Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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ちょいと涼しくなると、ブーレーズのアルカーナ、萩原健一のハローマイジェラシー、ウェインショーターのアルゲリアtrack1、ジェラルドクリーヴァー“BLACK HOST”、ミシェルドネダのクレフの解剖学、エルメートパスコアールの聖者ジョルジェ、ソニンのカレーライスの女、というラインナップで編集CDRにして聴いてみよう!!!というくらいに元気になる。
そうする事に何の意義が有るのか!
おれの性格診断は正しかったと思わざるを得ない。■
性格診断はこの日記でも>■ なんだけど、これ今年の3月なのか、ついこないだなのか、JTからかよさんのテキストが。 時は流れる。
今日は昼間に休日出勤をしたぞ。大物3件をやっつけてきた。
一緒にいないわたしたちなんて 二度と 想像もできないよ ぶつかりながらも ここに居る奇跡は 偶然じゃない すてきな 意味が ある んだー!(れにちゃんのまっすぐな視線と声) 「灰とダイヤモンド」
「見落とされる不遇のギター・アルバム 10選」をギブソンのサイトが発表 ■
26の異なるジャンルのヘヴィメタル・サウンドをアルファベット順に披露したビデオが話題に ■ わははおもれー。さいとさんはKとQとZがお気に入り。おれはCとDだな。 原田店主から「ドラムスがぜ〜んぶスラッシュメタルな気がするが ^ ^」ほんとだー ジャズでも26できないかな motian jazz, microtonal jazz, maneri jazz みんなMだー
マスコミが報道をしない全国の放射能汚染地図!東京は猛烈な汚染!静岡も東部や太平洋側で高い数値! ■ でも熱海とか伊豆半島の温泉地帯は自然の放射線量がたしたもんだよな、健康にいいというハナシもそこからかな?
官々愕々 東電を今こそ破綻処理せよ ■
星の流れに-昭和20年代の東京 歌はちあきなおみ ■ 貴重な映像がすばらしいです
2013年08月27日(火) |
FB「福島第一原発4号機の「処理」の危険性について」 |
夜勤を終えて風呂上りに今日は休みなので録画ストックにある映画『Always 三丁目の夕日』とその続編の2本を観はじめて、ポロポロの涙を流して、ずいぶんと涙が出るなあと思う。
関川夏央『昭和三十年代演習』を内田樹さんの書評■でチェックして読んでいた。映画『Always 三丁目の夕日』を俎上に過去の捏造についてを記す章もあった。ロクちゃんが大晦日に青森に帰省する列車があんなに空いているわけない、とか。べつにいいじゃん、ドキュメンタリーじゃないんだから。それよりこの本で目をひいたのは、北朝鮮への帰還運動と日本共産党の協力だよな。北朝鮮にユートピアをみて帰還していった人々の悲惨な話は聞いたことはあったが、書物で読んだことはなかった。
『Always 三丁目の夕日』を何度も繰り返して観て、そのたびに涙をたくさん流しているなんて、しょうもないことなんだろうが、眠ってすっきりと調子いいんだ。
昔の洗濯機のグルグル回す脱水装置のシーンが出てきたとき、ちょうど今まさに告別式と火葬をしているおばさんの洗濯機を思い出していた。
記憶にあるあのシーンからずっとおばさんの人生の時間は続いていたのだなあ。ずっと動いていた心臓の鼓動。いくつもの夜。夏休みの夕方からは街中に盆踊りの音響が鳴り響いていた。子どものおれは盆踊りなんか行かなかったな、マンガ本を読んでばかりいた。マンガ本のことはすっかり忘れてしまい、多田自動車整備工場の家族親族のにぎやかさだけがぽっかり残っている。
毎日を、ごはんを炊いたり、おとうふにしょうがをたっぷり入れて醤油漬けにして食べたり、吉田美奈子『gazer』のサウンドが古びていることに時間の経過を感じたり、NHK『下層の宴』(2011)録り貯めしといたのを観たり。
Face Bookでこの投稿を読んで、やばいと思いますね。この東京の練馬のおんぼろアパートのささやかな日々をじっと味わうのは今日だけなのかなー
福島第一原発4号機の「処理」の危険性について海外ジャーナリストの記事がありましたので 参考までにアドレスを下記に記載します。 http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/vip-50db.html
正直、これほど厳しい状況だと思っていませんでした。 漏れ出した汚染水処理どころではありませんね。
例えば不発弾処理をする時にでさえ、住民を避難させ、交通遮断をし、専門家である「自衛隊処理班」が行います。 これに対し、福島第一原発4号機の「処理」では、 広島原爆14,000発分の核燃料を安全に「処理」しなければならないのに、 今のところ住民避難はもちろん、リスクコミも行われず、しかも、事故処理では「素人?」の東電が行う予定です。
瓦礫や他の核燃料棒をよけながら300kgの核燃料棒をクレーンで数センチの誤差で移動することを手作業で 行う回数1500回! その1500回を1回のミスなく実施することは・・・素人判断ですが「無理」でしょう。 また暴走を制御する制御棒もありません。 そうなると、プールの中の放射能が無毒になるまで何千年も福島で地震が起こらないこと。 プールが劣化しないことを祈ることしか手がなくなります。 つまり、我々(人類)は、極めて追い込まれてきています。
文中にもありますが、4号機の「不発弾処理」は人類に対する最大の短期的脅威になっているようです。 少し大げさかもしれませんが、人類があと100年生き残るためには ■処理事業体から東電の排除 ■国際チームの編成 ■徹底した情報公開とリスク評価 ■200km以内の住民の一次避難 ■国家&国際資源(資金と技術と人材)の集中投与 が必要なのでしょう。 このような状況にもかかわらず、安倍首相は原発セールスを行い、また汚染水処理で手だてがなくなっているのに サマーバケーションでゴルフ三昧というのは安倍首相の感性の問題というより、 人類最大のリスクについて、恐らく首相にブリーフィングされていないのでしょう。(そう信じたいのですが) 日本のトップに伝わっていないこと、まさにこれが危機の一丁目一番地だと思います。
2013年08月26日(月) |
タガララジオ36、更新! 甲子園に棲む“魔物”とは「高野連」である |
今日は上司の神業に触れて仕事が楽しかった。かしこみかしこみ。
いつ震災が起こるかもしれないので水の確保、ガソリン給油はいいんだけど、食料はどしたもんかなー、カンパン積んどくのもな、缶詰か!乾き物珍味か!
品川図書館に行ったときに『死後に生きる者たち』という翻訳で辛気臭いタイトルなれどみすず書房、「<オーストリアの終焉>前後のウィーン展望」とサブタイトル、 ルイジ・ノーノが編集人をつとめる『音楽工房』と・・・連載された仕事の採録である・・・
日本語なのに、な、難解すぎる!
解説、田中純、アビ・ヴァールブルク、・・・アビ・ヴァールブルクの本は買ったけど読めてないんだった!
10年後には少しは理解できるようにしよう。
そいえばジジェクの『2011危うく夢見た1年』も難解だ。ついてゆけん。が、目に止まったのだから、文字を追うのだ。挑戦はつづく。
タガララジオ36、更新! ■
音源貼るのわすれてた The Claudia Quintet - September 12th: Coping Song ■
なんだか駆け足手抜き感が。いや、それ以上書いても蛇足だ。3行で詠む、を、極めるんだ。
音源にすぐにアクセスできることは、テキストを変容させる。おれが持論としていた「何分何秒目にこのジャズ演奏のポイントがあると指摘できなければ負けだ」を・・・書けてないじゃん。
いわば、敗北の歴史も、ありだ。
死者は、様々な相貌を持って生者を同時に襲う。このひとはかくかくしかじかな人物だ、という要約を拒否する。生きているアナタは、今のアナタの声や動きの意味で安心して受け入れたり拒絶できたりできるのに。死者はそうはいかない。
甲子園に棲む“魔物”とは「高野連」である ■
小沢健二 - 天使たちのシーン [Live ver.] ■
あがた森魚『ぐすぺり幼年期』 デビュー40周年の40作目の新作 最新作が最高傑作状態は世辞でも誇張でもない 溢れ出るあがた節 聴き始めてペットサウンズが拓いた精神世界のことを想ったわたしなのだくらいに
ふたりの夏物語 杉山清貴&オメガドライブ 雨のウェンズディ 大滝詠一
NHKラジオ深夜便を聞きながら江古田方面へ走らせていたんだ
8月25日0時15分おばさん逝去。享年73歳。
まーやん来てくれて笑って声あげたのがさいごだったよ、来てくれてありがとう
ごめんな、行けないけど、祈っている、おばさんに感謝して
おれが生まれる1年ほど前、1960
2013年08月24日(土) |
運転免許を期日遅れで更新 |
運転免許を期日遅れで更新すると1900円も余計に取られるとは!申請書の添付写真700円(アイフォンで撮ってプリントするんだったー)しめて6150円の出費。ゼニがないのでアパート逼塞仙人と化す。
23日の新宿ピットイン、涙の見送り三振! トッド・ニューフェルド(el-G)蓮見レマ(P,Voice)本田珠也(Ds)昨年、菊地雅章TPTトリオの一員として来日し、その斬新な音楽性で耳の肥えたファンを魅了したギター奏者トッド・ニューフェルドが、同じくニューヨークで活躍する福岡県出身の尖鋭ピアニスト蓮見令麻、そして我らがドラムスの若獅子、本田珠也と共演する。
風立ちぬ 劇場予告編4分 ■
この夏は、「風立ちぬ」を観て風邪ひいて、タダマス10、ミューザ川崎を乗り越えて、奥歯を抜いて、ニセコのラフティングで川を下って羊蹄山のふもとの精霊に触れて、ニセコ・ロッジでバーベキューでイカとか食べて、次男と太田〜取手をドライブして、夏バテして一日おきに有休を使っていた、
という、まとめになるのでしょうか。
ファミマのコーヒー180円のほうが美味しい。
夏バテでよく寝るものだから、よく夢をみていた。もうずっと以前に処分した本やLPやCDが山積みになっている部屋があるところに引っ越している(!)という、その家自体がキャンピングカーになっていて、よくわからない地図を走る、めざす場所があっちだと夢の中ではわかっていて、ところがあちこちに行き止まりの公園やら氷河やら、懐かしい駅が変形して地図ではつながっていたり、現金輸送の仕事に週2日で復帰していたりして、
2013年08月20日(火) |
15 マツケンサンバ II / 松平健 2004 |
おおっと住民票には平成10年に群馬から練馬へ転入と記載があるでわないか、これで群馬銀行に放置していた預金1万円が手に入れられるぞ!したら、がってん寿司で高い皿を喰い放題じゃ、おれひとりで。赤鬼も進撃の巨人も、なし!
たださんを太らせる主婦の会(仮称)からソーセージやら揖保の糸、高級白桃、チョコ、アイス、をいただいているので、おれには返せるものがねえと言っていたが、そうだ編集CDRをあげればいいではないか、と、作成する。全部歌っているひとがわかったら100万円のコーラだよみんな。
01 ひこうき雲 / 荒井由実 1973 02 RPG / Sekai No Owari 2013 03 サラウンド / ユニコーン 2009 04 小さな頃から / Judy and Mary 1995 05 重力シンパシー / AKB48 team SURPRISE 2012 06 岬めぐり / 山本コウタローとウィークエンド 1974 07 人魚 / Nokko 1994 08 Fell Myself / 坂本真綾 1997 09 TSUNAMI / 菅原洋一 2006 10 あなた / 小坂明子 1973 11 戦場のボーイズ・ライフ (ボーイズ・ライフpt.2:愛はメッセージ) / 小沢健二 1995 12 君がいた夏 / Mr.Children 1992 13 黙示録 / 原田真二 1978 14 灰とダイヤモンド / ももいろクローバーZ 2013 15 マツケンサンバ II / 松平健 2004
素晴らしすぎる77分15曲。邦楽しばり。誇らしいなあー!おれ。
わあわあ、美しすぎるノッコの「人魚」の声の冴え!小沢健二「強い気持ち・強い愛」の高揚! ■
音楽は同時に無限の世界に生きることのできる魔法なんだ
小沢健二-天気読み ■
小金井のかごや書店では、ロッキングオン、ミュージックマガジン、クロスビート、包、音楽芸術、ブラックミュージックレビュー、よいこの歌謡曲、レコード芸術、スイングジャーナル、ジャズ批評、ジャズライフ、ミュージックトゥディ、ロッキングオンジャパンを、みんな買っていたさ、あの頃はさ!
2013年08月19日(月) |
練馬→太田→取手→練馬 228km |
練馬→太田→取手→練馬 228km
次男の夏の制作を運搬。かわいい女の子のアクリル絵画イラストが12個。くちびるにピアスしてるこ、微笑みのわずかな違い、瞳のわずかな表情。気に入る。100個並べるとさらにすごいかな。
きよりんに3千円おこずかいあげて、アニメ「進撃の巨人」をはじめて観る。面白い。時代はどんどん新しくなっていく。テーマ曲が平沢進のテイストに似ている、好ましい。
館林から利根川沿いに深夜走る。関東平野の原野の面影が残っていてワイルドな孤独感。
長女かなみんが来年結婚する。
次男を取手で降ろして独りで走る水戸街道・環七、ここも来た、ここにも来た
メアリー・マクレガーの「さよなら」銀河鉄道999のテーマ曲が、なぜにか 銀河鉄道999 SAYONARA by メアリー・マッグレガー ■
もっちゃんのFB記事
今夜は母の病室で朝を迎えます。 2ヶ月前に入院したばかり。 末期ガンで余命幾ばくもないのです。
こうして手を握ったり手足を擦ったりしか出来ない。 自分の無力を感じるのだなぁ〜全く…
今は容体は落ち着いていて、このまま時が流れ、穏やかな朝を迎えれそうてす。
ただ祈るのみです。
お袋、俺が付いてるから安心しろな。
2013年08月18日(日) |
セブンイレブンのアイスコーヒーRサイズ100円 |
毎日3杯セブンイレブンのアイスコーヒーRサイズ100円のんでる うまいー 世間ではフィーバー状態になっているようだ やっぱり? そんときの煙草の旨さしか要らないので、結果本数減った
咳の発作は直った クーラーが頚椎を硬化させて咳の中枢を刺激していたようだたぶん しばらく出たことのない鼻血まで出てたから 年貢の納めどきかと思ったけれどアイスコーヒーで救われた
ほんとかよ!
これからひと眠りして群馬往復して夜勤だ
村井康司さんのFBから
夏の夜にいちばん合う音楽はブラジル音楽かガムラン。 というわけで、ブラジル音楽とジャズ、というお題でコンピレーションを作ってみました。
1 ChattanoogaChoo Choo Carmen Miranda 2 Speak Low Laurindo Almeida(g)/Bud Shank(as) 3 The Girl From Ipanema Stan Getz & João Gilberto 4 Wave Antonio Carlos Jobim 5 Theme From "Black Orpheus" Paul Desmond 6 TheDolphin Bill Evans 7 Nem Um Talvez Miles Davis/Hermeto Pascoal 8 What Game Shall We Play Today Chick Corea/Flora Purim,Airto Moreira 9 Ponta De Areia Wayne Shorter/Milton Nascimento 10 The Magicians (Bruxos) Airto Moreira/Egberto Gismonti 11 Empty Faces (Vera Cruz) SarahVaughan/Milton Nascimento 12 Frevo CharlieHaden/EgbertoGismon 13 Prato Feito Toninho Horta/Pat Metheny 14 DelírioCarioca Guinga 15 Zonzo Triz(André Mehmari, ChicoPinheiro,Sérgio Santos) 16 Pelas Aguas Antonio Loureiro
自分で作れるかなあ、このコンピCDR 16曲目のロウレイロは斎藤直樹さんが年間ベストで挙げていたなー
2013年08月14日(水) |
幸来(こーらい)さんのラーメン、子供の頃食べた味が忘れられなくてさー。 |
「幸来(こーらい)さんのラーメン、子供の頃食べた味が忘れられなくてさー。」
砂川の幸来さんの3軒隣に2年ばかり住んでいた。おふくろがそこにパートで出ていて、小学校1年生のおれは帰るなりラーメン屋に顔を出して、おじさんが投げよこしてくれるチャーシューをほおばっていた。
数年前に末期がんの母親と訪れ幸来さんで食べた。母は店主の名前を呼びかけ「ワタシ、憶えてるかい?」と昔話をし始めていた。ラーメンの味は、確かに同じなのかもしれないと思う程度だった。
2月に砂川の叔父さんが「幸来さんのラーメンは出前でとって、ちょっと伸びたくらいのところが一番美味しいんだ、まーやん」と言っていたので、この夏の帰省では検証訪問をしたのだった。
叔父さんは前日まで富良野の吹上温泉に車中泊2日して、夏風邪ひいて鼻水たらたらで熱っぽかったのに8にんで押しかけたのを接待してくれた。
出前を届けに来た幸来さんの店主(若い頃ぼくにチャーシューを投げてくれていた)は日焼けしたハンペンみたいな顔でへんくつジジイになっていて、叔父さんが「昔は運動場まで出前してくれたよなあ!幸来のラーメンは出前してもらって伸びたところが美味しいんだ」と話しかけても、憮然としたまま「ええ、そりゃあいろんなお客さんが居るもんでさ」とだけ応じていた。
ほんとうに、出前してもらったラーメンがあの味だった!
18で東京へ出てきて都内のラーメン屋400軒くらい食べ回ってきたけど、遭遇できなかったこの味。ラードをこってりまぜて、化学調味料をばっさり大さじ2つも突っ込んだような仕様であったのだ。昭和の貧しい空知平野の味なのだった。
2013年08月13日(火) |
佐々木昭一郎「アンダルシアの虹」 |
湧いている水の紋様は解像度の高いカメラで撮りたい。
京極のふきだし湧水 蝦夷富士「羊蹄山」に降った雨や雪解け水が濾過され、地中のミネラルを加えながら50〜70年という長い時間を経て流れ出る恵みの湧水。「京極のふきだし湧水」は国内最大級のもので、1日の湧水量は8万t、30万人の生活水に匹敵する。1985年、環境庁の「名水百選」にも選ばれ、この自然が与えてくれた宝物、おいしい水を求めて、湧水のある「ふきだし公園」には訪れる人が絶えない。
むかし来たことがあるような気がするー
テリエ・リピダルの『オデッセイ』BOXを聴く。 音楽の技巧や影響下をみるとつまらない音楽に思われるかもしれないなあ、今では。 若い頃に、北欧の果てのロンクンロールを想像して聴いていた、有難さが蘇る。
「NHKアーカイブス」録画しておいた 「アンダルシアの虹」(川シリーズ・スペイン編) 作・演出:佐々木昭一郎 撮影:1982年夏、スペイン・アンダルシア地方、 初放送:1983年3月19日 受賞:文化庁芸術祭大賞、 プラハ国際テレビ祭最優秀演出賞
を観る。風景の中の音がすばらしい。
「アンダルシアの虹」のサウンドイメージの瑞々しさ、と、いとおしさ、
ジプシーの家族が家族会議を経て旅立つという、こちらが届かない遠さ、哀しみ? はこちらが一方的に抱くこちらスケールの感情
地球の果ては人々の中にある
音と記憶を考えさせる。
人生は旅だな、どこかへ出かけたい。 日本地図をなでるように地形を転げまわって過ごすべきなのだ、おいらは。 1982年なんてついこないだのような気がしているが、30年も経っているのだね。
「微音空間 中尾幸世」 ■
ミュージサーカス内「彩耳記14」/堀内宏公 遍在する心、静かな宇宙の庭──佐々木昭一郎 ■
アスキータさんが書いている。 ■
2013年08月12日(月) |
カツコおばさんのお見舞い |
ニセコの空。
カツコおばさんのお見舞いに行った。血栓症と末期がんの判明で数ヶ月ときいた。
駅前から歩いてきて角を曲がると200メートル先からおばさんの笑い声が聞こえたよね! おばさんの声で「まーやん!よくきたねー」て聞けないのは寂しいよお!
と話すと、おばさんは顔をくしゃくしゃにして笑った、懸命に「まーやん」と声を出してくれた。
おふくろ、久しぶりに笑ってた、来てくれてありがとうとモッツ部長と奥さんとみつえちゃん。
部屋じゅうに新聞紙を敷いて食べたジンギスカンの光景をみんなで想った。
恐怖新聞やうしろの百太郎をリアルタイムで読んで、トイレに行くのが怖かったよなー
結婚のときに砂川の宿を取ってくれたことを、感謝した。ぼくは25だった、たしか。その宿で布団に寝転がって原稿用紙に向かった、ジャズ雑誌から頼まれていたキース・ジャレットの10枚を書く原稿で、こともあろうに「風の谷のナウシカ」を書くなんてとんでもない破天荒な態度だったけれど、今となってはどことなく真実を突いているようなところもある。
FaceBookで流れてくる音楽情報にドキドキしていると、めまいがしそうよ。
YouTubeでちょこっと聴いて、あっという間に2・3時間経っていて、何聴いたか、アーティスト名すらスルスルと記憶からこぼれてゆく・・・。
この夏の野外音楽フェスでミスチルのファンが会場の席取りをして、お目当て以外のライブを無反応に占拠している光景を「ミスチル地蔵」と音楽ファンの怒りを買っているそうな。スマパンのメンバーもオーディエンスに皮肉を言ったとか。果てしない闇の向こうに手を伸ばす系の人々、というミスチルファンへの形容は笑える。おれ、ミスチルファンだったんだけどなー、旅立ちの唄(2007)でなぜかファンとしても旅立ってしまっていた。
おれ、おふくろ、かつこおばさん、1961
夜中の0時から翌夜中の0時までずっと30度を超えていた観測史上初の日。 日中は38度超えをしていた都内だが、練馬の路上では42度を超えていたんだそうだ。
2013年08月09日(金) |
Zeppelinの in the time of dying |
涼しい6月の羊蹄山。中学生のおれに井上陽水ショックをくれたあこがれのおじさん、65さい?くらい?、このスマートな躍動はすごい。
タダマス10、ミューザ川崎ヴァイオリン協奏曲三善晃、バタバタでした!
依然、頚椎のシビレとたんと咳の発作をたどると右下単独奥歯のグラグラ状態だったから歯ぐき〜アゴ〜首の付け根のこわばりが原因だと感じたので、3日土曜日の朝に佐久間歯科予約無し突入で抜歯を敢行、痛み止めと抗生物質で横になって、夜には羽田空港、千歳空港、翌朝にはニセコアンヌプリへ。
3日から7日、毎日がドライブ日和、青空満天、天然クーラーな北海道。
体調不良から一転して、川下り、ニセコ・ラフティング・クラブ■、 羊蹄山のふもとを流れる川にダイビングするわ、勝手に流れていって係員に制止されるわ、 だれよりもこのおれが大騒ぎしていた、オールで水しぶきを立てて他のボートと合戦、空振りして落下するわ、オールを流す失態をさらすわ、ネパール人のホンさんに「このままネパールまで流されっぞー!うおー!」と雄叫びをあげてウケるわ、
北海道の大自然の中で川に流れるおれ、 Zeppelinの in the time of dying ■のギターのリフが耳に流れて、 宇宙との一体感に身をまかせるひととき
(今月はセブンイレブンのアイスコーヒーにはまってますー)
フライングダッチマンのヒューマンエラーのCDはいまいちだった、やっぱこの動画だよ ■ 「ヒューマン・エラーだぜ!ばっかやろう」 これは京都の鴨川のほとりでゲリラライブしたのかな。
東京に戻ってきたら、連夜、午前1時気温28度湿度90%風速1mだなんて、 ゆうべはトラック納品の兄ちゃんがぶっ倒れて動かなくなった脱水症状、レスリングやる若者が「身体が熱くて真っ白で、ヤバイよ、たださん」、119番通報、大学病院搬送、点滴で回復。
アイスランド、レイキャビクの下り坂の夕暮れの街並み。を、テレビで観て、涼しい。そこに暮らすことをちょっとだけ夢見て、幸福になる。
2013年08月08日(木) |
多田が珍しく益子と一見対立する「ジャズ耳」的な立場 |
ニセコの大空を、風の鳴る音を聴いていると、電気を使った音楽が総じてダメに聴こえてしまうんだが、ひこうき雲荒井由実と青函連絡船の実況録音を聴いてドライブしていた。
飲用不適と表記された湧き水にわざわざクルマを停めて 皆の制止をかえりみずに飲むおれ。 うけげ、ほんとまじい!はよタバコタバコ、コーラコーラ。
福島恵一兄さんから、仔細に愛情のこもったレビューをいただいていた。
他の耳が聴いているもの − 「タダマス10」レヴュー ■
ニセコのロッジで、年上の義弟が仕切ったバーベキューでホタテもイカもジンギスカンもホルモンもたらふく食べて深夜のアイスコーヒーをのみながらアイフォンで読んでいました。レイヤー構造も、ポップのかたちも、この夜空の下で思考するとき、また、爽やかに涼しげに未来の到来を楽しみにする構えになってくるのでございます。
イエスの危機やタンジェリンドリームの浪漫やウイングスのスピードオブサウンドに空間性を聴いていた中学生が、1980ねんに18で上京して高田馬場ムトウでECMコーナーのジャケの彼方に視線を飛ばしていたのは、「ここではないどこか」=「失われた故郷への視線」=「北海道」だったのかな、と、52の夏になって思うのですが、そんな安直な、ことでいいのでしょうか・・・。
それはさておき、「タダマス10」レヴュー、今回もまた福島さんの指摘によって四谷音盤茶会の価値が定置されているとも言うべき事態です。益子さんは「毎回厳しいご指摘が嬉しい」と書いてますね(今、チェックした)、厳しいのかな、おいらには、いつも起こっていた事態の明確化に目が醒める思い。
クレイグテイボーントリオ『Chants』の選曲で、え?あの長いトラック?と意外に思い、益子さんのセレクトとしてこのトラックに耳をそばだてたとき、このトリオの可能性のありようが耳に察知することができた。それで、それをどう言語化したらいいのか、と、これまた着地しないでいたところ、モーガンのベースは句読点の打ち込みではないかとの聴取の読み。「たださんはピアノソロの革命がECMからと言っていたけど、ぼくはこのトリオはピアノトリオの革命と感じた」と。私たちが無計画に断じた輝かしい宣誓だ、うおおお。
ぼくは冊子イントキシケイト記事でモーガンがすごい、モーガンはラファロだと書き、タガララジオ34では「この軽やかさと、ジャズピアノの歴史に着地しないよそよそしさは、」とだけ書き、続けてデスメタルバンドのゴーガッツを紹介して、その外部性に核心があるのかなあと考えていた。それは音自体に向き合わないでいたわたしの弱点であった。つまり、益子さんの聴取のほうが数段すごかったのだ。
それが福島さんを唸らせたという事実だけでもすごいんだが、その聴取体験を綴る福島さんの記述の密度もすごいというか、鬼気迫っているのは読み取れているよね、あなたさま。この聴取は演奏者自身も意図として明確に対象化していないのでは、とまで輪郭を描いてみせている。
もう、批評家益子博之と批評家福島恵一の現代ジャズ横綱対決と言っていい風景なのだ。
皆勤参加いただいている月光茶房店主原田正夫さんのコメントも飛ぶ、月光茶房は晩年の清水俊彦が入り浸っていたジャズ喫茶であるし。福島さんは2年前のレクチャー「耳の枠はずし」で清水俊彦の耳の軌跡と真価を音で辿り、まさに即興〜音響〜音響以降を、ジャズ・アヴァンギャルド以降の批評を継承するものであったし。益子博之は批評サイトcom-post編集長だったし、いーぐる店主後藤雅洋(ジャズ評論界の王だ)がナンバーワンだと高く評価していたことをあちこちでおれはきいていた存在なわけだし。役者は揃ってるよなあー。
・・・このおれ?、は、あれだ、いーぐる後藤さんからアヴァンギャルド系CDばかりリュックに詰めてテーブルに並べているのを見咎められて「おまえは渋谷のメアリージェーンへ行け!」と言われて、作家の川上弘美と後藤さんたちが話しているナイトタイム営業中を割って入って「ここに地図を描いてくれろ」と、川上弘美さんに一瞬見つめられたりして(にらまれた可能性も捨てきれないが)、そしてメアリージェーンに出入りしてたら元JAZZ編集長杉田さんやJazzTokyo編集長稲岡さんとつるみはじめたというゴロツキ野良猫だというから、アウトロー系だよな、あ、アウトゼア系か・・・
”今回、多田が珍しく益子と一見対立する「ジャズ耳」的な立場から「こんな音楽を聴かされて、いったい何を聴いたらいいんだってことですよ」といった旨の発言を繰り返していたのも、私には冒頭の益子の提言を反対側から捕捉していたように思える”
ごおおお、単に多田の反応がイマイチだった、とはしない、この思考。・・・唸るしかない。こんなんポップスだよお、ピーターバラカンさんがかけるアメリカンポップスとしてのジャズだと思うう、とか、前回までEivind Obspikを変態ポップスでサイコー!とか言っていたくせに>自分、という、
で、”「ジャズ耳」的な立場”と福島さんが見抜いていた背景におののくのは、おいらがTPPトリオ、トーマスモーガンにジャズの風景が一変した、自分の耳がそこから動けないでいる事態を見抜いていたことだし、「ジャズ耳」というキーワードは後藤雅洋師が著作にまでした概念だけど、その著作の冒頭で「ジャズ耳」の存在に意を強くしたというエピソード、エクスペリメンタル講演で後藤さんがジョンケージ作品等20曲くらいかかった中でのベスト5トラックを挙げて、おいらが「その順序までわたしも同じですっ!」とほんとにそうだった発言をしていたそのこと、そこに福島さんも益子さんも参加していたわけだけど(証言者のように!)、まあわたしも20代からいーぐるに入り浸っていたのですからジャズ耳はあると、門前の小僧ジャズ耳を感得していたのか、なあ、光栄でございます、はい、といった入り組んだ事態をも見抜いていたからなのだ。
「ジャズ耳」としたときに、後藤、益子、多田は一線上に立たされる。
しかし後藤さんはテイボーン盤には「べつにジャズじゃなくてもいい表現だろうに」と書いていた気がするし、後藤さんはウェインショーター盤に「おれの評論家人生を賭して名盤と断ずる」と書いていた気がするし、どちらも気のせいかもしれないし、そのウェインショーター盤に対してジャズ耳多田はスーパー歌舞伎のこけおどし以上のものを感じなかったわけだ、現代ジャズはいわば能だ、え?能は歌舞伎よりも上位なのかって?当たり前じゃありませんか!、などと、よく論旨の取れない所感を抱いていたものでもありました、
・・・これってさー、後藤さんがなかなか次世代のジャズ評論家が覇権を担わないでるのに業を煮やしてわざとコケてみせてんじゃね?
こんな情けないドラマはないわーと、まじで思っているわけです。ジャズ耳多田よりも数段上位に居るジャズ耳益子博之への印籠だろ、もとい引導だろ、あれ?どっち?後藤さんは同じくショーター盤評価の古刹中山康樹も抱え込んでの、引導だろ、あれ?印籠?コンポストへのジャレット盤クロスレビューに益子さんは参加していないことへの(このへんナシナシ!)
後藤中山が名盤と断じ、益子多田が泣けてきている事態は、経験履歴の異なる世代の耳の差
何を書こうとしているのかわからんくなってきた
京極町のお水は冷たくてシビれましたー
2013年08月07日(水) |
タガララジオ35更新 |
ヴァルター・ベンヤミン 翻訳者の使命
「ある容器の二つの破片をぴたりと組み合わせて繋ぐためには、両者の破片が似た形である必要はないが、しかし細かな細部に至るまで互いに噛み合わなければならぬように、翻訳は、原作の意味に自身を似せて似せてゆくのではなくて、むしろ愛をこめて、細部に至るまで原作の言いかたのなかに形成してゆき、その結果として両者が、ひとつの容器の二つの破片、ひとつのより大きい言語の二つの破片と見られるようにするのでなくてはならない」
タガララジオ35更新 ■
新譜が並ばないでいるが、やはり重要なところは記しておかなければ・・・
伊武雅刀の子供達を責めないでの替え歌は、ただの照れ隠しです、ECMはすごいんです。
韓国のECMフェス!9月7日、 チョン・ミョンフン指揮ソウル交響楽団とアンドラーシュ・シフ、ハインツ・ホリガー!
明らかな50代おっさんがスカートをはいてて、おしりのところが花柄パンツ丸見えで、ときおりそのパンツを自分でずりさげて近くの若い女性従業員にケツを見せようとする、午前2時15分。
これは韓国のジャズ雑誌か。アイヒャーが海をバックに・・・?湖かな・・・
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