ったからいいや、と言うと、「おれが入ろうと思っていたのに」と不服を言うので、ごめんごめん風呂わかすわ!と風呂場に行くと、銭湯みたいな大きさの湯舟で、沸かすの時間かかるわーと湯舟に入って行くと片隅からお湯が外に流れ出ている、あれまあ。と、驚いているだけの、ただそれだけの夢だった。




























Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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