Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2011年07月31日(日) |
ざくろ100ぱのジュース、ZAK |
ざくろ100ぱのジュース、ZAKつうのがまじうまい。 赤コーラ500ml缶の王座が瞬時に奪われたのだ。 おらは酒のめねえが赤ワインをちびちびやるみたいにして。 しかし高価なり。なんで主食のカップやきそばが200円弱なんにZAK710mlボトル698円ドンキ特価なに。
中2のきよちゃんから初メイルがとどく。うれしくて返信すると 「成長したべ」なんて一行きりなのがまたかわいいではないか。
田中純著『アビ・ヴァールブルク 記憶の迷宮』という本を手にした。 高山宏というひとの読書ブログにおののく。
この本よみたい 恋愛と贅沢と資本主義 (講談社学術文庫) [文庫] ヴェルナー・ゾンバルト ”著者はM・ウェーバーと並び称された経済史家である。ウェーバーが資本主義成立の要因をプロテスタンティズムの禁欲的倫理に求めたのに対し、著者は贅沢こそそのひとつと結論づけた。贅沢の背景には女性がいて、贅沢は姦通や蓄妾、売春と深く結びついていたというのである。かくて著者は断ずる。「非合法的恋愛の合法的な子供である奢侈は、資本主義を生み落とすことになった」と。”
1と5と小1と中2と中3と18と19と25と37と39と 住む場所が変わったので なじんだ住宅街の道のかたちや沼や小川やガケや中古盤屋や特別な場所が 夢の中では混然となって一体化している 8時間以上眠ったり熱が出てしまったときとかに行く夢の場所は いつも同じなものだから夢の中の地図ができあがっている 函館や武蔵小金井に接続していたり途中がトロッコになっている奇妙な有楽町線や 走っても車でとばしても泥のぬかるみに立ち往生してしまうすすきのはえた路地や 夢の中だけにある駅前ロータリーや いつも行き先の違うバスに乗ってしまうバス停
2011年07月30日(土) |
福島恵一さんから24日のタダマス2(四谷ティーパーティーVol.2)のレビューをいただきました |
ボヤンZの箱に隠れたジャケ写、楽器おばけ。
福島恵一さんから24日のタダマス2(四谷ティーパーティーVol.2)のレビューをいただきました。■
わたしはつねに反応が遅くて。4曲目のホーコン・コルスタに「北欧で開花したアイラー」を視た福島さんの指摘、言われて気付く当たり牌。市野さんが「テイボーンの弾いた音はリバーブで聴こえなくなっているのではないか」という鋭い反応にも、「おれはECMエコーに慣れてしまっているのかなあ、毒がまわっているなあ」と照れただけでした。
「瞬間瞬間、おのれの響かせた音を聴きながら、反応している厳しさ」としか言えないでいたが、福島さんの記述はもっと精密であり、「フレーズを奏でるのではなく、音の柱を打ち建て、響きの層を折り重ねながら、空間を息づかせていくテイボーンの姿は、「建築するピアニスト」と呼ぶにふさわしかろう」は、またしても名言である。
凶悪な耳の兄貴たち、月光茶房原田さん、福島恵一さん、堀内宏公さん、益子博之さん、喫茶茶会記福地さんの「ひとこと」にどれだけ耳が拓かれてきているか、ときに「わしにはそれはわからないデス!」と断言した次の瞬間から耳の本能は理解への道のりを歩みはじめていて、数年たってサムシングが到来することもあったり。
福島さんが「複数の耳の間で」で記述されているところは、いつも口ごもってしまってとんでも発言をしてしまうわたしには救いでありまする。まちがいなんてない、思ってること言ってしまおう、と、勇気100倍です。
それにしても、タダマスが終わると、益子さんが選曲した大半のCDを購入してしまっているわたし。家賃滞納をこれ以上悪化させることはできないのだ。というわけで、この週末も土日返上で夜勤労働者なのでございます。充実した笑顔をもって、がってむ、ぐっこむ。
あだなをかんがえ中
法王モチアン Paul Motian 1931- ds, band leader 魔王ウイリアムパーカー William Parker 1952- b, band leader 覇王スレッギル Henry Threadgill 1944- as, band leader 建築卿テイボーン Craig Taborn 1970?- p,key 皇帝ローゼンウィンケル Kurt Rosenwinkel 1970- g, band leader 世界のプーさん Kikuchi Masabumi 1939- p, band leader 新世紀マークターナー Mark Turner 1965- ts 未来を奏でる変態ホーレンベック John Hollenbeck 1968- ds 棒読み王クリススピード Chris Speed 1967- ts あらい熊マルサリス Wynton Marsalis 1961- tp, band leader 眼鏡女子ハルヴァーソン Mary Halvorson 1980- g 跳ね上がり不良中年シュビヨン Bruno Chevillon 1959- b バルカンの刺客ボヤン Bojan Zulfikarpasic 1968- p 天使ハーシュ Fred Hersch 1955- p, band leader 野獣マラビー Tony Malaby 1964- ts 新大関モーガン Thomas Morgan 1981- b 電子響ヤコブブロ Jakob Bro 1978-g 一子相伝マネリ Mat Maneri 1969- vln 死神ロイド Charles Lloyd 1938- ts 怪人ソーレイ Tyshawn Sorey 1980- ds
2011年07月26日(火) |
クレイグ・テイボーンのこと |
クレイグ・テイボーンのピアノソロECM『Avenging Angel』を 聴いてすぐに「これは歴史的な盤だろう。ピアノ・ソロの革命を、またECMが、というのに近い。」■ と日記に書きつけてみたのだった。どこからも評判が聞こえてこない中で、ECM好きで通してきているおいらはドキドキもんではある。
CBSソニーでサンタナの横尾忠則ジャケを手がけた、ポニキャニでは高木元輝・阿部薫・土取利行・近藤等則とミルフォード・グレイヴスを邂逅させた『メディテイション・アマング・アス』■(このおそろしいテキストを熟読推奨)を制作した、磯田のおじさんが反応してくれて「あれはいいね!」と。
「おのれの響きに耳をそばだてて同時に音楽のロジックを見失わないままに鍵盤に対峙している孤独な厳しさ。この演奏はクラシックなりジャズなり聴き手の引き出しによって聴き手が道を見失うような仕掛けに横溢している。テイボーンは”その音”を弾いていない。空間の、聴こえないところに音を鳴らしている。」とは書いてみたものの。
「良さをうまく言えない」というと、小林秀雄は美はひとを沈黙させると言った。小林秀雄はマンフレート・アイヒャーの和名なのだろうか。
テイボーンがロスコー・ミッチェルのノート・ファクトリーの一員としてライブ公演していたら、メタルヘッズたちが聴いていて、そいつらになんでやときいたら、Gorgutsの『Obscura』を聴いてみなはれと言われたそうな。昨年テイボーンはGorgutsのギタリストSteeve Hurdleとデュオ公演なんて実現させている。■
なんや?ジャズでもクラシックでもなく・・・メタルなのか???
All about jazz のレビューではアルヴォ・ペルトの「フォー・アリーナ」との類似指摘があるが、それは浅いな。■
ヘヴィ・メタルは音色のトーン、コードで構築するモンである。
メタルをなめてはいけない。1976年中3で賭け麻雀のBGMにジューダス・プリーストのセカンドをかけていたオレだぜ。
テイボーンは00年前後のサースティイヤーのブルーシリーズの勃興時に目はつけていた。しかしシリーズの『Nu Bop』までを評価した(ギレルモ・E・ブラウンのタイコ!)ものの、04年テイボーンの『Junk Magic』で終わってしまっていたのだ。益子さんは同作を『ピアノ・トリオ』で賞賛していたのを意外に思っていたのだが、わたしはテイボーンのフェンダーローズを聴きそこねていたのかもしれない。
テイボーンはカールクレイグのインナーゾーンオーケストラにも参加している、というのも、情報としては当時知っていたが、まったくノーマークではありました。
2011年07月25日(月) |
タダマス2、ニューヨークダウンタウンシーン四半期ベスト2011−2の10曲メモ |
ご来場感謝いたします!タダマス2、ニューヨークダウンタウンシーン四半期ベスト2011−2。 トリップしましたー 曲目はここで→■
益子さんがここ3ヶ月間で5・60枚のNYジャズ新譜を選りすぐってリサーチして、6月には10回目のNY現地ライブシーン定点観測を経て、それを経て10曲に絞り込んだトラックたちだ。
1曲目はブルーノート盤、ジャケの感じからはおいらはまず手を出さないブツです、サウンドはテクニックで推進させる90年代末からのメインストリーム然としたもので(市野さんはフェローシップ系と形容された)、エリック・ハーランドを小粒にした叩きのエンジン、ところがここでのペットとサックスの「ナナメになったかんじ」の音程がじつに耳をくすぐる。これが好きだとなったら大枠はどうでもよいという気に。堂々とした変態がかっこいい。たまらん。
2曲目はツァデック盤で、チェリストのオキュン・リーの作品。ピアノにクレイグ・テイボーン、鳴り物に未来を奏でる変態ジョン・ホーレンベックという聴き逃せない才能が。フィールドレコーディングの中でピアノとチェロを中核としたクラシック然とした演奏が続くよう。ところがこれはフィールドレコーディングではなかったという!
3曲目は最近多くなったトロンボーンのジャズトリオ。トロンボーンの響きに偏重した楽器特性が、シーンの徴候に一致しているのか。このトロンボーン奏者がエレクトロニクスをあわせて表現手段にしているのもある意味自然なことがわかる。なるほどー。
4曲目。ホーコン・コルスタ、インゲフリクト・ホーケン・フラーテン、ヨン・クリステンセンというノルウェー2世代トリオ。コルスタのバス・サックスの音色がたまらん。コメダの映画音楽で鳴っているカンジだし、ECM初期にガルバレクが鳴らしてもいた。この音色は過去へのまなざし、または過去からの咆哮ではないか。年とったクリステンセンのモチアンめいたシンバルワークと彼ならではの風呂桶蹴飛ばすようなバスドラが吉。
5曲目。はやくもテン年代の名盤と言われる『バラッダーリング』のヤコブ・ブロ。「このギターの感覚は、どこか従来のジャズからはみでて、こともあろうにノスタルジックなプログレとか、おかまいなしな表現をぬろろろと演る大らかさがある」とおり、どこで弾いても世界を揺らしてしまうのね。
6曲目。ポップの手つきに親密で奇妙な存在感を感じさせるベース奏者でサウンドメイカーのベン・アリソン。こともあろうにカーペンターズの「愛のプレリュード」をジタバタした貧乏ゆすりのようなタイコに乗せて。どっと笑える。しかし2分間でいい。
7曲目。期待のサックス奏者、ジェレミー・ユーディーン。バンジョー界のスティーブ・ヴァイ、ブランダン・シーブルックにも注目。
8曲目。期待のギター奏者、トラヴィス・ルーター。3曲目でも弾いていたベース奏者クリストファー・トルディーニがかなり気になる。
9曲目。BBC、あらため、BB&C。ティム・バーン、ネルス・クライン、ジム・ブラックというスーパートリオ。名前を並べるだけで聴こえてきそうなサウンドの限界が世の中の厳しさだが。たとえばデヴィッド・トーンとの対比で言えば、クラインのほうが軽やかで好ましい。
10曲目。歴史的とも言いたい。クレイグ・テイボーン、ウイリアム・パーカー、ジェラルド・クリーヴァーという現代の3名人がスタジオに入っただけで2011年の1枚だ。この三人が。ピアノの建築クレイグ・テイボーン、惑星ウイリアム・パーカー、新世紀ジェラルド・クリーヴァー、演奏の強度がちがう。ものがちがう。なんてこんな形容は逃げなんだけど。
2011年07月23日(土) |
明日の「タダマス2」 |
明日の「タダマス2」(当ブログ7月1日を山椒あれ?)
を前日に控えてわたしは群馬の山奥から打ち慣れないPCで入力しておりますが、
「2011年上半期ニューヨークダウンタウン現代ジャズシーンベストセレクション」 という風情はやはり他では聴けないものだなーと思います。
お待ちしております。
あとさ、おれ、中村とうようさんのことを考えて、決めたんだけどさ、 ジャズ盤のレビューをある程度網羅的に並べて、点数つけて、 スイングしちまったら意味がない「アンスイング・ジャーナル」?却下! Jazz Tokyoにジャズだけのディスクレビューコラムを作ろうと思っている。
2011年07月22日(金) |
中村とうようさんが亡くなったというニュースをヤフーで見たとき |
中村とうようさんが亡くなったというニュースをヤフーで見たとき、 おいらは何年かぶりに購入した音楽雑誌をめくっていたところでした。 それはミュージックマガジンでも、少女時代が表紙のCDジャーナルでもなく、「ele-king vol.2 」■
とはいえ、ほとんど読めない、アタマに入ってこない、興味が持てない、てなカンジ・・・の中、3点読みどころが見つかった。
いち。少女時代論。コンサートでのダンス・リミックス化のすごさ。フランスでは即日完売で追加公演要求のデモ(!)が発生し実現しそれも10分で完売した、ブラジルやチリでの公演まで予定されていること。
に。灰野敬二「ぼくは世界中の食べ物を半分にしなさいというよ、そうしたら解決するよ、温暖化なんてそれで終わりだよ」という発言。
さん。大野松雄インタビュー。映画では失踪っていうけどぼくは失踪とは一言も言ってない、むしろ「亡命」ですよ。という発言。
2011年07月20日(水) |
カーペンターズの「愛のプレリュード」 |
遠くから台風が近づいている池袋東口ビル街から。
24日のタダマス2@喫茶茶会記四谷三丁目での選曲予定にある 「We’ve Only Just Begun (P. Williams/R. Nichols)」 カーペンターズの「愛のプレリュード」ですね、 「わたしたち始まったばかりだったのに(こんなに早くお別れなんて)」と勝手に解釈しておりまして、 現代ジャズ風味の小刻みなタイコを指して 「だってアナタの貧乏ゆすりがとっても激しかったから」と聴いたわけでしたが、 どうも、この曲、 「わたしたち始まったのよ、今のこの気持ちホントだよね」というかんじなのね。
とか言いながらここ数日カーペンターズのボックス編集盤を聴いて、 小学校5年生のとき、中学2年生のとき、などなど、サウンドとともに脳みそに刻み込まれている風景と心象のリアルな実感にぼーっとしているばかりなのでした。
2011年07月15日(金) |
The World Ranking Contemporary Jazz Icons 48 in July 2011 by Niseko-Rossy Pi-Pikoe |
The World Ranking Contemporary Jazz Icons 48 in July 2011 by Niseko-Rossy Pi-Pikoe
1. Paul Motian 1931- ds, band leader 2. William Parker 1952- b, band leader 3. Wynton Marsalis 1961- tp, band leader 4. Henry Threadgill 1944- as, band leader 5. Kurt Rosenwinkel 1970- g, band leader 6. Kikuchi Masabumi 1939- p, band leader 7. Mark Turner 1965- ts 8. John Hollenbeck 1968- ds 9. Chris Speed 1967- ts 10. Mary Halvorson 1980- g 11. Bruno Chevillon 1959- b 12. Bojan Zulfikarpasic 1968- p 13. Tony Malaby 1964- ts 14. Craig Taborn 1970?- p,key 15. Thomas Morgan 1981- b 16. Tyshawn Sorey 1980- ds 17. Stomu Takeishi 1964- b 18. Gerald Cleaver 1963- ds 19. Hashizume Ryosuke 1970- ts, band leader 20. John Herbert b 21. Mat Maneri 1969- vln 22. Charles Lloyd 1938- ts 23. Ben Monder 1962- g 24. Chris Potter 1971- ts, band leader 25. Jacob Anderskov p 26. Chris Lightcap 1971- b, band leader 27. Fred Hersch 1955- p, band leader 28. Eric Harland 1976- ds, band leader 29. Ichino Motohiko 1968- g, band leader 30. Benoit Delbecq 1966- p, band leader 31. Arve Henriksen 1968- tp, band leader 32. Thomas Stronen 1972- ds, band leader 33. Baptiste Trotignon 1974- p, band leader 34. Tim Berne 1954- ts 35. Ernst Reijseger 1954- cello 36. Joe Morris 1955- g 37. Ellery Eskelin 1959- ts 38. Miguel Zenon 1977- as, band leader 39. Vijay Iyer 1971- p, band leader 40. Eugene Chadbourne 1954- g 41. Joe Lovano 1952- ts, band leader 42. Noah Preminger ts 43. Marc Ducret 1957- g 44. Jim Black 1967- ds, band leader 45. Lee Konitz 1927- as 46. Andrea Parkins acc 47. Michael Pinto vib 48. Bill Frisell 1951- g, band leader
2011年07月13日(水) |
Stay Hungry, Stay Foolish |
Stay Hungry, Stay Foolish
Whole Earth Catalogue 誌の最終号、1974年10月号 のラスト・ワーズ
「ウェブ×ソーシャル×アメリカ」池田純一著(講談社現代新書)2011 を図書館から借りてその記述のほとんどがわからないおいらですが、 このフレーズのドリーミンなかんじに惹かれた。
中東のFace Book革命つーたって、覇権国アメリカの手のひらでの無邪気なものだと思うし、地デジだって操作がより容易になる大衆への一本道だ。原発騒ぎだって内田樹さんの考察どおりだろう。
わたしたちは安易にウェブで意思意見立場を表明することがあってはならない。
地球はまったく狭くなった。
音楽をレビューすることは無効になったという。まったくそうである。しかし、身近なだれかのリアルタイムの声がワタシを夢見させてしまう広さはどこまでもあこがれのように手の届かないかのようにはるかな気がする。
2011年07月11日(月) |
ガリガリ君の梨を食べたら、「1本当たり」 |
このところ長女が職場のストレスでまいっていたので心配していたが、久しぶりに元気な声がきけてうれしい週末だった。
新しい職場ではみんなが助け合っていて、それぞれが持っている特徴や能力差や習熟度はあるけれどみんなががんばっていてサポートしあっている身動きが楽しくて、こういうのが働くってことだよね、おとーちゃん、と、言うむすめの言葉になけた。
高速道路のなかで、ミスチルがききたいというので、震災のあと作曲された「かぞえうた」をかけた。「うーん、これは、なにをかぞえているのかなー」「震災を受けて作られた曲なんだそう」「じゃあ、かぞえているのはやっぱり遺体かなあ、ひとつふたつてかぞえるのは」という、歌詞解釈がとびだして、「なにをかぞえよう、ひとつふたつ、くらやみで、キミを見つけた、歌、なのかー」と大笑いした。
大笑いしたのはどれくらいぶりだろう。
彼女は精神に傷を負っている。おれの観点では職場での無視でありいじめであり、本人の責任はゼロではないにせよ、業務上の受傷であり、会社の責任は重い。友人がストレスで2年ちかく休職して快復を待っているが、どこの企業も対応には細心の注意を払う。もし訴訟に出られればそれだけで企業にはダメージだ。今のところわたしは静観しているけれど。
タガララジオ22■
この月曜は朝から暑い!いまガリガリ君の梨を食べたら、「1本当たり」の棒が出た。
当たりがでたのはどれくらいぶりだろう。
2011年07月08日(金) |
あしたは橋爪2管トリオ!世界初のお目見えだぜ! |
世界初かどうか、厳密には知らんが、おれにはそんな風情だ。
旅行記は書かれなければその地方は存在しない。 益子博之さんのダウンタウン工程表を見るだけで、そこには生き生きとした現代ジャズシーンがあることがうかがえるし、わたしの日常は飛躍する。
さて、明日は益子博之プロデュースシリーズ「tactile sounds」vol.3である。 ■
2011年 7月 9日(土) open 14:30/start 15:00 ¥2,800(including 1 drink) 橋爪亮督 - tenor & soprano saxophones かみむら泰一 - tenor & soprano saxophones 佐藤浩一 - piano
「ただの2サックスやないで。 マーク・ターナーのことも、クリス・スピードのことも、アウフヘーベンしている世代のトッププレイヤーなのやで。」 こえを大にして言いたい。
ああ。わくわく。
2011年07月07日(木) |
凶悪な兄貴たちが帰ってきた。 |
凶悪な兄貴たちが帰ってきた。
震災以来、欠品となっていたロングピースと500ml缶コーラが復活したのだ。
使用している携帯PCの動きが加速度的に悪くなってしまい、メールもタガララジオ原稿書きも、とにかく変換・確定がたどたどしいし、もとよりYou Tubeを快適に聴けないものであるし、同僚が持っているスマートフォンをみて、PCもケータイも解約してスマホだけにしようと思うのだ。
そうするとタガララジオとか書いてはいられないだろう。テキストファイルを作成する入力する指の動きを新しく習熟しなければならないし。だいたい入力するテキストファイルの画面表示が変わるだけで文体が変わるおれなのだし。スマホの中で編集CDR状態、しかもYou Tube音源ばりばり入り、なんて想像するだけでわくわくしてくる。CDをさらに買わなくなるかもしれない。Face Bookともだちと日々を過ごすことも加速するかもしれない。
そんな中、福島恵一さんがブログで「わたしにとってのディスクレビュー」■を読んだ。と、同時に月光茶房店主原田正夫さんのブログでは「トラッド、ジャズ、地中海」■という、めくるめく関心のとっかかりに満ちたディスクレビューに目を奪われる。
岡島豊樹編集長時代の「ジャズ批評」誌を福島恵一・北里義之・横井一江、大里俊晴各氏のテキストを目当てに音楽ファンをやっていた。あとミュージックマガジン誌のマーク・ラパポートさんのコラム「じゃずじゃ」。この5にんの発するひかりをたよりに、航海を続ける音楽ファンだった。ひかりのあたらない音盤へ漂流し遭難しかけることも、灯台があるがゆえの勇敢な愉しみにもなり得た。音楽友だちができるきっかけにも、アーティスト名よりもなった。このヴィジョンを共有する音楽ファンはぼくとちょっと下の世代にはとても多い。
まったくもってその雑誌の社長というのは犯罪的なもんではないだろうか!編集者の風上にも川下にも置けない狼藉である。
ダウンタウンから益子博之さんも帰ってきた。今月24日の音盤茶会■の曲目ラインナップ原案が届いた。まじ、未知との遭遇だらけ、だし、おののくような益子セレクトが並んでいる。
長女とひさしぶりに話した。あした1じかん蛇骨湯デートをしようということになった。いいことがあると曇り空もかがやいて見える。
凶悪な兄貴たちが帰ってきた。
2011年07月06日(水) |
(倍音浴2 7月16日の予定) |
Alchemy YOGA:動的瞑想 VOL.5 in 観蔵院 ■
マンダラを見られるだけでも価値アリな気になっているおいら。
2011年07月01日(金) |
「益子博之=多田雅範 四谷音盤茶会 vol. 02 」(タダマス2)のお知らせ |
「益子博之=多田雅範 四谷音盤茶会 vol. 02 」(■)のお知らせ。
7月24日(日) 18時開場18時30分開始〜21時終了予定 会場:喫茶茶会記
現代ジャズの見取り図は、前回冒頭(■)で読み取れるように日本のジャーナリズムでは察知することすらできない。
そもそも現代ジャズとはナンなのか、が、まだ語られていないのではないか?・・・いや、音楽批評を掲げる益子博之さんはこれまでも20数回におよぶ音盤レクチャーのたびに語っているはず。おれの存在は・・・記憶力と思考力のCPU不備のまま、すげー演奏にはいち早くすげーと反応だけはできるぞ!という根拠なき自信、金のたぬきの属性そのまま、現代ジャズのガイガーカウンターなのである。
批評ユニット「タダマス」ふたたび。現代ジャズリスナーの薩長同盟。4月に続いて2回目の音盤茶会を実施します。福島恵一さんの批評(「タダマス」の船出■)によって見出された勇気「おれたちには聴きたい音楽がある」(■)のでございます。
このリスニングセッションのゲストはギタリスト・市野元彦さん、ご自身も秀逸な作曲家でありつつ、ポール・モチアンのコンポジションにリスペクトを示す才能だ。
以上タガララジオ22冒頭原稿より。
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