Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2011年09月30日(金) |
益子博之=多田雅範 四谷音盤茶会 vol. 03 告知! |
イントシケイトに入稿したら数時間でじつに美しいゲラがあがってきた。
ユニクロの1990円のワイシャツの素材はじつに良くて市販4・5千円のものだと、同僚が話していた。
さてさて明日からの神奈川県川崎への毎日小旅行な勤務だが 土日祝日はなるべく休まないようにという 23日のタダマス3は休みにしてもらわなければ。
音楽評論・益子博之とわたくし現代ジャズのガイガーカウンター多田雅範が組み、 膨大なダウンタウン現代ジャズシーンから選りすぐりのトラックをともに聴き、異なる耳が交差させる言葉で触発させあうリスニング・セッション「四谷ティーパーティー第3回」を行います。かわいい若い女の子(また名前わすれた)や、音楽批評・福島恵一さん、月光茶房・原田正夫さんからも「気づきのひとこと」をいただけたりとても刺激的でありつつ、会場の喫茶茶会記さんの隠れ家的雰囲気もたまりません。
前回のウイリアムパーカー=ジェラルドクリーヴァー=クレイグテイボーンの三者の演奏はたまりませんでした。
今回は、ジム・ブラックを筆頭にドラマーと新譜が目白押しです。
masuko/tada yotsuya tea party vol. 03 益子博之=多田雅範 四谷音盤茶会 vol. 03 2011年10月23日(日) open 18:00/start 18:30/end 21:00(予定) ホスト:益子博之・多田雅範 ゲスト:池長一美(ドラマー/作曲家) 参加費:\1,200 (1ドリンク付き)
いやー会社が傾いて給料は下がるわ配置替えをくらうわめげてもいたぜよ。
来月から12時〜22時勤務で川崎に転勤ぜよ。夜中に遊ぶぜよ。 神奈川県を制覇するんにカーナビつけたぜよ。初カーナビ!うれしうてうれしうて無駄に夜更かししてドライブしてコアなブックオフをめぐっておるぞな。
日本は変わらねばならんぜよ。
「仁 Jin」というNHKドラマのDVDを観て元気を取り戻していたぜよ。神は乗り越えられない試練は与えん。坂本龍馬も勝海舟もいい!
タワーレコードの無料冊子「イントシケイト」編集部から原稿依頼をいただく。 今回正式発売となったECMのDVD「Sounds and silence」、総帥アイヒャーを5年間にわたった追ったドキュメンタリーについての4000字である。 現代ジャズの視点への言及も編集部からリクエストされた。 これを執筆できる者は世界でもわたしだけであろうと思われる。
いいかみんな、書き出しは「稀勢の里が・・・」というものだ。 読みたいだろ!
週明けにはキース・ジャレットの『リオ』、スタンダーズのリリース予定を差し控えてまでごり押しリリースするという注目盤だ、の、サンプルが届く。これはJazz Tokyoへのレビュー。がっつりと本音を書くので、こちらもお楽しみに。
いやあ、稀勢の里のように音盤に対決する、というのがこの秋のテーマじゃけん。
北海道のイトーヨーカドーは福住店でようやくみつけたZAKジュース473ml598円 いつもは710ml798円のを飲んでいるのが中毒になっているようだ 缶コーラ500ml100円中毒のほうがどんな良かったことか
土曜日には母方の祖父母二十三回忌で生まれ故郷の砂川に親族が集まった いとこのよったんが長男はどこもだめだめだよなー!とおれの顔を見て言う
子どもの頃の最初の記憶に 母親が家の前の道路のむこう側に洗濯をしに行っているのを追って叫んでいるというのがある。 小さな崖からわき水が出ていてそこで洗濯をしていた母は光の中にかげろうのようだった。 わたしの欲望は母をとおりこえて、そのわき水が出ている場所に至りたいというものになって、だだをこねて、わめいてじたばたした。 「ほれ!」とわき水が岩と砂の地層から湧き出ている場所に置かれたわたしは全身水びたしになってうようよと動き出てくる水をかきまわした。 2度目には歓びではなくなり、じきに忘れていった。
住んでいた借家も二股角の雑貨屋も無くなって空き地になっていた。 道路は舗装されていた。 湧き水もなくなり湿った草が生えたただのくぼ地になっていた。
それを老いた母と車で訪れ、母の声で子どものころのわたしが語られるのを聞く。
声とともに風の音が聴こえた。
思えばオフタイムはNHKしか観ないな。大相撲は中継をじっくり観るな。稀勢の里、日馬富士がんばれ。
美の壷、という番組で、坪庭のテーマ。京都の町屋の坪庭。
観ていたら、やっぱり苔の存在に惹かれた。
おらの車の駐車場にも苔が生息していて、雨が降ったあとに鮮やかな色彩の発光をしていることがあるものだから、 老後は苔の盆栽だな!猫は7匹飼う!趣味は図書館通いと編集CDR作り。カンペキだ。住むのは函館市亀田港だ。
金閣寺に初めて行ったとき、おれがホンモノ感を味わったのは苔の存在だったなー。
苔って手軽に増殖させられるんだろうか。希少な苔は高価だとか。
アパート前の道路の排水溝にひっそり生息している苔もまた、夏の乾きに耐えてじっとしている。雨が降るときゃあきゃあ言って増殖している。
2011年09月14日(水) |
イライラする曲にMetis「人間失格」がある |
よしみさん、こないだドラムンベースと聴いたのはエイフェックス・ツインAphex Twinの「Girl/Boy Song」ですがな。あと、こないだジャレットみたいねんと心地よくパソコンから流れていたHenning Schmiedtですが、いま流行っているのでしょうか?、おいらと堀内さんがJazz Tokyoで http://www.jazztokyo.com/newdisc/515/schmiedt.html レビューしたのは何年前なのかなあ、それにしてもJazz TokyoのCDレビューのアイテムをチェックするだけでめげるね、何年か経ってもやはりと再聴に耐えられるものはどれくらいあるのかしら。 そのJazz Tokyoだけどデザイナーが退職したので存続が危ぶまれているらしい。おいらのタガララジオのために存続してほしいものだ。 ウエブデザインできるひといませんか???
フランシスコ・ロペスの5CDボックス、こないだおれが買ったときは1800えん台だったのが今日は2500えん台になっています。 http://www.amazon.co.jp/Through-Looking-Glass-Francisco-Lopez/dp/B0026IZ68K/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1316021638&sr=8-1
毎晩3回以上有線でかかってイライラする曲にMetis「人間失格」がある。この歌手は苦労人で震災地でも尽力されているらしいので文句はいいたくないが。「ウルセー!」天井のスピーカーに向かって怒鳴りたいー
後悔していませんか? してねーよ 夢を忘れていませんか? おれのみる夢は清岡卓行なみだぜよ 道をはずれていませんか? 事故んだろ 下を向いていませんか? 時と場合による 家族を大事にしてますか? 月一回寿司くわしてる ありがとうと言ってますか? そりゃあ言うべきときには 今誰を愛してますか? いないな 大切な人涙してませんか? してないように祈るよ 無駄遣いしてませんか? 余計なお世話だろ 贅沢をしてませんか? してるよ もうタバコはやめましたか? いつやめるって言ったよ! 楽に生きようとしてませんか? むかつく言い方だなー もう人間やめますか? てめー何様なん! 人生放棄するのですか? ボコッ(なぐる音) 生きる事は素晴らしいのです おまえこそ死ねや 君を今必要としています 時給は? 故郷を覚えていますか? そんなボケてねーって バイトは続いてますか? 生きるキホンだろーが 自分の時間がありますか? すべて自分の時間ですが 泣けるくらい恋してますか? おまえビョーキなんじゃね 涙を忘れていませんか? 言ってることわかんねーよ 大事な事から逃げてませんか? 逃げるが勝ちってことだってあるべや 自分に嘘をついてませんか? どうやってつくの??? 諦める事に慣れ過ぎてませんか? それは慣れなければいけないでしょ? 泣きたければ 泣けばいい 叫びたければ 叫べばいい それでいいんだよ…君でいいんだよ 捕まると思うんですが
2011年09月13日(火) |
「tactile sounds vol.4」橋爪亮督ライブ@四谷茶会記 |
10日(土)は夜勤明けで病院に行ってそのまま 「tactile sounds vol.4」橋爪亮督ライブ@四谷茶会記 http://gekkasha.jugem.jp/?cid=43764 に出撃してそのままさらに12時間夜勤に突入するという50オヤジにとってははなはだ過酷な
そこでサックス、クラリネット、ベースによる「十五夜」の演奏に
この数週間のトンネルのような「うまく音楽が聴こえない症候群」のぶ厚い雲が晴れて 音楽が聴こえた。
橋爪亮督の「十五夜」は、昨年のベストトラック!と断じて疑わない演奏でのヴァージョン、 「わび・さび」の世界と、言うにはその成功の可能性はこれまでの音楽史にあったのか問いたい、と、切り返したいほどのまごうことなき現代ジャズの秘蹟だと考えているものだ、 もちろんそこには「世界レベルのインプロヴァイザー橋爪」も居る。
なんてことのないコンポジションなんである
ソーホワットやロンリーウーマンやジャストフレンズと同じくらいに。
子どもの遊びみたいな個々のプレイヤーに対する演奏指示だったりもする。
クラリネット奏者はじつに深い演奏力があり(まるでクラシックの奏者のよう)、作曲した「のろし」というナンバーは今すぐNHKハイヴィジョンのテーマに使用されるべき逸品でもあり、ところが「十五夜」の演奏では、なかなか入れないでいた。それでもいやおうなくこのコンポジションはいよいよ世界を大きく出現させてクラリネット奏者を包んで迫ってくる。
クラリネットは結局、自己を失いつつあるような破戒僧の月の下でのよるべなき歩み、を、表現した。
わたしにはまざまざと視えたのだからまちがいない。
ジャズとしてはベーシストの卓抜した技巧が年輪とともに音楽に躍動を与えていた、というより、このベーシストなかりせば音楽になっていなかったフシさえある。
そ、そんなはかなげなもんなのかい???音楽って・・・
この音楽を楽しめない審美者もわたしたちは容易に想定できている、むしろその想定こそが容易で野蛮なのだが。
10日の深夜、正確には11日午前1時45分の川越街道中空に雲の晴れ間を泳いでいる満月のしんとしたどこまでも続く音は、 ようやく
2011年09月04日(日) |
ジム・ブラックの新作がいいらしい |
アニキが福島恵一さんのブログに触発されてフランシスコ・ロペスのCDを聴いている、と、 おおお、おれも聴きてえなあ、なんて思った翌朝土曜日午前中に米アマゾンから小包が届く。 ロペスのCDが2枚入ってるし!いつのまにたのんでいたんだおれ。 山手通りをCDかけて走ってしまい「聴こえねえ!外の騒音にまぎれて驟雨や虫の鳴き声のかたまりを音楽に聴いて走っているおれ!」
原田兄と益子兄がジム・ブラックの新作がいいと速攻で反応している。あせる。
長女長男次男と浅草の焼肉食い放題をして蛇骨湯に行く。 刺青だらけのおじさんたちがいるので、みんないいこになって湯舟につかって平和な言葉遣いをしている。 露天の冷水風呂にやーさんたちとならんでがまんするのは楽しいことだ。
次男が喰いすぎで湯あたりして顔が真っ白になっているので湯上り待合所でテレビをみながらみんなでジュースをのんでだべる。
次男がエイフェックスツインのGirl/Boy Songに反応している。 おまえら幼稚園児の頃に部屋でかけてたぜ! 菊地成孔の東京ザヴィヌルバッハのインディー1stの1曲目を聴かせたろかー
函館亀田港町時代に楽園湯に行ってあるときおれが牛乳を全部飲んでしまったことを思い出した。 オヤジと1本の牛乳を半分ずつにするのを。 子どもごころにすまねえ気持ちでかなりへこんでいたなあ。
その銭湯楽園湯もなくなってしまった。
むかし銭湯が混んで脱衣カゴも足りなくて洗い場もいっぱいで座るところもないことがよくあったなあ。おとなになっても、そんな夢をよく見たなあ。
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