Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2013年04月30日(火) |
藤原氏、セブン、エース。(タダマス9写真) |
いい写真だなあ。リディアンクロマティックコンセプトインストラクター藤原、アイスラッガー装備し忘れのセブン、エース。撮影ゾフィー兄さん。マンとジャックは地球で戦闘中。タロウは隣室で営業中。
しかし、四谷音盤茶会、ねた切れやマンネリになることなく、がぜん驚きの現代ジャズ新譜がこれでもかと登場してくるものだ。益子博之のセレクトと構成によって、でしか、現代ジャズの潮流は聴こえてこないのではないか?おれはアルフレッド・ライオン、マンフレート・アイヒャー、ステファン・ウインターのアンテナの継承にジャズ史を視るが、益子は毎年NYへ定点観測を続けて、また随時ミュージシャンやメディアの発信に注意を払い、精選した新譜を3ヶ月で4・50枚を狩猟し、そこからさらに10曲を絞り込んで四谷音盤茶会を問うてくる。それに週に2・3本はコンスタントに首都圏のライブに通い日本のシーンの発火点をリサーチしている。それで花粉症だの体調が悪いと言いながら本業はしっかりとこなしているのだから、相棒のおれは一体何をしているのか。
ということを書くつもりではなかった。
昨日の原田さんのFB投稿にやりとり。備忘。 ”二つのピアノ・トリオが同時進行で演奏する。二つのピアノ・トリオは楕円の二つの中心を成していて、さらにひとつの「中心」にはピアノとベースとドラムスの三つの「点」がある。三つの「点」を持つ二つの「中心」……そのひとつの「点」であるデルベックのプリペアドなピアノの打音に耳が最初にいくけれど、六つの点は六つの音の進行として確かにあるのに、にじみ合うように区別がつかなくなる……つまりどの「点」にも耳がフォーカスできなくなり、多焦点から無焦点に推移してオールオーヴァーな音のありようとなって時間が進む。”
多「うわ、すごい指摘読んでしまいました!まさにそういう演奏でした。ありがとうございます!」 原「先ほどEメールを送信しましたけれど、そこにも書きましたが、上に書いたこと、益子さんも感じていたようです。音盤茶会の本編で言及し忘れたと終演後に言われてました。」 多「天才は天才を知るのだー、としか言えないでいた自分ですう」 原「デルベックとハーシュのことですね。多田さんが話したハーシュへのメール・インタヴューの話も興味深いものでした。 ところで、このCDの録音の時、ミュージシャンは自分が属するトリオの他のメンバーの音を聴いて反応しつつも、もう一つのトリオの三人の音も聴いていたわけですよね。ハーシュのトリオのベーシストは、デルベックの音や、デルベック・トリオのベースやドラムスにも反応することもあったのかなぁと。6人が皆そんなことになっていたのかしらと。ついそんなことも考えてしまうのでした。」 多「この演奏にヒントがありますでしょうか??? ■」 原「をを〜。こんな映像が!ビンゴォ〜ナイス〜スーパー……二つのトリオがはっきり分かれているんじゃないんだね。二つのピアノと二つのベースと二つのドラムスのための……と言ったほうが正しいのかも。ダブル・トリオは正しいけれど、ダブル・トリオすなわちトリオが二つと (スピーカーも右と左に分かれて再生されるし) 認識してしまうといけないなぁと思いました。三回も見ちゃった。やはり皆、全てを聴いているよね、ちゃんと。当たり前か(笑)。」 益「ステレオフォニック上では割と明確に分かれて録音されているんですけど、ブースの仕切りもなかったんですね。」 多「最初聴いたとき、ダブルピアノトリオ、意味はそうだけど、どう聴いたらいいんだあ!という驚きはあったので、その驚きをわたしは詰めるべきでした。「うん、デルベックの思考だな、仕切りだな、デルベックのレーベルだし、ハーシュが惚れたんだな」と、音を聴くことから離れてしまっていたのでした。反省。」
2013年04月29日(月) |
タダマス9のふたつのトピック |
おおー、すごい写真だなー。これぞジャズ史の一断面だ。
休憩でカフェオレたのんでタバコ吸ってかえってきたらLCC談義がすでに始まっていたのだった。LCCはメソッドではなくてコンセプトだと聞いてるのに山下邦彦はどうなのときいてみたり、LLC耳に合致するのはクリススピードとハルヴァーソンだろ!と決めつけたり、わたしはこの日も見事な暴投ぶりを発揮していたばかりだった。たはは。
タダマス9のトピックについて、原田正夫さん(月光茶房店主)が2点FaceBookに投稿されている。以下、それを備忘コピペですー
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日曜日 (28日) に喫茶茶会記の『益子博之/多田雅範 四谷音盤茶会 vol.9』でかかった Benoȋt Delbedq and Fred Hersch Double Trio "Fun House"■ (Songlines Recordings) が忘れられない。 二つのピアノ・トリオが同時進行で演奏する。二つのピアノ・トリオは楕円の二つの中心を成していて、さらにひとつの「中心」にはピアノとベースとドラムスの三つの「点」がある。三つの「点」を持つ二つの「中心」……そのひとつの「点」であるデルベックのプリペアドなピアノの打音に耳が最初にいくけれど、六つの点は六つの音の進行として確かにあるのに、にじみ合うように区別がつかなくなる……つまりどの「点」にも耳がフォーカスできなくなり、多焦点から無焦点に推移してオールオーヴァーな音のありようとなって時間が進む。 この日の最初のハイライトだったように思います。 スゴいもん、聴いちゃった。
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『益子博之/多田雅範 四谷音盤茶会 vol.9』での二つ目のハイライトが、ゲストの藤原大輔さん (写真左) が、前半が終わって休憩時間中にホストの益子さん (写真右) との雑談から始まってしまった25分ほどの、リディアン・クロマチック・コンセプト (以下 LCC) に関する「講話」だったと思う (藤原さんは LCC のインストラクターでもある)。 ジョージ・ラッセル (George Russell) が提唱したLCC (Lydian Chromatic Concept) はその名が示すようにコンセプトであってメソッドではないという。バークリー・メソッドのように方法論ではないので、メソッドとして取り扱うところに誤解や誤謬が生じてしまうという話に目から鱗が落ちる思いがした。 自分自身は音楽理論に関しては無知に等しいから LCC に関しては尚更であるけれど、この日の藤原さんの素人にもわかりやすい話の中で、LCC が認識論やあるいは世界観に繋がる内容であることが理解できた。これは相当興味深い話で、いち音楽の話にとどまらない事でもあることに、ちょっと興奮して身を乗り出してしまった。アートや哲学の話とも密接に繋がる内容でもあるからです。
藤原さんの LCC に関しての「講話」には「続き」がありました。 6月9日 (日) 15:00〜 に荻窪ベルベットサンで、音楽理論に通じていないリスナーや素人にわかるように LCC についてレクチャーをされるとの事。 日曜日でもあることだし、ぜひ参加したいと思ってます。
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2013年04月28日(日) |
右手のママと左手のパパは黒くて堅い拍子木になっていた |
しっかりとした木造の小学校の体育館を前に進んで、右側の階段からステージにのぼると、凪いだ海になっていた。 9さいのぼくは、両親と手をつないで、右はママで、左はパパだった。ママは太っていてもうすぐ赤ちゃんが生まれるから、ぼくたち3にんでいられるのは今日まで。パパはまだ白石の自宅で毎日日本ハムの試合を観るのを生きがいにしているから、2年前に菊水の病院で末期がんで苦しんで死んでいったママとこうして右手でつながっているぼくと、75さいになって生きているはずのパパを左手にして、ぼくは死者の側にいるのか生者の側にいるのか。 ママが「まさのり、スーパーに行って魚を買わないとね」と、海の上をシュルシュル3にんのまま進んでゆくので、ぼくたちはそういう存在なのだとちょっとだけ安心する。 サハリン島のテルペニア湾、北海道に向いているハサミ状の最初の半島ではなくて、その上のハサミ状の大きな湾。海の上を進んでいると、足の下に時折サンマとかイカとかスズキが顔を出している。「いや、これを獲ってしまうとお金はかからないけれど、ぼくたちは浮力を失ってたちまち溺れて凍り付いてしまうから、やっぱり岸辺のスーパーに行かなければだめだ」と、ぼくはふたりに話している。 岸壁に近づくとそこに市がたっていた。氷下魚(コマイ)ばかりが売っている。売っているおじさんおばさんは10にんくらいいるのに、客はぼくたちだけだった。 すぐに食べられるお刺身になっていないとだめなんだ、ごはんもなければいけないし、それにここにはお醤油とおろしたわさびも無いのではないの?ぼくたちには住む家もないし、お茶碗もおはしも持っていないのだから、と、売り場のおじさんに抗議するように話していたら泣きたい気持ちになってきた。それにぼくはここでこのふたりの子どもをやっているわけにはゆかないのだ、ぼくは父親であって練馬での生活がほんとうのぼくなのだ、と、焦ってきたら右手のママと左手のパパは黒くて堅い拍子木になっていた。
そんで、目がさめた。駅前のスーパーに行って刺身を買ってきた。
四谷三丁目喫茶茶会記に歩いてゆくと、店の前のライトバンの後ろにギタリスト平井庸一が立っていた。おおー、心の友よー、ジャムセッション知っていたら来たのにー、元気だった?、ちょいと痩せた?と握手した。また近々。
サックス奏者の藤原大輔とあいさつ。はじめましてじゃないよー、ほら、Phatが日曜日の渋谷の路上ライブやってて、アウトゼア編集長の末次安里と、今では菊地成孔のプロデューサーの高見一樹と観に行って、藤原さんにインタビューしたでしょ、あん時藤原さんはジャレットのアメリカン・カルテットがバックボーンだとか言っていて、あれから13年?いつのまにリディアン・クロマティック・コンセプト・インストラクター?なつかしいっすねー。出まかせ言ってんなー。出まかせだったのー?こないだも13年ぶりのひとと会った、今月はそういう月なのかー。かかか。
へええ、池田さんはアウトゼア誌を知ってるの!楽しみにしていたのー!そんなのきくの何年ぶりだろ。あれはね、いーぐるに出入りしていた時分に後藤さんから渋谷メアリージェーンに行ったほうがいいと言われて、そこで福島哲雄店主やら元JAZZ誌編集長杉田誠一やECMセクション稲岡邦彌と遭って、その頃はリュックにCD4・50枚持ち歩いていたジャンキーだったから、杉田さんが「ジャズの雑誌作るんだけど新譜を6枚書いてくれ」と言われてねー。創刊号はどこの本屋でもレコード芸術とスイングジャーナルと平積みになっててさ、札幌の四プラ近くの本屋でのまぶしい光景は忘れられない。
画像は、タダマス9でわたしがもっともぞぞけが立ったトラック。 女の子3にんだ。サックスのイングリッド・ロウブルックの進化が聴けるキラーチューンだ。
2013年04月27日(土) |
<プリミティヴィスム>と<プリミティヴィズム> |
セビリアってスペインの南部の街かあ。 セビリアで生まれ育ったFB友人の掲げるクラシックをぼくは聴こえているのだろうか?昨日の日記の。
Kelan Phil Cohran and Legacy - White Nile ■
Patrick Farmer - Stood for thirty minutes, before the picture without moving ■
François Houle 5+1, featuring Benoît Delbecq on piano, Taylor Ho Bynum on cornet, Samuel Blaser on trombone, Michael Bates on Bass, and Harris Eisenstadt on drums. ■ サミュエルブレイザーがデルベック5に
Benoît with Tony Coe, Tony Malaby, Antonin-Tri Hoang, Jean-Jacques Avenel and Steve Argüelles ■ トニーマラビーがデルベックと
Jean-Jacques Avenel (bass), Emile Biayenda (drums and percussion) and Benoît Delbecq (piano, prepared piano and composition) ■
Ralph Towner and Dan Tepfer, free improvisation, Atelier de la Main d'Or, Paris ■ うおおおおおー、フリーインプロをやるタウナー!!!・・・なってねえー
The Claudia Quintet Live from Jazz Baltica 2009 Rainy Days.... ■
Ivo Perelman Quartet @ The Stone 1-30-13 ■ 強いけど旧い
Giovanni Guidi Trio - City of Broken Dreams ■ モーガンで成立
Gorguts (CAN) Live at the Underworld, London August 13, 2012 FULL SHOW ■ テイボーンはゴーガッツのギタリストと共演する契機があった
図書館に『<プリミティヴィスム>と<プリミティヴィズム>』大久保恭子著(三元社)が届いていて、なにか書評でも気になったのかな、 おのれの来し方は、高松から入植した父方と大阪から出稼ぎにきた母方、 高度成長期に北海道の地方で育って、 18で東京という巨大な遊園地に来て遊んでいるばかりな51だ、 根無し草、デラシネと、五木博之だったか野坂昭如だったか、 外部がどこに生成しているのだろう。
2013年04月26日(金) |
セビリア出身セビリア在住のエミリオ・ホセ・オガーラ・サンチェスさん |
2ヶ月前の早咲き桜にあわてて花見の準備飾り付けをされた文京区播磨坂桜並木付近。
アルフレッド・ライオンとマンフレート・アイヒャーとステファン・ウインターですよ!決まってるじゃないですか。
内田樹の研究室 「東北論」 ■ 「戊辰戦争ですよ!決まってるじゃないですか。戊辰戦争で、奥羽越列藩同盟が賊軍になって、それからあと150年間、中央政府によって有形無形の差別を受けてきたからですよ。」 「調べればわかるよ。戊辰で勝った側と負けた側の原発設置比率は。歴然とした差がある。要するに、賊軍にされた地域は貧しいままにとどめおかれたということですよ。」 「そこに賊軍出身の秀才軍人たちが雪崩れ込んで行った。真崎甚三郎は佐賀、相沢三郎は仙台、ポスト争いで相沢に斬殺された永田鉄山は信州、統制派の東条英機は岩手、満州事変を起こした石原莞爾は庄内、板垣征四郎は岩手。藩閥の恩恵に浴する立場になかった軍人たちが1930年代から一気に陸軍の前面に出てくる。 だから、あの戦争があそこまで暴走したのは、東北人のルサンチマンが多少は関係していたかもしれないと僕は思う。結果的に近代日本を全部壊したわけだから。ある意味で大日本帝国に対する無意識的な憎しみがないと、あそこまではいかないよ。戦争指導部は愚鈍だったと言われるけれど、僕はここまで組織的に思考停止するのは、強い心理的抑圧があったからじゃないかと思う。」
【宮台真司】『おおかみこどもの雨と雪』は宮崎駿の後継者宣言 ■ 子供の領分の尊重。親として、を、断念する。
12年前から知ってる若者だよ。いいやつだよ。まじめだし。彼がどのような会社のどこに属しているか知っている。非正規労働者だ。GW明けまで休みナシで、最後の3日間はずっと職場に居ることになると。それで残業代は一切つかない。結婚したばかりの奥さんが倒れた。ストレスが起因らしいが原因が判然としない。検査を受けて3日入院して家に戻った。検査だけで3まんえん支払った、もう余裕がない。入院費用の工面がつかない。
だれもがわたしの子どもであるし、だれもがわたしの両親であるし、祖父であり、孫である、という気持ちで、離れたり寄り添ったり軽口をたたいたり、挨拶したり笑わせたり、どうでもいいことを投げつけて数分間のインプロトークセッションをしている。
「やー、だからさー、クリス・スピードとメアリー・ハルヴァーソンという2大オンチが現代ジャズの核心に居るんだからさー」「わー、オンチはないでしょー!」
ふふふ、ジムブラックアラスノーアクシズの新譜、たのしー! クリス・スピードのななめトーンの棒読み。 ジム・ブラックはソニックユースとジョンボーナム好きそのままの疾走ドラミング。 金太郎飴とは言わないで。ねえ、彼らは最初からジャズではなかったでしょう?ポップとジャズとフォークなどの混交領域に最初っから立っていましたー、と、今回も楽しいばかり。
斎藤直樹さん 再掲。最近注目のMissy Mazzoliの作品を採り上げてます。 Eighth Blackbird 結構アルバムリリースしてますね。 eighth blackbird performs "Still Life with Avalanche" by Missy Mazzoli ■
セビリア出身セビリア在住のエミリオ・ホセ・オガーラ・サンチェスさんというひとからFBリクエストもらってOKして。 この36さいのエミリオくん、投稿するYou Tubeに心が洗われる。 ・・・セビリアって、どこ???
Tatiana Nikolayeva plays Bach Goldberg Variations, BWV 988■
Glenn Gould interpreta "Bella ciao" ■
Gerhard Taschner plays Sarasate: Carmen Fantasy op. 25 (1954) ■
Joseph Szigeti - Prokofiev Violin Concerto #1 in D (1st mov) ■
Rameau - Premier Concert in C Minor ■
They Live By Night (1949) ■
Georges Delerue - Catherine et Jim ■
Aaron Copland "The Heiress" Suite ■
Jean-Baptiste Lully: Le Bourgeois Gentilhomme (LWV 43) - La Cérémonie des Turcs / Les M. du Louvre ■
Perotin - Viderunt Omnes ■
ORAMUNDE, de Emlen Etting (1933) ■
Andre Campra - Introit ■
Ivan Ivanov-Vano, Yuri Norstein - Seasons ■
Natascia Gazzana - violin, Raffaella Gazzana - piano Duo Gazzana perform from Five Pieces, serenade, composed by Valentin Silvestrov. ■
2013年04月25日(木) |
宝石化石?の画像をふとアイフォンの待ち受け画面に |
うーん、この宝石化石?の画像をふとアイフォンの待ち受け画面にしてから、なんか生活のカンジが柔らかくなっているの、
ヤスノでは258えん、フレッシュヒカリでは178えん。茨城産のレタス1個。
ビールの宣伝が、迷ったときには、なにが正しいかを考えるのではなく、どっちが楽しいかを考えて行動しなさい、というマンガ宇宙兄弟第5巻のフレーズをピックアップしている。
エルヴィス・コステロの「SHE」は1999年のヒット曲だったのかー。
歌人の馬場あき子さんが、きものを着用していると、席を譲られる、買物で愛想よくされる、ビラやティッシュを渡されることがない、と。ビラやティッシュは、なるほどねー。
たおちゃんが小樽洋菓子舗ルタオに8400えんも注文入れている。ケーキすきだねえ。
ヴィブラム Vibram の5本指ランニング・シューズがいいって。高いよ。かかとから着地するんでわなく、つま先で走るの、歩くの。足の5本指それぞれの運動機能を回復させて、健康センサーも回復するの。
めざしを丸ごと乾燥させた珍味の、にがみ。これが日本人の必須アミノ酸なんよ。元気でるだろ?ほら、出るだろ?
FB池田達彌さんがインターFMのことを投稿。はじめて聴いたインターFM、たまたま聴いた Noisettes の When You Were Young という曲がよかったー。ほらほら、みてみ。■
J−WAVEは捏造されたおされ、うそつきオーガニックな感触があって、わたしは気晴らしにしかチューニングしないが、インターFMはいいわよ、選曲の感触とかに、新しいポップスに接している新鮮さが感じられる。
ホーレンベックを聴いたのはトニー・マラビーの盤だった。これをオーネットの亜流と片付けた反応もあったように記憶しているが、わたしが注目したのはマラビーの語り口ではなく、マラビーの描く響きの曲線とホーレンベックの確信犯的な響きの投げ入れのブレンド感といったもの。
ホーレンベックは明らかに外部の血を見せびらかしていたし、確信のある表現となっていた。
ジャズはどのように生成するか。
フォービート、ブルーノート、スイング感、サックスの語りの新しさ、ダイナミクスの構成、いろいろある。が、ジャズは生成するけれども、そこにヒリヒリする不穏が生成させられるかというと、これは、難しい。少なからず、現代進行形の時代のモード、空気が関係してくる。音楽はすぐに腐るのだ。
フォークやヒップホップを代入する、もしくは持ち込むのが気持ちよく聴ける時代なのかもしれない。
それで、それは旧い器のかたちをしているのではないのか?材質は新しいけれど、フォームは聴きなれた20年前と同じ型だったりしないか?
Jポップだってアイドルものだってミスチルだってスピッツだってポールマッカートニーだって、自己模倣にとどまるか、新機軸なのかは、ある。現代ジャズにとっても同じことだ。
2013年04月24日(水) |
ECM新譜『Chants / Craig Taborn Trio』ECM2326 草稿前半 |
画像は現代ジャズ世界ランキング1位であるトーマス・モーガン。 The World Ranking Contemporary Jazz Icons 102 in March 2013 by Niseko-Rossy Pi-Pikoe ■
CDRじゃないECM輸入盤を手にするのは久しぶりだなあ。 ごおおお。ECM新譜『Chants / Craig Taborn Trio』ECM2326、いざ。
そうさな、おれたちは菊地雅章TPTトリオ公演を聴いてしまっているからな。TPTの集中したサウンドは、人類史が踏み込んだ先端なわけだ。
このクレイグ・テイボーン・トリオは、ECMデビュー前から活動していたんだけど、3者の資質をさらに開花させてこのトリオのECMデビュー・レコーディングは果たされたと見ていい。
ベースのトーマス・モーガンが凄すぎる。
ピアノのテイボーン、あれれ?世界ランキングは13位かー、んんん?ピアニストではプーさん、フレッド・ハーシュに次いでの3位だ、うん、妥当、断じて妥当。芸術は過酷だ。福島恵一さんの批評により響きを建築する特質と指摘され、わたしはそのまま「建築鍵テイボーン」と呼称するのであるが、このECMデビュー盤でもそこを押さえておかなければ、聴き取ることは困難だろう。
モーガンが凄すぎる。そうか、TPTトリオ日本公演がなされた同じ月に録音されているのか。
モーガンのベースについてはこないだ益子博之がすごい指摘をしていた。モーガンは宇宙人かよ。これはタダマス10のねただからここでは書かない。
You Tube でひと足早く「Cracking Hearts」を聴いていた。■ 「なんじゃこの音場、気配、演奏、立像、響き!想定を上回るものではないですかー、ECMでやった意味意義ありー」とFaceBookでシェアしたら、録音界の至宝及川公夫先生が「これは、そうとうに感覚を張り巡らせないと録れない音楽ですね。挑戦したい音源です。音像と空間表現の戦いになりそう。」と。福島恵一さんも、こういうのはあまり聴いたことがないと、メールで批評の手がかりを送ってくれた。
この新作、1曲目は明らかにジャレット・トリオ、メルダウ・トリオ、ハーシュ・トリオをわたしたちはちゃんと射程に入れてますよ、というアイヒャーの宣言もしくはマーケットへのリップサービスと思ってもいい。
さて、秒速5センチメートルの第一話みて泣いて、ちょっと寝るわ。
La notte. Musica: Giorgio Gaslini ■
Giorgio Gaslini – Lievemente ■
Giorgio Gaslini - Canto Dalla Citta' Inquieta ■
Sándor Veress: Oboe and String Orchestra, Orpheus Chamber Orchestra ■
Witold Lutoslawki, String Quartet (1965), New Budapest String Quartet ■
Toyohiko Satoh | Chaconne by Robert de Visée ■
Agnolo Bronzino, male portraits.Toyohiko Satoh, baroque lute. ■
Milonga de Manuel Flores - Invasión - Hugo Santiago Muchnick ■
Alfred Schnittke: Nagasaki (1958) ■
秒速5センチメートル ■
2013年04月23日(火) |
もいちど岩崎洵奈について書いて寝るおやすみ |
ああ、またトラック運転したいなあ、ぱちり。
岩崎洵奈のピアノに釘付けになったのは、2月22日の日記■にあるとおりFMで聴いたCD化されていない最近の音源で、 あー、このおれがショパンに感動していいんだー、というピュアネスだったわけだ。
再放送しないのけ???受信料倍付けで払うじょ。
第16回ショパン国際ピアノコンクール 二次予選 岩崎洵奈 ■
わたしが彼女の演奏に感じるのは明らかな音楽の波である。 決め!決め!決め!でクリアしてゆくような、またはそこに優雅なタッチなり、文章でいえば決めセリフをどう見事に配置するか構成するか、に、傾くのではなく、 彼女のピアノは句読点のなだらかさの読みを持続させてゆくことに集中している。彼女のショパンがある。 それは、健気なくらいの旅路だ。 呼吸までを音楽に寄り添わせている。
こないだのはしたないゲキチではない。20世紀最高カンペキのポリーニではない。透明な響きのやわらかさの中に重力を失うピリスでもない。 その定規で測るようなピアノを彼女はそもそも求めていない。
清楚で潔白でおしとやかで、「ちゃんとわかっていて用意してくれている女性らしさ」というのがある奥千絵子のピアノ、と、形容する枠組みには近しい場所にある。
アルゲリッチはいつもいろんなひとを激賞するものだが、コンクールの得点なぞ眼中にない触手は岩崎洵奈を確かに捉えている。
ぼくは岩崎洵奈のピアノは何時間でも冷めないで聴くことができる。
この動画(3年前だけど)を観ればわかるですよねえ。
ショパンコンクール2010での岩崎洵奈の記録について、注目すべき記事があった。■ ショパン・コンクールでうんぬんすることは、もう無効にしたほうがいい 審査員はヨーロッパの、ポーランドの、ショパンの歴史を背負って定規をあてているだけなのだ。
2013年04月22日(月) |
(ラズベリー スピッツ 草野正宗) |
夜勤明け微熱中年、休み返上五虎湯のんで終夜、屋外勤務なり。なみだ。
アイドルおたのカルロ氏、夜勤、狭いアパートに住む、9歳女の子真綾ちゃんがモデルみたいなかわいい同級生を連れてカルロ氏と同じ寝床の上でDS恋愛ゲームをしはじめる、ロリ者にはたまらないエロい会話が展開されるものであるから、眠れない眠れない眠れない、至福のサウンド、小一時間しか眠れなかったのだと。
おれは三丁目の夕日64を観て、泣いて睡眠不足小一時間しか眠ってない。
ほとんど自爆するよな睡眠管理放棄なオヤジ。今日も女の子たちの会話をきくから、あとは頼むと。だったらももクロの新譜買って聴かせておくれよー。
ああ、夏休み北海道行けるかなあ。
どっからでーもかかってこい、こい!
ECMの新譜4種、すべてレビューしる。 単独の耳で踏破した記録として、ニセコロッシコンサートレビューのノリでいく。 なにをおそれおののいていたんだ。 がお、稲岡師より「キース新譜ほか7・8点到着」との報せ。 ぜんぶわたしにください、ECM12新譜全レビューツアーをするぜ、おやじ。 もういいトシになってしまってんだ、そんなふうに聴いたオヤジがいたと後世のリスナーに微笑んでもらえればいいではないか。
できれば岩崎洵奈ちゃんのような・・・
可笑しいよと言われてもいい!ただきみのピアノを、ちゃんと聴くまではぼくは死ねないー (ラズベリー スピッツ 草野正宗)■
2013年04月21日(日) |
「ト調」に掲載されたタダマス9 |
あ。このCDを昨年のベストに入れるの忘れてたー。 『v-p v-f is v-n』(winds measure recordings 30) ■ と思ってイヤホンで聴いてると、 パソコンからシフのバッハ:フランス組曲が同時に流れてきて、一緒に聴いて気持ちよくなってる。
いけない、いけない、こんなことをしていては。
FB山下泰司さん 「昔、法政大学の講堂にジョン・ゾーンを観に行ったら、客入れの時にこれがかかっていて度肝を抜かれたものです。しかし、バックの演奏はかなりカッコイイ。」 「シンボルロック」 梅宮辰夫 ■ 「こんな『2001年宇宙の旅』はイヤだ。」 へったくそなツァラトゥストラはかく語りき ■
まったくもってユニクロを着ると不幸になるなこれは。 ■
「ト調」というイベント網羅サイトが大変便利だ。 タダマス9も掲載いただいているとは!!! ■
2013年04月20日(土) |
モティアンへの気付き、Thirsty Earの初期、やはりこのあたりが源流 |
益子さんちでタダマス9予習会。 やっぱいいオーディオで鳴らすと聴こえるものがある。 ワインとごぼう茶をおみやげに。 モティアンへの気付き、Thirsty Earの初期、やはりこのあたりが源流にあるなあ。
ぞぞけが立つ(ロヴァ語)トラックに耳がざわついて、 それを並べることが、並べたいことが動機であって、 何か最新動向を読むために選曲されているわけではない。 そのヒリヒリするようなときめきが現在進行形である、と、 そこで複数の耳がどう言葉を交差させることができるか、が、生命線。
クレイグ・テイボーンはタボーンと表記されるようだ。 Craig Taborn @ Wiener Konzerthaus 2011 ■ Craig Taborn - Piano Solo (Willisau 28 04 2012) ■ 革命的なソロCD出したあと、ヨーロッパでソロ公演しているようだけど、この、欧州の場ではうまく聴こえないところもあるけど、 やはり建築鍵盤卿としての冴えはさすがだ。
ニューヨークのストーンでのソロ公演を益子さんは聴いていて、それはものすごかったという。
演奏は、場所という関数はとても大きい。土地やハコで。 オーディエンスとの関数とか、スタジオに一緒に居るひとの関数とか、も。
確かに、モロッコ度数高い。FBで渡邊未帆さん。 Maleem Mahmoud Ghania with Pharoah Sanders - The Trance Of Seven Colors ■ Maâlem Mahmoud Guinea @ Festival Gnaoua & Musique Du Monde D`Essaouira 2009 ■
FBで斎藤直樹さん 「2003年に放映されたアニメのOP。スコットランドの The Delgados のアルバム収録曲をそのまま使っています。サイケ期の Beatles や Pretty Things あたり、近年では Flaming Lips あたり好きなひとにおすすめです。残念ながら既に解散してしまっているようです。」 OTRAOTAKU's Gunslinger girl AMV - The Light before we land ■ 「名曲!」 Ruby Gloom Dark and Dawn Lyric ■
Andras Schiff: Ludwig van Beethoven - Piano Concerto N°1 in C, op.15 ■
Bach French Suites Französische Suiten BWV 812 to 817 András Schiff ■
2013年04月19日(金) |
勝負曲ではある、でもAKB系列の楽曲はどれもおんなじや |
レッドデータガール1巻を2さつ買ってた。
月曜朝6時からNHK−FM「古楽の楽しみ」で、イザベル・ファウスト、ヨーゼフ・シゲティ、アマンディーヌ・ペイエールのヴァイオリンを、アイフォン4付属のスピーカーから「らじる★らじる」で聴いてて、聴き分けられるわ。
クラシック・リスナーがなんで同じ曲ばかり演って聴いて飽きがこないのか、わかってくる、
・・・えええっ?今ごろお?
やっぱピーピコ賞献上のイザベル・ファウストさまは別格なの・・・
ぐふぐふ、がほがほー。いやあ、久しぶりに風邪ひいてたー。鼻先がティッシュ擦れでひりひりしたり、気管支から噴火するみたいに痰のからんだ咳が押さえきれない感じ、葛根湯や五虎湯を大量摂取して身体じゅうが発熱する感じと、ひいひいのどが渇いて痛いのと、
25年間ロングピースを吸っていたひとが急に禁煙したら、人体の9つのすべての穴から出血したという話をきいて、ぜったいにロングピースを切らせてはならない、たばこ屋の無い海外になんて行ってたまるか、
震災後6ヶ月間ロングピースは生産中止になっていたが、2ヶ月目に有楽町線池袋駅の売店で残っていた8個買占めできたときは、泣けたな、
同僚のアイドルおたから編集CDRをもらって聴いてたー
HKT48のデビューシングル、スキ!スキ!スキップ! ■
スキ、スキ、スキップのハモりが気持ちいい。 勝負曲ではある、でもAKB系列の楽曲はどれもおんなじや。
2013年04月18日(木) |
「重力シンパシー」AKB48チームサプライズ |
2001年に23年ぶりに氷結した日本最北の不凍湖、支笏湖。 だれが映ってるかわかんないからいいだろ。
「重力シンパシー」AKB48のいちばん出来のいい曲 パラパラのビートだけどよ、このギターが重層で過剰にアレンジされてるありさまは、パラパラ+マイブラ+甲斐バンドで、さー、 これの制作はギタリストだろ?
原田ナオ、ギタリストだった。
一緒にバスに乗ってるあのコとの妄想に過ぎない、が、いいいっ!
れなもまゆゆもいいー
この手を突き出す振り付けはSKE48「青春は恥ずかしい」と同じロジックでできてるだろ!
これのDVDは入手しなければ。
■
Senor Mouse by Chick Corea & Gary Burton 1979 Zurich ■ ★★★★★
András Schiff on the recording of Bach's „The Well-Tempered Clavier" ■
Bojan Zulfikarpašić - Don't Buy Ivory, Anymore ■
Joshua Redman, Mark Turner, Chris Cheek, Chris Potter @ Cité de la Musique, Paris 1/3 ■ Joshua Redman Axis Saxophone Quartet Special live at Cité de la Musique in Paris, June 15th 2012. だって?なぜこの4にんでこんな演奏をするのかさっぱりわかりましぇん・・・
CHICK COREA / GARY BURTON - Desert Air (live 1972) ■
Iva BITTOVA & Bang on a can *Bolis me lasko* ■
Iva Bittová- PAX VITA ■
合唱曲 樹氷の街 ■
ふるさとの夜に寄す 三善晃作曲 女声合唱組曲「三つの叙情」より ■
2013年04月17日(水) |
ポスト・クリョーヒン・スタディーズ2013 no.1 オンライン実験音楽マガジン「surround」 |
画像はヴァンデルヴァイザー6CD、と、illion(野田洋次郎 radwimps)のUBU。
三丁目の夕日の第1作と第2作をそれぞれ2回録画で観てたー。 第3作「ALWAYS三丁目の夕日'64」は2月15日に金曜ロードショーでやってたのか見逃した。 お約束だらけの映画だというのだろうが、楽しんだなあ。
ピエール瀧(本名たきまさのり)が氷屋さんでワンシーン無言のアップがあったね。 おれ、ただまさのり。
Musicircus今年の10枚企画で見事なウルトラの父ぶりを読ませてくれた岡島豊樹さんが 5月18日(土)カフェズミで元気な姿を見せてくれる。 ポスト・クリョーヒン・スタディーズ2013 no.1:「モスクワ最新動向、新譜disc他」 ■ 岡島さんの声、語りを聞きに出かけたい。
FaceBookでオラシオさんという方がトマシュ・スタンコ・ニューヨーク・カルテットのレビューを知る。 ■ これ、いきなり2枚組だからね。 ECMはジョバンニ盤、トマシュ盤、クレイグ盤と計CD4枚分トーマス・モーガンをリリースしたのだ。
おいらが掲げた「現代ジャズ世界ランキング102」■ では、すでに昨年6月にはトーマス・モーガンをランキング1位にすることを決めていたんだけど、 このようにノーインフォメーションでECMがこういう動きに出てきたとは、 おれの耳は「持っているうー!」としか言いようがない。あ、タガララジオで書こ。
言わしておいてくださいね、実生活では貧乏でステテコ姿でモテないんですから。
2010年にカフェズミでOceanusを1曲目にかけて会場から拍手が起こったのは、万感去来する人生の最高の瞬間のひとつであった!と騒いでいたら、あの拍手の出所は幹事長だったと今ごろ知ってさー、幹事長のほっぺたをぐいいいいと両手で引っ張って大笑いしましたぜ。
「3月24日に米国初のオンライン実験音楽マガジン「surround」■が創刊された」 「今回の初刊号では、私も「Silence, Environment, Performer」という評論を寄稿いたしました。ヴァンデルヴァイザー派の代表的作曲家5人(アントワン・ボイガー、ユルク・フレイ、マンフレッド・ヴェルダー、ラドゥ・マルファッティ、マイケル・ピサロ)の各々の作品における、沈黙と環境音と演奏者の関係や、各々の作曲家のアプローチの違いなどをテーマにした評論です。」 と、座間裕子さんから案内がきていたのだった!
福島恵一さんはヴァンデルヴァイザー6CDについて単独で記事を掲げている。 耳の枠はずし「ヴァンデルヴァイザーなど」■ 福島さんの年間ベスト■でも、トップに掲げられている。
わたしはジル・オーブリー、ヤコブ・ウルマン、パトリック・ファーマー、ルシオ・カペーセの4大ショックとも言うべきCDに耳の旅路を経ただけである。マイケル・ピサロの7月山とトモコ・ソヴァージュは最初の幸福な出会い盤です。
ヴァンデルヴァイザーという枠組みはいまだ意識化できていないので、このままの手ぶらで6CDを聴き進めてゆきたいと思います。
2013年04月16日(火) |
18時間35分寝ていた |
16日午前11時11分から17日午前5時46分まで、18時間35分寝ていた。 途中でメシ1回、トイレ2回。 途中で、録画しておいたNHKBS元寇の番組渡辺真理が出てるやつ、外圧がかかると思考停止し、一気に神国日本へと挙国一致に硬直してしまう国民性の原初体験がこれだった、とは。
CDジャーナルベストでサンライズを挙げていたのはラパポートさんと青木和富さんだったー
よく寝るわたし。
夢の中では不思議なショッピングセンターに行ったし、親父におこられたし、エッチなシーンもあったし、楽しいドライブもした。
起きると背骨が伸び切ったカンジがして、飛ぶように身体が軽いし、切れてたネスレのコーヒーを買いに24時間営業のスーパーに車を出して。トップバリューのコーヒーも70円売りしていたから買ってみたがあまりに不味くて流しに捨てた。やっぱネスレから浮気するのはやめよう。
ポストには稲岡光太郎さんからCDR小包が届いていた。なぜにこの名前? さっそくモーガン入りのGiovanni Guidi Trioを聴く。2曲目のキラめくリリカルにはときめくなー。
老眼が進んでいるのか、雑誌でさえメガネないと読めない。
CDで1トラックだけ聴けた野島稔のラカンパネラ■(おおYouTubeにあった)は別格だった。 「野島さんはぜひ聴いていただきたいピアニストですが、彼はなかなか弾かないのです。彼が夏期セミナーで教えるのを見た事がありましたが、生徒そっちのけでスコアに向かい、ここはこう、あそこはああよね、と探求をはじめ、どっぷり自分と作品の世界につかり、完全に生徒はおいてけぼりで、時間ばかりが過ぎて行く・・・。最高に面白い情景。どだい、こんな天才になにか習おうというのが無理なのよ、と笑ってしまいました。というか、こうやって弾いている野島さんを見られるだけで果報と知れ、と。横須賀劇場ではたまに演奏するみたいですよ。」
「フルートとハープのための3つの断章」 ルトスワフスキ作曲■ クラングフォルム・ウィーンのメンバー 2月21日のNHK-FMで聴いていたのだ。■ これは、2012年7月31日〜オーストリア・ザルツブルク コレギエン教会で収録〜(オーストリア放送協会提供)・・・ということなので、音源はCDで入手できないのだー
さて18時間35分の夢の中を選曲で再現してみよう。
「神楽坂」小田純平 ■
Junna Iwasaki Chopin: Waltz A-flat major op.42 ■
合唱のためのコンポジション第10番 「オンゴー・オーニ」 − 間宮芳生 合唱団京都エコーNHK−FM放送のための録音 (1981年) 昭和56年度芸術祭大賞受賞 指揮・山田一雄 ピアノ・野島稔 ■
Craig Taborn Trio - Cracking Hearts ■
Hajo Weber & Ulrich Ingenbold - Karussell ■
松田聖子/ガラスの林檎 ■
Manfred Mann's Earth Band-You Are - I Am ■ クロスオーバイレブンでエアチェックして知った。なつかしー。
Vanity 6 - 3X2=6 ■ 吉祥寺のディスクインでかかってて買ってた
Wayne Johnson Trio Grasshopper ■ これも吉祥寺ディスクインでかかっててジャレットのブレーメンアンコールのようだなあと買ってた
Art Garfunkel- All My Love's Laughter ■
2013年04月15日(月) |
タダマス9告知です!:「タダマス」の九尾の狐 |
いよいよ第9回、益子博之=多田雅範四谷音盤茶話会が28日に迫ってまいりました。
福島恵一(音楽批評)さんのこれまでのレビューを並べて再読してみると、すごいイベントであることがわかる。わたしは世代的にハードロック、プログレ、インプロ、ポストパンク、ポストモダンジャズ、モンド、音響派をくぐってきた耳の経路があるけれど、これは本になるような21世紀音楽批評史的出来事の中にいるのかもしれない。
2013年4月28日(日) open 18:00/start 18:30/end 21:30(予定) ホスト:益子博之・多田雅範 ゲスト:藤原大輔(テナー・サックス奏者/作曲家/リディアン・クロマチック・コンセプト インストラクター) 参加費:1,200 (1ドリンク付き)
今回は、2013年第1 四半期(1〜3月)に入手したニューヨーク ダウンタウン〜ブルックリンのジャズを中心とした新譜CDをご紹介します。触覚的なサウンド・テクスチュアや、演奏者毎に異なるサウンドおよびタイム感のレイヤーを織り重ねたような構造は、最早デフォルトと化しており、それらをベースに如何に独自の「ポップ感」を反映させた音楽を創造するか、ということに焦点が移って来ているように感じられます。
そこで今回はゲストに、サックス奏者/作曲家で、リディアン・クロマチック・コンセプト インストラクターの資格を持つ藤原大輔さんをお迎えすることになりました。アヴァンギャルドからテクノ、はたまたビッグバンドまでジャンル無用の幅広い活動範囲の藤原さんはこうした動向をどのように聴くのでしょうか。また、世界でも数少ないLCCの公式インストラクターでもあるので、数多の謎に包まれたLCCについてもいろいろお訊きしたいと考えています。お楽しみに。(益子博之)
福島恵一さん「耳の枠はずし」 「タダマス」の九尾の狐 ■ でご紹介いただいております!ありがとうございます。 今回は第1回から皆勤いただいている福島さんお休みという激震、福島レビューによって照らし出されてきた我々ですが、ここで福島レビューを振り返っておきましょう。
「タダマス」の船出 ■ 「深く深く掘り進むことによって、何かの地下水脈に行き当たり、そこで別の方角から掘り進めてきた奴らと偶然出会う幸運もあるのだ。それはおそらく、長く孤独な旅路において、束の間「同志」に巡り会えた瞬間なのではないだろうか。」
複数の耳のあわいに−「タダマス2」レヴュー ■
ジャズにちっとも似ていないジャズの出現可能性−「タダマス3」レヴュー ■
「タダマス4」レヴュー−ジャズのヘテロトピックな空間 ■
クラリネットの匿名的な響きとピアノの〈短詩型文学〉−「タダマス5」レヴュー ■
ゆらぎの諸作法−「タダマス6」レヴュー ■
兆候から確信へ−「タダマス7」レヴュー ■
ポップ・ミュージック再構築への視点 − 「タダマス8」レヴュー ■ 「橋爪の作品はよく“ECM的”と形容されるが、実は益子・多田による四谷音盤茶会でかかる作品には、ECM的な空間の現出を感じることが多い。これはECMレーベルが先ら指摘した変化を先取りしていたためにほかなるまい。マンフレート・アイヒャーは他のポップ・ミュージックに比べ卓越したミュージシャンシップが当然とされていたジャズの世界に研ぎすまされたリスナーシップを持ち込み、響きを溶け合わせて楽器と楽器の間の空間に風景を描き出し、空間構築をこれに先立つと考えられていた作曲やミュージシャンの組合せへと波及させた。」
壮観なテキスト群である。プリントアウトして、夜勤の休憩時間に熟読するのだ。わたしはこのイベントに参加していて何度も耳が宙を舞う体験をする。無重力状態に投げ出されて、言葉が空振り大振りしている。その刹那の失敗の甘美たるや。音楽に出会っているという実感。
福島さんは回数の数字にあわせてタイトルをつけて下さっている。
「タダマス」の八点鐘■ 「タダマス」の船出 ■ 「タダマス」の二丁拳銃 ■ タダマス三度目の正直 ■ タダマスの四大元素 ■ 「タダマス」の五輪の書 ■ 「タダマス」の第六感 ■ 「タダマス」の第七の封印 ■
あー!ドキンちゃんがフレッドハーシュ@コットンで一緒に写っているうー。 おれは行けないー泣
2013年04月14日(日) |
テイボーン・トリオECM新譜のすさまじいトラック |
トリイのざんさつげんば
ももいろクローバーZが西武ドーム2デイズを満杯にしてさらに追加公演、 日産スタジアム3デイズ、横浜アリーナ、これはもう現象である。 AKB48は西武ドーム1日も埋められないからね、オタの大量買いでCDは売れるが実働ファンは多くない、騒ぐのはメディアだけだ。
今月の給与の少なさ。体調崩したり引越しや温泉でたくさん休んだからなー。 まだ次男のカメラ分割払い終わってないし。 ゴールデンウィークは予算がない、休みもない、あきらめてくれろ、帰省する長男、おれは仕事する。 それにしてもウチの会社、また給与計算ちょろまかしはじめてるなー。
昼過ぎになって、夏の匂いがする。
夏の葬列、山川方夫。
ニセコロッシコンサートツアー19、投稿。サリマン先生、前原幹事長におほめいただく。
クレイグ・テイボーン・トリオECM新譜のすさまじいトラックが、 ■ なんじゃこの音場、気配、演奏、立像、響き!想定を上回るものではないですかー、ECMでやった意味意義ありー とFBシェアしたら 及川先生が 「これは、そうとうに感覚を張り巡らせないと録れない音楽ですね。挑戦したい音源です。音像と空間表現の戦いになりそう。」 と。
みみまん23誕生日おめでとー
わ!Jazz Tokyo って有限会社なのか。法人格があるとは。musicircusもNPO化して理事長を名乗らなければならない。
音楽を聴取の抑圧から自由にするための非営利団体。…、おれがいちばん依怙地で捕囚になっているという説。
ウルトラ耳の6兄弟、ゾフィー兄さん、マン、セブン、ジャック、エース、タロウ。ウルトラの父。おれはセブンの位置にある。アイスラッガーをどこかに置いてきたままニセセブンと戦いなのかダンスなのかわからない風情でカッコわるいったらありゃしない。
ヴァンデルヴァイザー
佐村河内守の人気。現役でただひとり。レコ芸の投票。番組のワンシーン。
アヴデーエワ、ユジャ・ワン、なるほどねー。
上手いというのは何の保証もないと思うんだよねー。
さっきカジモトからきたメイルに、来日しているアルゲリッチが小曽根真と一緒にチック・コリアのライブに行く時間になっても部屋から出て来ないのはユジャ・ワンの動画に釘付けだったという、販促文。小曽根もコリアもおれはいいと思うよ、上手いと思う。
なんかさ、スポーツ選手の明るさ、みたいのを求める心性はクラシックにもジャズにもフリージャズにもあるわけだ。言っちゃ悪いが佐村河内守にもあると思うよ。
おととい磯田のおじさんがボクは明るいのがいいんだ、暗いのは好きじゃないと簡潔に述べていた感覚はわかる。
おれはアヴデーエワ、ユジャ・ワンよりも岩崎洵奈を聴きたい。
エスペランサ・スポルディングよりもトーマス・モーガンを聴きたい。
ジョシュア・レッドマンよりもクリス・スピードを聴きたい。
フランス・ブリュッヘンよりも樋口隆一を聴きたい。
少女時代、AKB48よりもももいろクローバーZを聴きたい。
道重さゆみのこのショットがいい。
2013年04月11日(木) |
モンサント、デュポン、シンジェンタ |
NHKBSで松本清張原作のテレビドラマ「遠い接近」1975を観てから、22時25分に部屋の横のグランディスに乗り込む、映画の影響で、すっかり渋くタバコをくわえて闇夜をギラッとにらむオトコになっている。もちろんBGMは眞鍋理一郎によるものだ。
75年の空気感はこれだね。
階段を降りると彼女の自宅のようだった、玄関前の和室には大福帳と家族写真が木机の上に置かれている。8月生まれの彼女が海辺で誕生会をしている写真が開かれている。わたしはここに忍び込んでいるのだろうか。縁側で青年が新聞を、開いている。弟さんがいたのか?スーツ姿の父親が間取りを解説してくる。彼女からケータイに電話がかかる。なつみちゃんと子供がくるまに乗り込んでくる。たばこの灰がコートの内側にこぼれる。わんわんと泣いている。
道重さゆみの握手会行こうかな。
倖田來未が、こともあろうにオザケンのラブリー1997をまんまカバーしている。痛々しいイメチェンへの飛躍としてのシングルなのだな、と、何も知らないわたしにもわかるような出来。ザワザワと聴いていて恥ずかしくなっていたたまれない、このカンジ。→ネットではすでにMステ出演に大惨事予測でした
プロフェッショナル仕事の流儀、神戸の外科医の死闘。手を出して後遺症が残れば責任を問われる、手を出さなければ患者は死ぬだけ、の、緊急搬送脳卒中にあえてリスクを背負って立ち向かう!えらい!
ニセコロッシコンサートツアーで、誰も頼んでないクラシックコンサートの激辛シロート批評コラムは、わたしが書くから意味があるのだ。わたしは書きながら、コクアのテーマ曲をかけているのだ。
柳樂さんが、若林セレクトにあったLianne La Havas■にいいねをしている。 若林さんのページに動画リンクを追加しよー。
(以下FBからコピペ。食べる量を半分にして高いけれど選んだものをたべるしかないですねー)
1997年当時、世界の種子会社の売り上げランキングには、いわゆる遺伝子組換え作物の種子を販売する企業であるモンサント、デュポン、シンジェンタといった企業名はありませんでした。
しかしたった10年の間に、遺伝子組換え作物企業が上位を占めるようになっています。これらの企業は1997年当時に上位にあった種苗会社を買収あるいは吸収し、種子の世界へと一気に切り込んでいったわけです。
もともと、モンサントもシンジェンタもデュポンも、そしてダウ・ケミカルも種苗会社ではありません。いわゆる化学薬品、農薬等を販売する企業です。これらの企業がなぜ、種苗会社を買収し始めのか。それは、化学薬品や農薬、除草剤の販売量を増やすためです。 遺伝子組換え作物が増えれば、当然、農薬、除草剤、化学薬品、医薬品の消費量が増えるということです。
No1のモンサントはベトナム戦争で「枯れ葉剤」を製造。 No2のデュポンは長崎に投下した「プルトニウム」を製造。 両社とも化学メーカーというより「死の商人」。それが世界の食料を支配する、まるでSF映画のような恐怖の世界が現実になろうとしています。
病人が増えれば薬が売れる。新しい病名をつくって、病気だよって宣伝して、患者を作り出して、病院と製薬会社が儲ける。農業でも同じようなことが起こっているのですね。マネーをえるために市場を作り出す。その影響をうける人間のことなんて関係ない。
元を正せば薬も農薬も石油。石油や石油まみれの食品を食べて健康になれるなんて、考えただけでも分かりますよね!自分たちの身は自分で守らないと・・・そんな時代が来ています。
problem and solution、問題と解決はビジネスの基本ですが、問題を作り出すのは、いかんともしがたいですね。 ビジネスの基本でもあり、人間支配の基本ですよね。目に見えない奴隷制度。目に見えないだけ、気づきにくいし、反発も生まれにくい。そこが大問題ですね。
2013年04月10日(水) |
Jazz Tokyoに書き始めた神野さん |
等々力不動。
今年はじめて月光茶房へ。
入店すると、おとといFaceBookで「ファミレスの食材はあぶないぜ、飢餓感が健康をつくる」と書きあっていた磯田さんがビールを飲んで話していた。「ただくん、今のジャズはどれかね」と問われたので「現代ジャズランキング102でトップに掲げたトーマス・モーガンです、菊地雅章サンライズのベースです、昨年TPTトリオで来日してました、モチアンが・・・」と応じてたら、オタクだと言われた。
磯田のおじさんはサンタナの22面ジャケ、ミルフォードグレイブスを制作したのだと説明していたら来店していた若者がミルフォードグレイブスが好きでFBお友だちに。
Jazz Tokyoに書き始めた神野さんと30年ぶりくらいに再会した。当時は大学受験浪人生だった。その後気象大学校に入学してすぐに東京大学に入学したらしい。おれと4・5回会ってるの?おれ、失礼なこと言わなかった?早稲田のジャズ研にいた竹澤くんと仲良しだったのかー。Jazz Tokyoの方向とかオーディエンスについての見解を、ということだったけれど、わたしはタガララジオを書ければそれでいいんですとしか言えない。ジスモンチ親子の感想をききながら、公演レビューはそれをそのまま書けばいい、冴えなかったとか思ったことをそのまま書けばいいと。
ECMの新譜をひととおり聴いたあと、福島恵一さん推奨ディスクをかけて、これを聴くと耳の野生が、耳のフォーカス能力が、と、店主とともに熱い口調で。
聴いたあと、目の前の厨房から聴こえる物音がすごいパースペクティブで迫ってくる体験を、神野さんも同時に感じたらしく、「ね、聴こえるでしょう?普段、自在に周囲の音を聴いているつもりで生活しているけど、どんだけバイアスかけて耳を不自由にしているかわかる!」と驚きあった。福島さんが批評しているフィールドが突出しているんだ云々と盛り上がる。
アイヒャーはトーンマイスター資格保持者だった。ヴァルムルーの世田谷ピアノソロ公演は響きのエキスペリメンタル追及のものだった。ECM後継者はプーさんリスペクトで期待できる。
西山瞳新譜CDを買いにタワレコに駆け込む神野さんを降ろして、渋谷から山手通り。ラジオ深夜便のテーマが流れる。このフルートは心の故郷みたいだな。
2013年04月09日(火) |
カーペンターズの「スーパースター」 |
平和台駅前交差点。立体交差化で消えてしまうの。
夜明け前の午前4時台、黄金の70年代洋楽がつづく。 カーペンターズの「スーパースター」■がかかる。
カーステなのに音が分厚いし奥行きもあるし。で、曲のスピードが・・・遅いっ!
十数秒でそのスピードに身体がチューニングできたけど、生きていると記憶とスピード感が揺らぐのかもしれない。おそろしいことだ。全部歌えた。
札幌に暮らし始めた中学2年生の頃の街の景色がよみがえる。うちのステレオではイムジチの四季やポールのアナザーデイやユーミンのあの日にかえりたいも鳴っていた。近所の渡辺書店ではSFマガジンの単行本が並んでいた。
「スーパースター」の演奏に入るタンバリンが、おれのタンバリンフェチのオリジンか。
アパートの和式トイレにかぶせていた洋式トイレがついに割れてしまった。和光のニトリ、戸田のイオンに行ってもない。大宮のカインズホームに問合せたらあった。2980円で買えた。腹がへった、ファミレスの食材はあぶないぜ、飢餓感が健康をつくる、なんてゆうべはFaceBookで話してたのに、びっくりドンキーに入って450gパイナップルハンバーグでごはん2杯にチョコパフェまで食べた。
FaceBookで原田正夫さんが書いていたペンタングルのファーストを聴く。 アマゾンのレビュー■に 「ブリティッシュ・フォークの文脈で語られることの多いアルバムではあるが、私の知る限り、これに似たアルバムはフォークでもその他のジャンルでも出会ったことがない。(強いて言えば、ラルフ・タウナーのソリスティスなど、ECMの録音に近い感覚ものがあるかもしれないが・・・。)」なんてある!05年の投稿だ。
ECMこの春の新譜4枚を稲岡先生に焼いてもらうことに。 スタンコニューヨークカルテット、モーガンのピアノトリオ、June Tabor のトラッド、イヴァビトヴァ初登場。CDレビューはせいぜい前2枚しか書けない。
堀内さんが書いていた三善晃の音楽IVを聴く。 ■ このCD、岡田博美のピアノばかり聴いてしまって他のトラックをじっくり聴いてなかった。
2013年04月08日(月) |
「教室内スクールカースト」光文社新書 |
ありり、年明けてタガララジオ書いてないわん、わん、わん、 二代目グランディスにCDプレーヤー搭載してないからだわ、 オットークレンペラー、みすず書房読んでて途中で「教室内スクールカースト」光文社新書を 読む、
いや、会社でもそういうところあるよー、つうか、カーストそのままか、
おれはそういうのピンとこなくて部長でもバイトでも名前はサン付けで対等なかんじでいる、
イトーヨーカドー、西友、アコレ、まいばすけっと、セブンイレブン、で、買い物してる、このごろ
マックの鶏肉がやばいという記事をFaceBook経由でみた、 ■
フクシマの子供たちがやばいという記事をFaceBook経由でみた、 ■
NHKスペシャルの魂の作曲家・佐村河内守、録画しといたのを観た、 ■ これはちょっと聴いてみたいなー、図書館予約がごっそり!
恵一兄さんが1番目に挙げていた Wandelweiser und So Weiter が Ftarri で6060円、 注文せり、
私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い! レッドデータガール 第1巻〜第5巻
内田樹「学校教育の終わり」■ うん、目の見える範囲内のお付き合いでやってく。
原田さんの投稿
店で、お客さんがいなくなって一人になった時や、閉店後にビブリオテカ・ムタツミンダに籠った時にかける音楽からジャズが消えて久しい。 コンテンポラリーなジャズは、聴いていて、瞬間は、あるいは数日はいいなと思うCDがあるが、結局は厭きてしまう。2〜3曲ぐらいでCDをプレーヤーのトレイから出してしまうものが多い。
ビブリオテカ・ムタツミンダは「副題」をECMライブラリーとしているのに、そこでECMのジャズを聴くこともほとんどなくなった。ECMだと聴くのは古楽的なものや、エヴァン・パーカーやダンレザルブルぐらい。ECMは資料として義務感で買い続けている感が強い。プーさんのECM盤ですら、すでにECM棚にしまったままになっている。
店にお客さんがいる時にオリジナルのアナログで古いジャズをかける時は、それはそれでジャズってやはりイイよねぇと思うけれど、この頃は片面聴くともうお腹いっぱいになる。 大好きで何枚もオリジナル盤をもっているジョニー・ホッジスも、たくさんのクラリネット奏者のスウィンギーな、あるいは中間派的なアルバムも、聴いていて心が踊らなくなったのは自分でも意外だ。ホッジスなんて一生聴いていられると思っていたのに。
今日、店で夜、ひとりになった時、何をかけようか迷い躊躇していた時、店ににあるLPやCDでこれ!といったものを思いつかなくて、結局、自宅からビブリオテカ・ムタツミンダに移したハフラー・トリオのアルバム群を店に持ってきて、やっと気持ちが落ち着いた。
今のジャズが面白くないとか、ダメだというような批判的な事ではなくて、自分の耳が今、求めている音がそこには全く無いってことなのだろう。こういったことは、この数年、周期的にやってきては、しばらくするとジャズへの少しの「揺り戻し」があった。 ただ、今まではジャズの新譜に対して冷淡になった時期ですら、古いジャズはスウィングもブルーノートやウエスト・コースも安定して好きであり、ホッジスは別格で、聴いている時の満たされた気分に揺るぎはなかったのだ。
今回は「重傷」なのかな。 いや、実は病気が快復したような気分があって、それが自分では面白いなと。 ジャズを聴くのは「鬱々とした病気」で、ノイズやサウンド・スケープのような、言ってみれば「正体不明」な音を聴くほうが「すがすがしくて健康」という感覚。 _________________________________________________
『2012年のこの10枚』の「下書き」です。
2013年04月07日(日) |
ミュージサーカス「2012年に聴いた10枚」更新第二弾 |
くるまに引っ越し荷物満杯にして2時間半、油絵が6枚顔を直撃し身動きできない、タバコもすえない、拷問のようであったという。
ミュージサーカス2012年に聴いた10枚企画、更新第二弾
ミュージサーカス「2012年に聴いた10枚」■の更新第二弾は、 ワタシと福島恵一さんです。
たしかに昨夜は暴風雨だしたな。 ほとんど台風状態、になるとわたしはドライブにでかけるというどうしようもない性格。
ジョナサンでパフェを食べようと思ったがおはしガストのミニパルフェにした。ついでにセット夜食も、で、サラダバーもカレーライスバーもあって、「ビックボーイ」や「けん」よりかは美味いかなレベル。
ケマル・ゲキチ@トッパンホール 3年ぶりのゲキチ。クラシックピアニスト界のミルコ・クロコップ、闘うショパン、マムシ指で制止コントロールの強靭さはジャズ界のキース・ジャレットのレイディアンス最高潮時に匹敵するかとおののいたものだけど、3年経ったゲキチは、ただの思い上がりナルシストになっていただけだったか。鼻水すすってのショパン演奏、ゲキチは風邪をひいてたか、花粉症か、ゲキチははなをかむ、ヘイヘイホー、北島三郎が似合う風情。弾き終わる前に視線を客席のレディたちに向けるなよな、最後の打鍵のあとは決まって客席に向かって「お、れ!」と跳ねあげるのはどうして?何があったの?ほんとに華麗なる打撃戦のようなショパン。スタインウェイがうなる。デリカシーさはゼロ。あの抑制はどこへ置いて来たの。
2013年04月06日(土) |
あなたが食べている中国猛毒食品(FBからのコピペ) |
「大気汚染だけじゃない あなたが食べている 中国猛毒食品」 中国から輸入される食糧は、年間四百万トンにものぼる。 その品目は、水産物から野菜、菓子、調味料まで、およそ口に入るあらゆる食品にわたっている。そんな中国産食品が、ことごとく日本の食品衛生法違反を犯しているのだ。 まず一覧表をご覧いただきたい。 これは厚生労働省が摘発した中国産食品の汚染事例の最新リスト(平成25年3月18日現在)をもとに、編集部が独自の調査・分析を加えたものである。 こうして汚染が発見される例は氷山の一角に過ぎないと指摘するのは食料問題専門家の小倉正行氏。 「食品輸入の際に行われる食品検疫検査には、国が行う『モニタリング検査』と民間の検査機関が行う『命令検査』『自主検査』があります。 しかし、そもそも検査が行われるのは、全輸入量の一割程度。だから、残りの9割は検疫をスルーして国内に入ってきます。しかもモニタリング検査は輸入食品の流通を止めずに行っている。 本来は一度輸入を留め置いて検査すべきなのに、結果が出た時にはすでに消費者の胃袋に入っていることもあるという杜撰なものなのです」 つまり、このリストに掲載されている汚染食品が、すでに我々の食卓にのぼっている可能性は非常に高い。 おそるべき事例だが、まずはリストを順に見よう。 まずは水産物。 日本にとって中国は最大の輸入先あり、全輸入量の18,2%(11年)を占める。 「たとえば冷凍のイカやエビ、ホタテなどが混在したミックスシーフードが大量に輸入されています。 これらを使用する外食産業などでは、当然『中国産』とは表示していません。 しかし、中国近海は工場排水による汚染が深刻です。 06年の調査では、中国の6人に1人から基準値を大幅に超える水銀が検出されたほどです」(中国食品に詳しいジャーナリストの椎名玲氏) ■貝類からA型肝炎ウイルス ウナギからは「マラカイトグリーン」が検出されている。 これは合成抗菌剤だが発がん性を持ち、日本だけでなく中国でも使用禁止になっている。だが、05年に中国産ウナギから相次いで検出され、問題となった。それから8年が経った現在でも検出されていること自体異様である。 また、一見して大腸菌の類が最も多く検出されていることから、生産、加工、そして流通の過程における衛生状態の悪さが窺える。 貝類のアサリ、ハマグリからは「プロメトリン」が検出された。中国では除草剤として使用されている。 「これは農地に撒かれた農薬が川に流れ出して海まで汚染が広がっているからです。 いかに中国人が農薬を大量に使っているか、この事からもよくわかります」(食品ジャーナリスト・郡司和夫氏) かきフライからは下痢性貝毒が検出されているが、二枚貝でさらに恐ろしいのはA型肝炎ウイルスである。
とくに昨年、絶滅危惧種に指定されたハマグリは、そのほとんどを輸入に頼る。 そのうち実に95%を占める中国産ハマグリは、A型肝炎ウイルス汚染の危険性が以前から指摘されている。 「じつは日本の検疫では輸入品に対してノロウイルス、A型肝炎ウイルスなどのウイルス検査はほぼ行われていない。 これが日本の店頭に並び、食べた人が発症してしまったとしても、A型肝炎ウイルスは潜伏期間が1ヶ月なので原因が遡れない。 中国産の危険性は、闇から闇へ葬られるわけです」(前出・小倉氏) ■日本では禁止の除草剤が検出 一方、農産物はどうか。 中国産の農産物はアメリカに次いで2位、輸入量の10,5%(11年)である。 本誌2月24日号でも報じた通り、中国は農地の土壌がカドニウム、水銀、ヒ素といった重金属に汚染されている例が多い。 「外食産業などで使われるキャベツなどの葉物野菜は、中国産が多い。とくに葉物野菜のような上へ伸びる野菜は重金属を吸収しやすい。中国の水源の9割は汚染されていると言われます。水がないと育たない野菜はそれだけ危険なのです」(前出椎名氏) 香港の人々は中国野菜を毒菜(ドクチョイ)と呼んで避けている。 さらには、コンビニやスーパーで売られている沢庵や福神漬などの漬物は、ほとんどが中国産である。 12年の中国からの塩蔵野菜輸入量は約8万8千トンにのぼる。だが、実際はもっと多くなる。「漬物の場合、原材料の野菜を中国から輸入して国産と混ぜて漬けている業者もいる。その場合、漬け物は国産扱いとなります」(同前) カマボコ等の練り物も同様に“産地偽装”のカラクリがある。日本の加工会社は、練り物の原料となる魚のすり身を中国から多く輸入している。 これを日本の魚と混ぜると、漬物と同じく国産扱いとなる。輸入した原料がその商品の50%を超えない限り、原産地表示の義務がないからだ。 国産と思って買ったものが実は中国産ということになるが、消費者がそれを知る術はない。キノコ類からは、日本では使用禁止となっている除草剤や殺虫剤の成分が検出されている。とくに乾燥シイタケには気を付けなければならない。 「中国はシイタケ栽培にホルムアルデヒドを使っています。これは頭痛や吐き気を引き起こす有毒物質ですが、食品衛生法上は規制がないままなので、検出されないのです。 中国産でダシをとるとこれが溶け出すので危険です」(同前) 加工食品では、冷凍ギョウザが目を引く。08年の「毒ギョウザ事件」は記憶に新しい。 本誌はこのギョウザを輸入した企業に電話で問い合わせてみた。 だが、中国人と思しき人物が出て、「話すことは何もない」とすぐに切られてしまい、その後電話が繋がることはなかった。 一方、輸入量の約50%(11年)を中国産が占めるソーセージ。その危険性を椎名氏が指摘する。 「中国は病気の豚に関しては廃棄処分することを決めていますが、加熱処理した豚に関しては、日本は輸入を認めています。だから病気の豚がソーセージになって入ってくる可能性がある。
たとえば口蹄疫にかかった豚など普通は輸入できませんが、理屈上は加熱処理していれば輸入できる。本来、伝染病があるような国の畜産物は、全面輸入禁止にすべきです」汚染された中国産食品は、いつ我々に襲い掛かるかわからない。 昨年10月、ドイツの幼稚園や小学校で中国産冷凍イチゴを食べた1万人以上の児童がノロウイルスに感染するという事件が発生した。 「日本でもこのような爆発的拡散(アウトブレイク)がいつ起こってもおかしくない」と前出の小倉氏は指摘する。「その背景には、フードチェーンの発達があります。 一度原材料に汚染されたものが入ると、大量生産、大量輸送で即座に店頭に並ぶので、防ぎようがない。規制する保健所も都道府県単位ですから、全国展開する店舗に関しては規制がきかないのです」 それでは、汚染源たる中国の現状はどうなっているのか? 記者は中国の食品生産現場に飛んだ。 そこで見たものは、吐き気を催すような凄まじい汚染の実態だった。
上海市を流れる黄浦江(ファンポジャン)は、飲料水などの生活水源として上海市民2400万人に欠かせない存在だ。 そんな黄浦江に、今年3月上旬から大量の豚の死骸が漂流するようになった。その数、約1万6千体。中国政府は「衛生上問題ない」というが、上海近郊は中国屈指の食糧生産地でもある。豚の死骸が浮かぶ水で日本向けの食品の加工もされているのかと考えると、これはけっして他人事ではない。 一部の死骸の耳についていたタグから、豚は100キロほど上流の浙江省嘉興(ジャーシン)市から流れてきたと見られる。だが、中国政府は詳しい情報を一切明らかにせず、真相は謎とされてきた。いったい誰が、なぜ死骸を流したのか? 本誌記者は真相を確かめるべく、黄浦江を遡った。まだ肌寒さが残る川岸を歩くと、川面には大量のゴミが浮かんでいる。そんなゴミの中に、ところどころ小龍包のような白いソフトボール大の腐肉の塊が、無数にフワフワ漂っている。これが豚の死骸の一部だ。 なかには黒い毛が残り、豚の原型を留めたものもある。だが、ほとんどの死骸は水分を吸ってバラバラになっている。脳や内臓のようなものが飛び出したものもある。 川岸近くの建設現場にいた作業員がいう。 「豚は旧正月(2月10日〜12日)の前後から流れてきていたよ。 1日に何十頭も見ることもあったし、内臓が飛び出してグチャグチャのものも多かった。 これが夏だったら腐乱が進み、もっと酷かっただろう」黄浦江で川エビを捕っていた漁師は、こう語った。「流れてきたのは子豚が多かった。すごい数だよ。 役所から派遣された河川清掃員は、豚の死骸は回収せず、普通のゴミだけ取っていた。
でも、ニュースで騒ぎになってから、慌てて船を毎日2、3艘出し、死骸を掬いだしたんだ。水道水?浄水場を通ってきてるから大丈夫だろ? この川エビ?街に持って行って売るんだよ」 上海でエビ料理に舌鼓を打つ人たちは、この川エビがどこからきたものなのか想像すらしていないだろう。 嘉興市まであと3キロほどの地点で、船を停泊させている男たちがいた。彼らは豚の回収作業員だった。 「1日に3、4十頭ぐらい引き揚げたこともあった。川岸の穴に捨てるんだけど、もう一杯だから明日には重機で新しい穴を掘らなければ」(作業員の一人) 穴を覗くと、黒い毛の生えた数頭の豚の背が折り重なっていた。嘉興市は豚の産地として有名で、13万軒もの養豚農家がある。昨年、市全体で飼われていた豚の数は734万頭に上る。豚肉を求めて、河南省や安徽省、江蘇省など周辺地域からも業者が買い付けに集まる。嘉興市東端にある嘉善(ジャーサン)県という地区で、川に繋がる水路から数十メートルほど路地を入ったところにある一軒の農家を訪ねた。 豚舎の前で作業をしている楊さん(仮名)に「上海に豚が大量に流れてきているが、何か知らないか」と声をかけると、途端に表情が変わり、こう声を荒げた。 「確かに俺は豚を川に捨てたよ。でもアンタらは何もわかっちゃいない!」 楊さんに話を聞きたいと伝えると、豚舎に招き入れられた。50頭ほど飼養できそうな舎内はガランとし、数頭の豚が飼われているのみだ。楊さんは身振り手振りを交えながら、思いのたけをぶちまけた。 「この地区では500頭ほど豚を飼っていたが、旧正月前の急激な寒波で200頭以上が死んだ。例年はこんなことはないよ。豚舎の中は日中は30℃にもなるけど、夜は0℃近くになる。気温差の激しさに成長する前の豚がついていけず、肺炎に罹ったりしたんだ。 で、この地区の村人はみんな、死骸を川に捨てたんだよ。捨てるに決まってるだろ!」 確かに中国は今年2月上旬、各地で強い寒波に見舞われた。 この嘉善地区だけで200頭以上の豚が死んだというが、流域の養豚家がみな死骸を流したとすれば、約一万頭の豚が上海に流れ着くのも当然の帰結だろう。だが中国では、豚が死んだら地方政府に届けを出し、土中に埋めるなど無公害化の処理をすることが法律で定められている。 なのになぜ、川に捨てたのか?楊さんの証言から判明したのは、地方政府の驚くべき腐敗ぶりだった。 「地方政府が子豚に接種するワクチンの薬が弱くなって、全然効かないんだ。昔は一度注射すれば大丈夫だったのに、今はちょっとの環境の変化ですぐ死ぬようになった。 それに、本当は豚が死んだら村長を通じて地方政府の担当部署に報告し、一頭あたり80元(約1200円)」ほどの補助金を貰うはずなんだ。本来ならそのおカネできちんと消毒し、穴に捨てて処理する。だがそのカネが我々の手元に届いたことは一度もない。 役人が途中で全部ポケットに入れてしまっているんだよ」 楊さんは役所に何度も問い合わせたが、なしのつぶてだったという。 「俺はこの件で何度も役人とケンカした。だから逃げも隠れもしないで言うんだ。
「中国人も食べない日本向け食品」リスト
上海ガニ(重金属、抗生物質)、肉まん(豚の屍肉)、ウーロン茶(殺虫剤)、たまご(防腐剤)、いちご(成長ホルモン)、ソーセージ(亜硝酸塩)ほか危険なのは豚肉だけではない。中国で重大な汚染事故を起こした食品のうち、かなりの品目が日本にも輸出されているのである。 では、いったい何が危ないのか? 本誌は現地を調査し、独自のリストを作成した。中国最大の農産物生産地、山東省沿岸部。この地域は年間150億ドルもの農産物を輸出し、その4分の1が、毎年日本に入ってきている。 青島から200キロ西に位置する寿光市には中国一の野菜卸売市場「寿光農産品物流園」がある。 200ヘクタールもの敷地内には、キャベツ、ニンジン、リンゴ、トマトなど農産物を積んだトラクターがクラクションを鳴らしながら激しく行き交っていた。ここから日本へ輸出される作物もある。市場を出て数キロ進むと、圧巻の光景があった。 世界中の野菜をすべてここで生産しているのかと思えるほど、どこまでも続くビニールハウス群である。寿光市の農地の面積は約5万3千ヘクタールにも及ぶ。 15分ほど走ると、緑色に変色した汚水が流れる、幅4メートルほどの川があった。 ゴミに混じって油が浮いている。車の窓を開けると腐臭が鼻をついた。このドブ川が ビニールハウスや小麦畑の間を縦横無尽に走っている。 こんな汚水で日本向け野菜が栽培されているのだ。 川から100メートルほど離れたビニールハウスで作業をしていた一家に話を聞いた。 トマト、きゅうりなどを育てているという。 「7キロ先に製紙工場が出来て、排水を垂れ流すようになってからだよ、こんなになったのは。昔はこの川で子ども達が水遊びをし、魚釣りをして遊んでいた。政府に文句を言ったかだって?役人に楯突いたって犯罪者にされるだけさ(笑)」 人体への影響はあるか、と問うた。 すると、皆「ないわけがない!」と口々に叫んだ。さらに、川沿いで農家を営む中年男性もこう嘆いた。 「あの水にどれほど危険なものが入っているのか、我々にはわからない。土もどんどん汚れていく。とうもろこしと小麦を栽培しているが、収穫は半分に減ったよ」 川の上流へと車を走らせると、レアアースの工場があった。レアアースの鉱滓(こうさい)には、有害な重金属が含まれる。 工場の煙突からはもうもうと煙が上がり、その周りを養鶏場や麦畑が取り囲んでいる。 徐々に靄(もや)が濃くなり、目に異物が入り込む。無数のハエが飛び交い、いくら追い払ってもまとわり付いてくる。1時間いるだけで気分が悪くなるほどだった。 現地でも連日のように食品汚染が報道されている。そして、これらは、日本にも輸入されているのだ。
■農薬とホルモン剤を濫用 なかでも農薬汚染の問題は根深い。 中国の環境NGOの農業担当主任、王女青(おんなへんに青)氏が説明する。 「中国は世界最大の殺虫剤、化学肥料の使用国です。消費者は殺虫剤のカクテルを口にしているようなもの。WHO(世界保健機関)が『極めて毒性が高い』とする『1a』級の殺虫剤が未だに使われているのです」 つい先日、日本でも中国福建省の茶葉を使用したウーロン茶から残留農薬が検出され、東京の販売会社が自主回収を行った。日本の農業団体の中国担当者が嘆息する。 「農民は儲けるために、農薬を濫用します。また、農薬や化学肥料の販売者は、安全性より農業資材業者の利益優先。だから安全性は二の次。農民としては、安くてよく育つ農薬が欲しい。だから中身が何だか分からないまま危険な農薬を買い、使うのです。 しかも、中国でさえ使用禁止の猛毒の農薬が、今でも地下工場で密造されているという話も聞きます」 市場では、驚くほど大きく育った農作物が散見される。じつは中国では、成長ホルモンや抗生剤が農畜産物に使用されているという。 「中国では、鶏や豚だけでなく、野菜にも発がん性のある成長ホルモンが使用されています。イチゴやスイカなど、そのせいでサイズが大きい。しかし畜産物の場合、見た目では判断できません。これを人間が食べると、子供の成長まで早まってしまうんです。 骨格形成に悪影響を与え、幼い女児が初潮を迎えてしまうこともあります。 これは日本ではほとんど患者がいない病気です」(現地医療関係者) 畜産でも不正は横行している。 今年1月、中国の「ケンタッキー・フライド・チキン」が使用していた「速成鶏」と呼ばれる鶏肉から、基準値以上の成長促進剤や抗生物質が検出されていたことが発覚した。 この鶏肉は2010年から12年まで、大量に中国国内で出回っていたという。 出荷した食肉業者は「山東六和集団」という企業。 現地で養鶏を営んでいたという男性に話を聞いた。 「養鶏は、すべて六和集団が指図する。エサから薬まで、全て降りてくるんだ。流通もすべて六和がやって、北京近郊でソーセージなどに加工している。抗生剤が人体に影響がないかって?それは当然あるだろう。でも管理は楽だったよ。二日に一回掃除すればいいだけだからね。流通先は山東省イ坊(いぼう)の冷凍倉庫。そこからファストフード店に行くんじゃないかな」 養鶏場の中は、薄暗く空気が澱(よど)んでいた。 一つのケージに6〜12羽ほどの鶏が押し込められ、ホルモン剤のせいか、地肌が露出してしまっているものもいた。この鶏が日本に入ってこない保証はない。 そもそも事件を起こした「六和集団」傘下の青島田潤食品有限公司については、日本の大手商社・丸紅が出資、輸入を計画している。中国の汚染事件は決して対岸の火事ではない。 中国の人々は、「生鮮食品もさることながら、とくに加工食品は避けるべき。工場を通ってきたものは何が使われているかわからない」という。 まず、他人を疑う。それが中国に生きる人々の処世術なのだ。 「中国では正直者は馬鹿を見る。逆に不正を働く者への罰則は小さい(チープ・トウ・チート)。法制度も抜け道だらけです。中国では食品安全に13ヶ所くらいの政府機関が関与していて、農作物、流通、貿易、検査など、それぞれ違う分野を担当している。それらが責任を押しつけ合っているのです」(前出・王氏) 山東省の取材先の農家で、中年女性が記者に卵やニラの入ったラーメンをふるまってくれた。しかし07年に中国産インスタントラーメンで死亡事故があったのを思い出すと、手を付けられない。記者が躊躇する素振りを見せると、女性はニヤッと笑った。
「これは私たちが食べるために作ったものだから安全だよ」 中国の農家では、自家用と出荷用で生産方法が違うという。 自国民すら欺く中国人が、日本向けのものは安全に作っているなど、もはや夢物語にすぎない。
2013年04月05日(金) |
キャリアの価値になるほどの大名跡なのかブリュッヘン |
関越自動車道、高坂サービスエリアで見上げる送電線にうっとり。
深夜に立哨5時間、なんて足が痛い。つうか現金輸送ドライバーの頃は10時間走り回ってはCD聴いたりライブ行ったりできていた68キロだったのだから、79.5キロという体重増加が元凶なのだー
すみだトリフォニー、ブリュッヘン・プロジェクト2日目。真っ赤なベレー帽のかよさんが目立ちすぎー、と、悠先生と隣席で、悠先生の声はラジオでずっと聴いてきたので条件反射的にジャズ耳になっている心地がする。
18世紀オーケストラは古楽の編成で、管楽器の鳴りがポンコツ車のようで情けない。おれは今でもこの管楽器群が下手くそなのだと考えているが、悠先生は「どうも古楽のホルンの音は性に合わないなあ」とおっしゃるのであって、下手くそなのではなく楽器特性なのかもしれない。
2010年ショパンコンクールの覇者ユリアンナ・アヴデーエワがヒストリカルピアノ「1837年パリ製エラール」を弾いて、このオケとショパンピアノ協奏曲第1番を合わせる。
現代のグランドピアノで弾いてくれよー、そういうピアノタッチじゃないか、そういう演奏語法ではないか。
若き天才ピアノ女子が古いピアノで別世界な演奏を沸き立たせている中、どう聴いても下手くそで調子はずれな管楽器がよろよろと鳴る。手前で指揮する座っているだけでやっとなブリュッヘンじいさん78さい要介護状態はうつむいて手話の練習をしているみたいだ。
ユリアンナちゃんがわざわざ共演してキャリアの価値になるほどの大名跡なのかブリュッヘン。18世紀オケだってこのツアーが終わったらお払い箱なのだろう?管楽器の奏者たちは古楽器であることを割り引いても冴えがない鳴り動きタイミング、彼らもキャリアへの書き込み動機しかないのではないのか。
弦楽器群はちゃんとお金が取れるさすがの音色だ。ブリュッヘンが手話の練習をしていなくても、十全にこれだけは鳴らせます皆さんと無言で楽器を鳴らしているではないか。
マルボロ吸ってんのかよ、そんなもんタバコじゃねえよ、 4・5にん相部屋のひとたちは声楽とか音楽家のみなさんで、 タバコは全員吸ってないんだとよ! かくれて部屋で吸ったりするなよ タバコやめろ 説得力ねえー
ブリュッヘン・プロジェクト初日
2013年04月03日(水) |
高地に移住「パタゴニア」元支社長 / 首都圏の「水がめ」の汚染度もヒドイ |
朝7時、練馬、取手、石神井、浅草、石神井、太田、練馬、夜23時
さすがに16時間も運転していると疲れる身体になってきたー
トイレに行ったらアサガオがなくて白いトビラがふたつ並んでいる。 ドアをあけて入るとふたつの便器が仕切り無く並んでいる。 さすがアーティストなおトイレではないか? ボーイズラブのハッテン場?だからゲイ大? 来年には取り壊されるらしい。
きよりん16にシューズを買ってあげる。東松山のショッピングモールで。
明日からブリュッヘン3デイズ、ケマルゲキチ、都響と5日連続クラシックコンサート。
「今日のファイスブックシェア記事」
できれば多くの人に知ってもらいたいので【シェア】してもらえると嬉しい記事です。
伝統野菜の守り人、種保存へ「バンク」設立 『高地に移住「パタゴニア」元支社長』 伝統野菜の種を守らないと遺伝子組み換えされて種を毎年バイオ企業から理不尽な契約書と一緒に農薬、化学肥料と一緒に買わなくてはいけません。 そしていつか野菜ができなくなった農薬に汚染された土壌だけが残ります。 手間なことでも守らないといけない伝統が沢山あることを教えてくれます。
有機種子とは?( 化学肥料や農薬を一切使用せず、文字通り完全に有機農法で育てられた作物から採取された 在来種・固定種・一代種で、種子消毒をされていないもの。また、国や認証機関等の認証を受けていることが必要です。欧米では、在来種・固定種・一代種を問わず、オーガニック種での栽培でなければ有機農産物として認定されません。)
安全な家庭用の有機種子を扱っています。 http://e-neselect.com/products/list.php?category_id=7
日本の水のセシウム濃度は事故前は0.045ベクレル。今は1000ベクレル以上。首都圏の水の汚染は今も進んでいる。基準値は事故後に引き上げられたから、事故前の基準に比べれば1万4200倍だ!!!
3月29日に直近の数値が公表された千葉、埼玉、東京の公共用水域の放射性物質のモニタリング調査(51地点)が、これが驚愕の汚染レベルだ。 千葉・柏市や我孫子市にまたがる「手賀沼」の流入水域。沼から上流約1・6舛痢崑臘点遏上沼橋」の川底からは1租たり1万4200ベク レルの放射性セシウムが検出された。国が定める食品や水の基準は1租たり10ベクレルだから、実に1420倍である。 約10曽緡の「亀成川・亀成橋」の川底でも5300ベクレル、同約1舛痢崑臻拈遏λ滅雍供廚任癲■苅横娃哀戰レルが検出された。 首都圏の「水がめ」の汚染度もヒドイ。 1都5県、約2800万人の給水需要を担う利根川水系や、東京東部と千葉北西部をカバーする江戸川水系の調査地点でも1000〜3400ベクレルと基準値を大幅に上回るセシウムが検出されている。
原発事故前の09年度に文科省が行った環境放射能調査のデータでは、海底土のセシウム濃度の平均値は1租たり1・2ベクレルだった。事故前には日本の水質のセシウム濃度は1租たり平均0・045ベクレルと0・1ベクレルにも満たなかった。福島原発事故の水質汚染は終わってはいない。むしろ、どんどん深刻化するばかりだ。 (3日発売 日刊ゲンダイ)
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