Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2012年11月30日(金) 橋爪亮督グループ@新宿ピットインに集合せよ!

もう5にんとも世界最高水準の発火力を持つグループ!
福島恵一さんの「耳の枠はずし」でのCDレビューも激しく参照のこと。
出先でiPhone入力してるのでリンクが張れませんですが。
どんな進化を見せるのだろう、新曲はあるのだらうか、インプロヴァイザー橋爪が牙を剥くか、当然の彼らならではの化学反応グルーヴ、ドラマー橋本とベース織原の兇悪なコンビネーション暴走はかかるか、楽しみ楽しみ。
みんなでライブレビューをアップする事態にきっとなります。

にこにこ動画でネット党首討論会を視聴す。
田中康夫だな。一番地に足ついた主張をしているわ。
淡々とオリジナルかつストレートな提言の数々。話し方、目の輝き。
ひとりで新党日本、何やってんだろーくらいにしか思ってなかったけど。
常に正しく事実を突く日本共産党なかりせば、という感慨もある。田中康夫と日本共産党はかなり近い政策を主張している。
グリーンアクティブ、田中康夫、日本共産党が共闘やれば良かったのになあ。

でもまだまだ投票は悩むのである。朝5時。これから午前10時からの本社会議して、帰って一眠りして、20時からの新宿ピットインだ!


2012年11月29日(木) track 229 Aerial Tour Instrumental = Flying / The Beatles 1967.9.8 Fri from bootleg



山手通り中野坂上ちかく。天空にクレーンがかかっているように見えた。

ゆうべ、月光茶房にウルトラ5兄弟が揃った。ゾフィー兄さんが、ガルバレクの69年や71年のレア音源や、ソヴィエト・フランスというエレクトロニクス・デュオとエヴァン・パーカーの共演盤、ECMの新作の数々、など、次々とぼくたち兄弟に耳の攻撃をしかけてくる。

ぼくはセブン。

どれも素晴らしいものだった、アイラー・レコード(レーベル)のマルク・デュクレのギター・ソロが一等良かった。21世紀に歩み出ているカンジがした。すぐにアイラー・レコードでPayPal直販せり。

編集CDR 『おせぼ 2012』 ライナーノーツ 
side A
01 Aerial Tour Instrumental = Flying / The Beatles 1967.9.8 Fri from bootleg
02 おやじ / 思い出波止場 
03 3月の水 / アントニオ・カルロス・ジョビン 
04 Super Nova / Wayne Shorter
side B
05 言葉にならない、笑顔を見せてくれよ
06 さよならアメリカ / くるり 
07 The Lord Will Make A Way Somehow / Robert Curtis Smith
08 云何唄・散華(曼荼羅供) / 大阪真言声明研修会 
09 夏空 オープニング・テーマ 「時をかける少女」 
side C
10 Yesterday (take-1) / The Beatles from Anthology 2
11 La Yumba ラ・ジュンバ / Osvaldo Pugliese オズバルド・プグリエーゼ
12 街角ラ・ジュンバ / あがた森魚 
13 グレゴリオ聖歌『クレド』第一番と『六段』全曲合奏
side D
14 生きがい / 平田王子、渋谷毅
15 手紙 / 小谷美紗子 
16 私は御満足 / マーティ・ペイチ 
17 ローロ / エグベルト・ジスモンチ

★

track 229
Aerial Tour Instrumental = Flying / The Beatles 1967.9.8 Fri from bootleg

途中からインするようなはじまり。ふらつくフルートだか笛のアレンジが残っている。これによって、この曲は「Steawberry Fields Forever」のエンディングの「フルート+ドラムロール」というフォームの変奏が起源であったことが判る。エンディングのコミックな終わり方はオリジナルには無い。

サージェントとホワイトアルバムから先にジャンプするような時期のビートルズは「Steawberry Fields Forever」「I Am The Walrus」を極点だとして、その風圧が感じられるトラック。それはただのメロトロン?

ビートルズ唯一のインスト・ナンバー「Flying」は、「Aerial Tour Instrumental」というネーミングだったのかー。

それにしてもリンゴのドラミングは、ほんとすごいねー。


2012年11月28日(水) みどりの風、嘉田新党に一部合流へ 「維新」と「みんな」は破談(12/11/28)

それにしても曲目の判明しない編集CDR、曲目メモ紛失の、やっかいだし。かー。
よく吟味のすえに入れたトラックより、一聴きでセレクトしていたトラックが俄然良く聴こえる。で、たいていそういうのは図書館で借りたバンド名も忘れたものだったりして、途方に暮れるんだよー。クラシックのピアニストの誰の何という曲なの?これ。二度と出会えないトラックにいとおしく耳をすましていたりして。なんや、宮沢りえ「ドリームラッシュ」?



月光茶房ナイトから一夜明けて。
「手前からジャック、セブン、マン、エース。撮影ゾフィー兄さん。」というキャプションを
思っては「はあはあはあ」と嬉しい吐息を白くさせながら、ファミマに牛乳と東京新聞を買いに。

ほんと東京新聞しか、まともなメディアは無いみたいだ。

おお、飯田哲也と滋賀知事の「未来の党」発足!が第一面。
「生活」小沢一郎、「脱原発」河村たかしが合流(!)。「みどりの風」が連携。
この勢力は宇都宮都知事候補を支持することに決定。

おお、こうなったら新党日本(田中康夫)、日本共産党(志位和夫)、社民党(福島瑞穂)も連携しちゃえよ。

選挙地勢図は大きく変わった気がする。民主・自民・維新は消しだ。石原・橋下は消し。ほとんど気分は競馬新聞なおいらだ。政権がひっくり返らないとだめだ、TPPはだめだ。

政治評論家の有馬晴海(はるみ)氏(54)は「小沢氏はもともと反原発派ではない上に、反原発だけで政治をやるわけではないので、今回の合流は議席を取るための苦肉の策といえる。本心では連合軍を組むことで第二極、第三極に食い込んで態勢を整え、国会で最後の勝負に出たいという意図があるのだろう」と指摘した。 産経新聞

だよなー。小沢一郎、パーティーでごっそり選挙資金持ってるしなー。頼もしいというより、怖いよなあ。

28日の朝刊(都内最終版)☆1
【1面トップ】
〔朝日〕脱原発新党 生活が合流 未来の党結成 嘉田氏が代表 100人規模擁立へ
〔毎日〕嘉田氏が新党 第三極二分 「未来の党」生活・脱原発合流 卒原発柱に
〔読売〕第3極3勢力に 滋賀知事、新党表明 未来の党 生活・脱原発合流へ 維新・みんな破断
〔日経〕TPP推進、政府が判断 民主公約 来年初め大型補正 原発・外交、自民と違い鮮明
〔産経〕民主マニフェスト発表 崩れ落ちた「金看板」 TPP参加明記せず/2030年代に原発ゼロ 数値目標なし
〔東京〕卒原発「未来の党」 嘉田知事が新党表明 脱増税や女性を重視 「生活」「脱原発」合流
(時事通信)

ポッドキャストで菊地成孔「粋な夜電波」を聴くばかりでなかなかライブで聴けてませんが。リーマンショック以降の変容についてよく口にしている。08年かー。

リーマンショック以降の若者たちの長期失業というのは、ほんとにおれは可哀想だと思う。

おれはいいんだ、もう。あとは編集CDRを愉しむ耳老人の会だけだからさ。

ユーストリーム動画「九条の会東京連絡会緊急大学集会」小森陽一■

ううん。Windows xp 、ユーチューブもユーストリームも雑音混じりになるのん。

みどりの風、嘉田新党に一部合流へ 「維新」と「みんな」は破談(12/11/28)
■

北日本で猛吹雪 北海道では送電線の鉄塔倒れ約5万6,000戸停電
■


2012年11月26日(月)

街角曲がって、街角曲がって。

夕方までの暴風雨は寝ていたので知らない。午前5時15分、冬の夜空、またたく星、冷たい風。

岩見沢の豪雪ニュースを見ていた、おととい。

1年前に苗穂の病室で「岩見沢の豪雪で、電車は止まって、国道も立往生した渋滞で自衛隊が出動しているわ!おれもこれから岩見沢へ突っ込んで行きたいぞ!」と騒いでいたなあ。病室のテレビで大相撲を苦しむおふくろと観ていた。

看病の手伝いに3にんの娘さんと来ていた中学んとき2学年下だったマアチャンが「なにマサノリくん、おだってんの!」と茶化したとき、昔のマアチャンの顔がよみがえっていたっけ。マアチャンが生活常任委員長に立候補してぼくが応援演説して、二人でいろんなクラスをまわったんだっけね。

夏に、妹と病院へ行ってお世話になったお礼をしに出かけた。妹が、あの病室みたら、まだママいるみたいだね、兄ちゃん、と言う。おれもおんなじこと考えてたと、ベソをかいた中年オバサンとオジサンが歩くものだから、看護婦が振り向く。この妹とも43年の付き合いなのだな。

函館の吹雪を思い出す。

あの頃は隣町までがあんなに遠かったのに。


2012年11月25日(日) タガララジオ32更新




あれ?何書くんだっけ。

そうだ、タガララジオ32が更新されましたー!
■

白鵬の優勝インタビューで、ちょっといいですか?とモンゴル語で話して拍手をもらっていた。

「両親を愛し、自国を愛せば、他国をも愛せる」と、すごいこと言うなあ。

競馬ジャパンカップも、この上ない美しい結末であったし。

やっぱ、おりゃあ政治のことはよくわからんくなった。

グリーンアクティブに賛同してるんだが、グリーンアクティブは「みどりの風」を支持するそうだし、「生活」(小沢)と「脱原発」(河村)は「みどりの風」とも合流しようとしているし。脱原発+反TPPで勢力になれるんかな。日本共産党も社民党も一緒にならんのか。

政権は一旦自民党へ、という世論は正しいかもしんない。と思いきや
『日本国憲法改正草案』がヤバすぎ■だし。

辻井喬(堤清二)さんも宇都宮けんじ東京都知事候補を支持。
でも自民党に戻る趨勢は変わらんか。第三極よりはいいか。

編集CDRをつくる。たぶん4枚組くらいの構成がアタマにあったけど、はしょってベスト盤みたくなったのでみんなに配るCDRにすることにした。

編集CDR『おせぼ2012』 

side A
01 Aerial Tour Instrumental = Flying / The Beatles 1967.9.8 Fri
02 おやじ / 思い出波止場 
03 3月の水 / アントニオ・カルロス・ジョビン 
04 Super Nova / Wayne Shorter
side B
05 言葉にならない、笑顔を見せてくれよ
06 さよならアメリカ / くるり 
07 The Lord Will Make A Way Somehow / Robert Curtis Smith
08 云何唄・散華(曼荼羅供) / 大阪真言声明研修会 
09 夏空 オープニング・テーマ 「時をかける少女」 
side C
10 Yesterday (take-1) / The Beatles from Anthology 2
11 La Yumba ラ・ジュンバ / Osvaldo Pugliese オズバルド・プグリエーゼ
12 街角ラ・ジュンバ / あがた森魚 
13 グレゴリオ聖歌『クレド』第一番と『六段』全曲合奏
side D
14 生きがい / 平田王子、渋谷毅
15 手紙 / 小谷美紗子 
16 私は御満足 / マーティ・ペイチ 
17 ローロ / エグベルト・ジスモンチ

中学生姿の長女が「おとうちゃん、1万8千円のお守りを買わされそうなのん」と困って相談してきて、「どら、オレが断ってやる」と、なぜか麻雀卓に座って対面の娘が書類にサインをしようとしているのを見て、すると言葉が出ないっ!長女はするするサインをすると、エヴァンゲリオンの使途みたいにガチャガチャと機械になって大きくなって、鉄塔の上に固定されてしまう、のを、見上げて唖然としている。火が噴出して、さらに向こう側のビルに飛び、ぶつかって爆発してしまう。うわあああ!と叫ぶ。「こんなシーンは失敗だ、映画に使えまい」とナレーションが入る。ちょっと待ってくれ、わあああ、と長女の名前を叫んだら目が醒めた。

長女にメールしたら、なんか元気そうな文面でよかった。


2012年11月24日(土) 仏教音楽辞典の付録CD




世界の人口■は70億人を超えたんですね先月。

黒船来航からずっとアメリカの影響下にしかなかった、とは考えが浅いか。
「さよならアメリカ」と京都のバンドくるりが07年に歌ったのだから、
ほらね東京あたりをアメリカ風にしてきたのもこれが限界という。
京都がしばらく革新府政で乱開発に歯止めがかかってたのも民族的知恵なりよ。

仏教音楽辞典■の付録CDを3年ぶりにじっくり聴いたら、これ、宝だった。
全27トラック、75分位。

昔は1トラックに即興演奏耳が反応して狂喜していたのだったが、全曲にびびりまくる。
修二会のトラックもあって、唱える世代が変わるとチガウのだ。

思うね。
洋楽聴いたり歌謡曲聴いたりして育ってしまった坊さんは感覚の変性を被るものなのだ。
植民地的変容。つまりお経もどんどん失われていっているのだ。

残存している仏教音楽を録音する仕事が必要である。
おれはそういう録音を残す仕事をしなけれればならない。

安心しなされ、日本人が演ると、ジャズでも仏教音楽になっているのであるぞ。

それにしても幼少期や青春期に聴いていた音楽のそのひとに与える影響の決定的な強さよ。

おれもマリオゲームにはまった経験あるけど、あの音体験もまた強烈なもんだし。

NHK「映像の世紀」またみよー ■


2012年11月22日(木) 吉田修一「悪人」

モチアンの命日だったか!

文庫になってて図書館でみつけた吉田修一「悪人」を読む。
悪いのは殺されたオンナだろ。おしまい。
長崎、佐賀へ行きたくはなくなるよなあ、でも、地方都市なんてそんなもんか?
北海道、島根、高知、京都、奈良あたりは住みたいなあ。
名古屋あたりはやだな。

オキュパイ運動なんてあるのか。
ノーム・チョムスキーの「アメリカを占拠せよ」ちくま新書も読む。
それはそれでいい。

おかしはブルボン、コーヒーはネスレ、コンビニはセブンだねー、
とだべる休憩室。
マクドナルドへは20年は行ってないが、ビックボーイでハンバーグたべてたら意味無い気がする。オランダ産の冷凍アジの開き5枚290円を買っていたら意味無い気がする。北海道ななつぼしはいいはず。

納税してないAmazonでCD買ってるわ、おれ!


2012年11月20日(火) B→C バッハからコンテンポラリーへ 146 近藤 千花子(クラリネット)




練馬春日町まで歩いて新宿5丁目へ。260円でオペラシティまで行けるな。
帰りは山手通りをひと駅ぶん15分歩いて初台から練馬春日町、210円。

うんうん、たしか東京都交響楽団には光るクラリネット奏者がいた記憶はある。オケの中のクラリネットの重心を定位させる感覚ができてきた時期でもあった。

まさにそのクラリネット奏者だった。さすが最強音のピーク値とタテヨコの直線の狂い無さ。

しかし、ハインツ・ホリガーのあととは、分がわるい。
コンテンポラリーと謳うけれど、クラリネットのコンテンポラリーはクリス・スピードが拓いている。
技巧と楽譜で細密工芸品展示会になりがちなゲンダイオンガクはそうだった。

写真よりかわいい。タイプだ。
鬼才テラシマをチェンバロにしたトリオでの、しかし、彼女は明確に気付いていた。
「あ。日本の感覚ではこうなるのだわ。」

階段をタタタタッと駆けのぼるようなタイム感覚、だ。
これが階段をタタタタッと駆け降りるようになるとヨーロッパ的な、またはクヮトロ・ピアチェーリや小澤洋介やハーゲン弦楽四重奏団になる。
さらに空中を泳ぐようになるとハインツ・ホリガーやゲヴァントハウス管弦楽団やハウルの動く城になる。思いっきり単純化して記述するとそうなる。

マルティヌー、細川俊夫の演奏が良かった。バルトークのテラシマ編曲にも新味があった。


B→C バッハからコンテンポラリーへ
146 近藤 千花子(クラリネット)

クラリネット:近藤 千花子
ピアノ&チェンバロ:寺嶋陸也 *
チェロ:桑田 歩 **

J.S.バッハ:協奏曲 ト短調 BWV1056a */**
J.M.モルター:クラリネット協奏曲第4番 ニ長調 */**
B.バルトーク/寺嶋陸也編:《ミクロコスモス》から **
第63番「つぶやき」/第79番「J.S.B.へのオマージュ」/第113番「ブルガリアン・リズム1」/第114番「主題と転回」/第115番「ブルガリアン・リズム2」/第97番「ノットゥルノ」/第123番「スタッカートとレガート2」/第124番「スタッカート」/第125番「舟遊び」/第130番「田舎のおふざけ」
B.マルティヌー:クラリネットとピアノのためのソナチネ(1956)*

B.マントヴァーニ:クラリネット・ソロのための《バグ》(1999)
E.-P.サロネン:クラリネットとチェンバロのための《ミーティング》(1982)*
細川俊夫:エディ─ クラリネットのための(2009)
L.バーンスタイン:クラリネットとピアノのためのソナタ(1941〜42)*


アンコール エルガー:ロマンス


2012年11月19日(月) S.O.S Study Of Sonic

12月23日。定員30名です。
アンビエント・ミュージックについての金子智太郎+福島恵一対談といい、
ライブ・パフォーマスといい、そのスピーカーといい、マストなイベントです。

「フィールドレコーディング、アンビエント、エレクトロ・アコースティック・ミュージック、フリー・インプロヴィゼーション等が重なり合った、いま最もヴィヴィッドに動き続ける音楽領域を対象に」(福島)

■


福島さんがすべてのディスクレビューをした灰野敬二の本も予告されています。
■

灰野敬二と共演する原田雅嗣は、ジョー・マネリとの共演盤が2枚あって、アイス・ペインティングというアートのひとでもある。コンダンクションという集団即興盤もあった。


ぐううう、12月23日(日)はクリスマス前で・・・、休めないよなあ・・・。
原田さんも益子さんも申し込んだみたいだ・・・。


2012年11月18日(日) ポトラッチ盤『300BASSES』が配置されている




たまごを4つバターで焼いて塩コショーを3食続ける。アイスモナカも毎晩。20代・30代がバタバタ風邪発熱でたおれている職場で、40代・50代(おれだけ)が元気なのは、その風邪菌に免疫のある世代なのかな。若いサトウくんが毎日鼻血を出している、小さな子どもいるんだから休めよ。

さすがにまた18時間睡眠。天頂のハゲがまた一段と進んだ。朝イチで副都心線東新宿へ健康診断に飛び込み。いつも予約しないので受付嬢から柔らかい注意。身長が6ミリ伸びて73台に。血圧が62−98だったのが64−117と上がった。体重は76を切れない。

テレビでも見ないような美人な女医がおるぞな、新宿健診プラザには。健康ですね、何か心配はありますか?と問われ、タバコを500回くらい禁煙してんだけどできないとこたえる。微笑んで胸と背中に聴診器をあてたあと、真正面から向き合って喉と鎖骨あたりをなでてくれたんよー。

おとといタガララジオ32を書きなおしている夢をみた。出勤して2時間したらシチュエーションを忘れてしまった。

平和台図書館の近くのアコレで鶏肉とはくさいを10%オフで買ってきて、鶏肉を塩コショウしてはくさいと煮込んで夕食。

編集CDRの定番トラックとなったサッチモの「Go Down Moses」、これもタガララジオ33に入れよう。

あ!恵一兄さんの季刊ベストセレクト■のトップにポトラッチ盤『300BASSES』が配置されている!

そいえば・・・ま、まだ聴いてなかった。どーせ300本のベース音が重なっているようなもんだろー、とか、この種の音響を聴く環境を持てないで過ごしていたせいもあるが。

げげげっ・・・、ポトラッチはルシオ・カペーセに続いて・・・、ちょっと、待ってね、これは素手で真剣勝負しなければなりません・・・


2012年11月17日(土) エッチしそびれた夢

晴れた午前中に野球場に来ている。観客席の芝の緑の鮮やかさがまぶしい。

ライトの一番奥を歩いていて、ファウルラインまで歩いてくると、バットが立ててあり、その上にボールが4つ月見団子のように置かれている。頭のボールに目を合わせてバッターボックスを見ると、「ね、そうして見るとボールがファウルになったかどうか、精確に判定できるでしょう?」と誰かの説明を受けている。「ほんとだー」とバッターボックスを見ると、野球の試合が始まっている。

おれ、審判員でも何でもないから、早く出なきゃ、と、一塁側の観客席まで走ってゆく。グラウンドを見ると、日本の白装束を来たピッチャーのチームと、真っ黒のユニフォームをつけたチームが試合をしている。白のチームのピッチャーが暴投して、ボールがバックネット裏の金網の目にピタリとハマってしまう。白のチームは8対3で負けたようだ。ぼくはそのボールを取りに行く。ボールはふわっと皮だけになってしまい、ポケットに入れる。

こたつのある控え室で、負け投手になった若者がきしめんを食べている。ポケットからボールの皮を渡そうと取り出すと、大きなビニールになって白人のスレンダーな若い女の子になってしまう。チームが負けたことによって、ぼくの奥さんになることに決定したのだという。

女の子がキスをしてきて、「ちょっとここではまずいでしょ」と言うと、女の子は全裸になっている。女の子はキスをしながら「甘い唾液のキスと、苦い唾液のキスとどちらがいいの?」という意味らしい何語かわからない外国語を話す。「え?そんなこと、あるの?」と顔を離すと、きしめんを食べている横に眼鏡のおじさんが居て「舌の裏側から出る唾液は苦いのです、そんなのは常識ですよ」と説明してくれる。そのおじさんが小学校の旧友のような気がして、「いやー、生きていたんだねー」と話かけている。

モテるのはいいけど、こんな場所では、それにあなたにもお父さんもお母さんも居るでしょう、と、女の子の手をひいて歩いてゆく。補導しているような心境になってきて、あなたはもっと若い男性と新しい人生を歩まなければだめだから、などと諭している。女の子が「じゃあ、今日の記念にCDをあげる、それでいい?」ときいてくる。なんだか何にもしないでこの幸運を手放すのはもったいないなあと思いながら、でも体裁もあるし、「それこそ、望むところですよ」と、真っ白なCDジャケを受け取って。

目が醒めた。えれえもったいないことをした。エッチしちゃえばよかった。


2012年11月16日(金) 作家の中島渉さんが、11月13日(火)午前10時56分に逝去された




FaceBookでご縁のあった作家の中島渉さんが、11月13日(火)午前10時56分に逝去された。

5年近くガンの闘病をしていた。お会いしたこともなかったけれど、FaceBookに更新するさまざまな音楽(YouTube)が面白かった。アフリカとか中南米の音源が多かったかな。初めて知るミュージシャンばかりだった。メモしておいて、図書館のCD検索した借りたりしました。ECMではスティーブ・ティベッツを挙げてたあたり、コアでしょ。

前日、薬の眠りから目を醒ました中島さんは、筆を手にし原稿用紙に向かいました。

11時20分 信濃追分発ノスタルジア満載 ではではそれで

万感こもった辞世の句、ほんとすばらしい。涙でた。ご冥福をお祈りいたします。

★

16日朝日新聞朝刊
「民主と自民 経済政策違いくっきり」という見出し。
民主は再生エネルギー、自民は公共事業だと。この記事が犯罪的なのは、ともに原発維持、TPP参加であることを隠蔽して、このふたつの政党にスポットを当てていることだと思う。

新党日本の田中康夫のブログ
「EUも中国もインドもタイもインドネシアもフィリピンも、そして韓国も加盟しないTPP」に、なんで入る必要あるの。日本のはらわたをアメリカに喰わせるような、すごい行動に思える。

★

異動して今夜の夜勤から元の職場にもどったら、なんだなんだ、優勝パレードみたいな歓迎ムードであせった。11年勤めているけど、こんなのはじめてだ。先方の幹部たちも「たださん、人気すごいですねえ」と笑顔しきり。きつねにつままれたカンジ?というのか。現象というのはある臨界点を越えると全体主義みたくなるのか。なんにしてもストレスのない楽しい職場であることは、うれしいうれしい。通勤は近いし、コンサートのあと夜勤に入れる時間帯だし。よおおし、コンサート行きまくるぞ。

招待券あればぜーんぶ行っちゃうもんね。演目、ジャンル問わず!そんで本音レビュー、どんどん。

同僚が義理の妹夫婦の子どもたちのベビーシッターしてたら、夫婦は宝くじの発表みにいってて、係のおばちゃんテンぱってしまい、5セン40マンの当選だということになった。40マンて?そんな端数あるっけよ?なんて大騒ぎウキウキして帰ってきたら、じつは4憶5千万円の前後賞総取りの当たりだったという。運のおすそわけでお伝えするね!と。おおお。おれにも運がまわってくるかなあ。

そうか、もう運がまわってきているということなのかなあ。

あ、三宅久之さんもお亡くなりになったのですか・・・。合掌。


2012年11月15日(木) 岩名雅記監督 : うらぎりひめ




岩名雅記監督 : うらぎりひめ

フランス在住でミシェル・ドネダと共演もするというFace Bookつながりの舞踏家岩名雅記(いわなまさき)さん。

モノローグ・ドラマとも。

これはやばいでしょう。出会ってしまいましたね。

映画「うらぎりひめ」
■

311もしくは福島事故に関して私の映画の主題は「再生や希望や復興」ではなくはっきり申して「憎しみ」です。そしてそこから発する当事者の孤独性、罪の意識―あがないを描きたいと思いました。(岩名雅記)






このポスター。若い和服の女性、なんじゃねえぜ。
和服の女性、と、顔だけのおそらくどこかのカラー写真から切り取られた生命の転移した相。
あ、ちかうわね。


2012年11月14日(水) おとこ51さい、全財産15円。キッパリ。

給料日前日。

朝コンビニで浦安鉄筋家族(まんが)の新刊を買って読みながら気付いた、今日は休みなのではなく夕方から荻窪本社での会議だった。でも、電車代はパスモにたくさんあるだろな。手持ち625円。

池袋で山手線改札で「残金が足りません」封鎖をくらう。やばい、パスモに110円分しか残っていない。荻窪までいくらだ?290円ならアウトだ。行っても帰って来れないではないか。

210円だ。帰りは400円かかる。ま、間に合う。

30年前かわいかったエクスワイフが「おとーさん、家族のケータイ代払ってくださいまし、みんな連絡不通で困っていますのん。」と会議中に電話しないで。

「あ、明日の朝コンビニで支払いますので許してください。」

いま使えるお金は15円しかない。

36さいの先輩がコニビニの喫煙ルームにいるのを見つけて「ごち!」とご挨拶し缶コーヒーをいただく。そのあと居酒屋でごちしてくれる。なんこつだねー、刺身だねー、ほっけだねー、ヤキトリだねー、中トロ巻きだねー、サラダもいい?シメは梅しそきしめんでいきましょうよ。

おとこ51さい、全財産15円。キッパリ。

そのくせ古川武彦・古代史コレクション「真実の東北王朝」¥3360をゆうべアマゾンで買っていた。あほか、おれは。


2012年11月13日(火) 体当たりをしている夢

重々しい鐘の音色の開演ブサーが鳴っている。大きくて古い木製の彫り物だらけの扉が閉じてゆくのに滑り込む。手には「ゐ25番」25000円のチケット。どうも休憩後のステージに間に合った様子で。

中に入るともやもやした煙が立ち込めており、堀内さんが「やっぱりたださんお越しになりましたね!」と笑顔で近づいてくる。「たださんの席は一番前のほうですよ、はやくはやく」チケットを見てステージを指さす。

室内なのに、かなり遠い。人が点のよう。ふわっと飛ぶようにステージ前に来ると、代ゼミの教室の机で、けっこうガラガラだ。チェンバロがリフを刻んでおり、フルートと笙が鳴っている。これはいい感じだね、なんてうっとりステージを見る。

全身を灰色に塗ったロダンの彫刻のような青年が、木製の自転車をこいでくる。腰まわりはひも縄だけで性器がコロンと見えている。さばけている演出だなあ。

エジプト時代の空が広がっている。

これは、ようく感じ取らなければ、と、両手の指を広げている。

この新作オペラは、古典オペラの「新月記」を観ると凄いんだよね、と、指揮者の佐渡裕がほくのそばでレクチャーしている。ちょうど1ヶ月後の3月15日に新潟市民会館で井上道義指揮オーケストラアンサンブル金沢によって演奏されるのでマストだと。佐渡裕にサインを求めると「ぼくがサインすると(あなたがこの公演に)招待されるから困るんだよね」という。すいませんねえ、ありがたいことです、と、サインをもらうわたし。

佐渡さんの体型は好きだなあと言いながら、背中に体当たりしている。体当たりするつもりがないのに。すいません、すいません、と、言いながら。指揮をまだ聴いてないんです、それも、すいません、すいませんと言いながら、体当たりをしている。

夢。


2012年11月12日(月) 「小さな頃から」

NHK-FMで
JUDY AND MARY の「小さな頃から」がかかる。

このギターリフは交響曲のように響く。

今ならわかる間違いや不可能を、もう一度間違いたい。

そこに氷しかなくても行きたかった。


2012年11月11日(日) 「考えてみよう!TPPのこと」

11月11日は介護の日らしい。
シンボリルドルフが無敗の三冠馬になったのも11月11日。1984年。

原発反対は「情緒」 消費税は「11%」 TTPは「参加」
中身同じで「第三極」?  ・・・赤旗

TPPに参加すると、たぶん北海道や東北がたいへんなことになるだろ。
「考えてみよう!TPPのこと」というHP> ■
医療の現場にも外資が入ってくるのか!
医療保険制度、壊れるな。
なるほど、農業団体も医師会もTPP反対なわけだ。

おれは紙幣はレコード交換券であるという大学の先輩の名言そのままに生きてきたから、
こういうことはほとんどスルーしてんだ。

今日、11月11日は反原発100万人集会の日だ。

皇居周辺を警備する夜勤をしている友人から、「たいこ叩いて叫ぶだけのものになっている」と言われて、の、永田町までの230円往復を考えたり、今日は大相撲11月場所初日。


2012年11月10日(土) DCPRGセカンド

菊地成孔DCPRGのインパルスセカンド、おれには手におえないとはじめ思ったけど、やっぱなんかいいよー。どこかのシーンとの距離感といえば、わたしの聴き馴染んだあたりとは離れてて、ジャズ領域の置き場には困るというか単独者に感じられる。くるまでかけている、以外では耳にしないでいる。

三月の奈良行きでファーストをかけて走っていた。

近場のドライブだと編集CDRやきゃりーぱみゅぱみゅがごきげんに鳴る。
1時間以上のドライブになるとDCPRGが俄然いい具合にロードな感じにトリップできる。

SIM LABはセンスあるわ。

そいえばハルカリは今はどんな活動をしているのだらう。「マーチング・マーチ」には、唐突にハマった。新しくて勇敢な冒険に出るチリチリする火薬の匂いまでさせていた。


2012年11月09日(金)

ああ、引っ越してネコ飼いてえ!


2012年11月08日(木) しんぶん赤旗の演説会写真に写ってる

午後2時過ぎに目が覚めたら長女からメールがきていたので東浅草デニーズした。顧客アンケートに夜勤の男性従業員西川サンめざして1時間以上かけてやって来ているのだ、いつも。たはは。

しかし浅草まで来ていつもファミレスというのは、敗北である。行きつけのメシ屋とかちょっと美味しいトコロとかで会食する豊かさを持ってないなんて情けないな。

品川の大学寮に居たころは、よく大井町のイトーヨーカ堂で本屋とごはんと買い物をして池上温泉に入ってたよなあ。懐かしいよな、食料品売り場から駐車場へ降りる少し狭い階段。






札幌の父親からの電話なんて生まれてはじめてではないか?
なにかとんでもない天変地異が起こったのではないかとビビったぜ。

しんぶん赤旗の演説会写真に写ってるんだと。おやおや。

中央のメガネのおやじ。おふくろ居なくなってもちゃんと生きてるな。
あれだけ病院へ行けと言っても行かない出無精なんに日本共産党の演説会には行くのか。

おれの世代は不破哲三からアントニオ・ネグリそして宮台真司そして内田樹でさ。
気持ちはおんなじだぜ、おやじ。

おまえにカネやってもレコード買うからだめだ。

来年2月のおふくろの一周忌にまた飛行機代おくれよ。

日本共産党は尖閣問題について中国共産党にモノ言えるのかと問う向きもあるが、
日本政府は領土問題は無いと棚上げするのではなく、
領土問題はある、尖閣は日本の領土であるとキチンと伝える、というのである。
たしか天皇制も容認しているし、憲法9条護持で自衛隊はだめなんだっけ。

グリーンアクティブは「緑の党」を立ち上げたあと、なんか音沙汰がないぞ。


2012年11月07日(水)

若者の離職率の高さを分析するラジオや新聞記事。

社員一人とアルバイト十数人で大きな店舗をまわすというモデルがどんどん一般化しているわけで、社員、契約社員、派遣社員、アルバイト、パートというヒエラルキーはあるけど業務内容はほとんど一緒、若い男性社員がおっさんの契約社員をアゴでつかうのも、スレた高卒アルバイト女子がおとなしい大学新卒社員女子に仕事を振っていびり倒すのも、ふつうに起こる。外国人労働者もからむし、不正行為に及ぶ輩もからむ。新卒社員は半年やそこらで名目管理職にされて青天井の残業時間、管理責任。こういうビジネスモデルは目先の人件費抑制がビビッドに株価に反映されるフォーマットによる。

多くの職場がこうなっている。

降りなければならないだろ。殺されるぜ。いまの年寄りは小金持ちつうか可処分所得多いので彼らにタカれる若者はいち早く抜け出すわな。


2012年11月06日(火) 「perhaps it is not a love」



光が丘図書館午前9時。いい雨だなー。フロントガラス、ばたばたばた。

昨夜のライブの余韻が。ちょっと他では聴いたことないようなエレキギターの音のもてあそびかたとか、ガセネタのギターとまでは言わないけれど、耳が痛いくらいのノイズに揺れたのも、灰野敬二までは言わないけれど、ある。引き攣るような即興の衝動に、わたしの耳まで同化していたのは事実で、もっと聴きたい、まだ底が見えてない、涼しい顔をして相当に音を出すヴァリエーションのレパートリーというか「そんな音はそういうふうにして出しているんだ」という素朴な驚きとそれらがインプロの強度に編み上げられてゆく見事さ。

速度を感じる。インプロに殉じているのではなくロックも入っている。マイブラ?デッド?

ライブハウス名Flying Teapotというのはプログレ由来らしく、EL&Pのライブがかかっていた。なつかしすぎる。

「やっぱりうまくいってない」なんてメールがある。いやいやいや、次いつ演るのか知りたい。

こんなSound Cloudトラック2つをリンクしてくれた。

「surface area」サックスとギターのデュオ即興
■
これはフツーだなあ。昨日の演奏のほうが断然いい。

「perhaps it is not a love」
■
なにこれ。ちょっと待って。何度も笑って聴いてしまう。これ好きだ。なんつうマタタビな音源のカットアップ。まるでわたしが編集CDRを作っているときの多幸感そのままだし。CDRで焼いてほしい。

ロヴァの耳でマネリやドネダを聴いたという20さい。おれ51。かんけーねーよなー。そうそう、メセニーとやったクリスポッターはクズだぜ、わかってんじゃん。ダウトの1番大友良英ギターソロは名盤だぜ、加藤崇之もマストだ。ニルセン・ラブはいいけどもういい、ストローネンはすごい才能だけどジョンテイラーとブルンボルグとどーでもいいことやってる。

ライブのあとかけていたアクトレスもSIMもテニスコーツもおじさんにはよくわかりませんでした。そこんところ、なぜかちょっと安心。


2012年11月05日(月) 江古田のライブハウス Flying Teapot 「佐藤洸 solo improvisation」




日本シリーズ見まくり、日本ハムと巨人、
やっぱ、リーグでの勝利数でいうと日ハムはセ・リーグ3位相当(巨人、中日に次いで)というポテンシャルの差が反映されたな。

ボボステンソントリオの新譜『Indicum』のイントシ800字、篠��史子ハープの個展公演評JT向け1本、を入稿。

江古田のライブハウス Flying Teapot まで。
平和台・小竹向原・練馬・江古田と電車2回乗り換えで33分330円。
ウチから江古田まで道なりで1本で4.3kmくらいではないか、歩いてみよー。
45分でありました。

平和台・氷川台・新桜台・江古田と歩いて、4軒くらいレストランや定食屋を見つけた。

はたちの若者のエレキギター即興演奏デビューライブを体験した。
「佐藤洸 solo improvisation」
とにかく、想像を超えた出来の良さ、編集センス、底を見せてない凄みに圧倒された。

やっぱり1曲目で指を切ってしまっていた。

感覚的に演奏が終わる(終わっていい)瞬間が何度かはあったかと思う。
いわゆるギタリストのテクネーが土台に無い(もしくは破棄していた)のに、発生した(発生させた)微細なサウンドに合理を与えるべく耳をそばだてており、音を見事に拾ってロジックを展開させてゆく。
マイルスのセラードアーセッションにおけるマクラフリンみたいな色彩もあった。
あまりベイリーは感じなかった。
引き出しが多くて、5段階くらいのフェーズの拡張が見られた。音の発生のさせ方、方法の鮮やかさはすでに手にしていたものだろう。あとでライブ音源がアップされるので、検証できると思う。

2曲目はノイズを繰る即興演奏。これも良かった。
ブルーノ・シュビヨンのノイズ盤を、この奏者は理解することだろう。
ノイズにはノイズの心地良く感じる文法みたいのがあって、わかってるなー、という安心感があり。


編集CDRをやりとりして書きあっているときには、年齢のことはみじんも感じていなかったが、ご挨拶してわかってはいたが息子より若い(次男と同い年か)声の若々しさにアタマをポリポリかくような心境になり、演奏の勇敢な瑞々しさと引き込まれる見事さにちょっと嫉妬してしまいますオジサンは、と、オジサン自称してら。やっぱトシ、忘れよー。

図らずも、加藤崇之、高柳昌行、SIMI LABと会場で話題になったアーティストがすでに今日持参した編集CDRに入っているというのもまったく不思議なものだ。

ちょっと忘れられない音楽的な一日。

編集CDR『 Flying 』 2012.11.5

01 Aerial Tour Instrumental = Flying / The Beatles 1967.9.8 session
02 おやじ / 思い出波止場 2009
03 3月の水 / アントニオ・カルロス・ジョビン 1971
04 In A Sentimental Mood (Duke Ellington) / 加藤崇之・是安則克・小山彰太 2001
05 涙(ラ・グリマ) / 高柳昌行ニューディレクション 1971
06 マイクロフォン・タイソン feat SIMI LAB / DCPRG 2012
07 Your Story (Bill Evans)
08 Indikon (Stenson / Jormin / Falt)
09 Indicum (Stenson / Jormin / Falt)
10 Ermutigung (Wolf Biermann) / Bobo Stenson Trio ECM2233 2012
11 Current / 橋爪亮督グループ 2012
12 Joyful Departure / Ralph Towner 1997
13 I Lived In Trees
14 Behold The Nereids Under The Green Sea
15 Chalky Down / Mark Fry 2011


2012年11月01日(木) 耳の枠はずし:「トリオ」という空間−バール・フィリップス・トリオ ライヴ・レヴュー

そうそう、ご縁があって編集CDRを交換していた佐藤洸さんが
11月5日(月)江古田FLYING TEAPOTでインプロのライブを演奏するとご案内があった。
■
☆<LIVE>佐藤洸 solo improvisation
11月5日(月) open 18:30 start 19:00 ¥1000+order
佐藤 洸(g)solo

即興演奏をするギタリストの旅立ちとなる最初のステージに立ち会えるのである。

わたしも一時は相当のインプロ小僧でした。インプロ以外は音楽とは言わないというくらいに。葬儀屋の見習いをしていた夏はインプロによって生きている実感を得ていたもん。

わたしの即興演奏に対する名言がここに遺されている、あ、死んでないからおれ、残されている。
■



そんな前ふりをして福島恵一先生の最新の即興公演評をご紹介するのは申し訳ないばかりなのでありますが。

耳の枠はずし
"「トリオ」という空間−バール・フィリップス・トリオ ライヴ・レヴュー Spaces As “TRIO”−Live Review of Barre Phillips Trio”
■

すごいメンバーですね、バール・フィリップス、高橋悠治、小杉武久、沢井一恵。

バールさんの即興を「幾何学の証明をすらすらと書き下すような明澄さ、思考」と、高橋悠治の即興を「数論の問題を解くような構造性への志向、多くの異なる音を弾きちらかしたり、間合いを測ったり、ニュアンスを込めるよりも、音高や強弱、リズム等を制限し、螺旋状の建築を進める演奏」と、この対比に打たれる。

おれ、名目上数学科を出たんだけど「数論って何だったけ」状態であっても、わかる!なるほど。

おれはたぶんバール「西洋合理の化身」と高橋「常に内在する批評の視線」という言い方をして終わってしまうと思う。そしてたぶん、音自体の記述から離れていってしまうような気がする。

福島さんの即興演奏に限らず、音自体に寄り添って耳をすます姿勢を学ばなければならない。このライブ・レビューには、音が聴こえてくるようなところがある。ずっと福島さんの文章で即興盤を追いかけてきたわたしは福島チルドレンのつもりなのだけど、わたしは実体が伴っていなくてつい妄想に走るスタイルで。思えば、福島さんの文章は発明みたいなものだな。記述の開祖というか、批評の革命でもあったのだ。

おれも招待券でクラシックばかり聴いてないで、早く財政再建をしてインプロのライブにも行けるようにするんだー。そして福島さんとおんなじライブに出かけて、同じ内容のレビュー文を書くのが夢だ。いや、一字一句、句読点の位置まで同じなのだ。ううう、夢すぎる。


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