Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2011年12月27日(火) 吉村昭の『破獄』を買った

独り暮らしの老婆をデイケアサービスや公園の日向ぼっこでナンパして西へ西へと、行く先々で温泉施設はあるだろう、向かうは島根県、古事記日本書紀の日本の創生に向かうのだ、と夢想している50さいなのだが。7さいから12さいを過ごした函館市亀田港町にも住むのだ。

渋谷陽一編集長のSIGHT「私たちは、原発を止めるには日本を変えなければならないと思っています」2011年秋号を近所の本屋に注文して読んで。高橋源一郎が「風の谷のナウシカ」だと、おもれー。貴志祐介が、吉村昭の『破船』が怖い本ベストテンに入ると言っていた。

ブックオフで間違って吉村昭の『破獄』を買った。どこが怖いのだ?と思いつつ読みふける。あれれ、この『破獄』はちがう表紙の頃に、20年くらい前に読んでいたかも・・・。

『破獄』の主人公は網走刑務所まで脱獄してしまうもので、砂川町で農民に畑泥棒を咎められ木刀でボコボコにされそうになって小刀で抵抗し殺人を犯してしまう。札幌刑務所からも脱獄して、手稲から小樽に逃げるか、市内の橋をわたって南下するか、とか、


おらの故郷の地名が次々に出てくるのが楽しい。

あ、五木寛之『良寛』下巻が平和台図書館に届いたという。

これから現代ジャズの核心に迫りたいという若いリスナーのために、シーンの見取り図みたいな基本的な風景を示す対談テキストを編みたいと、そんなことを考えながら今夜も夜勤だ。


2011年12月26日(月) 妹のくるまにあったバカラック集




こないだ妹のくるまにあったCD、良くてたまげて、バカラック集、オリジナル集結50トラック。
ブックオフで300えんで買ったとか。
ち、ちょっと貸してくれ。

<disc 1>
01.(THEY LONG TO BE)CLOSE TO YOU
(Burt Bacharach/Hal David)
Carpenters

02.DO YOU KNOW THE WAY TO SAN JOSE?
(Burt Bacharach/Hal David)
Dionne Warwick

03.MAGIC MOMENTS
(Burt Bacharach/Hal David)
Perry Como

04.THE STORY OF MY LIFE
(Burt Bacharach/Hal David)
Marty Robbins

05.RAINDROPS KEEP FALLIN' ON MY HEAD
(Burt Bacharach/Hal David)
B.J. Thomas

06.I SAY A LITTLE PRAYER
(Burt Bacharach/Hal David)
Aretha Franklin

07.BABY IT'S YOU
(Burt Bacharach/Mack David/Barney Williams)
The Shirelles

08.PLEASE STAY
(Burt Bacharach/Bob Hilliard)
The Drifters

09.WHAT'S NEW PUSSYCAT?
(Burt Bacharach/Hal David)
Tom Jones

10.TOWER OF STRENGTH
(Burt Bacharach/Bob Hiliard)
Gene McDaniels

11.(THE MAN WHO SHOT)LIBERTY VALANCE
(Burt Bacharach/Hal David)
Gene Pitney

12.I JUST DON'T KNOW WHAT TO DO WITH MYSELF
(Burt Bacharach/Hal David)
Tommy Hunt

13.I'LL NEVER FALL IN LOVE AGAIN
(Burt Bacharach/Hal David)
Dionne Wawick

14.NIKKI
(Burt Bacharach)
The Burt Bacharack Orchestra & Chorus

15.MEXICAN DIVORCE
(Burt Bacharach/Bob Hilliard)
The Drifters

16.(THERE GOES)THE FORGOTTEN MAN
(Burt Bacharach/Hal David)
Jimmy Radcliff

17.BLUE ON BLUE
(Burt Bacharach/Hal David)
Bobby Vinton

18.THIS EMPTY PLACE
(Burt Bacharach/Hal David)
The Searchers

19.LET THE MUSIC PLAY
(Burt Bacharach/Hal David)
The Drifters

20.ANYONE WHO HAD A HEART
(Burt Bacharach/Hal David)
Dionne Warwick

21.A HOUSE IS NOT A HOME
(Burt Bacharach/Hal David)
Brook Benton

22.YOU'LL NEVER GET TO HEAVEN(IF YOU BREAK MY HEART)
(Burt Bacharach/Hal David)
The Stlistics

23.ONLY LOVE CAN BREAK A HEART
(Burt Bacharach/Hal David)
Gene Pitney

24.ANY DAY NOW(MY WILD BEAUTIFUL BIRD)
(Burt Bacharach/Bob Hilliard)
Chuck Jackson

25.CASINO ROYALE
(Burt Bacharach/Hal David)
Herb Alpert & The Tijuana Brass

<disc 2>
01.THE LOOK OF LOVE
(Burt Bacharach/Hal David)
Dusty Springfield

02.WALK ON BY
(Burt Bacharach/Hal David)
Dionne Warwick

03.DON'T GO TREAKING MY HEART
(Burt Bacharach/Hal David)
Burt Baharach

04.(THERE'S)ALWAYS SOMETHINS THERE TO REMIND ME
(Burt Bacharach/Hal David)
Sandie Shaw

05.WHAT THE WORLD NEEDS NOW IS LOVE
(Burt Bacharach/Hal David)
Jackie DeShannon

06.REACH OUT FOR ME
(Burt Bacharach/Hal David)
Nancy Wilson

07.WIVES AND LOVERS
(Burt Bacharach/Hal David)
Jack Jones

08.TWENTY FOUR HOURS FROM TULSA
(Burt Bacharach/Hal David)
Gene Pitney

09.MAKE IT EASY ON YOURSELF
(Burt Bacharach/Hal David)
Jackie Trent

10.DON'T MAKE ME OVER
(Burt Bacharach/Hal David)
Dionne Warwick

11.TRAINS AND BOATS AND PLANES
(Burt Bacharach/Hal David)
Anita Harris

12.BE TRUE TO YOURSELF
(Burt Bacharach/Hal David)
Bobby Vee

13.MADE IN PARIS
(Burt Bacharach/Hal David)
Trini Lopez

14.ALFIE
(Burt Bacharach/Hal David)
Cilla Black

15.WISHIN' AND HOPIN'
(Burt Bacharach/Hal David)
Dusty Springfield

16.THIS (GIRL'S) IN LOVE WITH YOU
(Burt Bacharach/Hal David)
Petula Clark

17.LIVING TOGETHER, GROWING TOGETHER
(Burt Bacharach/Hal David)
The 5th Dimension

18.ODDS AND ENDS
(Burt Bacharach/Hal David9
Dionne Warwick

19.I WAKE UP CRYING
(Burt Bacharach/Hal David)
Chuck Jackson

20.TO WAIT FOR LOVE
(Burt Bacharch/Hal David)
Ton Orlando

21.IT'S LOVE THAT REALLY COUNTS(IN THE LONG RUN)
(Burt Bacharach/Hal David)
The Shirelles

22.ARTHUR'S THEME(THE BET THAT YOU CAN DO)
(Burt Bacharach/Carole Bayer Sager/Christopher Cross/Peter Allen)
Christopher Cross

23.THE WINDOWS OF THE WORLD
(Burt Bacharach/Hal David)
The Pretenders

24.THAT'S WHAT FRIENDS ARE FOR
(Burt Bacharach/Carole Bayer Sager)
Dionne & Friends(Featuring Elton John, Gladys Knight & Stevie WOnder)

25.GOD GIVE ME STRENGTH
(Burt Bacharach/Elvis Costello)
Burt Bucharach & Elvis Costello



【DISC 1】
1.クロース・トゥ・ユー(遥かなる影) ( カーペンターズ)
2.サン・ホセへの道 (ディオンヌ・ワーウィック)
3.マジック・モーメンツ (ペリー・コモ)
4.ストーリー・オブ・マイ・ライフ (マーティ・ロビンス)
5.雨にぬれても (B・J・トーマス)
6.小さな願い (アレサ・フランクリン)
7.ベイビー・イッツ・ユー (シレルズ)
8.プリーズ・ステイ ( ドリフターズ)
9.何かいいことないか仔猫チャン? (トム・ジョーンズ)
10.タワー・オブ・ストレングス (ジーン・マクダニエルズ)
11.リバティ・バランスを撃った男 (ジーン・ピットニー)
12.恋のとまどい (トミー・ハント)
13.恋よ、さようなら (ディオンヌ・ワーウィック)
14.ニッキ (バート・バカラック・オーケストラ&コーラス)
15.恋するメキシカン (ドリフターズ)
16.フォーガットゥン・マン (ジミー・レッドクリフ)
17.ブルー・オン・ブルー (ボビー・ビントン)
18.ディス・エンプティ・プレイス (サーチャーズ)
19.レット・ザ・ミュージック・プレイ (ドリフターズ)
20.恋するハート (ディオンヌ・ワーウィック)
21.ア・ハウス・イズ・ノット・ア・ホーム (ブルック・ベントン)
22.ユール・ネヴァー・ゲット・トゥ・ヘヴン( スタイリスティックス)
23.愛の痛手 (ジーン・ピットニー)
24.エニィ・デイ・ナウ (チャック・ジャクソン)
25.カジノ・ロワイヤル (ハーブ・アルパート&ティファナ・ブラス)

【DISC 2】
1.恋の面影 (ダスティ・スプリングフィールド)
2.ウォーク・オン・バイ (ディオンヌ・ワーウィック)
3.私を悲しませないで (バート・バカラック)
4.恋のウェイト・リフティング (サンディ・ショウ)
5.世界は愛を求めている (ジャッキー・デシャノン)
6.リーチ・アウト (ナンシー・ウィルソン)
7.素晴らしき恋人たち (ジャック・ジョーンズ)
8.タルサから24時間 (ジーン・ピットニー)
9.涙でさようなら (ジャッキー・トレント)
10.ドント・メイク・ミー・オーヴァー (ディオンヌ・ワーウィック)
11.汽車と船と飛行機 (アニタ・ハリス)
12.ビー・トゥルー・トゥ・ユアセルフ (ボビー・ヴィー)
13.メイド・イン・パリス (トリニ・ロペス)
14.アルフィー (シラ・ブラック)
15.ウィッシン・アンド・ホーピン (ダスティ・スプリングフィールド)
16.ジス・ガール (ペトゥラ・クラーク )
17.リヴィング・トゥゲザー、グロウイング・トゥゲザー (フィフス・ディメンション)
18.オッズ・アンド・エンズ (ディオンヌ・ワーウィック)
19.アイ・ウェイク・アップ・クライング (チャック・ジャクソン)
20.愛のおとずれ (トニー・オーランド)
21.イッツ・ラヴ (シレルズ )
22.ニュー・ヨーク・シティ・セレナーデ (クリストファー・クロス)
23.世界の窓と窓 (プリテンダーズ)
24.愛のハーモニー (ディオンヌ&フレンズ)
25.ゴッド・ギヴ・ミー・ストレングス (バート・バカラック&エルヴィス・コステロ)


2011年12月19日(月) 岡田博美のピアノは神の領域に遊ぼうとしているピアノだ




こないだ書いたイントキシケイト94。俵孝太郎がコラムで、トッパン・ホールのライブシリーズCD、岡田博美のピアノソロ、ベートーヴェン、ディアベッリ変奏曲ほか、を、取り上げていた。

岡田博美のピアノを今いちばん聴きたい!と思っていたのだ。ありゃあ、神の領域に遊ぼうとしているピアノだ。マンガの「ピアノの森」で聴こえるピアノは、岡田博美のピアノである。この断定は、おれが世界初発言だ。

来年、1月17日に東京文化会館で都響とリゲティの「ピアノ協奏曲」を弾くのだ。

げ!なんと同日、コンポージアム2011(震災で延期になっていたのだ)、サルヴァトーレ・シャリーノという現代音楽の作曲家、これをレビューする申し出をしてしまっていたのだー!

でも岡田博美は聴く機会は今後もありそうか・・・
でもリゲティ「ピアノ協奏曲」を弾く機会はあるのだろうかないのではないだろうか


2011年12月18日(日) 秩父の山々

夜明けのはりつめた空気の中、秩父の山々を遠くに見ながら、グールドのアリアを聴く、なんて。
そこらへんのクソ中学生のおなじやで、だけど、耳にしみる、新しい朝が来た、希望の朝だ、よろこびに胸をひろげ、おおぞらあおげ、ラジオ体操しないがな。

イタリアの空を想像すると、イタリア系の血でありトランペットの修練に由来する音感カンペキ、不世出のヴォーカリスト、ロニー・ジェイムス・ディオ(1942-2010)を想う。

レインボウの『虹を翔る覇者』(1976)は金字塔である。ハードロックの頂点にある作品でありジャンルの代名詞である。なんて書くか!そこらへんのクソ中学生とおなじやで。

サウンドのイマジネーションが秩父の山々を駆けめぐるパッションは、
比叡山の修行僧がときに放浪し奈良の山中を山伏となって駆けめぐる性急と、
等値である。

菊地成孔の粋な夜電波をポッドキャストでがんがん聴いてロクリアン正岡やサンラミーツジョンケージ、ジョビン三月の水、音楽はおれの耳の中に入っている、菊地せんせい、21世紀の天才である。作る音楽にいまだ至らぬおれだけど。

BCR『青春に捧げるメロディー』を聴きながら、世界のキクチの時代を生きている感謝に、なむー。


2011年12月17日(土) マンズ1122334556789でテンパイ

マンズで、1122334556789でテンパイ。
5ワン単騎、ドラ5ワン、残り一巡、南4局、どべの南家。
リーチ一発ツモ立てちんイッツーいいぺいこうドラドラドラ、なげえ呪文やのー、
数え役満!だ。
おとうちゃん、なかなか九連宝燈にならないものだねぇ、
とほっぺたを紅くしていた9才児の12年後。





2011年12月16日(金) 来年3月9日にはサントリーホールで黛作品4作公演が

黛敏郎作曲オペラ「ザ・カブキ」公演があるのかぁ・・・
http://www.senjuartpath.com/kikaku.html
兵庫県西宮、ううむ、予算と時間があればぜったい行くのにの。行ったことないし。

音楽は録音を使うようである。オペラのクチパクかい。音楽だけでもどこぞに落ちておらぬか。

黛の音楽を思うと、気持ちがのびのびするところがある。
生活を愉しむように音楽を創作している、余裕つうのか優雅さというのか、まあ、妹のダンナが自然の素材をふつーに使ってじつに美味しいナベやスキヤキを作りあげる余裕つうのか優雅さ、に、似ている。

そのうえで「思い詰めて」いる。

思い詰める、というのは、沈黙のとなりにあってシリアスなものだ。あとは明度の問題かもしれんし、温度の問題かもしれない。

今年8月には京都芸術センターで、黛が手がけた電子音楽が全曲上演されている。

来年3月9日にはサントリーホールで黛作品4作公演がある。
と、12日日経新聞夕刊にあった。
うおおお。発売中やないけ。はよ買わんと。補正予算が組めねえ。


2011年12月15日(木) 22日 Village Vanguard の Remembering Paul Motian




22日 Village Vanguard の Remembering Paul Motian は。

Joe Lovano, Bill Frisell, Masabumi Kikuchi のトリオである、と、ECMのNY担当サラさんから、
ということはだ、
このトリオ、自体、「その手があったか!」と、うめいたオイラだが、
ECMで録音するっていうことですかい?そ、そこんとこ、どうなんですかい。

それにしても、いい写真だ。うっく、泣けてきた。

モチアンを仲立ちとして演奏するこの三人のマイスター、モチアンは生きている、生きて聴こえてくる。


2011年12月14日(水) 加藤訓子さんの打楽器演奏によるライブエレクトロニクス

おいこい。土曜の午後に加藤訓子さんの打楽器演奏によるライブエレクトロニクス演奏会無料があるので、行かれい。芸大の千住キャンパス、北千住だぞ。行ったらこずかいやる。

記載がありませんが、入場無料のコンサートです。お誘い合わせのうえ、お越しください。あ、おれ主催者でもなんでもないファンですう。




打楽器奏者の加藤訓子さんの演奏と、あらかじめ録音された音やその場で加工された音をスピーカーから再生するライブエレクトロニクスのコンサート。上演する曲の作曲またスピーカーの配置や音構成のプランは本学学生が中心におこなう。

■日時・場所■
日時:12月17日(土)13:00〜14:30
場所:スタジオA
■加藤訓子プロフィール■
桐朋学園大学研究科卒。ロッテルダム音楽院を首席卒業。日本を代表するパーカッショニストとして国際的に活躍。世界的に著名な作曲家や演奏家と数多く共演。ソロ以外にも、サイトウキネンオーケストラ、アンサンブル・イクトゥスなど国内外のグループへ参加。96年ダルムシュタッド国際現代音楽祭・クラニヒシュタイン賞等受賞歴多数。2000年米国パーカッシヴ・アートソサイエティーより世界35人のマリンビストに選出。2011年ソロアルバム「kuniko plays reich」を英国リンレコーズより世界同時発売。パール・アダムス社インターナショナルアーティスト。米国在住。


2011年12月13日(火) 千歳空港行き始発乗る羽田空港午前6時25分




千歳空港行き始発乗る羽田空港午前6時25分にて。千歳空港の気温はマイナス11度とアナウンスある。

午前10時すぎに実家に着く。
砂川から母方のおじさん二人とおばさんが来る。
夏に三十三回忌だっけ?ヤクザな一生を送った由松じいちゃんの武勇伝をいいだけきいて盛り上がって「毎年やろう!」なんて言っていた。じいちゃんの祖先はどんなんだと家系図作りをするべとも。
おじさんが「まあやんから宿題もらっていたからなあ」と家系図を見せてもらう。

父方の祖先はまだ調べていない。調べることになった。戸籍謄本は百年で消滅するんだそうだ。父方の祖先は四国の高松だ。

以上、12日(月)。

痛み止めの麻薬を貼って自宅に戻った末期がんの母親は、朝に「まさのり、小樽に行くよ!」と言ったきり昼まで眠っているようだった。もう車に乗れないよ、動けないんだからよ。

昼に立ち寄った看護婦の妹が母親の具合をみて「数値がおかしい」と判断して救急車で再入院した。

車で羽田空港に行って1日1500円で停められるので、じつに行き帰りは楽だった。60分弱。羽田から練馬まで電車だと乗り継ぎで90分かかるし。最近はコンサートも車で行くしな。おふくろには逝ったらおれの背中にしばらく乗ってろ、コンサートにたくさん連れて行ってやるから、素晴らしい音楽、この世のものとは思えない、ってよ。


2011年12月12日(月) 大通公園の吹雪に騒ぎ続ける小鳥の群れ

ミュンヘン・クリスマス市 in Sapporo 大通り二丁目に妹と行き。
雪道を久しぶりにドライブしたいだけの兄につき、大通公園のホワイトイルミネーションて、あるんか、北洋銀行本店ビルであまとう食べるべ、お、ミュンヘン?といえばECMしか思い浮かばん、クリスマス物産展、行くべ行くべ。

吹雪いている大通公園、上空でジャアジャアとハウリングするよな音が鳴っている。運転席のまどを下ろしても正体がわからん。

テレビ塔地下駐車場に停めて兄妹走る。地下街曲がり角すれ違いざまコンマ数秒で妹は友人を認識し名前をいきなり呼びかけられて両手をつかまれた女性がキョトンとしている、ついでわたしのことをジロジロ見る、3人目のダンナさんかと思ったのだそうだ、独身38さいのアニです。

地上に出ると20秒くらいで耳たぶが痛くなってくる。
サウンドの主は、枯れ木の枝、上空10数メートルに200羽もが鈴なりになった小鳥たちであった。寒さに抵抗して鳴き続けているのか。
この吹雪は数日間止まらないんだぞ、何処へも逃げ場所はないんだぞ。


2011年12月11日(日) 「ア・ハード・デイズ・ナイト」のイントロ、じゃーんの謎

Face Book は高速で流れる河で、あこれあとで観よと思ってもすぐに下流に、

「ア・ハード・デイズ・ナイト」のイントロ、じゃーんの謎が


2011年12月09日(金) Theo BleckmannのKate Bush曲集 Hello Earth! – The Music of Kate Bush




月光茶房で益子さんが聴かせてくれた
Theo BleckmannのKate Bush曲集、Winter & Winterレーベルの新譜だ。
いやー、まいった!
1曲目は、Running Up That Hill だし。わかるなあ、テオの気持ち。
ケイト•ブッシュのリスナーは多いだろう、つうか、
わたしの世代ではテレビCMでそのサウンドにとりこになってたし。

まあ、クリネックスのテレビCMで芸能山城組聴いたり、
ホンダのバイクのテレビCMでホルガー•シューカイ聴いた、
なんとも幸福な、就職も楽勝で、この10年ぶらぶらしてるようなボウフラ世代だ、って、目渡すとオレだけじゃんか。

んでよ、Theo Bleckmannなんだけど、
おととしグラミー賞ノミネートだったと知りました。
http://s.ameblo.jp/akimishu21/entry-10412188078.html

1. Running Up That Hill
2. Suspended In Gaffa
3. And Dream Of Sheep
4. Under Ice
5. Violin
6. Hello Earth
7. Cloudbusting
8. All The Love
9. Saxophone Song
10. Army Dreamers
11. The Man With The Child In His Eyes
12. Watching You Without Me
13. Love And Anger
14. This Woman’s Work
Compositions by Kate Bush

total time: 60:30

Theo Bleckmann [vocals, live electronic voice processing, toy piano, glockenspiel, caxixi]
Henry Hey [piano, minimoog synthesizer, fender rhodes piano, prepared harpsichord, voice]
Skúli Sverrisson [electric bass, voice]
Caleb Burhans [electric five string violin, electric guitar, voice]
John Hollenbeck [drums, percussion, crotales, voice]

ホーレンベック、スヴェリッソン参加にも注目


2011年12月06日(火)

月光茶房で待ち合わせ。

モチアン追悼でおれはCharlie HadenのClosenessをかけてもらった。
ベースとパーカッションと戦闘とか演説のサウンドコラージュ。
For A Free Portugal


2011年12月05日(月)








2011年12月04日(日) エレファントカシマシ「翳りゆく部屋」カバー

こないだエクスワイフにもらた編集CDRに、斉藤和義の…
家政婦のミタ主題歌?が1曲目で、チャラチャラしたギターのエコーが効果的に聴こえた。斉藤和義、「君の顔が好きだ」で知ったのだったな、革命的だろ、顔が好きだなんてよ、そういうのが一番信用できるだろレンアイごとでは。

エレファントカシマシの2008年の『STATING OVER』を取り出して聴いている。
昔からのファンにはやや薄味でアレンジの物足りないと言うのと紙一重なバランスの良さが、まあ、さすが天下のユニバーサル移籍の結果だったか、
ここで、荒井由実「翳りゆく部屋」をカバーしているのがおどろき。宮本浩次がどう歌うのか想像できなかったが、スタンダードナンバーの楽曲のちからかな、宮本のキャラがうまく乗っていた。


2011年12月03日(土) 由紀さおり「生きがい」カバー

ミニストップで代官山タツヤカワゴエパフェたべたら、毎日食べられるくらい美味いんだわ。
川越達也イチオシキムチは、キムチとは違うもんになってっけど、キムチ風白菜サラダだとおもえば、ってそれキムチじゃん???まあまあ、毎日食べられるくらい美味いんだわ。
はじめて知った名前ですがネット評判ぐずぐずですな。
だからミニストップはカタカナ表記にしたのかな。

由紀さおり、トーゼンだろ、という菊地成孔先生のコメントでしたが、粋な夜電波。

夜明けのスキャットはイエローモンキーが秀逸なカバーを残しでいる
吉井和哉の出自をみせたカバーだったか。

平田王子(ひらたきみこ)ギターとのボサノバ盤で名人芸をみせる渋谷毅、ラストに、由紀さおり「生きがい」作詞山上路夫作曲渋谷毅を取り上げている。
この曲、忘れていたけどじつにいい曲だ、こういう幸福感を歌った最初だったのではないかなあ。


2011年12月02日(金) クレイグ・テイボーンと渋谷毅がどーんと見えている

月曜は休みだったのでカーナビ遠出をしようとはじめて秩父へ行き、道の駅にある簡易温泉に入ってきた、施設はいまいちだったけど温泉は本物だからすっかり温まって帰ってきた。が、火曜は終日布団でごろごろしていたな。

それにしてもここ数日寒いではないか。深夜の埼玉県郊外を転々と勤務しているのだけど、鼻風邪と持ち前の鼻炎が重なって体調いまいち。今日は通いつけの耳鼻科で鼻の奥の炎症をシュッシュしてもらって吸引したら、まあ元気になってタバコはうまいわ、練馬区平和台図書館に行ったら五木博之「親鸞」上巻が戻り棚にあって予約せずに拾えた。

Jazz Tokyo稲岡編集長から、モチアン追悼、CDレビュー1枚、黛敏郎オペラ古事記レビュー、年間ベスト国内海外各1枚、の打診をいただく。Jazz Tokyoは隔週更新から月刊になった。久しぶりにのぞいてみると望月さんの渋谷毅のフォトがいい。

そうそう!平田王子(ひらたきみこ)ギターとボサノバした渋谷毅を買ったのだ、忘れてた。これは秩父ドライブでじつに良かった。渋谷毅のピアノはいつもなにげないようなそぶりでじつに名人なのだ。おれなんかジャズのピアノをジャレット、ブレイ、エリントン、パウエル、菊地雅章と深く旅をしてきて今こうしてクレイグ・テイボーンと渋谷毅がどーんと見えている。

そうそう、今年の国内ベストは渋谷毅と川端民夫の復刻盤を挙げておこう。海外ベストは・・・どうするどうする?


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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